きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

サザクロIII とか

2006年03月31日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
おそらく某所の「思い切って北村一輝に松田賢二つけますよ」の
語源となったと思われる(違っていたらゴメン)「Rodeo Drive -ロデオドライブ-」が
友人から回ってきたというのに
それを放って、「TCA 在庫一掃半額セール」で購入したビデオを
チラチラ見ています。
(友よ、すまんね。あなたへの××作業も兼ねているので許しておくれ)

買ったのは
「RIKA」(ディナーショー)
「蝶・恋/サザクロ3」(全ツ)
「なみだ橋えがお橋」
の、3本。
「血と砂」は抽選落ちでした 

で、サザクロ3を見て。
これの見どころは、なんといってもアレでしょう。
カノチカの乳
・・・・・じゃなくって、
「限りなく別格仕様の2番手」のケロですね。
これの「裏」が日生の「雨に唄えば」で、
とうこちゃんとまとぶんが不在だったので
番手は

 ワタル-ケロ-すずみん

に、なっています。
一応路線だけれど、さすがに2番手格はどうよ(学年的にも)で
すずみんを単独2番手にはできないけれど、
さりとて、ケロの単独2番手もアレよね、と
劇団は悩んだのでしょう。
パレード的にはケロが2番手、
でも、一部の2番手ポジションはすずみんへ、と
微妙に分け合っています。
ケロが、2.25番手
すずみんが、2.75番手
と、いったところでしょうか。
おかげで(?)、「パタゴニア」のベルナルドが組長、など、
珍しい配役も見られます。
ありがたいことです。

ケロはモスキートとか、クラプキとか。
そして
黒塗りで
黒燕尾服で
タンゴ

いいなあ
ワタル君とのデュエットの場面もあります。
なんか、泣けてくる。
こんなに好きだったとはなあ・・・。
まさしく「成仏できてない」状態。
  ↑うまい言葉だよなあ。
ゆらさんは成仏できるように頑張ろう!
と改めて誓う。
思いが残るのは辛いわ。

この作品は、ワタル君のプレお披露目なんですが、
そんなことをカンジさせないくらい、
ワタル君は堂々としています。
客席降りも、余裕がありまくり。
カッコイイ!!
私も見に行ったのよねえ、さいたまに。

  その時の感想

そういえば、さいたま市の友人から
「あのホールには、あんな強烈なライトは無いはずだよ。
 宝塚の持ち込み?」
って言われたなあ。
確かに、あんな強い光のライトは、普通の会館の標準装備じゃないよな。
それでもビデオデ見る限りは、本公演より光が弱そうだけど。

返り咲きで心配していた檀きっきも、
外部出演等で鍛えられたのか
ものすごく堂々としていました。
ワタル君と並び、二人揃った姿は
無敵ってカンジ。
楽しい公演だったなあ・・・。

んで、やっぱり
カノチカの乳に目を奪われる。
眼福。

ワタル君が去ると、いわゆる「攻」系のトップが
当面いなくなりますね。
「受」か「ナルシスト」かの、どちらかだけになる。
ちょっと寂しい。
こういう、体格の良いトップさんの誕生って、
次はいつかしら。

「RIKA」は、出だしから
  ・客をイジるリカちゃん
  ・喜んでイジられている客
が見られます。
みんなテンション高いな~~、と
楽しんで見られるのは、収録が大阪の方だから。
東京だったら自分が写っていたかもしれないのよね。
あぶない、あぶない。
東京はパレスホテルでした。
なぜだか、サーモンのオリーブオイル焼きが記憶に残っている。
リカちゃんって、ここで「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」を
歌っていたんだね。
後年、舞台で歌うことになるとは思わなかったよね。
本人も、客も。
「STAY」も、こんなに引っ張られることになろうとは。
「黒い瞳」の「橇の歌」は、ほっくんが助演。
マミちゃんほどの迫力はないけれど
マミちゃんより歌詞がわかりやすい(笑)
たまこもいる。
たまこが辞めるとはなあ・・・。
めおちゃんも花組へ行っちゃうし、
ほっくんも宙組へ行っちゃうし、
これの出演者はみんな月組から去っちゃうのね。
寂しいわ。

今晩は「なみだ橋」まで行けるかなあ。


あ、ケロで思い出した。
松田さんの公式に
「偽りの花園」仕様のお坊ちゃんテイストの
松田さんの写真がアップされています。
役者さんって化けるよねえ。
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夏河ゆら 退団

2006年03月30日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
公式より



2006/03/30
月組 退団者のお知らせ

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。


(月組)
 
 夏河ゆら
 
 椎名 葵 


      2006年8月20日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団



あああああああああっっっっっ!!!!
ゆらさんが、
ゆらさんが、、、
いなくなる日が
来るなんて~~っ

そりゃあ、いつか来る日だとは思っていたけどさ!
実際に来ると寂しいよね。
考えてみれば、同期の轟さんが客演するんだもんねえ。
同期に見送られて退団かあ。。。

噂されていたたまこちゃんも退団です。
ああ、寂しい・・・。


退団者のプロフィール読み上げって、誰がするのかな?
たまこちゃんの分はゆらさんが読むのだろうか。
もしかして、ゆらさんも、自分の分は自分で読むのだろうか。
あってもおかしくないけれど、やっぱ副組長のエリちゃんかな。
そして、、、、、
補充がなければ、エリちゃん組長にマチオが副組長?
ぎょへぇーーーーーーっ!

と思って学年表を見たら、
エリちゃん、マチオの次はゆーひだよ。
まだまだ若いと思っていたのにねえ。。。

ゆらさんへの同期のお花、轟さん以外にも
マミちゃんとかが来ないかしら・・・。
いや、それよりも、退団後は
マミちゃんのコンサートに出て貰うとか
リカちゃんのコンサートに出て貰うとか・・・。
 
 
「暁のローマ」の配役も出ました。
カエサル:轟 悠
ブルータス:瀬奈じゅん
ポルキア:彩乃かなみ(ブルータスの妻)

カエサルの愛人にしてブルータスの母は
エリちゃん。
またまた女役です。色っぽい系かしら???
クレオパトラはあいあいでした。
たまこのカルプルニアはカエサルの妻だそうだ。轟さんの妻。
香盤表にマチオの名前はないのは何故だ? 
マチオが組替え等で月組から去り、
路線のゆうひを飛ばせば、
次は越リュウなんだが・・・。
まあ、越リュウまで下がるようなら、
星組の上級生を分解するだろうなあ。
個人的には朝峰さんが好きなんだけど、
星組には必要な人だろうからなあ。
無理だろうなあ。
・・・
・・・
・・・・。
専科からチャルさん降臨でも良いぞよ。

いまになって気付いた。
ひらの名前もない・・・。どーなってるんだーーー。
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「ガイズ」のDVDを発見し・・・

2006年03月29日 | ヲタク話(腐女子系ネタ多し)
「ガイズ」のDVDは、思いもよらないところにありましたが、
無事発見できました。
昨晩のことです。
で、観て。
「初めての恋」は、やっぱ、ヒビ×アスだよな~~、と。

  → 元記事はココとかココとか 

歌詞だけでなく、ここの動きも二人でやって欲しいねえ。
「この思い~」のところで、右手を振るわせて欲しい。
ヒビキさんに。(細川さんに、ではないじょ)
こう、一瞬逃げる明日夢くんとかも、見たいよねえ、、、
と、腐ったことを考えてみる。
ふふふ、どれほど腐っているか
わかる人は少ないから
言いたい放題、言っちゃうぞーーー。
ははははは!

弦師弟は、
こっちじゃなくてハバナ(クバーナ)だよね。
弟子をほっぽいて、鼻の下を伸ばして
酒場のオネエちゃんと踊っちゃう師匠。
いいなあ。。。。
って、これは、どっちかというと、アレだな。
木暮さんに良心回路をいじられちゃったときの師匠だな。うん。
そのまま二人で「私がベルなら」まで行ってもいいな。
「そのおかげで、あなたと会えた」とかさーーーー。
ははは!
これもわかる人は、ほんの少しだろう!!


ああ、それにしても、リカちゃんスカイは素敵だ
(ときどき我に返る)


「ブエノスアイエスの風」の歌詞は、
やっぱり「も」だった。
合っていたわ。


余談。
「腐乱も辞さず」って、
みどりさんに言って欲しいよねえ。
(梅宮さんに、ではないじょ)
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カブトとボウケンジャーの感想(2回分)は休載します

2006年03月29日 | TV番組など(配信含む)
3/19、3/26のカブト&ボウケンジャーの感想は
書く時間がないので休載します。
まだ見てないの。
今日・明日には見ようと思いますが
メモを取る時間は無さそうなので
休載宣言をしておきます。すいません。
4月2日と9日はリアルタイムで見られそうなので
たぶん書けると思います。

と、自分に言い訳。
 

ついでに。
渋江さんと川口さんの今後のスケジュールを確認したかったので
お二人の公式サイトを捜してみましたら・・・。


渋江さんは浦井健治さんと同じ事務所だったのね!
「タキシード仮面繋がり」と冗談で友人と言っていたけど、
本当に事務所的な力で繋がっていたのかも。
もし、そうだとしたら、
「ルドルフ繋がり」も可能かしら?
ルドルフは無理でも、歌が歌えれば東宝系の舞台へ、
って道もあるのかしら?ドキドキ。


川口さんの公式プロフィールに
文学座第37期生
って文字を発見。
いろんな意味で大衝撃。
「いろんな」の内訳はヒミツよ。
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♪ あまりに遠くて 思い出せそうもない

2006年03月28日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
自分の「響鬼」感想を読み返しているうちに
なぜだか「ガイズ」のDVDを見たくなったんだけれど、
思っていた場所になく
(あんなに片づけた自室は再樹海化進行中)
どうしようかと考えて、
そういえば、「今日のつぶやき」に書いたニコラスの台詞が
不確かだったよな、ってのを思い出したので
確認を兼ね、「ブエノスアイレスの風」を見ることにしました。


ニコラスがマルセーロを殴る手順は以下の通り。
(1)頭突き
(2)鳩尾に膝頭を入れる×2回 → マルセーロ倒れる
(3)蹴り → マルセーロ動かなくなる
(4)ダメ押しでもう一度蹴る
(5)胸ぐらを掴んで引き起こし
   さらに顔を殴ろうとするが、
   完全に戦意を喪失したマルセーロの顔を見て思いとどまる。

   ここで、例の台詞です。
  いいか
  迂闊に知らない人間と
  喧嘩をするな。
  所詮、お前はチンピラだ。
  世の中にはなあ、
  お前なんか比べようもないほど
  修羅場をくぐった人間が
  ゴロゴロしているんだ。
  生きていられるだけ幸せと思え。
  わかったかよ。


(6)「行けよ」倒れているマルセーロの腹を蹴る
(7)「行けったら」再度蹴る

畳み掛けるような連続攻撃ですね。
ちなみに「繋がれた明日」の松田さんヤクザは
主役の子に対し、
殴る、蹴る、殴る×3回、ぐらいでしょうか。
改めてみると、ちゃんと体重を乗せて殴っている(ように見える)。
前に見たときは眼と脳味噌が腐っていたのね。
それでも、やはり、ニコラスの方が容赦ないよね。

これには、先日見たおっちょんも
ビセンテ役で出ています。
ニコラスの元カノの、現婚約者。
ヒゲが似合います。
グレーのスーツも似合います。
タンゴを踊っている姿もカッコイイです。

その他の配役。
 リカルド:樹里ぴょん
 マルセーロ:タニ
 イサベラ:三恵ちゃん
 エバ:コモちゃん
 リリアナ:カノチカ
などなど。
組替えのタニちゃん以外は、みな退団だ。
寂しい・・・・・・・。

このビデオは初演DC版。
私が青年館で見たのは再演版。
組替えによる配役変更があり
 リカルド:エリちゃん
 ビセンテ:ケロ
 マルセーロ:キリヤン
でした。
正直なところ、ナマで見たこの3人の記憶は残っていません。
だって、リカちゃんを見ていたから・・・。
ケロも組替えで来た人だ~~
くらいの印象しかありませんでした。
その後の「螺旋」のベルジェスで大ハマリすることになるとは、
そのときは全然思ってもいませんでした。
青年館千秋楽は、みんなで「シナーマン」だったなあ・・・。

作品本編も好きですが、フィナーレも好きです。
3組のカップルのタンゴに続き、
女役群舞、男役群舞が来て、
全員が組んでタンゴを踊る中、
ニコラスだけが一人で舞台を彷徨う。
カッコイイ。

このフィナーレのタニちゃん。
若い。
けど、男役の型が、ちゃんとできている。
型自体は甘いかもしれないけれど、
「女の子」を思うことはない。
「うちの末っ子」の、密かに誇りに思っている部分なの。

この作品は、私にとってターニング・ポイントでした。
それまでは、ただ「好き~」って程度でした。
宝塚もリカちゃんも。
でもこの作品のビデオを見ていて、ある時、
「こんなに好きになってどうするんだ」と
TVの前に突っ伏して、自分に対して悔し涙を流しました。
そして
「宝塚歌劇団・男役のリカちゃんは
 あと10年も見られるものではない。
 ならば、後悔しないように、金も時間も惜しんじゃいけない。
 できるだけのことをしよう!」
と、思いました。
それからの約5年、金銭的にはとっても辛かったけど(笑)
とっても楽しかったです。幸せでした。
もちろん、いまのリカちゃんも好きなのですが、
あれほど幸せな期間って、今までの人生でも、
そうそうなかったです。
ありがとうリカちゃん。
あなたを見ているだけで幸せでした。
 
 
で、いつもの通り。
妄想配役を考えてみるんだけど。
ホテルでの再会場面なら
 ニコラス:細川さん
 リカルド:松田さん
なんだけど、
リカルドがニコラスの腕の中で死ぬ場面は
 ニコラス:松田さん
 リカルド:川口さん
なのかしら。
「友達が・・・・死んだんだ・・・。
 せっかく、生き残ったのに!」
の、壁を叩くのは、やっぱり松田さんに演って欲しいよね。
でも、女性陣が、どーーーにもならないんだよね。
んでもって、主題歌2番の歌詞

  もしも力尽きて
  命が終わるときは
  二人で朽ち果てよう


が、どこかで使えないか、考えてみたりして。


と書きながらも、記事タイトルの歌詞が
「あまりに遠くて 思い出せそうない」かも、と、ちょっと不安なの。
帰ったらもう一回見ちゃおうかなあ。
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ヒビキと響鬼

2006年03月28日 | 響鬼ネタを含む話
「仮面ライダー響鬼」DVD・8巻の特典映像を見ました。
今回の対談は、栩原君と中村君でした。
当たり前のことではありますが、
中村君は京介のようなイヤミな男の子ではなく、
真面目で常識的な役者さんでした。
明日夢役でオーディションを受けたけれど落ちた。
放映開始後、ずっと「響鬼」を見ていたので、
自分がそこに入っているのが信じられない、
みたいなことを言っていました。
最初の撮影は部活巡り。
緊張で手が震えたので、うまく線が引けなく
インクがいろんなところに落ちてしまった、
とかとか、いろんな話をしていました。
そんなこと、考えられないくらい
TVで見ると「俺様」でしたよね~~。
台詞回しはちょっと平坦でしたが
そんな緊張を感じさせなかったってコトは
演技力はあるんだね~~~~、と、
とっても失礼なことを思ってしまいました。
ごめんなさい。

で。
栩原君が細川さんに言われたことを
中村君に伝える。

  明日夢はヒビキさん(本人)に憧れていて
  京介は響鬼(鬼)に憧れていたんだね

やっぱり、そう思うよね。
若人二人は、いま気が付いたようでしたが。
(栩原君→言われるまで気が付かなかった)
細川さんはちゃんとわかっていたんだ。
日高仁志さんは
 まったく 
わかっていない
ようだったけど

と、放映終了後だけど
赤太字で書きたくなったわ。
(細川さんの演技が悪いのではなく、
 脚本・演出上のミスだと思います)

次巻の対談は松田さんと秋山奈々ちゃんだそうです。
ちょうど朱鬼さんが出てくる巻だよね。

あとは、おやっさんとみどりちゃんが出て。
誰かがもう一回出るのかしら?
弦や管の師弟対談も見たいな~~~~。


ついでなので。
「偽りの花園」ですが、松田さんの出演は3週目からのようですが、
川口さんは1週目から出るかも。
すご録ちゃんが反応しているの。
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オシャレなホテルの写真

2006年03月28日 | その他イロイロ
長野の友人が出張で東京に来ていて、
昨日泊まったホテルがとっても素敵だったというんで
写真を送りつけてきました。
悔しいので載せちゃいます。
三井アーバン銀座ホテルですって!
イタリアのデザイナーがデザインしたんですって!!
「この部屋が、インターネット特価でシングルで13600円です。
 汐留が最寄り駅!」
ぬううううっっ!羨ましいぞ!!



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「ミス 再婚」

2006年03月26日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 高嶺希美【たかね のぞみ】(香寿たつき)はバツイチの臨床心理士。勤務する病院から独立し、クリニックを開いたが、客は来ず閑古鳥が鳴いている。再婚し、仕事を辞めたいと思うが、「世間から『仕事を辞めるに値する男性と再婚した』」と思われたいため、なかなか良い相手と出会えない。妹の礼子(成瀬こうき)と、礼子が経営するレストランのスタッフ俊介(新納慎也)に見守られながら、みのりは3人の男性と出会う。韓国系企業の2代目社長キム・カンミン【=「金に強い民」と書く】(パク・トンハ)、M&Aで財をなす後藤慶太(平澤智)、ギャンブル依存症の君島彰(安崎求)。希美は誰を選ぶのか・・・。

 出演者はたったの6人ですが、自分の役以外でもアンサンブルで出まくりなので、舞台は寂しくありません。歌も踊りもたくさんあって、でも、詰め込みすぎということはなく、あっという間の2時間20分でした。明るくて、テンポの良い作品でした。


 結局、希美は誰を選ぶということはなく、連れ合いによって人生を変えるのではなく、自分の意志で自分の人生を歩もう、と決意する、ってオチでいいのかなあ。辛口、というほど辛口ではないかも。負け犬上等!で良いではないか。他人に寄りかかって人生を変えていくよりはイイのよ、ってコトですよね。ええ、そう思って私たちは一人で生きておりますよ。応援歌、ってほどではないし、自分を肯定してくれている、とは思わないけれど、人間(【女性】ではなく、ね)、頑張って自分の納得のいく人生を送ろうね、というメッセージが込められていたように思います。
 まあ、私などは、その辺にはずっと前から結論を出していたので、ほほぉ~ぐらいの気分で見ていましたが、希美のような女性はたくさんいるんだろうなあ。「世間並み」の人生を送りたい、けれど、なぜだか(明確な理由はないんだけど)「世間並み」になれない、そういった苦しみを背負っている人は多いのかもね。そういう人が見たら、その重荷を降ろせて、身軽に人生を送れるかも。でも、でも、でも!さっさと降ろしちゃった者から、そういう人たちに言いたい。
諦めたら
そこで
終わりですよ

達観して、自分は「コレ(コレ自体はなんでも良い)」に集中して人生を送るので、後は斬り捨てても構わない、と思う物が有れば楽しい人生が待っていますが、なにも持っていないと寂しいだけだと思います。そういう人は、諦めずに「世間並み」を目指した方が良いですよ。「負け犬」からの忠告。

 印象に残った台詞。

結婚しないで一人でいると「独居老人、腐乱死体で発見される!」ってコトになる、って話から、え~と、礼子さんの方だったと思うけど、自分は「誰にも看取られず一人で死んで腐乱した後、死体が発見される」人生でも構わない、と言い切ります。
心に染み入る
言葉です

まあ、結婚していても、連れ合いが先に死ねば腐乱死体コースになることも有ると思いますが。

 たーたんは、不器用に生きるバツイチ女性を好演。つい数年前は渚あきちゃんを床に押し倒していたのにねえ・・・。フェミニンな衣装、特に勝負服が似合わないのも、「本来の自分」と「世間に好ましく思われたい自分を装おう」のギャップだと思うんですが、その似合わなさが良いですわねえ。最後のパンツスーツはピシっと決まっていました。
 退団後初めて見るおっちょんは、マニッシュな女性、という設定なので、ミリタリールックに脚を広げて・・・、というスタイルが多く、とっても格好良かったです。脚が長いな~、綺麗だな~~。ほんのりバニーガールテイストな衣装もあって眼福でした。もともと、歌も踊りも芝居もうまい人なので、そちら方面の不安は一切無かったのですが、改めて見ても、いろいろうまい人ですよねえ。今後の活躍に大期待。
 お目当ての一人のパクさんは、概ね灰色のスーツに黒縁眼鏡。世間慣れしていない堅物のサラリーマンって姿が
可愛いねえ
太った、と言う人もいたけれど、腰は細いんじゃない?顔が大きく見えるから相対的に?台詞のイントネーションは気になるところは無し。ギャグもちゃんと笑いが取れていましたよ。脚をわざとらしく組み替えるところとか。歌詞の中の「ガリガリ棒」は受けた。歌声がね~~、いいのよね~~~。
 俊介役の新納さんは細い。ヒョロヒョロしていて背が高い。そしてピンクがよく似合う!平澤さんや安崎さんの胡散臭さも良かったです。みなさん、狭い舞台の上で動きまくりでしたよね~。ご苦労様でした。。。


 終演後は汐留へ。鼎泰豐で遅めの昼ご飯。それから日テレで「ズーム・イン!」のスタジオを見たり。なかなか楽しかったです。HINAさん、TOMさん、け。ちゃん、ありがとう
コメント (4)
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「シリアナ」

2006年03月25日 | 映画
4つぐらいに別れたパートの話が絡み合いながら進む物語。
らいしんだけど、
全然わからなかった
各パートの、話が把握できないのよ。
いつの話?
アラブの王族って、どの国?
石油会社の合併?
ひとつひとつの話が淡々と、しかも短い時間で切り替わるので
早起きしで寝ぼけた頭には全然理解できませんでした。
イラク戦争はアメリカが仕組んだ、その大陰謀、らしいいんだけど
いやいや、眠くてさっぱり・・・。
大予習をして臨めば理解できたのかな?
でも、大復習をしてもう一回見たいとは思わないなあ。
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「SPIRIT」

2006年03月25日 | 映画
 実在した功夫の達人・霍元甲の物語。20世紀初頭、武闘家の父が勝ち試合であったにも関わらず、対戦相手にとどめを刺さなかったため「負け」と判定された姿を見、「勝つこと」、天津一の武闘家になることを目標に鍛錬する。数々の試合で勝ち、ついには天津で最も強いと言われる泰と戦い、倒し、とどめを刺す。霍が勝利の美酒に酔いしれている頃、泰の息子が霍の母と娘を殺した。絶望した霍は天津を離れ、放浪しているうちに山奥の村の盲目の娘・月慈に助けられる。自然と一緒に暮らす人々と数年過ごすうちに、霍の身体からは「驕り」が消え、本当の強さとは何かを悟るのだった。天津に戻った霍は、欧米の格闘家に中国人格闘家が負け続け、「中国人は病人」と新聞に書かれているのを知る。中国人の誇りを見せるために、霍は、激しく体格の違う欧米人の格闘家と戦うことになる。

 最初は戦いの連続で、ずーっとずーっと格闘が続くのかなあ、と、ちょっとウトウトしたら、悲劇の場面になって、美しい山村風景になって、と、違う場面が来て嬉しかったです。ジェット・リーは、外見(メイクや服)はあまり変わらないのに、台詞や表情で、前半は驕慢な男、後半は泰然とした男、を演じ分けていました。こういう、演技面が見られるとは思っていなかったので、ちょっと嬉しい。アジア人の中に入れば、記憶の中にあるより体格が良かった。肩回りもガッシリしているわ。それだけに白人の格闘家と戦うところは
小猿っぽさが
割り増し

可愛かったです。弁髪は好きじゃないんだけどねえ。弁髪だとサル顔が引き立ち、ナイナイの岡村を老けさせたような顔に見えちゃうよね。まあ、なにかの映画の時のラッパーの姿よりは全然いいけどさ。
 アクションは、手を変え品を変え。素手の時もあれば、剣や三節棍などを手にするときもあり。迫力はあるけれど、う~ん、見せ方がイマイチかなあ。もっと面白く見せられそうだけれど。格闘試合では上記の白人戦が一番面白かった。白人が、最後に霍の勝ちを認めるところが、特に。霍が目指した道、「人を傷つけるために武闘はあるのではない。己と向き合い、己を高めるために技を磨く」、その志の高さを、白人の格闘家も理解したんだなあ、と、思いました。この場面があったので、たんなるアクション映画ではなくなったし、それを表したジェット・リーの演技も見事でした。清廉、っていうのかなあ、そんな表情。
 彼の幼馴染みも、なんやかんやと彼を支えます。すべては中国人の「誇り」のために。獅童くんは、霍の最後の対戦相手。「九鬼神流」。剣と空手?試合前に霍を訪ねるところ、そして試合後の姿に「サムライ」を感じました。アクションは一部吹き替え? 山村の少女が、瑞々しく、印象的でした。



 予告では「ニュー・ワールド」の長めの映像が流れました。クリスチャン・ベールの肩書きが「『アメリカン・サイコ』の」でした。そろそろ変えてくれ~~。だからといって「『大陽の帝国』『マシニスト』の」はイヤだけどさ。
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「チェンジ!(CHANGE!)」

2006年03月25日 | 映画


 売れない若手俳優の俊夫は、幼馴染みの先輩で同じく役者の英明と、切磋琢磨する毎日だったが、英明は世界的なアクション俳優を目指すため、有名格闘家を生み出したスポーツクラブ「X」に入会し、過酷なトレーニングを積む。「X」のメニューをこなすだけで手一杯になっている先輩を不安に思い、俊夫は退会を進めるが、英明は聞き入れない。ある日、俊夫は、行きつけのレストランで働く美希に連れられ「Reash理論」を提唱する廣戸道場を訪ねる。「身体に負担をかけずにストレッチ」「一人一人の身体に適したトレーニングメニュー」で、身体を鍛える俊夫。ついには英明に挑戦することになる。俊夫が勝てば、英明は「X」を退会、負ければ・・・。

 まあ、ハッキリ言って、映画じゃないね。「Reash理論」のプロモーションですなあ。目的を持って自分を変えることも大切だし、「Reash理論」そのものは科学的だと思うのですが、「Reash理論」のメニューをこなすと、モデルの仕事が来たり、映画のオファーが来たり、と、仕事も人生もうまく行く!って描き方で、そりゃないだろう、と思うわなあ。自分を変える→自信を持って生きる、が仕事へ繋がるっていうのは、わからなくもないけれど、デキすぎだよなあ。70分の「映画」なのに、廣戸さんの話しが長い。こっちが中心だよなあ、って気がしちゃうよ、どうしても。舞台挨拶で見た廣戸さんは、ごくごく常識的な整体師さん、って雰囲気なんですが、映画では奉られ過ぎちゃって少々アヤシくなっちゃってます。なんか、勿体ないなあ。「若者の成功物語」って、簡単に作れるように思うけれど、「努力の部分」の映像が少なく、「手段」の映像の方が多いと、「手段」が魔法や万能薬のように見えてしまうんだなあ。難しいものだね。

 高野八誠さんは、ん~、まあ、若かったよ。ヒロイン・美希の東原さん(スタイルがイイ!!)は演技が初めてと言うで、二人の会話は限りなく素人ぽかった。「Reash理論」の説明は、用意された台詞を喋っています、って風情なので、宣伝臭さ倍増でした。松田さんは、頭と終わりに台詞(演技)があって、他は「Reash理論」の対極にある「間違った方法でトレーニングをしている」姿が時々挿入されるくらい。えらそうに後輩に説教する姿は、なんとなく弦師匠。賭の賞品として美希に一晩付き合えと言うあたりはスケベくさくていいのでR。あ、蹴りの姿勢が良かったよ。あんまり状態を反らすことなく足を上げていた。結構、身体能力は高そうだ。全速力で走る場面が多くて、ご苦労様だわ。

 まあ、役者のファンなら一応見ておいてもいいけれど、「映画」を期待すると、魂が抜けます。数秒のアップのためにお金を払ってもいい人は、おススメしないけれど、見ておけば~、ってカンジっす。

 舞台挨拶で。高野さんは、ちょっとボ~ッとした天然系。お菓子の袋を持ちながら出てきたよ。同じヒーローだったのに、松田さんの人気が出てきて悔しい~、みたいなことを、ゆったりとした口調で言っていました。東原さんは、しゃきしゃき喋っていました。頭の回転が早そうです。華やかな人なので、今後経験を積んでくれれば・・・。ちょっと山村紅葉さんに似ている???

 電車がちょっと遅れたこともあり、9時20分頃に着いたら、長蛇の列でビックリ!座れないかもな~~、と思っていましたら、レイトショー「ナイチンゲーロ(舞台挨拶付き)」の並びと混在でしたので、ギリギリ椅子に座ることができました。9時45分受付開始なので、今後行かれる方はご参考に。
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休暇中に

2006年03月24日 | 小山卓治
髪を切ったようだ。

エフエム・クマモト


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チャルさんは・・・

2006年03月24日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
国王役でした。

ミュージカル「リボンの騎士」公式サイト

悪役で見たかったなあ・・・。
歌のソロはあるのかな・・・。
*神様役もやるみたい

公式サイトに巨匠のインタビューが載っている。
薔薇を背負った写真付きだ。おげーーーーっ
キムシンに才能がある、というのは否定しないけど、
ああいう言い方では、他の人に才能がないみたいじゃないか。
まあ、でも、イケコ以外で「商業演劇」を作れるのは
いまのところキムシンだけかもね。
 
 
「幻想水滸伝5」は新女王親征終了。
長いわ~~。
HDDの整理も続行。
だいぶ減りました。
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行きたい映画の予定を立ててみる

2006年03月23日 | その他イロイロ
見たい映画が溜まってきたので
3月25日と4月1日で見てこようと思います。
どーせ、東京に行くんだから、と
両日とも3本見る予定。
起きられればなんだけどね。
なにを見るかはヒミツ

それを考えると「幻想水滸伝5」は夜に進めなければ。
女王親征に対抗する部隊のレベル上げをしようか、というところです。
HDD→DVD作業もあるので、
カブト&ボウケンジャーを見るのは明日の夜かな。。。
溜めないようにしなければと思うんだけど。

時間が無いな~~。
ヒビキDVDの特典映像だけは早めに見ないと!
アリスの招待状」のDVDも来たけど
いつ見られることやら。ああ、ケロ~~~
エンカレの感想は今晩ぐらいかなあ。
ウッカリ、自分で書く前に他の人の感想を読んじゃったんで
いまいちテンションが上がらない。
やっぱ、勢いにあるうちに書かないとダメだなあ~

ついでに、右メニューも少しいじりました。
あくまでも自分用なので
ちょっと不揃いでもご容赦下さいね。
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「ジゼル」斎藤友佳理&フィーリン/東京バレエ団(五反田)

2006年03月22日 | バレエ・ダンス
 19日に神奈川で見たときは、疲労のためか、席が前方過ぎたためか、見ていなかった部分が多かったようで、本日は新発見もアリ。


 フィーリンのアルブレヒト。今日はそれほどアメリカンじゃなかったな。チャラいプレイボーイ系、という印象は同じ。ジゼルを愛していたかは、ちょっと不明だよね。少なくとも1幕の狂乱の場面は、「俺は悪くないじょーーー」状態で、ジゼルが死んだことはショックでも、自分がジゼルを死に至らせたとは思っていなさそうだ。みんなから責め立てられることの方が辛そう。ちょっと新鮮な解釈だ。2幕も、自分の責任、というものが殆ど感じられない。でも、ジゼルが消えたときに、初めて、「愛」というものに思い当たった。ジゼルが自分に向けていてくれた感情に、初めて気が付いた、というのかなあ。1幕では、自分の享楽の一部として存在していたジゼルが、まったく別の人間として存在しており、考え無しの自分を愛していてくれたいたことに、ようやくその時点で気が付いた、と。

 フィーリンのアルブレヒトと、友佳理さんのジゼルは、見た目は「年の差カップル」だった。10代後半の、その年齢にしては幼いジゼル。スカートを広げて座ったときも、わざとではなく、横にアルブレヒトが座りたいと思っていることに、全く気が付いていない。自分の世界は母と友人だけだったところに、アルブレヒトが加わった。現実的な将来などを考えるほど大人ではなく、いまの、この瞬間の幸せだけを楽しんでいる。そんな女の子が、恋をして、恋ゆえに死に、ウィリーとなって甦り、アルブレヒトを守り、なんというのか、「大人になった」んだと思った。逆にアルブレヒトは20代半ばぐらいのイメージ。自分と二人っきりになるより友達と踊りたい、と言われても、それさえも可愛いと思っちゃうような男。でも、なにも知らなかったのは、実は男の方だったんだよなあ。大人で守る立場、だと思っていた彼の方こそ、守られる立場だったんだわ。それを、ジゼルが消えて、初めて理解できた、そんなふうに見えました。

 いままでに観てきた「ジゼル」に比べると、「死」のイメージが薄い舞台でした。「死」よりも、濃密に「生」が感じられる。こういう作り方もあるんだと、目から鱗状態でした。どれが良い・悪いでは、ありませんよね。ルジのように、狂乱の場面からすでに「死」に引き込まれているアルブレヒトも好きだけど、生命力に満ちあふれているフィーリンも、なかなかイイよ。

 友佳理さんのジゼルは、本当に少女。上でも書いたけれど、まだまだ「世界」が狭いのよね。アルブレヒトの「嘘(村に出入りしている言い訳)」も、なんの疑いもなく信じている。花占いの前の、アルブレヒトが愛を誓うところも、「不吉」は感じていない。むしろ、アルブレヒトの強い愛情に驚いているのでは?花占いも、「自分の死を読み取る」のではなく、本当にガッカリ~~~、みたいな、幼い感情。なんというか、世界から「未分化」の状態っていうのかなあ。母に属し、家に属し、アルブレヒトに属し。それが、アルブレヒトを守ったことにより、彼女の魂は消えていくけれど、「個」としての「ジゼル」は確立できたというか。うまく言えないけれど、少女から女性になる物語にも観えました。狂乱の場面で、傷つかない自分の世界に逃げ込もうとしていたのに、アルブレヒトを見て、現実を認識したところが印象的。心臓が止まる直前、ジゼルはアルブレヒトを見たのかしら?

 木村さんのヒラリオンは、大人。でもロリコンじゃないよ(笑)。ジゼルに対しては「保護者」の面もありそうだ。ストーカーの一歩手前だけど、ジゼルのことが好きで好きでたまらないんだろうなあ。ジゼルとの仲も、母親公認、世間も公認。ジゼルは、彼が嫌いと言うよりは、彼との「将来」を、幼い故に、まだまだ思い描けないだけなのかも。そこへ、チャラチャラした都会派の男が来ちゃったんだよなあ。あ、あれだ、谷山浩子の「カントリー・ガール」だな。彼が真実を告げなければなあ・・・。このアルブレヒトなら、いずれ村を去ってバチルドと結婚しただろうに。ジゼルは失恋で心を痛めても、死ぬほどではなかっただろうに。従来なら、彼の「思いやり」がジゼルを死なせてしまうんだけど、今日は「短慮」だったかもね。

 バチルドは浜野さん!ずーと、ずーーーっと、アルブレヒトを見つめているバチルド。先日の井脇さんは、身分違いの娘と遊んで!、みたいな怒り方だったけど、浜野さんは、ただただ、(アルブレヒトが)自分以外の女性に心を奪われたのがショック。単純な怒りではないんだよね。なぜ?なぜそんなことができたの?それを問いたい表情。
それはアルブレヒトが考えなしだからだよ~~
信じていた人に裏切られたんだよねえ。可哀想だわ。公爵様の慰め方は、まあ、男ならこういうこともあるさ、的?

 ミルタは井脇さん。当たり役だけど・・・。今日は、いつもほど、私の好みではなかった。細かい動きを入れすぎているような。背中もあんなに反らせなくてもいいと思うし。あまり動かない方が威厳が出ると思うんだけどなあ。

 ドゥ・ウィリは小出さんと長谷川さん。二人とも空気に溶け込みそう。群舞も「幽玄」を表していました。

 ペザント。男性陣は19日の方が揃っていたと思う。平野さん(たぶん)がワンテンポ早く膝をついた。珍しい。女性陣はどなたも良し。明るい衣装が似合っている。ジゼルの友人は、乾さんの首筋の美しさが印象に残った。

 森田さんのウィリフリードは、ジゼルが「良い子」だと思っていそうだ。たんに主人の行動をいさめるのではなく、主人の考え無しの行動が、純真な村娘を傷つけてしまうことに心を痛めている。「たかが村娘」と斬り捨てていないところが優しい。けれど、主人には伝わらないんだよな~~~。アホやから。(くどういようだけど、フィーリンではなく、フィーリンのアルブレヒトのことだよ!)

 管は時々0.5イブキ。2幕の人魂、上手前方の人魂が最初は火がついていなかったように思います。

 そして!本日のお客様は、皇后陛下!!2幕から入ってこられました。カーテンコールの時、客が舞台に出はなく、客席中央の皇后陛下に向かって拍手する、という、珍しい風景となりました。ユカリューシャ&フィーリン、ごめん。私も皇后陛下に拍手しちゃったよ。終演後、急いで出て「一風堂」に駆け込もうとダッシュしてロビーに出たんだけど、皇后陛下がお通りになるので退場規制がかかっちゃいました。ちょっと時間のロスになったけど、私の目の前をお通りになられました。ラッキーでした。
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