きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「茂子の節約家族」

2003年08月31日 | TV番組など(配信含む)
茂子の節約振りを見ていた母が、「こんなにキチキチ締め上げていたら旦那も出て行くよな~」と言った。私は旦那がいない(稼ぎ手がいない)からこその節約生活だと思っていたのだが・・・。果たして真実は?って、いうか、勝手に話を作るのは血筋だったのね・・・(脱力)
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「TOKYO ACOUSTIC NITE 2003」表参道FAB

2003年08月23日 | 小山卓治
 サブタイトルは「30周年+20周年+15周年、3人であと何年!?」または「陽気な雨は止みそうもない手首」。アコナイ四天王、一人欠席状態。
 前座の若い二人組みのギター・インスト演奏(これが意外と良かった。若い子の「歌」って、このメンツの中では浮いちゃうでしょ?)の後、トップバッターは井口さん。私としては金髪はあまり合わないと思う。でも随分身体が絞れてきたなあ。パワステの時とは段違い。「プロの歌手の顔」になっている。完全復活ね。歌い方はしつこいけど、歌声はとっても好き。喋りを多いので1曲減らしたとのことでした。
 お次は一郎さん。ナイロンギターを「聴かせてやるぜ!」と、ちょっとヒール入った状態でジャカジャカかき鳴らす。カッコイイ!ピックがすり減りまくり。一郎さんのファンのお兄さんのノリノリ状態を目の端に入れつつ、一郎さんの重厚なギターの音と声に浸る。う~ん、シアワセ。
 卓治はトリ。いいのか?サブタイトルからして一郎さんがトリだと思っていたのに。恐縮です。1曲目は「ジオラマ」。欠席した(ワケじゃないんだが・・・)高橋さんとの共作。うん、こういう場面での1曲目としてはイイかもしれない。ガツンと来るよね。お次は「DOWN」。ギター、ジャカジャカ系。客を乗せる。続いては「今夜のアリバイ」をしっとりと。そして。最近10枚目のアルバムを出したという話をし、そこで歌った女の子の物語ということで「ユリエ」。「ユリエ」だ。自分のファンでない人もいることろで「ユリエ」。チャレンジャーだ。そういうところも実は好きだ。「Yellow Center Line」はピアノ演奏。新曲「種の歌」「吠えろ」と来て、最後は「PARADISE ALLEY」。ここで一度シメた後にアンコール。一曲目は卓治一人で「Show Time」。そして井口さん、一郎さんが加わって「傷だらけの天使」。一番は井口さん一人で歌ったよ。「GET A WAY」のコーラスがスゴい豪華よ。最前列にいた井口ファンの女性が完全に歌詞を覚えているようで・・・。ありがとうございます。
 卓治ファンとしては、まあ、面白かったんだけど、他のお二人のファンの方にはどうだったのかな?お二人が、高低の差はあれど声に張りのある系なので、ちょいと卓治が聴き劣りしたような気がしなくもなく。それでトリで最後は「傷だらけ」で、どーもすいません、って気もしました。
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「鳳凰伝」「ショー・ストッパー」@博多座(宝塚宙組)

2003年08月20日 | 宝塚(宙組)
 ハナちゃんのトゥーランドットと、タカ・ハナ・タニの並びが見たくて行っちゃいました。博多座まで。我ながらバカだ。
 ハナちゃんのトゥーランドットはさすがでした。「ローリン姫は殺され・・・」の歌のところでは、会場中が凍り付いていました。この歌をナマで聴けただけでも行った価値はあるというものです。ああ、ありがたや。彼女だと随所にある歌詞「美しいトゥーランドット姫」に違和感がないから良いですよね。最後の歌は変更しないほうが良かった。父王のためではなく、自分のために戦って欲しかったわ。
 タニは男らしくなっていてビックリさ!月組時代は末っ子で、まだまだ「男の子」だったのに、バラクはカラフに対等ぐらいでさ。まさか、ここまでできるとは思わなかったよ。贔屓目かもしれないけれど、芝居はうまいと思ったわ。歌も芝居の方はそれほど気になりませんでした。ショーのベネチアがちょっとヤバかったけど。ショーではガンガン踊っていたなあ。2番手(地方限定だけど)という位置にプレッシャーをそんなにカンジていないようで、成長振りが嬉しかったです。
 かなみん。あまり姫キャラじゃないなあ。しっかりしすぎていて、高貴な姫が恋に狂ったようには見えんのだ。後半の鞭打ちも愛しいカラフをトゥーランドットに渡したくないゆえに、というより、拷問係のようだった。ふーちゃんの方が良かったと思う。この辺の、ふーちゃんにあってかなみんに無いものがトップに必要な要素だとするならば、かなみんのトップは難しいかもしれん。夢の世界へ行くにはかなみんは堅実すぎるのかも。
 タカちゃんは相変わらず「我が道を行く」。淡々とした一直線さが好きさ。いづみちゃんのタマルは、まあまあ。声はいいと思う。首切り役人も、まあ良し。北京の役人がイマイチかな。ポッポさんに比べると迫力が全然無い。ポッポさんで見たかった!が、八犬伝で妖怪の親玉を演っているので仕方がないか。
 スッシーは、記憶よりスタイルが良かった。私の記憶違い?それとも誰かと間違えている?でも、ショーで一番踊りがうまいのがスッシーよね!う~ん、惚れたかも。いまさらなんだけど。萬さんもショーに出てくれて嬉しい。パリの紳士がとてもダンディ。あと、あひるだ!あひるって踊りうまいのね。いろんなところで目に付いたよ。もしかして、ロケットの芯もやってた?あと随所でソロを歌った天羽珠紀はうまかった。
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第10回「YEBISU亭」

2003年08月18日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
第10回ということで裃での前口上。「クソ暑い中お出でいただいて」と言う予定を「クソ寒い中」と変更したとか。今回のテーマは「記念日」(←つい卓治を思い出す)「記念日」「anniversary」などなど。

「白日の約束」柳家喬太郎
3月14日は何の日?ホワイト・デー?いやいや、もっと大事な日です。そう、浅野内匠頭の命日。プンプン怒る女の子がカワイイ。喬ちゃんの新作を久しぶりに聴けて嬉しいわ。オチもうまいです。

「寿限無」柳家花緑
いまさらとも思う「寿限無」。しかし花緑くんの早口攻撃で会場中大笑い。「大工調」とか早口系得意だもんね。わかっちゃいるけどおもしろい。

「TKKの今夜も踊ろう」
「ますます祖父小さんに似てくる花緑、ますますタマちゃんに似てくるたい平、生まれたときからキム・ジョンイルに似ている喬太郎、そしてハリソン・フォードに似ていると誰からも言われない私」のナレーションと共に登場したのは特別大物ゲスト・筑紫哲也(本当は「ちくし」なんだってさ)。筑紫氏司会により大喜利が始まる。最初は「ちくし」「らくご」「えびす」を使ってなにか言葉を作れ。ほぼ皆すべる。次はやりくり川柳。たい平くんは「レストラン」「焼肉屋」と書き、「そんな名前の・・・」でつなぐ。前にも見たネタね。そして多事争論ごっこ?「キャバクラ」「イメクラ」「テレクラ」でそれぞれ45秒で喋る。いやに「テレクラ」業界に詳しい喬ちゃんであった。

「幾世餅」林家たい平
たい平くんも古典がうまくなったなあ。清蔵の真面目さが伝わってくるので、ホロリとなります。太夫にもう少し色気があるとイイかなあ。

内容はすごく面白く大笑いして帰ってきたのですが、残念だった、というか、腹が立ったのが隣に座ったねーちゃん's。「今夜も踊ろう」は、そりゃ噺じゃないけどさ、会場も明るいけどさ、メールの確認したり打ったり送信したりするなよ。上演中は電源を切るのがマナーだろうよ!!筑紫哲也が有名人だからって携帯で写真を撮るな!その上、たい平くんを聴かずに帰りやがった。迷惑かけなきゃ何をしてもいいと思ってんのか、チクショウめ!!
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小山卓治「Planting Seeds Tour」江古田

2003年08月09日 | 小山卓治
 ジョニー様を見た後だったので、卓治が(ビジュアル的に)見劣りしちゃうかなあ、など考えておりましたが、もう、まったくそんなことはなく、なんちゅか、えらく男前!ってカンジました。
 なんと言えばいいんでしょう。終始余裕があったというか。卓治自身がすっごく楽しんでいたように見えました。こちらもリラックスして(←馴れ合いとは全然別です!)見てました。「種」をリリースして、なにか吹っ切れたのかな。卓治も客も。「ジオラマ」「第三章」「ダンスを踊ろう」などの合作あるいは提供曲も、ちゃんと卓治がモノにしていた。卓治テイストだった。ん~、なんなんだ、この力は。今まで殆ど感じたことないわ~。そうなのよ。なんか「パワー」を貰った気分。

 そうそう、「ユリエ」の歌詞が「レコード制作基準倫理委員会」(通称「レコ倫」)からクレームがついたそうで。具体的にはどのあたりがダメなんでしょう。家に灯油をぶちまけて火を付けて両親を焼死させたところ?でもさ、このテの話は小説やマンガで山のようにあると思うんだけど。例えば明智抄の「野ばらの国」とか「パンドラ」とか、これに近いと思うんだけど。紙媒体はOKで歌だとダメなの?いや、なにより思うのは、レコ倫が心配するのは、親にしかられて火を付けちゃう子供が出てはいけない、ってコトだと推測するのだけど、卓治の歌を聴く人の中には、その年代の人は殆どいないって。いても卓治の歌を聴くぐらいだから、歌と現実の区別がつかない子はいないと思うな。この子供の親の年代はたくさんいそうだけど。家田○子氏(卓治の表現を真似て一部伏字)をはじめとする学識経験者の先生方はなにを考えているんだろうね。
それだけ卓治の曲が
評価されたってこと?

って、それはありませんな。あ~、この話を含めて、卓治のMCも面白かったな。いつの間にそんな技術を身につけたのだ?

 曲につては。「紫の夜明け」がピアノ・バージョンになっていました。「おまえ」と落ち合うことができたのか、「おまえ」の生き方を認められるようになったのか。ずいぶん穏やかなアレンジでした。「ソウルメイト」が意外に良かった。卓治のソウルメイトへの告白を聞いているようで気恥ずかしく思うことが多いんだけど、今回は「歌」として聞けた。アンコールの「Taim」がカッコ良かったわ。
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「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン(3回目)」(宝塚月組)

2003年08月02日 | 宝塚(月組)
リカちゃん、
あなたがいなくなったら
どうやって生きていけばいいの
(涙)

なんてことを考えながら見ていました。例えこの先女優になるなどで舞台に立つことがあるとしても、大階段の真ん中で踊ることは無いわけで。ああ、この一瞬を大切にしましょう。いつの間にか来日しなくなり風の噂で引退したらしい、なんてことを聞くバレエ・ダンサーがいることを思えば、サヨナラ公演があって、ちゃんと最後の時を見られるのは、ありがたいことなんだけどね。
 和物は、佐渡おけさのあたりが好き。青天でも掛け声かけまくりのリカちゃんなのだ。シブジュンなのだ。カッコイイのだ。逆に「れんげ草~」は嫌いだ。昔の女にこだわるリカちゃんは好きではないのだ。研1の口上の場面と差し替えになった、コウ・サエ・ユウヒ・さららんの場面は楽しいのう。これはビデオには残らないんだよな。さびしい。
 芝居は、やっぱり、レオ様が苦手。「この手で美を作り出す」とか言ってるのにゴーストライターを使っていることになんの葛藤もない。マリーを死なせたことは後悔しているけど、クリエーターとしてデザインできなくなった自分のことを、どう思っているかわからんのだ。ゴーストライターを使ってでもファッション界のトップにいたいとか、自分より劣るロドルフォのデザインを使わなければ会社を維持できないこととか、その辺の悩みがまったく感じられないんだよね。理想の女性について語ったのは学生時代。だから逆算すると殆どがプロのデザイナー時代はゴーストライターを使っていたわけで。それなのに、クリエーターとして傲慢なのは、どうよ?と思うの。DVDを買うまでの道のりが長くなりそうな作品だわ。
 コウちゃんは充実した舞台でした。今までありがとう。サエちゃんは羽が似合うわね。くらりんとラブラブなので、別にこのまま行っても構わないよ。どうせリカちゃんいないんだし。ユウヒはだいぶ余裕が出てきてますます大人の男の魅力。ほっくんはギャグに走りすぎかな。さららんは歌声が出るようになった。気がする。
 学ランダンスや大階段で、さららんがいいとか、コウちゃんがいいとか、いろいろ聞くのでチェックしなきゃ、と思っていたけど、
リカちゃんしか
目に入らなかったよ
やっぱりね(爆)
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