きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「YU EMAO LIVE IN BLITZ」絵麻緒ゆうライブコンサート@赤坂BLITZ

2002年07月28日 | 宝塚(雪組)
 盛りだくさんすぎて記憶がすでに曖昧なのですが、とにかくカッコ良かったな~。会場のノリもすごく良かった。しんみりと宝塚、それも寺瀧メドレーをやるよりもずっとイイ。こういうカッコ良さも出せる人なんだよね。と、言いつつも、ツボはトシちゃんのコーナーだったりする。似てるよ。特に「哀愁でえと」。もっと見たかったな~。正塚さんが詞を書いた歌よりも、こっちの方が印象深い(笑)
 MCもすごく長かったな。まひるちゃんとはいいコンビで話が全然尽きないのさ。受けたのは上演時間の話。「もっとやって~」っていうファンの声に、「もっと東京宝塚劇場に来て下さい。それより、もっともっと見たければ劇団に行ってください」と。私は漠然と「ふ~ん」とか思っていたら、まひるちゃんに注意されていました。
あ、
そういう意味だったのね。

と遅れて気づく私。相変わらず爆弾というか、本音トークの人ですね。

 これ以上、どう書いていいのやら。ぶんちゃんはカッコイイ。ステキ。でも私の中での順位がどの辺かを確認できたライブでした。また、こういった形態が初めてだったこと、そしてサヨナラ用のファンイベントというのもわかるのですが、もう少し整理された内容でもよかったような・・・。特にシメ方はもっと考えておくべきだったような。ちょっとラストはなし崩しというか、ダラけた印象が残りました。でもファンなら、なんでもいいからもっと見ていたいと思うだろうからなあ。仕方がないか。

 んで、ゴメン。私自身、痛いファンだとは思っていないんだけど、先日のマミちゃんのライブ、そして今日のぶんちゃんのライブを思うと、現役中に武道館コンサートを行ったみきちゃんってやっぱりスゴイかも。そしてあれくらいの大劇場ならつんくのような、慣れたひとにプロデュースしてもらわなければダメなんだね。ぶんちゃんも外部の人にしてもらえたら、もっと良かったかも。

 あ、あとね。マミちゃんの時も思ったんだけど。卓治の歌、歌ってもらえないかな~とかとか思っちゃった。ぶんちゃんなら「紫の夜明け」とかかね。「いつかここで倒れても 心だけは飼い慣らされはしない」。似合うと思うんだけど・・・。
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「プラハの春/LUCKY STAR(1回目)」(宝塚星組)

2002年07月27日 | 宝塚(星組)
 谷先生の芝居ということで敬遠していましたが、なかなかに良かったです。無駄な人死にがそれほど無いし、子守唄も人を改心させる手段ではなかったし。原作付きだといいのかな、この先生の場合。「プラハの春」に対してのソ連の介入、それにうまく主役達の愛を絡めていました。正直言って「プラハの春」というか、ソ連をはじめとした東欧諸国の民主化運動弾圧は、まだまだ私には重いことで、それを宝塚で愛の話にするのは抵抗があったのですが、その点は意外によく書けていました。考えてみたら「プラハの春」というこの作品、宝塚に合わない、とも思ったけど、逆に今、こういった話を正面から上演できるのって、もしかしたら宝塚だけかもしれないね。ソ連、鉄のカーテン、もう死語だよね。壁がなくなって、もう10年以上たつんだよね。
 たーたんは若造、というのは少々落ち着いていたな。あきちゃんのカテリーナはピッタリだった。彼女の代表作になると思う。サエちゃんは・・・。正直言って専科のやる役かな?星組出演の実績を重ねる以外、意味の無いような。彼女の善し悪しではなくてね。トウコちゃんはスゴク良かった!!ヤンの若さ、熱さ、絶望感が良く出ていた。こちらの方が2番手の役ではないのか?ねったんのヘスもよかったなあ。彼女、こういう濃い役も似合うよね。かよ・まとが若手筆頭ってとこね。娘役はあまり出番がない?かな。ゴルチェの衣装は全然合っていなかった。無駄な金の使い方だね。
 ショーは・・・。私はハッキリ言ってあまり好きじゃない。最初のダルマ攻撃は別にいいんだけどさ。どうも中村一徳先生のショーは、単純な踊りを単純なフォーメーションで、人数だけは多くで踊らせるのが、なんというか、勿体ないというか。場面ごとのメリハリもないし。ただ通り過ぎるだけなんだよね。こちらでもトップコンビに次いで光っていたのがサエちゃんではなくトウコちゃんだった。トウコちゃん、なんとかトップにならんものだろうか。このまま終わるのは勿体なさ過ぎる。華はあるんだよ~。背はないけど(涙)サエちゃんが、ホント、目立たない。プッシュ、って気はしないなあ。政策転換なのかな???
 本公演は阪急交通社の貸切のため幕間抽選有り。司会はさっちんこと詩乃優花さんでした。ショートカット&ジーンズで、かなりボーイッシュなカンジでした。
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「クラス・アクト」

2002年07月24日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 eプラスから半額券が出たので行ってみました。お話は、コーラス・ライン主題歌の作詞者の半生。(おそらく)強迫症で入院経験があった青年が作曲に目覚めていき、そういったスクールに通う。しかし実際に世に出たのは作詞の方だった。曲が世に出る機会は何度かあったが、彼の恐怖心により全て潰れた。彼の死後残ったのは大量の未発表曲、ってカンジかな。
 ブロードウェイで大人気!ってコピーだし、ブロードウェイからオリジナルキャスト来日ってことで、半額(5500円)ならいいか~、たまには宝塚や東宝以外の作品も見なきゃね、と思っていったのですが、これがね。出演者は8人の小劇場用作品だったのですわ。あと一人の人物の半生を詳しく書いているため、その周辺のことを知らないとかなり理解しづらいというか。全然派手さはないし、歌で綴りはするけどダンスは殆どなし。それを前宣伝でもう少し書いておいて欲しかったなあ、と。つまらない、とは言い切らないけど、少なくとも1万円の価値はないと思うよ。同じ値段なら東宝A席で駄作を見る方が私はいいな、と思った。自分のミュージカルの基本が「雨に唄えば」等のMGM作品なので、物量作戦を取れない舞台ってミュージカルとは言い難いと思う部分があるのよね。「スウィング」とか見た方が良かったかもな~。トニー賞ノミネートってあんまり信用しちゃイカンのね。
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「SLAP STICK」

2002年07月09日 | 宝塚(月組)
 「SLAP STICK」。「恋はシュラシュシュ」などを歌っていた声優5人のバンドのことではありません(お約束のネタ)。この作品は小柳菜穂子さんのデビュー作。話の作り自体は悪くない。固定のセットでも工夫していろんな情景に見せるし役者の使い方もいいほうだと思う。多くの人にソロを割り振ってくれて嬉しいわ。映画もよかった。ただ難を言えば、主役と狂言回しを一人にさせているので、主役の魅力が浮き上がりにくい。セネットはいつもスタジオの片隅でフィルムをいじっているので成功したんだかなんだか、ようわからん。なんか流されるままの人生のようになっていた。ヒロインとも恋なのか友情なのか、もう少しハッキリさせてもよかったかも。今回はいかにも小劇場仕様だった。大劇場だとどんな作品を書いてくれるんでしょ。楽しみです。
 主演のキリヤン。長所・短所とも常々言われているとうりだった。踊りはうまいし歌もいい。芝居も良くなってきた。しかし背が低くく華がない。ショー部分での光り物も、たんなる衣装で、主演者しか着れない衣装だとは思わせてくれない。もうちょっと技術以外の部分が出ないものか?なまじ個性にあった作品だっただけに無難にこなしたという印象が拭えない。舞台人として生きて行くならいいキャリアになったと思うが、トップを目指すならどうか。いっそ齋藤君の「話はないんだよ!ビジュアルを楽しんでくれよ!!」って作品に出てハッタリを学んだ方が良かったのかな。特にラブシーン(らしきもの)の色気のなさは致命的。いい子なんだけどなあ。
 るいるいは思っていたよりいい。姿勢がまだ男役だしアニメ声だが、芝居はいいと思う。メイベルの気持ちが良く伝わってきた。意外に姫役者系で昔っぽい娘役のタイプじゃないかな?少なくとも最近の月にはいないタイプだね。さららんは、申し訳ないがスタイル悪すぎだ。キリヤンがクマテツなら、さららんは小林十市。足が短い。しかし泣いてるさららんは結構カワイイので、なんとか体形をカバーすることを覚えて欲しい。台詞ももうちょっと明瞭にね。エリちゃんは久々の若僧系で嬉しいわ。オヤジもいいけどね。チャルさんは利太郎とはうってかわってダンディー。ステキ。すばるさん・ちずさんなども手堅い演技でした。その他すえこちゃんをはじめ今回は芸達者な子が多くて見応えのある舞台でした。城咲あいちゃん、何気にポジションアップなのね。
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「サラン愛/ジャズ・マニア」@市川2回目&3回目(宝塚月組)

2002年07月07日 | 宝塚(月組)
 本日は昼・夜とも2公演観てきました。尻が痛かった・・・。

 芝居。昼の部、決起の前「あとは天に任せて・・・」のところでリカちゃんのマイクが外れていたような気がする。後ろを向くたびにモソモソやっていた。結局舞台設置のマイクに声を入れてたみたい。夜の部、ラストのえみくらちゃんの矢がうまく出てこなかった。ハプニングとしてはそんなもんかな?昼の部の芝居は彩橋さん捜し。多分上は緑で下は赤紫のチマチョゴリを着ていた人だと思う。丁寧に踊りを踊る人です。結構わかる自分が怖いなあ。多分よく一緒に出ていてガンガン踊っている人が愛野さんだと思う。この辺も注目。夜の部、今まで頑張ってきましたが、ついに寝てしまいました。ま、仕方がないね。でも、やっぱ、悪くはないと思うよ。少女趣味すぎるけどさ。リカちゃんの存在感は感じられるし、えみくらちゃんカワイイし、ゆらさんもイイ。今回の全国ツアーのメンバーをよく使っている。本公演では厳しいけど、この少数版ならいいんじゃないかね。
 ショー。本当にこれで終わりなのか、ジャズマニア。昨年の佐賀も「これで終わりだわ!」とか思っていったのになあ。リカ版ジャズマニアとしては、今回が一番好きかも。ケロ・ユウヒがすごく使われているしね。「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」から「ダンス・イン・ザ・ダーク」がメチャクチャいいよ。好きな曲だし。リカちゃんは「ストーミー・ウェザー」だよね。ああ、あの一瞬のために佐賀に行ったんだわな。それくらい好き。今回は3パターンの中で一番喉が安定しているから、余計に引き込まれちゃうの。ああ、好きよ、好きよ~、リカちゃん。もう、これしか言えないわ。

 千秋楽のご挨拶が新組長からありました。次回大劇場公演、月組生外部出演(ファッションショー)、次回東京公演を淀みなく、というより立て板に水のごとくに案内した後にタニちゃんのディナー・ショーの案内。「大和君、おきばりやす」とハッパをかけてました。その他にも「帰りの電車の中でスウィングして欲しい」などと仰ってました。こんなにおもしろいのなら、ゆらさんの挨拶目当てで今後の千秋楽を取りたいわ~、などと思ってしまう。その後にリカちゃんの挨拶でしたが「もう、なにも言うことはありません」って言ってました。楽しかったわ~。
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「キス・ミー・ケイト」

2002年07月06日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
 いやいや、たまげたね。
伊織のナオちゃん、
まるっきり女~っ!

女、というより、女の子。コメディーにありがちの、美人で色気があって頭がカラッポって役でしたが、うん、どこからみての女の子よ。下着姿とかセクシーでした。見せ場も3回あるし、これは彼女、専科になって大ラッキーでしょう。声量がやや足りんかな?と思うので、音響さん、よろしくお願いいたします。でも音程的にはOKだと思うんだけどな。ほんに、これが先日マフィアの親分やっていた男(役)とは思えない。ドレスも似合うしさ。本質的に芝居の上手い人なんだろうな。カーテンコールの時に、一路さんに指名されて踊ってたら、下がってきた幕に頭を直撃されました。その寸前、他の役者さんが救出に向かっていたので、好かれているのかなあ、とも思いましたわ。
 話はシェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」をショー化した劇中劇を演じる役者さん達の話。一路さんのじゃじゃ馬ぶりはおもしろいです。今井さんは歌がうまいです。赤坂くんは歌も踊りも半端だけどスタイルいいです。途中のアクロバットっぽいのはさすがジャニーズです。ギャングの太川さんはうまい人でんな。台詞がすごく聞き取りやすいし、アドリブもうまい。「チャーリー・ガール」でも思ったけど、いい役者さんに成長しましたね。春風さんはアンサンブルだけど歌って踊りまくり。本間さんも2幕の出だしに長い見せ場がありました(しかし「トゥー・ダン・ホット」は「くそ暑い」か)。とにかく、元がいい作品ということもあって、おもしろいですよ。
 さて、もう一つの目玉
青柳勝太郎
今回もアンサンブルにいます。最初は袖無しの横ボーダーシャツ。劇中劇はベルベットっぽい赤と緑の衣装。2幕の出だしは白いシャツに黒いズボン。その後真ん中でスポットライト浴びてトランペット吹くのさ。その上、沢木さんの将軍の運転手として出てきて、なんと台詞あり!!!嬉しい!!!!このために、もう1回行っちゃおうかな。哲ちゃんもいたが、額がヤバく、ますますサル顔だった。
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「サラン愛/ジャズ・マニア」@市川1回目(宝塚月組)

2002年07月06日 | 宝塚(月組)
 2回目の芝居。前よりはわかりやすい。役者が慣れてきたのか、こっちが諦めたのか。書き込まれていない部分はこちらで補充しているというのか。でも冷静に考えると背景が簡略されていて地方向きだよね。「大海賊」に比べると無駄な暗転が少ないので、やや見やすいわね。最後にどのように矢が刺さるかもわかったしさ。ま、リカちゃんはトップらしいし、エミクラちゃんはかわいいし、ケロは悪役だしで、ま、いいや、と。
 ショーはもう何回目か。今回は明日も2回見るということもあって、「ガイズ」の時に気になっていた彩橋みゆさん探しをしてしまった。まだ研2(「ベルサイユのばら2001」が初舞台よ!)だと思うので、資料写真が少なくてツラいです。同期の美夢ひまりちゃんも顔立ち似ているし。中詰めで一番後ろの一番下手端の黒いピッタリとしたドレスの人だと思う。ちなみにその隣で勢いよく踊っているのが愛野りほさんだと思う。ロケットでも左端。フィナーレでは左から3番目の人だと思うのよ。四角めの顔で左にエクボができて、ニッコリ笑うとチャーミングです。皆さん、見てくださいね。ま、台詞まわしや歌を聴いたら気が変わるかもしれないけど。たまこちゃんは踊りも歌もうまいけど、台詞まわしが重いかなあ。星のコトコトみたいな。濁音系。たまこちゃんは濁音にはならないけどね。みっぽうちゃんは踊りもうまいし、台詞の時の声もきれいだね。今回はガキの役なので演技については言うべきほどのことはないけど。あと見ていて、穂波さんをなっちゃん2世だと思ったのは(芝居でもなっちゃんがやりそうな役どころだった)「大海賊」併演の時の中詰でなっちゃんの衣装を着て来てたからだったわ。それと初演では花暢しおりさんに心を奪われていた(笑)んだよね~、とかも思い出しちゃったよ。その他、「ダンス・イン・ザ・ダーク」のみっぽうちゃんは腕の使い方がキレイ。「ファシネイティング」のゆらさんのスカート捌きは豪快で好きだ。
 そしてリカちゃんは相変わらずカッコイイの。「ストーミー・ウェザー」で振り向いた瞬間、私の脳ミソは確実に溶けた。ジュワワ~ってカンジがしたよ。ハート以前に脳ミソ直撃なのよね、リカちゃんは。だから理性なんて残らないのよ。ああ、困った。
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「キス・ミー・ケイト」

2002年07月06日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 いやいや、たまげたね。
伊織のナオちゃん、
まるっきり女~っ!

女、というより、女の子。コメディーにありがちの、美人で色気があって頭がカラッポって役でしたが、うん、どこからみての女の子よ。下着姿とかセクシーでした。見せ場も3回あるし、これは彼女、専科になって大ラッキーでしょう。声量がやや足りんかな?と思うので、音響さん、よろしくお願いいたします。でも音程的にはOKだと思うんだけどな。ほんに、これが先日マフィアの親分やっていた男(役)とは思えない。ドレスも似合うしさ。本質的に芝居の上手い人なんだろうな。カーテンコールの時に、一路さんに指名されて踊ってたら、下がってきた幕に頭を直撃されました。その寸前、他の役者さんが救出に向かっていたので、好かれているのかなあ、とも思いましたわ。
 話はシェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」をショー化した劇中劇を演じる役者さん達の話。一路さんのじゃじゃ馬ぶりはおもしろいです。今井さんは歌がうまいです。赤坂くんは歌も踊りも半端だけどスタイルいいです。途中のアクロバットっぽいのはさすがジャニーズです。ギャングの太川さんはうまい人でんな。台詞がすごく聞き取りやすいし、アドリブもうまい。「チャーリー・ガール」でも思ったけど、いい役者さんに成長しましたね。春風さんはアンサンブルだけど歌って踊りまくり。本間さんも2幕の出だしに長い見せ場がありました(しかし「トゥー・ダン・ホット」は「くそ暑い」か)。とにかく、元がいい作品ということもあって、おもしろいですよ。
 さて、もう一つの目玉
青柳勝太郎!
今回もアンサンブルにいます。最初は袖無しの横ボーダーシャツ。劇中劇はベルベットっぽい赤と緑の衣装。2幕の出だしは白いシャツに黒いズボン。その後真ん中でスポットライト浴びてトランペット吹くのさ。その上、沢木さんの将軍の運転手として出てきて、なんと台詞あり!!!嬉しい!!!!このために、もう1回行っちゃおうかな。哲ちゃんもいたが、額がヤバく、ますますサル顔だった。
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「第7回YEBISU亭」花緑/たい平/喬太郎

2002年07月01日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 トップはたい平くんの「千両みかん」。古典です。若旦那が夏の盛りにみかんが食べたい(みかんは冬の食べ物です。念のため。)と言って番頭さんが江戸中を探し回る話。強烈なオチを期待するとアレですが、まあ、よかったのでは。最後にもう少々悲哀が出るとよかったかも。頑張って古典に取り組んでいる姿勢が伺えます。

 2番手花緑。マクラは小さん師匠の思い出。スターウォーズ・エピソード2の試写会に行った話 → マスター・ヨーダが小さん師匠に似ている。「今回はヨーダも戦うんですよ。『フォースを使え』とか言って。そういえば俺もスパゲッティを箸で食っていると師匠に言われました。『フォークを使え』」。私が書くとおもしろくないですね。すいません。その他たぬきが好きだった、などと繋いでいくので、こりゃ小さん師匠が得意だった噺でもするんかい?と思ったら、なんと
昇太師匠の
「愛犬チャッピー」!

あひゃ~(笑)やるんかい!はっはっは(大笑)で、ございました。足を無理矢理上げさせられて「小林十市じゃないんだから」などと小ネタを入れたり。おもしろかったす。

 中入り前はまたもやラジオのDJ風。今回はそんなにすべっていなかった。会場からの質問(柳家と林家はどっちがエライんですか?とか)に軽妙に答えていました。

 トリはキョンキョン(笑)の「すみれ荘201号室」。あのCD化もされた名作でございます。ただ今回はいつもの会場より客が上品と見受けられたのか「東京ホテトル音頭」のノリが今ひとつでした。ちょっとテンションがあがりきらなかったかな。私の前に座っていた女性は落研のようで「身につまされる」と言っていました。

 落語は結局半年ぶり。もう少し行きたいなあ。
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