虚と実が入り乱れ、
と思ったらそんなことはなく、
物語で盛り上がってきたら途中で終わってリアル世界へ、
の繰り返し。
馬琴と北斎が老いても仲良し、ではあるが、
実が虚に反映されたわけでもなく、
筆耕部分以外の創作の苦しみはなく。
ダーイシ作品の解説パートがあるというより、
制作費と人員がないので2、3幕は古典、
1、4幕はレッスン場のジョージア白鳥を思い出す作り。
いまどき「八犬伝」を作るのは難しいんだろうけど、
虚の方だけが見たかった。
鎖鎌は誰だっけ、いやそれは真田、と
なにか混じっちゃった。
監督さんは実写ハガレンの方だったか。
納得。