一足お先に見てきました。
フォトセッション中に映像が途切れました。
最後の挨拶前に復活したので、まあ無問題。
アニメ映画としての質は良いと思うけど、
私が見たかった部分は、
ちょっと足りてないかな。
私が思っていた時系列は違うようなので
公開前に3期を見直すかなあ。
舞台挨拶の監督談。
「宜野座さんの髪型を変えるのは、
(シリーズ中の)いつの話かすぐわかるために。」
それはみんなわかっていると思います。
今回の髷の理由が知りたいところなんですが。
まあ、ヅカトートのように、
バリエーションが少なくなったからだと思いますが。
髭で差別化じゃないだけいいか。
宜野座さんは1期終わりからの様々な体験で変わっていき、
世界を放浪していた狡噛さんの本質は変わらないので髪型も、
とか、いちおうそんな理屈はあるんだろうね。
ネタバレ禁止なのでこの辺で。
「3期はなんだったんだろう」が、正直な感想です。
めも。
プンプン
ガミガミ
詳しくは公開後に追記します。
【追記】
公開初日を迎えたので、この日見た感想を追記します。
完成披露上映会で「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」を見て、
第一に思ったこと。
4期がないと納得できない
先に言っておくと、アニメ映画としての質は良いと思います。
FIのような作画が崩れるところはなかったし
監督が作りたい、見せたい部分は、ちゃんと伝わってきました。
その上で、敢えて言わせていただきたいです。
4期を作ってくれなきゃ納得できない。
3期にいろんな謎を作って、
中途半端なところで「劇場版に続く」になり、
その劇場版も「ネタばらしは次回」で、
すごくガックリしました。
FI公開時に
「SS3から3期までの間に、
狡噛が帰ってきたときのエピソードがあります」
って話を聞き、
「またノベライズか、
ノベライズって裏設定の放出で本編ではないよね、
また別途お金を払えってか」と思いましたが、
この時はあくまで「サイドストーリー」と思っていました。
まさか、これだけで、映画1本になるとは。
3期もFIもオチがまだない。完結していない。
と私は思います。
私が見たい部分はPPPには半分ぐらいしかなかった。
正直なところ、3期の意味がわからない。
3期のTVシリーズを今回のPPPにできなかった?
3期で大々的に新キャラを投入しながら
結局は売り上げが見込める狡噛さんと宜野座さんを
常にグッズ展開に入れるのが解せませんでした。
進撃のエルヴィン団長は読者投票の人気キャラ1位で
彼を出せばリヴァイとセット売りが見込めるので、といわんばかりに
なにかっちゃグッズ展開に入るのが清々しいぐらいなのですが、
3期は敢えて、新キャラをメインと宣伝したのは、
「いままでとは違う展開ですよ」
という意味だと思っていたのですよね。
でも、いまのところは、
常守と狡噛の話の肉付けでしかない。
深夜に頑張って見ていたのに。
製作委員会によるオリジナルストーリーだと、
筋道どおりに話を作るのは難しいのも、
売れそうな話を優先的に作るのも、
文句を言えるのは公式HPの会費を払って
高いグッズを買う人だけ、
なのもわかりますが。
もうひとつ言うなら、
PP1期は「刑事物」だから面白かった。
社会のシステムの中で動くのが良かった。
人を殺してはいけない世界だった。
それが無印劇場版から軍隊物が入ってきて
狡噛さんは敵と思えばためらいなく殺すのが違和感があって。
3期の新キャラを見たときは刑事物に回帰するのか、と
すごく期待していたんですが。
どの話に属するのかまったくわからないうちに
半端に途切れちゃってる、、、。
ここまでは「そもそも論」です。
ストーリー的に気になったのは、
ドミネーターは必要だった?かな。
狡噛さんにドミネーターを持たせたいがために
かなり無理して強引に話を持っていった印象。
そのわりにはあっという間に破壊されちゃいますが。
逆に、軍隊もどきに宜野座さんと須郷さんが
警棒だけで立ち向かうって、不自然じゃないですか?
しかも訓練された軍人が、
警官に警棒で倒されるってどうなんですか?
アクション場面も、個人的にはいまひとつ。
リアルではあるけれど、見せ方は上手くない。
ドニー・イェンの本に
「実際の戦闘と映像での見せ方は違う。
実際の戦闘ではいかに早く相手に届くかが最も重要で、
映像では『相手の攻撃より自分の方が早く届いた』を
観客にわかるように見せなければならない」
といった言葉があったように思います。
今回はリアルにこだわったあまり、
観客側への配慮が薄いかなあ、と。
3期もでしたが。
「男子」的にはこの方がウハウハするのかもしれませんが。
宜野座さんの義手アタックは常に奥の手になるのかなあ。
もういっそサイコガンにしちゃおうよ。
あと、「謎づくり」ありきなのもわかるけど
慎導さんがなにも息子に言わないのもなんだかなあ。
シビュラの本体を見せたりしてきたんだから
もっと言い残すべきでは?
しかも子供同然のカップルの結婚式の日に
ほぼ会場で自殺とか、なにを考えてる?
そこも納得できない。
個人的な確認事項。
灼か炯か、どちらかを公安局に推薦したのは朱ちゃんじゃなかったっけ?
獄中から推薦して、受理されたの?
局長、どこかで殺されてなかったっけ?
私の記憶違い?
今回で殺されたのが公式?
FIのラストのかんじでは、狡噛さんの海外放浪中に
今回の事件が起こっていて、だから、狡噛さんが迎えに来たとき
「お話しします」になったのかと思ったけど
すべて起こっていて、二人も深く関わっていたのかあ。
炯の兄は公式的に死んだのがわかる状態になっているのね。
潜入任務からの死だったから、
もっと繕われてもいいように思うけど。
PPPを踏まえてもう1回3期始めから見ないとね。
宜野座さんが狡噛さんを責めるとき、
かつてのガミガミ宜野座になるのは良かったです。
髪型でもわかるように、宜野座さんは1期を経て、柔軟に成長してきた。
SS1では吹っ切れたようだった。
でも、実際に会うと、かつての部分が出ちゃうんだなあ、って。
コアな部分は変わっていなくて、
狡噛さん相手だとついつい感情的になるんだなあ、って。
ものすごく頷けるだけに、
3期ですでに男夫婦状態になる過程が
逆に見えにくいかなあ。
いちおう、今回で、ついつい、の部分があったにしても
ふたりとも再会したらのシミュレーションを重ねに重ねていたので
その後は「まるで昨日の続き」のように自然になれたのかなあ、と妄想、
いや、納得しています。
公式はコウアカ押しなのね。
そうそう、もうひとつ、宜野座さんの髪型のこと。
監督さんは宜野座の髪型でどのシリーズか把握しやすい
とおっしゃっていたけど、
それはみんなそうだと思っています。
聞きたかったのは、なぜ「モミアゲ出しの髷にしたのか」で
監督発案で髷なのか、ならなぜ髷なのか、
あるいは複数案あって、
そのうち一番差別化できる髷にしたのか、
それなら他の案ではどういう髪型があったのか、を
一番聞きたいところなのですが。
他のTweetにも書きましたが
「千ほさち」の芸名由来について
「ほさちは菩薩の意味なんです」って答えられて
「いや、知りたいのはなんで菩薩にしたかってことなんだよ」
のモヤモヤを思い出しました。
この辺りは映画公開に合わせて発売されるであろう
公式設定資料集に掲載されるのかな。
あんなに銃で撃たれているのに
主要人物に命に別状は無い。
敵は即死なのに。
映画のお約束ではあるけれど
他をリアルにしているので
違和感がありあり。