きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ACOUSTIC GRAND」

2003年09月28日 | 小山卓治
 いよいよ卓治の生地でのライブです。故郷に錦を飾るか、卓治。これまた卓治の出演予定時間を聞いていたので、観光後風呂に入り、髪を乾かしながら笑点を見、馬刺を食い、体力を回復してライブに臨みました。椅子があってありがたかったよ~。私らが入ったのはリクオさんの初めの方。歌もうまいが、MCもうまい。うっかり乗せられて手拍子もコーラスも入れちゃったよ。
 そして、卓治。本日はイベントながらも、実に気合いが入っていたというのかな。他の出演者のファンに遠慮なんかせず、やりたいことをやった、というカンジです。通常のワンマンライブのミニ版でした。一番良かったのは「汚れたバスケットシューズ」。多分、モデルになった人たちも来ていたんだろうな。「俺は、まあ、相変わらずだ」が心に染みました。「手首」もカッコよかった。「傷だらけ」はこぶしを振っている人もいたし、「Get Away」も、会場中の人が歌っている気がした。うん、結構会場が熱くって、WESTレベルの会場なら卓治ファンだけで埋められられるんじゃないかと思うぐらいファンが集結してたと思う。次回は是非ワンマンで。「また来るよ」って言ったよね。アンコールの「いつか河を越えて」の後だったかな、女性ファンが花束を手渡していました。そんなことを含め、地元ファンの人が、ナマの卓治を見られてとっても嬉しそうだったのが、印象深かったです。もっとツアーに出て、客に答えてやれよ、と僭越ながら思ってしまいました。そんなワタシはWeekly。体力と気力と財力の限界に挑戦しつつ卓治について行くのさ。
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「Players 2003 SUPPORTED BY MUSIC CITY TENJIN」

2003年09月27日 | 小山卓治
 出演者7組くらいのイベント。卓治の出演予定時間を聞いておいたので(開場と同時に入ると観光が厳しかったのよ!)川口さんの一曲目ぐらいで入場しました。川口さんは綺麗な歌声。フォーク系のピアノ弾き語り。その後の染谷君は東バの千春ちゃんが好きだっていうんで興味津々だったけど、なんちゅうか、若いね。Aは良い、Bは悪い、とはっきりしている。が、それだけのような・・・。30歳過ぎたら歌えないだろうな、などと思いました。卓治は(結果的になんだが)46歳になっても歌える曲を作ってるんだな。しかし、それ故に適当な時に(音楽を捨てることも含めた)方向転換をせず、また、できず、現在に至るわけだな、と。染谷君のファンは若い女性が多いようで、確かに、過激な発言・行動ができないお嬢さん方が心の代弁者と思うにはピッタリな(程度の)ハードさでした。ビジュアルも含めて。
 そして、そういったお嬢さん方が座っただけで(帰らなかったね。ありがとう)、客のメンツは変わっていないというのに、卓治登場前になったらいきなり雰囲気が変わりました。まあ、お馴染み(笑)の雰囲気です。「ジオラマ」はワンマンでもイベントでも、一曲目としてはなかなか良いね。卓治らしさもあるけど、一般受けもしそうな曲。続いて「微熱夜」。ここで聴けるとは思わなかったので嬉しい。「今夜のアリバイ」の後に「ユリエ」。イベントで「ユリエ」か。チャレンジャーだとは思うが・・・。「新しいアルバムから、一人の少女の話を聞いて欲しい」って言われて、つい目を逸らしちゃいました。その上、終わった後の静寂に耐えられなくて拍手も早々と入れちゃいましたわ。ごめんなさい。博多の人は、これをナマで聴けて良かったのかな???「種」は必須だよね。最後は「傷だらけ」で、古くからのファンもご一緒に、ってカンジか。会場中が熱気に包まれました。いったん引けた後、アンコールがかかり「Show Time」。「このままじゃくたばらないぜ」という意思表示?
 全体的に、自分以外のファンがいる、という前提での演奏だったかな。ちょっと控えめでした。もう1曲ノレる曲があったらよかったかな。それでも、前演奏者が残していった雰囲気を完全に変えるぐらい気合いは入っていました。
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「OINARI ―浅草ギンコ物語―」

2003年09月24日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
みろり~
みろり~~~
みろり~~んっっっ

と、客席で唸っていたのは私だけではあるまい。前の席に座っていたお嬢さん方(携帯の待ち受け画面がオサだった)も、みどりちゃん登場で一斉にオペラグラスを上げたもんなあ。みどりちゃんは、ホント美人でした。謎めいた美女。伝説の歌姫で、浅草のウチの小屋に来て歌って欲しい、という願いに対し、自分の歌いたいときに好きなように歌う、って答えててさ。「歌うなら~、選んだ相手と、歌いたいときに、好きな音楽で」とか、つい頭の中で替え歌が回る。みどりちゃんは予想以上に出番も多く、歌も多かった。芝居ウマイし、声も立ち姿もキレイよ。ああ~ん、大感激。ちゃんと外でも通用する人です。ゼヒゼヒ帝劇でエリザをやって欲しいよん。
 もう一人のお目当て花緑君も大活躍。芝居は、本職に近いからデキると思っていたんだけど、踊りも歌も良かったよ。特に踊り。ちゃんとクラシックの基礎が入っている。さすが十市の弟。回転も決まっていたよ。劇中劇ではみどりちゃんの、実際の話の上では舞坂さんと恋人同士なんだけど、ポーズとかが決まるんで、見劣りはしなかった。いや~、多才だのう。
 話も、まあまあ、面白かったかな。最後の方が説教臭くなる上に、親子モノも入ったので、ちょいアレだけど、全般的にテンポが良くって楽しかったよ。「うそ」の音楽に乗って現れる中条きよしもノリノリだし、花組芝居の加納さん(出てきた時に拍手入れたかったんだけど、花組はダメなの???)、植本さん、栗根さんも良かったし、橋爪淳も久しぶりに見たけど、舞台向きの役者になっていて嬉しい発見。村田雄浩もイイ味だわよ。ただ宮本信子がちょっと合わないかなあ。ちょい新劇が入っているような。衣装の着こなしもイマイチ。それに村田さんと恋仲になるっていうのも・・・。カナメちゃんとかで見たかったような気もしましたわ。
 芝居中、宝塚だったら・・・と何回か思いました。例えば村田さんが心情を呟いて暗転。ここが宝塚だったら、その心情を表す歌(ソロ)を歌いながら銀橋を渡るんだろうなあ、とかとか。加納さんが宝塚で演出してくれたら面白そうだわね!
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「柳家喬太郎自作を語る」東急BE特別講座(2)

2003年09月20日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
本日は、自作を分類し、それぞれどのように作ったかを簡単に説明していきました。

【タイプ別 柳家喬太郎自作落語抄】
●アイディア先行型
<シチュエーション先行型>
 ・派出所ビーナス
   → 女性警官ばかりの派出所ができた、というニュースを聞いて思いついた。
     「狭い空間で女性ばかり」というので話を作った。
 ・寿司屋水滸伝
<キャラクター先行型>
 ・干支彫り

●ギャグ先行型
  → 「これが言いてぇ~~」というギャグがあった。
    オチのギャグを悟られないように
    話を練る必要があるため、プロット先行型とも被る。
 ・甚五郎の鐘
 ・白日の約束

●プロット先行型
  → オチを悟られないように作り込む。トリッキーな作品
 ・夜の慣用句(CDでは「座右の銘」だと思う)
 ・午後の保健室

●キャラクター先行型
 ・笑い屋キャリー
  → ただでさえ自作の登場人物は濃いが、これは名前からしてさらに濃い
 
●落ち先行型
 ・諜報員メアリー
 ・おみくじ
 ・いし

●テーマ先行型
  → モトは「三題噺」など。お客さんからテーマを貰って作った
 ・ハワイの雪
 ・喜劇狸商店街
 ・母恋いくらげ

●パロディ先行型
 ・オトミ酸
  → 題名の通り「ちはやぶる」系。
 ・肉の城木屋

●時事ネタ先行型
 ・お別れ清掃曲
  → 東京都のごみ袋が半透明化されたネタ
 ・純情日記渋谷篇
  → 渋谷ハチ公が移動する?というネタ

●題名先行型
  → 題名が思いついちゃった
 ・歌舞伎町心中
 ・人妻販売員

余談ですが、されたくない質問が3つあるということです。
 ・なぜ落語家になったのか?
 ・弟子入りする師匠を決めた理由は?
 ・着物は何枚持っているか?
特に師匠については、「好きだから、以外の理由は無いに決まっている。愚問だ」。ということなので、街でkyonkyonにあっても、上の3つは聞かないでね(はぁと)
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「柳家喬太郎自作を語る」東急BE特別講座(1)

2003年09月13日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 生まれて初めてのカルチャーセンターですわ。あはは。もともと東急のセミナーには喬太郎他2名による「落語作家講座」というのがあるようで、こちらは実際に課題を提出しなければならないのですが、今回はその講座のさわりを一般公開する、ってことのようです。2回講座のうち、今日は初回。
 そのせいか、喬ちゃんは、高座で見るよりずっと真面目、というより怖い顔での講義でした。「落語作家講座」で相当感じるものがあるようです。曰く、落語の台本はあくまでもネタ帳であって、客の前で落語家が演じない限りは「落語」とは言えない。その辺を理解していない人が多いらしいです。
 その話はさておき。喬ちゃんはもともとお笑い系が好きな学生さんだったようで。そこから三平、円歌などに行ったそうで。最初は古典が好きだった。といよりは新作はつまらなかったそうです。それが花王名人劇場の円丈を聞いて考えが変わった、と。「グリコ少年」という噺は、その時に亡くなったグリコの会長さん?を偲ぶ??ということで、円丈がグリコの思い出を語り(筋物というより漫談だったらしい)、最後はランニング+短パンになって、グリコを配りながら客席を走り抜けて終わる、ってものだったらしいのですが、それが非常に面白かったと。自分「しか」わからない噺はつまらないが、それをわかるように噺を作るのが「志」ってものだそうです。
 新作を作るにあたっては、自分が好きなもの、好きなこと、おもしろいと思ったことをネタにするそうです。普通に生活していてアンテナに引っ掛かったことをネタにする。なぜなら無理やり課題を決めて作った噺はつまらなくなるからだそうです。特にオチから作る噺。一見そうすると作るのが簡単そうに見られそうですが、ロクな噺はできない、と。その実例として「諜報員メアリー」をやって今回は終わり。
 落語の話自体も面白かったのですが、「『プロ』としての落語家」というものについての話が、卓治の「最近の若いミュージシャンにはプロ志向がない」って話を思い出し、客に金を貰って表現するという職業には、共通点があるのだな、とそんなことも思いました。
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小山卓治「Planting Seeds Tour」吉祥寺

2003年09月12日 | 小山卓治
なんか異様な盛り上がりでしたなあ。以下、順不同で。

2曲目が終わったあと、客のツッコミ第一弾「髪型変えた?」ナイス!襟足短めでした。

「土曜の夜の小さな反乱」。「9月になると私もとうとう46歳になる」のあと、卓治自ら「ハッピーバースデ~ トウ ユー」と歌いだし客も乗る。「ディア・・・」で曲に戻り「ぼやぼやしてると このままおっさんになってしまう」と続ける。すかさず客席から「もうなっているよ」とツッコミが。

卓治宅の近所のレンタルCD屋、卓治のCDはやっぱり「カ行」にあったので、さりげなく「ア行」に移してきたそうだ。そんなMCから勘違い、読み間違いの話。
 ・卓治の友人が。「今度のアルバムいいな。『しゅ』」
 ・ラジオ出演の際、CM中にディスクジョッキー(?)が
  「私、小山さんのあの曲が好きなんですよ。ほら、ほら、え~と、あれあれ
  ナフタリン!」 *正解はアスピリン

6/27のイベントの話。コンドウトモヒロさん主催なので、会場は卓治のときとは違い若い女性が多かったと。コンドウさんの場合は「しっとりした女性ファン」で、卓治の場合は
「粗野なファン」
だとさ。

ゲストのコンドウさんは卓治の曲が好きらしく、卓治の曲を歌うとき、身体にちゃんと入っているような歌い方だった。しかもその曲が
煙突!
こ、これをナマで聴けるとは!ゲストのリクエストだよね。コンドウさん、ありがとう!コーラスまで入れてくれて感涙。

ゲストといえば、アンコールで会場にいたたつのすけさんが呼ばれてピアノを弾かされました。ノーギャラ?

曲で印象深かったのが前述の「煙突」の他、「Fool On The Build'」と「さよなら恋人」。「Fool・・・」はピアノ演奏。最後に暗く強い音が入ったので、落ちたんだな、と思った。『僕』の絶望感がつきささった。「さよなら恋人」はギターの優しい音だった。それだけに修復不可能なカンジ。「夢の島」「欲望」も力強くて良かったな。

10月は卓治曰く「死のロード」。四谷の後、無事に町田で再会できることを祈っていてくれだと。しかし、かなりの本数ついていく予定の私たちなのさ。
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「ウェストサイドストーリー」ミラノ・スカラ座版

2003年09月10日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 ナマが見たくなったので行ってきましたが、正直期待はずれでした。踊りはうまいとは思うけどシャープさが足りない。チャキリス&モレノのような迫力は全くない。歌はオペラ調で、芝居は粗かったなあ。ジェット団とシャーク団の見た目の違いが殆ど無いのがダメな原因だったかも。どちらも多人種混合なので、いくら台詞で「プエルトリコに帰れ!」って言ってもさ、言ってる方がスパニッシュ~だったりするんですね。1幕では漠然と「喧嘩していてもどっちがどっちだかわからんな~」と思うくらいでしたが、しかし2幕前半の「サムホエア」。きっとどこかにある理想の世界、ジェット団もシャーク団もなく、皆が手を取り合える世界を表しているからこそ美しいのに、見た目が一緒なので、ただのダンスシーンになってしまい、ガックリ。最後、死んだトニーを運ぶとき、シャーク団も加わるからいいのに、加わったんだか、もとから加わらない演出なんだか、どちらともわからないのも、なんだかな~。
 映画を繰り返し見て、さらに宝塚版(というか舞台版)を何回も見ていると芝居のツボとでもいうものができるのですが、今回はそのツボをことごとくはずされてしまいました。成人前の男の子達の焦燥感や暴力性が全く感じられない。いい大人がやっているから・・・、と言われても、せめて表現しよういう姿勢は見せて欲しい。そうじゃないと「クラプキ巡査」が全く無駄な場面になってしまう。またこの話は、いろいろな差別に対してもがく人々、というのが主題だと思うのですが、「アメリカ」前のアニタや、エニーボディスで表現しなければ行けない女性差別は皆無。軍事会議中に入ってくるクラプキは、シャーク団を罵って追い出した後、ジェット団にもひどい言葉をなげかけます。そこで大人vs子供、アメリカ人vs移民の子、権力者vs弱者の図式が浮かんで来なければいけないのに、全然感じられない。ジェット団が出て行った後、トニーがクラプキを見る目つき、なぜそんな恐ろしい言葉で罵れるのか、そんな言葉をはき出す自分を悲しいとは思わないのか、と非難とも違う目つきをしていたノルさんが印象深かっただけに、ここになんの芝居をしないのは、あまりにも残念。
 「芝居」と思わず、ミュージカルのガラ、と思えば良かったかも。「トゥナイト・アンサンブル」のナマは良かった。とりあえずね。帰宅してガイチ版を見返しちゃったよ。
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