きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「落陽のパレルモ/ASIAN WINDS!」宝塚花組(2回目)

2006年01月31日 | 宝塚(花組)
女性が作った乙女ドリームより、
おじさんが作った「昭和歌謡ショー」の方が楽しいって、
女としてどうよ?と自問する3時間ですな。

芝居の方は、
脳味噌が茹だる
クサい台詞のオンパレードに頭痛が・・・

 私たちの愛は
 幸福の岸辺に
 辿り着くことができるのでしょうか

   *うろ覚え

いや、クサい台詞自体は、嫌いじゃないんですよ。
ただね。
「決め台詞」は「決め」の場面で使うから決まるんであって。
最初から最後まで同じような言い回しじゃ、
「決める」ことはできないのよ。
これが「文字」「読む」のなら、
それはそれは美しい世界を想像できるのだと思いますが、
芝居はね、舞台はね、「音」の世界なのよ。
音だけで「耽美(な漢字)」を想像するのは難しい。
それが、一片の台詞ならともかく、
1時間40分に渡る台詞だからね。
正直
飽きるんだよ。
くどくどクドクド、運命の愛だの、結ばれない運命だの、言いまくってさ。
そのわりには夜這いに行ったり、ベッドに誘ったり
ヤることはヤっているんだから、
それで満足しやがれよ。
そもそも「曾祖父と曾祖母の物語」なんだから、
ハッピーエンドに決まってるじゃん。
それを、まあ、長ったらしく、台詞をこねくり回すもんだから
あーーーーうーーーーー、と唸っちゃうんだよう。
柴田作品もクサい表現オンパレードだけど、
「音」による「台詞」で「話」を作っているので
耳で聞いても違和感がないんだよね。
この「パレルモ」は台詞の言い合いで終わって、
台詞以上には、「絵」で見せていない。
そこがなによりも、見ていて辛い部分。
実の父の「彼女のことは、片時も忘れたことはなかった」って
嘘だろう~~、としか思えない。
忘れてなければ、いろいろ手段はあっただろうに。
公爵なんだから。
当時の公爵は、一国の王とほぼ同じだよ。
それが、「偶然」ロザリオを手にした男を見て
「息子」だと思うってさ。
ありえんだろう。
たったいま、思い出したようにしか見えないんだけど。

で、ヴィットリオ達の娘(エルヴィラ)がカヴァーレ姓なのは、

(1)ドンブイユには正式な結婚により生まれた息子がいたので
   公爵家はそちらが継ぎ、ヴィットリオ・ロッシが
   カヴァーレ家に婿養子で入り継いだ

(2)カヴァーレ家は次女(アンリエッタの妹)が継ぎ
   その息子とドンブイエ家長女が結婚した

の、どっちなんでしょう。
この辺の説明も欲しいなあ。

そいでもってね。オチがね~~~。
やっぱり、納得できないよねえ。
「じゃじー」は10回連載予定を
7回でいきなり打ち切られてようなオチだけど
こっちは10回予定が8回の予定に変更になったんで
オチを慌てて書きました、ってカンジだね。

さらに言うのなら。
ヴィスコンティの「山猫」は
日本人全員は見ていないのよ。
「イタリアの新しい時代」「貴族の凋落」ってのは
景子ちゃんの頭の中には織り込み済みなんだろうけど
実際には台詞で「チョロっと」言うだけ。
この、金ピカの衣装を着た人たちが「凋落」?
贅を極めた支配階級で、いままさに絶頂期みたいよ。
どこが落陽だよ!
この辺もね~~、説明すべきだろうよ~~、と思うワケよ。
赤シャツ隊とかガリバルディとかもね。
説明できないんなら、入れなくてもよろしかろう。

出演者は熱演なんだけどね~~。
まあ、豪華な衣装を見るだけでもいいかね~~~。

と、投げやりな気分の後に見ると
「昭和歌謡ショー」が面白いんだな。
単体で見て、あるいは、他の芝居との併演で見て
面白いかはわからんけど、
この芝居のあとなら「ブラボー!」です。
岡田先生の色分けに、原色だけでなく
白とか灰色とかも入ってきたので、ちょっと新鮮。
「エイサ」は一緒に身体が揺れそうになって困る。
中国の「水」の場面は好きだわ。
そして「昭和歌謡ショー」ね。
蘭とむのチャイナドレスは、「オカマ」ではなく、
ナチュラルに「男の女装」だよなあ。
あんなに脚を見せているのに。
なぜ、前回をそれを思わなかったかというと、
その場面はさおた氏の踊りを見ていたからだ、と
今になって気が付くワタシでした。

この回はeプラス貸切公演。
お遊びは「東京の屋根の下で」の蘭とむ。
髪を後ろにピッタリと撫でつけ、ビン底眼鏡。
直立不動っぽく歌う姿は東海林太郎か。
眼鏡は「カンカン娘」のあすかちゃんにかけていました。
中詰め銀橋では、オサやふーちゃんも
その姿にビックリさ!
オサの一言は「蘭寿とむが失礼しました」でした。

階段黒タキは、ダサダサダサ~とカッコイイの
紙一重っぷりがイイですな~~。
それにしても、さすがに花組。
揃っているよ。
最初は、うにょうにょ~~、と適当に動いていたのが
あっというまに整列するところが大好きだわ。

あ~、しかし、蘭とむが欠けて大丈夫なのか?
あの濃さがココから消えたらどうなるのかしら。

まとぶんは、やっぱ、ぶんぶんに似ている。
でも、ぶんぶんの甥っ子に似ているから「うん太」なんだよね。
ぶんぶん自身と似ていても不思議ではないのか。

ロケットで、トランペットの音が裏返りそうになったので
「こんな時イブキさんを召喚できれば」と
終演後友人に言ったらば
「イブキさんの音だってぷぺーーだよ」って言われました。

確かにね。
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バレ・フェス日程

2006年01月31日 | バレエ・ダンス
ルグリ様のサイトにアップされていました。

http://www.manuel-legris.com/actualite.html

Aプロ 8月3,4,5,6日
Bプロ 8月8,9,10,11日
特別ガラ 13日
ルグリはオレリーと踊るようです。
13日はバランシンの「ソナチネ」だって。

「ジゼル」は8月17日。
バレ・フェスの後に全幕なのね。
 

この予定の前に書かれている
ノイマイヤー版「椿姫」が
むちゃくちゃ見たいけど、
さすがにパリまでは行けません。


【訂正】2/3
Aプロは3~6日の4公演みたいで、
8月2日は誤りのようです。
ジゼルも8月15日です。
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録画番組を消化する

2006年01月31日 | TV番組など(配信含む)
「風のハルカ」
続きが気になるのと、黄川田くんが可愛くて
みきちゃんが出ない日も見ている。
みきちゃんは、この番組に出たことにより
知名度はアップしたようだ。
「ぴあの」に主演して天狗になった純名さんの気持ちも
いまなら少しはわかるのだろうか。
でも、純名さんの天狗っぷりは凄かったし、
それをまったく隠せなかった演技力もアレだったけどな。
など、昔を思い出しつつ見ています。
別所さんはこのまま退場なのかしら?


「けものみち」
26日放映分を見た。
めちゃくちゃ
面白い!

特に佐藤浩市の狸オヤジ振りと言うんでしょうか。
腹芸が、すんごい深い演技だ。
すげーーーっと唸りながら見ていました。
若村麻由美も、すげーーーっ。
笑顔の下のドロドロ加減がたまらない。
その若村さんに、迫力のみで勝っている米倉さんも

この存在感、上昇志向の雰囲気!
「演技力」という「技術」だけでは表現できない部分ですよね。
米倉さん側の仕事の選び方もうまいし、
キャスティングした制作者側もエライ。
中島みゆきの曲も、イイかんじで挿入されましたね。
「視聴率が取れる役者」ありきではなく、
ネタ優先のドラマって見応えがありますよねえ。
次回が楽しみ。
東ちづるだけが力不足。

「火消し屋小町」
3話分まとめて見ました。
細川さんの出番が多くなってきているわね。
働くおじさん、可愛いなあ。
この言葉しか出せないのか、ワタシ。

リアルタイムで見たのは「湯の町コンサルタント」
三津五郎がちょっと老けたかしら。(撮影は2年前らしいけど)
でも定番シリーズなので見ていて安心だし、
角野さんとのコンビは楽しい。
北原佐和子さんは色っぽかった。


あとは「時効警察」をなんとかしなければね。
見て消すか、DVDに移すかしないと。
160GBのHDDも、もう50GBしか残っていないよ。
HDDに全話入れっぱなしにしていたヒビキは
DVDに移した後、好きな話以外は消したのに、
それでもこの残量よ。

そうそう、ヒビキ録画分といえば。
30話前後については、
少ししか出番のないザンキさんの部分だけ残して
あとは消そうと思ったら、逆の作業をしてしまった。
眠いときにやってはいかんなあ。
DVDから取り出して編集するのは
ちょっと面倒くさい。


この数日、アクセス件数が多くなったと思ったら
檀きっき関連でした。
檀きっきで通しておけば良かったかなあ。
主演者&監督に興味がない人間ですいません。


など書いていたら
ミュージカル「リボンの騎士」の情報が!
演出はキムシンで、音楽は甲斐先生だって。
外部作品には勿体ないコンビだ。
けど、
児玉っちに任せるよりはいいな。
見る人が多そうだし。
チャルさんも出るんだって!ちょっと見てみたいぞ!!
なぜそれを公式HPで発表しないのだ>歌劇団
余談。
「箙かおる」でgooの画像検索をしたら
とんでもないことになったぞ(笑)
どれがチャルさんなんだーーーーっっ!
正解画像は こちらの後方金ピカ三角帽の人です。
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雑誌のアフィリエイト

2006年01月30日 | その他イロイロ
アマゾンではなかなか出てこない雑誌画像を出すために、
「Fujisan.co.jp」のアフィリエイト・プログラムに登録してみました。
テストでし。
友人用に。



自分でタグを打ち込まなきゃいけないので
ちょっと面倒だわ。
そのうち自動リンク作成プログラムを探しましょう。
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「バヤデルカ」レニングラード国立バレエ団(シェスタコワ&ルジマトフ、エフセーエワ)

2006年01月29日 | バレエ・ダンス
 本日のニキヤ&ガムザッティの組み合わせは日本(の全幕)ではお初です。楽しみにして行ったら、期待以上の収穫でした。

 シェスタコワは髪を黒くして登場。昨日のペレンに比べると「巫女」らしさがあります。ちょっと神々しい。ペレンの長い手足は大好きなのですが、こう比べてみると、小柄なシェスタコワの方が、ルジとのバランスは良いのかも。少し儚げなところが良いですね。婚約式での嘆きは、全身を振り絞って泣いているようでした。痛々しくて、見ている方が辛かった・・・。幻影の場面はあまりにも白い。精霊そのものです。布の踊りなど、彼女にしてみれば不安定なところもありましたが、その緊張感もニキヤらしいし、ルジがさりげなくカバーしているのが微笑ましいというか。息がピッタリのペアでした。

 エフセーエワ。あの可愛い子がどんな役作りをするのかしら?と思いましたならば。「世間知らずの、甘やかされて育ったお嬢様」路線で来ましたよ。ガムザッティのイメージにはないパターンでしたが、これで大正解!ヘンにシェスタコワを踏襲するよりは、自分らしさを出した方がイイよね。エフセーエワのガムザッティは、ひたすらソロルを愛する「女の子」。ニキヤにプライドを傷つけられ、「死ねばいいのに!」と願うけど、幼い彼女には「死」の意味など、わかっていなかったのです。蛇に噛まれて死につつあるニキヤを見て、なにが起こっているかわからない。「こんなことになるなんて!」お父様にお願いした彼女自身が一番パニック。そして、愛するソロルがうろたえている。自分を見ることなく、ニキヤしか見ていない。それがなによりのショック。ニキヤが踊っているときは、自分の手を取ってくれていたのに!ソロルが自分との結婚を承知したこと=自分を愛していることを疑っていない彼女は、ニキヤが踊っていても動じないし、ソロルがニキヤを気にしているなんて思ってはいなかったのです(倒れるニキヤに駆け寄ろうとするソロルに、シェスタコワのガムザッティは睨みつつ笑顔で止めるけど、エフセーエワのガムザッティは動けないんだよね~)。だから結婚式で、ニキヤを殺したことを責められても、「あなたを愛していただけなの。私の気持ちをわかって!」ただそれだけの気持ちでソロルに縋り付いていて。
可哀想すぎる・・・
泣けました~。こういう感想を持っちゃうのは間違いなのかもしれないけれど。それでも、仏罰は彼女の上にも。因果応報なんだよね~~。技術的にも良かったと思います。イタリアン・フェッテも決まっていました。

 ルジは、やっぱり2幕のヴァリは無し。でも、それ以外は万全。風邪気味だったのでヴァリ省略だったらしいのですが、演技面でカバーしていたので、私としては大満足です。2パターンのニキヤ&ガムザッティに対し演技を変えていたんだもんね~。シェスタコワとのスピリチュアルな舞台には大感動です。う~ん、これで体調万全だったら・・・。若返りの秘薬でも飲んでいるのかしら。体調が悪い本人と彼の踊りを楽しみにしていた人には申し訳ないのですが、飛べない故に出す彼のオーラはわりと好きだったりします。

 今日は3階で見たのですが、昨日より照明がキレイでした。「ラ・シル」の2階席の時も「明るすぎるな」と思ったので、2階後方席は鬼門なのかな。寺院崩壊の映像もクリアでした。昨日はこの辺も不備があったようですが。

 黄金仏は今日のクズネツォフが良かった。手の動きとか、トルマチョフより神々しい。けど、もうちょっと衣装がどうにかならないかなあ。気を抜くと露出狂のオッサンに見えてしまうのよ。

 ジャンペーで、コチュビラの腕の布が足先に絡まって、ちょっとドキドキしちゃいました。クリギンは今日はヒゲ付き。シンバルの人が、白鳥辺りでは金髪&髭のおじさんだったのに、今日は黒髪のちょっとふっくらした人に代わってました。時期的に交代なのか、演目でなのか。あと、すごくどーでもいいことなんですが、阿片にスネークマンショーが付くのはなんでなのかしら?睡眠導入剤みたいなもん?


【配役】
ニキヤ:シェスタコワ
ソロル:ルジマトフ
ガムザッティ:エフセーエワ
大僧正:ブレグバーゼ
ドゥグマンタ(ラジャ):マラーホフ
マグダヴィア:マミン
黄金の偶像:クズネツォフ
奴隷:フィリモーノフ
インドの踊り:ガルネツ、ポドショーノフ
太鼓の踊り:トルマチョフ
壷の踊り:リィコワ
ガムザッティの侍女:オシポワ
幻影の場ヴァリ:ステパノワ、コシェレワ、ミリツェワ
ジャンペー:ポリョフコ、コチュビラ
二人の男性:ノヴォショーロフ、オマール
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「仮面ライダースーパーライブ ~鬼伝説・外伝~」(10時半の回)

2006年01月29日 | 響鬼ネタを含む話
というわけで、日時を変えて2回目です。


第一部のショーは昨日よりノリが良かった。
アクションもスムーズだったし。
(響鬼さんが音撃棒を落としたけど
 斬鬼さんの音撃震・斬撤がうまく入らなかったけど)
ライトセーバーも綺麗に点灯したし、
上手側の石像の目も光っていました。
昨日爆笑の渦となった
♪ま~るで~ の「ま」と同時にいきなり復活!は
歌詞抜きのメロディのみになったので
そこそこ自然でした。
昨日&今日とも0列で(へへへ!)
役者さんたちの動きが良く見えたし、
ナマの掛け声も聞けて、とっても臨場感があって
楽しかったです。
今日は小さなお友達が多かったので
会場からの応援の声も大きく
盛り上がりましたね。
ヒビキの人は、やっぱ体格が良いっていうか。
他の方が、どこかに衣装にシワが寄ってしまうのに
ヒビキさんだけがジャストフィットでした。
「カエルの歌」の替え歌の前の暗転で登場するヒビキさん。
ほのぼの~とした雰囲気で、
細川さんのキャラをちゃんと掴んでましたね。

「別方面から調べている」ザンキさん。
まるで「風車の弥七だな」と、友人に言ったら
「むしろ、『こんんこともあろうか』の真田さんでは?」
と言われました。なるほど。
「闇御前」という台詞には
「誰か、『御意にございます、御前』って言ってくれないかしら」と
ほのかに期待したりして。

 ト、恭しく答える手下  とかとか・・・。

まあ、それを言うのなら
「みなさま、本日はようこそサンプラザへお越しくださいまいた
 響鬼役の細川茂樹です」とか、挨拶が入れば・・・と
ありえない想像をしてみる。


第二部のトーク。
並びは上手から、
松田さん、梅宮さん、下條さん、渋江君、細川さん、川口さん、栩原くん、中村くん。

細川さんはヒビキのお面をかぶって登場。
黒い革の上着&パンツ、インナーも黒。
白黒ストライプのマフラー付き。
昨日とは違い、司会のお姉さんに加え、
細川さんも率先してネタ振りをする。

下條さん。撮影現場では自分の名前の「アトム」と
栩原くんの役名「明日夢」が混じって少々混乱した。
栩原くん「それを言われても・・・」

栩原くんが役について「自分に似ているので
作らないように演じた」と言っているとき
松田さんと梅宮さんで私語。

渋江君もイブキは「自分に近いように作ってもらった」とのこと。
その時、おもむろに川口さんが靴ひもを結び直す。
「こういうことされると困るんですよね」←渋江君
「そういうのはちゃんと言った方がいいよ」←細川さん
こう言われた後のリアクションこそ大切だと思うのですが
大人しく座っちゃった川口さんでした。

その川口さん、「(松田さんとの)掛け合いの台詞の練習は
たくさんやったと言っているけど、実は15・16話あたりだけ」
あとは、松田さん「自分流で」川口さん「自分流で」
二人してクドいぐらいリピート。

中村くんの印象に残っている場面。
「岩登り」
話を栩原くんに振るが、翔原くんは思い当たらない模様。
「なにを忘れているの!!」ちょっと京介が入ると
細川さんがフォロー。
「京介がトロフィーとか持ってきて
 ヒビキが、ハッ!と言うところだろ」
(この、鼻で笑う加減が良かったです!)
それで思い出したのか、突如立ち上がり
舞台中央に出る中村くん。
ヒビキファンの皆様に一言、言いたいんだって。
「明日夢くんをいじめて、すいませんでした」
そんなーーー
頭を下げなくてもいいんだよーーーー
そしたら川口さんも真似っこ。
「ザンキさんを独り占めしてすいませんでした」
会場(の一部?)は大盛り上がり。
しかし、細川さんからはツッコミ
「大丈夫、誰もそう思っていないから。
 みんなのザンキさんだから」

下條さん。魔化魍の説明の場面。
イラストとか見てもイメージが沸き辛かった。
「大ナマズ」と聞いたときは、これならわかると思ったのに
「胃袋だけ出して人を食らう」という台詞があり、
想像できなくて何度もNGを出した。

梅宮さん。現在28歳。
現場の年下の共演者からパワーをもらった。
が、
細川さんなどには、「もうトシだし・・・」みたいに
からかわれていた。

ここで会場から質問を受けようという流れに。
「音撃棒の叩き方を教えて」とちびっ子からのリクエスト。
でも「お父さんが餌食になるから」と拒否。

役者さんたちのプライベートの過ごし方についてのコーナーへ。
上手の松田さんがトップ・・・のハズが
また考え込み「パス」。
梅宮さんは色をイメージして若さを保つトレーニング。
下條さんは家事。
渋江君は、細川さんから「ブログを書いているんだよな」とコメントを貰う。
ブログを読んだ友人が「生活感を感じないと言っていた」と答えたら
「なにを考えているかわからない」と細川さん。
渋江君は、とにかく時間があれば寝ているようです。

細川さんは逆に、ほぼ寝ないとか。
でも今朝は「カブト」を見た。
ヒビキの方がカッコイイ!
けど、仮面ライダー35周年番組もよろしく!と
なかなかウマイ回答。

川口さん。日焼けサロンに行って焼いている。
いまは日焼けした肌がポロポロに。
TV番組用の役作りだそうです。
現段階では詳しく発表できないそうです。
それと、2月5日のバースディ・イベントの告知。

栩原くん。やっぱり寝ている。16時におきて、
ギターとか弾いていたら日も暮れたので寝よう、とか。
そこで細川さんから。
「芝居のことばっかり考えて
それについて延々(永遠?)と喋れる。エライ。
オレは
バラエティだから

爆弾発言。
スナックヒビキとか、細川さんと下條さんは話しているそうだ。
中村くんはサウナに行ったり。
悪い毒素を体から出すとか、そんな話。
で、松田さんに戻る。
松田さんは一発ギャグを考える日々。
ひとつ、ここで発表。
「99%滑るので、フォローよろしく」
細川さんも「危ない橋を渡ろうとしている」。
・・・・・・ギリギリ滑らなかったかな。

あとは、密着取材とかで、この様子が2月13日の
「目覚ましテレビ」で放映されるそうです。
(仮面ライダーとしてなのか、細川さんの密着なのかは不明)
それ用に、立ち上がってみんなでポーズ・・・
の前に。
間隔をあけずに詰めて(密着して)タイトに並べと
細川さんからの指示。
バラエティで培った配慮のようです。
川口さんは指人形を仕込んだけど・・・。
もう少しスムーズに仕込んで、
撮影終了後は「指が抜けない!」ぐらい
やった方がいいんじゃないかなあ。

あとは一言づつの挨拶。
松田さんは真面目なコメント。
下條さんはウルルンのナレーション口調で。
細川さんはヒビキの再映画化を希望のようだけど、
さあ、どうなるでしょう。

最後は、細川さんがマフラーを客席に投げ込みました。
取れた方、羨ましいわ!

並べて書くと、面白さが伝わりませんが
あっという間に過ぎた30分でした。


抜けている部分は
友人のブログ等(むーむー・流浪の穴)等、他サイトさんで補完して下さい。


トドロキモデルのリストバンド、五百円也。
「グッズやチケットの売り上げ実績が次の仕事に繋がる」
という人のファンを長らくやっているので
このような形で会場売りされると、つい買っちゃうんだよねえ。

これは撮影用であり、ゲコの腹巻きとして買ったわけではありません。
上下、間違っていないかしら。


川口さんは、なんであんな怖い顔をしていたんだろうなあ。
役作りなら、わからなくもないんだけど、
それにしてもね。
良い機会なんだから、イベント前の「一本釣り」をしなきゃ!
前の方に座っている「大きいお友達」と目を合わせて
ニッコリ笑えば、チケットが売れるかもよ。
と、おせっかいオバサン的発想をするワタシ。
 
 
1/30追記
2日目最終回に行った人の話をちょっと教えて貰いました。
「夜の音撃棒」とか、そんな話もしたんですって?
某氏の決めポーズはTDSのキャストから貰ったとか、
松田さんが直前前に付き合っていた人とTDSに行った話とか。
私信 レポ、待ってま~~す。
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「仮面ライダー カブト」第1話

2006年01月29日 | TV番組など(配信含む)
「さわり」だけなんで、感想らしき感想は無いなあ。
量産型ライダーはG3みたいなもんかしら?

とか

自分のことを「ボク」っていう女は嫌いだな。

とか

それぐらいだなあ。
若い坊ちゃんは見分けがつかないわ。


メモに書いてあることは・・・


・壊滅した渋谷の街の映像
 このテの「絵」は前世紀で終わったのでは・・・

・脱皮かあ・・・

・お兄さん、うちに来て!
 朝ご飯作って下さい。

・「なにかが起こるのを待っている」
 Something Coming
 そんなことを言っていると、マリアって女と知り合って
 その女に横恋慕している男に撃ち殺されるぞい。

最初の怪人は蜘蛛男
 35周年ですから。

・乗り移って寄生。なにを思い出しますか。
 私はハインラインの「人形つかい」。
 人形つかい  すごい表紙になっちゃったのね 


こんなあたりかなあ。
まあ、あと2回は見るかな。
マジが続いているから。
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今週のマジレンジャー(第47話「君にかける魔法」)

2006年01月29日 | マジレンジャー
今週は、嬉し恥ずかし、ヒカル先生と麗ちゃんの結婚式です。
こういう映像が来るとは!
ちょっとビックリしました。
植田景子ちゃんの乙女ドリームにはついていけないのに
同じ内容の戦隊物ならOKって、私の感覚どうなのよ。
と、自問自答しながら今週の感想。

オープニングは師匠と弟子。
小津勇さんとヒカル先生です。
いい並びだな~~。ウットリ~~~。
と、外野は勝手なことを言えますが、
お二人の会話は重い。
ン・マが完全復活しちゃったので
地上が滅んじゃうんですとなーーー。
天空界も滅んじゃいます。
対抗の作戦を練るため、
ヒカル先生、というよりサンジェルはマジエル様の元へ
小津夫妻はスノウジェルを訪ねることになりました。
最終決戦が予想されるため、ヒカル先生は
もう小津家には戻らないと言います。
兄弟達、とりわけ麗ちゃんは大ショックです。
どうでもいいですが、8人揃った食卓は壮観ですね。

さて。ン・マ復活後も神罰執行は続いていました。
知恵を司るスフィンクスは、人間の持つ「勇気と絆」という
興味深いものが地上にあり、
滅ぼすのはMOTTAINAI。
それを残せないものか、ダゴンに掛け合いますが
もちろん却下。
それどころか神罰執行当番になっちゃいます。
仕事を取るか、趣味を取るか。
神様も人間と同じ悩みを持つようです。

さて、小津家。
ヒカル先生は旅立ちの準備完了。
別れはあっさりしている方が辛くない、と
このまま去るみたいです。
まだまだ教えて貰いたいことがあるのに・・・
生徒達は引き留めますが
僕の方が
多くのことを
教わった
  「まったくだ」 ト、全員頷く(嘘)
僕の授業はこれまで、と
まるで未練を断ち切るように帰りかけますが、
「トラベリオンの釜が故障中」とスモーキーに言われ
修理完了まで待つことに。
「マジトピアに帰る前に遊ぼう!」
麗ちゃんに誘われ、ヒカル先生はデートへ。
それを見守る残りの兄弟達。
二人が好き合っていたのは
最初から
わかっていた
ようです。
私はわからんかったよーーーーっ!!

若い二人がデートなら、久々に再会した夫婦は
仲人のところへ揃ってご挨拶。←違うか
スノウジェルは「絶対神の転生は終わりの始まり」と言います。
世界はどうなっちゃうんでしょう。

さて。
麗ちゃんとヒカル先生のデートは、上野動物園→日比谷公園。
ああ、五代君と一条さんも日比谷公園で
よくデートをしていたなあ、懐かしい・・・。
って、昔話より、今の話ですね。はいはい。
ヒカル先生は強がって
「僕はいなかったと思って新しい生活を始めてくれ」
って言ってます。
それに対し、ついに麗ちゃんが告白。
だって
先生のことが
好きなんだもん

二人の愛はどうなるのか・・・。
心配する兄弟達は覗き見、いやいや、見守っているところに
スフィンクス登場、攻撃開始。
「ン・マ様の飢えを満たすため!」
闘う魔法使い達。
一時は劣勢に陥りますが、逆転に成功。
私たちには
守りたいものが
あるから

麗ちゃんの言葉に、スフィンクスは心を動かされます。
冥府神には持ち得ない意志が
運命を変えることができるかもしれない。
自分の知らない世界を垣間見て、
スフィンクスは戦場を去ってしまいます。

闘いが終われば、再び若い二人の恋愛問題。
死ぬことを覚悟したヒカル先生は
麗ちゃんに何も約束をしないことこそが
自分の「愛」だと思っているようです。
さあ、こういう時こそ、お母さんの出番です。
深雪さんは、自分と夫の話をします。
「勇さんは危険な闘いに私を巻き込みたくなかった。
 それは良くわかっていたけれど、
 本当に怖いのは、勇さんの愛を失うこと」
別れるより、一緒に困難を乗り越えることを選んだ二人。
「愛し合ったという気持ちがあればいい」
その言葉に励まされ、ヒカル先生はついに決心。
さあ、なんて言って告るのか?と思ったら・・・
僕の妻に
なって欲しい

おおおおおおおおおおっっっっっっ!!!
いきなりプロポーズです!
ビックリしたよ、本当に。
  
 嬉しいのに、レジェンドパワーが暴走しそう
 僕が受け止めるよ

ああ、ラブラブ。
それを見て、父はおもむろにマージフォンを取り出し
ルルド・ゴルディーロ
魔法部屋を教会に変えます。
衣装もチェンジ。
麗ちゃんはウェディングドレスに。
ヒカル先生は白いタキシードに。
マン坊も黒タキですよ!
家族も正装しています。

「わかった娘はくれてやる そのかわり一度でいい
 奪っていく君を 一発殴らせろ」

って言うのかと思ったのに・・・。
すごくアッサリ認めちゃうのね。
でも、花嫁とバージンロードを歩く父は幸せそうです。
「花嫁の父」状態なのはむしろアニキなのですが
無理もないよね。
勇さんがいない間ずっと「父」でもあったんだもん。
男性陣のスーツ姿は新鮮ですね。
魁くんもちょっと大人っぽいわ
芳香ちゃんはウェンディングドレス着た麗ちゃんが
ちょっと羨ましいみたいです。
「芳香姉ちゃんなら何十回も着れるよ!」
弟たちは地雷踏みまくり。
神父(牧師?)はスモーキー。
怪しげな宣誓句ですが、
つつがなく指輪の交換も終わり、
さあ、いよいよ、誓いのキスです。
特撮で、朝の子供向き番組で、いいのかしら~、
でも見たいかも~~~、とワクワクした瞬間、
よろよろのリン(ルナジェル)が乱入。
すわ、「卒業」か!と思いましたら、
ン・マの天空界襲来の知らせでした!!
ン・マが天空界に現れ、天空界は全滅したんですって!!

同じ頃、神罰執行当番を放棄したスフィンクスは
「魔法使い達が持つ勇気は無限」と非戦を説きますが、
ダゴンに倒されちゃいます。
(吹っ飛んだ眼鏡に映るスフィンクスの最後の姿。
 うまい「絵」です)

さあ、いよいよ最終決戦突入です。


次回はマジエル様が出てきますね。
ありがたや、曽我町子様。
それよりさーーー、ブレイジェルがいるって、どういうこと?
ウルザード・ファイヤー様は一回限りなの?
そりゃ、小津勇=ブレイジェルだけどさあ。
私が愛しているのはウルザード様なのよ!!
勇さんは勇さんで別途好き。
でも、ブレイジェルは・・・
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たかこさん、舞台復帰決定!!

2006年01月28日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
公式HPより


2006/01/28
和央ようか『NEVER SAY GOODBYE』出演について

本日、当ホームページ「公演案内」においてご案内させていただきました通り、療養中の和央ようか は、3月24日からの宙組宝塚大劇場公演『NEVER SAY GOODBYE』―ある愛の軌跡―より舞台に復帰させて頂きます。
多くのファンの皆様からのお見舞いの言葉や励ましのお声に対しまして、改めて御礼申し上げます。



良かった~
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「バヤデルカ」レニングラード国立バレエ団(ペレン&ルジマトフ、シェスタコワ)

2006年01月28日 | バレエ・ダンス
気のせいかしら。
2幕「婚約式」で、ソロルのヴァリエーション(ジャンプ)が
無かったように思うんだけど。
私が寝てた??

と、疑問を最初に書いておいて。(正解は明日確認しましょう)

 ルジはやっぱり尻上がりに調子が良くなっているようです。今日は出だしから濃い!とっても濃い!!あまりにも濃厚で鼻血が出そうでした。端正で、なおかつ、戦士らしい雄々しい部分もあり。踊りも手の先まで細かく気を配っており、ジャンプも綺麗に、割と鋭角的に、そこそこの高さで決まっている(だから2幕のジャンプがないのが解せないの。調子は決して悪くないと思うんだけどなあ)。回転系はスピードがあり正確。そして、のけぞりポーズも健在なのだった。まさしくルジマトフです。
 ソロルとしての面から見ると。一幕は恋人に早く会いたいと思って焦り、それが実現すると幸福感で輝く。二人一緒にいるときがなによりの幸せなんだよね。それが、ガムザッティと婚約に至るのは、権力による強制でも、色欲や出世欲でもなく、戦士として自分に「筋を通した」結果なのかなあ、と、思ったり。恋人を捨てる自分を卑怯だと正しく認識して、でも選択せざるを得ない状況なのでは。だから、婚約式でニキヤと顔を合わせることはできない。けど、言い訳もしないんだなあ、と。ニキヤが蛇に噛まれた時点では、事故だと思っていそう。でも、それはあくまでも「事故」であって、誰かが手を差し伸べれば、彼女を助けられたかもしれない。自分が手を差し伸べれば、助かったかもしれない。しかし、ガムザッティに阻止され、彼が背を向けたとき、ニキヤは救いを拒否して死ぬ。だからソロルはさらに自分を責めることになるのでは?阿片を吸う姿は、「現実から逃げる」のではなく、「このまま死の世界へ行けるのなら」という願望のように見えた。このまま目覚めなければいいのに・・・。そんな気持ちなのかしら(余談ながら、ここの舞台転換中。幕の向こうで上手にはけていくルジマトフがかすかに透けて見えたんだけど、走って行くのではなく、両手を広げ気味に、少し背を反って、ゆったり歩いていました。素に返ることなく、ずっとソロルなんですね)。だから、彼が向かったのは、「黄泉の国」ではなく、さらにその下にある「根の国」じゃなかったのかなあ。そこで自分の本当の気持ちを確認する。でも、彼は目を覚ましてしまい、結婚式が始まる。ニキヤの幻影に、真実(蛇はガムザッティが仕込んだこと)に気付く。そこで起こる「寺院崩壊」は、もしかしたら仏罰ではなく、「死の国(根の国)」にいるニキヤのもとに、神がソロルを連れて行くためなのでは?と、今日は思いました。神の、むしろ「愛」ですよね。大僧正が無事なのがいつも不思議だったのですが、これも、ソロルとニキヤが「永遠の愛」を手に入れたのに対し、大僧正の手からは愛はすり抜け「永遠に」手に入らない。そういう「永劫に苦しむ」という仏罰なのかしら。天に昇る白い布は、寄り添う二人の魂なので、もしかしたらハッピーエンドの物語なのかしら~~、と。間違っているような気がするけれど、今日の私はこの解釈でいいわ、と思いました。

 今年初めて見るペレン。昨年はイマイチでしたが、今年は「花が開いた」ようです。クール・ビューティーは卒業ですね。心の底からの感情を、全身を使って表現していました。寺院での逢瀬の、喜びかたといったら、それはそれは嬉しそうで。ガムザッティに対する怒り、ソロルに裏切られた悲しみ、そして、諦め。そのメリハリがあったので、余計に「幻影の場面」では神々しかったです。ああ、よく成長してくれたわ。長い手足がもよく伸びていました。

 シェスタコワ。髪が
縦ロールじゃない・・・
え~ん、普通にお団子だよ。縦ロールが楽しみだったのにい。。。慣れた役なので安定感がありますよね。婚約式の踊りは難しい技も難なくこなしていました。演技もいいのよ。ニキヤが悲しみを抑えて踊っているのを「ご苦労様、ほほほ。」と、すっごく余裕な笑顔で見ているんだよねえ。そしてニキヤが蛇に噛まれて、思わずソロルが立ち上がったのを止める表情が良いのだよ~~。「彼女の元へ行くおつもり?それができるとお思い?」絶対に自分に逆らえないのがわかった上での微笑み。くううう、たまらん。明日のニキヤはどうなるのでしょうか。とっても楽しみです。

 大僧正のブレグバーゼは、かなり「余計な部分」を剃り落とした気がする。生臭坊主ではなく、純情一途な坊主でした。木村さんのヒラリオン系。僧籍の身で女を愛するのが悪いとしても、それ以上は特に悪い人ではないんだよねえ。ソロルに嫉妬メラメラで藩主に進言するとしても、ガムザッティがソロルと結婚したいと思ったのは別の話だから、大僧正によって恋人達が引き離されたワケではないんだし。それでも、正しい行いのように見えても、結果的に死人を出してしまったのは、彼の罪。ヒラリオンだって、絶対に彼の言い分の方が正しいんだけど、正しさ故にジゼルを死なせるんだもんねえ。それと一緒。大僧正が「純粋」だったため、より、物語の透明性が増したように思いました。

 黄金の偶像はトルマチョフ。技術的にはイイんだけどねえ。あまりにも福々しくて・・・。もともとが笑い顔だし。なんか、悪ノリしたオヤジの宴会芸チック。ごめんね、ダンサーとしては好きなんだけどねえ。全然、神々しくないのよ。あ~~、ミハリョフがいればな~~~~。

 婚約式の介添人?のピンクのチュチュ4人組には、コチュビラ、コシェレワ、ミリツェワ、と、あと一人。すっごい豪華!赤いチュチュ4人組の方は全然揃っていなくて、まさしく「箸休め」状態なんだけど、エゴロワさんが入っていました。レヴェランスをするポジションなんてあんまりないので、ちょっと嬉しい。太鼓隊は大迫力でした。

 幻影の場面。コールドは揃っている方だと思うけど、ライティングがちょっと不満。明るすぎるなあ。2階席だからそう見えたのかな。ヴァリエーション3人は言うこと無し。コールドにヴィジェニナが入っていました。4列になったとき最前列真ん中にいます。美人だわ~~。
 
 ラジャの館の奴隷(ニキヤの支え役)のシャドルーヒンは、サポートがうまいな。クリギンは槍持ちの通し役でした。ソロルの部下はヴェンシコフあたり?

 開演がちょっと遅れて、三幕開始も遅れたので(原因不明)、18時半開始の映画には間に合いませんでした。


【配役】
ニキヤ:ペレン
ソロル:ルジマトフ
ガムザッティ:シェスタコワ
大僧正:ブレグバーゼ
ドゥグマンタ(ラジャ):マラーホフ
マグダヴィア:マミン
黄金の偶像:トルマチョフ
奴隷:シャドルーヒン
インドの踊り:ポリョフコ、マスロボエフ
太鼓の踊り:クズネツォフ
壷の踊り:シシコワ
ガムザッティの侍女:オシポワ
幻影の場ヴァリ:ステパノワ、コシェレワ、ミリツェワ
ジャンペー:ヴィジェニナ、カミロワ
二人の男性:ノヴォショーロフ、オマール
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「仮面ライダースーパーライブ ~鬼伝説・外伝~」(11時の回)

2006年01月28日 | 響鬼ネタを含む話
1/29 記憶違いがありましたので訂正します。
(緑字が訂正部分です)


タイム・スケジュール。
前説(写真撮影禁止等) 5分。
ショー 50分。
休憩 10分。
トークショー40分。
ぐらい?


物販有り。
Tシャツ、DA、書籍等。
ヒビキモデルのブレスレット 28000円。
トドロキモデルのリストバンド 500円。


ショーは、いわゆるアトラクションのショーです。
ヒビキさんの声が
違う・・・
等、
TV放映と違う部分が多々あっても
大きいお友達はクレームを付けないように!

内容は・・・

魔族の血を引くじーさん(名前失念)とキリカ姫は
なにやら魔物を封じていたが、
悪人達がそれを狙い、「封印の力」を持つキリカを逃がし
じーさんは倒れる。
魔物は封印に必要な三種の神器の一つ、剣を奪う。
とある山の中。
ヒビキとトドロキはまったり過ごしていたら
難を逃れたキリカに出会う。
キリカはヒビキさんの幼馴染みで、
じーさんには、ヒビキやイブキも鍛えて貰ったんだとさ。
キリカは言う。
敵に奪われた剣と、虹のなんたらと、星の滴を用いて
光の戦士が再び魔物を封印しなければ!!
大変そうなので手伝うと言うヒビキ達に
「お前らの力は借りん」というキリカ。
その戦士とは俺かい?と出てくるのはブレイド。
ファイズなんかも出てきたぞ。
ヒビキとトドロキはキリカ達に喰ってかかるが
叩きのめされちゃうのだ。←弱すぎて泣けるよ・・・
三種の神器の残りの二つと言われる虹の・・・とか、星のしずく、が
わからないキリカ。
そしたら突然現れた、全身をフードですっぽり覆った、
見るからに怪しい「自然の使者」が
「虹の・・・」は「音撃のこと」と教えてくれた。
なにか、おかしいなーーーとイブキが出現。
こちらはカリスに負ける。←本当に弱くて・・・(涙)
あ~、なんか大変そう~~、とザンキさんが現れ、呟く。
さて。悪役達は、めでたく皆さんの居場所を突き止め攻撃。
結局は鬼達も加勢して対抗。
それぞれの特性(火・風・雷)を生かし攻撃。
さらに仮面ライダー1号・2号も加わる。
彼らこそ「自然の使者」だったのだ。
ヒビキさんは装甲したんだけど、一度倒れちゃって、
星の滴、すなわちキリカの涙で立ち上がる。
んで、復活しそうになった魔物を
みんなの力で封印するんだ!!
と、音撃太鼓を打ちまくる。

こんな流れですね。
ライダーが出ると。本当は、うおおおおっ!と
感動の雄叫びがあがる、という演出のハズなのでしょうが、
なぜでしょう、なんで
大きい友達は
笑っちゃうの?

私は頑張って笑いをこらえたよ!
あ、でも、初代ライダーOPのイントロが来たときは
トキメキの「うおーー」って歓声が出ました。
さらに、弦師弟の二人がかりでの協力攻撃は
本編で見られなかっただけに、ちょっと感動。
大勢で卑怯だろ!って意見は追いといて。
そいでもって、ヒビキが復活の場面、
意識不明状態から
 ♪まるで~~ とうめいーーに なったーーーみぃたい
と同時に立ち上がったもんで、
もう、爆笑の嵐。
ごめん、私も笑っちゃった。
そんな笑いが絶えないショーだったのですが、
舞台に設置された岩が割れて、いよいよラスボス登場!は
あまりにもちゃちい書き割りだったので、
「ぁぁ~~」という溜息とともに引きまくりの場内でした。

まあ、よくあるアトラクション・ショーの筋立てですね。
ヒビキさんの身体は、もんのすごい紫色だった。
薔薇の谷のフランシス様の衣装を思い出した。
ヒビキ役の方は体格が良い。1号・2号は細くて
膝の辺りの布に余裕があった。
あと「虹と星」と言われて、
DQ1の橋を架けるアイテムみたいと思ったり。
んんんん~~、こんなもんかねえ、と。
もうちょっと鬼達が強いと良かったんだけど。
 

10分の休憩(舞台転換時間ね)を挟み
トークショー開始。
上手(向かって左側)から
みつくん、星ちゃん、松田さん、川口さん、渋江君、栩原くん、絵梨佳ちゃん、奈々ちゃん、
と司会のお姉さん。

みつくん、抜群にカッコイイ!
(ジーンズ右太股裏のミッキーマウスがラブリー)
星ちゃん、可愛い。
横一列に並べられた椅子に一斉に座ろうとしたとき
松田さんが川口さんの椅子をずらす。
川口さん座り損ない、転がる。
ベタベタや~~。お約束過ぎ。
松田さん、座り心地が悪いのか、何度も座り直す。
(近くにみつくんがいるせいか、背が低いように感じた)
川口さんは終始表情が硬かった。硬いと言うよりなんだ・・・キョドっていた?
渋江君は滑らかに喋っていた。
栩原くんは落ち着いた、しっかりした子だった。
絵梨佳ちゃん&奈々ちゃんは、
モッチー&あきらちゃん、そのまんまのイメージ。
二人で喋っている姿は可愛くて鼻の下が伸びそう。


印象に残ったお話。(順不同)

川口さんの
「(自分は)絡みにくい性格なので、
 自分から左の人(みつくん、星ちゃん、松田さん)は仲良くしてくれたけど、
 右側の人は、あまり構ってくれなかった。」
という言葉に、
翔原くん「だって面倒くさいんだもん」

奈々ちゃん→渋江君の印象。
「実写版のセーラームーンを見ていたので、
 素直に『タキシード仮面様だ!』と思った」
渋江君→奈々ちゃん
「衣装あわせの時に『女の子の弟子がいる』と聞いた。
 やったー(ガッツポーズに満面笑み)」

師弟話が来てたので、松田さん&川口さんが
あからさまに「ネタ合わせ」のポーズ。
たいがい松田さんが振っているな。

撮影秘話(1)松田さん
台本にはあるが撮影はしなかった場面の話。
「轟鬼が『ザンキさーーーん』と叫んだ後、
 吉野にいるザンキさんにパンして渋いくしゃみ」
と台本にあったので、「渋いくしゃみ???????」と悩み
いろんなパターンを考え、自宅で2時間練習したのに
実際には撮影も行われなかった。
渋いクシャミを実演・・・。笑いを取りに行ったが滑り気味。

撮影秘話(2)みつくん&星ちゃん
ドロタボウの時。どうせアフレコするからと
現場では台本にない言葉で叫びまくった。

好きなDAは?
渋江君「映画に出てきた大きい猿。あれがもっと早く出てれば・・・
     (でも大人の事情が・・・と納得する)」
川口さん「カエル」
次の松田さんは、落とそうするけど、オチが見つからないので
みつくんに振る。オチなんかなくてもイイのよ~~~~。
オチたためしがないんだから(友人談)
みつくん「シュッとか、セコイ攻撃を仕掛けてくるので、どれも嫌い」

年始年末。
渋江君は実家で寝正月。12時間ぐらい寝た。
(アロマちゃんと過ごしたのよね~~)
普段は8時間ぐらいの睡眠時間なんだって。
「牛乳はさぼってもいいから、とにかく寝ること!」と
大きくなりたい(背が高くなりたい)少年達に諭す。
栩原くんは年始挨拶メール打ちまくり。
奈々ちゃんには写メール付き。
渋江君には「あけおめ」
松田さん、川口さん、「貰ってないぞーーー」。

そんなこんなで最後の挨拶。
栩原くんは2月からお仕事で韓国に行くんだって。
みつくんは今日から公開の「TAKI183」の宣伝。
川口さんは「TAKI183」にアフロで出ていることと、
2月5日にイベントをやるけど、あんまり売れてないんで来てください、と。

みんな並んで幕。
の、はずが・・・。
渋江さん一人だけ前進。
幕前に出る。
始まるは渋江譲二の物真似シリーズ
「歯医者さんの唾を吸う機械」の音の真似をしてくれました。
これが本当にシリーズになったかは
2回目行った友人に教えて貰いましょう。
 レポはこちら  むーむー・流浪の穴
ブログの「左手」は楽屋から投稿したのかな?
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檀れい映画出演

2006年01月27日 | 映画
檀きっきが「武士の一分」の妻役で出るそうだ。

  スポニチhttp://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/01/27/06.html

「おやめくださませっ!」とか言って
着物の裾を乱して、ピーーーーーッ(自粛)。
似合いそうだけど。
主演が彼だしな。。。
どうしましょう。
まだ先の話だけど。


檀ちゃん画像。サンスポ(ENAK)より。
 ・退団記念写真集
 ・「長崎しぐれ坂」の頃の退団インタビュー ← オススメ
 ・「花舞う長安」の製作発表
 ・「王家に捧ぐ歌」アムネリス


BMBのデュエットダンスの画像(宝塚公式HPより)もオススメよ!
 
檀ちゃんの「檀」はね、
木偏です。
です。
土偏の「壇」ではありません

ひとつ、よろしく。
コメント (3)
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読み違えていたんだなあ、きっと・・・(ヒビキ最終回感想追加)

2006年01月27日 | 響鬼ネタを含む話
昨日の昼に書いた記事は妙なテンションで申し訳ありませんでした。
消すほどじゃないけど、ちょっと恥ずかしい。
たぶん、リカ・コンのツアー日程が発表されて舞い上がっていたんでしょうね。
すいません。

で。22日の記事は締めちゃったので、
こっちで言い訳じみたようなことを書こうかと。
ヒビキ(←カナ表記にはなんの意味もありません。変換が面倒なだけ)の最終回ですが、
いろんなところの感想を読むと
「明日夢くんの成長物語」として見て来た人には
あのラストは有りのようですね。

 ・ヒビキさんと知り合ったことがきっかけで、自分の進むべき道がわかった

とか、

 ・誰もが世界を救うヒーローにはならなくても良い

とか、

 ・逆説的だけど、誰もがヒーローになれる可能性がある

とか、

あるいは、考え過ぎかもしれませんが、
明日夢くんに自分を重ねて・・・とか、
そんなところを読み取れば、良いラストなのかも。


でも、私は、22日の感想は記事に書いたとおり。
その違いはなにかと考えると、

私がショタではないから

ってのは、冗談ですが、
まあ、明日夢くん単体は可愛いと思いつつも、
途中参加のオバさんからすると、
「仮面ライダー響鬼」が
  ・明日夢くんの物語
  ・明日夢君を中心として話が動いている
とは、どうしても見えなかったんですね。
明日夢くん視点では見てなかったというか。

じゃあ、どんなふうに話を見ていたのか。
よくよく考えてみると・・・
「働くおじさん」の物語
だったのかも。
無償の自己犠牲、ってあたりのヒーロー物語は
もちろん有るとは思うのですが、
それ以上に、
 ・社会人(に相当する年齢)が
 ・自分の意志で「鬼」になることを選び
 ・責任を持って動く(働く)
って、あたりが好きだったんだろうなあ、と。
(仮面)ライダー」ではなく、
たんに、「大人の男性」を愛でていただけなのかもしれません。
ハズしているのは私の方なのですよね。


まあ、だからと言って、あのラストの唐突感は拭えませんがね。
 

ついでなので。
出演者の皆さんの今後。
「特撮出身」「特撮あがり」と言われがちな世界で
今後、どのように仕事を選択していくのかしら。
まあ、松田さんはいいんですわ。
「本来のフィールド」がちゃんとあるようなので。
若手の渋江さんとか川口さんとか、
今後をちょっと注目したい。

で、細川さんなんだよなあ。
平日夜9時・10時の恋愛ドラマの主役を張るのが
いまの日本では「役者として『成功』」みたいなところが
ありますよね。
私は殆ど見ない分野なもんで、
そっち方面にはあんまり行って欲しくはないんですが
役者としては、もっともっと売れて欲しいし。
難しいもんですなあ。
でも、私が見るあたりの番組で、細川さんが出るとなると
 ・「添乗員・早乙女千春シリーズ」の主演ゲスト
 ・「家政婦は見た」の、秋子さんが派遣された家の「大物●●」の娘婿(養子)
ぐらいしか、思いつかないなあ・・・。
(後者は結構見たいぞ!悪役の方ね。秋子さんの味方の方じゃなく)
まあ、たぶん、NHKが使ってくれると思うけどね。
貢献度高いし、スキャンダルには無縁そうだし。
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「ベガーズ・オペラ」

2006年01月26日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 18世紀ロンドン。普段は上層階級が作った上品な作品しか上演されないドルリー・レーン劇場が、一日のみ、乞食達に使用を許可した。初日にして千秋楽に演じられるのは、若い乞食が書いた、彼らの物語。内容は・・・

 ロンドンの悪党を取り仕切るピーチャムは盗品故買屋。部下が盗んできた物を妻が現金化し、その上前をハネる。役に立たなくなった者は警察に密告する。そうすると、役立たずはお上が絞首刑にし、彼の懐には密告料の40ポンドが入るという寸法だ。彼が慈しみ貴族の令嬢のように育てた娘のポリーは、親の目を盗み、部下の悪党、追い剥ぎのキャプテン・マクフィースと結婚してしまった。このマクヒースという男、働きは良いのだが、名うての女ったらしで、愛人が何人もいるのだ。怒ったピーチャムはマクヒースを牢獄送りにしようとする。ポリーに涙の別れを告げ、ロンドンを出ようとするマクヒース。だったが、淫売宿に寄り道。愛人の一人、ジェニーとよろしく楽しもうとするが、ジェニーに売られロキットが看守を務めるニューゲート牢獄に繋がれる。絶体絶命に見えたが、これまた愛人の一人、ロキットの娘ルーシーに脱獄を手伝わせ自由の身に。なったように見えたが、やっぱり淫売宿(ジェニーの所とは別)に寄り道し、その女将に売られてしまう。もはや絞首刑は免れない!
マクヒースを吊せ!!

 ここで、劇場支配人から物言いがつく。「オペラというのはハッピーエンドでなければ!!」。貧乏人は貧乏人のまま、金持ち・上層階級のみが甘い汁を吸う、そんな風刺劇を上演したかったのに、、、。しかし、金持ちには逆らえない。作家の乞食は仲間の役者に言う、「恩赦が出たので死刑は中止と叫ぶんだ!」。

 初演は1727年、ジョン・ゲイ作。世界最初のミュージカルと言われる作品です。休憩2回を挟んで3時間30分の上演時間は長いんだけれど、削れないし巻けないので、仕方がないでしょう。ゆったりめに進む芝居、ゆったりめの音楽は、やっぱり少々古くさいけれど、このテンポだからこそ生きる芝居なのかもね。
 かと言って。内容はゆったりじゃありません。テンション、バカ高。猥雑でエネルギッシュ!舞台上にまで客席を作り、3階席から観ていても、演者と客が一体となり、臨場感たっぷり。幕間には役者さん達が客席に来て、芸を見せてお菓子(等)をねだったり、「望遠鏡でマクヒース『だけ』観るのは止めろ!」と注意されたり。自分を「ドルリー・レーン劇場で乞食達の芝居を観る客」と錯覚しそうでした。1日のみの、1回だけのお祭りに、自分も参加した気分。
 内容もねえ。悪人ばっかり出る話なんだけど。マクヒースも、もう、どうしようもな男なんだけど。女が群がるのがわかるよなあ。そういう説得力を見せてくれたウッチーでした。歌自体はね
歌い慣れていない曲は
ちょっと厳しいかもね・・・

でも、建前は「素人芝居」なので、まあ、良いでしょう。それよりも、女にだらしないのに、女が離さない、そういう色気がある方が大事で。フェロモン放出、ってワケではないんだけど、なんか、こう、女が放っておかないよ!って雰囲気は、とっても素晴らしいと思います。ポーリー、ジェニー、ルーシー等とキスをしまくり。役得に見えるけど、ヒゲのおっちゃんとのキスもあったのでプラマイゼロかね。
 女優陣の中で印象深いのは森さんと島田さん。ピーチャム夫人の森さんは可愛いソプラノの歌声で、あらまあ、こんな声は初めて聞いたわ!でもこれはこれで似合っている、と思ったら、後半の二役目はいつものアルト系の声で。その演じ分けがうまいですね。島田さんの歌は心に響きます。一番、「歌」で伝えていましたね。2幕終わりの「牝狐は、牡狐が猟犬から逃げられるのを祈るだけ」の歌が泣けました。笹本さんもハジけていて面白かった。
 それから、橋本さんだよねーーー、うまいねーーー、声も演技も、なにもかもが。客の引き込み方がとってもうまい。彼の語りで、劇場があっというまに21世紀の日本から18世紀のロンドンになっちゃいましたよ。
 その他のアンサンブルもハズれなし。舞台(美術・装置)の作り方もよく考えられていて、すべてに渡って高レベルな内容で、とってもとっても見応えがありました。3千円で観て、申し訳ないわ。


 さて。ここで。ヅカ版の「スピーク・イージー」についても少々。以前どこかで、「『スピク』は『ジョン・ゲイのベガーズ・オペラ』を元にしたと断りがあるが、『ブレヒト版』を下敷きにしていないか?なんで『ブレヒト版』のクレジットを入れないのか?」という記事を目にしたことがありまして、その時は両版とも知らなかったのでよくわからなかったのですが、数年前の蜷川演出ブレヒト版と、今回の「ベガーズ」を観て、合点しました。
ヅカ版は、あきらかに
ブレヒト版がモトネタです

初演から200年後に作られたブレヒト版の改訂点。っても、私は蜷川演出しか観ていませんが・・・
  ・マクヒースを、ピーチャム手下の追い剥ぎから
   ピーチャムと敵対するギャングのボスに
   (マック・ザ・ナイフ(の独語)の別名を持たせる)
  ・ロキットは看守から警視総監に。
   マクヒースとロキットを、かつて戦争で一緒に闘った仲間とする
   (その戦友にさえ裏切られるマクヒース)
  ・新たに作曲
    ♪お聞かせ~ しましょう~ 悪党の~ はなし~~
    ♪いまでは 懐かしい 日々
    ♪この商売は賢くなけりゃ 生きているうちに頭を使え
   などの曲はブレヒト版で登場。
ただね~、オチを覚えていないんだよな。恩赦が出て、それは確実なんだけど。母が言うには「当時のナチを風刺した」って言うんだけど、わからんかったよ。全然。それにしても、なぜ、「ブレヒト」をクレジットに入れなかったんでしょうな>宝塚歌劇団。著作権とか、そのあたりの関係?
 で、今回の「ベガーズ」を観て、わかったこともありました。ヅカ版のマクヒースの最後が、絞首刑が中止になり、みなで歌って終わるってのが、なんとなく不自然だなあ、サヨナラ公演だからかなあ、と思っていたのですが、たんにモトネタ通りだったんですね。長年のつかえが取れました。
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プロモーション終了?と、・・・

2006年01月26日 | その他イロイロ
 すご録ちゃんに設定していた「細川茂樹」の件数が、昨日の「笑ってこらえて」&「お笑いLIVE10」の後、0件になっちゃいました。もうちょっとしたら「バリューナイトフィーバー」が入ると思うけど、それ以降しばらくは「火消し屋小町」などの出演ドラマの再放送ぐらいになっちゃうのかな。毎週のように細川さんが供給されていたのに、ちょっと寂しい・・・。タケデンによると、細川さんはヒビキの宣伝の一環としてバラエティ(等)に進んで出られていたようですね。一時的に知名度が上がるとはいえ、「特定の色が付く」というのは、役者としてのリスクはかなり大きいことだったと思います。それをおして出ていただいて本当に大感謝です。私は、かつてこれほどまでに、一人の役者さんの出演番組を録画したことはないですよ。何枚あるんだろう、録画DVDが・・・。この先どういう方向にお仕事を展開されるか、最近から細川さんを見始めた私には想像がつきませんが、ご活躍を祈るばかりです。
 でも、お願い。できればDVD最終巻が出る頃に、またプロモーションをしていただけないかなあ。「最終巻は内容的に買う価値があるのだろうか?」と友人が言っていたので、「『細川さんの和服と二の腕』の巻だよ!」と勧めているところなのです。彼女の気が変わらないように、ゼヒゼヒ最後に今一度のプロモーションを!
 
 と、書くと大ファンのようですが、どうなのかしら。大ファンってのは、コンサート・ライブの予定が出たとき、「どこが行けないかしら(←行けない日以外は全て行く)」と思うぐらい好きな人のことだよねえ(「XX―SPLASH!」は何回行けばイイんだーーー!)。細川さんはそこまででは無いような。とりあえず関西のイベントは行かなかったし。29日も1回目しか行かないし。でも、それは15時渋谷開演のルジの「バヤデルカ」が先に入っていたからだしなあ(チケット購入は昨年8月末だよ)。もしこれが無ければ、(チケットが取れる取れないは別として)3回とも行ったかもなあ。いやいや、無ければ大阪のRFMに行くために一日費やしていたわ。そう思うとナマの細川さんを見ることができるのはルジのおかげなのか。
 って理屈は、どこかが間違っている気がする・・・。それは、「29日の1回目を見た後、新幹線に乗れば『17時半受付開始@ ザ・リッツ・カールトン大阪』に間に合う」ってことではない・・・よね・・・?
*松田さん目当てに全5回制覇を一瞬検討したことは内緒だ

 そう、その前日の28日ね。この日も中野→渋谷コースなんですが、パリ・オペの一般発日でもあるのよね。中野開演前にチケットを買わなきゃならんのだけど、どこで押さえるか。ローソンは配席が悪いしなあ。さあ、どうしましょう。こうして遊びの予定が増えていく~~~。

 
 あ、プロモーションといえば。春に公開予定の「ダイヤモンド・イン・パラダイス」のチラシ。「サルマ・ハエックが見事な『プロモーション』を惜しげもなく披露している」って書いてありました。一瞬なんのことだかわからなかったよ!
 

 本日は「ベガーズ・オペラ」を観に行く予定です。1時間40分バージョン(笑)に慣れているもんで、数年前に観た蜷川版(→その時の感想)は長くて辛くて盛り上がらなくて、帰宅してからすぐ「スピク」を再生しちゃったんだよなあ。今回はどうなるかしら。
コメント
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