きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「Ca★Va」紫吹淳コンサート

2005年01月30日 | 紫吹淳(リカちゃん)
 リカちゃん、初のライブツアーです。「女優」として第一歩を踏み出した後のツアーですが、まだ男役テイスト多し。わかっちゃいたけど、少々声が細いので、国際フォーラムCだと広すぎるかなあ。マミちゃんは声量があるからNHKホールでもOKなんだけど、リカちゃんはもう少し小さめのホールの方がいいかも。
 などと言いつつも。やっぱり、カッコ良くって。最初の衣装はダーティーペアみたいだったな。とにかくスタイルがいいんで、何を着ても似合うなあ。テヘヘ。声が細いっても、そこは愛のフィルターがかかるので、もう、ウットリしちゃうのさ。今回のラストの曲「星が降る街」が一番良かったな。
 サプライズはサックス演奏。すごい!なんでデキるんだ!!!やはり肺活量とかが一般人とは違うのかなあ。素人が吹いても、音すら出ないよねえ。
 最後、ファンが「STAY」を歌って欲しい、と言うと、拒否。「あれは宝塚に置いてきたんだから」と。でも、何回も熱心にお願いするファンに、「来年は考えてみる」とのこと。こりゃ、リクエストするしかないねえ。頑張りましょ。
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「海賊」レニングラード国立バレエ団(ステパノワ&プハチョフ&ルジマトフ)

2005年01月30日 | バレエ・ダンス
 ルジはやっぱり怪我のようで、パ・ド・トロワはコンラッドのソロを無くして、アリのソロのジャンプ部分をプハチョフ(コンラッド)が、回転部分をルジが分け合っていました。私は事情を知っているので、こう来たか!と思いましたが、知らなかった方は不思議に思ったかも。動くだけなら大丈夫のようで、演技部分で体調が悪いと思うところはありませんでした。で。本日はジャンプができないせいか、動き一つ一つが丁寧でした。「脳を溶かす物質」はいつもより多く分泌されていました。腕をただ上げて下ろすだけなのに、どうして目が離せないの~~。ああ、やっぱり、あなたは、ルジマトフ。
 ザハロワの代役ステパノワは、心配していたリキみはなく、まあ、無難でした。演技も可愛らしい部分もあり、技術はもうバッチリ。ただ、わかっていたけど、華がイマイチ。主役オーラがもうちょっとあると良いよね。ちゃんとメドーラには見えるんだけどね。出てきた瞬間に拍手が・・・になるには、もうちょっとね。プハチョフのコンラッドとはラブラブで良かったよ。2幕後半が特に。プハチョフの踊りは初めてみましたがイイじゃないですか。マールイには珍しく「男らしい」踊りですね。身長が高く手足が長いこともあり、ダイナミック。オデコもバンダナっていうか鉢巻きでカバーしてあったんで気にならなかったし。シェミウノフ君が「若頭領」なら、プハチョフはすでにその名を轟かせている海賊。悪どいこともちゃんとやってまっせ!ってなカンジですな。ヒゲが似合います。
 アフメッドがプローム君と聞いたときはどーなるかと思いましたが、これが似合いまくりで。若いけど、生まれ落ちたときからワルみたいな。あなたもコレ系なんだね・・・。ビルバンドはチェスノコフ。あんたやっぱりクリギンの弟子なんか?というくらい、昨日のクリギンにソックリ。ビジュアルも演技も。白目は剥いていなかったけど。クリギンはビルバンドとクロスソードするうちの一人。ここではヒゲ有り。髪は金髪だったよ。昨日の黒髪は本格的に染めたんじゃなくてスプレーなのね。念願の「金髪を振り乱して踊るクリギン」が見られて嬉しいっす。3幕ではヒゲを取り帽子付きになってコンラッドの味方役になっていました。ギュリナーラにロマチェンコワ、クラシック・トリオにミリツェワ、コシェレワ、パレスチナにヴィジェニナと、その他の女性陣も名花揃いでした。
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「海賊」レニングラード国立バレエ団(ペレン&シェミウノフ&ルジマトフ)

2005年01月29日 | バレエ・ダンス
 ペレンは好調でした。長い手足を生かし、伸び伸びと踊っていました。どの場面でも華やかで、笑顔もたくさんあって。踊りも安定していました。多少のミスも、気にしない~、ってカンジで乗り切っていました。「ドン・キ」がトラウマになったらどうしようと思っていたけど、大丈夫みたいね。良かったわ。毅然とした気品が、メドーラに合っていました。コンラッドはプハチョフの予定が変更されてシェミウノフ君。前回見たときは「代替わりしたばかりの坊ちゃん」で、部下の統率はまだできていないようでしたが、今回はちゃんと若頭領。ビルバントにそそのかされる部下もいるけれど、ちゃんと彼に従う部下もいました。前回はアリだけ、みたいなカンジだったけど。アリのルジは、踊りはちょっと精彩がないかな(2幕途中で脚を痛めたらしい。心配)。ただ、「頭領に従う部下」の演技は結構ツボでございます。先代からの忠臣で、いつも頭領を見守っている、そんなカンジ。ペレン-シェミウノフ-ルジのラインは、みな長身でスタイルが良くって華やかなもんで、実に見応えのある「絵」でした。う~ん、ゴージャス。ありがたい。
 アフメッドはシヴァコフ。これも親父から家業を継いだばかりなのか、まだまだ若い。仕事には慣れちゃいるけど、悪人面じゃないねえ。演技は頑張っているんだけど。パシャはマラーホフ。正規の手続きを踏んで買った(女)奴隷を奪われて気の毒・・・とも思うけど、略奪は海賊の本領だしな。仕方がないわな。金に目がくらんでアフメッドの手先になりコンラッドに反乱するビルバントはクリギン。1幕の終わりは白目を剥いていた。幕がもう1度上がっても白目を剥いていた。楽しい。好きだ。3幕では、アフメッドはビルバントの部下のようだった。エラそうだぞ。ギュリナーラはミリツェワ。派手ではないけど華やかなんだよね。技術も安定してるし。今後が楽しみです。クラシックトリオにはエフセーエワもいてお得。最近好きなヴィジェニナも入っていて嬉しい。
 「ドン・キ」なんかより辻褄の合わない、けどなんか楽しいこの作品。今日も明るい楽しい舞台でした。アニハーノフの指揮もバッチリでした。
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「スパイ・バウンド」

2005年01月29日 | 映画
スパイ・バウンド

 TV予告では「スパイ・アクション」でしたが、実際は全然違いました。組織の駒のひとつであるスパイたちの日常が淡々と描かれていました。船の爆破もたいした山場にはならず、モニカも予告ほど脱ぎません(笑)。ただ「スパイ」あるいは「スパイの任務」というものは、映画や小説のように華やかなものではなく、超人的な働きをする人が危機一髪の状況を乗り越えるとかでもなく、「日常の仕事」なんだな、と思わせる内容でした。
 とにかくね~、ヴァンサン・カッセルがいいのよ。ヴァンサン七変化。うれぴーーー。モニカとの色っぽい場面が無いのもよろしかった。そんなことで表さなくても、性愛なんか挟まなくても、映画は十分成り立つのよね。モニカも、仕事を止めたい、でもやらなくてはイケナイ。その葛藤に苦しむ姿が見事でした。
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「オペラ座の怪人」

2005年01月29日 | 映画
オペラ座の怪人 通常版

アメリカ風味でした。
いんや、ハリウッド風味っていうのか?出演者が健康的すぎてさあ。耽美のかけらもないよ。ファントムが「怪人」と同時に「父」でもあり「音楽の天使」っていうあたりが弱くてさ。ファントムはただのストーカーみたいでさ。クリスティーヌも「音楽の天使」をウッカリ信じるっていうのが、「父が話したお伽噺」を信じている子供っぽさからであって、「ファントムの歌(歌唱指導)」に「『芸術家の魂』を見出したから」ってあたりが抜けていて。お間抜けストーカーに夢見る少女、そこに王子様(墓場のシーンでは白い馬に乗ってやってきたよ!)が現れて少女を救いハッピーエンド。お~い・・・と言いたくなったんだけど、ALWがちゃんと絡んでいるんだよねえ。栗本薫氏脚本のグイン・サーガのように、本人がコレって言うのなら、ファンが何を思っても無駄なんだよな~~。オチも結局ハッピーエンドでさ。あたしゃ、早々にクリスティーヌは死んだと思っていたので、ちょっとショックでした。ラウルが競売に一人できて、あんな歌を歌うのは、幸福な家庭を築いていたらありえないと思うの。ずっとそう思ってきたのよ!
 とにかくファントムが間抜けすぎるよ~。ただの顔と心が歪んだ人になっている。違うのよ~。クリスティーヌも、ラウルからは暖かい愛を送られながらも、芸術家の魂を分かち合えるのはファントム、その葛藤が無ければ!たんに「自分を愛してくれたから」ではダメダメなのよ~。それなら若くてハンサムで地位もあるラウルを選ぶに決まっているじゃん。迷う必要は全然無いじゃん!!!それはただの二股女じゃん。
 それにしても、映画にした意味ってなに?って気もする。「エビータ」はマドンナ&バンデラス&プライスが役にハマっていただけでなく、「実際のアルゼンチンの空気」を入れて、映画ならでの広がりを見せたし、歌=台詞の見せ方もうまかったんだけど、こちらは時々「プロモーションビデオ」になっていました。画像があきらかに歌に負けていましたよ。それに加え、舞台であれば、舞台中心と舞台端は、実際には数メートルだけど、演出によってはかなりの隔たりがあるように見せられますが、映画だとねえ。実際の距離しか見えないんだよね。「All I Ask Of You 」でのファントム、それじゃ立ち聞きだよ!すごく間抜けな絵。間抜けな絵と言えば終幕近くの三重唱。ラウルよ、歌っている場合か~、ってなもんよね。
 ジェラルド・パトラーは、歌は頑張っているけど、いかんせんタキシードの着こなしがイマイチだ。まったくのアメリカンだ。西部の快男児だ。恐怖映画の怪人ではあるけれど、スタイリッシュからは程遠いんで耽美色ゼロ。顔半分がアレでも、社会に出て自活できそうだ。暗闇に潜んでいるのが似合わない。ロッサムは、まあ、比べちゃイカンと思いつつ、線が細いっていうか。流されて終わりじゃったなあ。複雑な表情を出すにはもう少し。パトリック・ウィルソンは舞台出身だけあって声量もあり、なにより「ドン・ファン」の舞台でのクリスティーヌを見るときの表情が良かった。彼女が「自分以外の誰かを選ぶのでは」という表情ではなく、「自分の手の届かない世界に行ってしまうのではないか(=舞台を選ぶのではないか)」という表情が切なかったです。
 んなわけで。ワタシ的にはイマイチ。ただガルニエ宮の舞台袖・舞台裏が観られて(って本物じゃないと思うけどさ)ちょっと嬉しい。あそこを、パトリックが、ルグリが、ルディエールが通ったんだよなあ・・・・・。って違うか。そうそう、2幕の「ドン・ファン」の練習風景はありません。トイレに行くなら「Prima Donna」のところでさっさと行きましょう。←初日1回目なのに、トイレに行くタイミングがみんな同じで笑えたわ。
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「ドン・キホーテ」K-バレエ・カンパニー(荒井祐子&熊川哲也)

2005年01月27日 | バレエ・ダンス
 金銭的にキビシイので行こうかどうかすごく迷ったのですが、バリシニコフ版を見たくなって行ってきました。1幕は街、2幕はジプシー野営地&夢の場面、3幕は狂言自殺&結婚式。概ねバリシニコフ版ですが、
 ・1幕 「大道の踊り子」の踊りが復活
 ・2幕 ジプシー男性陣の踊り復活。「ならず者」風味加味。
     上手端に舞台袖に半分隠れている幌馬車が3台あり、
     キトリをそこに休ませる → 衣装替えに慌てて走る姿を見せない
 ・3幕 狂言自殺の前にキホーテとガマーシュの決闘あり。キホーテ勝利。
     → キホーテの頼みをガマーシュが阻止できない裏付け
 ・3幕 パ・ド・ドゥの前に、通常1幕で見られる「サンチョいじり」挿入
 ・最後は、通りすがりの女性をドルシネアと思ったキホーテが
  後を追いかけて去る。ガマーシュは結婚祝い?にバジルに金を贈る。
  それを義父ロレンツォに渡すと、ロレンツォは大喜び。
  バジルはロレンツォのヒゲを剃る(=和解)
と、理詰め部分もあり、群舞が基本16人というあたりも含め、ダウエルっていうよりピーター・ライトっぽい変更だわ、など思いました。
 熊川くんは、フル・パワー全開。97年に見たときは、ミーシャ系の踊り、でもミーシャには全然届かない、ってカンジで、少々もどかしい気持ちだったんですが、今回は突き抜けていました。どこを見ても「熊川」印。ジャンプも回転も衰えを見せず、演技もバッチリ。舞台がとても狭く見えました。う~ん、やっぱり、層の厚いバレエ団で踊って欲しいなあ・・・・・・。
 祐子ちゃんはビミョー。ペレンが踊れないのは準備不足もあると思うんだけど、祐子ちゃんは出来上がって「コレ」なのか・・・と。NHKホールは、彼女が真ん中に立つにはあまりにも広すぎる。華やかさが全然伝わらない。そして技術も、あるとは思うんだけど、つねに熊川氏の後に踊るから「スゴイ!」ってカンジにはならないんだよね。エスパーダはキャシディー。太った?腰回りが重そう。踊りは重たくないんだけど。ガマーシュはたくさん踊る設定。四季のシモーヌがやったら絶対似合う。キホーテは崇高さがなく、宇津井健みたいでした。美術はもう少し狭い舞台で1階席で見たら豪華かもしれないけれど3階最後列からだと地味めでした。ダンサーは、ファンになるほどの人はいませんでした。
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BSこだわり館とかパーム新刊とか

2005年01月26日 | 漫画・小説・雑誌
 「BSこだわり館」、本日は青池保子先生でした。青池先生の生い立ちや「エロイカ」が独陸軍広報誌で紹介されたなどの話は「ウフ.」を読んで知っていたので、内容自体はそれほど目新しくはなかったのですが、「喋っている青池先生」を見たのは初めてだったので、ちょっと感動しました。思っていた以上に小柄な方でした。でも歩くのは速いよねえ。昨日の庄司さんは録画していたのでまだ見ていないんですが、なんというか、美内さんの漫画の描き方というか、描く姿勢は、言い方が適切でないので申し訳ないのですが、すでに「余生」体勢かなあ、と思いました。仕事をずっとやってきて、定年後、好きなことをする、っていうか。生活がかかってとか、この日までに絶対仕上げないと生活費が入らない、とは違う体勢かなあ、と。ただ、仕事をしてきた(描いてきた)期間が長いのですから、それもアリかなあ、と思っています。それに対して、青池先生は、まだまだ現役っていうか。化粧をしてカメラの前で喋っているときより、仕事場でエプロンをしている姿の方が、自然というか、あるべき姿というか、本来の姿というか。インタビューは、「仕事の合間」に受けた、そんなカンジがしました。そして、アンケート結果によって掲載順が変わる「現場」で、まだまだ戦っているんだなあ、と。自分を振り返ると、もう徹夜して漫画を描く体力なんか無くなってしまったので、それを思うと、青池先生の「描き続ける」姿には、平伏するばかりです。
 と、いろいろ心に残るところはあったのですが、ちょっとだけ言いたい。少佐と伯爵の声が、ナレーターの人の声なのは仕方がないんだけど。どうせなら
中田浩二さんと
野沢那智さんで
お願いしたかったです。


 さて。パームの新刊「午前の光 1」。

パーム (27)

ジェイクが表紙で嬉しい。内容は探偵物。と、ジェイクとジョイがくっつく話?と、その辺は今後に期待するとして。「スタンダートデイタイム1」だったかな?アンディ君が「人間なんてどうせ長生きしないし」みたいなことを言っていて、実際彼もジェイクも若くして亡くなることが決まっていて、この27巻ではジョイが、自分が生まれたとき両親も叔父も死んだ、みたいなことを言っていて、登場するキャラは常に死と隣り合っている気がするんですが、それにしては、作者は「自分は人並みの寿命をまっとうする」と考えて執筆計画を立てているのが謎だなあ、なんてことを思いました。あと、パームブック等を読んでいるせいか、まったくの新作を読むドキドキ感はあるのに、知っている話を再確認しているようでもありました。ネタバレが良い悪いということではなく、ジェイクが死ぬ結末に向かって話は歩み出していて、それを知りたくもあり、見たくなくもあり、そんな不思議な気持ちで読みました。

 ほんで。通販で申し込んでいた「明智抄インタビュー集」が来まして。シロッコ関連のネタバレはすでにいろんなところで読んでいたので「なるほど!」と言うよりは「明智先生の言葉での『確認』」でした。誰と誰がシロッコ、つまりエリー・ライナーというのは、繰り返し読んだので掴めているのですが、問題は、どうやって、「『ふぉん』を介して」「増やしたか」なのです。これが明智先生の漫画となって(言葉だけではイヤン)私が読めるときが来るのでしょうか。やはり宝くじを当てて明智先生に投資するしかないのでしょうか。そんな妄想はともかく、なるほど!と膝を打った部分は、「15年目のシャルル・ボネ症候群」は本来「始末人」ネタだったというところと、小鳥さん登場は資料が無くても描ける動物がダチョウだったところ、そしてその部分の先生のお言葉として「猿も得意」と書かれていたところ。特に「猿」は目からウロコでした。感動する部分を間違えている?

 でね。3人の先生を比べるとね。青池先生は、これはもう職人。プロ。仕事を極めている人、ってイメージです。伸さん(獣木さん。って、ここだけなぜ「先生」と書けないのか、自分?)は、「たった一つの物語を紡ぎ出す人」。自分の中で生まれてくる物語を、延々と紡ぐ、それが商業ベースに乗るかどうかは関係ない、みたいな。余談ながら、卓治って、ここと青池先生の中間にいるような。歌が生まれてくるのは、息をするのと同じぐらい自然なんだけど、それをちゃんとプロの仕事として「金を取れる」形にしているっていうか。そして明智先生はなにかというと、こりゃね、
天才
と言うしかないんだよ。常人とは発想が全然違う。違う次元にいる。まさしく「ふぉん」なんだよね。それが一般人としても生きてて、その枠に「天才」の話を嵌め込んでいるのが、なんとも言えない味わいなのよ。と、語りきれなくて、また尻切れトンボで終わります。
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「眠りの森の美女」レニングラード国立バレエ団(シェスタコワ&シャドルーヒン)

2005年01月25日 | バレエ・ダンス
 シェスタコワの「眠り」は初めてでしたが、すごく可愛いオーロラ姫でした。ピンクの衣装も似合っていました。ガムザッディなど、大人っぽい役柄がイメージの人でしたが、良い方向に予想を裏切られました。最終幕の白い衣装は(衣装の飾りだけではなく)光り輝いていました。彼女の踊りには安定感があります。それは「慣れ」とかではなく、揺るぎのない安心感というのかな。吉田都さんに感じるのと同じものです。その技術も、これみよがしではなく、音楽に乗っ取り、役の表現に必要だから、という流れにちゃんとなっているのがいいですよね。まあ、おとぎ話なので「ジゼル」の時ほど感動!!ってワケではないのですが、お姫様キャラもイイじゃん!ってカンジっす。今年はシェスタコワの当たり年だなあ。「海賊」も行きたいくらい。だけど、さすがにマールイ9本はマズいよねえ。
 王子は旦那のシャドルーヒン。心配の生え際後退は停止状態のようで嬉しい。この人は技術より(でも必要以上の技術はちゃんと持っています)、やっぱマイムだよねえ。品があるんだよ。リラの精への礼も、ただ頭を下げるだけではなく、ちゃんと「尊敬の念」が入っている。2人が並ぶと、「これぞクラシック・バレエ」って絵になりますよね。見栄えのいいカップルだよね。
 リラの精はコシェレワ。なんというか、彼女の「濃さ」が良い方向に発揮されていました。堂々としていました。妖精達もミリツェワをはじめ、カワイイ子達ばかりで。日本で初演されたときは、ゲスト以外見るべき人があまりいない、って状態だったのに、よくここまでダンサーが育ったなあ、と、ちょっと涙。宝石ちゃん達もコチュビラ等粒ぞろい。王様はシェミウノフ。本当にソロヴィヨフの後継者なんだねえ。まあ、ソロヴィヨフの演技に追いつくにはまだまだだけど、それなりに王様に見えるよ。オーロラ姫より年下なんて誰も思わないよね。クリギン、シヴァコフはリャブコフ、モロゾフらと共に4人の王子。姫と一緒に100年眠ったのに、起きた瞬間に振られて気の毒だよねえ。ここの版は4人は仲がいいんだよね。東バみたいに競い合うのも面白いと思うんだけど。フロリナ&青い鳥はクチュルク&ミハリョフ。「ドン・キ」ペアを見られてお得。拍手喝采でした。
 2幕には恒例の「オケ演奏タイム」がありました。ただでさえ長い「眠り」がさらに長くなるのはツライんだけど、無ければ寂しい。ヴァイオリンが優しい暖かい音色でした。
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「白鳥の湖」レニングラード国立バレエ団(ペレン&シヴァコフ)

2005年01月23日 | バレエ・ダンス
 いよいよマールイの白鳥です。やはり、2幕・4幕の群舞は美しい。これを観に、千葉県から来たと言っても過言ではない。国際フォーラムじゃ堪能できないからねえ。この白い世界が好きなのよ。いいよね~~~。
 本日の白鳥&黒鳥はペレン。ドン・キが尾を引いているのか、小ミスがいくつか。それに加えて、クチュルクのキトリ、シェスタコワ、コチュビラのジゼルを観た後だと、どうしてもペレンの「物語を紡ぐ能力」が足りないように思えちゃうんだよねえ。美人なんだけど。真面目な子だと思うんだけど。なにかが足りないなあ。頑張ってくれ。シヴァコフの王子は3年振りだけど、すごく良かった。「白鳥」の「王子」らしかった。どんどん伸びているよねえ。ロットバルトも3年前と同じシェミウノフ。3年前にはソロヴィヨフの面影があったのですが、今回は若さ溢れるロットバルトで。怖さが薄まり、かなりアクティブでしたが、まあ、彼なりのロットバルトということで。
 パ・ド・トロワはミリツェワ・ロマチェンコワ・プローム。ミリツェワが踊るときはちょっと音楽がゆったりになって、彼女へのオケの愛情を感じましたわ。ロマチェンコワは手堅く。プロームは「若手がいっぱいいっぱいで踊っている」カンジで。好みだとそれもカワイイと思えるんだろうけど、好みじゃないんで・・・。でも立ち姿はさすがに王子系だった。気品はあるかも。エスパーダやスペインが本領のシヴァコフと並ぶとボンボン振りが際立っていました。
 クリギンは配役表に名前が無くて、今日は観られないのかなあ、と思ったら、ハンガリー(青)にいました。なもんで、芯のペトゥホフ(息子)をあんまり観ていませんでした。ごめんね。マズルカのヴェンシコフは青いアイシャドウはもう止めたのかな。良いことだ。
 で、スペイン(白)のアレクセイ・マラーホフなんですけど。3年前の私の記録では「前頭部&頂頭部がやや薄い」とあるんだけど、今日は髪の毛がたくさんあったの。前回が見間違い?それとも今回はヅラ?それが気になって、真ん中でペレンの黒鳥が踊っているときも、舞台下手端に立っている彼の頭をチェックしまくりでした。でも3階13列からじゃハッキリとはわからなかったわ。隣のスペイン(黒)のリャブコフと時々話している(のか、素振りなのか)姿もなかなか楽しい。彼は背が高くて脚も長いですよねえ。いろんな役をやっているもんで何気にたくさん観ているんだよね。結構語れるかもワタシ。と、今日の記憶はアレクセイ・マラーホフが8割占めています。メイクも凄かったなあ・・・。
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「五線譜のラブレター」

2005年01月23日 | 映画
五線譜のラブレター 特別編

 コール・ポーターの伝記物。MGM昔語りの側面も。年老いたポーターが、妻のリンダと出会った頃を回想するところから物語は始まります。ポーターの音楽は昔のモノと思われがちですが、宝塚(特にショー)では、まだまだ現役なの。この作品を観ていても「『魅惑II』のスーパーロケットの曲だ!」とか「リカちゃんのお披露目で花道からパーティー会場に行くときに歌っていたアレだ!」とか心当たりバリバリ。私なんかそれに加えて昔のMGM作品を観ているので、まあ、それなりに楽しかったんですが、知らない人はどうだったのかな。でも、こういう「名曲切り張り集」だと、もとの映画を観る方が楽しい場合あるんで、モトネタを知らない方が純粋に楽しめるのかな?「『キス・ミー・ケイト』って劇中劇の衣装で『So In Love』を歌って終わりだっけ?」とか悩まずにすむもんね。「夜も昼も」のラストシーンが流れた時、クライン演じるポーターが、「(自分を)ケイリー・グラントのイメージのままにしておこう」みたいな台詞があって、ちょっと笑っちゃったわ。確かにコレをみるまでは私もケイリー・グラントのイメージだったよ(笑)
 ポーター物としてはこの「夜も昼も」がありますが、あれだと「『「創造することに全てを捧げている男』と『それを理性では認めているけどついていけない妻』のすれ違い」ってイメージなんですが、コチラを観ると、あらまあ、ポーターってば、好き勝手やっちゃって、このぉ!みたいな・・・。モテモテだったな~。才能があるからもてるのか??いいな~、と他人の私は羨ましいっていうか。そんな夫を支える妻リンダ。彼女は、夫の「作曲家」の部分に一番惚れていたから許せたのかな?夫の愛人達(男)がなりえない「妻」という立場にいられるのは自分一人だったから、それで良かったのかな?その全てかも。ある意味「無償の愛」だよねえ。そんな妻を演じたアシュレイ・ジャドは、ちょっと多岐川裕美に似ている?年老いていくメイクがすごかった。首の皺まで完璧でした。それでもチャーミングでした。衣装の全てが良かったです。ポーターは、そんな彼女は、やっぱり一番の存在だったようで、彼女が死ぬと曲作りもダメになっていく。すごく深く繋がっていたんだろうなあ。
 その他、やっぱりジョナサン・プライスが凄かったなあ。なんでもデキちゃう人なんだなあ・・・。またどこかで歌ってくれ!ダンサー役のカレの身体の筋肉が、ダンサーとは違っていたのは、まあ、ご愛敬ね。
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「オーシャンズ12」

2005年01月22日 | 映画
オーシャンズ 12

 前作は思っていたほどではなかったんで今回は見る気はなかったのですが、
ヴァンサン・カッセル
出ると聞いて行ってきました。「1」の続編「2」が面白いことはそれほどないのですが、これもそうじゃないでしょうか。伏線がたくさん張ってある、ように見えるのですが、それがカット割りなのでわかりづらいっす。なにより、失敗ばっかりで「一仕事をした」爽快感がないのです。これだけのメンツを揃えて、すべて失敗で終わるハズはないとわかりつつも、「達成感」というか「出し抜いた」感がないんですよねえ。説明されて、あーーー、そうだったんですか、みたいな。ネタバラシがウマくないなあ、と。あと、ジュリア・ロバーツが、彼女のそっくりさんを演じて笑いを取るって、ウエダシンジじゃないんだから・・・。こんなベタなネタってありなのか?あと、ブツを盗むときのネタが、「エントラップメント」で(今回出演している)キャサリン=ゼダ・ジョーンズがやったネタなんだけど、これって、そのパロディなんだよねえ・・・・・・・。それもベタ過ぎだ・・・・・・・。その他、ブルース・ウィルス登場とか、クルーニーが見た目の年齢にこだわるところとかも、クスリと笑うオシャレなネタなんだろうけど、私には小ネタに走りすぎているように思えました。
 登場人物もねえ。前作を観ているのが条件になっているというか。前作を忘れ去っていると、キャラ分担が読めまへん。クルーニーがボスだったのは覚えているんだけど。予習をすべきだったんだろうなあ。それでもクルーニーは胡散臭くて良かった。その他の「オーシャンズ」のメンバーは、別にぃ、ってカンジ。キャサリンはかっちょ良かった。んで、お目当てのカッセルは、大金持ちのイタリア貴族の大泥棒という、いかにも、な設定なのに、クルーニーの前だと、ただの青二才なのが新鮮で良かったわ~。このヘタレ感がたまりませんんんんんんん。かわいいなあ。あんがい顎は目立たなかったよ。そんな彼を見られたので、とりあえず行って良かったな、と。えへへ。
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「天井桟敷の人々」

2005年01月22日 | 映画
天井桟敷の人々

 今まで観たことがなかった名作中の名作が池袋で上映されると聞き行ってきました。長いけれど休憩があるのでそんなに疲れませんでした。主に一人の女性と、その女性を愛する男性4人の話。
 女性、ガランスは芸人で、2部では貴族の愛人となるのですが、卑しくもなく、気品があるというわけではないけれど気高く、自分の分と状況を正しく認識して、高望みをせず、無駄な戦いもせず、けれど、決して飼い慣らされることもなく、諦めることはない、素晴らしい女性でした。彼女に男性がイチコロになっちゃうのもわかるなあ。バティストを愛しながらも、決して無理をしないところが、いいなあ。去っていくときの背筋が美しかったです。
 男性陣は個性がくっきり。バティスト(最初のビジュアルはたかみー似)についてはラスト直前まで「鬱陶しい男」と思っていました。自分が望むように愛して欲しい、なんてねえ。それでガランスが去って他の女と結婚し子供をもうけながら、ガランスと再会したら、二人をあっさり自分の意識から閉め出しちゃって。なんだかな~、と思いましたが、ラストの、ガランスを追いかけながらも追いつけない姿に、ちょっと切ない気持ちが。そうなんだよね、人生、つねに正しい選択ができるワケじゃないし、どんなに欲しても手にとどまらないモノがある。そんな辛さ、というか、苦さを感じました。女好きの役者・ルメートルは、口がうまいだけの男ではなく、芝居にかける情熱は本物。「オセロ」を上演できて良かったねえ。ずっと夢は忘れなかったんだよね。悪人ラスネール。泥棒でもあり人殺しでもあり。でも、決して誇りを失っているわけではない。最後はその誇りのために、たぶん死ぬのでしょうね。その姿が、いっそ清々しいくらい。ガランスを「買った」モントレ-伯は、彼女を崇拝しいろいろなものを「与え」ながらも、結局彼女を理解していなかったんだよね。しようとも思わなかったかもしれないけれど。
 バティストの妻ナタリーは、もしかしたらバティスト本人より彼を理解していたのかも。それがツライね。そして、モブシーン。群衆。その量自体にも圧倒されますが、人生の、どうにもならない時の流れも感じました。正直、見終わった瞬間は、言われるほどじゃないな~、と思ったのですが、家に帰ってからジワジワ来ました。まさにフランス人が描く「人生」でした。
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「ネバーランド」

2005年01月20日 | 映画
ネバーランド

 予告で見たときは「いよいよジョニー様も賞レースに参加なのね」と思いましたが、意外に泣ける映画でした。見ている時は。何事も信じることが大切なんだ、信じることを忘れてはいけないんだ、と。でも、見終わると、結構「残るもの」が少ない。それがなぜかを考えてみると、映画の作りが「ビッグフィッシュ」に似ているところがあるせいなのかも。現実と虚構が入り混じる映像、その虚構も「妄想」というより「イマジネーション」風。そして、普段は忘れている「思い」を忘れちゃいけないぜ!みたいなメッセージ。そうなると、やっぱティム・バートンの方が、なんちゅうか、スケールが大きいんですわ。映像の作り込みといい、テーマといい、ね。「ビッグ・フィッシュ」を観た後は「自分はどれだけ他人を幸せにできる(た)だろう」「自分はどれだけ他人から幸せをもらってきたのだろう」など、いろいろ考えることがありましたが、「ネバーランド」は、その辺の主題が曖昧っていうか。流れからして「『信じる』ことを忘れてはいけない」が主題だと思うんですが、それが「現実逃避」と思える時もあっちゃうんだよね~。
 なもんで、心に残るのは主題とは全く別な部分。イギリスの風景(ロンドンに行った時を思い出した)を含む映像の美しさとか、当時の服装とか、初日幕開きのドキドキとか、舞台のピーター・パンが飛ぶところとか、デイヴィス夫人の長男の表情が、大人の時と子供の時がある、その使い分けとか。あと、アレよ!自分の戯曲が駄作だとわかっているのに初日を迎えなければならない脚本家の困惑!あ~、某先生達にもこれぐらい困惑して欲しいよね!某先生氏達は自分では駄作とは思わないのかしら?自信満々なのかしら?
 ジョニー様は、20世紀初頭の衣装を着た脚本家だったり自分の書く戯曲の登場人物だったり。真面目顔だけではなく「いつものジョニー様」も見られる仕掛けがあるんだけど、そこに「あざとさ」も感じたりして。スパロウ船長がダメで、これが賞を取ったらイヤだな~。ウィンスレットの肝っ玉母ちゃんぶりはとても良い。子供への愛情とか死への恐れとか。ただ2人の間柄に「愛」があったかどうかが曖昧すぎる。「友情」だけでもいいと思うんだけど。バリと子供達との交流も、もうちょっと「クリエイター」の部分を刺激されて、というのがある方が、私はイイと思うんだけどなあ。誰でもいいんじゃなくて「彼ら」だから作品ができた、とする説明が足りないと思うんだけど。ヒネすぎている?
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「青い鳥を捜して/タカラヅカ・ドーリム・キングダム」宝塚雪組

2005年01月16日 | 宝塚(雪組)
 芝居は、最初の方は「再会」みたいだったんで、まあ、石田先生の軽いお笑い系は嫌いじゃないし~、と思っていたら、ご都合主義的に話は進み、最後は親子モノに突入してしまったので、とてもツラかったです。あ~、親子モノはU先生だけにしておいてくださいよ。石田先生のおちゃらけに親子モノなんてねえ。どうにもならないっすよ。話は、あらすじを読んだときは複雑というか、わからなかったんだけど、結局、トド&まー、コム&キム、かしげ&となみ、のトリプルカップルに親子モノをブチこみ、さらに裏の主題は「血の繋がらない兄弟の愛」でしたなあ。トド&コムなもんで、そこが一番強く出てしまいましたなあ。石田先生も、客演主演のトドさん、トップコンビ、次期星娘1(仮)となみ、に、それぞれ見せ場を作らなければいけないんだろうから大変だったと思うけど、素直に兄弟の愛憎、だけでも良かったんじゃないかなあ。
 トドさんはナチュラルに雪組トップでしたなあ。コムちゃんはバッチリ弟キャラで。でも最近大人っぽくなったコムちゃんには、もっと男臭い役を当てて欲しかったなあ。まーちゃんはおでこを隠す方がいいよ、絶対!カワイイんだけど、結構しどころが無い役だよねえ。なんでトドさんを好きになったかわからんかったよ。となみは
敢闘賞ってか助演女優賞ってか。
彼女がいなければ、観なくてもいーや、と思うくらいでした。すごい思い切った芝居です。石田先生の例のお色気ねーちゃんが、脇じゃなくて真ん中に来ちゃいました、というカンジっす。クマの靴がカワイイよね。かしげもカワイイ。キムちゃんは女の子らしかったよん。
 ショーは、三木、藤井、齋藤の三氏の共作。オープニングからコムちゃん誘い受けまでが藤井君(「薔薇」のセンスがイイ)、白い衣装近辺が齋藤君(動物ちゃんとかナースちゃんとか。「カーマは気まぐれ」は・・・orz)、「幸福の王子」(セットがすごくイイ!)が三木先生らしい。3人の先生が携わって一見豪華!に見えるけど、実際は場面が繋がらずバラバラなカンジが。「アプローズ」より各先生が自分の持ち味を出し過ぎちゃったんでしょうな。みんなそれぞれ頑張っていたけど
かしげフル稼働

こんなに働かせて良いのか?あ、あと、オープニングのまーちゃんのドレスはマリアンデルの赤いドレスでした。懐かしい・・・。
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「ジゼル」レニングラード国立バレエ団(コチュビラ&ルジマトフ)

2005年01月15日 | バレエ・ダンス
 昨年のガラで白鳥を踊ったコチュビラちゃん(当時の表記はコシュビラ)主演です。おそらく日本での主役は初めてではないでしょうか。キャスト発表の時は不安でしたが、彼女のHPでジゼルを踊っている写真を見たので、経験者なら結構イケるんじゃないかと思い直し、本日を迎えました。やはり「自分のジゼル」を持っているせいでしょうか、ゲストのルジに気後れすることなく堂々と踊っていました。芝居面では、個人的にはもう少し深く(特に2幕の朝を告げる鐘が鳴るところとか)と思いますし、もうちょっとルジとラブラブに見えるといいなあ、という部分はあります。しかし、それを踏まえても、ビジュアルが大変良かったです。いかにも「ロシア人ダンサーのジゼル」というビジュアル。顔が小さく長い腕が細い。昨日のウィリーでは「ちょっと貧相なカンジになるかなあ」と危惧したのですが、全然そんなことはなく、真ん中で踊るのも自然な風格がありました。昨日のシェスタコワに比べると、ちょっと地味め、なのにどこかコケティッシュ。顔はヴィシニョーワに似ている?ヴィシから天才のオーラを引いたカンジというか。腕はメゼンツェワを思い出させるような。それでいて先人の誰かに似た踊り(演技)というわけではなく。もうちょっと足音が小さいといいのですが、技術面では文句の付けようが無く、特に2幕は体重をまるでカンジさせない、まさに「精霊」でした。彼女のようなダンサーが、常に主役というわけではなく群舞にいたりするのですから、まったくマールイは侮れません。まあ、演技の好みだけで言えば昨日のシェスタコワの方が好きなんだけどね。
 ルジは昨日より自分の世界に入っていました。綿密な打ち合わせのもと二人で「ジゼル」を作りましょう、ってのではなく、ルジとコチュビラちゃん、それぞれの「ジゼル」を作り上げていたように思いました。それでも作品はできちゃうんだね、と。踊りの面では昨日よりは調子がいいみたい。リフトも増えていたし高かった。ミルタに向かうジャンプも昨日よりも精密?
 ミルタはコシェレワ。ステパノワの後だと威厳が足りないかな。ハンスはペトゥホフ(息子)。以前観たときよりはいいかなあ。もうちょっとしつこくてもいいぐらいかも。アルベルトの従者はマラーホフ。この人、役をいくつ持っているんダ~~。ヒゲがないと案外若いよ。ペザントのシェスタコワは相変わらずの安定感、マスロボエフもなかなか良し。クリギンは昨日と同じ貴族(緑)でした。昨日は書きそびれたけど、昨日・今日とコールドはもちろん良かったです。マールイ前半戦は本日で終了です。
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