きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ミッション:8ミニッツ」

2011年10月31日 | 映画
*ネタバレ注意!


軍が開発したある「プログラム」。
それは、死んだ人間が残す
「最後の8分間の記憶」の中に入り込めるプログラム。

アフガンでヘリコプターのパイロットをしていた
スティーヴンス大尉は、
テロにより爆破された列車の乗客の意識に入り込む。
テロリストは第二の犯行を予告。
それを未然に防ぐため、
最初の爆破前に、テロリストの情報を探すのだ。

何度も「過去」に戻っては、
失敗し「現在」に戻る。

そのうち、彼は重大なことに気が付く。


過去を変えようと試みるネタは
他にもあったように思います。
でも、話の落ち着き先は
予告にあるような「騙される」ではなく
「そこか!」見たいなかんじでした。

懺悔しますと。
28日夜に一度見に行ったのですが、
過去に行く→爆破→戻る
が何回か繰り返されたので
ちょっとウトウトしちゃいました。
そこが肝心なネタばらしの部分だったので
本日リベンジに行ってきました。
ようやく全部見られました。良かった。
フリーパスがあるからこその技です。

ミッションは、
最初の爆破と第2の爆破の間で、
 ・未来の第2の爆破前に
 ・現在の出来事を変える
ですが、
まあ、実際に運用すれば
過去を変え、ひいては未来を変えることになるわけで。
ミッションの間に微妙に変わっていく過去と
それにつながる現在。
時間はどこに流れていくのか。

8分間しか動けないので
駒は少しずつしか進まない。
ゴールに辿りつけるのか。
ドキドキしつつも。

死ぬ瞬間までに自分はなにをやりたいか
なにを思い残すのか、
などもチラチラ考えたり。
単純な筋なのに、いろいろ考えちゃいます。

すべてスティーヴンスの「夢」と
思うこともできるけど。
未来を変えるため
人々を救うため、
決して希望を捨てようとしない姿は素晴らしい。
自分のためではなく、
他人を救うため、なんだよね。
それを成立させるために
「エリート軍人」の設定なんだろうなあ。

けど、
最後が現実とするならば
彼は一人の人生を奪ったことにもなるんだよね。
彼としては、それでもいいのか。
他人として生きていくことや
他人の犠牲の上にいることや。
たまには「彼」のことも思い出すのだろうか。
「サンプル・キティ」のカバ夫くんや看護婦さんみたいなかんじ?
(無理矢理繋げてみる)

ジェイク・ギレンホールは
「ブロークバック・マウンテン」やペルシャの王子とも
全く印象が違うエリート軍人。
いろんな表情を持った人なんだな。
グッドウィン大尉役のヴェラ・ファーミガがすごくいい。
制服の美女。
言い淀むときの唇がとてもセクシーだ。
これは絶対大画面で見るべし!

たぶん低予算映画だと思うんだけど。(たぶん)
だからこそ、ネタで勝負できるんだな。
サスペンス・アクションでもあり
密室劇でもある。
オープニングの絵とか、
シカゴ手前の列車の絵とかが
とても綺麗でセンスが良い。
「最後の手紙」の部分も詩的だ。
監督はデヴィッド・ボウイの息子で
今年40歳だとさ!
びっくりだねー。
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まりもちゃんも退団

2011年10月31日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
まりもちゃんの退団が発表されました。
キリヤンと同時退団です。

 → 月組トップ娘役・蒼乃夕妃 退団会見のお知らせ(宝塚歌劇)

同時以外は考えられないけど
やっぱり、正式発表されると寂しいですね。
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シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011「HOPE JAPAN TOUR」Bプロ

2011年10月30日 | バレエ・ダンス
「春の祭典」
振付:モーリス・ベジャール、音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
生贄:長瀬直義
2人のリーダー: 柄本弾、森川茉央
2人の若い男:氷室友、小笠原亮
生贄:吉岡美佳
4人の若い娘:高村順子、西村真由美、佐伯知香、吉川留衣


生命力に欠ける男の生贄と
生命力がありすぎる女の生贄の対比は良いが、
本能の根源的な部分でのガチンコさが足りない。
生=性にはなっていない。
ただの踊りで、衝動までは到達していない。

長瀬くんは、みそっかす風味。
吉岡さんは、他の女性が揺らめく中、不動。
だから両者の輪からはみ出るんだね。

弾くんがエネルギッシュ。
二階堂さんのスタイルが良い。


「リアレイ」
振付:ウィリアム・フォーサイス、音楽:デヴィッド・モロー
シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル


「イン・ザ・ミドル・ サムファット・エレヴェイテッド」を
ポアント無しに焼き直した感じ。
新鮮味は無い。
振付家の発想力もダンサーの体力と同じように下降するのか?
晩年も新しい作品を作り続けたベジャールが偉大すぎるのか。
ギエムの動きが、ひたすら美しい。
ムッルもAプロより断然良い。
動きも存在感も。
単純に二人で「イン・ザ・ミドル・・・」でもいいんだけど。
無理か。


「パーフェクト・コンセプション」
振付:イリ・キリアン
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ、ジョン・ケージ、レスリー・スタック
田中結子、川島麻実子、松下裕次、宮本祐宜


相変わらずわからないけど、
やっぱり最後まで見入っちゃう。
不思議な作品。
みんな初役だと思うけど
動きはスムーズだった。
初演より激しさがある?
田中さんが少年みたいに凛々しい。


「アジュー」(Bye)
振付:マッツ・エック
音楽:ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第32番Op.111 第2楽章
シルヴィ・ギエム


別れを告げる勇気と
そこから一歩踏み出す強さ。
ギエムの祈りが濃縮されていた。
ありがとう、姐さん!

舞台中央の映像と
ギエム本人が入れ替わったりが面白かった。
面白いけど、「奇」ではなく自然だった。
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池袋東武「相棒展」

2011年10月30日 | TV番組など(配信含む)
池袋東武「相棒展」に行ってきました。
紳士服売り場の一角で開催されています。

衣装展示

お二人の衣装


神戸くんの衣装


左から、米沢さん、伊丹さん、角田課長の衣装。

足下に靴もありますが
有村先生のデザイン画はありません。(あたりまえ)

その他、グッズ販売など。
「花の里」のてぬぐいとか。
角田課長のパンダカップは
好評につき830個、すべて完売とか。

あと、神戸くんのシャツとか右京さんのネクタイとか。
開催場所からして、その辺の販売がメインなのかな。
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「三銃士」

2011年10月29日 | 映画
予告で見たときはトンデモ映画かと思っていたけど、
飛行船が出てきたり、
アクションがイマドキ風だったり
脇は派手だけど、
大筋はオーソドックスな冒険活劇映画でした。
「王妃の首飾り」を下敷きにして、
ザッツ王道、まっしぐら。
作った人の、原作への愛が感じられるけど、
その愛はとても真っ直ぐで、
ヘンな新解釈とか
自分ならでは!の
妙な場面が無いのが良い。
馬鹿映画でないのが嬉しいような残念なような。

冒頭で三銃士の魅力を見せ、
その後に彼らが銃士隊を去った理由も見せ、
そのあとに本番のチャンバラが来る。
ここまでやってくれとは言わないけど
比べちゃいけないけど、
やっぱり児玉っちは下手クソだな。

時間の関係で2Dを見ました。
公開初日だけどお客さんは少なかったよ。
3Dに行く人が多いんだろうなあ。
初日特典のステッカーを貰いました。

オーリーは、演技自体は下手だけど
こういうクセのある役は似合うかも。
他も適材適所だった。
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「エイリアン&カウボーイ」

2011年10月29日 | 映画
ほんとに、タイトルどおり
エイリアンとカウボーイの話だった。
両者の融合というよりは、
西部劇を作りたい人が
予算が出るネタに無理矢理くっつけた気がする。
それくらい西部劇サイドはみっちり作られていて
エイリアンサイドは「こんなもんかなー」ぐらいだった。

異星人による地球人侵略は、現代だけの話ではなく
西部開拓時代のアメリカでもあった、
ってのは「有り」だと思う。
両者が好きな私としては期待は大きかったんだけど。
なんだか。
ものすごく微妙。
もっと「馬鹿」に徹してくれれば
「B級娯楽作」になれるのに。
いまいちシリアス部分が多すぎて
スカっとしないんだな。
たぶん、ヒュー・ジャックマンとかが主役なら
吹っ切れた作品になったと思う。
このテの映画の真ん中に持って来るには
ダニエル・クレイグは知的過ぎる。
勿体ない。
いろんな意味で。
当初の予定ではロバート・ダウニー・Jr.が
主演予定だったけどスケジュールの都合で降板、
そのためクレイグが主演することになった、
と、どこかで読んだ。
予定通りなら痛快さが増したのかな?

ハリソン・フォードは、
どっちかというと爺さんに近くて。
出始めは「尊大な悪人」と思われたけど
徐々にそうではない部分が出てくる美味しい役。
こういう単純な役でも的確に演じる彼はステキだ。

ヒロインが、誰かに似ている気がするんだけど思い出せない。
月影グンちゃんかなあ。
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「がんばれ!ベアーズ」(第二回午前十時の映画祭 青の50本)

2011年10月29日 | 映画
私はTVシリーズの方が馴染み深いんだけど
映画版も良かった!
子供の頃は、ビゼーの「カルメン」はオペラ曲じゃなくて
「ベアーズの曲」って思ってたなあ。
映画版を初めて見たのは、たぶんアマンダより年下の頃。
今はたぶん、バターメイカーより年上。
あれくらいの年齢の女の子が
大人に対して名字を呼び捨てにするのが
とってもとっても新鮮だった。

男の子の中に女の子が一人、って
男の子と対等、あるいはそれ以上ってことだった。
だからこそ、憧れたんだよね。
いまだとそのシチュエーションは
ただの逆ハーレムだけど。

いま見てもケリーがカッコイイ。
子供なんだけど。
アキラなんだけど。
なんかのツボを押されてしまう。
コメント (2)
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東宝版「エリザベート」(2012年)のシシィ役はおさあさ

2011年10月29日 | 宝塚版以外の「エリザベート」
ずいぶん前からネットでは噂になっていましたが
東宝から正式発表がありました。
来年の「エリザベート」のシシィ役は
春野寿美礼と瀬奈じゅんのダブルキャストです。

プロモーション映像も公開されました。



思っていたよりは
おさちゃんの女性役は合う・・かな・・・・

おさあさ二人してTCAのイベントで
アフロを被っていたのが
つい昨日のことに思えるんだけどねえ。

トート役は誰かな。
山口さんは来るよね。
今度こそルキーニはWにして欲しい。
だからと言って、弟じゃ困るけど。

おさあさで、トートとエリザをWとか。どうでしょうか。
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「BOYZ BALLET FANTASY」

2011年10月26日 | バレエ・ダンス
朝日新聞のサイトで拾ったあらすじ


 舞台は、少し張り詰めた雰囲気のバレエの稽古場から始まる。そこへダンサーたちが集まりレッスンが始まる。レッスン後、バレエの練習に行き詰まり、1人稽古場に残ったアダム(中河内雅貴)のもとに天使(宮下龍之介)の声が響き、天空の女神ミューズ(右の愛/桐生園加、左の夢/舞城のどか)があらわれる。その後、様々なダンスが集まったパーティーの場面などが繰り広げられる予定だ。


バレエの稽古場。
バーレッスンの後、
夢の中に入っていくダンサー。

という筋自体は、
グルジア・バレエ団の「白鳥の湖」(ファジェーチェフ版)も同じだけど
まあ、内容はまったく・・・
(ファジェーチェフ版は、
 コールドが予算的に揃えられない苦肉の策だしね)

「様々なダンスの場面」のメリハリはなく
なんとなく場面が流れていく。
いろんなジャンルのダンサーがいるのなら
もっとはっきり場面を区切れば見やすかったかも。
タップの場面、ヒップホップの場面、ジャズの場面、などなどに。
そうではないので、漫然と
「バレエっぽい動き」が続くだけ。
細かいストーリーはいらないかもしれないけれど
2幕分を連ねる「筋」はもっと強く欲しいね。

この作品の目的が良くわからない。
イケメンにダンスを踊らせるのが主体なのかな。
(たぶんそうなんだろうなあ)
バレエ、が主体ではないよね。
バレエ公演を見慣れていると
踊りがすべて中途半端。
「白鳥」の「スペインの踊り」なんか
とてもとても簡略化されている。
もっと違う振付にすれば感想も違うんだろうけど
「バレエっぽい」だけに、
劣化しているとしか思えない。
特に、私の頭の中には
木村&後藤とか
A.マラーホフ&リャブコフとか
N.クリギン&オマールとかが
刻み込まれているんで
どうしても比較しちゃうんだよねー。


逆に、バレエ音楽で
タップやヒップホップを踊るのは面白かった。
あまり見ない分野なので素直に楽しめた。
どちらのダンサーも踊りにキレがあった。


ギエム姐さんが「ボレロ」をひっさげて
全国巡業をしようってときに
「ボレロ」をどうにかしようとするなんて、
チャレンジャーだな。
男性による「白鳥の湖」はAMPを見てるし
(トロカデロも見てるし)
「瀕死の白鳥」もコルプやマラーホフで見てるし。
いまさら、な踊りが多かったなあ。
出演者のファンなら、もっと違った見方ができるのかな?
彼らの個性がいまいち私には伝わらないので
「本格的なバレエかどうかなんて関係ない!」
ってテンションまで行けないんだよね。


若い子達は、踊れなくはない。
技術はある。と思う。
けど、やっぱり本職じゃないから。
軸のブレや身体に無理な力が入ったところが目立つんで
あくまでも「バレエっぽい踊り」になっちゃう。
足が上がる、回れる、と
バレエで飯を食うは全く違う。
その点、西島さんは段違いだった。
存在感も、空間の使い方も。
回る、だけじゃなくて、
回ることによってなにを表すのか。
若い子達にはそれは無かった。
そもそも演出や振付にそういう思想は無さそうだけど。
それにしても、(バレエという面での)プロと、
そうじゃない人の差が明らかだった。

西島さんがボイトレして芝居の稽古をしたら
ミュージカルの舞台でも・・・と友に言ったら
「いや、彼の歌は・・・」と言われちゃった。
シモーヌや加藤さんや松島さんは例外なの?
演技力はあると思うんだよなー。
以前見たフランツともジルとも全く違う雰囲気だし。
台詞が入ったらどうかはわからないけどさ。


園加ちゃんも、段違いで華やかだった。
ヅカでは小柄な方かと思っていたけど
肩幅もあり大柄だった。
いまどきの若い男の子は華奢だしね。
「ボレロ」の時のソフト帽付きは良かったけど
途中の女性役はあんまり合わなかった。
もうちょっと衣装の工夫が有れば違うのかなあ。

みほちゃんは踊れる方だけど、
もう「先生」の踊りだな。
最前線の踊りじゃなくて。


歌の彼も謎だったなあ。
園加ちゃんがメインボーカルになるより良いけど。
いろんな「大人の事情」があるんだろうなあ。


まあ、なんだ。
サイトーくん
ごめん

昨日はひどいこと書いて、ごめん。
「他者に提供する作品」を作るのって
とても大変で難しいことなんだね。
ヅカって、なんのかんの言っても
一定以上のレベルはあるんだなあ。
児玉っちは除くけど。


週末のハルサイで口直しだわ。
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「仮面の男/ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」宝塚雪組

2011年10月25日 | 宝塚(雪組)


もう、
最低でした。

ムラで上演されたときから
いろいろ噂がありました。
そのうえ、機関誌「歌劇」で
理事長が
「皆様のお叱りを受け、東京版は手直しします」と
コメントを出し、
通常市販DVDの収録はムラなのに
今回に限っては東京で手直し版を収録。
異例続きだというのに、
それでもできあがった作品は、
最低・最悪
傑作・凡作・駄作が入り混じるのは
宝塚の特色です。
新作主義だからなにが来るかわからない楽しみとか
駄作があるからこそ傑作のありがたみが増すとか
それこそが魅力の一つになっています。
だから、駄作があること自体は、いいんです。
今までも、個人的な駄作認定作品はありました。
しかし!
それは「プロが作った駄作」です。
今回は「素人が作った駄作」。
それくらいひどい。
まず、話が通っていない。
なにが書きたいのかわからない。

いくつかの場面はあるけど
それが上手く繋がっていない。
唐突に「次の場面」がやってくる。
芝居で見せなきゃいけないところが
(ルイとフィリップの入れ替わりとか)
舞台がゴチャゴチャしすぎていて
わかりづらい。
肝心な「気持ち」は、
いきなりの説明台詞だけ。

組子も殆ど活かしていない。
キムちゃんの2役以外、
表現したいことが見えてこない。
ルイーズはフィリップとどういう関係なのか。
(娘1だから通常は恋仲となるのだが
 その過程がまったくないし、
 そんな仲にも見えない)
三銃士はただの酒好きのマヌケにしか見えない。
ダルタニアンはよくわからん人で
唐突に説明台詞を吐いて豹変する。
その他の人々は、どういう人なのかさっぱりわからん。
「役」を動かし切れていない。

なのに!
不必要・不快な場面が多すぎる。
「よくわかる世界史」こそ混乱の元。
アントワネットとジャンヌ・ダルクと水戸黄門が出て
なにを説明したいのか。
「ルイ14世の時代」でいいじゃないか。
客の意識を攪乱させるのが目的なのか。
受けを狙ったつもりなんだろうけど
水戸黄門が出たときの客席の寒さったらなかったよ。
無銭飲食の場面はいるのか。
(元)三銃士は、なぜそこまで金がないのか。
そして堂々と罪を犯すのか。
なんでそれをH2$の音楽でやるのか。

ルイの悪い面を描かないと
フィリップの善良さが描けないのはわかるけど
前半にあんなに時間を割く必要があるのか。

書き出したらきりがない。
思い出したくもないのでこれ以上書きたくない。

私の払った入場料の一部が
児玉っちの給料の一部になるかと思うと気分が悪い。
早いところ辞めさせて欲しい。
これを一回見るのなら
「暁のローマ」や「ジャジーな妖精たち」を
百回見る方がマシ。

1階席はどうかわからないけど
2階のS席は2割弱の入り。
A席は半分弱ぐらい?
B席はほぼ埋まっていました。
A席は、ショーからはやや人が増えたかな。
動員で客の不満を伝えられたらいいなあ。

出演者がすごく頑張っているのが
とても痛々しい。
通わなきゃいけないファンがお気の毒。
正直なところ、
うちじゃなくて
良かったよ!


路線と別格が微妙に入り混じり
なんだかよくわからない組子陣ですが、
きんぐは普通に上手い。
彩凪翔は、技術面はまだまだだけど
芝居心がありそうな印象。


ショーは、サイトーくんらしい
馬鹿馬鹿しく意味不明。
前の芝居が最低すぎるので
かなり下駄を履かせてもらっているな、って印象。
他の芝居との組み合わせだったらどうなっていたか。
特にベトナム戦争は、???の連続。
オープニングと階段の処の衣装は新調?
そのためか、着回しがメチャ多い。
涼風さん仕様のパックもいたし、
リカちゃんが「火の鳥」で着たカエル衣装もあった。

歌が全般的に弱い。
意味不明なサイトー歌詞なのに
その歌詞が聴き取りづらくて
私の頭の中は大カオス。
キム・ミミ・まっつ・ひろみ・コマが地味め。
華やかな、ちぎ・キタ・あゆは歌がヤバイ。
バランスが悪いかも。

ミミちゃんのアリスは、メチャ可愛い。
「戦隊」場面はツボった。
サイトーめ、やっぱ、同類だわ!

階段の降りる順番も謎だったな。
キタロウが3番手格で降りていたような。
パレードはまっつの下(外)だったけど。
あの役だとそうなるしかないんだろうけど。


もう1枚チケットがあるけど
芝居はパスします。たぶん。


公演デザート
「ジューシー・スリー」


劇中で活躍する三銃士をモチーフにした、
秋を代表するジューシーな三つの果物、
栗(マロンホイップ)、芋(紫いもモンブラン、さつまいもケーキ)、
りんご(リンゴピューレ)が、主役の仮面を力強く支えている
イメージのデザートです。


友蔵さんにしか見えない仮面は
ビターチョコレートでした。
「全部乗せ」系だけど、美味しかったよ!


追記
某所に感想を読みに行ったら、
ムラで見た人の評判がとても良かった。
ムラ版はどんだけひどかったんだ・・・。
東京版初見だと最悪でしかないのに。。。
コメント (3)
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キリヤン退団

2011年10月24日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
キリヤンの退団が発表されました。

 → 月組トップスター・霧矢大夢 退団会見のお知らせ(宝塚歌劇)


寂しいけど・・・
DC、全ツを入れると主演8本。
 ・紫子(ゆかりこ)
 ・THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)
 ・ジプシー男爵
 ・STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)
 ・バラの国の王子
 ・アルジェの男
 ・我が愛は山の彼方に
 ・エドワード8世
少なくないよね。
(リカちゃんは6本です)
主演「8」本とエドワード「8」世を
かけてる、ってことはないよね。


問題は、
まりもの去就、
次期トップ、
同時退団は誰か、
ですね。
ドキドキ。


それよりも重大な疑問が!
フィンチの
ぬいぐるみは
出るんでしょうか

出して欲しいなあ・・・
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「ワイルド・スピード MEGA MAX」

2011年10月23日 | 映画
シリーズ5作目らしい。
前作はまったく見ていませんが
独立した作品として楽しめました。
追いつ追われつとか
大金強奪作戦とか。
とても面白かったよ!!
「頭文字D」ぐらい車ネタ中心なのかなあ、
と思っていたら
ハゲマッチョの肉弾戦も盛りだくさんでした。
うひょひょ
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「幸せパズル」

2011年10月23日 | 映画
平凡主婦が
意外な才能を発揮し、
栄光を手にするものの、
主婦の世界に戻り、
でも、今までの生活からは一歩踏み出す。

ある意味、王道ストーリー。
予告で見るほど新鮮味はなかった。
アルゼンチン映画のせいなのか
話運びのテンポが独特。
好きってほどじゃないけど嫌いじゃないわ。

自分の誕生日パーティーなのに
料理は自分、配膳も片付けも自分。
夫や息子って、妻や母親を
無料家政婦扱いで
料理も洗濯も自動的に仕上がっていて当然と思う。
それって万国共通なんだなあ。
ちぇっ!

アルゼンチンには、あんなに金持ちで
都合の良い紳士がいるんだなあ。
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『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン

2011年10月23日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
上演25周年記念のコンサートを全世界にネット配信。
今回はそれの映画館上映版。

コンサートといっても歌だけではなく
来日版エリザコンのように、ロイヤル・アルバート・ホールで
衣装&芝居&踊り付き、セット無しでほぼフルバージョン。
電光掲示板を使った背景はありました。
とてもとても迫力がありました!!!


上演前にびっくりしたのは、
ロイヤル・アルバート・ホールの席数!
何人入るんだ!
調べてみたら7000名らしい。
そりゃ、ドームや武道館よりは少ないけど。
東京文化会館3つ分ぐらいだわよ。

舞台自体はそれほど広くないのかな?
客席が広すぎて、相対的にそう見えるだけ?


こうした映像だと、
役者の細かい演技を見ることができて面白い。
四季版を見るときは後ろが多いので
この映像で初めて(演出意図等が)わかった場面とかもあった。
「ドン・ファン」のところの官能的な芝居は
劇中劇であって、とか。

全般的に、四季版よりこっちの方が
激しくて、情熱的。
四季版はおとなしいんだな。
それが、四季移行時の現地版がそうだったのか
浅利さんの意向なのか、
日本人気質がそうなのかは不明。
私はこちらの方が好みだけど
でもきっと、日本人の役者がそれをやったら
似合わないんだろうなあ。

役者はみんな、声が出る。
高い声も出ている。

ラウル役の人が
なんとなくヒュー・ジャックマンに似てた。
演技的には○ちゃんに近いかしら。
怪人とクリスのキスでは
顔を背けて欲しかったわ~。

ラウルのロープを切るところ、
村さんは飛び上がっていたよなー、
とか、どーでもいいことを
チラチラ思い出す。

ハンニバル等で踊っていた人は
絶対役者じゃなくてバレエダンサーだよなー、
と思っていたら、やっぱりそうだった。
英国ロイヤルのポルーニンだった。


芝居終了後は、ウェーバー氏の挨拶、
歴代ファントムとサラの登場。
サラとファントム4人の歌もあり。
4人中の1人、
いちばん若くていちばんイケメンだけは
オペラ系歌唱ではなかった。
キヨミチが怪人になったら
こんなふうな歌になるのかなあ。


【主な配役】
オペラ座の怪人: ラミン・カリムルー
クリスティーヌ: シエラ・ボーゲス
ラウル・シャヌイ子爵: ヘイドリー・フレイザー
隷頭(ハンニバル)/羊飼い(イル・ムート): セルゲイ・ポルーニン
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Rock'n Roll Closet Vol.10(イベント出演)

2011年10月22日 | 小山卓治




とりあえずセットリスト

夕陽に泣きたい
NY NY
クリスタルレインドロップ
こわれた自転車
はるかな故郷(ピアノ)
種の歌(生声)
天国のドアノブ

きっちり40分
客席にスマイリー
コメント (2)
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