12回目にして初めての千秋楽です。前回見たときは最前列だったので、ファンとしては近くで見られて嬉しかったものの、舞台床の効果はわからないし、照明も把握しきれないし、舞台の奥も見づらいしで、「芝居を見る」という点ではイマひとつでした。本日はN列だったので、全体を見渡せつつ、表情を見るのにオペラグラスを使うほどではないという非常にありがたい席でした。友よ、ありがとう!
さて、最終日ともなると練れてきていますね。香坂さんがよりみゆきワールドに入り込んでいったというか。「家」に住む女の気持ちが前回より伝わってきました。なんとなく義兄とそういう仲になったのではなく、結構ドロドロした「執着」を感じました。それよりも、帳簿の中にしかいない自分に決別しよう!という気持ちがよくあらわれていて、それが犬との昇天に繋がったんだな、と。見ていたときはなんとなく2人は煩悩を捨て生まれ変われるんだ、と思ったけど、いま考えると、もしかして、この「執着」を持ったまま生まれ変り、やっぱり生まれ変わったあの人を永遠に追い続けようぜ!ってオチだったのかな?もしかして???エリーに対するフェアリィみたいな???
千秋楽特典。まず1度目のアンコールで、香坂さんがみゆき犬にお手・おかわり。次に佐野さんが犬になりみゆきがなでたりお手させたり。2度目のアンコールもあり、舞台中央の穴からみゆきがでてきて正座でお辞儀。「お邪魔しました」と穴に帰っていきました。
みゆきは以前より演技がうまくなったように思います。香坂さんは微妙だね。演技がうまい故に、漁協の女=香坂さんではなくなっているというか、本人にダブらせることができないというか。浩子さんの場合は演技でなくそのものだったけど、香坂さんだと、「女」が舞台上にしかいないのがアリアリというか。先にアテ書きされた浩子さんに演じられちゃったから、この違和感は仕方ないのかな。
ま、どちらにせよ、この「ウィンター・ガーデン」は好きです。次回はゼヒ吉田日出子さんで。友人と「なにが一番ハズレだったか」を話していたのですが、私はVol.5かな、と。一番芝居的に練れていなかったし、みゆきの演技に対する心構えがなかったし。次いで友人が一番嫌いだという「問う女」。HIVの取り扱いが納得いかないというか。あとは細かい部分にツッコミはあるけど、ま、いいか、みたいな。次回は何年後でしょう。
さて、最終日ともなると練れてきていますね。香坂さんがよりみゆきワールドに入り込んでいったというか。「家」に住む女の気持ちが前回より伝わってきました。なんとなく義兄とそういう仲になったのではなく、結構ドロドロした「執着」を感じました。それよりも、帳簿の中にしかいない自分に決別しよう!という気持ちがよくあらわれていて、それが犬との昇天に繋がったんだな、と。見ていたときはなんとなく2人は煩悩を捨て生まれ変われるんだ、と思ったけど、いま考えると、もしかして、この「執着」を持ったまま生まれ変り、やっぱり生まれ変わったあの人を永遠に追い続けようぜ!ってオチだったのかな?もしかして???エリーに対するフェアリィみたいな???
千秋楽特典。まず1度目のアンコールで、香坂さんがみゆき犬にお手・おかわり。次に佐野さんが犬になりみゆきがなでたりお手させたり。2度目のアンコールもあり、舞台中央の穴からみゆきがでてきて正座でお辞儀。「お邪魔しました」と穴に帰っていきました。
みゆきは以前より演技がうまくなったように思います。香坂さんは微妙だね。演技がうまい故に、漁協の女=香坂さんではなくなっているというか、本人にダブらせることができないというか。浩子さんの場合は演技でなくそのものだったけど、香坂さんだと、「女」が舞台上にしかいないのがアリアリというか。先にアテ書きされた浩子さんに演じられちゃったから、この違和感は仕方ないのかな。
ま、どちらにせよ、この「ウィンター・ガーデン」は好きです。次回はゼヒ吉田日出子さんで。友人と「なにが一番ハズレだったか」を話していたのですが、私はVol.5かな、と。一番芝居的に練れていなかったし、みゆきの演技に対する心構えがなかったし。次いで友人が一番嫌いだという「問う女」。HIVの取り扱いが納得いかないというか。あとは細かい部分にツッコミはあるけど、ま、いいか、みたいな。次回は何年後でしょう。