きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「壮一帆 ラストデイ(中継)」@市川

2014年08月31日 | 宝塚(雪組)
ドヤ顔ドS笑顔ともお別れかと思うと寂しい。
退団後に女優になるとしても
こういう表情をする役は無いもんなー。

退団者挨拶で。
「あゆっちに負けないぐらいお前が好きだ」
「世界中の未涼さんのファンに負けないぐらいお前が好きだ!」

突然のホモ展開に涙が吹っ飛んだ。
えりたん、あゆっち、まっつの図は
「旦那を男に寝取られた若妻」に見えるけど、
全員女性だ。

何回目かのカーテンコール、
幕が空いたらえりあゆだけ。
「結婚したてのカップルの気分です」

その前の通常のえりたんのご挨拶は
「では、いざ、新しい大海原へ。
 19年間楽しゅうございました」


アプローズのキラーKが好きで、そこだけよく見てます。
オサアサとむゆみみわまつ園加。
豪華だったなあ。
ついでに言うと現ベルのゆきみちゃんもいる。
んで、いま、サイトーの大劇デビューから14年に気がつき驚き。
もう彼も若手じゃないんだなあ。
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「東京バレエ団創立50周年 〈祝祭ガラ〉」

2014年08月30日 | バレエ・ダンス





第一部
「ペトルーシュカ」
振付:ミハイル・フォーキン   音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ペトルーシュカ: ウラジーミル・マラーホフ
バレリーナ: 川島麻実子
ムーア人: 森川茉央
シャルラタン: 高岸直樹   ほか


NHKホール2階席後方は東京文化5階より舞台が遠いので
キャスト表に載っていない人を見分けるのは無理。
マラーホフはさすが!の一言。
無機物のペラペラの人形が動いているようにしか見えない。
だからこそ最後が命があるように見える。
川島さん、森川君は頑張っているけど人間だ。人形じゃない。


第二部
「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー  音楽:アントニン・ドヴォルザーク
沖香菜子 - 梅澤紘貴
村上美香、吉川留衣、岸本夏未、矢島まい、河合眞里、三雲友里加
岡崎隼也、森川茉央、安田俊介、杉山優一、永田雄大、吉田蓮、原田祥博、岸本秀雄、入戸野伊織


男性陣はかなりバラバラ。
代替りが上手く行かないまま手持ちの駒でなんとかしなきゃ状態。

梅澤くんは「研1の頃から気になる」的なポジションの子で
メインで踊るのは嬉しいし、清冽な雰囲気は作品に合っているけど、
古川平野松下がダメで彼ならOKなのがモニョモニョ。

逆に香奈子ちゃんは強いアクセントがあり、真ん中が納得。
このまま成長して欲しい。


「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I. チャイコフスキー
オネーギン: マニュエル・ルグリ
タチヤーナ: 吉岡美佳


世界が一変。一瞬で異世界。ルグリは神。
吉岡さんも艶やかだった。
リフトで少しヒヤッとした。


第三部
「ラ・バヤデール」より"影の王国"
振付:ナタリア・マカロワ(マリウス・プティパ版による) 音楽:レオン・ミンクス 編曲:ジョン・ランチベリー
ニキヤ: 上野水香
ソロル: 柄本弾
第1ヴァリエーション: 吉川留衣
第2ヴァリエーション: 渡辺理恵
第3ヴァリエーション: 乾友子   ほか



群舞は揃っている。綺麗。
もうちょい幽玄さがあれば。

吉川さんの踊りのキレが良い。
溌剌とした踊りの方が合う?
乾さんは音楽に綺麗に乗り、渡辺さんは美しい。

水香ちゃんはさっきの男の子達の後だと次元が違うと思うけど、
でもそこまでだな。
弾くんは真ん中修行中。
無音着地はヴァロージャの指導?


「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール  音楽:モーリス・ラヴェル
シルヴィ・ギエム
森川茉央、杉山優一、永田雄大、岸本秀雄   ほか


途中までは神が人間界に降りて来たみたいだった。
支配する土地と民を掌握。
天孫降臨。
しかし最後は自分の生き様を後輩に伝える、ただの人間だった。
鬼気迫る踊りに、後輩を思い真摯に伝える姿に、涙。



オープニングの「東バ50年」の映像で
木村さんの大写しが何回か。
そのうち1回はユカリューシャとのオネーギン。3幕の髭。
実に俺得。ありがとう!
溝下先生が若かった。


大入袋の中身は太陽光発電?のライト。
客殿が落ちてからプログラムを見るために
これを使われたら迷惑だな。




指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:菊池裕介(「ペトルーシュカ」)
協力:東京バレエ学校(「ペトルーシュカ」)
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「進化するだまし絵」展@Bunkamuraミュージアム

2014年08月30日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


とても面白かった!
展示品が大きいので
混んでいてちょっと離れて見ることになっても
充分楽しめます。

いろんな色の縦線の絵は
見ていると目がおかしくなりそうになるだけでなく
空間が揺らいできそうでした。

錯覚を用いた作品、
エッシャーの不思議な絵、
どれもが良かったけど、
やっぱりダリだなあ、と思いました。
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「LUCY/ルーシー」

2014年08月30日 | 映画
いろいろあって超人になる薬が体に入っちゃった女性が大暴れ。
ベッソンいつものノンストップ大乱闘撃ち合いの味付けは
SFにもなり切らず半端感満載だけど、
フランスの刑事で私は許す。

脳の使用領域と肉体の変化はイコールではないと思うなあ。

彼女のデータで世界は変わるのか?

「わたしはいたるところにいる」
進化すると神になる?

最初のビッチな時と、究極の進化の時とでは
ルーシーのの顔つき、目つき、雰囲気、佇まい、
その全てが変わっていた。
スカヨハの名演技。

チェ・ミンシクの凄みも良かった。

正露丸は見逃しました。
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「友よ、さらばと言おう」

2014年08月27日 | 映画
飲酒運転による死亡事故を起こし
懲戒免職になった元警官は
出所後も家族の元へは帰らず、
警備員の仕事につく。

しかし息子が犯罪現場を目撃し
追われ身となったため、
息子を守ろうと撃ちまくり!


派手なアクション&追いかけっこありきだけど
面白かった。

元相棒がなにかと気にして手を貸す。
惚れてるのかよ!と思ったら、涙のオチに。
そうだったのか・・・。
ほろ苦い最後だった。
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「宇宙兄弟#0(ナンバー・ゼロ)」

2014年08月27日 | 映画
もっと子供時代を掘り下げるのかと思ってたけど、
大人時代の日常が主。
腐らないむっちゃんが偉い。

チャレンジャー号の事故は
私のような一般人でもトラウマだから
現場の悲痛はいかばかりか。
乗り越え、前に進む人たちに拍手。

ブライアン、いい男だったよ!
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「大殺陣 雄呂血」(雷蔵祭「初恋」)

2014年08月27日 | 映画
藩のため1年で復帰できるとの約束で
汚名を着て脱藩した師範代、
しかし約束の主は病死、
友に裏切られ許嫁を奪われ、
落ちた先で代官を切り捨て、
最後は1人vs100人ぐらいの斬り合いへ。

理不尽な状況に陥る雷蔵の涼やかな声にクラクラ。
騙され娼婦に落ちていくヒロインは
八千草薫さんでした。

大人数vsたった一人、は
昔からあるネタらしい。
何チームかに別れ、
それぞれ特色のある攻撃方法。
武士らしく、みなさん順々に
戦いに挑んでいました。
一気に取り囲まないんだね。
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「宝塚歌劇ステージ衣装&パネル展~サヨナラ壮一帆~」

2014年08月26日 | 宝塚(プチ・ミュージアム、衣装展示等)
日比谷シャンテに雪組公演の衣装が展示されていました。
間近で見ると細部まで超豪華。
ウットリ!




























このフェルゼンの衣装、
パッと見でも豪華なのに


胸の飾りがとても凝っています。
全部これです。


レースの模様も手が込んでいます。


後ろの模様も美しい!


(こういう砂地柄のスクリーントーンがあったよね・・・)



ブラックジャック先生の衣装は地味でした。
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「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA(2回目)」宝塚雪組

2014年08月26日 | 宝塚(雪組)
松風パワーアップ!
可愛いよ!

登場人物全てが潔いなあ。
史実とかがわかって見るとなお楽し。
やっぱ大野くん、いいわあ。
しんみりしないけどサヨナラっぽい作品だよね。

ショーは、どこもかしこもいろいろてんこ盛り過ぎて疲れた。
途中で脱落しちゃった気分。
構成はラプ月に似てるけど、
ラプ月より細かい振付が入っていて
ものすごく踊っている。
それを追いかけるだけで大消耗。
疲れた。
あゆっちは踊りがいいなあ。

掛け声おじさんがいて、
デュエダンが終わったところで「壮さん」
(イントネーションは象っさん!ね)
って叫んでいたけど、
劇場一体となってスルーでした。
動揺しない客席、素晴らしい!

人も言ってたけど、
白猫が出てきたときはサイトーかと思った。
大介もサイトー化してるし、
宝塚総サイトー化時代が来るのか?
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「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムバージョン 2014」(3回目)

2014年08月24日 | 劇団四季
以下、妄想入りまくりです。
要注意の上、お読みください。



14日以来に見たけど、芝ユダは最初から壊れていました。
髪の毛が伸びた?さらにモジャっていました。
全ツに行ったらいつ切るんだろう。
ある日とつぜんサッパリした髪になったりしるのかな。

芝ユダは狂おしいほどにジーザスを気にしている。
生き延びたいのは自分の命が惜しいからなのではなく、
ジーザスが群衆を騙していたのが世間にバレたらジーザスが責められる、
彼が傷つくのが可哀想だから、見ていられないから、
その前に正直になれと、
ジーザスの傷を浅くしようと悩む。
ユダにとり、ジーザスは普通の男なのだ。

神永ジーザスはほぼ達観。
全てを受け入れる覚悟はかなりあるけど、思い切れない。

ジーザスのただ一つの未練がユダで、
ユダにいろいろ伝わればジーザスはすぐ神の子になれる。
「彼は神の子ではない」と言い張るユダがいるから
人間の部分を捨て切れないジーザス。

そこで神は言う、「ユダの心をお前にやる」と。
ジーザスはユダの心を手に入れ十字架に掛けられる。
と、妄想。
ジーザスは自分を思いやるユダの気持ちを正確に知っているけど、
欲しいのはそれじゃない。
もっと深い気持ちが欲しかった。。

それぞれが歪んですれ違った気持ちを抱えぶつかり合う。
んで、野村マリアは全部わかったうえで、
屈折したジーザスの気持ち込みで、彼を可愛いと思う。
「こんなマニアックな気持ちが自分にあるなんて、我ながら驚きーー!」
というのが、♪どぉして あの人が可愛い~ の意味なんだな。

と、思わないと、ジーザスが杯を飲む決心が見えてこない。
クリスチャンにとっては当たり前のことなので説明の必要がないのかな。
やなぴーだと心の変化がクリアだったのは
国籍ではなく宗教の違いなのかな、とか思ったり。

金田さんはクリスチャン視点ベースで、
神輿に担がれているときも、どうせお前らは手のひらを返すくせに、
という怒りを感じたけど、
今季の神永さんはそこも達観している。
しかし芝ジーほどの超人になれないのは、
唯一ユダに対し「普通の人間」の感情を残しているから。
それをも受け入れる野村マリア。

ほんと、今回の神のユダの「利用」の仕方はえげつない。
苦しむユダにウハウハ。

木曜日の晩・・・、は、ユダが意識して言ったのではなく、神に言わされたっぽい。
その後それに気がつくけど、これでいいんだ、と思うのは
彼自身の気持ちのはずなのに(銀貨を手にする=裏切り者になったと自覚する)、
ジーザスにあんなにじっと見つめられたら、そりゃヘコむわなー。

んーと、とにかく、今回はジーザスからユダへの気持ちの方が強いけど、
なんでだかジーザスはそれをユダに知られたくなくて超ツンデレ。
半端には同情されるなら、憎まれる方がまし、ってやつ?
不思議ですあなたはなぜ、の直前にチラリとユダを見るのがたまらんです。
気にしているのに気どられたくない。
そこを神は見逃さなかったんだね。

前回から野村マリアの立ち位置が掴めなかったけど、
今日は一つの答えが出た。
それぞれが相手が望まぬ方向の愛情を持つ。
それぞれが自分は相手からこう思われているのはわかるけど
それは違うんだと叫びたい。
気持ちがすれ違う芝居が噛み合っている奇跡。
イレギュラーだけど面白い。

野村さんは全ツには来ないだろうから、
この「三角にならない三角関係」も変化するんだろうな。
変わる芝居を見届けたいね。
魔性の男に、彼が思う方向に靡かなかった年上の男が、
いつか本当のことに気がつくときが来るのでしょうか。
その答えは京都で!かな?

金田ジーザスも、最初は怒りだけだった。
裏切り者は汚れた存在、それだけだったのに、
全ツ後半のスンラユダには
もう少し違う感情も見え始めた。
そんなふうに神永ジーザスと芝ユダの関係も変化があるといいな。
マリアは割って入るのか違う次元の勝負をするのか、どれでも楽しそう。
ワクワク。

ヘロデガールの髪型が全員違うのを今日発見
前も思ったけど高井さんはナチュラルメイク。
描き込みほぼなし。
飯田兄は皺とか描きまくっていたよなあ。若かったから。


キヨミチもいつまでユダを演じられるかわからないので
行けるときに行っとかないとな。
ユダはいい年したおっさんが壊れるのがツボなので、
飯田弟とか来たらどんなふうになるのか。
ミツヲさんもあっきーも1回しか見てないけど、
前者は印象に残らず後者は芝居がダメダメだった記憶。


とりあえず次の猫で芝マンカス、神永タガー希望。
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山田章博展

2014年08月24日 | 漫画・小説・雑誌


かなり昔からのファンでしたが
生の絵は初めて見ました!
全てが美しかったです。
うっとり・・・

展示作品は前期・後期と、
違う作品から展示されましたが
全て十二国記からの
挿絵、カレンダーの原画など。。
(だったと思います)
なので、魔法使いの弟子とかはいません。

挿絵はA5?ぐらいの大きさの絵もありました。
小さい空間にぎっしり書き込まれています。
髪ツヤは、黒地にホワイトではなく、
塗らずに白いままでした。

楽俊の毛並みがふわふわ。
楽俊かわいいよ楽俊。

画集第二弾発売の時に
また原画展があると嬉しいなあ。


1階のカフェではラテアートのカフェラテを販売。
コースター付き。
楽俊。


景麒
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「イン・トゥ・ザ・ストーム」

2014年08月23日 | 映画
パニック映画というより、
いろんな種類の馬鹿が、
馬鹿道を邁進する話だった。
できの悪い子が役に立つのはお約束。

大画面じゃないと意味が無いので
安い日に映画館で見てください。

お父さんが地味に見えて時々セクシーでした。
子供達への愛情にホロリと感動。
トーリンだったんだ。
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「ライズ・オブ・シードラゴン」

2014年08月17日 | 映画



さすがに半魚人軍団襲来ではなかった。
やりすぎなワイヤーアクションを含め、
基本的な作りは前世紀のままだけど、
それが楽しいんだな!

前作よりはミステリー要素はあったよ。

カリーナ様の存在感が素晴らしい!

シードラゴンがビックマウスみたいだった。
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「ボヘミアングラス 輝きの静と動」@サントリー美術館

2014年08月17日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


サントリー美術館のボヘミアングラス展、
綺麗でうっとり。

繊細で色とりどりのヴェネチアンも好きだけど
こういう立体的で厚みのあるガラス細工も楽しい。

細工を下からじっくり見るために
しゃがめる服で行くのがオススメ。

こういう展示会では現代作品はつまらないことが多いけど
(昔とは受注額の桁が違うからね)
今回は割と面白かった。
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「ラスト・フラワーズ」

2014年08月16日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)



面白かった。
なんとなくで言うと脚本が大人計画で演出が新感線。
ヅカに例えるなら柴田脚本サイトー演出。

二幕が長めで疲れた身体には辛かったけど、
削れないよなあ。

あんこがはみ出たたいやきくんと
高田さんのビキニ写真がツボ。
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