阪急貸切回。
芝居はサイトーらしく舞台上はゴチャゴチャしており、
出演者になるべく台詞を振りたい生徒愛で
かえって話の筋と番手がぼやけ気味になり、
ラストは強引な力技だけど、
言いたいことはわかるし、
東独軍れいこちゃんへのこだわりも理解できるし、
総じて良かった。
ベルリンの壁、生き別れの母、で、
「国境の無い地図」とは全く違うのになるのが面白いね。
そこに定番の「立場が違うふたりが惹かれ合うラブコメ」をぶち込むとはね。
フリューゲルはマギーちゃんDSタイトルで、スターとの恋愛は54で、
逃避行的デートはIAFAで、サイトー総集編的に思うのは月担だから?
チルチルミチルがどちら側かわかりづらい、
ナディアの私服は確かにトンチキ、
ナディアの歌声はもっとパンチがあるイメージなんだろうな、
ナディアのステージングが超サイトー、とか、いろいろあるけど。
壁崩壊は泣けた。
リアルで知らないとどうなのかな。
れこうみは、そうだよ、こういう関係が見たかったんだよ、だし、
ちなつは悪ではなくて信念の人。
おだちんはCIAかな、と思っていたけど、NATOか。
サイトーだしな。
月組はいつのまにか若手が育っていて。
おだちんの華は増し、
ぱるちゃんの歌が格段に良くなった。
こういう芝居なんで、退団のれんこんは目立たないけど、
ちょい台の上から1人で台詞を言うところがあったかな。
るねぴがイケオジにシフト?
やす君のバイトをチェック。
今回、気になったのは、ナディア所属事務所の社長さん。
以前も気になっていた子だ。
次回見るときに全力で探そう。
宝塚RRR、1本物にして、
1幕終わりに「インターミッション」を入れればいいのに、
と友人と言ってましたが、
今回のサイトー芝居終わりの映像で
まさにインターミッション表示が出て、
思い返せば、ロシアン→リオ、エド8→霧駅、
と、大野→サイトーですでにやってたね。
ショーは栗田先生の大劇場デビュー作。
「夢千鳥」はトリプルヒロインで散文的でも良かったけど、
大劇場ショーは理屈抜きの勢いが必要なのが全く足りてなくて、
OPのパワーがその後はかんじられず、
出オチ的なかんじだった。
芝居がサイトーだったためか、平坦なショーで眠気到来。
衣装や美術のセンスは良いけど、
場面の繋ぎのメリハリはなく、
「中詰ですよ!」のパワーも足りない。
バウ芝居の経験をもう少し積むべきだったのでは、
と思い経歴を見たら、そうか、慶應閥か。
2階7列だったので、ジェンヌさんが目の前に来たよ!
小顔!
ひゃー!
私の拳ぐらいのサイズでは?
公演デザート
「ペロリン ウォールナッツ -くるみがくれた旨さ-」(500円)
かぼちゃプリンの上にホイップクリームをのせ、
チョコレートソースをかけ、ラズベリーショコラケーキと
クラッシュしたウォールナッツ(くるみ)をのせました。
くるみがおいしさを引き立てるデザートです。
「ペロリン」は「ベルリン」か!
「ペロリン ウォール」で「ベルリンの壁」か!!
クラッシュで「ベルリンの壁崩壊」か!
難易度が高すぎる駄洒落だ。
味は、意外性がないけど具材のバランスは良く、美味い。
美味しくしかならない具材と構成だよね。