きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「LAC~白鳥の湖」モナコ公国モンテカルロ・バレエ団

2015年02月28日 | バレエ・ダンス
プログラムを読んでもいまいちわからないんだけど、
父に男らしくあれ!と育てられた王子は、
子供時代は女の子よりママンが大事で、
大人になってそれなりに女性と付き合う。
誘惑的なこともあるけど、初恋の子が忘れられないよー、
ってかんじかな。

ロットバルトにあたる夜の女王は
「魔力を持ったシンデレラの継母」と考えるとわかりやすい。
娘のどちらかを王子に嫁がせたいけど、
王子の初恋の女性は。夜の女王が奴隷として攫ってきた娘だった。

通常の白鳥達は夜の女王の手下。

王子の気持ちを知った夜の女王は
魔力で自分の娘の一人と白鳥を入れ替える。
王子はまんまと騙され
夜の女王の計画が成就するかにみえたが、バレる。
勝ち誇る夜の女王の元に娘の遺骸が届けらる。
怒った夜の女王により白鳥は殺され、王子も死ね。

もし昔、白鳥が攫われなかったらこの悲劇は無かったか?

と、私は読みました。

黒鳥の遺骸を見たときは驚いたけど、
国の威信にかけて、王と王妃は騙したことが許せなかったんだなあ、
と、すごく納得した。

黒鳥を絞め殺したのは王妃だけど、
遺骸を持って来たのは夫妻で、
明らかに上から目線だったので、
貴族による「当然の報い」のように思いました。
分をわきまえぬ野心は不幸の元なのかもね。

王子が愛を誓うところはマイムではなく
ベッドイン。
その辺りはやっぱりおフランスだなあ、と。
4幕で女王の手下にいじめられる白鳥も
その手の暗示なんだろうなあ。

男性版の白鳥は全く合わなかったけど
今回はすごく面白かったのは
古典の改変がダメなのではなく
単純に振付が好みかどうかなのかも。

マイヨーの振付は
アクロバティックだからということではないけど、
すごく爽快。
でもちゃんとバレエの範囲内なのが良いわ、好きだわ。

美術の色合いもすごく素敵。
白がとても印象的。

特に飛び抜けて印象深いダンサーはいなかったけど
全てのダンサーが適材適所なイメージ。

開演前にプレトークあり。
ベルニスがいなくても大丈夫、
観客に拍手の義務を課すことなく話を進める、
人間が動物と違うのは手があること、
手は背中から繋がる動き、
世界は女性中心などなど。
三浦さんのインタビューが上手く
マイヨーがどんどん話に乗ってくるのがわかった。
マイヨーは実にエネルギッシュだった。


後ろの席のご年配夫婦が日本人ダンサーの知り合いのようで、
出て来るたびに「ほら、左端!」とか言い合っていました。
小声だけど微笑ましいけど、ちょっとうるさかった。
集中力が多少欠けても楽しめる作品で良かった。


【配役等】
王:アルヴァロ・プリート
王妃:ミー・デン
夜の女王:モード・サボラン
王子:ステファン・ボルゴン
白鳥:アニヤ・ベーレント
黒鳥:エイプリル・バール
王子の友人(相談役):アシエル・エデソ
闇の大天使:クリスティアン・ツヴァルジャンスキー、エディス・エルグク

[欺くものたち]
虚栄心の強い女:リイサ・ハマライネン
偽りの無関心を装う女:ノエラニ・パンタスティコ
放埓な女たち:アンハラ・バルステロス、アンヌ=ラウラ・セイラン
貪欲な女:ガエル・リウ

狩人たち:
ルーカス・スリーフット、レアルト・デュラク、コーエン・ハヴェニス、ジュリアン・ゲラン、
アレクシス・オリヴェイラ、ジョルジュ・オリヴェイラ、
ダニエレ・デルヴェッキオ、エドガル・カスティロ、ステファノ・デ・アンジェリス

その友人たち:
シヴァン・ブリツォワ、クイン・ペンドルトン、フランチェスカ・ドルチ、
アレッサンドラ・トノローニ、田島香緒理

キマイラたち(白鳥):
シヴァン・ブリツォワ、サラ・クラーク、ティファニー・パチェコ、エレーナ・マルザーノ、
フランセス・マーフィ、アレッサンドラ・トノローニ、クイン・ペンドルトン、ガエル・リウ、
リイサ・ハマライネン、アンヌ=ラウラ・セイラン、田島香緒理、ベアトリス・ウァルテ、
アンナ・ブラックウェル

宮廷:
アンヌ=ラウラ・セイラン、ガエル・リウ、アンナ・ブラックウェル、フランチェスカ・ドルチ、
フランセス・マーフィ、アンハラ・バルステロス、シヴァン・ブリツォワ、
リイサ・ハマライネン、ベアトリス・ウァルテ

ジョルジュ・オリヴェイラ、アレクシス・オリヴェイラ、ルーカス・スリーフット、
ステファノ・デ・アンジェリス、ジュリアン・ゲラン、エドガル・カスティロ、
ダニエレ・デルヴェッキオ、コーエン・ハヴェニス、レアルト・デュラク


◆上演時間◆
第1幕 18:30〜19:20
休憩 20分
第2幕 (転換) 第3幕、第4幕 19:40〜20:30
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジゼル」林ゆりえ&吉瀬智弘/スターダンサーズ・バレエ団

2015年02月28日 | バレエ・ダンス
開演前に小山さんによるプレトークあり。
簡単な粗筋紹介とマイム解説。
小山さんの美しいマイムが見られてラッキー。
しかし、ここではピーター・ライト版の一幕ラストは
「ジゼルの自殺」だとのことでしたが、
実際には普通にショックのあまり心臓が耐えられずに見えました。

ヒラリオンが止める直前に
すでにジゼルは自分の身体を傷つけていたとか?
ペーパーナイフで刺されたシシィが
ちょっと歩いたかんじみたいな?

渋い茶系のファーマーの美術と
重箱の隅を磨き上げるような理詰めの芝居運びを観ると、
「ピーター・ライトだなあ」としみじみする。

林さんは純朴なジゼルで、
吉瀬さんは先のことなど考えられない若い坊ちゃん。
全体的な芝居の噛み合い方は良いけど、
もうちょい華やかさが欲しいな。

記憶にある音と振付と若干違うので
違和感が拭えなかった。
都ちゃん客演の時はそれほど思わなかったんだけどな。
バレエだから踊りが全てとは思うけど、
もう少し訴求力がある方が好みだな。
横内さんって元東バだよね?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アメリカン・スナイパー」

2015年02月28日 | 映画
作品的なキレは「グラントリノ」には及ばないけど、
「彼」をこういうふうに描ける視点、
というか映画人のセンスは
やっぱりすごいと思う。

あの世界こそリアルなんだよな。

4回目のとき街に人が戻っていたけど、
でも今でも続いているんだよなあ。

最後の砂嵐は、混沌とする世界と
それでも、そこから脱出可能な未来を暗示しているのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ルパン三世 ―王妃の首飾りを追え!―/ファンシー・ガイ!(1回目)」宝塚雪組

2015年02月26日 | 宝塚(雪組)

ルパンだった。
本当にルパンだった。
二次元の再現じゃなくてルパンだった。
宝塚だけどルパンだった。
オープニングだけで泣けた。
山田さん時代のルパンが好きな人は胸キュンだと思う。

小柳ちゃんは原作を上手く料理したな、と思う。
銭形警部の別行動がちょっと納得できないけど。
何語を喋っているかは問わないけど、
フランスが舞台なのに歌詞に英単語が混じりすぎなのが気になるな。
めぐりあいでも思ったけど。

あと、アクションシーンがもっさりしすぎで、
スピード感皆無なのが超残念。

ヅカ慣れしていると、
 ・立ち上がるシトワイヤン
 ・独房のアントワネット
 ・革命委員
に、良い意味での既視感があって
アイコン化で話を掘り下げなくても時代背景がわかり、
話をサクサク勧めるための簡略化に役立っていたけど
初ヅカの人はどうなんかなあ。
わかったのかなあ。

ネタ的には、高貴な方を、庶民が下町に連れて行き
ひとときの時間を楽しむけど、やがて別れる、という
超ベタなお話だけど、ルパンの世界観はバッチリ入っていました。

チギちゃんは、オシャレでスケベで頭の回転が良い
猿顔でないけれど、ルパンだった。
みゆちゃんはアントワネットの衣装が良く似合っていた。

カリオストロ伯爵は意外な造型だったなあ。

ともみんの銭形警部は完璧。
咲奈はスタイルと身のこなしが良いので次元のシルエットがドンピシャ。
なぎしょーがもう少し低い声だといいかなあ。
せしこの胸元を凝視。
ロアンのきんぐがエロかった。

芝居の指揮は御崎先生。
スピード感ありテンション高くて良かった。
数々の曲を生演奏で聴けて感動した。


三木ショーは単調でひたすら眠い。
曲単位では好きなんだけど、繋がりがメチャ悪い。
真ん中がシナトラソングで終盤はシャンソン。
その中に唐突にぶち込まれる「Time To Say Goodbye」。
ともみん用にしても、謎すぎる。
いっそいつものジャズだけにしておけばいいのに。

だいもんがどの位置になるかと思ったら、
番手がどうのより、
ちぎちゃんの補佐をともみんからだいもんへ申し送りをしているようだった。
「頼んだぜ!」「お任せください!」みたいなかんじ。
男役ってどうしてこうもナチュラルにホモなんだろう。

そのためか、ちぎみゆ場面がどえらく少なく大不満。

タコ足ドレスが多用されると、
ああ、三木先生だなあ、って思うね。

ショーの指揮は清川先生でした。

イープラス貸切でご挨拶付きでした。
開演前は組長、終演後はちぎちゃん。
ちぎちゃんは相変わらず謎なテンションでした。


ロビーには恒例のお雛様。



公演デザート。
「フあんシー・パイ」
ショー『ファンシー・ガイ』をイメージした
春らしく、ファンシーなデザートです。
いちごムースに、いちごソース、フルーツグラノラ、
小倉あん、ミルフィーユパイ、ホイップを乗せ、
ファンシーなさくらんぼをそえて・・・。


う~ん、悪いわけではないけど、
餡は無くてもいいんじゃないかなあ。
無理やり入れる餡は不発率が高い気がする。
いちごムースじゃ無くて桜ムースなら、もっと合ったかなあ。
でも、次回が和物なんだから今回は和風じゃなくていいんじゃないかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Bandito(バンディート)」 宝塚月組

2015年02月23日 | 宝塚(月組)
大野くん作。
「良い正塚」っぽい。


なりゆきで義賊になっちゃった男の物語がメインだけど、
いろんな人にいろんな物語があるのが
透けて見えるのがいいかんじ。

救いのあるラストで良かった。

ヴィトーがサルヴァトーレに肩入れする理由がわかりづらいな。
昔の自分を見ているよう、が正しいんだろうけど、
たんなるLOVEにしか見えんぞ。フラグぐりぐり。

ショーは噂通り神だった。
大野くんのダンスに対するセンスはとても良いと思う

たまきちの背中がかっこいい。
たまきちがチンピラに見えるトシちゃんの貫禄、存在感が素敵。
まゆぽんに華があり、髭のあーさが渋く、からんちゃんが上手い。
さちかも良いよ。
るうちゃんも芝居を締め、ヒロさんが全体をレベルアップ。
大野くん、よくやった。

組子に台詞を割り振ってくれたのがすごくありがたい。
スミスが髭なのもありがたい。
なによりありがたいのは、この時期のたまきちに
受け身で孤独な男の役を宛て書きしてくれたことだ。
渋さ、男臭さが格段にアップしていた。
退団のきえちゃんにもたくさん場面をくれて、
本当にありがとう、大野くん!

わかばちゃんの声が惜しいなあ。
ヒロイン芝居ではあるけれど。

正塚におけるマフィアあるいは軍事独裁政権が、
大野くんにおけるソビエトのスパイかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっぴり名古屋

2015年02月22日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
2015年2月の中日劇場は月組公演。
公演の前後にちょっぴり行ってきた所の写真です。

21日は名古屋城でおもてなし隊の演舞鑑賞。











日によって出演する武将が違うみたい。
今回は信長、秀吉、家康+歩兵でした。


夜は星条会の親睦会へ。
楽しく美味しかったです。
(写真無し)


22日午前は熱田神宮へ。












信長が寄進した「信長塀」


梅が咲いていました


劇場へ。
11時公演を見るときは中日ビル地下の「玉でん」のお総菜を買っていたのですが
どうやら撤退してしまったようでお店が見当たりません。
慌ててコンパルに行きテイクアウトをオーダー。
幕間に食べるエビフライサンド。

最高でいっ!

終演後は名古屋駅直結スパイラルタワーズのライトカフェへ。

3Dアートラテ。猫。

短い滞在時間でしたが楽しかったです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「風と共に去りぬ」(宝塚月組)@中日劇場

2015年02月22日 | 宝塚(月組)


2月21日15時半の回と22日11時の回を見ました。
感想はまとめて。

まさお節爆裂。
植田芝居には概ね合うけど、
泣きの演技がお笑いっぽく感じられてちょい辛い。
まさスカは良い意味で子供で頭が空っぽ。
自分に正直すぎる。
そこにバトラーは惹かれたんだと納得できる。
約束を守る!と意固地になるのは
子供の真っ直ぐさなんだなあ。
蹴りを入れたりはかなり男が入っていた。
というか、かなりパックが残っていた。
従来のスカーレットとはかなりかなり違うけど
そのぶん、オカマになってないから、いいのかなあ。

活発すぎて、がさつを通り過ぎているけど、
理事バトラーだけでなく、
みつるアシュレーにも膝折している姿はいじらしかった。

この前に見たのが礼真琴ちゃんだったため
人目を惹く華やかさを一段と感じた。
スカーレットが人の輪の中心になるのが
すごく自然だった。
やっぱり、トップの役なんだね。

2日目のショー部分の歌で思ったけど
スカーレットの、特に今回のスカーレットの魅力は
「青春の煌めき」なのかもね。
誰もが憧れ愛おしく思うけど
ずっと身近に持ち続けるものではない。
でもその眩しさには誰もかなわないんだ。

理事バトラーはかっちょええっ!
男の中の男だ。
惚れるがなー。
まさおとのバランスも良かった。
理事の前だとまさお節が若干薄まりありがたい。
「胡桃のように」での狂気をはらんだ目が怖かった。
でもあれはスカーレットが悪いよな~。
まさスカは愛らしいけど同情はできないわ~。
バトラーが去るのも仕方なし。

帽子の場面のアドリブ、21日15時半は
上着の裾をつまんでヒラヒラさせて
若干踊り気味で「お似合いですよ~」、
22日11時は、まさおが「チュッチュッチュ~」と
歌っているのを受け
「お似合いでちゅよ~」。
どちらも実に可愛かった!

みつるアシュレーは気弱だし、
誇りはあるけど役に立たないし、
だめんず、ってほどではないけど
飛び抜けた魅力はない。
それゆえに、スカーレットが誤解しているのがばっちりわかる。
お父様の御指摘通りですな。
雄々しく敗軍の地で一家を支えられるような男じゃないからこそ
スカーレットに目には「その辺の男と違う」と見えるんだろうね。

ちゃぴはちょっとキンキン声で快活すぎるかな。
いろんな面が強すぎて、お金にガツガツしすぎに見えた。

カチャのスカIIは、まさにまさおと裏表。
こういう役は合うんだなあ。
みやちゃんのベルは美しかったです。
理事との並びも良かった。

人数が少ないので複数の役がついている人も。
ルネが負傷した話がないねー、と思ったら
二幕でヤンキーになっていたわ。
ゆりやもひびきちも北軍の軍服の方がかっこいいわ。

白衣のミード先生がかっこよかったよ。
アダルトだったよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふなっしーのFUNAcafe@名古屋パルコ

2015年02月21日 | 美味しいもの
中日劇場遠征日とFUNAcafe出店日が重なりましたので
発売初日に整理券をGETし行ってきました。

整理券は「並び開始時間」の指定で
券面の時間=入店時間ではない、との記載がチケットにありましたが
我々はその時間帯の整理番号1、2だったので
券面時間に入店できました。

並んでいるときにオーダー。
入店後の追加オーダーはできません。

2人で行って、ごはん2つ、デザート2つ、ドリンク2つ。

ランチョンマット


甘い物が先に来ました。
「ふなっしーラテ ~梨の妖精添え~」


「イリュージョンムース ~梨汁添え~」









やっぱりなのかもしれないけれど
水色部分より黄色い部分の方が美味しい。

「ヒャッハープリンパフェ」と「ふなっしースムージー」  

ヒャッハー!!

「なっしーゴレン」


土台の青が強烈


ご飯部分はあまり味がありません。
普通のターメリックライス?
そぼろがエスニックな味付けで
まぜまぜしていただきます。


「FUNAcafeプレート」


お腹いっぱいになりました。


店内









グッズ売り場の壁が巨大なふなっしー


お尻合い!


渋谷は混雑していそうだったので諦めていました。
名古屋で入れて良かったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ラ・カージュ・オ・フォール」(2015年版)

2015年02月19日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


やっぱり息子がムカつく。
アルマンなんかどうでもいい!って、あっさり言い切るなー!
「申し訳ないけどお願いします」って姿勢が見えれば
まだ納得できるんだけどなー。
若いときの恋は、親なんかどうでもいいと思うものなんだろうけど。

バッチは歌の音程はしっかり取れているけど
声量は無く伸びない。仕方がないけど。
みなこちゃんは踊りが上手いわ~。大きいけど。
シンケンブルーと元雪娘1がラブラブなのがアメージング。
シンケン放映年がみなこちゃんのトップ就任年なんだな。

マジーはさすがに脚は上がらなくなって来たけどステップは鋭い。
ニイロくん美しい。

鹿賀さんは台詞が不明瞭なときはあるけど歌はばっちり。
アルマンともいい夫婦。
市川さんがノリノリ。
「20キロもあるスパンコールのドレスを着て
 ハイヒールで舞台に飛び出すのは大変なのよ。
 見るは天国やるは地獄」
とか
「中途半端な笑いね」とか、アドリブ、客いじりがたくさん。
鹿賀さんと市村さんはやっぱりいいコンビだな。すでに家族愛だ。

ありのままに生きるために嘘をつく、
そうやって闘ってきたザザの半生が見えた。

せっかくの一幕終わりのシリアスな場面で
周りに挨拶をしながら退席して行ったうるさい爺いがいた。
ぶん殴りたかった。

議員たちはあの後どうなるんだろうね。
映画版では今後の政策を条件に逃がしていたような。

アドリブや盛り上がるカーテンコールのせいか
終演は15分押しぐらいです。


帰り道、駅のベンチで電車を待っていたときに
隣に座ったご婦人方が
「レストランの人はオトコでしょ」「違うわよ~」
って言い合っていました。
惜しい!元男役です!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cafe&Bar キャラクロ feat. 劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- 秋葉原(4回目)

2015年02月16日 | タイバニ
ハイハハーイ!
4回目もぼっち参加でございますよー!
今までは地下だったので1階が新鮮。
1階の方が狭いですね。
でも大テーブルにぼっち詰め合わせじゃないのはありがたいです。

シールはワイルドくん。


新メニューのミニバーガー。
虎と兎は食べられる具材です。
ドリンクを獅子にしてアポロンメディアトリオ。

肉は鶏肉の、なんだ、テリヤキ味系?
アボカドも入っているよね?
見た目よりはボリュームがあります。

デザートも新メニューの点心パフェ。

折紙ドリンクを付けてリンリンコンビ。
美味かった。

ランキングは「プロ野球で活躍しそうなヒーロー」

獅子と虎が接戦でした。
(最終的には獅子が逃げ切り、初のランキング1位になったそうです)
キャッチーに牛は実用的、とか考えていて。
記録はサヨナラワイルドピッチだったけど
明らかにサヨナラパスボールだろうって試合を知っているので、
牛のキャッチーなら身体で止めるよ鉄壁だよ!と思ったけど、
硬質化して球を弾き返しちゃって、
「それじゃ意味ねえだろうっ!」って、
虎徹さんの雄叫びが聞こえてきましたどうしましょう。
空の外野手はホームランも跳んで取りそう。反則?

特別映像はスカイハーーーイ!


ラスカルも秘書にバイバイしてもらいました。


本日から発売のコースターアルバム。
端の飾りがアポロンメディアトリオ。

細かい。

キャラクロ以外、たとえば
ライダーカフェや海鷲のコースターも入ります。


次回からランクアップになるそうです。
もうちょい行きたいかな~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「凰稀かなめ ラストデイ(中継)」@お台場

2015年02月15日 | 宝塚(宙組)
芝居。
テルの芝居がいい。
細かい気持ちの流れがよくわかる。
ヤコブとの対立は迫力があり、
この二人だからこその熱さだと思うけど、
やはりここを膨らませて2番手に、とも思う。
うららは地声の歌が良くなった。
みりおんはアイーダの方が合うな。

カイちゃんまではわかるけど、その下がわからんなー。
顔の見分けはなんとなくつくけど芸名と結びつかない。
カイちゃんは若手筆頭だけど抜けてはいないな。
真風が入ったらどう変わるかねー。

ショーのアドリブは警部二人のところで
二人とも長いネクタイで、重ね合わせて
「運命の黄色い糸だね」
中詰め青でキタロウがおうき、まなとがかなめ、と掛け声、
テルが渋くサンキュー。
歌い継ぎの引っ込む時にキタロウがグスタフ!とか叫んでいたような。

サヨナラショーは
銀英、ティボルト、モンクリでみりおんin、99の再演のアフリカソング、
でテルが一度捌ける。
キタロウがせり上がりサンセットバレー、途中でせいこin、
退団者3人でメタモルフォーゼ???
黒学ランのテル中心でシトラスのアレ。
ラストは銀橋を渡りながらキャパをソロで。だと思います。
最後の曲が反戦平和ソングで
サヨナラ用の書き下ろしがこれ?と一瞬ビビりましたが、
撮影がなんたらという歌詞があり、キャパだと思いました。
違っていたらごめんなさい。

挨拶は皆さんさっぱりめ。

組長の紹介の中でキタロウが好きだった役に触れていました。
ヤンは自分に似ているとのことでした。
銀英ファンとしては嬉しい。
あとはロジェの仇役、
宝塚的にもギリギリのディアギレフ、
(ギリギリ、で会場から笑いが)
暖かい気持ちになるシューマンとか。

キタロウへの同期の花は真波そらちゃん、
テルへはウメちゃん。受け取る時に逆に持ってしまい
ウメちゃんが「逆、逆」と言ってました。
テルへの組からのお花は胸に付けるタイプ。
まなと?が装着するとき
作業をしやすくするため
身体を傾けてなすがままなテルが可愛かった。

何度めかの幕が開いたとき、
テル一人と見せかけ真後ろにぴったり立つキタロウのネタあり。
最後までホモカップルでした。
それを隠れ蓑にまあみりで不倫進行なんだよなー。

何度目かのカーテンコールで、カイちゃんの叫ぶコーナー。
「宙組大好きです」的なことを叫んでいました。

まなとが「かなめさん、愛してます」的なことを
叫んでいた回もありました。

宙組6代目凰稀かなめ、と言ったのはどこだっけかな。
これからの宙組を宝塚を、という挨拶など
全てが愛情が込められた言葉だったけど、
雪、星は~、とチラッと思う。
忘れ雪もリラ壁も行ってたんだな、私。

最後は「渡っていいって言われたから銀橋渡ります!」と
笑顔で銀橋を下手から渡って中継終了でした。


出待ちも行ってきました。
映画館から駅までの道を迷わなければ
川崎から近いのかな?
劇場前は超強風で寒かったです。
風が強くて退団者から会への挨拶は殆ど聞こえなかったのですが、
キタロウの「終わっちゃいましたね~(終わりましたね~?)」は聞こえました。
いつもの口調でした。

退団者が少ないせいか19時半ぐらいにはテルも出てきたように思います。


退団者皆さんの前途に幸あれ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「チャーリー・モルデカイ」

2015年02月14日 | 映画
見続けるのが苦痛になるぐらいつまらない作品だった。
ジョニデがプロモーションをブッチしたくなる気持ちも良くわかるよ。

話の組立も悪いけど、
カット割り下ネタやり過ぎな芝居を全て
「イケてるムハハ!」と悦に入っている製作側の
勘違いしまくりのドヤ顔が感じられて不愉快だった。
全然ダメだよ、イケてないよ!!

ジョニデは作品選びを失敗したと思う。
失敗続きでさらにこれでは先行き不安。

しかしポール・ベタニーの献身的な無双ぶりは愛らしく、
嫉妬メラメラのユアンも可愛らしく、
グィネスもシリアス芝居じゃないので美しかった。
この三人、特に前者二人には充分に金を払う価値があった。
結果的にはそれなりに満足。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ドラフト・デイ」

2015年02月14日 | 映画
上映前にドラフトの仕組みの説明があるので
なんとなく理解はできるけど、
早起きして眠い頭では前半は脱落気味。

他チームとの駆け引き、
選手の売り込みを掻き分け、
ついに迎えたその瞬間!

で、終わりではなく、
会議が始まってからも続く駆け引きにドキドキ。

つまりは来年以降よりも今年の強化を選んだ、
ってことなのかな。
あの選択が正解だといいね。

ただ、ギリギリになることもあるだろうけど、
もっと前から根回しなりができないものなのかな。
前日ぐらいから始まるギャンブルに見えなくもない。

ケヴィン・コスナーのおっさんぶりを堪能。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジョーカー・ゲーム」

2015年02月14日 | 映画
意外に面白かった。
前半まではジャニーズのアイドル映画だけに
手緩いご都合主義が目についたけど、
 ・血がドッパーンと出ない
 ・女性への拷問は着衣のまま
 ・主役は直接に人は殺さない
 ・中学生が見てもOK
など、いろんな制約をクリアして
このレベルまで持ってきたことに、むしろ感動。
気楽に見られる娯楽映画に仕上がっていました。
スパイ映画といえばR18が普通なのでかえって新鮮。

伊勢谷はビジュアルは素晴らしいのに
芝居はアレだから三行以上の台詞は不可の人だけど、
今回は短い台詞ばかりだし長めの台詞は説明だし、で
素晴らしく上手い使われ方だった。
非情に見えて抜かりない手配りは確かにエルヴィン団長だね。
小澤の役どころの関係性がエルヴィンとミケみたいなかんじだった。
それともそこがエルヴィンとリヴァイで亀梨がエレンみたいな?

亀梨くんもアクションを頑張っていました。
各所にサービスショット有り。
ただ、やっぱり、バンクーバーでも思ったけど、
眉毛が不自然すぎる。
ずーーーっと「ヘンだヘンだヘンだ」と思いながら見ていました。

フカキョンはお色気担当だけど、
あんまりお色気は無かったなあ。
可愛いけど。


こういう映画のときに何度も言ってるけど、また言いますよ。
椎名次郎の方が100倍有能。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トラッシュ!-この街が輝く日まで-」

2015年02月11日 | 映画
ある男が財布を捨てた。
その財布はゴミ収集車に運ばれゴミ処理場へ。
そこで暮らす子供が手にする。
その中に入っていたのは・・・。

逞しく生きる子供たちと
ブラジルの政界の汚職と貧困層の問題を絡めながらも、
上質なミステリーでもあった。

ネタ(道具だて)は割れているんだけど、
解明への組立かたが上手かった。

いかん、もうダメ!とハラハラする部分と
コミカルな部分が上手く融合して
ぐいぐい話に引き込まれる。

神父様の造型が上手い。
あそこで貧困者のために、と言いつつ
酒が手放せない。
酒に頼るしかない場所であるけど
それでも踏みとどまっている。

子供たちも、最初はどうであれ
行動原理は「正しいこと」をすること。
そのために、時には危ない橋も渡る。

悪人がたくさん出てくるけど
いろんな登場人物に善意が感じられ
希望に繋がるラストに上手く話が落ちた。

あの子たちがいた世界の方がこの世では多数なんだろうな。
今いる環境に感謝。

あきらかに無賃乗車で入ってきても
気にすることのない乗客が
ブラジルの現状を表しているんだろうなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする