きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」

2010年02月28日 | 映画
TOHOシネマズのポイントが溜まったので
無料で見てきましたよ!
時間もちょうど良かったし。

ゼウスが弟ポセイドンを呼び出して、
「俺の稲妻をぬすみやがったな!
 返せよ!」
と、いきなり怒る。
身に覚えがないポセイドン、とっても困る。
そのうえゼウスは、
お前が直接やってなくても
息子にやらせたんじゃないかぁーっ?
とにかく×日後(一週間後だっけか?)には返せよな! じゃ!
いきなり消える。(身勝手)
ポセイドン、とってもとってもとっても困る。

オリンポスの神々は、人間との間に子供を作りまくった。
その子供は、半分神・半分人間で<デミゴッド>と呼ばれる。

普通の高校生パーシー・ジャクソンは
稲妻の件がきっかけで
自分がポセイドンの息子<デミゴッド>なのを知る。

稲妻はゼウスの武器で、絶大な破壊力がある。
そのため、いろんな神が稲妻を手に入れようとする。
また、ゼウスの勘違いを利用し
神々の間に戦争を起こそうとするのは
冥界の神ハデス。
ハデスはパーシーの命を狙う。

なんやかんやでー。
母が攫われてー。
<デミゴッド>の訓練所に行ってー。
仲間と母奪還の旅に出てー。
3つの試練があってー。
自分の力に目覚めてー。
ラスボスと戦ってー。
見事稲妻を手に入れ、
神々の戦争を止めるパーシーでした。

まあ、角川映画にありそうな話。
わかりやすいし、
特撮(特殊効果)も、悪くない。
素晴らしく良い、というほどじゃないけど。

ゼウスはショーン・ビーンだよ!
洋服だとちょっとお腹まわりがアレだけど
ヒマティオンに鎧は、とってもカッコイイ!
これだけでも見る価値あり。
TVのCMに使われるメデューサは
ユマ・サーマン。
蛇の髪が似合っていました。
パーシー達を指導するのが
ケンタウロスで、ピアース・ブロスナンなんだけど・・・
頬が弛んでいて、ちょっとガックリ。

原作は小説で、シリーズみたいだね。
映画も続編があるのかな?
なぜいまギリシャ神話、と思うけど
これぐらい遠い「神」の方が
娯楽作品には向くよね。

気になったのは「訓練所」。
みんな盾と剣、弓矢などで
「戦い」の訓練をしている。
なんのために?
最終戦争、は、ギリシャ神話にはないよね。
トロイ戦争ふたたび、なのかな。
神々の世界から戦争が無くなる日は来ないのか。
訓練所の収容人数を見たときは
神様たち
デミゴッドを作りすぎ!

って思ったけど、
それぞれの神様が「私兵」を作っているのかなあ。
神同士の子ならオリンポスで神になって
デミゴッドは消耗品なのかなあ。
と、思うほど、大勢いて
なおかつ組織化された戦士養成所だったよ。
コメント (2)
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「THE39STEPS-秘密の暗号を追え!-」

2010年02月28日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
原作はヒッチコックの映画。
それを舞台化。
少人数の翻訳ドタバタコメディーは
ハズしちゃうことが多いけど
これは面白かった!!
話の展開がスピーディーなのに無理はなく
説明台詞は殆ど無いのにわかりやすい。
外国語訛り、とか、
翻訳劇ではわからなくなることが多い部分も
上手く表現されていた。

全部で139役、というけれど
石丸さんはほぼ1役だし(偽名を使うのは2役にカウント?)
早紀ちゃんは3役ぐらいなので
あとは浅野さんと今村さんが60役ぐらい
演じている計算になります。
それが、別役として出ている場合もあれば
「4人しか出ていない」ことを逆手に取った早替えもあり
うまく考えてるなー、と感心しきり。
伏線もうまいこと散りばめつつ回収もして
いやいや、ほんと、いいものを見せて貰いましたよ!
上質な芝居、ってコレだよねー。

石丸さんはストプレもコメディもOK。
なのか、
演出が良かったのかはわからないけれど
作品選びは今回成功、は、言えるね。
台詞が明瞭で聞きやすいのは(でも開口と言うほどじゃない)
こういう芝居ではありがたい。
(冒頭の「ボックス席」で、なにか幻影が見えたのは気のせい)
このテの芝居は、本人がギャグに走りすぎるとか、
崩しだしたら終わりなので、生真面目な石丸さんだからこそ
「コメディ」になるんだろうなあ。
早紀ちゃんは、TV等のイメージより
ずっと芸達者だよねえ。
金髪のねーちゃんの色っぽさも良かったけど
(同時に「頭の空っぽさも表現しなきゃならないから
 美人であればできるという役じゃないんだよね)
女スパイの胡散臭さも良かったよ。

浅野さんと今村さんは、
素晴らしい!という他ない。
どの役も宛て描きのようだったよ。

4人の息もピッタリあって、
最後までノンストップのお芝居でした。


開幕前に前説があった。
あらかじめお知らせがあれば
最初から聞いたのになあ。
前説、というよりは、
台詞劇に慣れさせるため、なのかな。
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「シルヴィア」田中&木村/東京バレエ団(マイ・キャスト シリーズ)

2010年02月27日 | バレエ・ダンス
昨日は3階、今日は1階前方席。
細かな衣装チェック以外は
オペラグラスは要りません。
(テレプシコーラのスカートの裾の模様が
 竪琴だった。そのセンスどうなの?とか)
そのせいか、昨日より楽しめました。
私の中で田中さんの評価が高いのは
田中さん出演回は前方席に座ることが多いからかも。

田中さんの演技はわかりやすかった。
ディアナのニンフらしいキリッとした姿、
恋なんかしないもーん、ずっと純潔だもーん!
とエロスに楯突くところ
(それは少女の潔癖さゆえなんだよなー)
エロスの矢に射られて恋に落ちちゃうところ
オリオンに捕らわれなすすべもないところ
オリオンに靡いた振りをするところは
小娘だからなんだよなー。(ニンフだけど)
だからオリオン達が意識を失っても
その場所から一人で出ることはできないんだよね。
で、最後はハッピーエンド、と。
田中さんは背が高いお姉さん、のイメージだったけど
今日はほどよく「小娘」。
これぐらいじゃないとなー。
基本、一人じゃなにもできない子だから。
ポリーナちゃんは、ニンフどころか
アテナそのものだったからなー。
手足が良く伸びていたし、
小刻みな動きも綺麗で軽やかだった。
いいんじゃないかなー。

木村さんのアミンタは・・・
あの衣装を日本人が、というのがすでに・・・だし、
昨日のゴメスは自前だったのか
今日のアミンタの衣装は地味めでした。
1幕は肌色だったし。。。
まあ、地味な羊飼いだから、いいのかな。
1幕でエロスに「行け!」と言われたけど
助けに行け!って意味じゃなくって
ディアナの館の前で待て!の意味なんだよね。
ほんとうに、待っているだけの2幕。
寂しすぎー。
3幕でようやく踊ってくれるけど、
一気に踊って終わりだしー。
アシュトン的には、、、
どうなんでしょう、、、、
よくわかりません、、、、、、、、。

オリオンの後藤くんは、
陽性の高岸さんとは違い、
ねちっこく、影から獲物を狙って手に入れる。
恐いよー。
そのわりには、奴隷には慕われていそう。

エロスは平野さん。
彫像の場面は、顔を上げ気味?
マントまとってヘンな踊りせずに
さっさとどうにかしろよ、と思うけど
シルヴィアを助けたり、
二人の中をディアナに認めさせようとしたり、
けっこう動いてはくれるんだよね。
ってか、自分の尻は自分で・・・か?

奈良さんのディアナは威厳があった。
ヤギさんたち、井上くんは途中で息が上がりかけたみたいだけど
持ち直して最後まで頑張った。
高村さんは息の乱れはなかったので
短いと思う時間だけど、
ペース配分って大事なんだなあ、と思った。


2幕がアクセントだけに
3幕が長く感じられるんだよねー。


東バのブログに出ていたぬいぐるみ(ヒツジ?)は
1幕の村娘が抱いていました。
抱かれたまま踊られると足がブラブラ。可愛い。
上手端に置かれてダラ~ンも可愛かった!
昨日まで衣装等のレンタル先はミラノ・スカラ座だと勘違いしていました。
さっきぬいぐるみ写真を見に東バのブログを読み返したら
ベルリンからのレンタルだって書いてありました。
納得です。色遣いとかが。
(昨日の記事はさっき訂正しました)
、、、ってことはー!
あのぬいぐるみ達もマラーホフに
モフモフされたのかなあ!


【配役】
シルヴィア(ディアナのニンフ):田中結子
アミンタ(羊飼い):木村和夫
オリオン(邪悪な狩人):後藤晴雄
エロス(愛の神):平野玲
ディアナ(狩り、純潔の女神):奈良春夏

シルヴィアのお付き:
 乾友子、高木綾、奈良春夏、吉川留衣、
 矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子、加茂雅子

オリオンの女官:吉川留衣、河谷まりあ
奴隷:高橋竜太、岡崎隼也

山羊:高村順子-井上良太
シルヴィアのお付き:
 乾友子、高木綾、吉川留衣、矢島まい、 
 川島麻実子、加茂雅子、小川ふみ、二階堂由依
ケレスとイアセイオン:渡辺理恵-梅澤紘貴
ペルセフォネとプルート:阪井麻美-柄本弾
テレプシコールとアポロ:小出領子-長瀬直義


指揮: ベンジャミン・ポープ
演奏: 東京ニューシティ管弦楽団
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「赤と黒」

2010年02月27日 | 映画
ジェラール・フィリップ没後50年記念の
デジタルリマスター版の上映。
昨年末辺りも銀座で上映されていたんだけど
都合がつかなくて行けなかったの。
今回は新宿のミニシアターで上映。
プロジェクター上映だけど、
角川シネマ2よりは広くてゆったりしてて良いよ。

約3時間の作品なので
途中5分の休憩が入ります。
前半はレナール夫人編、後半はマチルド編です。

「うたかたの恋」を見ていると
ダニエル・ダリューは年を取ったなあ、
とか思っちゃう。
それでも、美貌の人妻。
ジュリアンの部屋に行く時の表情がなんとも言えない。
貞淑だと自分で思っていたのに
恋のためには夫を簡単に、自然に、欺ける。
罪におののきつつも、ジュリアンからは離れられない。

逆にマチルドは、イケイケすぎて
イヤな女だ。
傲慢さは高貴に繋がるんだろうけど
(だからこそ、ジュリアンが手に入れるべきなのだろうけど)
見ていてムカツク。
多分、若いときに見ていたら
レナール夫人をもどかしく思い、
マチルドぐらいじゃないと物足りない、
と思っただろうなあ。

ジェラール・フィリップは
「危険な関係」で見たとき
私の中では、
「しびれるようなハンサム」の系統ではない、と思った。
でも、ジュリアンには合っていた。
ジュリアンの才知、野心、
そして、女の心を(たぶんおじさんの心も)
簡単に掴める男だった。
彼の野心は、彼の中身と釣り合うとは思う。
あれほど傲慢でなければ、
出世できたのかもねー。

文字でも舞台でもなく、映画だと
彼が超えたい「階級」が
よく目に見える。
前半・後半とも、セットだとは思うけど
田舎町の田舎の名士と、
パリの貴族は明らかに、
来ているものも、家も、
なんだか言葉も違いそう。
それが目の前にあったら、
才能ある若者なら、超えたい、と思うだろうなあ。
超えたい、というより
彼らより常に下にいる、ということには
我慢できないと思う。
レナール夫人は死んでおらず
刑事事件としては殺人未遂。
聖職者の姦通が上積みされるとしても
死刑は、いまの感覚では、無いだろう。
それでも死刑になるのは
階級を超えようとしたからなのだろうかね。

撃たれた瞬間のレナール夫人の
安堵、とも言える表情が切ない。
そんな彼女の気持ちを知ったからこそ
刑場に向かうジュリアンは
顔を上げて歩くことができたのだろうな。

長いけれど、あっというまの3時間だった。
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「シルヴィア」セミオノワ&ゴメス/東京バレエ団

2010年02月26日 | バレエ・ダンス
2008年の英国ロイヤルバレエ団来日公演で見たときは
まったく!期待していなかったので
なかなか面白く見ましたが、
今回は、話運びは知っているし、
ギリシャっぽい衣装は日本人には合わないんじゃないかなー、
と思っていたら、まさにその通りで。
ポリーナちゃんのコスプレ公演と思えば
これ以上ハマるのはないかもなー、と
そこは賛同できますが、
東バ公演としてはねー。
どうなんでしょーね。

ポリーナちゃんは、どの衣装も良く似合っていた。
1幕の弓矢を持ったところはカッコイイね。
それが、エロスの計略でアミンタと恋に落ちる。
少女のような表情も可愛い。
2幕でオリオンを誑かすところは妖艶。
では、あるけれど、、、
オリオンなんか
グーで殴れば勝てるよ
とも思った。
ギリギリ高岸さんのオリオンだから、
「グーで殴る」ね。
それ以外の人なら、一睨みで立ち去れそう。
そういった意味では、高岸さんのオリオンって
もりえちゃんの風吹みたいんなもんだよね。
体格とビジュアルで選ばれました、って。
3幕のポリーナちゃんは、それなりに。
ってか、飽きて来ちゃうんだよ、話に。

アミンタはゴメス。
以外と小柄だった。
東バの中に入っても違和感がない。
1幕ではほどよいヘタレ君で
高岸さんが勝てそうな雰囲気で、いいバランス。
2幕は殆ど出番無し。
3幕で、ようやく踊りらしい踊りが。
細かい動きがキビキビしていて気持ちよかった。
ジャンプの着地も音が無かった。
これだけなのが勿体ない。

高岸さんのオリオンは、本領発揮、ってカンジ。
すごく楽しい。
ぶんぶん回ってた。
シルヴィアは俺の嫁って思いこみが
鬱陶しいけど、愛情は本物じゃないかい。
エロスが矢を射なきゃ、どうなってたかわからんよねー。

で、エロス。
英国ロイヤルで見たときは
「なんの罰ゲーム?」でしたよね@1幕。
今回はベルリンから衣装等がレンタルなので
どうなることかと思ったけど、
なんだか、エロスは
存在自体が罰ゲームかも。
正直言って、ご贔屓さんに当たったら辛い役だ。
マイキャストで抜けられて良かったわ。
そんな役だけど、後藤君は、彼らしい怪演系で
見ていて楽しかったぞー。

あとは、なんとも。
長瀬くんの髪が赤かったかな。
奴隷の竜太くんが良かった。
松下くんは動物が似合う。
小出さんの復帰は嬉しい。
高木さんは恐かった。

初演の初日なので
全体的に、まだいろんな面で
揃い切れていないように思いました。
揃うほど上演を重ねなくてもいいと思うけど。


【配役】
シルヴィア(ディアナのニンフ):ポリーナ・セミオノワ
アミンタ(羊飼い):マルセロ・ゴメス
オリオン(邪悪な狩人):高岸直樹
エロス(愛の神): 後藤晴雄 
ディアナ(狩り、純潔の女神):高木綾

シルヴィアのお付き:
 乾友子、高木綾、奈良春夏、吉川留衣、
 矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子、加茂雅子

オリオンの女官:吉川留衣、河谷まりあ
奴隷:高橋竜太、岡崎隼也

山羊:河合眞里-松下裕次
シルヴィアのお付き:
 乾友子、奈良春夏、矢島まい、渡辺理恵、
 川島麻実子、加茂雅子、小川ふみ、二階堂由依
ケレスとイアセイオン:吉川留衣-梅澤紘貴
ペルセフォネとプルート:佐伯知香-平野玲
テレプシコールとアポロ:小出領子-長瀬直義


指揮: ベンジャミン・ポープ
演奏: 東京ニューシティ管弦楽団
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「HAMLET!!」宝塚月組

2010年02月24日 | 宝塚(月組)
「ハムレット」にショー要素を混ぜて宝塚化。
時には原作にある長台詞を述べ
ある時は華やかに踊る。
スピーディーに、そしてドラマティックに
話は展開する。
大介くん、頑張ったな。

舞台装置が殆ど固定で、
コンサートぐらいのパーツしかない。
そのぶん、(あんまりバウは見てないので
もしかしたら間違っているかもしれないけれど)
衣装に予算が回ったかな。
狂気のオフィーリアの衣装なんかは新調だと思うんだけど。
バンドが舞台奥にいて生演奏。
全部を含めてバランスの良い作品だった。

まさおは声が良く通るので
長台詞は聞きやすく、耳にすんなり入る。
狂気の振りをしているときと
そうでない時の演じ分けも明確だった。
歌も上手いし、赤い服は華やかだけど、
もうちょっとなにか欲しいな。
新公時代の影響なのか、
ときどきあさこちゃんを思い出させる演技だった。
こんなカンジなんだろうなあ、と思った
その通りだったので、
もうちょい予想を裏切って欲しい気もするけど
ハムレットじゃできないか。

越リュウは、カッコイイ!
まゆみ姐さんと並んだビジュアルも良かった。
ガートルードは、義理の弟と結婚するも、
息子をちゃんと愛している母だった。
ハムレットって、マザコンなのかなあ。
父の霊は、母を奪われた息子の幻想な気もする。
(たぶんそれも意図していると思うけど)
まゆみ姐さんは、義理の弟も欲しがるのがわかるぐらい
艶やかだった。
ダンスもあって嬉しい。

オフィーリアの蘭はなちゃんは、
ミーマイ博多座からは歌唱力は格段に進歩。
これくらい歌えれば、問題ないのではー。
声がアニメ声って言われるけど、るいるいほどではないし
スタイルが良くて、踊りはとてもいい。芝居もいい。
娘1としては、及第点じゃないかな。
と思うのは贔屓目か。
娘を嫁に出す心境だわ。

ホレーシオは宇月颯。
(ごめん。まだ呼び方を確定してないので敬称略。以下同)
ホフマンでも印象に残ったけど
今回も力強い演技だった。
真ん中で芝居することにも慣れていそう。
これから「来る」予感がした。

レアティーズは珠城りょう。
ビジュアルはいいけど、声がまだ高いかなー、
と思っていたら、研2だって??????
ミーマイが初舞台だって。
それでこんだけできるのは、すごい!
すでに「型」はできているのよ。
今後が楽しみなリー。

すずなちゃんとかひまりちゃんとか
気になる女性陣も活躍。
うん、ほんと、それぞれの役を
ちゃんと使っていた。
大劇場作品より少ない人数が
過不足なく芝居に出てた、っていうのかな。
大介くん、そろそろ大劇場の芝居はどうかなあ。
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DANCE ACT『MATERIAL~「雨柳堂夢咄」

2010年02月23日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
コムちゃんのダンス・コンサート。
コムちゃんの踊りが凄く見たかった!というよりは
波津さんの世界をオギーで演出、ってあたりに
そそられたのでした。

内容は、、、
いくつかの短編をモチーフにしたダンスと芝居が
次々と続いていく、ってカンジかな。
原作を読んでいると、
原作そのものが甦るけど
原作を知らない人には、わかりにくい世界かも。
コムちゃんは、蓮ともいえるし、いえないかもしれない。
蓮の、人とは違う部分を、
もっと物の怪よりに表現した、とでもいうのかなあ。
ある時は蓮なので、男性
ある時は物の怪の女性、
人間ですらない存在。
いくつもの面を見せるのは、まさに
オギーワールド
毒はそれほどないけど、
やっぱりオギーだなあ、と思うところあり。
西島くんの「ジル」とか(「ローズ・アダージオ」は見てないっす)
みゆきの「夜会」とか、
はたまた加藤さんの「55」とか
構成する演出家がちゃんといれば
こういうまとまった世界になるんだろうなあ、と
ちょっぴり思いました。

コムちゃんは顔が小さいねえ。
肩幅があり、足も太いけど(筋肉ね)
足が長いのでスタイルが良く感じられる。
バリバリ踊っていました。
ファンの方はもうちょっと踊ってって思ったり
アンチの方は踊れなくなったと言ったり
いろんな意見があるようですが
少なくとも、リカちゃんはもう
このレベルの踊りは踊れないだろうなあ。

踊りだけではなく、
背景の映像にいろんな役で映ります。
要チェックです。

コムちゃん以外では
なんといっても植本さん。
芸達者すぎてビビるくらい。
女形もできれば
ダンスも踊れる。
素晴らしい。
歌枠の石井さんもいい声でした。

蓮役、もうひとりは三浦くん。
芝居はいいんだけど、
歌はもうちょっと声量があるとなあ・・・


終演後はトークショー。
波津先生もご参加。
ナマで初めて見たよー!!
感動だ!
自画像そっくりだった。

ダンス・コンサートの企画が持ち上がったとき
「雨柳堂」をやりたい!と言ったのはコムちゃん。
プロデューサーから波津先生に企画を持ち込んだところ
あっさりOKが出たとか。
オギーの企画じゃなかったんだ!
あとは・・・
植本さんは芝居枠で参加と聞いていたのに
踊りがたくさんあってビックリ。
石井さんも歌枠で・・・(以下同)
あと、石井さんが、ダンスの練習の日に
空港快速に乗っちゃったので空港まで行っちゃったとか
資料でもらってきた7巻を家に持って帰ったら

雨柳堂夢咄 其ノ七 (ソノラマコミック文庫 は 28-8)
(これは文庫版。こっちかな。大きい方かな)

お父さんがハマッて翌日には全巻揃っていたとか。
植本さんは、花組芝居で泉鏡花の作品や
ネムキ連載の百鬼夜行を上演しているので
波津先生の作品は身近。
お気に入りの話は爺さん(坊さん?)たちが
野点をする話。
(読み返さないとどれだかわからんわー)
波津先生も、それはケレン味なく描けて
自分でもお気に入りの作品だとか。
自分の作品は「静」なので
「動」のダンスでどういうふうになるかが
想像つかなかったそうですが
(そりゃそうだよなー)
個人的には、波津先生の細い手描きの線が思い出されるような
そんな作品に仕上がっているように感じました。
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週末の美味しいもの

2010年02月21日 | 美味しいもの
土曜日 名古屋方面
養老公園内「楽市楽座」の「みそかつ丼」


中日ビル「カフェ・ド・クリエ」の
シフォンケーキとコーヒー


大垣で買ったバナナ大福

バナナを大福の皮で包んだものだった。
単純だけど美味しかった。

名古屋駅の駅弁「とり御飯」

お昼が味噌カツだったから、それ以外で
うなぎじゃないもの、を捜していたら
「小松左京の『首都消失』にも登場」の紹介文があったので
買ってしまった。
鶏づくしでとても美味しかったけど
ボリュームがあって、もの凄く満腹になりました。

日曜日 新宿
クレッソニエールのワンプレートランチ

スープ、サラダ、メイン、デザート、コーヒーで
千円ポッキリ。
今日のメインは、日替わりの「豚肉のパイ皮包み」

GROMのジェラード

ヘーゼルナッツが入ったチョコと
チーズケーキ風ミルク

美味しい週末でした
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「ラブリーボーン」

2010年02月21日 | 映画
殺された少女が
天国に行く前に
家族の心配をしつつ
心残りを果たす話。

とでも言えばいいのかな。

サスペンスでも、
ハートフルでも、
スピリチュアルでもありません。

死んだ少女から見た話なので
犯人が逮捕されて罪を糾弾されることもないし
少女の亡骸も発見されない。
犯人は意外な結末を迎える。

「あの世」の映像はシルクスクリーンのイラストのようで
ちょっと期待はずれな感じもするけど
少女の想像は、こんなもんなのかな。

いろんなことが、「映画のお話」としては
中途半端な気がする。
けど、14歳の少女が辿った人生、
そして彼女が望んだこととその結末、
と思うなら、こんなもんなのかもしれない。

彼女の願いは、犯人逮捕ではなく、
自分の遺体発見でもなかった。

母が自分の部屋に来てくれたことを喜ぶ。
それが、彼女にとって「一区切り」のひとつだったのかな。

明智抄の「図説オカルト恋愛辞典」の中に
「珠美ちゃん、きれいだね。 」という話があります。
これを思い出した。
若くして事故にあって亡くなった女の子が
「ハンサムな男の子に『きれいだね』と言われたら
 たった15歳で死んだ自分を許してあげられるのに」
って思う話です。
恨み辛みとかではなく、
ほんとうにちょっとしたことが
「かなえられない希望」として残っているのが
なんとも切なかったです。
「自分を許す」という表現がね。さらにね。泣けるの。
この映画の中で殺された少女(達)も、
そんな望みがあったんだろうなあ。

冒頭の本屋の場面で「指輪物語」が
大きくディスプレイされていた。
インディ・ジョーンズの「クラブ・オビ・ワン」みたいなもんね。

ただねー。
父ちゃんがねー。
自分がショックでピリピリしているのを
妻がなだめてくれているのに
それが「妻の負担になっていると思って」
(それ自体は間違っていないけど)
自分の母(妻から見て姑)を家に呼ぶ。
妻になんの連絡も無しに。
この母ってのが、主婦としては役立たずで
それをたぶん息子である父ちゃんなら知っているはずなのに
呼ぶんだな。
おいおい、って思うけど
70年代の家族って、こんなもんなのかもなー。
それが現代に設定を移さなかった理由なのかな。
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「妖僧」(大雷蔵祭)

2010年02月21日 | 映画
称徳天皇(孝謙天皇)&道鏡の
純愛ラブストーリー。
ラストは史実と違いますが、
映画ですから。

ものすごく盛り上がる政争絵巻ではなく
それぞれのしがらみ・障害を乗り越えて
秘かに愛し合う二人のお話なので
ものすごい山場とかはなく
わりと淡々と話は進みます。

道鏡だから坊主かな、と思ったら
奈良時代のお話なので
有髪でした。
ロン毛の雷蔵は
凄まじい色気でした。
「薄桜記」は滅びの美学、
狂四郎は虚無、など
色気にプラスアルファの要素がありますが
道鏡の雷蔵は、ただひたすらに
ビジュアルが良かったです。
女帝でなくても、クラクラだわよ。

奈良時代の宮中の様子が再現されていて
その辺も面白かったです。


私の大雷蔵祭は、
この回をもって終了です。
26本見ました。
頑張ったわあ。


大雷蔵祭は大好評だったため
4月10日からモーニングショーで
アンコール上映があるそうです。
詳細は後日発表とのこと。
また早起きの週末がやってくるの。
「午前十時の映画祭」にも行きたいのになあ。
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どうぶつの森の、すずらん畑

2010年02月21日 | ゲーム(どうぶつの森など)
うっかりリセットで
(無意識に保存せず電源を落としていたみたい)
すずらん畑が壊滅状態に陥ったのは
先月末ぐらい。
一念発起して、環境を良くしようと
植樹しました。
最近は順調にすずらんが咲いています。



もうちょっとしたら、木を整理して
動きやすい村に戻します。

いつのまにやら住人が一巡していたのは
ドラクエ9に夢中になって、
村には水遣りと、そのついでの化石堀りしか
しなかった間に
いろんな住人が来てたんですね。
メカガエルに会わなかったのは
そういう理由なんだろうなあ。
ラッキー、ってことかな。
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「紫子/Heat on Beat!」宝塚月組@中日劇場(2回目)

2010年02月20日 | 宝塚(月組)

芝居は、、、
先週見たときより濃くなっていたと思う。
キリヤンの
 紫子
 碧生のふりをした紫子
 碧生
 紫子のふりをした碧生
の演じ分けも、わかりやすくなっていた。
紫子の自分によろめく家臣達に
碧生はなんと思ったのやら。
もりえちゃんは、男らしい芝居だなあ。

ショーも弾けていました。
組総見なので、客席の手拍子も揃っています。
まりもちゃんは、場面ごとに違う印象になっている。えらいな。

オープニングのみっぽーのカツラが
すごいことになっていた。
動きすぎのためなのか
髪の毛があっちこっちにはねている。
しかし、動くと、動き通りのはねなので
すごく自然。
みっぽーは、足を踏みならす、ではなく
いちいち膝からつま先まで直線になるように
足を押し出すキックになっていた。
すごいわ。えらいわ。

「椅子の踊り」導入部の銀橋渡り。
ただの白いスーツじゃなくて
黒い細い縦線が入っていた。
もしかして、スカイも着ていた?

黒燕尾服のところ、
前回は、新トップになったキリヤンを
組子が迎え入れる、って雰囲気だったんだけど
今回は、真ん中のキリヤンに
皆の力・気持ちが集約されていた。
皆がキリヤンに気持ちを預けていて
それをキリヤンが受け止めて
客席に放出していた。
名実ともにトップになったんだ。
そう思ったら涙が出てきた。

たぶん、スカピンの大劇場でも
泣くと思うけどね。


組総見のお土産

シュシュ。
私も母も髪が短くて使いようがないので
とりあえずは、弟子の首に。
いずれ妹が来たらあげよう。


ついでに、中日ビルのイメガ?のあひる。

すっかり女の子だね。
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養老天命反転地

2010年02月20日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
中日劇場の組総見に行くついでに
前から行きたいと話題に上っていた
養老天命反転地」に行ってきました。

名古屋から大垣に出て
(車内のアナウンスがずっと「おおき」に聞こえて
 私は今まで間違っていたのかかなり悩みました。
 車掌さんの発音が悪かったみたい)
養老電鉄に乗って

養老駅へ


駅から徒歩約10分のところに
「養老天命反転地」があります。

なんとも不思議な空間でした。
不思議さは私の写真ではでないけど
貼り付けてみます。

メインパビリオンが改修中のため
入場料が200円引きでした。

つまり、これの入場料が200円?
(そんなわけないか)

その他・・・











弟子が斜めなのではなく
建物が斜めなのだ。







急斜面など、滑りやすいところが多いので
履き慣れた運動靴で行くのがBEST。
靴の他にヘルメットの貸し出しがありましたが
実際に歩くと納得です。
坂を登り切ると息が切れます。
心臓の鼓動も早くなります。
カップルには「吊り橋効果」があるかも。


ここは「養老公園」内の施設なのですが
名高い「養老の滝」まで徒歩で行くのは
栄の劇場16時半開演を考えると厳しそうなので
(園内は殆ど斜面だったので
 ものすごく足腰に来ました!
 次は滝まで行くぞ!!)
昼食を公園内でとったあとは
名古屋へ向かうことにしました。

乗換駅の大垣で城でも見るかー、と行ったら

改修中だった。
中には入れるようだけど、
もう階段は登れないよ・・・・・・・・・。
お城の裏の滝を見て

その辺の神社を見て、バナナ大福を買って
大垣は撤収。
お城の改修は来年の3月終了予定みたいです。

名古屋に戻ろうと思ったら
駅の電光掲示板に
「××で遺体が発見されたため
 電車に遅れがでています」
って出ててビビッた。
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今日は健康診断でした

2010年02月19日 | その他イロイロ
新宿の保健センターに行って
健康診断を受けてきました。
受診は義務。
基本検診の費用は会社持ち、
オプションは自費。
私は基本検診だけで、
まあ、例年通りの結果。

いつもは3時半ぐらいに終わり、
検査のために抜いていた昼食をその後に食べるので
会社に戻らなくてもOKということになっています。
今日は部長もお休みなうえに、
検査もなぜだか3時前に終わったので、
雷蔵を一本見てきました。
これで前売り券はすべて消費。
やったぜ!
My楽は日曜日の13時の回です。
ひさびさに日曜日の朝に寝坊ができそうです。

診断の合間、待合室のTVでは
ニュース等が流れるときがあります。
ずっとじゃないけど、
診察の説明VTRの合間にニュース。
そしたら、運良く、
採血が終わってボーッとしているときに
高橋くんの銅メダルの速報が入りました。
ヤッホー!
会社に行ってれば、
帰宅まで演技を見られなかったよね。
すばらしいタイミングだわ!

高橋くん、おめでとう!

金はライサチェク、銀はプルシェンコ。
アメリカ男子金メダルは
1988年以来のだそうだ。
ってことは、ボイタノ以来?
国歌を聴くライサチェクに
同じ状態のボイタノの姿を思いだしたよ。
懐かしいわあ。

健康診断、TV以外での
待ち時間は「女性自身」を熟読。
この時ぐらいしか読む機会がないからね。
なぜだか、女性化したタニちゃんを
多く目にする。
ルネ・ヴァンダール先生の近影も見た。
こういうビジュアルだったのか。
そして、辻仁成の近影もあった。
いまはこうなんだなあ。
どこかで転んだときに、頭を打って
それが原因で血の塊ができたため
開頭手術したとか。
現在は順調に回復されているようで、なによりです。
ローソンとワンピースのコラボ商品紹介の記事に
みつぅが出てた。
そういう認識?
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春の首都圏タカラヅカ企画『ダブル観劇』キャンペーン

2010年02月19日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
宝塚で、またもや複数演目観劇促進キャンペーンです。

 → 春の首都圏タカラヅカ企画『ダブル観劇』キャンペーン(宝塚歌劇団)

前回同様、チケットが当たるんですが、
プレゼントのひとつが

(Bコース)宙組東京宝塚劇場公演 『TRAFALGAR(トラファルガー)』 『ファンキー・サンシャイン』
S席 ペア観劇チケット・・・・・・4組8名様
・7月9日(金)16:00公演<初日> 2組4名
・8月8日(日)16:00公演<千秋楽> 2組4名
※どちらかご希望の日時を指定できます。

宙組東京公演千秋楽を含んでいます。
千秋楽は16時公演です。

ってことは。

今の段階では、
ゆーひ3作(以上)決定?

ま、
齋藤君でサヨナラは
ないだろうけどさ。
カレンダー的にも3作は確定らしいし。
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