きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「J・エドガー」

2012年02月28日 | 映画
約半世紀、FBIのトップを勤め、
8人の大統領に仕えたフーバー長官の物語。

物語は同時に、現代アメリカ史でもある。
第一次世界大戦頃までは
アメリカは世界の片隅に位置していた。
それが世界の真ん中へ、
二大巨頭の一つになるには
行き過ぎた正義も必要だったんだろうなあ。

彼の上昇志向や権力欲は
同時に、当時のアメリカでもあるんだろう。

晩年の彼の記憶を訂正するトルソンの言葉は
それに対するアメリカという国の
公正さや良心を表しているのかも。
こういう話を理性的に描いているのに
説教臭くならないイーストウッドはすごいなあ。
「午前十時の映画祭」で
「ダーティ・ハリー」や
「荒野の用心棒」を見た後だと
余計にそう思う。
こういうワイルド系の役者が
緻密な作品を作り出しているのが不思議というか。
日本だと、人気役者の監督作品は
9割方ハズれだしね。

現代アメリカ史にもう少し明るければ
もっと楽しめたんだろうなあ。
過去と現在が交差するのも
もっとクッキリ見えたんだろうなあ。
リンドバーグ愛児誘拐事件も
なんとなくしか知らないし、
キング牧師への、当時の批判も実感としてないし、
第一、アメリカの反共思想はわからないし。
ケネディ暗殺で一変した世界、も
それを知っている人だと
もっと「わかる」んだろうなあ。

フーバーとトルソン、
フーバーとガンディの関係も興味深かった。
トルソンと初めて会ったときのフーバーってば、
乙女かい!ってぐらいのドキドキな表情だったなあ。
痴話げんかのあとのキスよりも
ゆで卵を割ってあげるときの方が
深い関係性を窺わせる。

ディカプリオは特殊メイクで
老年時代まで演じていた。
そのわりには、若き日も晩年も
声や口調にそれほど変化がないのは
監督の指示なのか
(同一人物だとわかりやすくするために、とか
 人物の一貫性をあらわすめ、とか
 ファンサービス、とか)
どうなのか。
良い演技だと思うけど、
この方向でいいのか?とも
ちらっと思う。
逆にナオミ・ワッツは、
若い頃の初々しさと
老いてからの年季の入った秘書振りの演じ分けは
とても良かった。
アーミー・ハマーは声が良いね。

FBIで盗聴が日常茶飯事、といえば
「Xファイル」でモルダーが閑職に回されたとき
ひたすら盗聴器から聞こえてくる音声を聞いていたなあ。
ひまわりの種を食べながら。
FBIをここまで強固な組織にしたのは
このフーバー長官。
「Xファイル」(というドラマ)が生まれたのも
フーバー長官のおかげなのかも。
ん?
でもさー、「Xファイル」には
かなりお金を搾り取られたよなあ。
あの当時の私の懐が苦しくなったのは
フーバー長官のせいでもあるのか?
ちょびっと逆恨み。
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「ドラゴン・タトゥーの女」

2012年02月26日 | 映画
大物実業家の不正を記事にしたジャーナリスト。
しかし、名誉毀損の返り討ちにあう。
裁判費用の捻出に全貯金を失った彼に
一族経営の大会社の元社長から依頼が来る。
表向きは元社長の評伝の執筆。
真の依頼は、かつて彼の一族で起こった
少女の失踪事件の解明。
助手となった女性とともに
過去の猟奇連続殺人事件との関連を調べるが・・・

原作はベストセラーらしいし、
スウェーデン版の評判も良かったし、
(両方とも未見)
オープニングの映像と音楽が素晴らしかったので
ものすごく期待して見ていたのですが
なんだかちょっと微妙。

グロ注意の猟奇的な場面が続いていたのに
殺人事件の解明の処はあっさりすぎで
最後は純愛風味。
2時間以上かけて、これ?
って気持ちになる。

2、3と続いていくので必然なんだろうけど
リスベットと保護観察官(?)の関係は
あれだと、ああいう場面を作りたいために
挿入したかと思ってしまう。
彼女のバックボーンをもう少し滲ませないと
あの場面の意味が無いのでは?

奇抜な格好で、不幸な生い立ちで、
孤独な彼女も、
一人の恋する女性でした、
で終わるラストは
(たぶん。
 エンディングロール中で席を立ったので
 衝撃のさらなるラストがあった可能性もあるけど)
なんだか、ガックリだよ。

舞台がスウェーデンなのに、
メモも言葉も英語ってなんじゃい、とも思う。
「僕のエリ」と「モールス」から考えるに
たぶん、スウェーデン版なら、
北欧の重い空気も映像に取り込まれて、
だからこそこの血族内のドロドロも
なお一層引き立ったんだろうな。
この映画だと、寒さは感じるけど
重さは感じない。
だから、わりとありきたりな
「ハリウッド映画」風味が前面に来ちゃう。
そこを置き換えてまで、
ハリウッドで作る意味ってあるの?

推理物としても、けっこう前半にネタが割れる。
一族、というか、一家のドロドロを書くなら
その部分が短すぎ。
マルティンの「男は父しか・・・」から
性的な虐待を受けたのは彼も、と窺える。
そこから発展したと思える「父を超える」行動や
「人は安全と思える行動を必ずしも取らない」云々のところも
もっとじっくり書いてもいいのになあ。

ルーニー・マーラの演技は良かった。
ボソボソっと喋るところが
リスベットの心の壁を表していた。
クリストファー・プラマーはさすがの風格。
ダニエル・クレイグはどこに向かうんだ?
「仕事を選ばない」までは到達してないのに
こっち方面でいいんかい?とちょっぴり不安を感じた。
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「エビータ」(2012年版 3回目)

2012年02月26日 | 劇団四季
千秋楽です。
しばらくのお別れだと思うので
キヨミチばっかり見てたよ。
そのための下手前方席だもんね!

野村さんは1月25日よりは
かなり良い。
前回の京都ぐらいは出ている。
でも、高音は裏声っぽいし、
低音はガサガサして掠れがち。
と思っていたら、
ピークは「泣かないでアルゼンチン」で、
その後の「空を行く」は
かなり音程が怪しかった。
(私の好きな曲なのに~)
その後は、なんとか気合いで乗り切ったかんじ。

さすがの演技は、良いところもある。
夢子さんより深い。
でも、年季が違うし。
しかし、あの歌声で、
自信たっぷりな表情ができちゃうのが
まず凄いよなー。

前回を基準とすれば
今回は及第点なんだろうけど
もうひとりのエビータ役がいるんだから
出演させるのはどうかなあ、
と、やっぱり思うよ。
今週の出演回を極力抑えてコレだもんね。
そろそろストプレ一本にした方が・・・

キヨミチは絶好調でした。
声もスコーン!と出てます。
先週見たときは感情が入りすぎて
歌が台詞っぽくなってたところも
今日は歌になっていました。
この歌声をもっと聞いていたいわ。
今日はカクテルは作らず
お酒は注ぐだけだったような。
自分用にも注いでいた?
「金は出て行く」は拳を振り上げるだけ。

プク、もしかして地毛?
前回は2階席で今回が1階席だったせいかもだけど
額が前回より広くなっているような・・・。
もっと眉毛を太く描けば
若者らしさが薄まるのかなあ。
でも四季ではムリだろうなあ。

チェ〆もありました!
出演者が左右に捌けているのに
キヨミチだけ舞台後方に行ったんで
客席のテンションMAX!
やっぱ、〆て欲しいよね!


何回見ても好きな作品です。
次回は野村さん以外のエビータで見たいなあ。

主な配役
エビータ:野村玲子
チェ:芝 清道
ペロン:福井晶一
マガルディ:渋谷智也
ミストレス:松元恵美
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「TIGER & BUNNY in ナムコ・ナンジャタウン」2回目

2012年02月26日 | タイバニ
ほいほい、さっそく2回目です。
ガラポンの景品目当てで
開園直後ぐらいに行ってきました。

ガラポン屋台は1回300円。
商店街の抽選会で回すアレです。
色の玉が出てくるアレ。
連続で回せるのは5回まで。
大人なので5回券を買ったよ!
えっへん!!
当たったのは・・・

1等「ワイルドに大当たりだぜ!賞」250ミリ特大カンバッジ

4種の絵柄から、やっぱ定番で。
どうすりゃいいんだ、コレ。

あとは、
3等「貴方の当たりを完全HOLD!賞」シュシュ
色で選びました。
紫はスカイハイでした。
5等「女子の底力をみせてやりま賞」ブックマーカー
マニアックにルナ先生を。
6等「見切れたで賞」ポケットティッシュ
やっぱおじさん!と、友人用に折紙。


デザートも一個行っときましょう。
ネイサンの女子力アイス(マジックアイス 650円)

アイスの下の生クリームが
メチャクチャ甘いです・・・

餃子も一つ。
折紙サイクロンの手裏剣餃子(神龍 650円)

パリパリしていて美味しかった。
白い線はカマボコ。

前回あったピンバッチのガチャガチャは
今回はありませんでした。
代わりに設置されたのは
「ぷっクリアシール&ペアリングステッカー」



可愛くて、5回で止めるつもりが
追加で3回、回しちゃったよ!
いまのところダブリなし。
これの一個100円は安い。

シールはぞんざいに扱うと
台紙から剥がれちゃいます。
要注意。
剥がれたシールは携帯に貼っちゃった。


餃子スタジアムには
マッドベアの雛人形がいました。



今回はこれくらいでー。
次回はヒーローTV職員になるぞー。


タイバニ絵のパスポートは
残りわずかみたいです。
私はアトラクションで遊んだことがあるから
今回のタイバニ関連は入場料のみで複数回行く予定ですが、
ナンジャタウンに行ったことがない人は、
ぜひぜひ一回は一日券で楽しんでくださいね。
ネコを抱えてウロウロしてください!
1回のみですが、再入場もできるので、
気分転換したくなったら外に出て
新文芸座で2本立ての映画を見るとか、
瞠につけ麺を食べに行くとか、
サンシャイン劇場や東京芸術劇場へに行くとか、
などなどで楽しんだ後に
もう一度仕上げに入場するとかもできますよ。
もちろん、展示場ホールのイベントと合わせて
利用することも可能です!

フードを食べるだけなら、
平日夜の方が空いていて楽かも。
数量限定のフードや
ガチャポン屋台の景品は無くなっているかもなので
午前利用と合わせて何回か行くと効率的かもね。
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「ADDIO(アッディーオ)/Dance of Joy」OSK日本歌劇団

2012年02月25日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
以前マミちゃんの芝居に出演されていた桜花昇ぼるさんが
男装の麗人の時は格好良く
女性になったときはしとやかで、
台詞の通りも声も芝居も素晴らしく、
一度OSKで見られたらなあ、と思っていたところ
某氏から東京公演のお誘いをいただいたので
三越劇場へ行って来ました。


芝居はヴェルディのオペラ
「レニャーノの戦い」がベース。
ローマ軍の侵攻に対抗するために
ロランドが中心となり、
北イタリアの小都市は同盟を結成する。
その祝いの席でロランドの親友アリーゴは
婚約者のリーダと結婚式を挙げる。

ローマ軍の侵攻を受け、戦う同盟軍。
辛くも勝利するが、アリーゴは行方不明となる。

数年後。
リーダの慰めるうちに愛が芽生えた二人は結婚。
そこへ、ローマの捕虜となっていたアリーゴが帰還する。

オペラのあらすじを元にしたので
役名が間違っていたらごめんなさい。

OSKの皆さんは歌がとても上手い。
概ね皆さん大柄なので
とても大人っぽい雰囲気。素敵。
桜花さんは、とっても格好良く、そしてゴージャス。
桐生さんもロン毛と白い衣装がとてもお似合いでした。
そして牧名さん。
歌声がとても美しい~~。ウットリ~。
もちろんビジュアルもお美しい。
純粋で純愛でひたむきで、
その中にほんのり人妻の色気。
うはうはですー。

定番の三角関係かもしれないけれど
丁寧に心の流れを描いていたので
「避けようがなかった悲劇」で、涙。。。でした。

昔の恋人・現在の夫での決闘場面、
剣がガンガン当たる音がして
とても迫力がありました。

出演者が宝塚より少ないぶん、
「役者の見せ場」も少なく
そのためストーリー展開がスピーディでした。

「裏切り」ネタがちょっと説明ぽかったけど
重点を置きすぎてもバランスが悪いか。


ショーはひたすら華やかで、ダイナミック。
名前がわからないんだけど
とっても好みの踊りをする娘役さんがいました。
いまチラシであたりをつけているところ。
桜花さんはショーでも華やか。
桐生さんの足がメチャ長!
ヅカオタ自重、と言われそうだけど
ナツメさんの踊りを思い出した。
長い脚がすごくシャープに動くのよ!

ラインダンスも大迫力でした!

デュエットダンスの後のフィナーレは
シャンシャンを持って。
傘じゃないのかー、と、ちょっくらガッカリ。
そしたら!
一度幕が降りた後、もう一度開いて、
「桜咲く国」で傘を回してくれました。
嬉しーーーーーーっ!!!
本物だーーーーーっ!!!

こういう世界を「カッコイイ!」と思える受容体を持っている自分は
とても幸せだなあ、と思いました。
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「人生はビギナーズ」

2012年02月25日 | 映画
人生はいつでも自分の思った道へ踏み出せる、
って話だと予告を見たとき思ったけど
微妙に違った気がする。

母が亡くなった5年後、
75歳でゲイだとカミングアウトした父。
母をそれなりに愛していたし
自分が父であることは間違いないけど
これからは「その道」を極めたい、と。
父の若い頃は、「同性愛」は精神病であって
医療行為で「治療できる」ものだった。
父に惚れていた母は「自分が治す」と結婚を申し込んだらしい。
でも、母が亡くなり、自身の死の時期も見えた父は
自分に正直に生きようとし、
さっさと若い恋人を見つけて
恋に浮かれ、ゲイ仲間達とのパーティーを楽しむ。

それに比べて息子は。。。
自分の恋や人生にも臆病。
そして、自分が思っていたほど
両親は愛し合っていなかったし
(いま思えば合点がいく場面がいくつもあった)
自分が思っていたような人達ではなかった。
ということは、自分は
自分で思っていたほど
両親に愛されていなかったかも。
と、思ってうだうだしている話。

と私は思った。
自由に生きられる現代において息子は閉塞感いっぱい。
窮屈な時代を生きてきた父は
結局自分を曲げないまま死ぬ。

息子は、半端に残されちゃって、
半端な喪失感だけ与えられちゃって
どうしていいんだかわからない。
新しい恋に縋ろうとするけど
あんまり上手くいかない。

最後は・・・
たぶんだけど、
父には父の人生があった、と
割り切れたんで、
息子も先に行けるようになったのかなあ、と。

なんだか、いろいろ解釈できそうだ。
もうちょっと反芻してみる。

とにかく、ワンコが可愛い!!!
すごく可愛い!!!
ユアンになってモフりたい。
ワンコの言葉は、
父に投げてもらいたい言葉なのかな。
俺がいないとアイツが寂しがる、は、
自分が思っている父の偶像から逃れられない。
ということなのかな。
ワンコ=父に、自分は必要とされている、
と思いたがっている、と。

そして、犬ならば、
父が愛した存在と、素直に認められるんだな。

でも、父の恋人に犬を預けたら、
犬は大喜びでなつく。
そこから、父が愛していたのは
この男だと認められる。
の、かな?
よしながふみの「愛すべき娘たち」の
第一話を思い出した。
親の恋人がどんな人でも認められない。
(ゲイだから否定してるのではない)
親は自分だけのものであって欲しい。

そこから抜けだし、
親は無条件に自分だけのものではなく
自分とは違う人間だと理解すると、
今までとは違った人生が歩めるのかもね。

内容が内容だけに、
館内の初老の男性二人連れは・・・
と、ちょっぴり思っちゃう。
あんまりゲイゲイしい場面は無かった気がする。
クリストファー・プラマーは
どこまで役の幅を広げてくるのだ?
ユアンは、イケメン仕様の役よりも
こういう、もさもさしている役の時の方が可愛いね。
メラニー・ロランが実にビューティフル。
彼女が演じるアナも、親に囚われている。
子供がその配下から抜けだすのは
親が死んだときなのかなあ。
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宝塚、夏までの演目

2012年02月24日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
宝塚の、夏までの演目が出ました。

まずは大劇場公演
花組
『サン=テグジュペリ』
-「星の王子さま」になった操縦士(パイロット)-
作・演出/谷正純
ラテン・パッショネイト
『CONGA(コンガ)!!』
作・演出/藤井大介
■主演・・・(花組)蘭寿とむ、蘭乃はな
◆宝塚大劇場:2012年7月27日(金)~8月27日(月)
◆東京宝塚劇場:2012年9月14日(金)~10月14日(日)


芝居は「星の王子様」を書いたサン=テグジュペリの物語。
「星の王子様」も交錯するみたい。
ショーは大介くん。熱そうだ。


雪組は夏の梅芸・博多座と
その裏のちぎバウ。
雪組
『フットルース』
■主演・・・(雪組)音月 桂、舞羽美海
◆梅田芸術劇場メインホール:2012年7月7日(土)~7月23日(月)
◆博多座:2012年8月1日(水)~8月25日(土)

これが一番びっくりだった。
二人には合うかな。
私は行くかどうか・・・。

雪組
『双曲線上のカルテ』
~渡辺淳一作「無影燈」より~
脚本・演出/石田昌也
■主演・・・(雪組)早霧せいな
◆宝塚バウホール:2012年7月19日(木)~7月30日(月)
◆東京特別(日本青年館):2012年8月8日(水)~8月13日(月)

ちぎバウはダーイシの医療物。
また自己主張してくるのかしら。


星組は全ツと紅バウ。
星組
『琥珀色の雨にぬれて』
作/柴田侑宏  演出/正塚晴彦
『Celebrity』
-セレブリティ-
作・演出/稲葉太地
■主演・・・(星組)柚希礼音、夢咲ねね
◆全国ツアー:2012年9月8日(土)~9月30日(日)

ハリー登板はこの伏線だったのか?
まさか「琥珀」が来るとは思わなかったよ!
作品は二人に合うかな。
ねねちゃん残留決定。
やっぱり台湾公演までいるのかな。

その裏は紅バウ。
星組
『ジャン・ルイ・ファージョン -王妃の調香師-』
作・演出/植田景子
■主演・・・(星組)紅 ゆずる
◆宝塚バウホール:2012年9月6日(木)~9月17日(月)
◆東京特別(日本青年館):2012年9月25日(火)~9月30日(日)

景子ちゃんの輪っかのドレス物。
さあ、どうでしょうか。
S席が7500円なので、
紅の2番手は確定なんだね。


意外と事前に情報は落ちなかったね。


ついでに、みりおのディナーショー。
<タイトル>『Z-LIVE』
<構成・演出>齋藤吉正
<出演者>明日海りお、紫門ゆりや、鳳月 杏、花陽みら、晴音アキ


サイトーで54的な内容かもだけど、
ゆりやに歌わせるんか!
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自分用メモ:ドン・キとコジョカル@バレフェス

2012年02月24日 | バレエ・ダンス
コジョカル、急遽決まった(←たぶん)ガラを
これだけ成功させたし、
技術面も高いし、
今回のバレフェスでドン・キを踊らないかしら~、
各プログラムのトリでもいいし、
全幕でもいいしー。

と思ったので、
自分の記録をちょいと遡ってみました。

バレフェスは第6回(1991年)から見てるけど
メモがあるのは2000年からです。
名前の標記は当時のまま。


第10回(2000年)
「ドン・キホーテ」
Aプロ
パロマ・ヘレーラ&ホセ・カレーニョ 
Bプロ
ガリーナ・ステパネンコ&アンドレイ・ウヴァーロフ
ガラ
シルヴィ・ギエム&ニコラ・ル・リッシュ

コジョカルは不参加


第11回(2003年)
「ドン・キホーテ」
全幕
ステパネンコ&ウヴァーロフ
Aプロ
コホトコヴァ&ウルレザーガ
Bプロ
コジョカル&コレーラ
ガラ
ローホ&カレーニョ

コジョカル出演
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」コジョカル&コレーラ
「ドン・キホーテ」コジョカル&コレーラ
「マノン(寝室)」コジョカル&コレーラ

この年はコレーラしか印象に残っていないなあ。


第12回(2006年)
「ドン・キホーテ」
Aプロ
ヴィエングセイ・ヴァルデス&ロメル・フロメタ
Bプロ
レティシア・オリヴェイラ&ズデネク・コンヴァリーナ
ガラ
ルシンダ・ダン&マュー・ローレンス

コジョカル出演
「オネーギン(第1幕)」アリーナ・コジョカル&フィリップ・バランキエヴィッチ
「春の声」 アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
「スターズ・アンド・ストライプス」アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
「ジゼル(全幕)」コジョカル&ルグリ

Aプロは2回登場


第13回(2009年)
「ドン・キホーテ」
全幕
マリア・コチェトコワ&ダニール・シムキン
Aプロ
ナターリヤ・オシポワ&レオニード・サラファーノフ
Bプロ
スヴェトラーナ・ザハロワ&アンドレイ・ウヴァーロフ
ガラ
上野水香&デヴィッド・マッカテリ

コジョカル出演
「コッペリア」アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
「マノン(第1幕)」アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー
「春の声」アリーナ・コジョカル&ヨハン・コボー

出演回数的にも
コジョカルのドン・キは、無くはない、かな。
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「アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト」Bプロ

2012年02月23日 | バレエ・ダンス
◆第1部◆
「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン


次の演目用に先に抜ける二人が違うので
Aプロとは微妙にキャスト違いです。
基本的にはありふれた作品なんだけど
このメンバーだと、気品溢れ、なおかつゴージャス。
流麗でいいね。


「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン
ロベルタ・マルケス、スティーヴン・マックレー

二人ともシャープに動いている。
ビジュアルも可愛い。
マルケスは終盤スタミナ切れっぽい?
マックレーは、上手くて芸達者だけに
「小器用だな」って印象もある。
むかし、クリーク&ルジで見たなあ。
脳味噌のどこかに潜んでいる記憶を
映像化できればなあ、とも考えながら見てました。


「くるみ割り人形」より グラン・パ・ド・ドゥ
原振付:ワシリー・ワイノーネン
ダリア・クリメントヴァ、ワディム・ムンタギロフ

いかにもお伽話のお姫様と王子様。
最近では貴重なビジュアル。
丁寧に品良く踊ってました。
リフトやバランスに大技がありましたが、
それが出過ぎることなくサラッと決めてました。
こういうガラでは地味な演目だけど
それだけに、きちんと踊る人を見ると
古典の真髄を感じられて嬉しい。
ムンタギロフはカチャと岡さんの間ぐらいの顔?


「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ
音楽:チェーザレ・プーニ
ローレン・カスバートソン、セルゲイ・ポルーニン

カスバートソンは長い手足がキビキビ動く。
ポルーニンもジャンプが高い。
二人とも勢いがあるんだけど
若干その勢いの方向性が噛み合っていないようにも思う。
若いからなのかな?
サポートする・されるのタイミングも
すごく合っているのに
バラバラに頑張っているようにも思えるときがある。

ポルーニンはとても良いダンサーだけど若い。
大きな組織にいるからこそ
積み上げられる緻密さみたいなものが身に付くと
もっともっと良くなりそうなんだけどなあ。
(マックレーにはそれがきちんとあるんだけど)
退団が惜しい。


「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
アリーナ・コジョカル、アレクサンドル・リアブコ
三原淳子(ピアノ)

まさかリアブコのアルマンが見られるとは思わなかった。
ありがとう、そしてありがとう!
コジョカルが娼婦に見えるかというのは
このさい脇に置いておいて。
とても情熱的で官能的でドラマチックだった。
二人とも、魂の底からお互いを求めている。
コジョカルの衣装の裾のレースが千切れるぐらい。
それでいて踊りは全く乱れない。
さすがだな~。


◆第2部◆
「ザ・レッスン」
振付・デザイン:フレミング・フリント
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
 教師:ヨハン・コボー
 生徒:アリーナ・コジョカル
 ピアニスト:ローレン・カスバートソン


プログラムを読んでいない、あくまでも私感で。

無垢ゆえに怖いもの知らずで
結果的に生意気になっちゃう若い女性ダンサーと、
他人とコミュニケーションを取るのが不得手のダンス教師。
女性(全般)が苦手、というより怖がっているダンス教師が、
だんだん調子づいて、
自分が教えたこと以上に踊る彼女をついには殺してしまう。

とにかくコボーのキョドり方が
ハンパなくリアルで怖い。
他人との距離がとれず、ストーカー殺人を犯すのは
こういう人なんだろうなあ、さえ思う。
すごい役者だ。
不気味な変質者だけど踊りは正確。
振付通り身体を動かしているのではなく
すでに台詞と同じぐらい雄弁な踊りだった。

カスバートソンの演技も良かった。
神経質で嫉妬深くて、
それを押し殺している。
トウシューズを持っているのは
むかしは彼女もバレリーナ志望だったのかな。
夢叶わず、こうなってしまった、と。

話はどうとでも取れるけど、
私はピアニストが
ダンス教師に獲物を見繕っているのかと思う。
彼への歪んだ愛情ゆえでもあるし、
(自分がなれなかった)若いバレリーナの芽を
摘んでいるようにも思うし、
ダンス教師に人を殺させることで
自分が優位に立っていると実感できたり、
人を使うことの快感を得たりもしているのかな。

コジョカルの少女のような若いダンサーも、
いるいる、って思う。
悪意を持って行動しているわけではないけど、
いちいち人の神経を逆なでる人。
有能で優秀で正しいから逆らえないけど。ムカつく。
そんな存在。
殺人はそれらが重なった偶然なのか、
誰でも容易に、どれかの立場になりうるのか。

【追記】
ピアニストが冒頭で持っていたトウシューズは
かつて自分が憧れていた世界の暗示ではなく
「前の犯行」被害者の所持品?
それをポイッとしたり、
冒頭の椅子を直したりは
「前の犯行」の後始末(証拠隠滅)?
それらの作業が日常業務のように行われるということは
「犯行」も日常業務のようになっているとか?

コボーが、最初は小心者なのがいいんだよね。
ジャック・ザ・リッパーのように
稀代の特別な犯罪者ではなく
「その辺の人」っぽいところが
この作品のミソなんだと思うよ。


◆第3部◆
「ドン・キホーテ」 ディヴェルティスマン
原振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ダリア・クリメントヴァ、ロベルタ・マルケス、
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン
高村順子、西村真由美、乾 友子、高木 綾、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、岸本夏未


記憶違いがあるかもだけど。
 ・東バ女性8人でPDD導入。
 ・コジョカル&コボーでPDDアダージオ。
 ・ポルーニンのジャンプ系ソロ。
  (聞き覚えの無い曲だけど
   どこかの版のエスパーダのソロとか?)
 ・マルケス、一幕キトリのソロ
  (カスタネットを持ってクルクル回るアレ)。
 ・コボー、西村&乾を従え一幕バジルのソロ。
  (キトリのカスタネットの前の踊り)
 ・カスバートソン、女性ソリスト用の第一ヴァリ。
 ・マックレー、酒場のバジルのソロ。
  (ABT版で、ミーシャが杯を持って
   跳んで回っているアレ)
 ・クリメントヴァ、女性ソリスト用の第二ヴァリ。
 ・ムンタギロフPDDヴァリ。
  *クリメントヴァとムンタギロフは逆かも?
 ・コジョカルPDDヴァリ。
  扇は無かった・・・かな???
 ・コボー、ムンタギロフ、マックレー、ポルーニンの順で
  怒涛のジャンプ(ソロで繋ぐ)。
 ・コジョカル、西村&乾を従え登場。 
  まずは1人で超バランスのイタリアンフェッテ。
  後半は3人でシングルのフェッテ。
 ・コーダは男性4人が同時に回り、
  コジョカルが回りながら入って来て、
  他の3人もジャンプしながら入って来る。
って流れだったと思います。
息をつく暇もないほど
超絶技巧が繰り広げられて
実にエキサイティングでした。
コジョカルはバランス系の大技たくさん。
すごく安定感がありました。
コボーの陽気なイケイケ兄ちゃんぶりも良かったわ~。


カーテンコールは何度も。
コボーがコジョカルを舞台中央に押し出したり。
コジョカルがコボーに抱きついたり。
カーテンが閉まった状態で
男性、女性と別れて出てきたとき、
女性はコジョカルだけ出て、
あとがなかなか続かなくて
(たぶん座長一人に拍手を受けて欲しいとの
 思いやりだと思います)
コジョカルが、お願い、出てきて、って
両手を差し出したら他の3人が出てきて、
カスバートソンがコジョカルの頬にキスしました。
座長の成功を祝福する姿に、
こちらももらい泣き。


どの作品も、どの出演者も良かった。
プログラムのバランスも良かった。
みなさん、来てくれてありがとう!!


◆上演時間◆
第1部 18:30 - 19:35
休 憩 20分
第2部 19:55 - 20:25
休 憩 20分
第3部 20:45 - 21:15
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「エビータ」(2012年版 2回目)

2012年02月21日 | 劇団四季
お財布にはとっても厳しかったけど
夢子エビータだと、周りが歌も芝居も押さえず全力、
と聞いて行っちゃいました。

夢子さんはネコとソンダンでしか見てないから
素顔化粧の役は初めて。

顔自体に迫力があって、
眉毛キリリの化粧なので
なんとなく男役を連想した。
一路さんか汐風幸ちゃんの
どちらかに似ているような気がする。
夢子さんは背が高いから
森英恵デザインの衣装がよく似合う。
特に緑のワンピースの時が美しかった。
盛り気味の金髪のカツラをかぶっても
頭でっかちには見えない!
ブラボー!ビューティフル!!
役者はビジュアルじゃない、って言う人もいるかもだけど
男を踏み台にしてのしあがっていくためには
まず男に言い寄られて当然の雰囲気は欲しいわけで。
今回のもう一人のエビータはその辺がすでに
「様式美」「そういう設定ですから」
に、なっちゃっているけど、
美人さんが演じると、それが無くなって良いですね。
ただ、ドレスの時は、もうちょっと身長があれば、
と思いました。
ヅカの娘役のドレス着こなし技術って
ものすごく高いんだな、と再認識。

芝居は、確かに野村さんと比べると
平坦なところはある。
けど、のし上がろうとする
ギラギラした野心は熱くて迫力がある。
芝居の8割りは「怒り顔」なんだけど
それでも説得力はある。
空に向かって駆け抜けた、そんな勢いがあった。
晩年はヨレヨレではないけれど
そのぶん、まだこんなに身体にエネルギーが残っているのに
死が近くにある悔しさを感じた。
これはこれでアリなんじゃないのかな。

声はバッチリ出ています。
朗々と歌い上げるように設計されている作品なんだから
これぐらい歌って欲しいよね、やっぱり。
ワルツの時にもう少し表情が有ればな。
金は出て行くときのダンスも、もうちょっと決まればな。
100点満点ではないかもしれないけれど
それでも野村さんが夢子さんと同額は詐欺みたいなもんだよ。
歌い出す前に身構えさせられて、
歌っている間はハラハラして、
終演後は「とにかく無事に幕が下りて良かった」って
肩の荷が下りるような気持ちになるのって
金を払った客が味わうことじゃないよね。
今週すべて夢子さんにして欲しいわ。

キヨミチも全開。
酒場では、カップルにカクテルを作って
男性一人客には酒を注いで出し、
その辺のグラスに息を吹きかけて拭いていた。
歴訪のフランコ将軍は人差し指で頬ぐりぐり
フランスと恋に落ちたでは胸の前で
ラブ注入みたいなハートマークを作っていた。
金は出て行くでは、「エバ!」の叫びは無いけど、
唸り声と共に拳を振り上げ。
その前のどこかで膝を叩いていた。
ワルツでは怒り、かな。
ちえぞう相手の時は「哀しみ」みたいのもあって
なんだか、祖国の理想から追い出される
ってのも重なって見えたんだけど、
こういう激しい怒りもいいな。
チェ〆は無し。
とにかく豊かな声量の歌が聴けて幸せだったよ!!!

プクのペロンは、若いかなあ。
野心家というより、
理想に燃える若者。
「二人でこの国を・・」のところでは
思いっきり手を差し出していた。
個人的には、小狡い笑顔を浮かべるシモーヌの方が好きだな。
エバ病床のところでは、配偶者への愛情ではなく
同士・戦友への眼差し。これは良いわ。
ちょいと撫で肩?
軍服の時に補正を入れれば
もっと見栄えが良くなりそうだけど
四季はやらないよね。
プクもネコとビーストしか見てないから
素顔の役で見るのは初めてかな。
素顔自体はいろんなニュースで見ている気がする。
髪の毛はヅラっぽい。額せまめ。
お隣の女性二人はプクファンみたいで
「××のところ、笑っちゃいそう」と
なんでだか笑いどころが多かったようです。


千秋楽が近いせいかもしれないし、
休演日明けのせいかもしれないけれど、
1月に見たときより、すべての人が、
芝居も歌もパワーアップしていた。
渋谷さんでさえ熱さが増していた。
アンサンブルのダンスもキレキレ。
2階席だったので全体を見たいんだけど
目移りしすぎて困ったよ!


開幕の棺の中の人形、
あんなに野村さんに似てたっけ?


とにかく、夢子エビータだと
「芝居を見た!」って気持ちになります。
千秋楽までシングルでいいのにな。

プクとキヨミチの並び、
またネコで見たいよう・・・


主な配役
エビータ:秋 夢子
チェ:芝 清道
ペロン:福井晶一
マガルディ:渋谷智也
ミストレス:松元恵美
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「TIGER & BUNNY in ナムコ・ナンジャタウン」1回目

2012年02月20日 | タイバニ
何回も行くと思うから
タイトルは「一回目」。
平日夜の今回は飲食系を攻めました。
け。ちゃんと二人で食べまくりました。

タイバニ関係だけを楽しむのなら
300円の入場料だけでOK。
タイバニ関連エリアがあるのではなく
既存の飲食店に、それぞれ一点ずつ
企画メニューがあるかんじです。

虎徹餃子(安亭 680円)と
バーナビーマーク餃子(ぎょうざのみせ さくら 600円)

虎徹餃子は肉まんに近いかも。
みっちりと具が詰まっています。
帽子はたぶんジャガイモ。
どうやって食べようかと思ったけど
けっきょく、真ん中から割って食べました。
グロ注意!
バーナビーマーク餃子は辛め。
海苔の下は白飯です。
海苔もバーナビーマーク。


”Let's belive HEROES”餃子(鉄なべ荒江本店 680円)

明太子はけっこう合う。
たすきはジャガイモ?

餃子は各店とも、注文を受けてから焼きます。
全部揃えて写真を撮りたいと思って待つと
時間が掛かりすぎます。
各店でこまめにイートインの方が効率が良さそうです。

虎徹さんのために練習中のチャーハン(ナジャヴ倶楽部 650円)

出てくるまでちょいと時間が掛かります。
海老も叉焼も入っています。

斉藤さんも太鼓判!タイガージェラード(ダ ルチアーノ 730円)

トラ可愛い!
マンゴーのジェラードが美味しかった。

クリームのマッドベアクレープ(アンジェリーナ 680円)

生クリーム&チョコレートソース&苺のクレープに
マッドベアをトッピング。
苺かカシスかベリーのなんかのジェラード。
クッキーの上にベアが乗っかっています。
作る過程を見ていたら、冷凍庫から
ひょい、と出して乗せていました。
と、いうことは!
冷凍庫の中にはベアの生首がたくさん!
激しく見たいわー!!
トランプはチーズケーキっぽい味。
食べにくかったので、ベアは別置。

ベア頭部、半壊。ちょっとグロ。


フードには一品につき一枚ステッカーが付きます。
店舗ごとに絵柄が違います。
本日の戦果。


お土産に
虎徹&バーナビーのクッキーセット(繁盛なんでも本舗 600円)


ついでにピングドラムのせんべいを買っちゃった。

見てないんだけど、
ペンギンがあまりにも可愛くて!
タイバニ同様のフェア開催中なのです。
南部せんべい系じゃなくて
たぶん炭酸せんべい系?
ラムネも付いて600円です。

本日はココまで!
次回はガチャポン系に行きたいですね。


ナムコ・ナンジャタウンは
15周年だそうです。



稼いだ金を好きなことに使えるっていいね!
大人って、幸せだ!
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「ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵」

2012年02月19日 | 映画
長篇の、ごくごく序盤の一部のみをアニメ化。
三部作の第一作だけど、
第三作まででも、そんな長い期間は描かれないだろうな。

丁寧に作ってあるし、
剣がぶつかり合う金属音とか甲冑の質感は良いし、
それなりに血みどろグロはあるけど、
作品全体の印象が明朗快活すぎて、
私が見たいのはコレじゃない、と思いました。
もっとおどろおどろしいところまで
行って欲しかったなあ。
原作の雰囲気があんまり出てないんじゃないかな。
私が原作を読んだのは数年前で
20巻ぐらいまでの一気読みだったので
記憶違いがあるかもしれないけれど。
ゾッドがただのデカイ獣だった。

来場者特典のしおりがゾッドのアップだったから
辛めに書いているんじゃないよ、念のため。
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「TIME」

2012年02月19日 | 映画
近未来SF系だと思っていたのに
なぜだか途中から「ボニーとクライド」になったよ。
時間が通貨になるという発想はとても面白いけど
最初にそれを感じた以外は
わりとありきたりな内容だった。

「永遠の命は、永遠の苦痛と同義」
「限りある命だからこそ、豊かに生きられる」
ってテーマは、
とうの昔に「銀河鉄道999」で見ているし、
999の方が話が深かった。

     「お前までが裏切ったのか?
     宇宙で一番美しい体をお前に与えた、この私を!
     永遠の命を授けてやった、この私を!」

    「そして、永遠の苦しみも下さったわ。」


メーテルの声がそこかしこで甦ったよ。

こちらは、結局、「誰が」「なんのために」
時間を管理しているかが描かれていない。
「淘汰」が必要なのはわかるけど
どうしてそれを時間にしたのか、
どうして操作できるのか、
どうして権力を集中させることができたのか、
が、不鮮明すぎる。

そして、ラストは、
一部の人々が時間をぶんどって終わり。
システム改善でもないし、
誰にでも時間が行き渡るわけでもない。
なんだか、スッキリしないなあ。
「リベリオン」なんかも
ありきたりのB級SFのネタなんだけど
世界観がしっかりしているので
これほどのモヤモヤ感は無かった。

しかし!
翻弄される
キリアン・マーフィー
は、
見て損は無い!
金を払う価値が充分ある!
黒服マニア必見!
苦労してスラムから這いだしたんだろうなあ。
エリートに見えないのが良いのだよん。
青い瞳が綺麗だった。
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「ドクトル・ジバゴ」(第二回午前十時の映画祭 青の50本)

2012年02月19日 | 映画
いよいよ第二回午前十時の映画祭最終週です。
六本木ではGW上映だったため見逃していたこの作品を
市川のリカバリー上映で見てきました。

休憩10分込みで3時間半の大作。
しかし、原作はもっと長いんだろうなあ、
という作り。
かなり端折っている印象を受けました。
ラーラの少女時代に言い寄っている悪役とか
本当はもうちょっと書き込まれていて
もっと深い事情があるんだろうなあ、と
推定はできますが、
映画ではそこまで描かれていないんじゃないかな。たぶん。

「アラビアのロレンス」が脳髄に焼き込まれている身としては
純朴そうなオマー・シャリフに終始違和感。
ごめんなさい!
遠目で見れば濃い顔のヨーロピアンなんだけど
時々やっぱりアラブ!って顔になって
それがロシア人(しかも英語の台詞)って
なんじゃいなー、と思うけど、
仕方がないんだろうなあ。
ロレンスでは砂漠、こちらでは雪原。
役者さんもたいへんだなー。

登場人物全てが描き切れていない感があるので
ジバゴも、なんとなく、
その場の状況に流されるだけの男に見える。
そんなに簡単にラーラと恋に落ちるもの?

ラーラも、きっと若い頃に見れば
非遇のヒロインとして泣いて見ただろうけど
今の年齢で見ると、
男を狂わせる毒婦にしか見えない。
彼女が美しいせいなんだろうけど。
ジバゴの兄ちゃんまで・・・。

紆余曲折はあったけど
最後のバラライカ、、、の場面で
希望的な未来を感じた。
それは、ロシア革命の結果、ってこと?

赤衛軍とか白衛軍とか、
さっぱりわからんです。
フランス革命ぐらいの大混乱だったのはわかるけど。
とにかく歴史の波に
たくさんの人が翻弄されたんだな、と。

先頃北極圏に行っていたので
あの寒さの中を移動する辛さが想像できて
ほんと、ツラかった。
一週間もあんな列車で移動もイヤだけど、
しないよりマシなんだろうなあ。
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「アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト」Aプロ

2012年02月18日 | バレエ・ダンス
◆第1部◆
「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン


女性は白いチュチュ、
男性は黒の上着に黒のタイツ。
傾向としてはよくある軽めのワルツ作品だけど
皆さん気品高く、清々しく踊っていました。
マルケスだけ音の取り方が違っていた。

カーテンコールは5人。
なぜかと思ったら・・・


「ゼンツァーノの花祭り」
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
音楽:エドヴァルド・ヘルステッド、ホルガー・シモン・パウリ
ロベルタ・マルケス、ヨハン・コボー


びっくり!
マルケスとコボーが着替えて登場だ!!
いくら出演者が少ないとはいえ
ヅカもびっくりな早替えだ!!

マルケスは、こちらでは綺麗に音に乗っていました。
実にチャーミング。
コボーの脚捌きは細かく正確。
見惚れる。
さすがにジャンプ力は弱まっているかな。

「眠れる森の美女」より ローズ・アダージオ
振付:マリウス・プティパ
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、
ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン


コジョカルはピンク系のチュチュ。
実に愛らしい。
プリティ・プリンセスだ。
それでいて安定感は抜群。
軸が全くブレない。
すごすぎ。

そして、、、
ここにも
コボーがいるよ!

3演目連続出場とは!
こんなのバレエで見たこと無いよ!
ビックリ仰天だよ!!
4人の王子は白いシャツに黒のスラックス。
とってもオシャレです。
その姿で片膝つかれたら萌えってもんですわ。
ありがとう、ご馳走さま。


「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンタギロフ


チャイパドにしては動きすぎて
ケレン味がありすぎるかも。
でも若い二人が勢いがあるのは
いいことじゃないかー、とも思う。
ムンタギロフの滞空時間は長い。
顔がちょっとカチャに似ている?


「レ・リュタン」
振付:ヨハン・コボー
音楽:ヘンリク・ヴィェニャフスキー、アントニオ・バッジーニ
アリーナ・コジョカル、スティーヴン・マックレー、セルゲイ・ポルーニン
チャーリー・シエム(ヴァイオリン)、橋望(ピアノ)


技巧者3人が技をぶつけ合うんだけど
見せ場がとても見やすく、
コミカルで小粋。
生ヴァイオリンに生ピアノで、
ヴァイオリニストも巻き込んでいる。
オチも綺麗に決まった!
とっても素敵な作品だった。
コボー、センス良いよ!


◆第2部◆
「エチュード」
振付:ハラルド・ランダー
音楽:カール・チェルニー、クヌドーゲ・リーサゲル
エトワール:
アリーナ・コジョカル、
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、セルゲイ・ポルーニン
白の舞踊手(ソリスト):高村順子、佐伯知香
東京バレエ団


コジョカルがガラのメインって弱いんじゃない?
と見る前は思っていたけど、
全くそんなことは無かった。
実に
侠気溢れる
踊りだった

舞台を引っ張っていく牽引力、結集力が
ものすごくあった。
可憐な容姿ではあるけれど、
とても力強い存在感だった。
いやー、いいもの見たわ。
姐さん、ついて行きますぜ!ってカンジです。

コボーはシルフのとことだけかな?
指ぱっちんがマックレーで
怒濤のザンレールがポルーニン。
でもザンレールの一部分にマックレーが入った?
サラファーノフほど畳みかけていなかったような。
ポルーニンはとても良く動いている。
ジャンプもマックレーより高いときがある。
しかし、マックレーの、
正確で安定していて切れ味鋭いシャープな踊りの方が
目を引くわ。

東バはプリンシパル以外は総出演?
キャスト表に名前が入っている二人以外では
女性は、高木、奈良、田中、乾、西村、吉川、など
男性は、松下、長瀬、柄本、宮本、小笠原、氷室、梅澤など
かな。
なんとなく宮本くんの番手が上がってきているような。
女性の群舞はよく揃っている。
男性のソリストもペース配分が馴れてきたかな。
最後の後ろの方のメンバーはかなり疲れていたようだけど
全般的にスタミナ切れは感じられなかった。
迫力あり、テンション高し。


とにかくコジョカルがすごかったわー。
困り眉毛だけなんとかなればなあ。
コボーは、髪の色のせいか、
揉み上げが長いからか、
郷ひろみに似ている。
オーストラリア出身のマックレーは
「いかにもイギリスのおじさん」系に
ビジュアルがシフトしつつある。


◆上演時間◆
第1部 15:00 - 16:00
休 憩 25分
第2部 16:25 - 17:10
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