きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ラ・シルフィード」沖香菜子&松野乃知/東京バレエ団

2016年04月30日 | バレエ・ダンス
香菜子ちゃんも松野くんも新公を経て本公演でしっかり落ち着いた踊り。
二人とも身体つきも大人っぽくなった。

香菜子ちゃんは妖精さんだけど
渡辺さんとは違うタイプで
空気の精よりもティンカー・ベルみたいな?

香菜子ちゃんのシルフは命の灯火がフッと消えたよう。
彼女が死ぬのが明確なので悲恋度が高い。
渡辺さんは空気に溶け込んでいたね。
それぞれ個性に合っていて良いね。
マッジに対するジェイムズは、宮川くんは汚らしい者、松野くんは老いた者への嫌悪感。
誰もが老いて死ぬ、それに気づかぬ若者ゆえの傲慢さにマッジは報いたのかも、
と、この若手コンビだと思っちゃうね。
同じ版、演出でも違う味わいになるのが面白い。
松野くんがストールを床に着けちゃった時があってそこだけは惜しい。

川谷さんのエフィーがすごくすごく可愛くて、
ガーンに渡したくないよ!
和田ガーンはひたむき。
入戸野くんのジャンプがキレキレ。

前後しちゃったけど、
シルフ、ジェイムズ、エフィーの踊り(オンブル)は
細やかな感情が往き来して情緒的だった。

マッジ、そんなに踊れるのに杖がいる?はお約束のツッコミね。

今日も妖精さん達は美しかった。
気のせいか今日の方が活動的な雰囲気?
シルフが死んでも誰も恨まないのが、
より不思議な存在と思わせるのかな。


【配役】
ラ・シルフィード:沖香菜子
ジェイムズ:松野乃知
エフィー(花嫁):河谷まりあ
  ガーン(ジェイムズの友人):和田康佑
マッジ(魔法使い):森川茉央
アンナ(ジェイムズの母):坂井直子

パ・ド・ドゥ:金子仁美-入戸野伊織

シルフィード(ソリスト):政本絵美-崔美実-川淵瞳

ほか、東京バレエ団

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ学校
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「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」

2016年04月30日 | 映画
導入から、皆さんの迷い、
意見の対立とそれぞれの正当性、
各人の個性を活かした戦い、
協力に最後の戦い、と
多くのことが盛り込まれているけど
話に無理がなく、最後まで一気に見た。

ざっくりいうと、
キャプテンの愛を誰が勝ち取るかの壮絶バトルでした。
挑戦者は戦い、ときには譲り合う。
キャプテンが無自覚なのが、また良いのだ。

いまの時代に世界征服の野望を持つ悪の組織を作るのは難しいから、
こういう超人乱舞な身内の戦いの方が話は作りやすいかもね。
特出の蜘蛛男は宣伝をして帰る。
アントマンは使える男だった。

敵の目的がシビアな理由で、
能天気だけじゃないのもいいのか、
この手の理屈無しではダメなのか。
微妙だね。

キャプテンサイドの話ではあるけど、
トニーの、強がっておちゃらけているけど、実は繊細で心の弱い部分がある、
というのがきっちり書かれていて、
相変わらずラブリーでした。

キャプテンの正義感は揺るがないから、
話を作るにはトニーを動かすしかないんだろうな。


原作は知らんけど、映画を見る限り
黒後家蜘蛛は超人じゃなくスパイ訓練を受けただけだよね。
彼女が超優秀なんだろうけど、
不妊手術を受けた同僚がたくさんいるんじゃ?
そこからも勧誘してはどうかい?
キャプテンvsトニーが、
きっちりした人数に別れてよかったね。
どっちかがぼっちじゃなくて良かった。
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「イントレランスの祭」

2016年04月29日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
宇宙人が難民として地球にやってきた。
各国に割り当てられ日本には25万人の宇宙人が住んでいる。
彼らを異質と思う日本人は排斥運動を始める。
それを抑止するために、
某テレビ番組は宇宙人の王位継承者の密着番組を作ろうとする。


鴻上さんの作品は初めて見た。
テーマが明確で台詞や話の流れもテンポ良かった。
ただ、かつての映画人がTVをバカにしたように、
後発メディアのネットを一段低く見ているのを感じるかな。
頷く部分は多いけど、愚民め、とネット民に対して思っているよね。

確かにそう言いたいのはわかるけど、
高みから言っているのがちょっとあからさますぎるかな。
あとセレソンの宅間さんでも感じたけど、
ブスはいじって笑い者にしていい、って前提が私は苦手。
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Andart(アンダート)

2016年04月29日 | 美味しいもの




気になっていた御徒町の「Andart(アンダート)」に行って来ました。
海と宇宙と鉱物のギャラリー&カフェ。
今日は場所確認だったので切手などの小物だけ購入。
次回はもう少し大物を買いたい。
リトグラフとか。
上は「海色のソーダ水」
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「ラ・シルフィード」渡辺理恵&宮川新大/東京バレエ団

2016年04月29日 | バレエ・ダンス


渡辺さんの存在感が増した。
話を引っ張っている。まさにタイトルロール。
腕は柔らかくジャンプもふんわり。
初役の時の温かみは無くなり、
人間とは違う倫理で存在している妖精だった。
ユカリューシャに近くなったかな。

宮川くんは、ソロはいいんだ。
身体が綺麗に伸びているし、ジャンプの着地も無音だし。
ただ、他のダンサー、特に吉川さんとの動きが合わず、一人で踊っている。
そこは三角関係なんだからシルフィードだけでなく、
エフィーとのラブラブ感も出さないと!惜しい。

エフィーの吉川さんは当たり役。可愛い。
こういうくっきりした踊りが似合う。
吉川さんは美人枠だけど、この役に合う!っていう個性がなかなか見出せないんだけど、
エフィーは踊りも雰囲気も演技もすごくハマっていると思う。

杉山ガーンはのほほんは最初だけ。
暗い真っ直ぐな愛情は常に目に入る。
パ・ド・ドゥの三雲さんは音に乗りきれていない時がある?

2幕は幽玄で美しかった。
異次元で戯れる妖精さん達にウットリ。
渡辺さんと宮川くんの息も合っていた。
渡辺さんは空気に溶けこみそう。
宮川くんは難易度高いジャンプを軽々と連続で。
ソリストとして引き抜かれたのも納得。

とにかく渡辺さんが美しかったし!
初役の時より深みが増していたし!
白鳥の時よりグッと求心力があったし!
カテコもたくさんでした。

二幕の3人の妖精さん、
上手移動のとき真ん中の人が滑りかけた?
ちょっとヒヤッとした。

木村さんはあの化粧でも、
チラッと見える御御足も踊りも美しかった。
木村さんのジェイムズを見たのはスンラユダデビューの頃だった。
明日はキヨユダと判断して五反田駅の公衆電話から前予したんだ。
眼鏡を忘れてコンタクトの友人から眼鏡を借りたんだ。
何年前だか。
もう木村さん主演は見られないのか。


【配役】
ラ・シルフィード:渡辺理恵
ジェイムズ:宮川新大
エフィー(花嫁):吉川留衣
ガーン(ジェイムズの友人):杉山優一
マッジ(魔法使い):木村和夫
アンナ(ジェイムズの母):坂井直子

パ・ド・ドゥ:三雲友里加-岸本秀雄

シルフィード(ソリスト):二瓶加奈子-小川ふみ-三雲友里加


ほか、東京バレエ団

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
協力:東京バレエ学校
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「レヴェナント:蘇りし者」

2016年04月29日 | 映画
アメリカ開拓時代。
毛皮を得るためインディアン(敢えてこの表現で)の土地に入り込むアメリカ人達。
グリズリーに襲われ重傷を負ったグラスは
旅の一行から脱落しかける。
看取ることを条件に数名残し、一行は先を急ぐ。
数名のうちフィッツジェラルドは
グラスの息子を殺し、グラス共々埋め
一行に追いつく。
グラスは奇跡的に蘇り、息子の仇をとるため旅をする。


何度もなんども蘇りし者だった。
普通の人なら最初の一撃で死んでるって!
治りつつ復活というのがすごいね。
実在の人がモデルだったと思うけど、
いやいや、伝説が入っているよね。

自然の風景は美しいし、
画面からは非情と無常が漂っていて
映画としてはすごく好みだし、
冷気と獣の血の臭いが体感できるし、
この映像を作り上げた監督の感性と力量は素晴らしいと思うけど、
2年連続監督賞はどうなんだろうな。
アメリカ人の好きな話らしいから、
私には理解できなくていいかもだけど。

話としてはわりと平凡で、
途中で入る映像も「あー、はいはい」と思うありきたり系。
虎徹さんはこんなかんじで友恵さんの幻影を見ているのかなー、
と、ふと妄想。

レオは汚れ役を熱演。
確かに素晴らしい演技だけど、
前3回がこれに劣っていたとは思えない。
そりゃ、最終的には審査員の個人的な好みなんだろうけど、
これで受賞なら「ブラッド・ダイヤモンド」でも良かったじゃん。
体当たり系の役なので、純粋に演技だけなら
今回はファスベンダーの方が妥当じゃないかな。

仇役のトム・ハーディ演じるフィッツジェラルドがなんだか可哀想だったよ。
最初の段階でレオを見捨てるのが本当は正解なんだよ。
隊長の優柔不断さがダメなんだよ。
どんな理由で彼はこの地まで流れて来たんだろう。
インディアンに捕らわれ傷を負わされ、挙句の果てに殺される。
彼の物語こそ、知りたい。

と、嘆きつつ、ダメダメな優柔不断さも含め、
隊長さんがカッコよかったです。
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星組ガイズ衣装(宝塚歌劇の殿堂)

2016年04月24日 | 宝塚(プチ・ミュージアム、衣装展示等)
殿堂の「前回公演の衣装」、今回はガイズです。

まずは!
これから!
リトルジュール!!

可愛い、可愛いよ!リトルちゃん!!!

リトルちゃんはビッグの肩に備え付け


スカイ




ネイサン


こちらはショーの衣装かな?

ただの灰色でなく迷彩柄だった!

有村先生、画風がちょっと変わったかなあ。

サラ




ベニー


アデレイドかな?




パレード衣装
















借用書はただの紙
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「こうもり/THE ENTERTAINER!」@宝塚大劇場(宝塚星組)

2016年04月24日 | 宝塚(星組)

芝居はオペラが元ネタ。
しかしかなり改変有り。

ファルケとアイゼンシュタインのいざこざは描かれているけど、
妻や女中が「身分を偽って」の説明はほぼすっ飛ばし。
有名なオペラでも事情はもう少し説明してくれないと。
ヒロインがアデーレなのが無理矢理感。
それならファルケが屋敷に来た時に「可愛い」とか言わせとかないと。

話は殆どなく、役者のアドリブにかなり助けられている。
みっちゃんが朗々と美しい声で歌い続けるから、
見ていてストレスは無いけどね。
みきちぐのコメディセンスが光る。

耳に馴染んだ曲が多く、舞台全体が華やか。
宝塚を見た!って気持ちにはなれるので
初心者向けかも。

オルロフスキー公爵のアドリブ。
11時:お口 ミッフィー
15時:お口 チャック ジップロック ファスナー


ショーは野口先生大劇場デビュー作。
クラシカル要素たっぷり。
なんとなく「ザ・フラッシュ」を思い出した。
MGMミュージカル系とでもいうか。
でも古臭くはなく衣装、色使い等は現代的。
乱暴に例えると、小原さんをベースに、ステージングは大介。
青い色はサイトー、みたいな?

ショーの流れは、止まらず、急ぎすぎず、
トップのソロの見せ場有り、
大人数を使う醍醐味有り、
若手のキラキラ場面有り、で
ほどよくまとまっている。

私は物量大作戦時代のミュージカル映画が大好きなので、
今回それがナマで見られて幸せでした。
野口先生のこれからに期待!

まさこちゃんがたくさん使われていた。
マギーちゃんの美脚を堪能。


今回は102期生の初舞台公演。
口上は一人だけ歌のソロがあって台詞も長いけど、
ちゃんと全員ができているのかな?
1/3だけってことはないよね。
102のフォーメーションで降りてきて、
ロケットはかなり前半。
捌けるときに前の人の肩に手が届かない子がいて
腕も下に下がり気味だった。
届かなくても肩の位置をキープしないと!
後半にも出演場面あり。
100人ぐらいが舞台に乗ると圧巻だね。

11時公演の口上


15時公演の口上



透明ピアノにはKAWAIの文字。

芝居もショーも「オチはベニで」な作り。
もうちょい違う面を見たくはあるけど、
封印されたら寂しいんだろうな。

ジョンソン先生(オーシャンズ11)も登場。
そこの掛け合いはアドリブみたいだけと

芝居もショーも脚本レベルで「以下アドリブ」って書いてありそう。
アドリブは楽しいけど、もうちょいしっかり作って欲しいな。
役者に寄りかからずに。


指揮。
芝居は寺嶋先生。
クラシックがベースの方が
オケは演奏しやすいのかな。
弦が綺麗だった。
ショーは大八木先生。


ロビーには芝居のネタにあるシャンパンのボトル

ロビーラウウンジで飲めます。

フェリエの公演ランチ。
前菜

野菜のクレープ包みが美味しかった!

メイン

牛肉のコンソメ煮込み。
柔らかくて、お箸でいただけます。

デザートはアプリコットケーキだっけ?

メインが少ないと思ったけど、
ケーキのボリュームでちょうどいいかんじ。

ラウンジデザート



ジェラート屋の三色は公演ポスターの色をイメージとのこと
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「進撃の巨人・ザ・リアル 2」@USJ

2016年04月23日 | 進撃の巨人
今年も進撃目当てでUSJに行ってきました。

土曜日10時に入園。
「リヴァイ兵長と写真が撮れる」アトラクションは30分待ち。
並びます。

中には脚を組んだ兵長と、幼馴染み3人組。

少しずつ兵長に近づいていきます。





腰が細いわ~。

1グループ1分ぐらいの持ち時間で
近寄って撮影ができます。
兵長に触らなければツーショット撮影も可能です。

私の番。
間近に行きます。








小柄で細いんだけど、端正なんだけど、
目つきのせいだけでなく、
なんとなく「おじさんオーラ」が漂っていた。
すごいなクロノイド。
前回見たときは「あんま似てないな~」と思ったけど
近くで見ると、凄みも含めて、兵長だった。
次はエルヴィンを作って並べて欲しいよ~。

幼馴染み3人組の撮影はフリー。

今回からエレンが登場。










エレン可愛いよエレン!
なんかねー、
兵長に比べると瑞々しい若さに満ちあふれてピッチピチ!でした。
10代と30代の違いがくっきりありました。

アルミン


ミカサ



外に出ますと、壁の中の巨人。






これもいた。



ここの隣ぐらいに進撃4D上映館があります。
1度に大勢入るので、たぶん常に
70分待ちぐらいじゃないかと思います。

日時指定のファストパスが無くても
当日指定のレストランで食事すると、
プラスいくらかで単体のファストパスが発行されると思います。
ただし、昼過ぎに上映内容がエヴァンゲリオンになりますので
ファストパスが無い人はお早めに並ぶ方がいいかと思います。

絵はアニメ絵では無く、ポリゴン系。
市街地の方のアニ戦で
見ている自分も一緒に戦う、という話。
立体機動で飛んでいる感覚があるし、
映像は迫力があるし、
兵長から「エルヴィン」って言葉聞けるし、
兵長の隣に立てるし、
すっごく!楽しかったです!!
昨年よりずっとずっと幸せ!!

入場もそれ以外もお金がかかりますが
進撃ファンにはオススメです。
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USJに行ってきました(2016年)

2016年04月23日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
進撃のアトラクション目当てに
今年もUSJに行ってきました。
金曜日夜はライブ、土曜日夜はお茶会、
日曜日は観劇マチソワなので
土曜日の日中に大急ぎで回ってきました。

事前に入園券と、夕方までに終わるエクスプレスパスを購入。

金曜日夜は羽田空港ファーストキャビンに宿泊。
狭い方のビジネスクラスが5300円。

思っていたよりは広いです。
そこそこ物音は響きますが、
ゆったり身体を伸ばせるぶん、
ネカフェよりは楽かも。
暗くなるし。
第2や国際線だと移動があるので
蒲田辺りに泊まる方が安くて楽かもしれません。
私はJAL利用なのでチェックアウト後
保安検査場まで徒歩2分はとっても便利でした。

7時半発の飛行機で出発、伊丹にはちょい遅れて到着。
USJ行きバスに乗り、入園は10時前ぐらい。

エルモに遭遇!


シュレックもいた!


場所確認のつもりで「壁」に行ったら
「リヴァイ兵長と写真が撮れる」アトラクション発見。
これはファストパスとは別のアトラクションのようです。
30分待ちだったのでとりあえず並びます。

写真を撮って退出。
まだ10時半ぐらい。
最初のファストパスの指定は11時~11時15分入場。
とりあえずお隣の「モンスターハント」の展示館に入ります。





恐竜?は迫力があった。

スパイダーまんは春雨入り


セサミのショーをチラ見


エクスプレスパス、最初のアトラクションは
「きゃりーぱみゅぱみゅ」。

全く期待していなかったけど、
すごく面白かった!!
3Dの世界に迷い込んだかんじ。
眼鏡不可なので裸眼で3D眼鏡を装着しましたが
ちゃんと良く見えました。

2つめのエクスプレスパスのアトラクションは
お目当ての「進撃の巨人」です。
ポリゴン絵系の3Dの映像の中に紛れ込み、
兵長やエレンと共にアニ戦に参加、みたいなかんじ。
すごく楽しかった!
昨年よりずっと良いです。
来たかいがありました。

詳しくは → 別記事 で

その辺をぶらぶらしつつ、


ミニオンのチュリトスを食べたりし、


スヌーピーエリアへ。
スヌーまんはカスタード


暦のイースターは終わっていますが
園内はまだまだ卵たくさん




スヌーもいました!!


お時間になりましたので
エクスプレスパス3つめのアトラクションのため
ハリポタエリアへ。
映画は殆ど知らないけど
(1作目のさわりをTVで見て
 自分には合わないと思いました。)
異世界みたいでフォトジェニック。


城の中に入り、ライド系のアトラクション乗車。
昨年より楽しい映像になっていましたが
昨年より物理的に揺れますので
けっこう酔いました。
映像による三半規管への攻撃は
目をつぶればやり過ごせますが、
このアトラクションは単純によく揺れますので
乗り物酔いをする人は要注意です。

そういう不安に陥った人のためなどに
途中で抜ける通路が
この手のアトラクションにはありますが
そこを利用して、城内探索ができるアトラクションがあります。
すぐ入れます。
撮影可です。





映画を知らない私でもテンションアップ!!
おすすめです。

ハリポタエリアを出まして。
ちょいと小腹になにかを、
でもゆったり座って、
と思い、どこかで見かけた和食屋を探します。

ジョーズ!


こっちかなあ、と歩いていたらパレードに遭遇。



15周年、リボーン、だそうです。

スルー状態を見て、再び移動。
しかし和食屋は見つからず、
またもやパレードに遭遇。



さっきより近くで見ることができました。

脚がかなり痛くなってきたので
和食屋は諦め、近場のレストランへ。
「ミニオンが隠れています」につられて頼んだメニューは
巨大チキンでした。

なんでやねーん!
しかし、生ジュースを入れて2300円だから
園内にしてはコスパはいいかも。
ちなみに、チキンに塗るハニーマスタードがミニオンでした。

完食し、なんか他に行けるかな~、と歩き出したところで
ミニオンのパレードに遭遇!
やったね!!



可愛いよ!

時間的に都合よさげな
ウッドペッカーのショーに行くことにします。

ターミネーターと同じく、
スクリーンに投影された映像と
スクリーン奥のキャストによるショーでした。
カラフルな鳥のいたずらに大笑い。

そしてファストパス最後のアトラクションへ。
エヴァンゲリオンです。
これも見てないけど、楽しめました。
屋内ですが、水がかかります。

大満足して、終了!

昨年より効率よく回れたと思います。


<おまけ>
宝塚へはJRを使う方が簡単なのですが
阪急梅田駅改札内に
鳥取の「すなば珈琲」が出店中と聞き
寄ってきました。





水出しアイスコーヒーはクセがなく
とても飲みやすかったです。
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「グランドホテル【RED】」

2016年04月17日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


見比べるとこちらが基本で、
緑組がこれに足したり引いたりしているかんじ。
乱暴に例えると赤組が雪組初演エリザで緑組が星組エリザ。
1回しか見られない人はとりあえず赤組をオススメ。
ただし、草刈さんの歌に耐えて。芝居は悪くないと思うけど。

赤組の方が全般的に皆さんの芝居が濃く、エモーショナル。
相互作用で盛り上がる。
伊礼くんの過剰すぎる演技が草刈さん歌をかなりカバーしている。
恋に浮かれているからあんな音程にもなるさ、と騙されかける気がする。
伊礼くんはプレイボーイぶりが自然すぎるので、侵入の言い訳も納得。
草刈さんの歌は酷いけど(ちぎちゃんとタニちゃんの間ぐらい)、
踊れなくなったダンサー、という説得力はある。

赤組でも思ったけど、スンラさんと草刈さんが芝居しているのがアメージングで慄く。
ミツオさんとスンラさんが絡めばダブル元ユダでさらにアメージングだったんだけどな。
なんかミツオさんはまた大きくなった気がする。
特に横幅が。
一つの嘘から破滅への爆走が、哀しくもありウハウハでもあり。

土居さんは小柄女子の似合わない男装が
己を出さない部分に合っていたと思う。
じゅりぴょんだと、その気になればヤンさんぐらい軽く守れそうなんだよね。
格下ゆえの従順さはあるけど。
真野さんは昆ちゃんより大人っぽいので
社会の底辺の女性が野心を持って、
でも持ちきれなくて、のメリハリがすごく良かった。
這い上がりたいよね、わかるよね。

わたる君の死は、男爵を選ぶ(←最初のルーレットで指差し)、
しかし、死と同時に愛も与えた。
生ける屍のような彼の人生に、
死の代償として、生きる意義を与えた。
死神に選ばれたからこそ得られたものがあった。
そんなかんじ。

20年代の設定はチャールストンに世界恐慌の裏付けぐらい。
緑組にあった冒頭とラストのヒトラーの演説は無かった。

緑組の社長と男爵は薄いけど、
こうして見比べると緑組に過剰さは不要なので、
ヤンさんのバサバサさを含め、
緑組はあの組み合わせがいいんだろうな。
ヤンさんに赤組は似合わない。

赤組は生と死が絡みあっている。
緑組はホテルの回転扉のように交互に出てくる?
生があり死があり生があり、みたいな?
赤組は「生」がテーマで、緑組のテーマが「死」かな。
緑組の「死」には、人だけでなく、
価値観も常識も階級も国家も世界も神も、死ぬのだ、も、
テーマに入っていると思います。

うん、ほんと。
役者間の化学反応が作品の豊かさを増幅する赤組に、
演出家の意図を出すために演技を過剰にする隙を与えない緑組と、
見比べると面白いね。

ただ、緑組を見たのはゲネプロなんで
本公演では熱くなっている可能性はあるかも。
そういった意味で、私の比較は違っているかもだけど、
とりあえず。
時間とお財布に余裕がある方は是非両パターン見てね!!


フォーラム版グルシンスカヤの美波里さんは還暦前ぐらいだったけど、
芝居のためではなく、日常のトレーニングでポアントレッスンをされていたそうで、
当時40歳前のリカちゃんは「そんなキツイこと自分にはもう無理」みたいなことを言っていました。
バレエを長く習っていて、宝塚時代はダンサーだったリカちゃんから
そういう言葉が出るほど、キツイんだと思ったものです。
だから草刈さんが、バーレッスンの場面ではさすがのプロの動きを見せつつも、
引退公演中なのも納得でした。
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「1789 バスティーユの恋人たち」

2016年04月17日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




徹平くんは確かにべらんめえだけど
ロベスピエール達と違う階級なのがわかりやすい。
アクティブに時代の波に乗り込んでいき
群像劇の中でも主役なのが納得の存在感だった。
エネルギッシュなので小柄なのは全く気にならない。
歌声自体はしっかり出ているし、音程も外れていないけど、
ソロ、特に舞台に一人か二人の状態だと
役が飛んで「小池徹平」を表現しちゃっているような。
歌手は表現するものが違うからなあ。
発声よりそちらが気になった。

沙也加ちゃんはドレスの着こなしが綺麗。
台詞も聞きやすい。
以前のしゃべくりかで沙也加ちゃんが吉野さんの大ファンだと言ってたから
共演できて良かったね。

花ちゃんの女帝ぶりはさすが!の一言です。
ひれ伏す。


アルトワ伯の歌は上げ下げがたくさんあって吉野さんには難しそうだった。
サカケンが出オチなのにオチなくて冷やっとしたけど、
その後の進行役はすんなり。
後半は笑いを取りまくり。
滑らなくて良かった。
今回はおけぴ観劇会。
ラマールのバスティーユ内捜索時にアドリブあり。
「今日のお客さんはおけぴでチケットを取ったんだ」とか。

ソレーヌやペイロールは月組の方がパンチがあるかも。
フェルゼンは王妃比では若過ぎるけど歌はいいよ。
姿勢も声もいいし片膝着きも決まってたんだけど、
最後の別れのところは感情が出すぎかな。

革命家たちはレミゼ風味。
ロベスピエールの衣装が半身色違いなのは、
今は民衆の味方でもいずれ独裁者になり
民衆を弾圧するのを表しているのかな。
古川君は芝居は強めだけど
歌になると声が弱くなるのが残念。
「俺たちは気持ちを一つにした仲間!」と
和気藹々してるけど、
デムーランとその妻リュシル、ダントンを断頭台に送るのは
ロベスピエールなんだよなー。

岡さんは歌い方を変えてきてるけど、
それでもまだ綺麗すぎかなあ。
もうちょいドスをきかせてもいいかなあ。


回り盆は無いけど、
三重構造の舞台は2階後方からだと見やすい。
1階だとどんなかんじになるかな。

三部会の説明が人形劇で、
上手い方法だけど、大人数に見慣れてたから、、、

1幕〆は新曲?印象薄。
民衆が立ち上がる場面に希望に満ち溢れた明るい新曲(?)が来て、
押し出された「武器を取れ」はその前に女性だけの取ってつけたような場面に使われ、
ちょいとナンダカナーだけど、
ヅカ版未見なら自然な流れなのかな。

フランス版からあるのかもしれないし、
そもそも史実としてあるんだけど、
「一部の軍隊が民衆に合流」でやはりオスカル様を思い出し、
あっけなくあっさり死ぬロナンに
「そこは『フランス、ばんざ・・・い』だろう」と思う。
バスティーユに白旗が欲しいなあ。

そんな呪縛は私だけでなくイケコにもあるようで、
ラストの歌い上げの場面で国王は劇中と同じ衣装なのに、
アントワネットは髪を切ったカペー未亡人スタイルだった。
やはりアントワネットをこうしたかったか。
アレだけでヅカファンは「さようならフランス」までが
脳内走馬灯状態だよね。

演奏が録音なのは別にいいけど、
それゆえか時々「前奏待ち」状態が発生し、
「音楽が流れる」と「歌う」の間に、
なんとも手持ち無沙汰な時間が発生するのを
もう少しなんとかして欲しいような、
しかしあれが演者には息を整える必要な時間だから、
客は「来るぞ!」とワクワクして待つべきなのかな。


数回のカテコ。
最後は徹平くん、沙也加ちゃん、ハナちゃんで挨拶。
それまでは徹平くん&沙也加ちゃんが下手捌け、
ハナちゃんが上手捌けだったんで、
逆にしましょうか、いやまず花總さんから、的なやりとりが収拾つかなくなり、
ハナちゃんと沙也加ちゃんが、
徹平くんを残し手を取り合って下手捌け。

そういえば、ボディパーカッションは足を踏み鳴らしていただけでした。
いろいろ事情があるんだろうけど。

いろいろ書いたけど、サイラモナムールはテンション上がるわー!


本日のキャスト
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4月16日めも

2016年04月16日 | 小山卓治


小山さんは2番目に登場。

・2人のはるか
・ONCE
・カーニバル
・HEAT OF THE NIGHT
・最初の奇跡
・裏窓
・光が降る
・これでも喰らえ

アンコールセッション
・深見さんの曲
(タイトルがわからなくてごめんなさい)
・ジオラマ
・深見さんの曲
(タイトルがわからなくてごめんなさい)
・種の歌(with ギター:たかまつなおき)

深見さんの女性ファンを意識してか
しっとりめの曲が多め。
246のギターはシャープなんだけど、
挑戦的とはまた違う音色。

熊本の実家の皆様は避難したけど無事とのこと。
上海ライブ中止の告知あり。
深見さんのお母様は小山さんより6つ年下。

今日は楽しかった!
曲の傾向は違うかもしれないけど
私の感覚では深見さんは
小山さんと同じフィールドの人で、若い人。
いままでいろんなアーティストとの共演はあったけど
アロブラや美女シリーズは若いけど違う傾向、
同じフィールドは同年代や後輩で、
深見さんタイプとの共演は珍しいんじゃないかな。
若い人が斬りこむように小山さんの曲を歌い、
小山さんからは若手とガッツリ勝負しようとする気概を感じ、
実にエキサイティングだった。

深見さんは楽天舎ライブのOAで見たことがあり
良い声をしていたけど、
ものすごく若い!と
楽しそうに歌っているな、
という印象だった。
今はほどほど若い、ぐらいだけど、
歌の内容がしっかり伝わり
聴き応えがあった。
それに負けていない小山さんも素敵だった。

普段はメモおこしが面倒なので
あまりここには書けないんだけど
(提出先は別にある)
今日は興奮が収まらないので
ざっくりだけど、頑張って書いたよ!
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「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」(前期)@武蔵野市立吉祥寺美術館

2016年04月16日 | 漫画・小説・雑誌


子供の頃に読んだ作品の生原稿を見る日が来るとは!
人生摩訶不思議。
あんなに繰り返し読んだ作品は、
当たり前だけど、紙に描かれていたんだなあ。

「スター・レッド」が大好きなので、
原画がたくさんあって嬉しかった!
「11人いる」も「百億の昼」も大好きよ!
じっくり、じっくり、見た。

「マージナル」が少ないのがちょっと寂しかった。
私のマルグレーヴ・・・

「ポーの一族」は後期かな?
入口の看板を浮かれて撮っていたら物販を見忘れた。







後期も行く予定です。
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「スポットライト  世紀のスクープ」

2016年04月16日 | 映画
正義が悪を暴く!
ではなく、
特ダネができるまでを緻密に描いた話だった。
地道な取材、調査の積み重ねによって
世紀スクープは生まれるのだ。

カトリックにおいて神父や教会がどれほどの絶対者か
私には肌で感じることはできないけど、
家族に信頼されている大人による行為に対し
子供が声を出すのが難しいのはわかる。

そういう子供たちを選び取る嗅覚は、
自身もそうだから、的なエピソードがゾッとしたな。
一人の神父が30年前に始めたことではなく、
負の連鎖がずっと続いていたんだな。

ハンサム弁護士だって、最初はもっと正義を持っていたんだろうし、
いろんなことが複雑なんだな。

教会は腐敗しても神は別という発想は、
救われるような、
言い訳できる状況がダメなんじゃんとも思うし。

しかし、そこより、米国の司法制度の方がわからんかった。
保管所?とかとか。

新聞記者はしっかりした裏付けで記事を書いてます!
が、鼻につくときもあったけど、
特ダネは俺が!の意気込みは良し。

記者は確実な言葉を引っ張り出さなければならない。
曖昧な言葉では記事にならない。
取材相手に気を遣いつつ、
どこまで言葉を収集できるか。
さりげないけど「プロの仕事」を
役者の皆さんは自然に演じていた。
メモを取っても?からの文字を書く仕草の繋がりは
演技とは思えないくらい。

派手さはないけど、しっかり着実に作られているし、
「アメリカ(移民も含む)の良心」が描かれた作品が
アカデミー賞を受賞するのは良いことだと思うよ。
アメリカが褒めなくてどうする、だよね。
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