きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

東京バレエ団「上野水香オン・ステージ」横須賀公演

2024年03月31日 | バレエ・ダンス




― 第1部 ―
「白鳥の湖」第2幕より
振付:レフ・イワーノフ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー

オデット:上野水香
ジークフリート王子:厚地康雄
ロットバルト:岡﨑 司
四羽の白鳥:金子仁美、涌田美紀、足立真里亜、安西くるみ
三羽の白鳥:加藤くるみ、髙浦由美子、橋谷美香


白鳥第2幕はロットバルトのソロから。
ブルメイステル版だけど装置ではなく、旧版の踊り。
なんだか懐かしい。
ただ岡崎さんには貫禄も悪意もなく、たんなる若手ソロ枠。
惜しいような、こういうときに若手を使うのは正解なような。

水香ちゃんは、美しい!
ただその一言。
動きは丁寧で、なおかつ芝居も綺麗に乗ってる。
ソロでも王子が下手にいるので、
彼に気持ちが向いているのがよくわかる。
まだまだいけるよ、全幕が見たいよ。

厚地さんは踊りはないけど佇まいに気品があり、
水香ちゃんとの体格のバランスが良い。
サポート完璧。

4羽、3羽も、群舞も、ひたすら美しい。
この短い時間は、完全に別世界だった。
いまのガラがこれなら、
4月末の全幕はどんだけのレベルになるのか。
楽しみ!


― 第2部 ―
「ドン・キホーテ」より抜粋
振付:ウラジミール・ワシーリエフ(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)
音楽:レオン・ミンクス

キトリ:秋山 瑛
バジル:生方隆之介
メルセデス:伝田陽美
エスパーダ:安村圭太
2人のキトリの友人 ヴァリエーション1:三雲友里加
          ヴァリエーション2:平木菜子


秋山さんの32回転、後半は1/4ずつ着地を変えて行くアレのような?

秋山さんと生方さんのペアは慣れてきたのか安定感マシマシ。
リフトも秋山さんは180度綺麗に脚を開き、
生方さんは片手でブレなし。
2人の体格バランスも良いね。

エスパーダは安村さん!
やったー!
濃い〜。
カテコのニッコリ😄笑顔も良い〜。
伝田さんも濃くて華やか。
こちらも良いバランス。

三雲さんのふんわり、
平木さんの、なんというの、ガッツリ?かな、
個性の違いが楽しいね。


「Nocturne for Three」
振付:ブラウリオ・アルバレス
音楽:フレデリック・ショパン(ミルシテイン編)

上野水香、厚地康雄、ブラウリオ・アルバレス


この流れに入れるのはどうかな、とも思うし、
新しい水香ちゃんを見られるのは嬉しいとも思うし。

アルバレス君ではなく
弾君とかプリンシパルならまた違うのかな。


― 第3部 ―
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

上野EBSCO(

池本祥真、岡崎隼也
生方隆之介、岡﨑 司


もしかしたら水香ちゃんの「ボレロ」は最後かもしれない?
この先、踊る機会はあるのか?
(NBSなら「最後の~」興業があるかな?)

そんな気持ちを踏まえて見て。
今回は水香ちゃんが後輩に踊り続ける姿を見せて、
後輩が彼女が作った道を踏みしめて続いているように見えた。
ギエムのラストもこんなかんじだったな。
君たち、踊り続けてね、と。

ベジャールから振付を渡されて、
ごく初期は振付以外の加味はなくて。
今日は振付は崩さず、
しかし、熱い魂は込められていて。
男性女性の枠を越えた水香ちゃんという個性があった。
物語不要な存在。

なおかつ。
今日はメロディとリズムの一体感がマシマシだった。

いつもだとメロディを見ていて、
メロディがリズムをどう巻き込むか、
そこに物語を、
例えば、ジャンヌ・ダルクに鼓舞される兵士、などを見出し、
メロディとリズムは別々に見ていて、
いつしか一体化、という流れを見ていたんだけど、
今日はメロディとリズムが最初から同時に視界に入ってきた。

メロディがリズムを動かし、
リズムもメロディを動かしている。
融合より、相互作用。
あなたがいるから私がいる。
私がいるからあなたがいる。
そして、音楽もその中を綺麗に流れていた。
上手く表現できないけど、いままでとは違うボレロだった。
横須賀まで行って良かった。

前に6人後ろに6人だっけ、
リズムが肩を組んで片足を上げて腰を落とすところ、
前の組の上手側の誰かが上げた脚が維持できなくて、
ちょっぴりデンジャラスだった。
4人で崩れたのが最高記録、と
どこかで誰かが言っていたのを思い出した。

~上演時間~

第1幕  16:00~16:40
休憩      20分
第2幕  17:00~17:25
休憩      15分
第3幕  17:40~18:00
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「オッペンハイマー」

2024年03月30日 | 映画




ノーラン監督にキリアン・マーフィーだから絶対見るぜ!の「オッペンハイマー」は、
「テネット」並みに物理学の部分がわからないんだけど、
そんな私の貧弱な脳でも話を掴むのは可能。
オタクの内側には常に話が回流しているように、
量子学者の脳内には量子がパチパチしているのかな。

マーフィーもダウニーもブラントもピューも素晴らしい演技で
受賞やノミネートも納得。

ただ、私には、「オッペンハイマーとマンハッタン計画」、と、
「赤狩りに託けて彼を陥れる」のバランスがとても悪く、
あそこであんなにコロっとああなるなら、
もっと違う流れにしてもいいんじゃないかと。

オッペンハイマー個人とその周囲を描きたいのか、
法廷劇にしたいのか、
どっちつかずで、
「え、また、ここで中断?」のイライラが何度か。

アインシュタインは通りすがりではなかった。

ラストも良いと思うけど、3時間必要か、には
ちょいと疑問だなあ。


新しい理論、新しい諸々を追求する学者の欲が
クリアに描かれているのは良いと思います。
自分が立てた学説と、
それが現実にどう作用するか、繋がっていない。
頭ではわかっていても実感はない。

それを含めての「彼」の話だよね。


彼が原爆投下後に賞賛されているとき
子供の死骸らしきものを踏んでいて、
SNSで、それについて「踏むな!」と怒っているのを見た。
いや、あれは「賞賛はこの犠牲の上にあるのを彼自身が認識してしまった」
ということでだよね。
少なくとも、「得意げに踏みにじった」ではないよね。
それを読み取れない人が多いのなら映画は廃るし、
そういう人でさえ見に来るのだから賞効果は凄い。

この場面の周囲の反応は、
当時はそのとおりだっただろうし。
それを無視することなく、こう描いて、
私は納得だったんだけど、
いまのアメリカでは受け止められたんだろうか。


正直なところ、戦時中までは、
科学者の野心→開発と
実証のステップ→実行の流れがよくわかるんだけど、
戦時中の功績者でさえ糾弾・追放となる「赤狩り」が、
感覚的にまだよくわからない。
赤狩り自体は反共なんだろうけど、
排斥の仕方は、やっぱり潔癖ピューリタンだよねえ。
禁酒法と根が同じ。
理屈はわかるんだけど。
例えば戦時中の日本なら反戦反天皇制に繋がるから、と理解できるけど、
戦後のアメリカで、それこそ和訳のとおり、「狩る」になったのが。
しかも共産党支持と宣言している人だけではなく、
少しの行動でも疑問を持たれたら追放というのがね。
そのおかげで生まれた映画があるにしても。
(MGMミュージカルは思想的に当たり障り無しの産物)

このあたりは、いまのアメリカ人は感覚的に理解できるのか、
オッペンハイマーの名誉が回復されているのなら、
やり過ぎと思うのか、やり過ぎたけど考えは正しいと思うのか。
ここについて、自分の中ではまだ決着がつかないので、
もう少し考えるかな。
知識と、腑に落ちる、は別なので。

公聴会のときだっけ、「フーバー長官」という台詞で
デカプリオのシルエットが脳裏に、、、

縞の服を着ていた人は、で、
知っている人は映像が想起されたように、
アメリカ人なら「ここでこの映像が」とかあるのかな。

いずれにせよ、たくさんの人が見て、
感想、意見を言い合う機会ができたのは
良いことだよね。
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「カムフロムアウェイ」

2024年03月26日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




すごく良かった。
911でアメリカ上空が飛行禁止になり、
急遽カナダの島に着陸することになった38機の飛行機。
わけがわからず旅程変更となった乗員乗客と、
突然人口と同じぐらいの客人を迎えることになった島民たちを
12人のキャストが複数役で演じ分ける。

主演が張れる人が12人揃って丁々発止も、
もちろん見応えがあるんだけれど、
脚本と演出の無駄のなさ、
構成の上手さにまず唸る。
コロコロとその場のメインの話と登場人物が変わるけれど
混乱は全くない。

音楽も良く、歌詞もすんなり身体に入る。
休憩無しだからこその密度。

簡易なセットだからこそ、いろいろ見える。
島に降り立った乗客が「見ているTVの映像」が、私にも見える。
あの映像を見たときの気持ちも蘇って胸も頭も苦しくなった。
それくらいリアル。
「消防士の息子」のことも台詞だけで辛さが伝わる。

この島に来るまでの、それぞれのエピソードもグッと来る。
機長が歩んで見た道とか。

でも、話は辛いことだけではない。
善意に溢れた、ハッピーな話でもある。
心温まるラストでした。

島の人たち、よく対応できたなあ。

「エルトゥールル号の遭難」をちょっと思い出した。

ペプシが飲みたくなった。

モリクミさんが小さくなったように思ったけど
周りがさとしさん、吉原さん、ちえちゃんだからかなあ。


各所から顰蹙買いそうだけど言っちゃうよ!

簡易なセット
1人が複数役
話の場所がコロコロ変わる
話の流れがスピーディー
転換が素早いが話は十分把握できる

などは、ひげ太夫を思い出した。
再演があればひげクラスタは見て。
この形式が好きな人はひげ太夫を見て!
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「リベリオン」DVD見ながら対談

2024年03月26日 | 映画
詳しい日付は残っていないのですが
リカちゃん退団公演観劇のうち
都内ホテルの宿泊プラン利用で行ったときに
ホテルでDVDを見ながら友人(け)と対談した記録なので
2004年3月のどこかだと思います。

こちらは改行を入れずに貼り付けます。
あまり内容に踏み込んまず、
クリスチャンに向かってカワイイと言うばかり・・・・・
太文字も再現なしで。(面倒なので)


+++(ここから)++++++++++++++++++++++++++
き:21世紀初頭って今?
  スターリンってやっぱ岡田真澄に似ている。
  そろそろ第3次大戦とか始まるのね!!
  隠せ!とな。どんな顔で絵を見ていたんだろうね。

け:字幕が「クラリック」なんだよね。カタカナで言われてもよくわからないので、日本語の
  意訳が必要なんじゃないかしら。
  しかし、絵を隠していた人たち、どう見ても絵画を愛好しているように見えん!

き:人物画の会?と思ったけど、風景画もあるかな。どんな気持ちで見ていたんだろう。
  芸術なのか、発禁本を見る気持ちなのか。

け:きゃ!いやん!とか。。。
  突入隊、スゴイものものしい!!
  撃たれた!!大げさな!!!!

き:この時代、銃を手に入れてから芸術鑑賞か。ツライの~。
  銃が撃てなきゃ、絵を見る資格なしとは!

け:来るわ、来るわ、
  きゃ~~~!
  うしろあたま、
  きゃ~~~~~!

き:うなじに萌え~
  ちょっぴり見えるお耳もカワイイのう。

け:振り返ったわ。右目頭あたりに吹き出物が?
  (吹き出物というより、おできってかんじ)
  まゆげボーーーン!!

き:あ~、ショーンの入り方、いいよう!
  ずずっ、て後ろ向きに入ってくるショーン。
  そして二人のうなじ。ふはー。

け:このフレーム、サイコー!
  建物に入ってくるときの光の差し込みがすげーキレイでっちゅーーーー。
  12名以上って、正確な人数知らなくて大丈夫?

き:何気にやる気まんまんのプレストン。感情みえみえよ!
  そして目を伏せているパートリッジ。

け:そうそう、すばらしい画面割り。
  このときクリスチャンは28歳?見えない。唇うすいとこ好き。

き:ああ、この表情がたまらんショーンよ。
  やはり行くのかプレストン、やらねばならんかオレ、みたいな。

け:さて、いよいよ突入よ。
  助走つけてドア蹴破る必要があるのかいな。

き:思いっきり走っているもんね~。

け:部屋に入った瞬間のしゃがんでいるポーズがカッコイイ~。好き~~。

き:そうそう、そして立つまでの間合いが好き好き~。
  もちろん光を背にして立つのも好きよ。

け:だだん、、、、(←走り込む)、すっく!(←立ち上がる)カッコイイーーー!!
  暗転長いよね。

き:私、最初見たとき映写機の故障かと思いました。
  この後のストロボは、セル画ケチったアニメのようで、貧乏くさくて、実は好きです。

け:静と動のバランスが絶妙よ。
  一応ガンカタで撃っているらしいが、暗くて見えない。

き:銃の先が光っていたり、この辺の外が細かい。
  あ、このサーチライトの按配も好きです。
  辛そうなパートリッジの表情は最初はわかりませんでした。

け:レコード、ドーナツ盤だね。

き:イエーツの詩集も(この時点で出ていたことを)いま気が付きました。
  この段階ではB5判くらいでしょうか。新書判より大きいくらい。
  鍋に塩・・・。台所?

け:ペーパーバックってかんじだわ。
  結局プレストン一人で
  充分だったのでは・・・。
  こんな大勢で・・・。
  料理も禁止?うまい料理を食うと感情が発露しちゃう?
  床の下ってなんでわかるの?鼻が利くね~、プレストン!!

き:鑑識班を呼びに行くパートリッジの背中が哀しいぜ!

け:どこからともなく鑑識班さ!
  ああ、本物のモナリザが・・・・・・・・・
  取りあえず燃やしちゃえばいいじゃん。
  パートリッジの表情が切ないよ~。

き:私、この「burning」って無表情に言うの好き。
  車内、目で証拠物件を指すプレストン。知っていたなら
  車に乗る前に言えよ!
  この段階で詩集はマンガ本くらいの大きさ。
  って、また仕舞う。
  二人が違う方向を見ているのが良いよね。
  あ~、このショーンの右手人差し指を口の中に入れるの好き。

け:好き~。
  車、普通っぽいよね。
  色のない世界だなあ。
  あやしい飛行船。

き:ね~、ギレンの方が演説うまいと思うんだけど。
  この演説で薬打ちたくなる?

け:子供がえらそうに指示してんじゃん。
  あれはなんでわかるの?不思議~。

き:この演説も充分感情的よね。拍手もさ。
  ガンカタの練習。揃っていないところがツボ。

け:なぜ上半身裸?
  ってか、なんで廊下の真ん中でやってるの?
  薬の時間です。
  パートリッジは打つふりだけだと思うぞ。
  だいたい自分で針打つなんてイヤよ。
  私は絶対やらないね。
  その前に、時間通りに薬を飲めずに余る私なのに・・・。

き:私、絶対忘れるな。反体制とか、そんな気概なく。

け:なんかな?地球儀、大陸の形がかなり変わっているような・・・

き:でもアトラスが支えているのは変わらないのね。
  「プロジウムを打つのを止めたら・・・」のあたりで、実はプレストンは感情が
  豊かだというのを表しているのでしょうか?

け:どうなんでしょ?たんにカマをかけているだけかも?
  この人(デュポン)ヒゲ濃いよね。

き:「質問がよくわかりません」もナゾというか、ヘンというか。
  クラリックとしては感情違反者を身内から出すって、すごく恥ずべき事じゃない?
  感情レベルでなく、理性レベルでそうだと思うんだけど、それも何も思わないって、
  ありか?

け:「違反を見逃した悔しさは?」と聞かれて銃を見る意味は?わからな~い。

き:試されている、って思ったふうでもなし。ヤバイこと言ったらその場で射殺されるというのを
  暗示している?悔しいって言ったらズドンと行く、ということよね。
  そのわりには本当に何も感じていない(と自分で思っている)。エラそうだぞ、と。

け:ムーーーー、の口が
  可愛い~んっっ。
  思い返していたのね。うふ。

き:あ~、パソコンを見ているときのこのポーズが大好き。
  カッコイイよね~。

け:自分と同僚のツーショットを
  繰り返し見るのって、どうよ?

き:記録が紙かよ~~。今時目録カードはすべて電算化(←この言葉自体が死語だ)されて
  いるよん。

け:妻の違反を見落としているのを注意されたので、今度は同僚の・・・ということ?

き:このところ・・・。この間ずっといろんなものを取っておいたのか?
  詩集を逆にめくるパートリッジ。これはプレストンがくるのを待っているのよね。
  こうして何日ムダにカッコつけて待っていたのでしょうか?

け:来たら詩集を朗読してやろうとか・・・。
  ちょっと待て!詩集が厚くなっていやがるぜ!

き:ツメの形がいいと思うぞ、ショーン。

け:いいねーーーー(まじまじ)
  「やはり来たか」
  教会か?ステンドグラスか、バックは?
  そういうものは全部(感情違反の)対象で燃やしたの?
  謎だらけ~。
  ステンドグラスから差し込む光が綺麗ね。

き:このときのプレストンがね、同僚が犯罪者でツライ、とかではなくって、
  夢など見るなんて可哀想なヤツだ、とそんな気持ちっぽい。
  「気の毒と感じたことなどない・・・」この場面好きだわ。
  んんん、「感情を剥き出しに」のところで「jealousy」と言ったね。
  英語ではそう表現するんだ。
  銃を構えるプレストン。この時のパートリッジの瞳の緑色がすごく綺麗なの。
  澄んでいるのよ。

け:何とも言えない表情なのよね。哀れみとか?(ショーンもヒゲが濃いわ)

き:撃つ間合いが好きよ。
  どーでもいいがこの教会、エアリス(FF7)がいた教会を思い出す。

け:パートリッジは、もともとプレストンに撃たれるつもりだしな~。
  黒人登場。

き:また未来都市に戻りました。
  出世ってどういうことをさすのでしょう?党の幹部とか?

け:いきなり出世欲バリバリです。
  新相棒の派遣、早すぎ。先まで読まれているって事かしら?

き:呼びかけは名前ではなく「クラリック」なのね。
  でも、あなたも「クラリック」じゃない?
  あ、このガキ、演説を見ているとき無表情だと思っていたけど、一瞬瞳に色がつくね。
  掛け布団掛けないと腹を冷やすぞ、プレストン。

け:反芻しているぜ!腕の筋肉が良いのう。
  あ、鼻の穴がサブちゃん?
  ノリさんがサブちゃんの物真似をするときに描く鼻の穴みたいな・・・。
  ベッド、ちっちゃい。足を伸ばしたらはみ出るですよ。
  ビックリ!!

き:仰向けに寝たら足がはみ出る状態だな。
  右足の先を左足のかかとに乗っけているのがカワイイね。

け:回想の中のプレストン、カワイイ髪型。首のかしげ具合がカワイイね。
  ちょっとちょっと、妻とどれだけ離れていたの?もの凄い勢いで走ってきたけど!!
  10歩ぐらいだわ!!広い家だなあ。

き:んで、ビビアナが「あちゃー」と諦めて一度下を向いて、顔を上げたとき、プレストンが
  振り返るんだけど、その時だけプレストンに色が付くんだよね。

け:すごーい。言われるまで気が付かなかった!!
  呆然とするプレストンが、また、なんとも・・・。
  この時感情が動いたんでしょうか?色が付いたということは。

き:子供達を見る意味は?無意識に助けを求めたんでしょうか?気遣ったの?
  どこまでが感情の発露??

け:わからん。びみょ~~~~~。奥さんを愛していたの?
  自分では愛していると思わなかったけど、実は愛していた、とか?

き:私、この「起きあがって手をにぎにぎ」しているのが好きなんだけど・・・
  自分では気が付かない感情(←と自分では認知していないと思うけど)を
  持てあましているんだと思うんだけど、もしかして、
  腕枕していて、腕がしびれただけ?

け:隣のマットは妻のベッドでそ?処分してしまっていいのに残してあるってことは
  別に斜めに寝る(隣のベッドを使って斜めに寝ると全身入ると思われる)だけでは
  ないよね?薬で夢までコントロールできる??
  ベールの爪、きれいかも。
  あ~、やっちゃったよ!!
  薬割っちゃったよ!

き:あれ、舐めたらダメ?ガキもしつこいな。

け:あ~、誤魔化している、微笑んでるーーー!!

き:うろたえぶりがカワイイのさ。
  ガキさ~、見ないふりをしといた方がいいんじゃない?
  あ、でも、そうしたらイクイリブリウムの描写ができないか。
  子供に仕切られるジョン。君の親としての役目はいったい?

け:でも、親として振る舞おうとしてるわ。

き:シリアル、まずそうだな。

け:ドックフードみたい。
  やはり、栄養バランスを考えた食事かな?
  食事しながら談笑するなんてないだろうし。

き:妹が行儀が悪いところでプレストンが目を伏せるでしょ?これはどんな意味?
  行儀が悪いと感じる自分がイヤなの?それとも娘までが妻と同じ感情違反者に
  なるのか、というおそれ?

け:この表情からだけでは読みとりにくい。
  誰か説明してーーーー!!

き:君、どこがいいタイミングだよ。早すぎだよ。
  取りに行かずに家庭に支給すれば並ばずにすむのにね。忠誠心を試しているのか?
  でも、それじゃ仕事にならんじゃねーかよ。
  一回貰うのに何時間も
  かかりそうよね!

け:大体システムに問題有り。私なら面倒くさいから貰いに行かない。
  ↑そういうズボラな人間も排除しちゃうってこと?キャ~!

き:禁制品・・・。御禁制の品?南蛮渡来の品??
  この秘密の部屋、ドアはどこに?集めた後、塗り固めたのか?

け:壁厚いねー。結構少女趣味な部屋。取りあえず集めてみましたーーー、みたいな?

き:ロートレック風の絵もあり、基本は19世紀末?
  これ、どんなふうに流通しているんだろうね。いくらぐらいなんだろう?
  注)ガレ風ランプは、現在の日本では3万円ぐらいです。参考ページはこちら
  それにしてもクラリックに立ち向かうとは、あっぱれよ!

け:このとき、すでにプレストンの表情が違うじゃない?
 1回撃たなかったぐらいで
  切れる薬が
  なんの役に立つのか?
  この世界の人は真面目な人が多いのね。

き:ズボラな人は、みんな排除されちゃったのね。

け:花の絵だと思ったら、オウムの絵だったわ。
  とにかく色がついているものは全て御禁制の品なのね。

き:壁紙もヘン。四面別々の柄。
  あー、この間合いもいいわ。考える前に身体が動いちゃうのよね。
  必死に自分の行動に理由付けしようとするの。
  口をちょっと開けているのが無防備よね。

け:↑同意!
  回転するカメラワークとかとか、小技がニクイぜ!

き:ここも好きよ。生きる目的を持っていないことに気づくプレストンなのよね。
  「生きるために生きている。それで満足?」
  満足と思いたいプレストン。
  「感情や愛情もなく、怒りや悲しみもなければ、息は時を刻む時計の音と同じ」
  感じることは呼吸と同じ。それはまったくの同意。「感じること」ができなければ
  「自分」は「自分」ではないと思う。

け:感情を殺した世界だからこそ、こういう台詞が詩的に聞こえるね。

き:「クッ」と笑う彼女が好きよ。

け:このところのメアリーの、「あんたって、なんてつまらない男なの」って
  感じ方がいいのよ。

き:やっとガンカタが出たわ。
  でも、この理論、わからん。
  この動きで戦えるのもわからん。

け:もっともらしいグラフィック使っているけどねー。
  2階で見ているプレストン、その次のシーンではいない彼を確かめるオヤジって・・・。
  ストーカーかよ。

き:子供達を見る彼の表情の意味は?
  心臓の音を確かめ、窓のフィルムを剥がす、その指がキレイなのであーーーるっっ!

け:いい筋肉してまいな~~~。
  虹、きれーー。私もカンドーする。変な飛行船浮いているけど。
  朝日もね。知っている景色なのに、初めて見るような。 
  あーーー、好き好きーーーー。

き:皆が一直線しか見ていないのに、いろんなところ見ている、それがすでに感情違反。
  手袋は感情を覆っているもの。外して指に直に伝わってきたものは?
  画一なことに疑問を感じるプレストン。

け:ムダに机上の配置を変えるのがカワイイわ~。
 しかも本当にムダ。

き:あんた、いまさら・・・・。←撃たれた人に抱きつかれたところです

け:今まで、もっとひどいことしてきたじゃん。
  じわじわと感情を取り戻していくプレストンの描写が好きですわ。

き:あんた一人でなにをしてるのよ。
  ああ、一瞬、光が当たるのもよい。

け:あれで覗いたとたんにバキュンとか撃たれたらどーすんのよ、あんた!!

き:この部屋も謎よね。50年代?スヌー山盛りの写真はかわいい。

け:エンパイヤーステートビルより、高い首無しバスケの選手とか。よく集めたね。

き:プレストンが素手で触っていくのが好き。でもこの部屋だからのワザ。
  私の部屋ではこうはいくまい。(こんなにキレイに陳列してない樹海だから)

け:蓄音機!現代ですらレトロで、これは手に入りにくいと思うぞ。
  エッフェル塔のスノードーム。東京タワーだったら笑える。

き:キャ~、彼の瞳に吸い込まれちゃう!
  この曲が違う曲だったら泣かなかったかな?
  プレストンの後ろのキリンが謎。
  キリンの上のジューサー、これも禁制品なのか?

け:黄色い標識!これも?通学路かな?
  この世界に歌手はいないよね。アイドルとか・・・。TVは説教臭い番組ばかり。
  つまんねーー。北朝鮮にだって歌番組はあるのに。

き:ああ~、声も立てずに泣くのが、くうううううう~~。

け:こんなに感動してもらえたら
  ベートーベンも本望だと
  思うわ!!

き:そして、(パートリッジの時と)同じ事を言われて、同じように言い返すのね。

け:もっとちゃんと隠さなきゃダメよね。
  (本で良かったね。キリンじゃなくて良かったね) 

き:ポケットに入らなかったからかなあ。
  全部焼いたら、
  あんたら失業よ!

け:やっと犬よ。
  「前にも見た動物だ」。だから犬だよ。
  「飼ってどうするんだ」。可愛がるんだよ!!

き:「待て」は、つい言っちゃったんだよな。

け:言い訳考えてる~。
  あーーーーー、犬が撃たれる度にズギューン。心を痛めているプレストン悲痛~~~(涙)

き:抱き慣れていないのがいいのよね!!

け:あ~~ どうする~~ アイフルーーーーーー
  前足の太さがメチャクチャ可愛いざんす。

き:あんた、無理矢理な理由・・・・・・・・
  で、なんで死刑って火刑なの?

け:なぜでしょう?
  命令に従うことが大事なワケよね。

き:また、このポーズだわ。すてきーーーー。
  ああ、静脈の浮き出ている手の甲、好きーーー。
  で、やっぱりパートリッジと同じ行動とるんだよね。

け:みんな行動パターンは一緒なのかしら。
  最初の犬よりデカい気が・・・。

き:ここで一瞬安心させるのがうまいよね。
  でも言い訳ヘタだわ。

け:出たわ、ガンカタ。
  すごい至近距離なんですけど。暴力的だわ。

き:早すぎて、パーの私にはようわからん動きだわ。
  犬一匹のために、何人殺したんでしょう、この人は?
  あー、でも、「あちゃー」って顔の表情イイわね。

け:まあ、でも、こんなに感情爆発させちゃうんじゃ、
 薬必要かも。

き:危険すぎる男だよね。

け:あ、これじゃん!取れるじゃん!!と鏡をはずす。

き:鏡をはずすと配管。
  私は一瞬、壁ごと鏡をはずしたかと思いました。
  怪力なのかもクラリック、と。
  実は安普請なんですよね。欠陥住宅。

け:鏡、簡単にはずれすぎだと思いま~す。

き:取っておかなきゃダメ?あのまま落とすのはナシ?

け:トイレに流すとか。
  なぜ、剣道・・・。
  刀を逆手に持つのは戦闘型として有効なのかよくわかりませんが、カッコイイので許す。

き:型がちゃんと決まっているんだよね。重心が下にちゃんとあるんだよね。
  キャ~~~、そんなに荒い息づかいなのに、クリスチャンの耳に顔を近づけないで~
  囁かないで~~~~~!
  私が変わりたい。
  でも戦うのはイヤーーーーーー。
  急所狙うのはありんすか?

け:ヒキョー者め(笑)
  ガンカタ容赦ないわ。強悍だわ。
  銃底に書いてある文字が読めませ~ん。
  逃がすためとはいえ、同僚をタコ殴りに殺すとは、やっぱり君には薬が必要だよ。

き:これだけ適当に殴れば倒せそうよね。
  なんで「クラリック」って呼ぶのかね~。
  部長が部長と呼ぶようなもの?

け:「職業」を強調しているんだろうとは思うけど、同じ役職の人同士なのにね。

き:う~ん、このヒゲさんの首を振っているのが切ないのよね。
  君が危険を冒さなくてもよいのだ、というか。
  しかし、銃。右手で受け取って左手で返してる。誰も気が付かないのか!!

け:私は今気づいたよ!!
  無言の会話が泣ける~~。

き:パートリッジの死体、微笑んでいるみたいだね。
  腰布いらん!なんて言っていいかなあ・・・。

け:プレストン、コートの前のボタンをひとつ外してオシャレさんになっているわ。

き:あれれ!尋問開始の時は素手だよ!いつ手袋したんだ。手袋に隠し持っていたように
  見えるんだけど。取り出したとき。
  パートリッジの名前を知っているか?
  ・・・・・・・・・・・・・・・・嫉妬?この写真もこっそり・・・。
  やはりアブナイやつ。

け:メアリー、嬉しそうじゃないよね、この写真。でもこれ1枚しかないから
  大事に持っていたのね。裏が「Freedom」。意味深だわ。

き:ふ~ん、って顔してから反撃がいいよね。
  頬に触れそうで触れないのが良いのだ。
  「Freedom」も気になるがこの二人(パートリッジ&メアリー)の関係も気になるのだ。

け:この本棚が怪しいって、なんでわかるの?
  やはり鼻が利くの?

き:どうやって出入りしたのでしょう?そしてユルゲンはいつから待っていたの?
  ずっと見ていたのね!

け:地下に降りる入り口が妙にハイテク。リモコンとか。

き:嘘発見器。どこで、どう役立てているの?
 プレストンをいたぶるだけ?
  俺たちは全部知っているんだよ~ん、って?

け:リボンの香り嗅いでいるのがすでに変態チックではありますが。
  感情隠して戦う。→君には無理!
  だって、いきなりヤル気まんまんだもん!!
  おーまーえーがー(←デュポン)が怒りを表してどうするよ、オヤジ!!

き:隠している薬、山盛りはあきらかにヤバイぞ!!
  悩める父。こっそり取ろうとしたの?子供のために?

け:そうかも。

き:子供は期待している顔だよね。で、「Good night dad」って言った?
  最初は「ジョン」だったのに!

け:そーそー。
  なんでいつも口が半開きなの?
  エロいよ。
  いや~ん、切な~~~い。泣きそう~~~~。

き:ファザーを殺せば大丈夫だ!って本当か?そんなに簡単なものなのか?

け:無理だと思います。
  ってか、ここに住まなくていいじゃん。
  1日飲まなかったらプレストンみたいにアブナイやつがたくさんできあがる。

き:ユルゲンめーーーーーっ。弱気なーーーーーーーーっ。
  ってか、火刑って公開なの?
  このビビアナ処刑の時の自分の顔を見て、彼は何を思ったのでしょう?
  ビビアナの姿を追っていた自分に気が付いたとか?

け:後悔とか、あるんじゃないですかね。改めて感情のない時の空虚さに気づいたとか。
  それにしても、デスクワークしていないよね?報告書を書いているふうでもない。
  ビデオ見るぐらい?
  あら、階段2段飛ばしたわ。
  こわいねーー、火刑って。私ちびっちゃう。絶対命乞いする!

き:私ねー、最初はメアリーが助かると思ったの。間に合わなくてビックリ!

け:まさかヒロイン(よね?)を殺すとは。
  メアリー、勇気あるよね。
  あー。ここよ、ここ。声を出さずに泣くのがいいのよ。

き:泣き始めを正面からではなく、後ろからってのがいいよね。
  そしてグーで殴られる。演説しているってことは、ブラントの目標は政治家?

け:唇切れているのもせくし~~~

き:「彼です」って、なんでここでウィンクなのよ!!してやったり?
  銃底に書いてあるのは
  「GRAMMATON CLERIC
   PRESTON 782」
  あれ、工場でのタコ殴りの時に見た突起がないぞ!
  さりげなく希望を出す。そちもワルよのう。
  そしてレトロな鍵。

け:やはりイケナイ人かも。
  全体的に技術(この世界のテクノロジー)がアンバランスだわね。

き:いつ知った・・・・・って、バレバレよ!

け:息子の方が一枚上手ね。

き:ああ、そして、黒電話!
  来た来た、日本海軍。誰の趣味?
  んで、この嘘発見器、結局何の役に立ったのだ!

け:あたまに付けているコードがおさげみたいでカワイイの。
  ブラント~。ウィンクのお返しだよ!!
  「私の手に・・・」狙っていたのね。
  武器持ってんじゃん!ボディチェックぐらいしろよ!
  すげー隠し持ってんじゃん!!!

き:下手なジョークに笑うのも部下の勤め。
  「今の気分は」って、そりゃ、
  テメエ、ぶっ殺すだよな。

け:血煙上がるも返り血浴びず。
  オヤジ、つえーーーっ!
  命乞いしてさ、プレストンが銃を降ろしかけたところに反撃しかけたところを撃つ、
  とかじゃないもんね。
  ああ、ここらへん、もーーーー感情の赴くままに撃っているね。
  まー、とにかく敵は倒しましたとさ。


4時間強かかったので、
後半が少々テンションが下がり気味になってしまったのがちょっと残念。
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「リベリオン」鑑賞記録まとめ

2024年03月26日 | 映画
gooブログの利用前、「さるさる日記」に書いていたときの記録が出てきたので
復活上映を記念して転載します。


■2003/04/06 (日) 「ブラック・ダイヤモンド」「リベリオン」
「ブラック・ダイヤモンド」
不思議な男だ、ジェット・リー。
写真だけ見ると決してハンサムではないのに、
動くとなぜ「すっごくイイ男オーラ」が放出されるのだ?
理性では全然ハンサムじゃないと思うのに
感情は「ステキよ~~っっ!」になってしまう。
謎の男だ。
でも好きだ。
彼を目当てに行ったら、すごく面白い映画でした。
スピーディーだし、謎解きも2転3転だし、
子供使った泣かせもあればお色気もある。
アクションもキレがある。
盛りだくさんだけど、きちんと消化できている。
悪役が渡辺裕之ぽかった。

「リベリオン」
映画のタイムスケジュールを確認するため買った東京ウォーカーに
載っていた写真の主演の男が好みぽかったので見に行きました。
SFで、人間が感情を持つことを禁じられた未来。
それを取り締まるのがクラリック(という役職)。
クラリックとして冷徹に違反者を処刑してきたプレストンは、
同僚の死などから感情が徐々芽生えていく。
ついには社会の統制者への反乱運動に加わる。
最後、独裁者を倒した時に彼に浮かんだ微笑みは、
やっと人間本来の姿を取り戻した社会への微笑みだよね。
やっぱ人間は暴力によって社会を変えるんだぜよ!の
微笑みじゃないわよね。(ヒネている私)

主演のクリスチャン・ベールは、アレね、吸血鬼ができる系。
髪を撫でつけて黒い服着て、
ストイックな姿に萌え萌えです~。
マトリックスのキアヌのようなビジュアルなんだけど、
キアヌより俗っぽい雰囲気がなくてイイです。
感情が芽生えていく過程の演技が良いですわ。
最初に彼に殺される同僚はボロミアのショーン・ビーン。

SFとはいうものの、どことなくパチモンの未来世界。
本田恭章が出演した「ハカイダー」の世界を彷彿させます。
基本はカンフー+ガン(銃)アクションなのに、最後は日本刀です。
ツボですわ。
お金のある人、ゼヒゼヒ見に行って~~。

【追記】
本当に、なんとなく見に行ったんですわ。
たまにこういった「神の啓示」が来ます。
どういった神様なのか。やっぱりオタクの神様か?


■2003/04/16 (水) 「リベリオン」2回目
友人に見に行け!と薦めるうちに自分でも見たくなって、つい2回目・・・。
今回は2ちゃん等でいろいろチェック項目を押さえた後だったので
(←詩集の大きさが変わるとか)とても楽しめました。
DVD出たら買っちゃうかも。

この映画のなにがイイって、
それは「映画でしかできない場面」を見せてくれるところ。
例えば妻が逮捕されるとき、
プレストンやその他の人は灰色っぽいんだけど、
妻だけは色鮮やか。
それ以外でも、メアリーの瞳や唇、
写真の中のパートリッジなど、
感情が発露している人には色を与えている。
そしてプレストンや彼の見る風景もだんだん色つきになっていく。
この過程がうまいな、と。
エミリーの秘密の部屋なんかも映像ならでは。
無機的なプレストンの家に比べると、
色が溢れ、無駄なモノ(笑)たくさん。
これは字では表せないよね。
「ガレのランプが置かれていた」なんて書かれても、
あの部屋は表しきれない。
ベートーベンを聴いて涙を流すなど、音楽の使い方もうまい。

次にツボなのは世界が胡散臭いところ。
風景がね、低予算のためだとは思うんだけど、
精密なCGじゃなく、むしろ書き割りに近く、
近未来なのに、現代と変わらない車、手錠も鍵で外し、
副総統への連絡は黒電話。
自宅のキーはえらいSF的なのに。
その辺をどこまで意識して作ったのかはわからないけれど、
結果的に非常に嘘臭い世界になり、
それ故にプレストンの感情(だけ)が現実(真実)に思えました。

その彼の感情の芽生え方もいいよね。
手袋を外し、自分の皮膚で確認した結果生まれてくるもの。
手すり、机、香水瓶、リボン・・・。
そこから何を「感じ」とっていくのか。
それを台詞ではなく、ベールの演技で表すというのが素晴らしい。
彼の指先、微妙な表情でわかる。

ガン=カタはね、2回目ともなると、カッコイイというより、
特撮の決めワザっぽくて、ちょっと笑いそうになります。
ごめん。
一斉摘発の時、抵抗者を逃がすにあたってのアクション、
タコ殴りにしか見えません。すいません。
日本刀のシーンは、まさに時代劇の「殺陣」ですね。

クリスチャン・ベール(74年生まれ。国分太一と同じ年齢!)は良い役者ですね。
演技うまい。
出だしのうなじに萌え。
吸血鬼役者と思ったのは
若き日のクリストファー・プラマーを連想したせいかも。
近々彼の出演作を借りて見ましょう。


■2003/06/28 (土) 「リベリオン」「トランスポーター」
祝!リベリオン再上映!!
ありがどう、早稲田松竹!!しかも2本立てで1300円!
DVDが出たら買うつもりでいるけれど、
もういちど大きい画面で見れて嬉しい!

何度見ても飽きないなあ。
まるで齋藤君のショーのようだ。
「リベリオン」を見た人の感想で
「映画が終わったあと、
 疑問点がたくさん浮かんできたんだけど、
 どんどん自分で答えを作って
 深みにハマりそうだったので考えるのを止めた」
というのがあったけど、わかる。
実にわかる感想だ。
音声指示で映像が再生されるパソコンがある時代に、
証拠物件の登録は紙だと!
等々、それが単純に世界観が統一されていないのか、
なにか深い理由があるのか、
わからないところが面白っていうか。
パートリッジが持ち出した本が
だんだん大きくなっていったりは、
小道具のミスではなく、
プレストンの心象が投影されたという説がある。
反面、プレストンの妻は逮捕時と火刑時は違う女優さんで、
どちらかのシーンを先にとった後、
もうひとつ場面を取る必要があったのに、
その時には最初の女優さんと連絡が取れなかったので、
よく似た女優さんに演じてもらった、
なんて話を聞くと
やっぱアバウトに作ってんのか?とも思っちゃう。
その匙加減が、まさに齋藤風味かもしれん。
誰か指示棒使って解説入れてくれないかな。
「この本!この本の大きさを覚えておいてね!」とかさ。

「トランスポーター」は「レオン」見たいなカンジよ。
過去になにがあったか不明の強い男が、
ひょんなことで知り合った女の子を助けて戦うような、そんな話。
スー・チーは文句なくカワイイ!
ジェイスン・ステイサムも、まあ、好き。
ただ追いつ追われつのアクションは
「チャーリーズ・エンジェル2」のように、
べらぼうに金をかけた映画を見た後だと
少々ショボく見えてしまう。
アクションのセオリーどおりの作りにしたあまり
説明不足な点も。
なぜ最初にスー・チーが縛られているのか教えてよ、って思いました。
こういう映画を見ると、
いかに「リベリオン」がセオリーをはずしているのかわかって面白かったけどね。

早稲田松竹では7/19より「ベルベット・ゴールドマイン」が上映されます。
いろんなレンタルビデオ屋さんを探してもなかったので、
見られるかと思うと嬉しい。
また知らないクリスチャンを見られるのね~。

【注】
斎藤君 → 齋藤吉正。宝塚の作家・演出家。荒だらけ・穴だらけなのに、
なぜか繰り返し見てしまう麻薬のような魅力を持つ作品をつくる人。
代表作は「BLUE MOON BLUE」(ショー)。


■2003/06/29 (日) さらに「リベリオン」
また見に行きました。
本日は長野から友人が別用で出てきていたので、
強引に誘って一緒に見てきました。
どっかで見たことある設定の中で、
いい役者を揃えたね、と私と同じような感想で、
狙い通りで嬉しゅうございます。
好みが似ているから絶対ベールを気に入るな、と思ったら、
そのとおりでした。
いいよね、ベール。

今回、さらに新発見。
ビビアナが逮捕されるとき、
正面から見たプレストンの顔は暗い色なんだけど、
後ろから見た一瞬のうなじには色が入っているの。
この一瞬は、プレストンの感情が動いたというのを表しているんだよね???
あと、もうすでにいろんなところで言われていると思うんだけど、
陰の付け方とか、カメラワークっていうのかな、カメラの回し方とか、
殺陣(ガンカタって、アクションっていうよりは殺陣だよね)の間合いとかが、
一昔前の時代劇のようで、それがツボだよね~、
と友人と言い合っていました。
私は雷蔵の「眠狂四郎」を思い出しました。
そういった、大映時代の時代劇の雰囲気を持っていると思います。
それにしても、やっぱり役者がいいよね。
ベールの演技が秀逸。
台詞がないのに表現できている。
DVDを買ったらアテレコしちゃうかも。
「ああ、警官隊殺しちゃったよ、どうすべ~。
 ん?んん?この鏡・・・。うりゃ。
 おりゃ(←鏡を外している)。
 よっしゃ、ここに隠しちまえ~~」とかさ。
ああ、詩的じゃなくて情けない。
映画中の台詞は少ないからこそ、
洗練されているっちゅうに。
「感情がなければ、息は時を刻む時計の針と同じ」とか。
好きなのよん。

語り尽くされているけど、
ハリウッドのセオリー通りに行かないところがいいよね。
ハリウッド映画なら、メアリーを助けて、
ラスボス倒した後に、メアリーとキスしてハッピーエンドだべや。
それが助けられず、
さらにプレストンに強い感情(メアリーの瞳の色と炎の色で表現)を
起こさせる、っていうのがいいですな。
耐えに耐えて、最後に一人で乗り込む。
う~ん、時代劇の黄金パターンか、やっぱり?

映画館は、始まる前は熱気ムンムンってカンジでした。
東京近郊中から「リベリオン」目当てに人が集まったっていうか。
なのに上映中は緊張感に満ちあふれ、
皆さん集中してみているのがわかりました。
冷房が効きすぎてトイレに行きたくなったとき、
いま動いたら顰蹙買うかも~、って思ったぐらい。
こういうのも珍しいですね。
ああ、早くDVDが見たいわ!

【追記】
結局メアリーが死んでプレストンが泣き崩れたのを確認してトイレに行きました。
もう少しで終わるから席に戻るのはナニかな、と、その後は立ち見していたのですが
これが大当たり!真ん中で立ち見すると、アップになったクリスチャンの目線と
ピッタリ合うのですわ。ウハウハでした~~~。


■2003/09/04 (木) 「リベリオン」(等)覚え書き(考察ではない)
昨夜寝る前に思いついた。忘れないうちにメモ。DVDが来たら深く考えます。

・ブラントに感情がある理由
プロジウムはファーザーが政権を握ったときに発明。
この時は理念通りの運用で独裁者仕様になったのは
デュポンの代からかも(ファーザーの死にデュポンが関係している?)。
国民全てに服用義務。支配者達はもちろん服用していない。
しかし、ネーダーやクラリックの出勤率を考えると
国民全ての100%の感情を抑えるのは無理。
抑制しきれなかった者は
(1)基本的には抹殺
 ← 自分達の支配権を覆される恐れがあるため。
(2)自分達の支配権維持に役立ちそうな者に対しては
 薬を投与せず見返りを与えて飼い慣らす。
 ブラントは小房の粂八。

・プレストン妻・メアリーが髪をおろし、化粧をしている理由
違反者というのを絵で表しているだけ。
同じ軍隊の軍服のハズなのに
一人だけ上着の色が違ったりブーツ丈が違う
宝塚トップのようなもの。
化粧をし始めたら感情違反=逮捕・火刑、ではない。

・メアリーの「部屋」のドアの記憶がない。
集めるだけ集めて塗り込めたのか?
「この向こうは~~ふふふ~~」と
壁に向かってニヤついたりして。(←それはない)

・リベリオンの「世界」
「『(俺様が考えた)かっちょえ~~っっ!ガン=カタ』が
1番活かせるのは『みなさんもよくご存じの世界』」
が、そもそもの発想だと思われるので、
SF映画として整合性がとれていなくても突っ込んではいけない。
観客の共同幻想こそが力の源。

・旧日本海軍モドキの服
クラリックの礼装で一人一着持っている(個人持ち)のかと思ったが、
ブラントの「俺が着たいから汚したくない」という台詞があるからには、
ファーザーとの面会前に強制的に着替えさせられる服なのか?

・髭無し・オールバックのクリスチャンに
クラリックの服を着せた監督はエライ。
どうしてそれを思いついたのか詳しく聞きたいものだ。
それは「Equilibrium」の世界観よりも重要なことである。

・ショーン・ビーンは、実際には出てこない過去を表す(暗示する)のがうまい。
「ゴールデン・アイ」を見終わったときも、
「ドンパチより006と007の過去話の方が見たかったな」と思ったものだった。

・ふと「アメリカン・サイコ」の「鋸を持ったベイトマン」が頭に浮かび、
あの表情ができるなら、
実写版「ポピー・ザ・ぱフォーマー」のポピーができるかも、と思ってしまった。
すいません。

【注】
「ポピー・ザ・ぱフォーマー」
→WOWOWキッズステーションで放映された毎回5分ほどのアニメーション。
キッズ・ステーション放映なのに、
視聴対象は「大人げない大人」。
シュールでブラックな、なんて言葉では言い表せません。
詳しくはDVDを出しているコロムビアのページで。
http://columbia.jp/~popee/
商品情報の「POPEE the クラウン PV 」から
動いている姿を見ることができます。
機関銃撃っている姿がベイトマン・・・。
多分あのモコモコのうさぎのツナギも似合うと思うんだけど、
これ以上芸域を広げてはいけないよな。


■2003/09/14 (日) 「リベリオン」@新橋文化
 本日のチェックポイント。

●パートリッジ、朗読の前は、後ろから詩集をめくっているような・・・
●パートリッジってどこを撃たれたんだ?
 プレストンの腕の位置から考えると
 頭を打ち抜いていそうなんだけど、
 死体の頭に傷はあったか?
 胸にも腹にもなかった。
  臍下あたりを撃ったのか?
●夢の中のパートリッジの死体は無表情だが、
 現実の死体はちょっと微笑んでいるみたい?
●パートリッジとメアリーの写真。
 パートリッジは微笑んでいるが、メアリーはそれほどでもない。
  メアリーがパートリッジを仲間に入れるためにひっかけたのか?
●プロジウムの隠し場所。
 鏡に映るのは真の自分の姿(=感情がある)で、
 その裏に隠すのは 自分の心の底に埋めているのを暗喩している、
 という哲学的な解釈ができるのかもしれないが、
 それよりもまず「安普請の家だな」と突っ込むワタシ。
 壁の上に鏡、じゃないのよ。
 鏡の裏がすぐ配管・・・。
 日本で言うなら中央官庁のキャリアの社宅だよね。
 メアリー宅より作りが悪いわ。
●メアリー宅の次に捜索した部屋。
 スヌーピーの写真、ベネチアグラス、
 50年代(?)の米国の イラスト、
 エッフェル塔のスノーグローブ、ベートーベン。
 趣味が統一されていないところが、
 なんとなく親近感を覚える。
 もしかして複数の人のコレクション?
 メアリーの部屋は統一感がある。
●その後に犬を抱く時のプレストンは手袋をしていないのね。
 犬の体温を感じたかな?
●朝焼け(夕焼け?)を見て、
 自分の中からなにかが生まれ、
 それに恐怖を覚え、
 プロジウムを 打とうとするが思いとどまる。
 その一連の表情がGood!
●先入観を持って見ているせいか、
 前半のプレストンは目の表情と口の動きが別みたい。
 口だけ動かすというか、
 右脳で理性的に構築した言葉を喋っているというか。
 それが感情がない、 という演技なのかな。
 後半は顔&身体中から感情が漂っている。
 使い分けがすごいね。
●ブラントが手書きで書類書いていたな。
●クリスチャンのアクション。
 動きはいいと思う。
 予告で見た「座頭市」、たけしは全然型ができてなくて
 非常に汚い動きだった。
 そう思うと、クリスチャンは背筋も腕もちゃんと伸びている。
 直線的な線を作るのは意外と難しいのよ。
●プロジウムを打てば、私の物欲も止まるのでしょうか?
 打っても止まらん煩悩なのでしょうか?


■2003/09/16 (火)
(いろいろ書いていたので、「リベリオン」部分だけ抜粋)
ついでに。「リベリオン」。友人によると、
パートリッジの傷跡は首にあったそうです。
明日あたりまた見に行く予定なので確認してきます。
友人の弟さんは
「最後に電子脳だけになったファーザーが
 どーんと出てくる、とかいうのを想像」していたそうです。
それもアリ、かな。
そういえば。どうもクリスチャンが
ショーン氏と同年代と思っている人が多いようだ、
と、この友人に言ったら
「確かにクリスチャンって
 『年寄りの冷や水』みたいな
 走り方するよね~」

と言われました。
う~ん、う~ん、確かに「若さ」は
あまり感じられないけどさ。
(ごめんね~。書くなと言われたのに書いちゃったよ)。
バッドマンでは若さが出るのかな。
金をかけた大作メジャー映画の主役って、
積極的にやって欲しいというわけではないけれど、
どんなふうになるのか興味はある。
今まででのヒロインを考えると、
今度も金髪美人とのラブシーンがあるだろうから、
これもどう演じてくれるか楽しみだわ。
くどいようだけど、
「メジャーなハリウッド映画に出なきゃ役者じゃない。
 ようやくその機会がおとずれて嬉しい」
という気持ちはありません。
逆に、「メジャーな映画で
 ステロタイプな主役をやるなんてイヤーッ!
 クリスチャンはマイナーだからいいのよ!」
なんてことも思いません。
いろんな役ができそうな彼が、
メジャーという括りの中で、
どのような演技をするか、
どういうふうに見せてくれるかに
興味があるということです。
こういう興味を持つ(持てる)役者っていうのも珍しいね。


■2003/09/17 (水) 「リベリオン」@新橋文化 2回目
忘れないうちに。

●パートリッジの傷痕は、やっぱり喉にありました。
 夢の中の死体も、現実の死体も同じところです。
 撃たれて倒れるときは額に傷があったように思ったんだけどなあ・・・。
●感情違反者の男性は髭がある人が多いね。
 女性の化粧と同じなのかな。
 わかりやすい色分けということで。
●さらに。ベートーベンを聞く前。
 ブラントが撃った男をナイスキャッチ!のところの、その男性。
  髭のうえに、左耳に飾りをつけていたような・・・。
 装身具も感情違反の証拠なんだよね。
●娘の食事シーンを見て。
 あの世界の食事ってあのテのシリアルなのかな。
 調理いらずで母がいない家庭でも
 すぐ食べられていいとは思うけど。
 定量が配給されるとかなのか。
●ユルゲンが「工場にすべて爆薬をしかけた」
 って言っているときの地図。
 小さい。
 彼らで全てしかけられるぐらいなので、
 狭い世界なのかな。
 それしか人類が生き残らなかったのか?
●火刑。
 メアリーが入る前に炎が見えている。
 しかし、実際には火のない場所に入って、
 そのあと噴火。
 段取り悪いなあ。
 最初見たとき、あの炎の中に放りこまれると思いました。
 背中押されちゃうとか。
●尋問中のメアリー、なぜか裸足。
●銃のすり替えが、やっぱりわからんなあ。
 工場で、ブラントからの銃は右手で受け取って、 
 「銃殺の名誉は・・・」では左手で返している。
 でも、警官を撃ったのはその前なんだよな。
 いろいろ理屈は捏ねれそうだけど、
 たんに監督の勘違いの可能性大。
●剣道着のシーン。
 ディグスは腰が入りまくりだけど、
 クリスチャンはちゃんと重心が下になっている気がする。
 贔屓目だろうな、きっと。
●ビビアナ逮捕の夢を見ているときのプレストン、
 上着はキッチリズボンに入れているのに、
 裸足なのがカワイイ。
●プロジウムを打つことが義務付けられても、
 感情が芽生え打つのを止める人たちがいる。
 ああいう世界にも私と同じような
 煩悩を持った人がいるんだろうなあ。
 「ファーザー×デュポン」本 と か出している人がいるんだろうな。
 (←私の趣味じゃないよ!!!)


■2003/10/24 (金) 「リベリオン」DVD
まずは吹替え版を。
プレストンの小山力也さんは、まあ、合っているかな?
グランドはもっと若々しい声のほうがいいなあ。
メアリーも、ちょい蓮っ葉なカンジがイメージとは違うなあ。
パートリッジは・・・、
まあ、ショーンの渋さは日本人には出せんかい。
全体的に「日本語版のほうがいいな」と思ったところはなかったな。
「It dose」のニュアンスがわかったくらい。
だいたい、元が台詞を削りに削って役者の演技で表しているものだから、
吹替え版だとその雰囲気が伝わないんだよな。
もちろん、日本語的にはそう訳すしかないんだろうな、
と思うところもあるけれど。
私は英語が壊滅的にできないので詳しくはわかりませんが、
家宅捜査をしている人にプレストンが
「エクセレント・・・」と応じているところ、
吹替えだと「ご苦労」になっています。
元の台詞は「(お前達は)適切な仕事をしている」
というニュアンスじゃないかと思うんだけど
(←私もうまく表せないんだけど)、
「GOOD JOB(2ちゃんふうだと「グッジョブ!」)」より
もっと丁寧というか、上品なニュアンスになるんじゃないかな。
でも、日本語にはないよね。仕方がないね。

DVDを見ての発見。
監督が殺される(笑)あとの、
ガン=カタでのタコ殴りシーン。
銃底から角が出るところでは、
銃にプレストンの名が書かれているのがわかります。
クリアに読めるわけじゃないけど、
少なくともグランドじゃないよ。
そうなると銃のすり替えは
やっぱり銃殺のところで・・・・・・・
やっぱりトリックがわからんのう(爆)

特典の撮影風景のところ、
クリスチャンの話が少ない。
他の人はもっと語っているのに~。
そこでの監督のコメントで、あの社会の人々は
「感情がないのではなく、抑制(禁止)されているんだ」
という言葉に膝を打つ。
なるほどな!
え~と、あと、日本語予告の
「炸裂!ロードショー」の文字には涙が出ましたな~。

と、その他、プレストンが、
子供や妻をどう思っていたかとか書こうと思いましたが、
眠いので、また次の機会に。
ガン=カタは、この小さい画面で見て、
初めて「キレイ」と思いました。
確かに振付だわな。
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「ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター」

2024年03月24日 | 映画


記憶よりホリー・ハンターが若かった。
カイテルやニールの尻がスベスベだ。
これが4Kか。

4Kは、画像が綺麗になった、より、
ジメジメ湿気がなんかリアルだった。

女性の中に沸き起こる衝動が
無言のハンターの芝居でわかる。
足が引っ掛かったのは事故が自殺か。
どちらにせよ、
生きようと思う衝動が彼女を浮上させた。

エイダとは心も体も結ばれたベインズ。
しかし、エイダの声を聞けたのはスチュアートだけ。
そのことがわかったスチュアートは
それを糧に生きていくのだろう。
負け犬、寝取られ男としてではなく。

海底に沈んだピアノ&スカートに包まれた彼女の絵が、
いま見てもたまらん。
魂の一部は海の底に眠っている。
これを美しい大画面で見ることができ、嬉しい。


おばちゃん達、おせっかいとも思うけど、
あんな地の果てに、
若くない女性が住まなきゃならないって、大
変だよねえ。
噂話しか楽しみが無いにしても
構成人数が少なすぎる社会だし。
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「流転の地球 -太陽系脱出計画-」

2024年03月24日 | 映画


「小説は原案」ぐらいの改変らしいけど、
ゴリゴリのSFでした。
400年後に太陽が滅びるため、
月を壊し地球をアルファケンタウリまで移動させる。
計画の前段階の実証実験が進む中、
反対派の活動が活発になる。
先すぎる滅びにどう対応するか、から始まり、
ついには、地球出発までの話。
旅が終わるのは2500年後だって!

中国の小説「三体」の作者の作品が原作のため
話の真ん中は中国勢。
自国の小説を自国の映画で、のプライドからか、
熱量のある作品になっています。

月が無くなり、地球が太陽系から外れる、は、
文字ではわりと目にするにしても、
映画の映像として見ると迫力。
そして納得。
そうか、これか、と。

原作を読まずに行き、
映画自体もパート2らしいですが、
これ単体でも話はわかります。
3時間の長編ですが、
大きい画面で、
ぜひ映画館で見ていただきたいです。

ベタかもしれませんが、
ヘルメットをコツコツするところや
アンディ・ラウのパートは泣きました。
データの娘の世界が成長し
ついには地球を救う。
そこに繋がるとは。

「苔」によると、人類の危機はまだ続く。
「苔」はどういう存在なのか。
人類を脅かす存在になるのか。

月が無くなったら引力はどうなるのか、
地球は大丈夫なのか、とか、
自転を止め、エンジン地域になった住民はどうなるのか
どのみち地下生活か、など
疑問は無いわけじゃないけど、
ちゃんと考証はされているだろうから、
気にしないぜ!
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「ジーザス・クライスト=スーパースター」[エルサレム・バージョン](2024年版 東京4回目)

2024年03月23日 | 劇団四季


加藤ジーザスは、前回は「死」は概念で
本当に自分が死ぬのか、
十字架にかけられてさえ半信半疑みたいなかんじだったけど、
今日は「死」はすぐそこで、
来るのはわかっているけど従うのも辛い。
「死ぬこと」について頭がいっぱいで、
周囲に気を使うことができないかんじかな。

晩餐でみんな呑気に飲み食いしてるけど!
自分は!
もう死ぬんだ!
ちゃんと言ってるのに誰も信じちゃいない!

表情は前回より薄い。
遠い席だと芝居も薄く感じられたかもだけど
今日は幸い舞台に近い席だから心情も見えた気がする。
諦念にいたる途中。
役としては脱皮中で、
どこに行き着くかまだ見えない。
何回も見るなら、そこも面白い。

鞭打ちもすごく痛そうだけど、
耐えようとする強い意志も見えた。
「死」が怖い、まだ普通の人間の域。

そういう、自分の辛さで頭がいっぱいなジーザスとは、
エモい佐久間ユダは
距離があって越えられない溝があって空回り気味で、

自分を見てくれないジーザスに問いかけ続ける。
スパスタでは、なにか答えを得られたのかも。
やはり佐久間ユダのエモさは汎用性があった。
確認できて大満足。
「マホメットは山をほんとうに」はアレンジなし。
それもまた良い。


ジーザスが死に向かうのを見守る江畑マリアには母性を感じた。
ジーザスもマリアには柔らかい表情を見せていた。

まあ、なんというか、キヨミチがいなくても、
普通の青年から神の子に進化する過程を見てきた神永さんがいなくても、
新ジーザスと若いユダ(キヨミチ比)でも、
面白い作品なのを再認識しました。


ジーザスの手のひらはカテコで赤い

金田ジーザスとスンラユダの距離感は、
それぞれの芝居をしていて噛み合っていない、
というかんじだったけど、
加藤ジーザスと佐久間ユダの溝は、
「だから良い」になる不思議。
こうあるべき、という自分の思い込みが薄らいだだけかな。

次は京都!


【配役】
ジーザス・クライスト 加藤 迪
イスカリオテのユダ 佐久間 仁
マグダラのマリア 江畑 晶慧
カヤパ(大司教) 高井 治
アンナス(カヤパの義父) 吉賀陶馬ワイス
司祭1 正木 棟馬
司祭2 玉木 隆寛
司祭3 川原 信弘
シモン(使徒) 柴田 鴻洋
ペテロ(使徒) 大空 卓鵬
ピラト(ローマの総督) 山田 充人
ヘロデ王 劉 昌明

【男性アンサンブル】
鈴木 貴雅
下平 尚輝
磯江 拓也
姜 大舜
佐々木 玲旺
木谷 光
鈴木 智之
横井 漱
瀬下 喬弘
佐橋 秀明
橋岡 未浪
平山 祥

【女性アンサンブル】
坂井 菜穂
黒田 果穂
小野 実咲季
高倉 恵美
安宅 小百合
廣本 則子
片倉 あかり
梅澤 紗椰
山田 志保
佐田 遥香
古森 麻由
立花 梨奈

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雑賀譲二&煇・ワシリー・イグナトフバースデー&ホワイトデー@ノイタミナカフェ(2024年)

2024年03月21日 | PSYCHO-PASS
この金でもっと良いものが食べられるだろうに、
と思いながらも、行ってきました、ノイショカフェ。








雑賀先生メニュー





煇くんメニュー



カレーは甘め。
辛いと水が必要になるもんね。
熱々ではないのもレーションっぽいよね。

ホワイトデーメニュー。



クマさんはモンブランなのでマロン味。

ブロマイドとか




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「上野水香オン・ステージ」東京バレエ団

2024年03月19日 | バレエ・ダンス




― 第1部 ―
「カルメン」
振付:アルベルト・アロンソ
音楽:ジョルジュ・ビゼー、ロディオン・シチェドリン

カルメン:上野水香
ホセ:柄本 弾
エスカミリオ:宮川新大
ツニガ:鳥海 創
運命(牛):政本絵美
加藤くるみ、中沢恵理子、瓜生遥花、長岡佑奈
加古貴也、山下湧吾、山田眞央、中嶋智哉、星野司佐、
芹澤 創、小泉陽大、宮村啓斗、山仁 尚、髙橋隼世


最初はアロンソ版のカルメン。
前回の上演はコロナ禍でチケットが売り止めになり
見られなかったので、再演はありがたい。
水香ちゃんだけどプティ版でないのがミソ。
ファムファタルというより、なんだろう、
自分が思うままに生きている姿の眩しさに
ホセが引き込まれた的な?
魅力的だけど、女をあんまり感じなくて、
でも、だからイイ、みたいなところがあって。
水香ちゃんならではのカルメンだった。
ホセに刺されても、許す、ではなく、
あなたのやりたいことを貫いた、それでいいのよ、
と、私には見えた。
そして、私は私、後悔はしない、と見得を切り、死ぬ。

私は、ここはカルメンの純愛でない方が好みなので、
水香ちゃんのカルメンは大納得でした。

弾くんは王子よりコレ系が合うのでは。
踊りも決まる。
カルメンに引き込まれ離れられない。
吸い寄せられ、破滅する。
カルメンを自分だけのものにしたい、に、
そうだよねー、って思うよ。
彼はああするしかない。

華やかなスターのエスカミリオは宮川さん。
そりゃ、こっちだよねえ、に説得力。
鳥海さんのツニガも無機質っぽくて良かった。
直線のラインが決まってた。

運命は政本さん。
ひそやかに寄り添い、死へ誘う。
伝田さんならもっと濃く存在するかな。
もうちょい、とも思うし、
これが良いとも思うし。

posted at 22:53:36


― 第2部 ―
「ドン・キホーテ」より抜粋
振付:ウラジミール・ワシーリエフ(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)
音楽:レオン・ミンクス

キトリ:秋山 瑛
バジル:生方隆之介
メルセデス:伝田陽美
エスパーダ:後藤健太朗
2人のキトリの友人 ヴァリエーション1:三雲友里加
          ヴァリエーション2:平木菜子


ドン・キ抜粋は結婚式の水色の衣装のところから。
秋山さんが華やか。
生方さんも決めが上手い。
キトリ友人の三雲さんは水色衣装の方。
音楽にふんわり乗ってる。


「タイス」(「マ・パブロワ」より)
振付:ローラン・プティ
音楽:ジュール・マスネ

タイス:上野水香
アタナエル:柄本 弾


水香ちゃんの本領発揮。
やっぱ、こちらよね。
うん。
弾君はあまりプティは合わないけど
水香ちゃんを綺麗に見せてる。


― 第3部 ―
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

上野水香
樋口祐輝、大塚 卓、生方隆之介、岡﨑 司


水香ちゃんは最初から熱かった。
魂を削って踊っていて、
そこに男性陣が巻き込まれていくんだけど、
水香ちゃんは煽ってはいないの。
強く、彼女らしくある姿が、伝播するの。
火のような熱さじゃなくて、コスモを燃やしているかんじ?
魂が結びつく、かな。
なんと表現すればよいか。難しい。
いまの水香ちゃんならではの素晴らしいボレロでした。


~上演時間~
第1幕  19:00~19:55
休憩      20分
第2幕  20:15~20:45
休憩      15分
第3幕  21:00~21:20
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「レッド・シューズ」

2024年03月17日 | 映画




何年かに1回、ABT全面協力の映画が作られ、
公開されるとABT付属バレエ学校の入学希望者が爆上がりするらしく、
今回もそれで、タイトルからすると往年の名作映画がモチーフなのかと思ったら、
どちらも全く関係ない、生ぬるい中途半端な青春物でした。
ポイントで無料鑑賞は大正解。
(そもそも、オーストラリアの作品だった!)

途中ウトウトしたからいまいち把握できてないんだけど、
姉妹でバレエ学校に行ってる設定?
学生数が少ないのは学校が少数精鋭設定なのか、
映画の予算のためなのか。
公演もたんなる発表会だよね。
卒業公演でプロのバレエ団の入団テストを兼ねるとかではなく。
それなら出演者に無理させるなよ。

そのわりには会場は結構立派で、いろいろ謎。
レオタードがお揃いなのは学校だから?
でも主役だけ違ったり。
振付も全体的にイマイチだなあ。

先生の「アゲイン」リピートは良いけど、
でも学校ならきっちり具体的に教えないと。
「考えて」じゃ、ダメでしょ。

男子のダンサーが身体は動くけど、
なにを表現するかの部分が弱く、
いかにも学生の踊りだな、と思ったり。

ヒロインが全くバレエダンサーの体型ではないんだけど、
それでもポアントであそこまで踊れるんだ、と、そこは感動。


ABT協力の「センター・ステージ」は
ゾーイも出てたんだよね。
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「デューン 砂の惑星 PART2」

2024年03月16日 | 映画








丸ピカの画面が良い方で見てきました。
原作はよく覚えてないので話がどこに落ちるかわからず新鮮。
ラストの皇女を娶るところは覚えてたわ。

話が良いとかわかりやすいとかでは全然なく、
むしろ、見る人は話を知っているよね的に
説明しようなんてサービスは皆無。

でも、リアルなんだよね。
砂虫とか、ほんとにいるでしょ、
あのメカどこかで飛んでるでしょ、みたいな。
その場に自分がいるような錯覚。
作品世界にどっぷり浸れて大満足。
これぞ映画!

シャラメは若さゆえの美しさは薄らいだかもしれないけど、
しっかりした顔立ちになって役にも説得力あり。
ファーガソンが母にしては若いな、は今回も思った。
ブローリン、好き💕
なにげにキャストが豪華だよね。

カイル・マクラクマン版はどこまでやったんだっけかな。
妹はリアルにいたよね。
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「オリエンタルな味と香りの店ポレポレ」

2024年03月16日 | TV番組など(配信含む)
「ポレポレ」外観のロケ地、
清瀬の「珈琲るぽ」が今年3月末で閉店と聞き
行ってきました。
中に入って食事などしたかったのですが
入店待ちが長蛇の列で
どうみても5時間はかかりそうなかんじだったので
諦めて外観撮影のみしてきました。

















あの中に!
五代君が!!
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「愛と哀しみのボレロ 」(午前十時の映画祭13)

2024年03月16日 | 映画




「午前十時の映画祭13」のmyクロージングは
「愛と哀しみのボレロ」でした。

改めて見ると台詞より音楽の方が多いかも。

支流が合わさり大きい流れになるラストはいつ見ても感動。
TV放映版が好きでビデオで繰り返し見た作品を大画面で見られる幸福!

ジョルジュ・ドンの足のアップも感涙。
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「オリガ・スミルノワのジゼル」

2024年03月15日 | バレエ・ダンス


解説等無し、休憩無し。
オランダ国立バレエ団版は概ねスタンダード版。
前奏ですでに幕が開きカップル達が通り過ぎたり、子役が踊っていたり。
1幕のモブ多し。
葡萄収穫娘たちは男性とペア。
中盤のお祭りは男性4人の踊りあり。
ペザントもパ・ド・カトル。男女ペアが2組。

全体的にちょい踊りが多かったような。
ペザントは公爵御一行に見せるかんじ。
そのあとはプチ祭りで、荷台が出て
女王に選ばれたジゼルが乗り、ソロもその流れ。

舞台は奥行きがあり、
アルブレヒトの隠れ家の奥にヒラリオン小屋がある。
ジゼル宅のプチ庭もあり、
OPではベルタが洗濯物を取り込んでいる。
ヒラリオンは手伝うが、
ポイント加算にはなっていないみたい。
贈り物の鳥はヒラリオンからと気づいたベルタは礼を言うけど、それだけ。
ベルタは特にヒラリオン贔屓ではないみたい。

2幕、ウィリーのベールは、どこだっけか、
ツインのソロが始まるぐらいまでかぶっていたような。

スミルノワは、かなり前はワガノワとボリショイのハイブリッド、
ちょい前はメゼンツェワ系のキーロフ、って印象だったけど、
今回はどれでもない「スミルノワ」という分類に進化。
狂乱がアップなのはありがたい。
繊細な演技が全て見える。
劇場最前列でもこれはできない。

快活なのにどこか不幸の予兆をはらむ1幕、
空気に溶けこむかのような精霊の2幕は地続き。
納得の役作り。

ボリショイを離れたのに踊りが崩れていないのが素晴らしい。
ニーナはあれほど荒れたのに。
劇場のコーチがしっかりしているのかな。
ティッシの踊りも端正なまま。
アルブレヒトもソロが増えてた。
ミルタに操られジャンプは、
最初は横移動、次は縦。
あきらかに高貴な人。
プレイボーイではないが、
終わる恋なのもどこかで知ってるんじゃないかな。
ラストは嘆きはなく、
ジゼルへの、ジゼルからの、
愛を噛み締めている。
彼は生き続けるのだろう。
彼が生きていれば、
ジゼルの愛も生き続けるのだから。

ヒラリオン役は太ましいとは違う、
なんだろ、横幅が広いかんじ?
ダンサーには珍しい。
長身なので、クラッススを踊ったら似合いそう。
ダイナミックな踊りだけど詰めはきっちり。
芝居も上手い。

ミルタ役は怖い系で威厳がある。
枝は無し。
墓場のセットはちょい鬼太郎チック。

カンパニーのレベルも高い。
ゲスト格が主演でも落胆するような差はなく、
相互で高めあって物語を紡いでいた。
ミラノ・スカラ座の群舞より段違いに上手いよ!

あくまでも私感だけど、音楽が若干早いかな。
お貴族様たちは割とリアルな宮廷服。
バチルドの衣装は星組1789なこちゃん衣装の水色版っぽい。

オケ奏者のアップが見られるのも良かったよ。

白鳥だと長いから集中力が続かないけど、
休憩無し2時間はちょうど良い長さ。
疲れていたけど行って良かった。

渋谷東映がオサレ空間になっててびっくりだよ!
渋谷東映で最後に見たのは「空飛ぶ幽霊船」だったかな。
コンセッションがないので飲食物の持ち込みは可みたいよ。
場内アナウンスからすると。
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