きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ACT II 」TOKIOコンサート

2005年03月30日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー
 今年も行ってきました。一般売りなので舞台真横の2階最後列。昨年よりは見やすいかな。昨年はデビュー10周年とあって、新旧の歌をとりまぜての内容でしたが、今回はひたすら「バンドのコンサート」と言うのでしょうか。アイドル時代(・・・一応いまもアイドルだけどさあ)の歌はなく、「TOKIO」という「バンド」が「歌(あるいは楽器演奏)」を「聴かせる」内容となっていました。踊りは多少あったけど、アンコールで客席にいた後輩が舞台に上がらされたけど、基本的には「見せる」ではなく「聴かせる」。リーダーの長髪は実はカツラで、下にハゲズラを仕込んでいるんじゃないかと期待したけれど、そんなことはなく。笑いはMCの中のみでした。
 毎年思うことだけど、みんな成長しているなあ。櫓を作ったり、都内で缶蹴りしたり、ソーラーカーを運転したり、節約生活をしたりしていても、ちゃんと楽器を練習しているんだなあ。偉いなあ。長瀬なんかさあ、今年はブルースハーブを吹いていたよ。最初は「リード・タンバリン」だったのに。その成長ぶりにオバチャン泣いちゃうよ。と、気分はすっかり親戚の、あるいはご近所のおばさんモード。長瀬の掌は大きくて指が長いね。ギター演奏に適した「手」だ。声はちょいとお疲れモードだったけど、MCでもちゃんと「文章」を喋っていたし(むかしは単語だった)。でも最後の「今晩、夢の中でまた会おう」には大笑いしちゃいました。ゴメンね。だって竜雲様の台詞なんだもん。リーダーの長髪はなかなか「渋いアイドル」ってカンジで、TVで見慣れたオヤジ(またはオバサン)臭さはなく、ちょっとカッコイイかも、と不覚にも思ってしまった。髪を括っていると男臭さ倍増。達くんはCM出演している商品のおかげか、腕とかがスッキリ。いい筋肉の付き方だよな~。マボは相変わらず喋りと踊りはチャラいが、ドラムとしてはしっかりしてきたよ。太一は相変わらずキーボードスペースで跳ねている。アリーナ中央で踊った「ファンタスティポ」が妙に似合っていた。
 MCではいくつか下ネタが出たんだけどファン平然。「TOKIOも大人になったけど、ファンも大人になったから」と言ったのはリーダー?ここもファンが持ち上がりなのか。バックはペットが多いジャズバンド?と女性の弦カルテット。そういう「大人の音」が入るのが自然な、そんなコンサートでした。個人的には「男達のメロディー」が聞けて嬉しかったわ。「俺天」好きだったのよ。

 そうそう。MCでリーダーが「それじゃ昭和のリアクションだよ」とイジられる場面があったのですが、それを見た太一が「平成になって15年ぐらいたっているんだから」と言ってました。計算できないのは長瀬だけじゃないのね。ごちバトル出ているのに。
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「ドン・キホーテ」日本バレエ協会

2005年03月29日 | バレエ・ダンス
 数年前に吉田&熊川で見たときとはちょっと演出が変わっていました。1幕は普通。2幕は酒場から。主役二人の登場の後は、エスパーダのソロ、ギターを持つ女&ボレロ、メルセデス、ジプシーの女(酒場にいきなり乱入!)と来て狂言自殺。ロレンツォの許しが出てハッピーエンドと思いきやガマーシュが文句垂れ。キホーテが彼と戦っているうち風車近くに出て、夢の場面。ジプシーの野営地や人形劇は無し。3幕はバジルとキホーテが決闘するパターン。話としては2幕の流れがイマイチ。キトリ役の着替えという点では良いのでしょうが、1幕が楽しかっただけに、2幕はダンサーの発表会みたいになってちょっと残念。夢の場面はセットが無いし群舞も単調で、1・3幕を凝って、ここまで手が回らなかった、そんな印象を受けました。
 下村さんは、完璧!というか。下町のおきゃんな娘、夢の中のお姫様、決闘の勝利者を讃える女王様、それぞれを演じ分けていました。軽やかで、無理にリキむことなく難易度の高い技をバシバシ決めるのですが、それが自然な動きなんです。バランスを取って止まるところも、行くぞ~、なんて気負うことなく、普通に動いていたのにイキナリ静止。でも動きが分断されるというのではなく。全てが一連の動きにちゃんとなっているんです。う~ん、プロの技。法村さんは、初めて見たのですが
頼れる男、バジル
ってカンジ。颯爽さとか軽快さとかはあまり感じらず、どちらかというと「堅実な男」のイメージなんですが、でも、陽気だし、演技もわかりやすい。DASH村における山口達也みたいな頼もしさを感じました。ジャンプも的確だし、サポートがとても良かったです。さりげなく、しっかり。ポーズの決め方も心地良いタイミング。下村さんと並ぶと「大人の余裕」が漂う、そんなペアでした。従来のキトリ&バジルとはちょっと違ったイメージだけど、こういうのも好きですわ。
 アクリのガマーシュは弾け方が足りず地味め。エスパーダの沖潮さんはちょっと若めだけどトレウバエフより100万倍闘牛士らしかった。カッコつけるのが板について、わざとらしくないのがステキです。ジプシーの金田さんが迫力ありました。大道の踊り子の樋口は身体を大きく使った踊りでなかなか華やか。メルセデスの児玉さんのスカート捌きはとても良かったです。ギター&ボレロはスパニッシュが身体に入りきっていなくて、ただの振付になっていました。ドリアードは「発表会のソロ」で「女王」というには威厳が足りないかなあ。シェスタコワとかアニエスがイメージのワタシの方が間違っているのかなあ。キホーテ、サンチョ、ロレンツォの演技はとても良かったです。特に、パ・ド・ド・ゥが終わって拍手を受けているキトリを見ているロレンツォ小原さんの表情がとても良かったです。自慢の娘~、ってカンジでした。ほのぼの~~。街の男女は細かい演技があってなかなか楽しかったです。特に男衆が生き生きしていて活気がありました。逆にマタドール達はあまり迫力無し。もうちょっと「漢」って雰囲気が欲しいなあ。
 ビックリしたのはオケ。テンション高すぎ。音がどうこうってレベルじゃないです。まあ、お祭りみたいなもんだから、これでいいのかなあ。あと、動物が本物だった!馬が本物なのは見たことがあるけど、1幕終わりにサンチョが持っている鶏(茶色)も本物だった!「うへっ」と声を出しちゃいましたわ。


前に見た吉田&熊川って、調べてみたら1995年だったわ。ちょっと前ってイメージなのに。
この時はジプシー野営地があったような・・・。少なくとも吊りの龍は紗幕とセットだったと思う。ドン・キって、結構いろんな演出がありますよね。酒場のマドロスさん達も、結局モスクワ・クラシックで見たきりだわ。一期一会だよなあ。
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「カルメン」湯川麻美子&ガリムーリン/新国立劇場バレエ団

2005年03月26日 | バレエ・ダンス
 台本が児玉っち、って知っているせいか、イマイチかな~、と感じるところが全て「児玉っちだし~」と思っちゃったりして。半端にドリームな場面を入れたり、オチが弱かったし。この最後って「ショーが付く」のを前提にしているんじゃない?と思うくらいあっさりめな気がする。なんで児玉っちなんだろう。こういうネタは齋藤君の方がウマイんだけどなあ。「起・承・転・結」じゃなくて、「起・承・箸休め・結」な筋立て。でも齋藤君なら「起・転・転・結」になるか。純粋に踊りの場面は面白くて、心理描写(話を掘り下げる)の場面はイマイチなカンジでした。
 1幕は、絞首刑(←カルメン殺害の罪?)直前のホセの回想から始まります。カルメンは白いドレスで登場。おお、愛しのカルメン~的な回想から二人の出会いへ。逮捕したカルメンを逃がして投獄されてミカエラが会いに来て脱走して、カルメンと再会してスニーガを殺す。2幕はエスカミリオ登場。そいでカルメンの幻想。私だって好きでこんなになったんじゃないよ。って、これじゃ風共のベルだ。なんやかんやがあって、カルメンがエスカミリオの元に行きそうになったんでホセが彼女を刺す。彼女の遺骸を、誰にも触れさせず舞台奥へ引きずって幕。1幕はそれなりに緊迫感があって良かったです。誘惑する女、堕ちていく男、実に私好みでございます。でも2幕が少々退屈。カルメンが「生まれたときからワルじゃなかったのよ」的な言い訳はいらん。悪女の何処が悪い!その説明と、若手による「牛」がちょっと長くて中だるみ。オチも一瞬ホセの激情に飲まれたけど、その後が尻つぼみでした。それが石井さんの演出によるものなのか、児玉っちの脚本のせいなのかはわからんですが。カルメンとホセ、のように、1体1の踊りはなかなか迫力があって良かったのですが、群舞の使い方が、ちょっと単調なときがありました。総踊りなんかは、難しくはあるんだろうけど、ちょっと単純な動き。酒場の群衆、のように、具体的な役割がある時は良いのですが、「心情」みたいな抽象的な場面になるとイマイチ伝わってこない。踊る方もまだ理解しきっていないかも、と思うときがあったり。「牛」の場面は必要だったのかな?たんに「若手の見せ場」を作っただけなような気もする。
 湯川さんのカルメンは、もう色っぽくって。脚とかスカート捌きとかが、もう、たまりませんです。彼女は「振付」を「振付」としか見せられないダンサーと違って、ちゃんと「自分の『中』で消化」して「言葉」にできる人なんですよね。無駄な動きなんて無い。動きがちゃんと意味のある「言葉」になっている。いいよねえ。今まで見たいろんなカルメンの中で、彼女が一番私のカルメンのイメージに近かったです。誘蛾灯なんだよね。ガリムーリンは、ホセと言うにはちょいとトシかも知れないけれど、地味で真面目だけが取り柄の平凡な男が、カルメンと知り合ったことにより、今まで自分でも感じたこともなかった「激情」が迸り、全てを失う。その姿が非常に合っていました。もしかしたら私が見られる彼の「新作」はこれが最後かも知れない。それが、このホセで良かった。カルメンの魅力に抗うことができず惹かれていく。その、自分の理性ではどうにも止められない~~、って姿がね、いいのよ。パッと見には地味で真面目な男。その彼の、自分自身を焦がすような、炎のような感情が劇場中に充満していました。
 エスカミリオのトレウバエフは、う~ん、「ナイナイの岡村」みたいだった。カルメンにホセを捨てさせるほどの「華」が無いなあ。花形スターのハズなのに。小柄なせいもあるけど、あんまり「カッコイイ」系じゃないような。闘牛士の衣装があまり似合っていない。ワタル君の方が雄々しかったなあ。スニーガの市川透さんは
イイッ!
すごく良かった。権力を笠に着たエロエロ上司。高圧的でイヤラシくってさ。カルメンを触る手つきがよろしおます。ミカエラの川村さんは清楚で良かったんだけど。ホセに組み伏せられたときなんかがとても良かったんだけど。脚本的にもうちょっと描き込んであげて欲しかったなあ。群舞は、良いときと悪いときがある。ハッキリした役割がある時はいいんだけどね。
 私はZ席1500円だったんで、ナマのオケだけでもモトが取れたし、主役ペアは好きだったので堪能できて大満足なんですが、これが好きなダンサー無しで7350円だったら、どう思ったかな。柴田先生の「激情」の方が面白いかもよ。もう一度違うキャストで見たいかと言われたらビミョーですね。
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「ナショナル・トレジャー」

2005年03月26日 | 映画
ナショナル・トレジャー 特別版

 会社の人が試写で見てきて「ショーンが、ビジュアルはすごくいいのに、おマヌケさんなの (>_<) 」と、ひたすら「おマヌケさん」を連呼していたので、こりゃ公開したら確認しに行かねば!!と思い見てきました。いや~、本当に
おマヌケさんでした。
どのように「おマヌケさん」かと申しますとね、
ドロンジョ様の役まわり
と言えば、わかっていただけますでしょうか。あ、洋画的に言うと、「フィフィス・エレメント」のゲイリー・オールドマンです。でも、ゲイリーの方はビジュアルっていうか衣装がアレだったので「お笑い担当」でも納得だったんですが、こっちのショーンは、出だしの白いダッフルコートとか、途中のブルーのスーツとか、なまじカッコいいだけに、主役に出し抜かれる役を大真面目に演じていると、本当に「おマヌケさん」振りが際立ち、悲しゅうございます。しかも相手(主役)がニコラス・ケイジだからさあ。彼に出し抜かれるのが我慢ならんですたい!むぅぅぅぅぅ。
 お話は、まあ、ありきたりな。フリー・メーソンの秘宝をテンプル騎士団が持ち出し、それがなぜかアメリカに渡っていて、その在り処がアメリカの独立宣言文書の裏に書かれている、と。その言い伝えを祖父から受け継いだニコラス・ケイジ演ずるゲイツが宝探しを始める。莫大な財宝ということで、投資したのがショーンなのです。結局仲違いして、二人は別々に文書を盗もうとする。この、盗むまではとても面白かったです。どーなるのよーーーっ!緊張しっぱなし。ただ、文書裏の地図を読んで、実際のお宝の場所に行ってからは、ちょっとねえ・・・。インディじゃないから仕方がないんだけどさ。お楽しみのお宝もショボくて。金銀じゃないから有難味が足りないのよ。ショーンの行く末は、ゲイツが事情聴取を受けている場面で丸わかり。まあ、ディズニーだし。殺すわけにはイカンのでしょうな。一応、1250円の価値はあります。でもなあ。女はいらないよなあ。
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食わず嫌い王  田尾vs牛島

2005年03月24日 | TV番組など(配信含む)
 「新監督対決」ってことでした。私の意識の何処かでは、2人はまだ「中日」ってイメージだったりして。それが、片方は私の好きなチーム(でも「大洋」じゃねーよっ!ってタカさんに言われてたけどさ)の監督になり、片方は新球団の監督に。しかも、好きなチームの前監督や、友人がぬいぐるみ(「わたしとあなたはうらおもて」の本物さん)に名前をつけちゃうくらい好きだった高橋雅裕(←君は「まーちゃんのおしゃべり泥棒」を覚えているか?って、そもそも誰も知らんか)とかが田尾さんところに行ったりして、なんか、もうグチャグチャ。でも、リーグが違うんで、2チームともお気楽に応援できそう。牛島新監督は、先のことを考えると眠れないそうで。でもさあ、

どーせ、

最下位からの出発

なんだから、そんなに考えなくてもいいのよ~~。チーム伝統の「大味」野球を見せていただければ、順位はどーでもいいのさ!と考えるワタシ。こんなふうに考えるファンばかりだから勝てないんだろうなあ・・・。「昨年のチーム打率はリーグで一番。なのになんで最下位なんだ!」と言われていましたが、昔もさあ、最多勝投手・救援王・盗塁王とかがいても最下位だったんだし。今更よね。

 結局、牛島新監督の負けでした。「豚の角煮」がダメなのはすぐわかったわ。だって縦に割いているんだもん。食べ慣れていれば層に沿って横に割くよね。最先悪いかな~、と思ったら、「勝利は開幕まで取っておきます」だって。ウマいぜ!新監督!!

 あ、あと、どうでもいいことですが、田尾さんて昔、さだまさしの「主人公」を歌っていたよね?さださんのラジオ番組にも出たことがあるような・・・。こちらも喋りのうまい人。新球団の監督は広報もしなければならないから、ピッタリですよね。

 すいません。どーでもいいネタをもうひとつ思い出した。話に出てきた82年の中日優勝。あれは浜スタで決められたんですよね。中日の応援団のトランペット隊にはセミプロが混じっているという噂が頷けるほどブレなくて大きい音を出していまして。優勝決定試合ということでこの時はトランペット隊が大集結。(あの温厚な)関根監督が「中日に負けたんじゃない。トランペットに負けたんだ」と怒るくらいの音量だったそうですわ。
 
 
 
 関係ないっすが、「さいかい」と入力して漢字変換すると、私のPCは一発で「最下位」と出してくれます。みなさまのところは、どうでしょう?
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例の海辺の24耐版の記録を少々。

2005年03月21日 | ヲタク話(腐女子系ネタ多し)
前日に基地前のホテルにチェックイン。

AM3時起床。すでに客が集まり始めている。

  

長い列は第一部の参加者。
私達は4階の企画展に行くので別な列に並ぶ。
途中西ホール内に移動。
少々押しての開場。大エスカレータを昇る。

  

まだセッティングが始まっていないブースもある。
30年史や甲冑試合(偽)などを観た後
メイド(でも野郎)カフェに入る。

  

私は「秘密セット」を注文。
なにかと思ったらカップの持ち手がハートだったの。
「やっぱりね。『根っからのオタク』なら
 夜明け前にメイド(でも野郎)カフェに入らなきゃね」と
友と話し合う。

夜が明けてきたので一度ホテルに戻る。

  

チェックアウト後、再度基地に向かう。
セッティングしてからバックヤードの屋台村で朝ご飯。

  

主催者の誕生日を皆で祝い、第一部開始。
交代でその辺をウロウロする。
円周率詠唱が楽しい。
時刊新聞により「初代ハバネロ早食いチャンピオン誕生」を知る。
友が「ゴッホ」の引換券をもらってきた。

  

11時過ぎ現物と換える。

  

カレーというより、スパイシーなシチューという方が正しいのか?
えのきとかも入っていました。

円周率詠唱が1万7千桁に入った頃
第一部終了。

そのあと4階に向かう。すごく混んでいた。
食料関係、ライブは第一部で一度終了?
射的も一時休止。

  

「少し休ませて・・・。」の文字が切実。夜明け前からだもんね。
私達もこれで引き上げ渋谷でお茶。

  



詳しくはいずれ秘密ページにアップします。
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ダンマガの付録

2005年03月17日 | バレエ・ダンス
 ルジマトフのポスターにつられて買ってしまったダンスマガジン付録の「ダンスカタログDVD」を、やっとこさ見ました。動画ありについての感想をちょこっと。

・水香ちゃんの「眠り」。踊りは、まあ、ともかく、
 オーロラ姫で茶色のチークってなんかヘン。頬がこけて見える。
 リラは吉岡まな美さんでしょうか?
 短い時間だけど、気品と威厳がバッチリで、なかなか好みな踊り。

・ワガノワ・バレエ学校の「くるみ」。う~ん、体型からして違う。
 同じ人間なのか???踊りも子供とは思えん。

・東バ「ドン・キ」。映像で見ると友佳理さんのキトリは悪くない。
 ナマで見たときの「重さ」は感じられない。飯田さんのホビットがカワイイ。
 首藤君は、この髪型が残っちゃうんだね。首藤君の髪型って、度肝を
 抜かれることが多かったなあ。末広がりパーマ&無精髭モドキとか。
 
・「こうもり」。来年のフェリは絶対見に行くぞ~、と誓おう。
 面白そうだ。

・ハイデの「椿姫」は、こんな短い時間でも濃いドラマ。話に引き込まれちゃった。
 このカタログの中で「買いたい」と思ったのはコレです。(今は思うだけ・・・)

・プティが
脚フェチで良かった!
 と思ったのが「マ・パヴァロワ」。
 カルフーニの脚は、もう、
奇跡  
 としか言えない。美しすぎる。
 マチュー君がカワイイねえ。

・バレフェスinカナダ。デュランテのドン・キって珍しい。

・ドンの2本。映像で見ても濃厚だ。エネルギーとかエロスとか退廃とか、
 いろんなものが身体の中に渦巻いているようだ。
 また次もあるよな、と思ってCレボに行った日、結局それが日本での最後の
 ドンになってしまい、今でも悔やんでいます。
 早く生まれ変わってください。

・フォンティンの気品っていったら、すごいね。「プリマ」って、やっぱり
 技術だけじゃないのよね。いつもはつまらない「レ・シル」も、彼女だとひたすら綺麗。

・「エトワールへのみち」。パトリック、ルグリ、ポントワなども出てお得。
 ワガノワとは違う体型なのも興味深い。これだけ厳しい訓練を受けたのに
 なぜベザール君は猫背で背中が固いんだろう?

・「エトワールの肖像」は、ギエム、モニク、ピエトラガラ、ゲランといった
 エトワールを、元エトワールのイヴェット・ショヴィレが指導している
 とてもありがたい映像でした。
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旅行・・・

2005年03月15日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
 最近発表された卓治の米子ライブ。日本全国行ける限りついていく私達が米子の頭数に入っていたらイヤだなあ、と思い、誰が読むかわからないけど、一応さるさる日記では「米子には行かない宣言」をしておきました。でも、もし行けるとしたら、の架空の日程表。
 
日程は1泊2日。
昼頃に鳥取空港着。鳥取駅には13時頃着。
ご飯を食べて砂丘に行く。
砂丘後は16時半ぐらいには鳥取を発ち米子へ。
18時ぐらいには着くでしょう。
米子駅は3月17日から「ねずみ男駅」になるんです!
 

共同通信より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000015-kyodo-soci
 ねずみ男駅に霊番のりば JR米子駅
 妖界行きは霊番のりば--。JR米子駅(鳥取県米子市)で、同駅と境港駅(同県境港市)を結ぶ境線の「0番のりば」が17日、「霊番のりば」に改称され、ホームの愛称は「ねずみ男駅」となる。
 境港市には、地元出身の漫画家水木しげるさんの妖怪像が並び、妖怪人気で乗客増加を狙う。
 境線は、水木作品に登場する妖怪を車体に描いた「鬼太郎列車」が走っており、ホームの改装で列車と一体化を図るのが狙い。
 妖怪をイメージして「0番」は「霊番」にし、ホームには高さ4メートルの木柱に「ねずみ男」を彫り込んだ駅名柱や案内板、全国妖怪地図を設置する。(略)

  
これはじっくり見なければね。
そして、米子駅周辺のホテルへ。
砂丘の砂をざっと流して、夕飯を食べて
ライブハウスへ向かう。
米子駅からタクシーか、
電車だと最寄り駅は富士見町?米子駅から2駅3分。

翌日は、境港の水木しげる記念館+海の幸か
おとなり島根県の松江城&小泉八雲記念館。
気合いを入れれば出雲大社にも行けるはず。

米子or出雲空港を16時半頃の飛行機で出れば
羽田には18時前には到着。
千葉県在住の私も20時前には家に着く。

安めのツアー会社を見ると、
往復飛行機とホテル(ツイン)で@30,000強。
問題は天気ですね。
卓治のライブにかけて行くんだもん。
鳥取砂丘で雨が降る確立は高そう。
 
 
「米子行き」と聞くと
この程度はサクサク思い浮かびます。


 私とその友人達は、心の中に「日本全国行きたいところリスト」を作っていますが、実際に行くとなると、いろいろと調整が難しく、なかなか決まりません。ライブがあれば、じゃあついでに、ってことになるので大変助かっています。いつか高千穂に行ってみたいので、私達の時間の余裕があるときに、卓治が宮崎(できれば延岡近辺)でライブをやってくれればなあ、と密かに願っています。
 海外と違って、国内ならいつでも行ける、と思うのは間違い。行きたいけど、お金もなんとかなるけど(ボーナスで赤字は埋めるさ!)、時間も頑張れば捻出できるけど、それでも全てに行くことができない。89年に山陰に行ったとき、「いつか壇ノ浦に行きたいね」って言い合ったけど、16年後の今も、まだ行けません。いつ行けるんだろう。桜の時期の角館も、忍野八海も、津和野も、桜島も。国内も海外も、行きたいところだらけです。

 ところで、米子は何人くらい入るんでしょう。姫路は20人ぐらいだったような・・・。近隣の皆様、気合いを入れて行ってあげてください。私(達)は、この20年ぐらいの間に「(ライブに)行っておけば良かった」という後悔を何回かしたので、それを教訓に、ライブの予定が出たら、絶対に行けないところに×をつけて、それ以外を行く、というようにしています。今回は皆「×」でした。こんな急に言われちゃあねえ・・・。
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「ロング・エンゲージメント」

2005年03月13日 | 映画
ロング・エンゲージメント 特別版

 私は「アメリ」は見ていないので、オドレイ・トトゥは初めて見ました。まさに「フランス美人」ですね。エスプリが利いた表情が似合うっていうか。時々オレリー・デュポンを思い出す顔。

 内容は、ジャンル分けするのがとても難しい。第一次世界大戦中に、自傷により戦場から逃れようとした罪により死刑判決を受けた婚約者が行方不明になる。婚約者は生きていると信じているマチルドは、婚約者と共に有罪になり行方不明になった男達を捜し、手がかりを得ようとする。人捜し、と言う点ではミステリ。わずかな手がかりを次ぎに繋げて新しい「事実」を発見する。一面では、婚約者を必至で捜す女性の恋愛話。厳しい戦場の風景は戦争映画でもある。リストから一人づつ訊ねるところは「舞踏会の手帳」を思い出した。そのいくつもの面を、複雑に織り込みながら、ちゃんと1本の話になっているところが面白い。謎解きの部分も、「あれがそうだったのか」と何回も思った。なんでもないように見えた事柄が伏線になっていて、その活かし方がとてもウマイ。ネタバレなので詳しくは書けないけれど「『天使』という名」の使い方がとても良かった。ここは泣けたなあ・・・。大ドンデン返しではなく、淡々と進むところが実に良い。フランス映画は、日常の積み重ね話が多くて盛り上がる場面が少ない&男が愛のために泣く、ってのが私の偏見なのですが、その二つのポイントが、この話の描き方には非常にマッチしていました。ヘンに抑揚をつけていたらつまらない話になっていたでしょう。

 画面は全般的にセピア色。戦場の場面は灰色が基調。その使い分けもイイ。ビデオを借りてTVで見たら、TVが故障したと思っただろうな、と思う色合い。それが「第一次世界大戦」当時、という物語を、かえってリアルにしている。場面の転換の仕方も面白いね。スパッと切り替える。それがイヤミじゃない。郵便配達の自転車などの小ネタも、「さすがフランス!」と思う使い方。

 主演のトトゥは面白い女優さんですね。複数の感情を出すのがとてもうまい。ただ20歳という設定は・・・。婚約者が若々しいだけに。フランス映画なのにジョディ・フォスターが自然に出ていてビックリしたよ。亭主の願いで、亭主以外の男の子供を身籠もろうとするんだけれど、その男との出会いのぎこちなさがとても良かった。

 見る前のイメージは「コールド・マウンテン」でしたが、それよりも、ずっと複雑で、ずっと見応えのある作品です。迷っている方はゼヒ見てね。最初の人物紹介は気合い入れて見てください。後々必要になります。


【追記】
いま、いろいろ検索してみたら、原作の小説があって、フランスでは大ベストセラーなんだって。だから話自体がしっかりしているんだね。
「アメリ」を見ていなくて、「コールド・マウンテン」が好きじゃない私がなぜこれを見に行ったかというと、日経新聞の映画評に載っていたからです。誰が書いているのか忘れたけれど、結構イイ視点で書いているので、つい見に行きたくなっちゃうのよね。「ドット・ジ・アイ」とかも、そうだったなあ。
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上野で遊ぶ

2005年03月13日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
まずは東京都美術館の「ミュシャ展」。
 
  
 
以前に文化村で見た時より、ずっとずっと展示物が多かった。下絵・習作など、印刷ではない、自筆の絵もたくさんあった。ミュシャの絵って「完璧に計算」されているところが好き。

ミュシャ展を観た後は、横浜チケットで映画の券を買うため、上野公園抜ける。途中で見た、夜間ライトアップ用のペンギン。昼間見ると骨だけ。
 


交番前の信号を渡ろうと思ったところで、林家正蔵の襲名記念のパレード(お練り)が来た。
  

  

  


こぶちゃんの乗った車はうまく撮れなかったので、2台めのお囃子集の写真を。最初の車は、こぶちゃんの他、鶴瓶、木久蔵、いっ平、花緑は確認できた。小朝、昇太はよくわからなかった。あっという間に通り過ぎたもんで。(一部敬称略)

上野駅まで行ってみる。すごく人がいたので、正面に回るのは諦める。
   

 

11時開始に合わせて映画館に入る。「バットマン・ビギニンズ」と「コンスタンティン」の予告を見た。クリスチャンについては、眉毛なんて見ている場合じゃない!ぷくぷく度チェック。最初のほっぺはちょっと丸い???上半身裸の場面は、やや脂が乗った状態。そのあとの黒い服ではスッキリ。かな?修行場面は「スター・ウォーズ」を彷彿させる。「キャット・ウーマン」に続いて、本家「バットマン」もラジー賞か?と、ちょっとだけ思う予告でした。「コンスタンティン」はキアヌ・リーブス主演の、やっぱアメリカンコミックス物。映画としては、こちらの方がデキが良さそうな予感。

襲名パレードの時は日差しが強くて、日焼けしたらシャレにならないな、と思っていたのに、映画館を出たら雪が降っていてビックリした。
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「香港国際警察」

2005年03月09日 | 映画
香港国際警察 NEW POLICE STORY (通常版)

 う~ん。ワタシとしてはスッキリしない話だった。子供達がゲーム感覚で人を殺すって、もう、いまさらなネタだし。基本的には、(いろんな意味で)良いポジションにいた人が、一度挫折し、さまざまな困難を乗り越えて復活する、ってネタなんですが、その「挫折」部分がね、ここまでやるかっていうくらいでね。痛かった。香港映画ではこれくらいやりすぎて丁度いいんだろうけどさ。ただ、ここまでやったのに、後半の「復活」がイマイチ盛り上がらない気がする。そりゃ、ジャッキーは頑張っている。けど、もうちょっと、こう、ガガガガガガーーーーーッッッッッ!みたいなテンションが欲しかったなあ、と、超個人的意見なんですが。ジャッキーのシリアスな演技は良いと思うんですが、そこと、アクションのバランスがチグハグなような・・・。それも香港映画と言えば香港映画なのか????ラストのプロポーズの場面は良かった!!!皆がいっせいに跪くところも、ヒロインの顔に傷が残ってしまい、本人はそのために彼に答えるのを躊躇しているのに、彼の方は優しく傷をなでる。その無言の演技に泣けました。シウホンのコートネタも、とてもウマイ。話自体もウマイし、ネタのばらし方もウマかった。

 ジャッキーは、演技もアクションも素晴らしいの一言。それが噛み合っていない脚本・演出がもどかしい。イケメン2人は、喋っていないときとか、時々の表情が「いいなあ~」と思うときがあるんだけど、喋るとちょっと・・・。いかにも、「(人気のある)若手俳優」が「台詞を言っています」になっちゃう。「役」と聞こえてくる「台詞」がシンクロしないです。ビジュアルは良いんだけどなあ・・・。

 伏線自体はちゃんと張られているんですよ。それがちゃんと活かされているんですよ。悪役の過去も、長々とした説明なしに、短い台詞のない場面だけでバッチリわかるんですよ。それでも、ちょっと繋がりが悪いなあ、と思うのは何故?

 なんか、駄作だと思っていた「上海ナイト」とか「メダリオン」のように、話がトホホな方が、存分にジャッキーを楽しめるのかしら、なんておもったり。次に香港に行くときはコンベンション・センターに行きませう。
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小山卓治「eyes」名古屋新栄アポロシアター

2005年03月06日 | 小山卓治
 声は出ていた方だと思う。ちょっとひっくり返ったときがあったけど。なんか、すごく楽しそうだった。幸せとか嬉しいとか、ではなくて、なにかにウケて笑っているようなカンジ。なにが可笑しかったんだろう。新曲をみんなが必至で聴いているところ?本日の卓治は「熱い」ところがあまりなかったけど、物静かに強く語りかけてくるようだった。「太陽に手が届きそうだ」など知っている曲もアレンジは穏やかなんだけど、でも力強い。MCで(東京でも言っていたけど)「『eyes』とは新しい視点。小さな『イエス』が入っている」と言っていたのが印象的。「全てにNo!」とこぶしを振り上げる時代が終わったと言うことなのかな。卓治にはプロテスト・ソング(だけ)を歌って欲しい、あるいは、自分ではなかなか言えない「No!」を卓治に叫んで欲しい、と思っている人は不満かもしれないけれど、歌う方も聴く方も年齢が上がったことだし、いいんじゃないかなあ、と思ったりして。「全て」じゃなくて、「自分が思ったときに、自分が思ったように」の「No!」でもね。そして、自分の言葉で「No!」ということこそ肝心なのでは?と、後でしみじみ考えた(【追記】「yes」と言う方が勇気がいる場合もある)。客のノリは、やっぱり名古屋だなあ、と。新曲と既成曲との拍手の量が違いすぎる、正直な反応。

 1曲目は「路傍のロック」。私は3回目だけど名古屋の人は初めて?卓治らしい曲。最初が新曲?と言う人もいるけど、今回は「新曲発表ツアー」も兼ねているから、コレもありかと(←最近なにごとにも許容範囲が広がっているワタシなのだ)。2・3曲目でお馴染み曲を出したところで、新曲「祭りの季節」。私個人としましては「御輿」とか「法被」という言葉にはそれほど違和感はないです。「シェルのハイオク」と同じぐらいの感覚。それよりも、対象年齢が絞られているような方に違和感。祭りの世話役って、私より、もうチョイ上の世代のイメージなんで。逆に、この後の「汚れたバスケットシューズ」はある一定の年齢以上であれば共感できそう。自分的に「しっくり」きます。「太陽に手が届きそうだ」の後は新曲「オリオンのティアラ」(←ドラクエ8をやったばかりなのでウッカリ「黄金のティアラ」と言っちゃうのよ!)。う~ん、どうでしょう、私はまだ掴み切れません。「そして僕は部屋を出た」は聴きたかったので嬉しい。「クリスタルレインドロップ」は、今の卓治が歌うべき曲か?と問われたら「ビミョ~」としか答えようがないんだけど、結構好きだったりします。歌詞が整理され短くなり、別録コーラスも入ったりして、アルバムに入れるときにいろいろ音をいじると面白そうです。コーラスのせいか「スカボロー・フェア」っぽさがかなり薄れていました。以前聴いたときは灰青色(青灰色)のイメージだったんだけど、「暗闇」の部分からか今回は伸たまきのベタを連想しました(この絵の黒い部分ね)。「週末は嫌い」はね。
週末に
卓治を見る(聴く)ために
新幹線に乗って
名古屋に行っちゃう
ワタシ達には
無縁の話だね
、と結論。
「ゼッタイ私(達)の話じゃない!思い当たる(共感できる)部分がないよね~」。週末遊ぶために平日働いているんだもん。「水を流しっぱなしにして怒る」のは卓治自身だろうなあ。「種の歌」は会場から歌声が入る。「吠えろ」でちょっと仕切直し。「カーニバル」「HEAT OF THE NIGHT」「Aspirin」とラストスパートをかけ、一度終了。
 アンコール、「新曲やってもイイかな?」と言いながら「はるかな故郷」。やっぱり「故里は緑なり」を連想。あるいはちずさん「ジャズ・マニア」のエトワール。「故郷」がないので理性では理解できるんだけどピンとこない。そして「負けないで」で終わっては客は納得しないでしょう。2度目のアンコールは「Soulmate」から。これは最初に聴いたときは、誰と誰・・・・を思って歌っているんだろうな、とヘンなリアルさを感じたけど、最近は一つの「曲」として聴けるようになった。うん、イイ曲だ。「気をつけた方がいいぜ」で盛り上がったところで「傷だらけの天使」。会場に来ていたたつのすけさんをピアノに入れる。間奏のところで「それじゃ手羽先1本だ!」「まだ3本だな!!」「よし、ビールも付けよう!!!」と煽って煽って面白かったっす。最後は会場からのリクエストで「花を育てたことがあるかい」。結婚式にも使ったから・・・と、20代人妻からのリクエスト。卓治が言うには「自分の曲を結婚式で使った友人は『3勝5敗』」とのこと。いや、ファンも合わせれば勝敗は逆転すると思うよ。

 帰りの新幹線の中で「最近熊本に帰って、そのときに本当に見合いをすすめられていたりしてな~」とか友人達と話してました(←ジョークですよ!)。その真偽はともかくとしても、今までは前だけを、あるいは上だけを見て走り続けるだけだったけど、最近は、ちょっとだけ周りの景色を見始めたのかな、という印象のライブでした。でも、走り続けるのは止まずってのか。それさえも許せない人はいるんだろうなあ。

 開演前にあんかけスパを食べようと「SAVARIN」に行ったんだけど、17時には閉店していたので「やまちゃん」で手羽先を食べてきました。
    手羽先
 
    焼きうどん&やまちゃんサラダ
  
    甘酢だんご
   
    まぐろニンニクステーキ
 
こっちは帰りの新幹線の中で食べたプリン。 

 
 
 
【補記】
伸たまき(現在は「獣木野生」に改名)をご存じない方は
 ・まず「あるはずのない海」を読んでください。
 ・2冊読むのが面倒なら「THE WORLD 2 (2)」の
  「花の贈り物を」読んでください。
 ・1冊弱も長いと思えば短編の「ホワイト・ガーデン」
  ホワイト・ガーデン
  を読んでください。
  宇宙の果てで、一人孤独に死んでいく宇宙飛行士の話です。
    好きなことのために命を落としても後悔していないところがね。イイのよね。
    ちょっと長いけど引用。

   どうしてわたしがこんなところに来たか
   きっとあなたは不思議に思うでしょう
   危険な場所・・・・・・・・
   知る人もいない孤独な世界へ

   わたしのもといたところがよほど
   つまらないところだったのだろうと
   あなたは思いますか?

   しかしわたしのもといた場所は
   それはすばらしいところでした

   美しい町並み・・・・・・・
   豊かな緑・・・・・・・・・
   楽しい仲間達・・・・・・・

   けれど毎夜夜空を見上げると・・・・・・
   フレンチ・レースのまばゆいきらめきが
   わたしを呼ぶのです

   (中略)
   せめてそれが星々ではなく
   ブルー・クリスタルの鉱脈か
   ゼグリナイトの鉱泉か
   でなければ美しい女性とか・・・・・
   そんなものであったらと
   幾度思ったことか

   もしそうであったなら
   自分はこんなに孤独ではなく
   危険な目にも遭わなかったであろうと

   けれども
   それなのに
   昼に夜に満ちてくる
   この幸福な気持ちはなんでしょう?

   幸福で-
   幸福で-
   ぼくはいつも
   胸がはちきれそうだった

「安楽な道を提示されているのに、敢えて、困難ではあるけれど、自分の進みたい道を行く」ってところが卓治っぽいよなあ、と思いながら読んでいます。
とにかく、一度お手にとって見てくださいね。 
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「ホテル ステラマリス/レヴュー伝説」宝塚宙組

2005年03月05日 | 宝塚(宙組)
 芝居は、傾き掛けたホテルの再建話と聞いていたので「細腕繁盛記」かと思ったら、高嶋弟の「ホテル」でした。「姉さん、事件です」のナレーションと共に、従業員一同が持ち場を離れるアレですね。をいをいをい~、と軽くツッコミ。そして、それ以上に話が唐突っていうか。いろんな小話が入っていて、その繋げ方が全然ウマくない。この前見た「セルラー」とは正反対ね。その上、正塚さんの笑えないギャグとかがツラかったです。内容的にはムムムムム、です。自分探しが無いし、あまりうるさく叫ぶ場面がなかっただけでも良かったというかね。
 タカコさんは、まあ、こんなもんか、と。ハナちゃんが予想外に良かった。「私の大事な物が全部無くなっちゃう」と体を丸めて泣いているところが可哀想で可愛かった。ミズは、あれ、宙組だっけ?とか思っちゃった。いろいろ行ってたもんでなあ。好きな女を別な男に譲る男を好演。タニはブリスみたいなキザ野郎。かなり大人っぽくなっていてビックリさ。結局、タカ-ハナ-ミズ-タニのラインって、ムラの「白昼の稲妻」だけだったのね。確かに、ミズ・タニを並べちゃイカンね。歌の面からさ。あひる以下は、まだまだ若い。未沙さんが良かったね。かなみんは意外にも正塚芝居が似合っていた。姫役だとぶりっこになっちゃうけど、こういう風に「地に足が着いた」役はイイと思う。月組にカモーーーーーン、よね。
 ショーは、まずまず。新鮮さはないけど、華やかだし。黒タキも白コートもあったので、悪くはない。ジジが白いドレス来て「照れるな~」と言うところがメチャクチャ可愛かったよ。結局彼女に全部持って行かれるんだよな~。ポッポさんの踊りがもう見られなくなるのが寂しいよ。
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紫吹淳トークショー

2005年03月04日 | 紫吹淳(リカちゃん)
 終業時間は17時半。17時38分の電車に乗れば受付終了時間17時55分にギリギリ間に合う。と、気合い入れて坂を上って御茶ノ水駅から中央線に乗ったのですが・・・。四谷から赤坂見附までは丸ノ内線で一駅、さあ急ぎ足で行くべーーー、とホームの駅名を見たら

四谷三丁目っっっ 

ぎゃーーーーーーーっっっっ!反対側の電車に乗っちまったよ!なんてこったい!!!仕方がないのでタクシーを使っちゃったよ。リカちゃんのためだから。

 受付時間をちょい過ぎましたが、トークショーはまだ始まっていませんでした。お席にはチマチョゴリのリカちゃんの写真の他に「グッバイ・チャーリー」のチラシあり。



時間になり、まず司会のるんぱさんが登場。続いてリカちゃんが花束を持って登場。なんで?と思ったら

るんぱさんが

結婚したんだって! 
わーーい!おめでとうございます。
 
 トークは一応「訪韓記念」なんですが、昨年のディナーショー、コンサート等についてもスライド映像を交えてのお話有り。徳島DSの初日は、前日の徳島入りのとき台風だったので東京→徳島の飛行機が、徳島上空まで行ったにもかかわらず東京にリターン。そこから関空行きの飛行機に乗って、関空からは車。5時間強の道のりになったそうです。しかもショー用のカツラは、なにかの手違いかで関空から出てこず、結局リカちゃんの手元に届いたのは開演10分前だったとか。訪韓については、オスカーのHPで出ている写真の他、春にライブドアで流される密着映像の抜粋もありまして。なかなかに楽しゅうございました。るんぱさんのツッコミも的確で。ただ、訪韓でお世話になった韓国人スタッフが来ていたようなので、もうちょっと「ヨイショ」する発言をした方がいいんじゃないかなあ。。。。とか思ったり。ファンとしては、その飾り気のなさがカワイイとも思うけど、もうちょっと「人目」は気にして欲しいなあ。今後を考えると特に。

 最後は握手有り。化粧しておいて良かったよ。リカちゃんの顔は本当に小さい。そして、とてもカワイイ。この瞬間、私はきっと馬鹿ヅラだったでしょう。幸せでした。
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「Uボート 最後の決断」

2005年03月02日 | 映画
Uボート 最後の決断

 昨日見た「セルラー」で美味しい役だったウィリアム・H・メイシー主演。ファンじゃないのに(どころか名前を知ったのが昨日だよ)2日続けて見るとは。逆の方が良かったかも。真面目な顔を見ると「アンタ、昨日は藻のパックしてたのに~」と心の中でツッコミ。
 内容的には密室劇。Uボートに撃沈されたアメリカ潜水艦の乗員がUボートの捕虜となる。そのうちの一人が髄膜炎で、Uボート乗員にも伝染し、病死者が続出し操行要員が足りなくなる。またこのUボートは北米大陸近くで補給を受ける予定だったが、合流前に補給船が撃沈。Uボートの艦長は、北米陸上陸前にUボートを自沈させ、その後降伏することを条件に、アメリカ人捕虜の協力を仰ぐ。お互いに「いつ殺されるか」の疑心暗鬼状態。伝染病も不安。さらに艦長の方針に従えない乗員が反乱を起こし・・・。どっちの陣営が、そのうちの何名が生き残れるのか。
 見所はアメリカ人が英語を喋り、ドイツ人がドイツ語を喋ること。艦長クラスは英語「も」喋れるようですが、下っ端は英語はわからないのです。アメリカ人もドイツ語はわからず。こういうのって、ありそうでないので、新鮮。ってか納得。あとボート艦内の様子もいいっす。狭いよね~。それをあんな体格の人がウロウロするんだもんなあ。私は乗りたくないよ。セット自体は、低予算で頑張りましたってカンジでしたが、それは目を瞑って。
 メイシーはアメリカ艦の「チーフ」。叩き上げってカンジでした。士官の艦長はちゃんといて、その下で実務を取り仕切る役職?思考力も行動力もあります。Uボートの艦長と副長がねえ、

すんごいカッコイイのよ。
(役者名はようわからん)
娘を本土爆撃で失い、戦争(殺し合い)がイヤになった艦長。だからこそ、ヒットラーのお達し「敵艦の艦長・副長以外は捕虜にする必要なし」を無視して、その下の兵達も助ける。それが「弱さ」じゃないのがわかります。その艦長とは仲が良さげな副長。補佐する立場だったのに後半は彼がUボートの指揮を取ることに。生き残るために味方鑑を攻撃するべきかを迫られるとき、人の上に立ち「決断」を下すことが、いかに辛いことかが伝わってきました。
 全体的にキレイにまとめすぎているとは思いますが、登場人物の気持ちの流れがクリアに伝わってきて、とても面白い作品でした。どちらの陣営も「自鑑」に対する思い入れって同じなんだよね。攻撃してきた鑑を撃沈してハッピーエンド!にならなくて良かったです。

 アメリカ鑑の艦長が、船が沈む前に部下の救出に向かうんだけど、ウッカリ「杉野はいずこ?」とアテレコしちゃうワタシだったりいたしまする。オヤジ話だったけど、レディース・ディだったので、映画館内の半分ぐらいは女性だったかも。
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