きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

檀ちゃん、お見送り

2005年08月14日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
「ユカリューシャ」終了後、すぐに日比谷へ。
19時半頃着いたけど、終演自体が20時ぐらいで、
退団者の皆さんが出てきたのは20時半過ぎでした。
お見送りの人もたくさんいて、すごく蒸し暑かったです。
檀ちゃんは21時過ぎに登場。綺麗、美しい、というより、凛々しい。
私達は入り口近くの所にいたのですが、ちょうどその辺りで、
「今日まで応援いただき有り難うございました」
のようなご挨拶がありました。
ナマ声を聴けてラッキー。
そして、車に乗り込む前。もう一度劇場側に向いて。
みなさ~ん
愛してま~す

と大声で叫んで。
感動しました。
 
 
いままで、ありがとう檀ちゃん。
これからも頑張ってね。
 
 
 
  
 
友へ。
14日に買ったパンダの写真です。

2コマ×4日間も無事終わりました。
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「ユカリューリャ」

2005年08月14日 | バレエ・ダンス
サブタイトルは「斎籐友佳理 平成16年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞記念公演」。よーするに、友佳理さんがお国からなんか賞をいただいたので、みんなでお祝いしましょう!ってコトです。

「ラ・シルフィード」斎籐友佳理、マチュー・ガニオ
 白い世界の真ん中で佇む友佳理さんを見て、あまりの美しさに涙が出てきた。「ラ・シル」は正直なところラコット版よりブルノンヴィル版の方が好きなんだけど、友佳理さんはこっちの方が似合うかなあ。ふわふわと柔らかく飛んで。白い綿毛のよう。透明感もステキ。マチュー君は、脚捌きとかはいいんだけど、ちょっと体力が厳しそう。笑顔で頑張っていたけど、不安定感は拭えず。コールドも気合いが入っていました。ソリストは、もうちょっとかなあ。ちょっと地味。

「パ・ド・カトル」吉岡美佳、井脇幸江、上野水香、小出領子
 意外と各人の個性に差があって、なかなか楽しめました。ただ衣装の色がイヤン。ピンクが濃すぎる。岡田色だわよ。吉岡さんは貫禄タップリ。井脇さんは、踊り自体は優雅なんだけど、ピンクが似合わない。もっと薄いピンクだったらなああ。ニーナの時のようなね。上野さんは上体がちょっと硬めかな。腕の動きとか、やっぱり好みじゃない。小出さんはひたすら可愛い!オーロラが楽しみ。

「カルメン」斎籐友佳理、首藤康之、高岸直樹、後藤晴雄、大島由賀子
濃密な「物語」でしたわ。以前見たときより友佳理さんがパワーアップ。決めポーズとかバシバシ決まってカッコイイ。やっぱり、情熱の国スペインというより松尾嘉代風味ではあるんだけどさ。物語、という点で迫力があったのでコレもアリでしょう。私が思うカルメンの色っぽさとは全然違うんだけど、「男の人生を狂わせる」女ではあるよね。首藤君は、踊りからちょっと遠ざかっていたからどうかしら?と思っていましたが、全然OK。踊りが身体の中に入りきっているというのかなあ。ちょっと動くだけでも、完璧に踊りになっているの。それも「ホセ」としての動きなんだよねえ。ここまで完成度か高いとは思っていなかったわ、ごめんなさい。友佳理さんとの演技もバッチリ。話に引き込まれてしまいました。後藤君と高岸さんは、演技が、もう・・・。どこまで行っちゃうのかしら。大島さんも良かったです。

「スプリング・アンド・フォール」長谷川智佳子、木村和夫 他
背景の色が変わるワリには、踊りのトーンはあまり変わらず、ちょっと単調だったかも。木村さんの生真面目な踊りは作品に合っているのかな?長谷川さんは清楚な雰囲気が良かった。美人ですよね~。前が「情念ドロドロ」な世界だったので、白い世界が際だちました。

「椿姫」斎籐友佳理、マニュエル・ルグリ
演技が噛み合うか心配でしたが、どちらも情熱的で良かったです。友佳理さんの「取り縋る女」は、私はとっても好き好きです。ルグリの、マルグリットを引き留めずにはいられない激情とぶつかりあって、短いけど、これまた「濃い」ドラマでした。最近見たラカッラは身体の線は綺麗なんだけど演技はツボに入らないんだよねえ。泥沼系じゃないからかね。その点、友佳理さんの演技は心臓に直撃するんだよねえ。まあ、斎籐&高岸、モニク&ルグリの方がイイけどさあ、それは言わないお約束よね(言ってるけど)。

アンコール。みんなで前に出てくるとき、井脇さんと吉岡さんが友佳理さんになにか言葉を掛けてました。お二人とも「良かったね~」って顔で微笑みかけていました。マチュー、ルグリ、高岸さんから友佳理さんへ花束贈呈があったし、芸術監督の飯田さんも出てきたし、ほんわかした雰囲気で終わりました。
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