
秘密を抱えた囚人を超法規的特殊部隊が護送する。
その距離22マイル。
ハッキングと銃撃戦が微妙にリアルなところが逆に興醒め。
これが香港映画ならカンフー的な肉弾戦の連続で
荒唐無稽だけど問答無用で納得できるのになあ。
オチはかなり無理やりだけど
ハリウッド的ハピエンじゃないのが良かった。
「テッド」でマーク・ウォールバーグを認識した私は
彼が有能&アクション枠なのがどうにも腑に落ちない。
テッドのツッコミが欲しくなる。
(彼のキャリアの中では「テッド」が異例なんだろうけど)
輪ゴムパチパチで「怒ると怖い天才」の前振りがあったわりには
ほとんど活きてなかったなあ。
逆にイコ・ウワイスの肉体とアクションは
すごく説得力があった。
リアルで銃撃戦に対してあの肉弾戦は無いと思うけど
映画の中で魅力に思うのは、また別な話だ。
この映画はさー、アクションのメインを銃撃ではなくカンフーにして、
主役がアンディ・ラウならばっちOKだったと思うんだなあ。
ラストも含めて。
香港ノワール系だったらなあ、、、。
いや、銃撃アクション好きに需要があるのなら、ダメかあ。
(イコ・ウワイスのアクションは
参加した中国資本へのサービスなのかなあ)