きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ALL BY MYSELF -BLOOM’S COLORFUL MEMORIES-(配信)」(宝塚雪組)

2024年05月06日 | 宝塚(雪組)


カセキョー演じるカイルが楽屋で、
スターのブルーム演じる咲ちゃんにインタビューする形式で
咲ちゃんの過去を振り返る、という芝居はあれども、
日替わりコーナーなどはなく、
咲ちゃんが宝塚の歌を歌い継ぐ公演でした。

だいもんの、最後は爆裂サイトーで!の希望もわかるけれど
れいこちゃんの、小ネタ満載もわかるけれど、
こういう直球が咲ちゃんに合うなあ、と
野口先生に大感謝でした。


私がわかる範囲のセトリ
(Twitterから転載)

第一幕
初舞台の熱帯魚!
君愛
カラマーゾフ
ソルフェリーノ!
ロミジュリ!!
JIN

和物コーナー
お祭りマンボ?
夢介

妖しいまでに美しいお前
を、娘役だけで。

主演コーナー
灼熱の彼方
パルムの僧院
ネモ!
炎のボレロ
ハリゴシ?
咲ちゃんが紫燕尾で歌い、
後ろで演目の衣装を来た人が歌います。

すわっち中心でミューレヴォ

るろ剣!
悪即斬!

カセキョーによる演目説明の歌。

インタビューシーンに戻る。
咲坂ちゃん、生着替え?

ターニングポイントは黄色の思い出。
海の見える街。


第2幕
シティハンター!
冴羽獠!
ゲワイ!

緑のスーツ軍団。
ジャズテイスト。
(なんの歌かは不明)

愛短!!
愛短はすわっちと。

センセーショナーール!

なんだっけ。愛の宝石だっけ、
定番ソングでデュエダンっぽく。

フローズンホリデー!

ボニクラ

「これが見たかったコーナー」、
今回はジャンクション24!
コートをひらひら!
誰かとダンスを踊りたい!
羽山ショーの駅舎かと思ってたけど、OPだったのね。

いまどきの歌かと思ったら、オリジナル曲かな。
ミスターブルームって歌詞があったよね。
娘役にオリジナル曲は嬉しい。

リオ!
リオブラボーだ!
ラテンコーナーかな。

絢爛だ!
カリビアンナイト!

ファイヤーフィーバーーッ!

なんとかさんはい!から
客席も参加。(オリジナル曲?)
※一緒に踊ったら肩がやられた。
 最近、五十肩が復活しかけている気配。

君に会いたい、は、タイガースかな

オールバイマイセンキュー!
ブルームさんの1番の思い出の作品はオデッセイ。

白い衣装の娘役、カセキョーだった??
違ってたらごめん。

白い衣装で咲ちゃんが1人で歌い上げて終了。
皆様のご挨拶へ。


お披露目なのにサヨナラショーっぽいとよく言われてきた野口君が、
満を持してプレサヨナラショーを作ったかんじね。
「蒼穹の昴」が本当のサヨナラショーのメインかな。

MCほぼ無しで歌い続けて踊り続けて。
ここで客席参加コーナー。
野口くん、構成、いいよ。

咲ちゃん、というか、
雪組、意外に野口作品が多い。

あやちゃんと組む前の作品が多いから、
あやちゃんが全ツで、
ABMは咲ちゃんといろんな娘役さん、
という割り振りは正解かも。

衣装が緑なのは組カラーか。
出演者の使い方が上手い。
娘役のソロがたくさんあった!


カセキョー上げの布陣だね。
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「仮面のロマネスク/Gato Bonito!!」@川越(宝塚雪組)

2024年04月28日 | 宝塚(雪組)




あさあやカメロマ。
あーさは色気ダダ漏れで尊大だけど、
ドSとはちょっと違う。
初演のゆきちゃんに近いかも。

あやちゃんは人妻属性があり、
2人ともそれぞれは役のイメージなんだけど、
2人揃ったときの共犯っぽさが全然足りず、
話の求心力がちょいと足りない。

主演経験ありとトップは微妙に違うのね。
トゥールベル夫人が、私が理想とするほど三角関係の一辺にはなってないんだけど、
この弱さもいいかなあ、と思わなくもなく。
あがちんのダンスニー様は予想どおり。合う。

ショーのガニボトは、あーさの真ん中ばっちり。
違和感なし。
小顔でダンサーのあやちゃんとも合ってる。
ワサワサでトンチキなスパンコール衣装が似合ってこそ宝塚トップ。
雉羽に涙。

あがちんが暑苦しくて良い。
歌、頑張れ。
女装はそれなりに。
たまきちほどの似合わなさではない。

芝居アドリブ、
なにかを(?)越えてきた、川を越えた、川越〜。

ショーではあーさが、
縁結びの氷川神社におまいりしたら、
こんなにたくさんのお客様が!
カテコでも、縁が繋がりましたので、
今度は皆様が兵庫県に来てください、的なかんじ。


めも!
ウエスタ川越、大ホール3階下手側の女性トイレの個室は2つ!
1階席トイレ個室は25個とのことなので、
3階席の民もすかさず1階まで降りるべし。
2階席も回転が良さそう。
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「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY -Snow Troupe 100th Anniversary-(千秋楽配信)」(宝塚雪組)

2024年02月11日 | 宝塚(雪組)


芝居はやっぱり、
創造の苦しみや書きたい作品が売れないなどの作家の悩みと、
家族の物語、特に両親姉妹のパートの絡みがあんまり上手くなく、
編集部の比重が全体の流れの中では大きすぎて
すごくアンバランスな印象は変わらず。
でも、生田先生がそれらを書きたかったんだろうなあ、は
伝わってくるので、仕方が無いかなあ、と割り切ります。
ホームズとかさ、発想はわかるんだけどね。
実在の人物をたくさん登場させるのは
大野先生のエド8もだけど、あちらは歴史物系だったしね。
もうちょいなんか、料理できそうな気がするんだけどなあ。


心霊研究、降霊術は、当時は最新科学だったのよね。

宙に浮かぶペンは
咲ちゃんが操作していたのか。


ショーはTV画面で見てもワクワクさは減らず。

そらぴ神父!

夢白あやちゃんは金髪が似合い過ぎる。とても自然。

椅子の踊り、好きだったわ〜。
団体だからこそ。


ドレスの飾り付けで、「ラ・セーヌの星」の
薔薇を縫い付けたドレスを思い出したよ。

2月上旬は旧暦では正月!
まだ大丈夫!

チーム分けがそれぞれに合ってるよね。
あーさが可愛い担当とか!

正月場面が和テイストになるのが良い。

ロケット前の鏡の場面は
実際に床に寝転んでいる出演者と
綺麗に鏡に映ったのと
両方いっぺんに見られる素晴らしい撮影だったけど
両脇のシンガーのカットインがちょいと多かったかなあ。
シンガーも見たいけど!!

退団者挨拶、そらぴの「ある方の言葉」は、くまのプーさん。
まさかの物真似あり!
さすが版権ジェンヌ。
ちゃんと放映されるかなあ。


某所で振付講座があったので
今日の配信でもTVの前で一緒に踊ってみたけど
すごく難しかったです。
とても
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「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY -Snow Troupe 100th Anniversary-(2回目)」(宝塚雪組)

2024年01月27日 | 宝塚(雪組)


組、演目違いでも、
中継を見たあとに劇場公演を見ると、
夢の中や異世界に入り込んだような感覚になり脳がバグる。

私は現実世界にいるのか?
目の前で動いているのは人間なのか?
仙人じゃないのか?

なんだか、すごくふわふわした感じで見てました。

芝居はやっぱり「生田くんは楽しいだろうなあ」と。
あれもこれも入れたぞ!ってかんじなんだろうけど、
結局、作家の創造の苦しみか、夫婦愛か、家族愛か、時代のことか、
話の焦点が見えない。
同じ作家もののシェイクスピアの方がまとまってたな。

ショーは盛りだくさんで楽しい。
主題歌の印象のつけ方がヴィオレトピアの後だと、
「そうだよ、こうなんだよ」と思う。

例のMGMは1階席だと鏡しか見えない。
2階席だと床の花と鏡の花、両方見られる。
ここは2階席の方がお得。

あがちんの歌が上達したかな。
私の体内受信機の調整が上手くなったのか?


そらぴも退団で生で見るのは今日が最後だけど、
次のベルばらはチケットは取れないだろうから、
咲ちゃんも生で見るのは最後なんだろうなあ。
長い脚をしっかり見てきた。


期間限定ソフトとは「くるみキャラメル」

サクサクのくるみがたくさん!
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「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY -Snow Troupe 100th Anniversary-(1回目)」(宝塚雪組)

2024年01月11日 | 宝塚(雪組)


芝居はコナン・ドイルが主人公。
美術とダンスのセンスがすごく良く、
番手と出番はアンバランスで、
前半まではワクワク要素たっぷりで、
中盤にどんどん風呂敷を広げすぎて、
ラストにたたみ切れてなくて、
ああ、生田先生らしいなあ、と。

シャーロキアンがノリノリにのびのびと作った感があり、
作風は全然違うけど、
ダーイシの新選組物への情熱に似ているところがあるのでは、
と少し思いました。

あーさにホームズ以外は宛てられないにしても、
もうちょい比重をなんとかできんかな。
座付なんだから。
咲ちゃんの脚の長さの強調はよろしい。


野口ショーは、ダイスケとサイトーのハイブリッドだった。
その上、もとから入れてるMGMテイストも満載だった。
いつもの燕尾服、ステッキ、羽扇に加えて、
周り盆と鏡を使って、床に寝ている大量のダンサーが足を開いた閉じたりで
花が咲くようなアレをしていた。
説明しずらいけど見ればアレとわかるよ!

ムラで12月にかかる作品だとクリスマスネタが入りやすいけど、
今回は正月が和テイストも入っていたのがすごく良かった!
東京だと年明けにクリスマスネタになるけど、
ウキウキワンモアで私はわりと好き。

前後するけど、ホテルのレセプションという構成。
テーマの通し方も上手い。
雪組100周年ネタも。

ヴィオレトピアはテーマの通し方と主題歌のアピールが足りず、
ミキティとかの繋がりの悪さとは違って構成が弱い、というのか。
とか考えてて、野口先生もかつてのダイスケサイトーぐらいの年齢になったということか?
と思いあたり、ひゃーっ となりました。

そらぴプッシュだった。
デュエダンも咲ちゃんとそらぴだった。

2階7列だったので、ショーでは超若い兵隊さんが目の前に来たよ!

ショーの指揮は御崎先生。
芝居の指揮は小津準策先生。初めて見る方かな。
お若かった。


今回はeプラス貸切回。
流石に芝居にはアドリブは入らず。
ショーと、終演後の咲ちゃんの挨拶
「これからも皆様にイー笑顔になっていただけますよう」に入ったくらい。




劇場1階のお花はお正月テイスト


うーむ、それにしてもだ。
質のレベルはともかくとして、
この人数が出演する100分の芝居と55分のショーを作り続けるシステム、
凄すぎないか?
四季はディズニーとかをロングランで
新作を作るときはあんなに大々的に告知して。
東バのかぐや姫も数年がかりで。
それが宝塚は年に何作新作を作っているんだ?
しかも毎年途切れることなく。
働き方改革が必要なほど過密になるのは改善の必要があるにせよ、
新作が数年に1度にはならないよね。


公演デザート
「『スノーファン おいで~』コレイル?イル!イル!」500円
キャラメルプリンの上にホワイトチョコムースをのせ、
さらにホイップクリーム、洋ナシ、ストロベリーブラウニーをのせました。
SHOWの衣装をイメージしたデザートです。
是非ご賞味ください。


「スノーファン おいで~」はショータイトル、
「コレイル?イル!イル!」は芝居タイトルで、
デザートの色合いはショー衣装のイメージ。
安易にクリスマス色や正月の和風にならなかったのは高ポイントだが
プリンがかなり液状。
これはプリンではない。

組別アルハンブラの販売も再開。
雪組は宇治抹茶。

この前の遠征でアルハンブラを買うときに
「今回は抹茶はいいか」と思ったのは天啓だったか。
神様ありがとう。
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「双曲線上のカルテ」@青年館(宝塚雪組)

2023年09月16日 | 宝塚(雪組)




前回はダーイシ節が炸裂で、臓器移植のススメや、
腹違いの弟がでてきたり、原作改変があったようだけど

参考 → https://blog.goo.ne.jp/ytaiyo/e/b0921e11fa0b9178f38bc3f4ccc65c4b

今回は無理矢理な主張が少なかったような気がする。

それでも、患者には「生きろ」と言いながら
自分はあっさり自殺するのはよくわからない理屈だ。
キリスト教とは自殺したら天国には行けないよね。

しかしながら、前回と同様に
白衣の医師姿の主人公を見たら
いろんなことがどうでもよくなる。
けしからん、と言いたくなるぐらい
ソラカズキが色気を垂れ流している。
眼鏡をかけられたら悶死だよ。
女に溺れる、その台詞が自然すぎるよ。

すこしだけ、このまままで、のバックハグも
選んでない。たぶん。
若い美人ナースじゃなく、
年配既婚ナースでもすがりつきそう。
それぐらい、余裕がないのがわかるよ。

華純沙那ちゃんは可愛らしく、純粋で、
だからフェルナンド先生の憩いになったのだろうな。
生命の煌めきってかんじで。

ランベルト先生のあがちんは、
歌を頑張って。
もう若手枠じゃないので、次のステップに行こう。
それ以外はバッチOK。
シリアスな役も似合う。

野々花ひまりちゃんは
こういう役をやるようになったのか、と。
大人で美しかった。

はっちさんとまゆみさんが夫婦役。
お二人の芝居を見られる幸福。
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「愛するには短すぎる/ジュエル・ド・パリ!!-パリの宝石たち-」@横浜(宝塚雪組)

2023年09月02日 | 宝塚(雪組)


正塚&高橋城が最高すぎる。
正塚先生にはジョー先生。
鉄板でござる。
正塚先生の授業を受けていたからか、
「・・・、うん」の正塚芝居が
実に自然な彩風咲奈さんだよ、たまらんね。

男役1、2の、この距離感もいいよね。
さきちゃんとあーさで、
これが見たかったんだよ!

あやちゃんは、ときどきとなみちゃんと重なるね。
アントワネットが控えているし。
こちらも主役とどうにもならない距離感があるのがすごく良い。
いやー、正塚先生、
生徒にビデオを見せて授業中に脚本を書いていただけあるね。
(そのネタを流すスカステも偉い)

咲ちゃんのパーティー衣装は海賊じゃなくて、
ネモ船長なのか、、、
マトカ、、、

愛短と指針がごっちゃになるね。
マギーちゃんが船長だったのは?とか。
星組はちえテル版もあったね。


ショー、全体としては焦点がボヤけてる印象は変わらないけど、
華やかだから全ツで初見の人にはいいかな。
さきあやは、なんだろう、
ラブラブとも盟友とも違うんだけど、
しっくりくるんだよね。

コンコルドのヘソ出しは叶ゆうりさんですか。
3階席からオペラでガン見ですよ。
芝居では髭船長だったのに!

バスティーユの芯は諏訪ちゃんでした。
階段降りはあーさの前だったかな。


カナケン3階からの風景。
カナケンも休館だっけか。
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「Lilac(ライラック)の夢路-ドロイゼン家の誇り-/ジュエル・ド・パリ!!-パリの宝石たち-(2回目)」(宝塚雪組)

2023年07月12日 | 宝塚(雪組)


芝居は、やはりストーリーは起伏があまりなく
予定調和の大団円というには唐突すぎるとことはあるが
場面場面のビジュアルは良い。
謝先生はドイツの四季を舞台化したかったのかなあ。

ショー、ノートルダムから「すみれの花咲くころ」ってどんな繋がり、
と思ったけど、元はシャンソンか。
いちおうフランス繋がりではある?
一番最初はドイツ語だけどね。

そらちゃんの場面はコンコルド広場だったのね。
略奪してきたアレか。


グランカンテでなこちゃんがダルマ、
「違いますよ先輩なこのダルマはこうですよ」と
言わんばかりのジャガビーのなこちゃんダルマに発奮して
今回のあやちゃんダルマ、と思ったり。
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「Lilac(ライラック)の夢路-ドロイゼン家の誇り-/ジュエル・ド・パリ!!-パリの宝石たち-(1回目)」(宝塚雪組)

2023年07月09日 | 宝塚(雪組)


芝居。
焦点がボケボケ。
新しい時代と産業、5人兄弟の結束、虐げられる階級、女性の自立、嫉妬と愛、
すべての話が中途半端。
すぐにひっつくのか!
奏者になる夢は簡単に諦めるのか。
いきなり家族が増えるのか!
最後は汽車の出立じゃないのか!

役を増やそうとして失敗したかんじ。
コロスの踊りはとても良い。


ショー。
こちらも焦点がボケ気味。
宝石とパリ、で、
パリは宝塚のパリネタ多めで「そっちかい」の気持ち。
その合間にクレオパトラ。
ロケットを後半に入れないのが最近のお約束なのか。
大勢のカンカン、娘役のダルマ祭り、と、
一瞬の見どころは多いが場面の印象は薄い。
不発のダイスケは珍しいかな。

新娘役1の夢白あやちゃんはコケティッシュ。
学年の割に色気方面は熟れいて、
全体のフレッシュさとアンバランスなところがかえって魅力。
勢いのある踊りが咲ちゃんに合っている。

美穂さんがほぼ娘2。

ショーは、まあ、
和希そらの腹を拝めばチケ代の元は取れる。


花、星、宙は番手を整え、
月も風間押しが明確だけど、
雪はどうなんだ。
あーさにスポンサーは付かないのかなあ。


指揮はソルティ。


【公演デザート】
ついに!
再開した公演デザートを食べることができました!

「トロリぜんざいのぱくりッ」500円

ミルクプリンの上に小豆あんと、白玉、黄桃、抹茶ホイップ、サツマイモをトッピングし、黒蜜をかけました。
とろりとさっぱりした和風デザートです。是非ご賞味ください。




「トロリぜんざい」は芝居の副題、
「ぱくりっ」はショータイトルのパリか。
黒蜜が美味い。

小ぶりになって、値上げ。
それでもいい、続けてくれれば。
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「海辺のストルーエンセ」@KAAT(宝塚雪組)

2023年02月05日 | 宝塚(雪組)






テニミュでロビペ、
そのとおりだった。
平等な世界、正義で理想な世界を夢見て、
実際に作れる立場になると、なぜ道を誤るのか。
「もとの濁りの田沼恋しき」とは良く言ったものだ。

ヨハンとクリスチャン7世の奇妙な関係、
それよりもヨハンとブラントの関係の方に話を割いてるかな。

そのぶん王妃との関係の話が薄い気がするのは、
対マッツ映画比のためかな。
娘を出すのも難しいか。
北欧の冷たい空気感はあるように思う。

あーさは理想主義で傲慢で、
孤独を埋めるのに長けた医師が良くお似合い。
脚本的には薄くても、
彼に魅了される人が多いのが納得。

あがちんはまたもやお飾りの孤独な王だけど
奇矯な部分をしっかり表現。
すわっちも譚嗣同のような思想的同志で、出番が多かった。
彼も処刑されちゃうのよね。

ヒロインは音彩唯ちゃんで、
芝居はまだ若いけど、
それが異国から来た王妃の雰囲気に良く合っていた。

役としては前王妃愛すみれちゃんの方が
作品内での比重が重いかな。

指田先生はそろそろ大劇場デビューかな。
小劇場作品は手堅くて繊細で品が良いけど、
大人数の出演者を捌けるかな。


マッツもストルーエンセを演じているのよね。
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「蒼穹の昴(2回目)」(宝塚雪組)

2022年12月13日 | 宝塚(雪組)
今日はじっくりオペラグラスを使って衣装確認。
2階B席後方からだと黒ばかりと思った衣装が
すごく贅沢な刺繍がたくさんだった。
しかも、台詞がある役のあたりは刺繍の柄も、
裾のチラ見せ部分の柄も違う。
衣装代、めちゃ高そう。
宝塚の資金力よ!
黒地の服、四角の刺繍が役人で、
丸服が皇族なのかな。
ショーの男役ダンスの衣装、
咲ちゃんは龍たくさん、
あーさとカチャは上着に龍。

原田くんの脚本は弱いけど、
役者の熱い芝居で変わりゆく時代、
逆か、
時代を変えようとするエネルギーが
舞台に渦巻いていた。
国が、王朝が、変わる。
歴史に立ち会っている感覚。

ドラマに酔いつつ、
清国に足りないのは吉田松陰のような思想家なのかな、
とか思ったり。



早いもので、今日が今年の東京宝塚劇場おさめです。
宝塚自体は雪組配信を見るので!まだ!
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「蒼穹の昴(1回目)」(宝塚雪組)

2022年12月06日 | 宝塚(雪組)






序盤は良いんだなー。
キムシン並みの物量作戦が迫力あって。
中盤は専科さんが巨匠作品のような型芝居が多く、
継承は必要だけど、いま?の気持ちになり、
西太后も悪くないよの言い訳から、
大きいことをあんなに言ってて逃げて終わりか、と。
だんだん話が尻窄み。

原作は未読だけど、
芝居を見る限りでは、
原田くんの配分が悪いと思う。
ラストの脱出も、もっとどどーん!
と、緊迫感が出せるんじゃないの?

そらちゃんは阿片に堕ちたんじゃなく、
阿片窟の奥に爆弾屋がいたと解釈。
違うかもしれんけど、私はそう思う。

咲ちゃんはこういう、
国家を変えようとする人物を表現するのが上手い。
スケールが大きい。

ひらめぇぇ、、、
退団公演なのにぃぃぃ、、

舞台美術は素晴らしい。
大階段を使った玉座とかは大迫力。
西太后の車も写真通り。

それだけに、脚本演出、というか
舞台化構想が追いついていないのが、
実に惜しい。


1階ロビーのクリスマスツリー
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「蒼穹の昴」(宝塚雪組)@宝塚大劇場

2022年10月23日 | 宝塚(雪組)










今年はまだ大劇場に行ってない!
気づいてしまったので、行っちゃいました。
ひらめちゃんが大劇場ラストだし。
マチソワです。


【マチネ感想】
実に原田先生らしく、基本的には出来事の羅列。
大事件、歴史的な事件なので
話はそれなりにドラマチックにはなっているけど
その人がなぜその行動に、は、芝居では作らない。
原作がそうなので、以上の動きはない。
専科をはじめ役者が役を深めているから
見えることがたくさんあるけど、
そこはそもそも脚本に書いとけ、
と思うところがたくさん。

原田先生なので、群舞のセンスがわるく、
イケコならサクサクと群舞による息抜きタイムを入れて
緩急をつけるんだろうけど、それができないんだよなあ。

しかし、原田先生なので演出部分は良いところも。
大階段を使った玉座は圧巻。
逆に言えば、それだけ。

役の比重的には皇帝はあがちんよりそらちゃんだろ、
そらちゃんを外すのはなにか理由が?

と思ったけど、そういうことを配慮できるのなら、
退団のひらめちゃんの出番をもっと作って主役に絡めるよね。

昨日見た柴田先生作の大野くん演出の作品はあんなに濃厚で。
近いキャリアなら野口くんはヅカローでなにを描きたいか明確にしていて。
原田先生はここでなにをしたかったんだろう。
ダーイシみたいな原作への愛情も特に感じないし。

そもそも、芝居の要は西太后で。
彼女の近くにいるあーさの役が
原作では主役なんだよね。
でも宦官は宝塚トップの役じゃやないから
主役を変更したんだろうけど
そのため話の軸がブレまくりのような。

役者はいいんだけどねー。

すわっちがケロ的なポジションに来てる?

日清戦争の場面があったのは驚いた。
表現自体はいつものダンスだけど。
下関の講和記念館に行ったのを思い出したわ。

https://blog.goo.ne.jp/ytaiyo/e/1c4a56c480aa154f1efe058720910996


【ソワレ感想】
だんだん引っ掛かりが多くなる。
「えーと、その続きは?」みたいに、
投げっぱなしで終わるエピソードが多いような。
結局、他力本願?
西太后も善悪を行ったり来たり。
原田先生は原作を読み込んで、
コレは常識と思うところも、
ちゃんと客に説明して欲しい。

阿片窟から爆薬の流れがわからん。
阿片窟は犯罪者が集うから調達できたのか、
反政府の方なのか、とかとか。

「太王四神記」はミリシラでも主筋と、
舞台としての盛り上がりはよくわかったけど、
こっちは切り捨てだらけの上に、
作品としての盛り上がりポイントが
西太后だから、迷走感がある。

最後はすべて放り出したようにも見える。
日本に亡命なのかな。
やがて義和団と合流するのかな。
そのあたりも匂わせて欲しかった。

あと、演出に巨匠が入ってない?
時代劇の様式美的演技が多い。
しかし原田作品はそれが似合うゴリゴリな時代劇でなく
あっさり風味なので噛み合ってない。

名前が中国語読みと日本語読みが混じっているのは?
大野くんなら、それがこだわりなんだろうなあ、
で、スルーできるんだけどね。

咲ちゃんの骨太の芝居は良いんだけどねー。
娘役の出番は殆どないのがなー。
大劇場作品で。
一番出番が多い=娘役トップ、という
すごく単純な配役で、ぐぐぐ、ってかんじです。
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「夢介千両みやげ/Sensational!(3回目)」(宝塚雪組)

2022年05月31日 | 宝塚(雪組)
定時に上がってサクッとセブンでイートンしてから入場、
と考えていたのでお昼を軽めにしたのに、
やっぱり仕事は終わらず開演ギリギリの着席でした。

役者さん、どんどんノリノリ。
悪ふざけではなく、ね。
3度目だけど楽しいよ。

夢介はホイホイ金を出すけど、
「金で解決」ではなく、
出すところがジャストミートで、
金の使い方がわかっているよね。
それが「道楽修行」ということなんだろうな。
そして、人の本質も見極めている。
一つ目達とは最後は大立ち回りで
それ以外の人は夢介に影響されて真人間になる。
その流れが実にしっくりくるのは
さきちゃんだからなんだろうな。
ファンの人が見たいのはこれではないかもしれないけれど
当たり役だと思うなあ。

ちなみに、スカステ番組によると
1000両はいまだと1億1620万円だとか。
50両=800万円ぐらい。
そりゃ、心も入れ替わるか。
小田原の庄屋さんの息子に
「道楽修行で1000両は」アリなんだって。
豪農、、、

「遊び人の金さん」が実は・・・、は
ダーイシの趣味かと思ったら
原作者は同じだったのね。

後ろの席のおばちゃん達が
お茶の間感覚で喋りどおしだわ
携帯は鳴らすわなんだけど、
この芝居だと腹が立たない。
逆に作品の雰囲気に合ってる。
ますます明治座っぽいわ。

ショーはやっぱりダラダラ感。
またこのネタか、と。


せんべいを買ったよ!




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「夢介千両みやげ/Sensational!(2回目)」(宝塚雪組)

2022年05月21日 | 宝塚(雪組)




雪組2回目!
ダーイシのこのノリが苦手な人がいるのもよくわかるけど、
明治座やむかしの新宿コマので見るような
大団円の人情もの時代劇は私は大好きですよ。
「いろはのは」とか、伏線回収もうまいよね。
今日もお手を拝借されちゃいました!

一つ目の御前の家紋?って
タモリ倶楽部のマークに似てるよね。

ショーやはっぱり冗長で山場がないんだけど、
娘役1以外が男役を引き連れて踊ったりとか、
娘役の出番が多いのは大変よろしい。

しゅわっちの出番が多いよね。
気のせい?

タイトルのクリスタルっぽく光るフォント、
大昔のホームページビルダーとかに入ってたのに似てるような。
コメント
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