きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

東京バレエ団「上野水香オン・ステージ」横須賀公演

2024年03月31日 | バレエ・ダンス




― 第1部 ―
「白鳥の湖」第2幕より
振付:レフ・イワーノフ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー

オデット:上野水香
ジークフリート王子:厚地康雄
ロットバルト:岡﨑 司
四羽の白鳥:金子仁美、涌田美紀、足立真里亜、安西くるみ
三羽の白鳥:加藤くるみ、髙浦由美子、橋谷美香


白鳥第2幕はロットバルトのソロから。
ブルメイステル版だけど装置ではなく、旧版の踊り。
なんだか懐かしい。
ただ岡崎さんには貫禄も悪意もなく、たんなる若手ソロ枠。
惜しいような、こういうときに若手を使うのは正解なような。

水香ちゃんは、美しい!
ただその一言。
動きは丁寧で、なおかつ芝居も綺麗に乗ってる。
ソロでも王子が下手にいるので、
彼に気持ちが向いているのがよくわかる。
まだまだいけるよ、全幕が見たいよ。

厚地さんは踊りはないけど佇まいに気品があり、
水香ちゃんとの体格のバランスが良い。
サポート完璧。

4羽、3羽も、群舞も、ひたすら美しい。
この短い時間は、完全に別世界だった。
いまのガラがこれなら、
4月末の全幕はどんだけのレベルになるのか。
楽しみ!


― 第2部 ―
「ドン・キホーテ」より抜粋
振付:ウラジミール・ワシーリエフ(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)
音楽:レオン・ミンクス

キトリ:秋山 瑛
バジル:生方隆之介
メルセデス:伝田陽美
エスパーダ:安村圭太
2人のキトリの友人 ヴァリエーション1:三雲友里加
          ヴァリエーション2:平木菜子


秋山さんの32回転、後半は1/4ずつ着地を変えて行くアレのような?

秋山さんと生方さんのペアは慣れてきたのか安定感マシマシ。
リフトも秋山さんは180度綺麗に脚を開き、
生方さんは片手でブレなし。
2人の体格バランスも良いね。

エスパーダは安村さん!
やったー!
濃い〜。
カテコのニッコリ😄笑顔も良い〜。
伝田さんも濃くて華やか。
こちらも良いバランス。

三雲さんのふんわり、
平木さんの、なんというの、ガッツリ?かな、
個性の違いが楽しいね。


「Nocturne for Three」
振付:ブラウリオ・アルバレス
音楽:フレデリック・ショパン(ミルシテイン編)

上野水香、厚地康雄、ブラウリオ・アルバレス


この流れに入れるのはどうかな、とも思うし、
新しい水香ちゃんを見られるのは嬉しいとも思うし。

アルバレス君ではなく
弾君とかプリンシパルならまた違うのかな。


― 第3部 ―
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

上野EBSCO(

池本祥真、岡崎隼也
生方隆之介、岡﨑 司


もしかしたら水香ちゃんの「ボレロ」は最後かもしれない?
この先、踊る機会はあるのか?
(NBSなら「最後の~」興業があるかな?)

そんな気持ちを踏まえて見て。
今回は水香ちゃんが後輩に踊り続ける姿を見せて、
後輩が彼女が作った道を踏みしめて続いているように見えた。
ギエムのラストもこんなかんじだったな。
君たち、踊り続けてね、と。

ベジャールから振付を渡されて、
ごく初期は振付以外の加味はなくて。
今日は振付は崩さず、
しかし、熱い魂は込められていて。
男性女性の枠を越えた水香ちゃんという個性があった。
物語不要な存在。

なおかつ。
今日はメロディとリズムの一体感がマシマシだった。

いつもだとメロディを見ていて、
メロディがリズムをどう巻き込むか、
そこに物語を、
例えば、ジャンヌ・ダルクに鼓舞される兵士、などを見出し、
メロディとリズムは別々に見ていて、
いつしか一体化、という流れを見ていたんだけど、
今日はメロディとリズムが最初から同時に視界に入ってきた。

メロディがリズムを動かし、
リズムもメロディを動かしている。
融合より、相互作用。
あなたがいるから私がいる。
私がいるからあなたがいる。
そして、音楽もその中を綺麗に流れていた。
上手く表現できないけど、いままでとは違うボレロだった。
横須賀まで行って良かった。

前に6人後ろに6人だっけ、
リズムが肩を組んで片足を上げて腰を落とすところ、
前の組の上手側の誰かが上げた脚が維持できなくて、
ちょっぴりデンジャラスだった。
4人で崩れたのが最高記録、と
どこかで誰かが言っていたのを思い出した。

~上演時間~

第1幕  16:00~16:40
休憩      20分
第2幕  17:00~17:25
休憩      15分
第3幕  17:40~18:00
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「上野水香オン・ステージ」東京バレエ団

2024年03月19日 | バレエ・ダンス




― 第1部 ―
「カルメン」
振付:アルベルト・アロンソ
音楽:ジョルジュ・ビゼー、ロディオン・シチェドリン

カルメン:上野水香
ホセ:柄本 弾
エスカミリオ:宮川新大
ツニガ:鳥海 創
運命(牛):政本絵美
加藤くるみ、中沢恵理子、瓜生遥花、長岡佑奈
加古貴也、山下湧吾、山田眞央、中嶋智哉、星野司佐、
芹澤 創、小泉陽大、宮村啓斗、山仁 尚、髙橋隼世


最初はアロンソ版のカルメン。
前回の上演はコロナ禍でチケットが売り止めになり
見られなかったので、再演はありがたい。
水香ちゃんだけどプティ版でないのがミソ。
ファムファタルというより、なんだろう、
自分が思うままに生きている姿の眩しさに
ホセが引き込まれた的な?
魅力的だけど、女をあんまり感じなくて、
でも、だからイイ、みたいなところがあって。
水香ちゃんならではのカルメンだった。
ホセに刺されても、許す、ではなく、
あなたのやりたいことを貫いた、それでいいのよ、
と、私には見えた。
そして、私は私、後悔はしない、と見得を切り、死ぬ。

私は、ここはカルメンの純愛でない方が好みなので、
水香ちゃんのカルメンは大納得でした。

弾くんは王子よりコレ系が合うのでは。
踊りも決まる。
カルメンに引き込まれ離れられない。
吸い寄せられ、破滅する。
カルメンを自分だけのものにしたい、に、
そうだよねー、って思うよ。
彼はああするしかない。

華やかなスターのエスカミリオは宮川さん。
そりゃ、こっちだよねえ、に説得力。
鳥海さんのツニガも無機質っぽくて良かった。
直線のラインが決まってた。

運命は政本さん。
ひそやかに寄り添い、死へ誘う。
伝田さんならもっと濃く存在するかな。
もうちょい、とも思うし、
これが良いとも思うし。

posted at 22:53:36


― 第2部 ―
「ドン・キホーテ」より抜粋
振付:ウラジミール・ワシーリエフ(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)
音楽:レオン・ミンクス

キトリ:秋山 瑛
バジル:生方隆之介
メルセデス:伝田陽美
エスパーダ:後藤健太朗
2人のキトリの友人 ヴァリエーション1:三雲友里加
          ヴァリエーション2:平木菜子


ドン・キ抜粋は結婚式の水色の衣装のところから。
秋山さんが華やか。
生方さんも決めが上手い。
キトリ友人の三雲さんは水色衣装の方。
音楽にふんわり乗ってる。


「タイス」(「マ・パブロワ」より)
振付:ローラン・プティ
音楽:ジュール・マスネ

タイス:上野水香
アタナエル:柄本 弾


水香ちゃんの本領発揮。
やっぱ、こちらよね。
うん。
弾君はあまりプティは合わないけど
水香ちゃんを綺麗に見せてる。


― 第3部 ―
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:モーリス・ラヴェル

上野水香
樋口祐輝、大塚 卓、生方隆之介、岡﨑 司


水香ちゃんは最初から熱かった。
魂を削って踊っていて、
そこに男性陣が巻き込まれていくんだけど、
水香ちゃんは煽ってはいないの。
強く、彼女らしくある姿が、伝播するの。
火のような熱さじゃなくて、コスモを燃やしているかんじ?
魂が結びつく、かな。
なんと表現すればよいか。難しい。
いまの水香ちゃんならではの素晴らしいボレロでした。


~上演時間~
第1幕  19:00~19:55
休憩      20分
第2幕  20:15~20:45
休憩      15分
第3幕  21:00~21:20
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「オリガ・スミルノワのジゼル」

2024年03月15日 | バレエ・ダンス


解説等無し、休憩無し。
オランダ国立バレエ団版は概ねスタンダード版。
前奏ですでに幕が開きカップル達が通り過ぎたり、子役が踊っていたり。
1幕のモブ多し。
葡萄収穫娘たちは男性とペア。
中盤のお祭りは男性4人の踊りあり。
ペザントもパ・ド・カトル。男女ペアが2組。

全体的にちょい踊りが多かったような。
ペザントは公爵御一行に見せるかんじ。
そのあとはプチ祭りで、荷台が出て
女王に選ばれたジゼルが乗り、ソロもその流れ。

舞台は奥行きがあり、
アルブレヒトの隠れ家の奥にヒラリオン小屋がある。
ジゼル宅のプチ庭もあり、
OPではベルタが洗濯物を取り込んでいる。
ヒラリオンは手伝うが、
ポイント加算にはなっていないみたい。
贈り物の鳥はヒラリオンからと気づいたベルタは礼を言うけど、それだけ。
ベルタは特にヒラリオン贔屓ではないみたい。

2幕、ウィリーのベールは、どこだっけか、
ツインのソロが始まるぐらいまでかぶっていたような。

スミルノワは、かなり前はワガノワとボリショイのハイブリッド、
ちょい前はメゼンツェワ系のキーロフ、って印象だったけど、
今回はどれでもない「スミルノワ」という分類に進化。
狂乱がアップなのはありがたい。
繊細な演技が全て見える。
劇場最前列でもこれはできない。

快活なのにどこか不幸の予兆をはらむ1幕、
空気に溶けこむかのような精霊の2幕は地続き。
納得の役作り。

ボリショイを離れたのに踊りが崩れていないのが素晴らしい。
ニーナはあれほど荒れたのに。
劇場のコーチがしっかりしているのかな。
ティッシの踊りも端正なまま。
アルブレヒトもソロが増えてた。
ミルタに操られジャンプは、
最初は横移動、次は縦。
あきらかに高貴な人。
プレイボーイではないが、
終わる恋なのもどこかで知ってるんじゃないかな。
ラストは嘆きはなく、
ジゼルへの、ジゼルからの、
愛を噛み締めている。
彼は生き続けるのだろう。
彼が生きていれば、
ジゼルの愛も生き続けるのだから。

ヒラリオン役は太ましいとは違う、
なんだろ、横幅が広いかんじ?
ダンサーには珍しい。
長身なので、クラッススを踊ったら似合いそう。
ダイナミックな踊りだけど詰めはきっちり。
芝居も上手い。

ミルタ役は怖い系で威厳がある。
枝は無し。
墓場のセットはちょい鬼太郎チック。

カンパニーのレベルも高い。
ゲスト格が主演でも落胆するような差はなく、
相互で高めあって物語を紡いでいた。
ミラノ・スカラ座の群舞より段違いに上手いよ!

あくまでも私感だけど、音楽が若干早いかな。
お貴族様たちは割とリアルな宮廷服。
バチルドの衣装は星組1789なこちゃん衣装の水色版っぽい。

オケ奏者のアップが見られるのも良かったよ。

白鳥だと長いから集中力が続かないけど、
休憩無し2時間はちょうど良い長さ。
疲れていたけど行って良かった。

渋谷東映がオサレ空間になっててびっくりだよ!
渋谷東映で最後に見たのは「空飛ぶ幽霊船」だったかな。
コンセッションがないので飲食物の持ち込みは可みたいよ。
場内アナウンスからすると。
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「白鳥の湖」コラサント&ディオップ/パリ・オペラ座バレエ団

2024年02月10日 | バレエ・ダンス




残席状況から10日昼に行くしかなく。
ダンサーは未チェック。
コラサントは可もなく不可もなく。
白鳥には腕の長さがもう少し欲しいかな。
踊りのクセはない。
黒鳥の方がイキイキしてた。

王子のディオップは長い手足が素晴らしく美しく、
踊りも流れすぎずキリッと決まる。
群舞のあとに彼がソロを踊ると、一段上の格を感じた。
少年っぽい顔立ちが王子にピッタリだった。
まだ新人らしく(特進らしい?)
詰めが甘い部分もあるけれど、
エトワールなのが実に納得。

家庭教師とロットバルトが同じダンサーで、
どういう位置づけだったか。
王子の魂を手に入れたい悪魔と割り切る。
コンフォルティはまだ若いのかな?
スター候補なのかな。
ドラノエ系ではないね。


群舞のフォーメーションはこうだったか、と思いつつ、
ソロは意外に古典準拠なんだと再認識。
ヌレエフらしい、音に全て振り付けましたの動きに
忙しなさは殆どなく踊り込まれていると感じました。

衣装は色・柄違いだけど、
布地の質感が同じなので
遠目だと各国の個性が感じられなかった。


スター出演回ではないので、
衝撃とか凄みは感じないけど、
古典のベースはちゃんと継承されているんだなあ、と思いました。
芸監っていまはマルティネスなんだっけ。
ヌレエフを直接知っている世代だね。


白鳥役はプロローグではドレスを着て踊ってるの。
ロットバルトに囚われて、階段の向こう側に消えるのも本人なの。
このときに捻挫して本編から白鳥が別なダンサーになったよな、
のトラウマが舞台セットの固定階段を見て蘇りました。

https://blog.goo.ne.jp/ytaiyo/e/eb0945b9b9d57a4acc17d5861e661d3b


【配役等】
オデット/オディール:ヴァランティーヌ・ コラサント
ジークフリート王子:ギヨーム・ディオップ
家庭教師ヴォルフガング/ロットバルト :アントニオ・コンフォルティ

第1幕
王妃:クレール・ガンドルフィ
ワルツ:
カミーユ・ボン、アリス・カトネ、ニーヌ・セロピアン、ポリーヌ・ヴェルデュザン
ヤン・シャイユー、フロリモン・ロリュー、シリル・ミティリアン、ファビアン・レヴィヨン

セリア・ドゥルイ、オルタンス・ミレ=モーラン、アンブル・シアルコッソ、カミーユ・ド・ベルフォン、桑原沙希、エリザベス・パティントン・正子、ルナ・ペニェ、ジェニファー・ヴィゾキ、カミーユ・カラザン、ジュリア・コーガン、リサ・ガイヤール=ボルトロッティ、グロリア・プボー
アレクサンドル・ボッカラ、ニコラ・ディ・ヴィコ、アレクサンドル・ガス、ラム・シュンウィン、マチュー・コンタ、ジュリアン・コゼット、レオ・ド・ビュスロル、ロレンゾ・レーリ、イサック・ロペス・ゴメス、アレクサンダー・マリアノフスキー、エンゾ・ソガール、ルーベンス・シモン

騎士:
ケイタ・ベラリ、ナタン・ビッソン、サミュエル・ブレ、ジャン=バティスト・シャヴィニエ、シリル・ショクルン、コランタン・ド・ネイエール、マニュエル・ガルリド、オジリス・オナンベレ・エヌゴノ

パ・ド・トロワ:
ブルーエン・バティストーニ、イネス・マッキントッシュ、アルチュス・ラヴォー

第2幕
白鳥:
セリア・ドゥルイ、ニーヌ・セロピアン、ロール=アデライド・ブコー、アンブル・シアルコッソ、カミーユ・ド・ベルフォン、桑原沙希、パティントン・エリザベス・正子、ルナ・ペニェ、ディアーヌ・アデラック、トスカ・オーバ、イゼ・ブルティニエール、イロナ・カブレ、カミーユ・カラザン、ジュリア・コーガン、リサ・ガイヤール=ボルトロッティ、アリシア・ヒディンガ、リサ・プティ、グロリア・プボー、ルシアナ・サジオロ、ロドリーヌ・ショール、山本小春、サラ・ベルテズ、アンジェリック・ブロス、クレール・テッセール

4羽の小さな白鳥:
アリス・カトネ、オルタンス・ミレ=モーラン、
オーバーヌ・フィルベール、ジェニファー・ヴィゾキ

4羽の大きい白鳥:
カミーユ・ボン、カン・ホヒョン、
ムセーニュ・クララ、ビアンカ・スクダモア

第3幕
チャルダッシュ:
ブルーエン・バティストーニ、アントワーヌ・キルシェール

オルタンス・ミレ=モーラン、ムセーニュ・クララ、オーバーヌ・フィルベール、ビアンカ・スクダモア、ニーヌ・セロピアン、桑原沙希、パティントン・エリザベス・正子、ニノン・ロー
ダニエル・ストークス、ジュリアン・コゼット、イサック・ロペス・ゴメス、ルーベンス・シモン、ケイタ・ベラリ、ナタン・ビッソン、アレクサンドル・ラブロ、オジリス・オナンベレ・エヌゴノ

スペインの踊り:
カミーユ・ボン、セリア・ドゥルイ
アルチュス・ラヴォー、フロリモン・ロリュー

ナポリの踊り:
ポリーヌ・ヴェルデュザン、シリル・ミティリアン

アリス・カトネ、アンブル・シアルコッソ、ルナ・ペニェ、ジェニファー・ヴィゾキ
アレクサンドル・ボッカラ、ラム・シュンウィン、マクシム・トマ、マニュエル・ガルリド

マズルカ:
カン・ホヒョン、カミーユ・ド・ベルフォン、トスカ・オーバ、イゼ・ブルティニエール、カミーユ・カラザン、リサ・ガイヤール=ボルトロッティ、グロリア・プボー、ロドリーヌ・ショール、マルゴ・ゴディ=タラザック
ニコラ・ディ・ヴィコ、アレクサンドル・ガス、マチュー・コンタ、レオ・ド・ビュスロル、ロレンゾ・レーリ、アレクサンダー・マリアノフスキー、エンゾ・ソガール、サミュエル・ブレ、シリル・ショクルン

花嫁候補:
イロナ・カブレ、アリシア・ヒディンガ、山本小春、
ディアーヌ・アデラック、リサ・プティ、リュシアナ・サジオロ

白鳥の姿
ユン・ソジュン


指揮:ヴェロ・ペーン
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
台本:ウラジーミル・ベギチェフ、ワシリー・ゲルツァー
指揮:ヴェロ・ペーン
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

振付:ルドルフ・ヌレエフ
原振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ
装置:エツィオ・フリジェリオ
衣裳:フランカ・スクアルチャピーノ
照明:ヴィニーチョ・ケーリ

◆上演時間◆
第1幕、第2幕 13:30 - 14:50
【休憩 25分】
第3幕、第4幕 15:15 - 16:20
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「ダンス・ヴァンドゥⅡ」牧阿佐美バレヱ団

2024年02月03日 | バレエ・ダンス




「ジュエルズ」より “ルビーズ”
振付:ジョージ・バランシン  
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー『ピアノとオーケストラのための奇想曲』
衣装:カリンスカ
振付指導:ポール・ボーズ

リードカップル:米澤真弓、清瀧千晴
リードダンサー:高橋万由梨
グループ:
 織山万梨子、阿部千尋、西山珠里、今村のぞみ 
 鰐渕ののか、鈴木佑菜、山本翔子、生沼優里 
 中島哲也、坂爪智来、細野生、濱田雄冴


超バランシンだった。
古典でもコンテでも体操でもない、
バランシンという分野にちゃんとなってた。
腕とか足捌きとか、もうウハウハ。
途中で真ん中の女性が転んだかな。
すぐに持ち直しテンポもスピードも崩れることなく、
最後まで美しくエネルギッシュでした。


「ヴァリエーション for 4」
振付:三谷恭三  
音楽:ウィリアム・ウォルトン
鈴木真央、石山陸、大平歩、小笠原征諭


男性4人の踊り。
白手袋に帽子でショーダンステイスト。
ソロの見せ場もあり、会場は盛り上がる。


「ダイアナとアクティオン」
振付:アグリッピナ・ワガノワ  
音楽:リッカルド・ドリゴ

ダイアナ:上中穂香
アクティオン:大川航矢

田辺彩、渡部由綺子、白濵春可、小島愛梨
新鞍レナ、大道りさ、碓井友、伊東真梨乃
五井野鮎美、佐野まひる、大崎結華、遠藤櫻


12人のニンフ付き。
王道古典に惚れ惚れ。
優雅かつ、主題どおりキリッとした踊り。


「飛鳥 ASUKA」より “すがる乙女と竜神のパ・ド・ドゥ”
振付:牧阿佐美 
音楽:片岡良和

すがる乙女:日髙有梨
竜神:近藤悠歩


去年ぐらいに全幕を見たんだっけか。
古さを感じさせない振付で、物語性もある。
厳かで、人外な雰囲気。
オリジナル作品があるのは良いね。


「アルルの女」
振付:ローラン・プティ  音楽:ジョルジュ・ビゼー
振付スーパーバイザー:ルイジ・ボニーノ
照明プラン:ジャン=ミッシェル・デジレ
装置:ルネ・アリオ
衣装:クリスチーヌ・ローラン

フレデリ:水井駿介
ヴィヴィエット:青山季可

茂田絵美子、久保茉莉恵、佐藤かんな、三宅里奈
田切眞純美、塩澤奈々、西山珠里、今村のぞみ
石田亮一、中島哲也、坂爪智来、米倉大陽
近藤悠歩、石山陸、正木龍之介、小池京介


ラストは「アルルの女」のフルバージョン。
群舞が入るとフレデリの妄執が際立つ。
「そこにいない女」をひたすら追い求める。
ヴィヴェットがいじらしくて、もう、、、😢

プティ言語がすごく自然。
カテコにはボニーノも。

バランシンにプティに古典にオリジナル作品。
とてもお得なプログラム構成でした。

プログラム(無料配付)によると
ルビーは96年、97年に上演され
今回は27年振りとのこと?
チラシは男性はガリムーリン?
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「ドン・キホーテの夢」 〜関内バージョン〜 秋山&大塚/東京バレエ団

2024年01月21日 | バレエ・ダンス




秋山さんは快活かつ優美さもあるキトリで、
大塚さんは明るい笑顔のバジル。

通常版の1幕のフィッシュダイブでバランスを崩すも、
客席の空気を読まないブラボーの掛け声で
盛り上がった空気を維持できたのはある意味ミラクル。
グラン・パ・ド・ドゥの方はバッチリ決まりました。

お二人は身長的には合うんだけど、
なんだろう、エモさの方向性が違うのかな、
いまいち化学反応がない、
プロのお仕事な踊り。

安村さんのエスパーダは濃くてとってもよろしい。
出番が少なくなっているのが悔しい。
これからもいろんな役で見たいな。

サンチョの後藤さんは台詞の通りも間もすごく良い!
井福さんのガマーシュ、岡崎さんのロレンツォもいいコンビ。
工(たく)さんキューピッドも可愛らしくハキハキした踊り。
アルバレスさんのキホーテは気品がある。


キトリの友人、
衣装の色を覚えようと思っていたのに抜けちゃった。
橙が中沢さんだったかな。
2人とも細かい芝居も可愛らしかった。

ラストは客席降りあり。
ご飯は「横浜といえば中華街」で、
セリフにはなかったけどセイロにシュウマイぽかった。

サンチョが「食事ができるところがありますか?」
と聞く女性は榊さんだった?どうかな?
夢の場面とかにもいたような??


【配役】
キトリ/ドゥルシネア姫:秋山瑛
バジル:大塚卓
ドン・キホーテ:ブラウリオ・アルバレス
サンチョ・バンサ:後藤健太朗
ガマーシュ:井福俊太郎
ロレツォ:岡﨑司
エスパーダ:安村圭太
キューピッド:工桃子
二人のキトリの友人:中沢惠理子、瓜生遥花
闘牛士:樋口祐輝、鳥海創、加古貴也、中嶋智哉、星野司佐、芹澤創
ロシナンテ(馬):宮村啓斗、山仁尚
お嫁さん馬:寺田瑠唯、髙橋隼世
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2023年を振り返って(3)バレエ・ダンス

2023年12月31日 | バレエ・ダンス
今年は25本

東京バレエ団特別公演「上野水香オン・ステージ」Aプログラム
東京バレエ団特別公演「上野水香オン・ステージ」Bプログラム
「〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉Edition 2023」/ハンブルク・バレエ団
「バレエ・リュス・ガラ」/NBAバレエ団
「スプリング・アンド・フォール」「イン・ザ・ナイト」「かぐや姫」第2幕/東京バレエ団
「上野の森バレエホリデイ2023 クロストーク 上野水香×柚希礼音」
「ジゼル」秋山&秋元/東京バレエ団
「ジゼル」中島&柄本/東京バレエ団
「ジゼル」足立&宮川/東京バレエ団
「上野水香オン・ステージ」川口公演/東京バレエ団
「ロミオとジュリエット」ヘイワード&キャンベル/英国ロイヤル・バレエ団
「Thanks Gala 2023」/ウクライナ国立バレエ
「ドラゴンクエスト」/スターダンサーズ・バレエ団
「スワン・レイク・オン・ウォーター」/ウクライナ・グランド・バレエ
「ドン・キホーテの夢」中島&生方/東京バレエ団@前橋
「ドン・キホーテの夢」涌田&池本/東京バレエ団@目黒
「かぐや姫」/東京バレエ団
「ドン・キホーテ」池田&福岡/新国立劇場バレエ団
「信長-SAMURAI-」
「眠れる森の美女」沖&秋元/東京バレエ団
「眠れる森の美女」秋山&宮川/東京バレエ団
「眠れる森の美女」金子&柄本/東京バレエ団
「くるみ割り人形」沖&秋元/東京バレエ団
「くるみ割り人形」足立&大塚/東京バレエ団
「くるみ割り人形」金子&池本/東京バレエ団

東バは18本。
かぐや姫は完成してみたら
童話よりコンテ寄りだった。
金森さんだからそれが正解。
そして眠り新版!
1幕に妖精の群舞があって嬉しかった!

その他は、財布事情から来日公演系はなかなか行けず。
長年課題だったスタ団のドラクエがようやく見られた。

来年は東バの関内ドンキから。
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「くるみ割り人形」金子&池本/東京バレエ団

2023年12月24日 | バレエ・ダンス







本日は金子&池本ペア。
金子さんは表情豊かで、プンと怒る顔も可愛い。
フリッツを殴っちゃっていいよ!

池本さんはひとり踊る時は素晴らしいんだけど、
2人で踊るとなると途端にいろいろ薄くなりエモさに欠ける。
パ・ド・ドゥの幸福さが私には足りない。

安村さんは、これぞドロッセルマイヤー、ってかんじ。
これぐらいキャラクター寄りが本来の設定なんじゃないかな。
マイムも芝居も濃い。

人形たちは今日も可愛い。
コロンビーヌが特に可愛い😍
今日もフリッツは長谷川さんなので
ねずぬいに隠れて逃げてた。
各国はスペインが出色。

改訂版も何年目なのかな?
雪の群舞、花のワルツの表現力が素晴らしい。
踊りが揃っている、だけではなく
物語を雄弁に語っている。
気品が漂うようになったよね。

【配役等】
マーシャ:金子仁美
くるみ割り王子:池本祥真
ドロッセルマイヤー:安村圭太
ピエロ:後藤健太朗
コロンビーヌ:中沢恵理子
ウッデンドール:岡崎隼也

- 第1幕 -
マーシャの父:中嶋智哉
マーシャの母:榊優美枝
弟のフリッツ:長谷川琴音
ねずみの王様:岡﨑 司

- 第2幕 -
スペイン:伝田陽美-宮川新大
アラビア:長谷川琴音-樋口祐輝
中国:涌田美紀-井福俊太郎
ロシア:二瓶加奈子、加古貴也-山下湧吾
フランス:足立真里亜-安西くるみ、大塚 卓
花のワルツ(ソリスト):
 政本絵美、平木菜子、髙浦由美子、長岡佑奈、
 鳥海 創、岡﨑 司、中嶋智哉、星野司佐

指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
協力:東京バレエ学校

~上演時間~
第1幕 14:00 - 14:55
休憩    25分
第2幕 15:20 - 16:10
コメント
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「くるみ割り人形」足立&大塚/東京バレエ団

2023年12月23日 | バレエ・ダンス




くるみ東京公演、5回中を何回行くか迷って
とりあえず初日と千秋楽を取り。
23日は自宅から出ず年末用作業を、と考えていましたが
ゲ謎第3弾配付が23日からで、
亀有は夜1回なのでここに行けば確実にGETで
ならば朝イチから映画を組んで
くるみを入れるか、ということにしました。

本日昼は足立&大塚ペア。
足立さんは快活なマーシャ。
沖さんの後に見ると、
足立さんはパ・ド・ドゥの華やかさがもう少しと思うけど、
可愛いし温かみがあるので満足。
言葉では上手く行けないいんだけど、
踊りの緻密さがもうちょい、なんだけど
だからこその勢いは好きかな。

大塚さんは騎士のよう。
肋骨服も白い衣装も似合う。
キリッとした踊り。

1幕の踊る貴婦人は政本さん。
木曜日ば伝田さんでした。

人形劇舞台の棚、やはりリスぬいが一番可愛いよ。
次点はウマぬい。

人形を壊したフランツ、
今日はねずぬいに隠れるように逃亡を図る。
木曜日はねずぬいと会話してた。
ねずあいが命じて頷く、みたいな。
ここもダンサーによって違うのかな。

ピエロは真夜中の再登場の時も
たくさん回ってるんだね。

雪の群舞、途中に拍手。
この群舞は1階より5階の方が堪能できる。

各国の踊りもみな素晴らしく、
特にアラビアの三雲安村ペアが好き!
ワルツソリストに政本さんも。

今日も幸せでした!


【配役等】
マーシャ:足立真里亜
くるみ割り王子:大塚 卓
ドロッセルマイヤー:ブラウリオ・アルバレス
ピエロ:加古貴也
コロンビーヌ:安西くるみ
ウッデンドール:井福俊太郎

- 第1幕 -
マーシャの父:安村圭太
マーシャの母:平木菜子
弟のフリッツ:長谷川琴音
ねずみの王様:岡﨑 司

- 第2幕 -
スペイン:中島映理子-宮川新大
アラビア:三雲友里加-安村圭太
中国:本村明日香-海田一成
ロシア:髙浦由美子、樋口祐輝-後藤健太朗
フランス:金子仁美-工 桃子、山下湧吾
花のワルツ(ソリスト):
 政本絵美、加藤くるみ、平木菜子、長岡佑奈、
 鳥海 創、岡﨑 司、中嶋智哉、星野司佐

指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
協力:東京バレエ学校

~上演時間~
第1幕 12:30 - 13:25
休憩    25分
第2幕 13:50 - 14:40
コメント
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「くるみ割り人形」沖&秋元/東京バレエ団

2023年12月21日 | バレエ・ダンス




東バくるみ初日。
電車が遅れ1幕は会場所定の場所で立見。
集中して見るのは難しかったけど、
くるみは難しいことは考えず
「可愛い綺麗」を享受すればいいので
気持ちは楽でした。
前奏の途中から入れたので踊りは全部見れたし!

どの子供たちも可愛かったよ!

コロンビーヌの投げキッスに喜ぶのは
男子より女子なのもわかる!
沖さんのマーシャもひたすら可愛い!
予期しない場所からオペラグラスなしでも、
一目でどこにいるかわかる。
2幕終盤は少しスタミナ切れかな、
と思うところがありましたが、
1幕はキレキレでした。

秋元さんは今回で東バ退団。
古典に必要な要素が全方向で高度で
踊りもいつも安定していて
女性ダンサーを綺麗に見せるのが上手かった。
惜しいなあ。
今日も力みなく流麗かつダイナミックでした。
カテコの仲間からの拍手も暖かかった。
今後の東バ客演はあるのかな。

ソリストもみんな良かったよー!
岡崎さんのウッデンドールはやはり絶品ねー。

弾くんのドロッセルマイヤーは
時にコミカルで、時に不気味で。
弾君が楽しんで演じているのが伝わってきます。

ワルツの衣装、最初見たときは地味だけと思ったけど、
最近はこの上品さが良いと思います。
今日はオペラグラスを忘れてしまったんだけど
4階席からでもそれなりに見分けが付いたような?
特に安村さんの濃さと、榊さんの首のライン。

幸福感に満ち溢れて涙が出そうな公演でした。
楽しかった!

【配役等】
マーシャ:沖香菜子
くるみ割り王子:秋元康臣
ドロッセルマイヤー:柄本 弾
ピエロ:樋口祐輝
コロンビーヌ:中沢恵理子
ウッデンドール:岡崎隼也

- 第1幕 -
マーシャの父:中嶋智哉
マーシャの母:榊優美枝
弟のフリッツ:加藤くるみ
ねずみの王様:後藤健太朗

- 第2幕 -
スペイン:秋山 瑛、池本祥真
アラビア:政本絵美、ブラウリオ・アルバレス
中国:涌田美紀、井福俊太郎
ロシア:伝田陽美、鳥海 創、岡﨑 司
フランス:足立真里亜、安西くるみ、 大塚 卓
花のワルツ(ソリスト):
 二瓶加奈子、加藤くるみ、榊優美枝、中島映理子、
 安村圭太、後藤健太朗、中嶋智哉、星野司佐

指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
協力:東京バレエ学校

~上演時間~
第1幕 19:00 - 19:55
休憩    25分
第2幕 20:20 - 21:10
コメント
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「眠れる森の美女」金子&柄本/東京バレエ団

2023年11月18日 | バレエ・ダンス


金子さんが本公演オーロラデビュー!
待ってました!

メイン以外は先週の2日目キャストかな。
本番経験後なので妖精さんたちは余裕のある落ち着いた踊り。
榊さんは今日も美しい。
妖精筆頭の位置も似合っている。
ああ、千春ちゃんを思い出す。

衣装が微妙に違う件、
カラボスの手下もだった!

伝田さんのカラボスの芝居が自然でわかりやすい。
ぶっちゃけ弾くんより上手い。
以前「海賊」のパシャをやってみたいと言っていたのを思い出した。
子眠りでのカラボス経験も生きてるかな。
髪飾りとか、弾くんと違うかなあ。

金子さんのオーロラは前2人のような華やかさはやはりないけど美しく、子
眠り経験ありだけあって技術面は安定。
こうして見ると本公演の方が美術を作り込んでいるので
ゴージャスさが増すのね。
子眠りの方が本人のオーラが必要なのかも。
幻影も落ち着いた踊り。
王子に爪痕を残してた。

弾くんは、なんというか、
前2人を見たあとだと、
真ん中で踊らせるしかないよなあ、ってかんじかな。
ベテランなので、金子さんは安心かも。

パ・ド・ドゥウの片足後退り、
弾くん参加せず。
金子さんだけ。


【配役等】
国王フロレスタン14世:安村圭太
王妃:大坪優花
オーロラ姫:金子仁美
デジレ王子:柄本 弾
カタラビュット、式典長:鳥海 創
悪の精カラボス:伝田陽美
リラの精:榊優美枝

- プロローグ -
妖精たち:
カンディード(優しさ):長谷川琴音
フルール・ド・ファリーヌ(やんちゃ):中沢恵理子
パンくずを落とす精(寛大):加藤くるみ
歌うカナリヤ(遊び心):工 桃子
ヴィオラント(勇気):二瓶加奈子

- 第1幕 -
4人の王子:
フォルチュネ王子:大塚 卓
シャルマン王子:樋口祐輝
シェリ王子:岡﨑 司
フルール・ド・ポワ王子:生方隆之介

- 第2幕 -
公爵令嬢:加藤くるみ
ガリフロン、デジレ王子の家庭教師:岡﨑 司

- 第3幕 -
宝石の精:
ダイヤモンドの精:中島映理子
サファイヤの精:平木菜子
金の精:工 桃子
銀の精:中沢恵理子
プラチナの精:ブラウリオ・アルバレス、樋口祐輝、大塚 卓、岡﨑 司
長靴をはいた猫と白い猫:岡崎隼也-加藤くるみ
青い鳥とフロリナ王女:池本祥真-足立真里亜
赤ずきんと狼:瓜生遥花-山田眞央
親指小僧とその兄弟と人食い鬼:
 中嶋智哉
 大野麻州、小野陵介、小仲 花、長谷川結子、花田純之介、矢崎佳奈海、吉田心菜

指揮 トム・セリグマン
演奏 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力 東京バレエ団OB・OG、東京バレエ学校

音楽:ピョートル・チャイコフスキー
台本:イワン・フセヴォロシスキー、マリウス・プティパ(シャルル・ペローの童話に基づく)
原振付:マリウス・プティパ
新演出・振付:斎藤友佳理
ステージング・アンド・プロダクション・コンセプト:ニコライ・フョードロフ
舞台美術:エレーナ・キンクルスカヤ
衣裳デザイン:ユーリア・ベルリャーエワ
照明デザイン:喜多村貴

~上演時間~
第1幕 14:00~15:10
休憩   20分
第2幕 15:30~16:00
休憩   15分
第3幕 16:15~17:00
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「眠れる森の美女」秋山&宮川/東京バレエ団

2023年11月12日 | バレエ・ダンス




秋山さんのオーロラ、もんのすごく可愛い😍😍😍
ローズアダージオは完璧で、
その後のジャンプはふんわり、しかし高くて、
技術面で素晴らしすぎるのに、
力みのない自然な動きで、
「バレエとしてー」とか全く意識させず、
ただただ可愛い。
可愛いは正義!
化粧が宝塚娘役みたいなかんじ。
目の周りがくっきりはっきりで、
自然に童話のお姫様。
栗色の総カツラも合っている。
バレエ化粧ってただただべっとりな時があるけど、
秋山さんの化粧はとても美しい。

今日のリラは榊さん。
長身で首と手足が長くて、
政本さんと同じく、これぞリラの精!という体型。
2人とも好きな私には至福。
政本さんは自然と妖精の真ん中で、
榊さんは少しキリッと。

5階から見ると、プロローグの色合いが夢のように綺麗。
プロローグの妖精たちの衣装は色以外も微妙に違う。
白鳥などでも揃いに見えて微妙に違う衣装があったので、
芸監の趣味なのかな。

宮川さんは、秋元さんのような「一歩めから王子そのもの」ではないけど、
踊り出すとノーブル感が漂うよね。

カラボスとの対決は見たいけど、
どうしてもしょぼくなるからなあ。
仕方がないかなあ。

幻影の色の重なりも夢のように綺麗よ!

青い鳥のコンビがひときわ素晴らしい。
足立さんがいつものキュートな役とは違って大人っぽい美人。
池本さんは、これぞブルーバード!鳥人。

オーロラのカツラは最後だけ金髪なの?


【配役等】
国王フロレスタン14世:安村圭太
王妃:大坪優花
オーロラ姫:秋山 瑛
デジレ王子:宮川新大
カタラビュット、式典長:鳥海 創
悪の精カラボス:柄本 弾
リラの精:榊優美枝

- プロローグ -
妖精たち:
カンディード(優しさ):長谷川琴音
フルール・ド・ファリーヌ(やんちゃ):中沢恵理子
パンくずを落とす精(寛大):加藤くるみ
歌うカナリヤ(遊び心):工 桃子
ヴィオラント(勇気):二瓶加奈子

- 第1幕 -
4人の王子:
フォルチュネ王子:大塚 卓
シャルマン王子:樋口祐輝
シェリ王子:岡﨑 司
フルール・ド・ポワ王子:生方隆之介

- 第2幕 -
公爵令嬢:加藤くるみ
ガリフロン、デジレ王子の家庭教師:岡﨑 司

- 第3幕 -
宝石の精:
ダイヤモンドの精:中島映理子
サファイヤの精:平木菜子
金の精:工 桃子
銀の精:中沢恵理子
プラチナの精:ブラウリオ・アルバレス、樋口祐輝、大塚 卓、岡﨑 司
長靴をはいた猫と白い猫:岡崎隼也、加藤くるみ
青い鳥とフロリナ王女:池本祥真、足立真里亜
赤ずきんと狼:瓜生遥花、山田眞央
親指小僧とその兄弟と人食い鬼:
 中嶋智哉
 大野麻州、小野陵介、小仲 花、野本紗世、長谷川結子、花田純之介、矢崎佳奈海

指揮: トム・セリグマン
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ団OB・OG、東京バレエ学校

音楽:ピョートル・チャイコフスキー
台本:イワン・フセヴォロシスキー、マリウス・プティパ(シャルル・ペローの童話に基づく)
原振付:マリウス・プティパ
新演出・振付:斎藤友佳理
ステージング・アンド・プロダクション・コンセプト:ニコライ・フョードロフ
舞台美術:エレーナ・キンクルスカヤ
衣裳デザイン:ユーリア・ベルリャーエワ
照明デザイン:喜多村貴


~上演時間~
第1幕 14:00~15:10
休憩   20分
第2幕 15:30~16:00
休憩   15分
第3幕 16:15~17:00
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「眠れる森の美女」沖&秋元/東京バレエ団

2023年11月11日 | バレエ・ダンス




プロローグに妖精群舞が出てくるだけで泣ける。
短縮版じゃない!
本当の「眠り」!

政本さんのリラが素晴らしい。
落ち着いて優美で、
妖精の中でも一段高い位置にいて、
オーロラへの愛情たっぷり。

妖精5人も音楽のキメにピッタリとキメる。
前後しました、前奏からオケのキレが良い!

眠りはオールスターキャストになるんだなあ。
衣装を新調すると「100万ドルバレエ」になるのも納得。

弾くんのカラボスは腰が曲がった老婆。
出だしのカラス付きの椅子は良いしマイムもわかりやすい。
しかし演出の流れなのか、
リラとカラボスの対決が今一つ盛り上がらないかな。
私の好み的に。

プロローグと1幕の間、
幕前で下手で糸を紡ぐカラボス、上手は糸車を差し出す女性。
舞台転換とわかっても長い。

1幕。ワルツはフォーメーションが複雑。
華やかだけど、ちょいワサワサ。
輪っかは主に男性担当。

沖さんの髪は栗色。総カツラ?
ローズアダージオは安定。
危なげなし。
押し出しが良く華やか。
出で「主役登場!」感がある。
王子4人は多少のカスタマイズはあるけど、
同じ様式の衣装。
子眠りのような国の違いは無い。

2幕。
秋元さんの王子は本領を超発揮!
これぞ王子!
冒頭のお仲間達の場面でミニソロあり。
村人の踊りもあり。
そして!
東バ版初(たぶん)の幻影!
幻影の場面が!
森の中だからか、群舞衣装は緑。
オーロラもペパーミントグリーン。
オーロラと王子はすれ違い。

パノラマはお船。
カラボス城に到着。
なんと、対決無し!
王子のキスで魔法が解けて、カラボス撤収。
なかなか目が覚めないオーロラ。
どうすれば、と王子がリラを見たら、起きた。
ここで短いパドドゥウ。
マールイの幻影でオケが演奏していた曲。
ふたりの心が通い合う。
オーロラが両親を起こす。

3幕。
イントロで童話の人の登場はなし。
宝石はペア4組なかんじ。
童話は、男女一組が王と王妃の前に出る。
ミニ幕が彼らの前を通り過ぎると童話に変わる。
変身というより、余興を提供なかんじ?
なので狼も顔出し。
青い鳥のフルバージョンを久々に見た!
生方さんのジャンプが綺麗。

主役2人のパ・ド・ドゥウは、
キラキラ感、幸福感はあるものの、
沖さんは子眠りで何回か見てるから、
ちょいと新鮮味には欠けたかな。
ラストはオーロラにウェンディングベール。

安村さんが大活躍で、プロローグ以外は役付きで、
そのうちの4人の王子って、
最初に手を差し出す人が
そのあとのオーロラのサポートメインが多いけど、
オーロラが下手から移動する時は
2番めに手を差し出した安村さんだった気がする。
このサポート、ツアーとかだと他日のデジレのこともあるよね。
かつての英国ロイヤルではアダム・クーパーが入っていた記憶。

カテコには佐野さん木村さんも。


幕間ロビーで聞こえてきたように、
例えばシュツットガルトのような改訂版ではなく、
子眠り、マラーホフ版、の前の短縮版を、
一般的な版に直したかんじかな。
幻影のように無駄に見える場面でも、
古典はこれがなきゃと思うよね。

短縮版は、森にリラが現れ、
リラが王子にオーロラをチラ見せしてすぐパノラマ。
幻影は場面ごとなし。
紗幕向こうのパノラマが、
茶色のストーンとした衣装の女性が踊っていたので、
通称「蓑虫」でした。

フェリとルグリとか、ギエムのABT客演とか、
いろいろ思い出しちゃった。

幻想でリラが出ると、遣り手婆、って思うね。

マラーホフ版は幻想の場面が祝福の妖精達だっけ、
女性ダンサーが笠に布ヒラヒラで「ワカメ」と呼ばれていたな。
妖精のお付きの男性が無駄にかっこいい衣装だった。
オーロラの衣装がフルーチェみたいだった。
マラーホフ版は、群舞が少ないとこう作るしかない、ってかんじだったよね。


マラーホフ版眠り衣装の写真、発掘。9年近く前か。ひゃーっ!
https://blog.goo.ne.jp/ytaiyo/e/eb6f1def10d0936eceb9a54ef60632ca

マラーホフ版の前の眠りのラストは05年8月みたい。
字数制限のある「さるさる日記」に書いていた頃なので配役の記載無し。
https://blog.goo.ne.jp/ytaiyo/e/e312d3b417a99e962613812ac5b45d3e

で。マラーホフ版の東バ初演は06年2月!
https://blog.goo.ne.jp/ytaiyo/e/49b6f495e3e3ebce2d95f244159e1d59


【配役等】
国王フロレスタン14世:中嶋智哉
王妃:奈良春夏
オーロラ姫:沖 香菜子
デジレ王子:秋元康臣
カタラビュット、式典長:岡崎隼也
悪の精カラボス:柄本 弾
リラの精:政本絵美

- プロローグ -
妖精たち:
カンディード(優しさ):三雲友里加
フルール・ド・ファリーヌ(やんちゃ):涌田美紀
パンくずを落とす精(寛大):足立真里亜
歌うカナリヤ(遊び心):安西くるみ
ヴィオラント(勇気):伝田陽美

- 第1幕 -
4人の王子:
フォルチュネ王子:ブラウリオ・アルバレス
シャルマン王子:鳥海 創
シェリ王子:安村圭太
フルール・ド・ポワ王子:後藤健太朗

- 第2幕 -
公爵令嬢:榊優美枝
ガリフロン、デジレ王子の家庭教師:安村圭太

- 第3幕 -
宝石の精:
ダイヤモンドの精:伝田陽美
サファイヤの精:二瓶加奈子
金の精:足立真里亜
銀の精:加藤くるみ
プラチナの精:池本祥真、安村圭太、鳥海 創、加古貴也
長靴をはいた猫と白い猫:後藤健太朗、涌田美紀
青い鳥とフロリナ王女:生方隆之介、中島映理子
赤ずきんと狼:安西くるみ、岡﨑 司
親指小僧とその兄弟と人食い鬼:
髙橋隼世
大野麻州、小野陵介、小仲 花、野本紗世、
長谷川結子、花田純之介、矢崎佳奈海

指揮: トム・セリグマン
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ団OB・OG、東京バレエ学校

音楽:ピョートル・チャイコフスキー
台本:イワン・フセヴォロシスキー、マリウス・プティパ(シャルル・ペローの童話に基づく)
原振付:マリウス・プティパ
新演出・振付:斎藤友佳理
ステージング・アンド・プロダクション・コンセプト:ニコライ・フョードロフ
舞台美術:エレーナ・キンクルスカヤ
衣裳デザイン:ユーリア・ベルリャーエワ
照明デザイン:喜多村貴


~上演時間~
第1幕 14:00~15:10
休憩   20分
第2幕 15:30~16:00
休憩   15分
第3幕 16:15~17:00
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「かぐや姫」/東京バレエ団

2023年10月20日 | バレエ・ダンス




全幕初日。
最初の1幕だけのときは、
子供向けなのかコンテに寄りたいのかわからなかったけど、
その後の2幕のみのときはコンテ寄りになり作品の軸がしっかりして、
からの、今日の全幕。
1幕は手直しが入ったよね?
衣装も2幕以降に合わせ、民話調は薄まった。

道児は村人というだけではなく、
太陽の光を浴び自由に暮らす人々。
宮廷には月に照らされ誰かと同調する世界。
のような対比をかんじました。

天から来て、天に帰る、人間ではない者の物語。
求婚者はなく、どこまで「かぐや姫」と言えるのか。
しかし、だからこそ観る側が好きに話を受け取れる。

私は、
「人間界を引っ掻き回し、呆気なく彼らを捨て、自分の世界に帰る人外」
という、自分好みの物語を見出しました。
たぶん間違っていると思うけど。
帰る彼女に未練がなくて、とても清々しい。
世界を浄化した、ともいえるかな。

見ていてPPのSSシリーズの制作経緯をふと思い出しました。
「温泉回みたいな緩い話を作ります」と言ってアレになったように、
子供も楽しめる「かぐや姫」を作りますと言って、
ばっちり金森作品になってるよ、みたいな。
私は金森さんの作品はあまり見てないからなんともだけど、
3幕の白い世界は「おお、来たぞ!」と思いました。
作品のカラーがはっきり出たのがすごく良かったです。


正直なところ、東文だと会場が大き過ぎる印象。
いまだと新国の中ぐらいがジャストサイズでは。
新潟の劇場だと良い具合なんだろうなあ。

ダンサー達は金森言語がかなり身体に入っているようで、
ムーブメントが自然。

翁、飯田さんは芝居の延長の踊りで、
木村さんは踊りの先に芝居があるかんじ?
元プリンシパルのアプローチは違うのかな、と。

2幕までは、日本的な世界の全幕バレエなら牧の「飛鳥」があるし、
と思っていたけど、
3幕まで、全幕になると違う世界になっていた。

正直、何回も1万円を払えるか、と問われたら微妙かな。
踊り込んでいくと深まるかな。
「ドナウ」のやっちまった感に比べれば、
オリジナリティもあることだし、
また見たい、という気にはなっています。


私の語彙では上手く言えないんだけど、
ときどき動きにベジャールっぽさがあり、
ベジャール作品をレパートリーに入れている東バだからこそ、
ここまで親和性があるんだろうな、も思いました。

今日は月組、明日は新国なんで、今回は1回のみです。


【配役等】
かぐや姫:秋山 瑛
道児:柄本 弾
翁:木村和夫
秋見:伝田陽美
影姫:沖香菜子
帝:大塚 卓
大臣たち:宮川新大、池本祥真、樋口祐輝、安村圭太
側室たち:二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、中島映理子
緑の精:
 伝田陽美、二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、涌田美紀、中島映理子
 中沢恵理子、平木菜子、髙浦由美子、長谷川琴音、瓜生遥花、長岡佑奈、
 本村明日香、大坪優花、前川琴音、米澤一葉、佐藤瑞来、鈴木香厘、富田紗永、
 居川愛梨、相澤 圭、富田翔子、池戸詩織、橋谷美香
童たち:工 桃子、安西くるみ、岡崎隼也、井福俊太郎
村人たち:
 中沢恵理子、平木菜子、髙浦由美子、長谷川琴音、鈴木香厘、富田紗永
  生方隆之介、鳥海 創、海田一成、岡﨑 司、後藤健太朗、山田眞央、中嶋智哉、小泉陽大
従者たち:
 ブラウリオ・アルバレス、生方隆之介、鳥海 創、海田一成、岡﨑 司、
  後藤健太朗、加古貴也、山田眞央、中嶋智哉、山下湧吾、星野司佐、
  芹澤 創、小泉陽大、宮村啓斗、山仁 尚、寺田瑠唯、髙橋隼世
侍女たち:
 涌田美紀、加藤くるみ、中沢恵理子、平木菜子、髙浦由美子、長谷川琴音、
  瓜生遥花、長岡佑奈、本村明日香、大坪優花、前川琴音、鈴木香厘、
  富田紗永、居川愛梨、栗芝みなみ、富田翔子
光の精:
 二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、平木菜子、中島映理子、長谷川琴音
 涌田美紀、中沢恵理子、髙浦由美子、安西くるみ、瓜生遥花、長岡佑奈、
 本村明日香、大坪優花、前川琴音、米澤一葉、鈴木香厘、富田紗永、居川愛梨、
 相澤 圭、栗芝みなみ、富田翔子、池戸詩織、橋谷美香、池内絢音
黒衣たち:岡崎隼也、井福俊太郎、海田一成、山下湧吾

※音楽は特別収録による音源を使用します。

演出振付:金森穣  音楽:クロード・ドビュッシー
衣裳デザイン:廣川玉枝(SOMA DESIGN)
美術:近藤正樹  映像:遠藤龍  照明:伊藤雅一(RYU)、金森穣
演出助手:井関佐和子  衣裳制作:武田園子(Veronique)

~上演時間~
第1幕 19:00~19:45
休憩   20分
第2幕 20:05~20:45
休憩   15分
第3幕 21:00~21:40
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「ドン・キホーテの夢」涌田&池本/東京バレエ団@目黒

2023年08月26日 | バレエ・ダンス




ドゥルシネアの片足横移動は介添なし。
中島さんはあった。
有無はどこで決まるのかな。

涌田さんも池本さんも踊りは軽やかでシャープで勢いがあって、
芝居もすごく噛み合っている。
涌田さんは真ん中慣れした。
真ん中でのポーズの決めがしっくりくる。
32回転、前半はダブルシングルシングル、後半はシングル。

パ・ド・ドゥでヒヤッとしたところもあったけど、
池本さんのスーパースペシャルな開脚ジャンプもあり、
盛り上がって終了。

ご当地名物は「さんまは目黒に限るなあ」

井福さんのガマーシュの小芝居がすごく楽しい。
和田さんもキホーテもひっそりたくさん芝居を入れてるので目が足りない!
お馬さん、絶好調。
岡崎さんエスパーダは役としてはまだのところもあるけど、
暑苦しいのはとても良い。


【配役】
キトリ/ドゥルシネア姫:涌田美紀
バジル:池本祥真
ドン・キホーテ:和田康佑
サンチョ・パンサ:海田一成
ガマーシュ:井福俊太郎
ロレンツォ:山田眞央
エスパーダ:岡﨑 司
キューピッド:前川琴音

ロシナンテ(馬):宮村啓斗、山仁 尚
お嫁さん馬:寺田瑠唯、髙橋隼世
二人のキトリの友人:工 桃子、安西くるみ
闘牛士:ブラウリオ・アルバレス、樋口祐輝、安村圭太、鳥海 創、加古貴也、星野司佐


※音楽は特別録音による音源を使用します

第1幕 11:30~12:15
休憩    15分
第2幕 12:30~12:55

いつもは数公演見たり、イベントに参加しているんだけど
今回はライブと星組千秋楽が重なって
見られるのは1公演のみ。
ならば、と、別キャストの前橋に行ったのでした。
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