きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「イノセンツ」

2023年08月30日 | 映画


グリグリ神経を削られる系。
子供の思考は単純で短絡で真っ直ぐで。
各家庭事情の辛さは説明がなくても伝わってくる。

少年の超能力で、周囲の人が死ぬ。
けど、おそらく、彼という媒介があった方こそ
姉は言葉を発した。
彼がいなくなると元に戻る。
彼が人を殺し続けて、存在し続けていれば?
誰が誰を、生かすのだろうか。
なども、グルグルする。

エンパシストとテレパスの間ぐらいの能力の少女が
まず姉の感情と思いを読み取るにしても、
言葉を発する、のは少年という媒介が必要だったよね。

姉の気持ちがわかる少女、
しかし彼女の気持ち母には伝わらない。
大人と子供には壁がある。

窓から外を見ていた子供達。
最後は部屋に入っていった子供達。
子供は、能力を持っているのだろうか。

北欧映画らしい、重苦しい空気も感じる。
というか、「北欧映画」という先入観で
加点が多い、とも言えるかな。
でも、この中途半端な煮え切らなさが
いいかんじなんだなあ。

姉役の演技が凄すぎる。

猫は無事ではありません。
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「エリザベート 1878」

2023年08月27日 | 映画


伝記映画ではなく散文的な構成なので、
エリザベートの奇人ぶりが堪能できた。
近くにいたら対応が難しいなあ、を実感。

国母としての威厳と職務を求められ、
讃えられる美貌は40歳を迎え衰えていく。
長い髪を結い、コルセットを締める生活。

皇后の仕事は放棄しつつ、王族の特権は享受する。
ある種のリアリティがあった。

終盤で、自由を得たように思えるけど
あのあと息子が亡くなるし。
ハッピーエンドにはなりえないのを
私たちは知っている。

話の盛り上がりはないので人にはすすめないけど、
外国の城は寒そうだな、なども堪能できます。

主演は、前にマルクスの妻役だった人かな。
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「1789 -バスティーユの恋人たち-(千秋楽中継)」宝塚星組

2023年08月27日 | 宝塚(星組)


時間の都合で自宅配信ではなく映画館中継にしましたが、
いやー、楽しいわ〜。
アルトワ伯のアップ、たくさんきてます。
どこだっけ、アントワネットが辛い時に
一瞬嘲笑うところがちゃんと抜かれてました。
カメラさん、わかっていらっしゃる。
オレキザキのピンのアップも堪能!

こっちゃんは殴られる蹴られる演技が上手いなあ。
見ていてこちらが痛くなる。
相手がまゆぽんだし。
まさおの「あぁ〜〜」はマゾの悦びみたいだったから。
バスティーユ脱走の時、オランプと中尉を見て、
ロナンも父を思い出したんだろうな。
話はラストに、最初の場面になる、みたいな。

月組は大人の事情があったんだろうけど、
オランプはこれぐらい演技力が必要だよね、と、しみじみ。
くらっち、迫力よ!

極美さんが輝いてて、正義のまっすぐさがあって。
この正義が後の独裁に繋がると納得。

ぴーすけが腰を思いっきり落として踊るのが好き。

映像でも、ペイロールとネッケルが並ぶことが多くて、
ほんと俺得だった。
ペイロールに頭を掴まれるギヨタン氏もばっちり映ってました。
ありがとう、中継!

カテコ。
こっちゃんの覚悟が詰まった挨拶に泣いたよ!
「もはや、自分」は至言。
コール&レスポンスでカメラが追いつかないのも
臨場感があって、またよろし。

「生まれてから今日まで、
 ポリープができたことはありません」(キッパリ)

劇団からはいろいろ止められているんだろうけど
(組織としてのその方針は理解できるけど)、
それでも明確に否定したことは、なんというか、漢気、よね。

星組の皆様、おつかれさまでした!


余談。
隣の席の人が2分に1回ぐらい携帯を見てて、10分に1回ぐらい光らせてた。
狂気の域なので注意はできなかった!
画面に集中した!
膝の上にバッグを置いて、バッグで隠しながらチラ見で、
「周囲に迷惑かけてないもん!」な雰囲気を出してましたが、
いや、光ってたし、
光ってないときも操作をしているのが視界に入るかけることがたくさんあったし。

見ようと思わなきゃチケットは取れないし。
なにか気になること、連絡を取り合う必要があるなら自宅配信があるんだし。
なんだったんだろう。
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8/26 江古田めも

2023年08月26日 | 小山卓治


小山さんと信夫さんの組み合わせは、
バンドの時とは違う化学反応が生まれるのが面白い。
なんというか、信夫さんの音は温かく確実に
背中を押してくれるようなかんじ。
「行きましょう」と言ってくれるような音。
「行くぜ」ではなく。
小山さんにはない要素なのがいいよね。

そんな二人で奏でる「美しい沈黙」がとても良かった。
胸の深いところまで入った。

SMILEYはギターとサイン入りトランプ投げで参加。
SMILEYの身体は音楽が響いている。

前にも書いたけど、一線を退いた人の身体は音楽は響かず、色香もなくなる。
SMILEYには「舞台に立つ人」の色香が、まだちゃんとある。
今年も確認。
相応に年齢を重ねたな、と思うところはあっても
しぼんではいない。
表情と雰囲気で言いたいことはなんとなくわかる。
1年に1回見る客でもそうなんだから
近い小山さんはもっとわかるんだろうな。
ギターは昨年より上手くなったと思います。
だんだん、「イロモノ」のゲストではなく
ミュージシャン要素が強くなっている。
カバーだけでなく、小山さんの曲も弾いてくれて嬉しかった。


トランプのサインは3人。
トランプによって入れ方が違うのね。
友人が昨年のカードを持っていたので比較。



夕食は江古田のイスラエル料理「SHAMAIM シャマイム」で。
友人はスープセット、私はチキングリルセットで適当にシェア。
人参とパセリのなにかがアラブ系とはまた違う味で
すごくすごく美味しかった!





友人が頼んだミントティーのミントなビジュアルがすごいね。
私はザクロジュース!
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「ドン・キホーテの夢」涌田&池本/東京バレエ団@目黒

2023年08月26日 | バレエ・ダンス




ドゥルシネアの片足横移動は介添なし。
中島さんはあった。
有無はどこで決まるのかな。

涌田さんも池本さんも踊りは軽やかでシャープで勢いがあって、
芝居もすごく噛み合っている。
涌田さんは真ん中慣れした。
真ん中でのポーズの決めがしっくりくる。
32回転、前半はダブルシングルシングル、後半はシングル。

パ・ド・ドゥでヒヤッとしたところもあったけど、
池本さんのスーパースペシャルな開脚ジャンプもあり、
盛り上がって終了。

ご当地名物は「さんまは目黒に限るなあ」

井福さんのガマーシュの小芝居がすごく楽しい。
和田さんもキホーテもひっそりたくさん芝居を入れてるので目が足りない!
お馬さん、絶好調。
岡崎さんエスパーダは役としてはまだのところもあるけど、
暑苦しいのはとても良い。


【配役】
キトリ/ドゥルシネア姫:涌田美紀
バジル:池本祥真
ドン・キホーテ:和田康佑
サンチョ・パンサ:海田一成
ガマーシュ:井福俊太郎
ロレンツォ:山田眞央
エスパーダ:岡﨑 司
キューピッド:前川琴音

ロシナンテ(馬):宮村啓斗、山仁 尚
お嫁さん馬:寺田瑠唯、髙橋隼世
二人のキトリの友人:工 桃子、安西くるみ
闘牛士:ブラウリオ・アルバレス、樋口祐輝、安村圭太、鳥海 創、加古貴也、星野司佐


※音楽は特別録音による音源を使用します

第1幕 11:30~12:15
休憩    15分
第2幕 12:30~12:55

いつもは数公演見たり、イベントに参加しているんだけど
今回はライブと星組千秋楽が重なって
見られるのは1公演のみ。
ならば、と、別キャストの前橋に行ったのでした。
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ガウディとサグラダ・ファミリア展

2023年08月25日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


珍妙奇妙な曲線は幾何学などの理論的に計算されたものだと知る。

ガウディ直筆の設計図なども。
建築家の図って美しい線の集合だよね。

レプリカ模型などは撮影可。








指定のタグを付ければSNSへの投稿可。


私の頭では、
わかるような、わからないような。



気まぐれではなく、ちゃんと計算されているのはわかる。

解説が丁寧。








色が着いている外壁があるのも、
外にでっかい電灯が付いているのも今回初めて知りました。

日時指定券で入ったけど、場内はたくさんの人。
夏休みだからかな。

いつか実物を見に行きたい。
そのときは、どこまでできているのか。
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等身大立像

2023年08月25日 | PSYCHO-PASS
フジテレビの「冒険王」で上映会があったためか
等身大立像がフジテレビ1階で展示されました。

先日のサイコフェスより落ち着いて撮影できました。

狡噛さん

















朱ちゃん









槙島さん







なんと、槙島さんの顔のアップを撮っていなかった!

狡噛さんと槙島さん


狡噛さんの血管



PPPを見た後だと、浅野さん!ってかんじがするね。


ついでなので他の展示も見ます。

巨大な剣心


ババ抜き最弱王


GO!




「うる星やつら」連載45周年お祝いの色紙。










翔んで埼玉ブースは有料エリアだったのでパスしました。
衣装展示は新ピカあたりでしてくれるでしょう。


さらについで。
お台場のガンダム。







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狡噛慎也バースデー@ノイタミナカフェ(2023年)

2023年08月25日 | PSYCHO-PASS
狡噛さん
40歳のお誕生日
おめでとうございます!


40歳で合ってる???

狡噛バーガー2023ver. 特製BOXセット




箱は蓋だけ持ち帰り。
箱内全景は撮り忘れ。
ポテトも入っていました。

特製ブックケーキ

イラストシートはゆーぽん先生のツーショットでした。

もらったもの。






追加注文で狡噛さんがダブったので友人に交換してもらいました。


追加のカフェラテ。
合流した友人分と一緒に。




10周年メニューからもなにかと思い、なんとなく須郷さんをお願いしたら色被り。
狡噛さんの方が甘く、須郷さんはツブツブ入り。
珍しい組み合わせができた。





今年のイラストパネル









10周年パネルの、宜野座さんの缶コーヒー


SS1の自販機は、しるこ缶ばかりだった記憶。
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甲斐荘楠音の全貌」

2023年08月25日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)








とても良かった!
日本画、洋画、下絵、鉛筆ラフ、スケッチ、
たくさんの作品があった。
妖艶、幽玄、写実、生々しさ、
たくさんの要素が詰まっている。

スクラップブックも、どこに興味があるか、
頭の中を覗いているようだった。
女性の水着姿やヌードも、
骨格、肉付き、ポーズを、
まず見ているのがわかる。

自身が女形になった写真もあるけど
「女性の姿になる」のもさることながら
型に興味があったんじゃないかな、と思う。

解説の中に、
「画家として大成するという枠に拘らず自由な創作を」
みたいなことが書かれていた。
そういう、人間としてのスケールの大きさを感じた。
多才な人だったんだな。

考証や美術を務めた映画作品の衣装展示なども。
「旗本退屈男」の衣装が!
本物が!
目の前に!
モノクロで映えるよう、大胆なデザインながら、品がある。
東映、松竹、大映に関わったみたい。
5社協定中も外部スタッフなら関係ないのかな?
着付け解説の映像に写っていた
「かたつむり」と書かれた段ボール箱が気になった。
なにが入っていたんだ?


展示室からショップに行く通路も素敵でした。
このあたりは撮影可。






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「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」

2023年08月24日 | 映画




よくわからん、珍作系。
進化により人間の臓器が増えるとか、
それを公開手術というパフォーマンスで摘出するとか、
プラスチックを食べる人類が出てくるとか、
そんなこんなに潜入捜査とか。

臓器が増えた状態で誕生するのではなく、
普通に生活するうちに増えていくんですよ。
近未来の世界なのでなんでもありなんだけど、
説明はほぼなし。
こんなわけのわからない話なのに
演技できる役者さんって凄いなあ、と。

話がつかもなくても世界観は心地よいし、
ヴィゴは年齢を重ねてもやっぱり首を傾げるし、
セドゥは短髪であまり見ないビジュアルだし、
人には勧めないけど見て良かった。
ヒューマントラストだからありがたさ倍増。

クローネンバーグ作品のヌードって、
お色気ではなく、生々しい生、なのよね。
性ではなく、生。
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「ドン・キホーテの夢」中島&生方/東京バレエ団@前橋

2023年08月20日 | バレエ・ダンス


中島さんキトリはキュートだけど
華やかさがあまりなく、インパクトが薄い。
キトリだから、もう少しあざとさが欲しいところ。
見得とかキメとかが、もっとバシッ!と欲しいところ。
受け身で流されるニキヤは良かったけど、
彼女なりの「役」がどどーんと前に出るには
まだなにかが足りないかんじ。
子ドンキはそういうダンサーの実践稽古の場なので
今回でなにかを掴めるといいな。
ドゥルシネアの横移動は介添えあり。
32回転は何度かダブル入り。

生方さんバジルは繋ぎの芝居が途切れず細かい。
主演の存在感バッチリ。
彼こそ、全幕の中のソロとか、
役が入らない踊りはそつないけれど
役としてなにかを踊るときには物足りなさをかんじてきたけど
今回は、どこをとってもバジルでした。
役として舞台にいる。
これを見たかった!
前橋に来たかいがありました。

大塚さんエスパーダはキレッキレ!
「舞台に立つ」という面での完成度がメチャ高い。
なんか、首藤さんを思い出した。
東京での主演も見たかった。

鳥海さんも、ジャンプとか
技術系のイメージが強かったけど
今回は細かい芝居が実に的確で
台詞が聞こえてきそうだった。


ご当地名物は焼き饅頭。
「餡子が入っていなくて、みそだれで香ばしい。
(ウケてました)

ラスト
サンチョ
「これで長いツアーが終わり、目黒に帰れますね。」

キホーテ
「YES!」

会場は大拍手と「目黒???」の反応。


【配役】
キトリ/ドゥルシネア姫:中島映理子
バジル: 生方隆之介
ドン・キホーテ:中嶋智哉
サンチョ・パンサ:岡崎準也
ガマーシュ:鳥海 創
ロレンツォ:山田眞央
エスパーダ:大塚 卓
キューピッド:安西くるみ

ロシナンテ(馬):ハギンズ・ミカエル聖也、山下諒太郞
お嫁さん馬:山下湧吾、小泉陽大
二人のキトリの友人:長谷川琴音、長岡佑奈
闘牛士:ラウリオ・アルバレス、安村圭太、岡﨑 司、加古貴也、星野司佐、芹澤 創


※音楽は特別録音による音源を使用します

~上演時間~
第1幕 15:00~15:45
休憩    15分
第2幕 16:00~16:25
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「キャロル・オブ・ザ・ベル」

2023年08月19日 | 映画


ポーランド、ユダヤ、ウクライナの子供たちの物語。
制作の2020年に見たらわからないこともあっただろうな。
ウクライナは、ソ連でない。
それを実感する。

外国の軍隊は容易く国境を越え、支配者となる。

夫が銃殺されたとき
妻は帰宅して洗濯をするのが、なんとも・・・。

辛い話だけど見て良かった。
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「リボルバー・リリー」

2023年08月17日 | 映画


綾瀬はるかちゃんの美しい衣装でアクションはとても良いのだけれど、
予告で見たほどシリアスではなく、
後半はほぼファンタジー。
そこはどこのTokyo?
ビジュアル優先にしたいのはよくわかるけれど、
リアルさが吹っ飛ぶと、役ではなく、
役者さんの頑張りしか見えなくなる。
残念。

海軍省の前で陸軍が団体で民間人に発砲とか、
それ以前に海軍省周囲に建物がないとか。
ヒロインは撃たれても死なないとか。
下水道っていつからあったっけ、とか。
とにかくリアルさがまるっとなくなって、
やりたいことはわかるけど、でも、
ここを振り切られると作品の魅力が消失するよ、としか。

サダオちゃんが山本五十六とは!
でも最後の決めは、やっぱり上手いなあ、と。
綾瀬はるかちゃんと長谷川さんでLoveにならないのはとても良い。
他の出演者も概ね良かった。
少年役は丸顔すぎてこういう役にはあまり入らなそうなのに、
でも子役演技ではなく慣れていて、
ジャニーズとわかり納得。


話のベースは「グロリア」で、
終盤は「米国大使館に駆け込む」アレでした。
小説もこうなのかなあ。

「綺麗な衣装の綾瀬はるかちゃんがガンアクション」が売りで、
それ目当てで行ったけど、
前半のシリアス&リアルが最期まで続く方が
アクションが映えたんじゃないかな。
見終わって残念感に溢れました。
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砺波さんのあたりをもう少し

2023年08月16日 | PSYCHO-PASS
砺波さん率いる組織にキリスト教の教義的なものが入っているのはなぜか。

創設当時から、部隊とりまとめのために
「ジェネラル」を神に模した組織を作っていたのか。

それとも砺波さんが「ジェネラル」に
キリスト教的なものをかぶせたのか。

その場合、「彼がキリスト教徒であった」資料はなかったので
ピースブレイカー活動中に帰依したのか。


もちろん、制作陣の「聖書、かっこいー!」がベースで
深い理由などないのはわかっているのですが。


どういう流れで隊員達が己を殉教者と認識させているのか。
あたりを知りたいかな。


監督のスペースを聞く前は、
阿蘇基地で砺波さんの演説を聴いているのは
日本から外国に派遣された隊員の残党で
生きることも死ぬこともできないから
無表情で、神に縋っているのかと思いました。

しかし、日本人はいないとなると、
外国人の隊員はもともとキリスト教徒で
それを利用したとか?

む?それなら、「ピースブレイカーの反乱」ではなく
砺波さん個人の「私兵の活動」じゃないか?
砺波さんのことは日本政府として拘束したいだろうけど
省庁相乗りで大作戦を展開する必要がある?
物量的には必要なんだろうけど、
基本のところはもっともっと単純かと。
正義とか、そんなおおごと?

で、砺波さん以外の、
たくさんの元ピースブレイカー達は
国外に散ったまま?
矢吹さんや花城さんの言い方は
「ついに最後の一人を」ってかんじではなかったよね。

「日本人ではない」隊員達は
なぜ砺波の部下になったのか。
「平和な世界を作る」理念に動かされたのか。
それとも傭兵の延長なのか。
(だとすると、阿蘇基地では
 砺波さんの演説を聞くのも給料のうちとか?)

国から見放され、ほぼ私兵なのに
武器弾薬装備が潤沢なのはなぜか。
ピースブレイカーのもろもろを横流ししたとしても
保管場所も必要だろうし。
部下も食べさせなければならないだろうし。
砺波さん以外に、(洗脳されていない)会計係がいるはず。

日本をどうにかしたい外国等の勢力が
援助している可能性もある?
そこまで話が広がる?


と、書いてきて思ったけど
砺波さんの正義はひとつだから
一神教の教義に流れて、
朱ちゃんとシビュラは多神教で
正義は多面的ということなのかな。


朝、いろいろ思いついたけど
抜けがあったら書き足します。
とりあえあず、メモ。
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「白鳥の湖」チェックシート

2023年08月15日 | バレエ・ダンス
「白鳥の湖」のチェック項目をまとめてみました。
記述式部分は括弧内に例を入れました。

オディールソロの「長調」「短調」は正確ではと思いますが、
ニュアンスでおわかりいただけるかと。






全てこれで分類されるわけではありませんが、
白鳥古典版を見るときは、
こんなかんじで頭の中でチェックしてます。
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