きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ビッグ・フィッシュ」

2019年11月18日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


映画版がすごく好きだったし、
評判が良くての再演だし、
キリヤンも気になるし、
で、見に行きました。

映像を上手く使っているし
1幕終わりのひまわり畑は美しいし、
一人何役も兼ねていて話はスピーディーに進むし、
家族の絆は描かれているし、
芝居としてはまとまっているんだけど、
私が見たいオチは無かった。

私の好きなところは、
父親の法螺話を息子が受け継いだの葬式で、
父が話していた登場人物が弔いに来て、
「法螺(嘘)ではなく、
 ほんのちょっぴりの誇張の
 『真実』だった」とわかる瞬間。
みんな、そこに、いる。
その瞬間が猛烈に感動した。

舞台だと、そういうネタばらしは難しいのはわかるけど
「そうじゃないんだよなあ」の気持ちが拭えない。
ちょっと残念。

法螺吹きオヤジは、
他人なら楽しいけど
家族ならうざいな、は
映画でも思ったな。


映画を見たときに、
ジェイクの言葉を思い出した。

  「幸福の基準は
   いかに多くの人間を
   幸福にできるかだ」
だからこの父は、とても幸せな人生だったんだな、と思った。
舞台版はその辺がちょっと弱かった。


出演者は川平さんはじめ、みな良かった。
キリヤンは可愛かったり、
包容力のある妻だったり。
女性の役に違和感がないね。
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舞台「血界戦線」千秋楽ライブビューイング

2019年11月17日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


見た人の評判がとても良く
ライビュに行くことにしました。

2幕構成。
1幕はキャラ紹介的な短編連作風。
2幕は妖眼幻視行。

皆さん、声も滑舌も良いわ!
特に岩永さん!
あの長い技名を滑らかに淀みなく。
私ならヘムサレムズ・ロッドですでに噛むわ。

ソニックも出ました!
パペットサイズであちこちに出現。
可愛い!
生で見たらわからんサイズ!
ちゃんとキーポイントになってて嬉しかったよ!

ライビュの特別映像はメ
インキャストから一言ずつと円盤宣伝。


個人的な偏見だけど、この手の舞台って、
若者が台詞をがなりたてれば熱い舞台とされ、
発声が悪いとマイクの声が割れ台詞が聞きづらくなり、
アクションも動かすのを第一で
話に沿った流れを見せるのは無視で、
背筋が伸びてない役者が多いけど、
こちらはどれも無かった!素晴らしい!

偏見、ごめんなさい。

でも、こちらの舞台は
アンサンブルまで台詞声が綺麗だった。
アクションも原作に沿って、
どういうところを見せたいか、を、
ちゃんと意識していたし、
技名も叫びで誤魔化すことがなかった。
なにより皆さんの背筋がピシッとしてた。
舞台に「立つ」というのはそういうことなのよ。
見栄え大事よ。

そのうえで、原作に沿った話をきっちり作り、
役にもそれぞれ見せ場を作っていた。
原作イメージを損なうことなく、
でもコスプレ大会にはならず
ちゃんとした芝居になってました。

強いて言えば、2幕の歌はいらないかなあ。
1幕が詰まっていただけに。

役者さんと生楽器演奏者さんが
兼業なのもビックリでした。


DCで休憩15分は厳しそうだな。
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タクフェス第7弾『流れ星』

2019年11月14日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


前回見たのは2009年でした。
  「流れ星」東京セレソンDX


ちゃんと言葉にしなよ、とか、
人生やり直すのなら自身が若返らなきゃダメなんじゃ、とか
いろいろ思うところはあるけど、
それでもジンとくるわ~。

過去と現在が綺麗に繋がる上手い作り。

若手の出演者はサンシャイン規模で生声はちょい厳しいね。


【配役】
星野夏子:田中美佐子
マリー:飯豊まりえ

徳田夏子:柳美稀
内藤ヨージ:冨田翔
中富先生:三津谷亮
ボン:冨森ジャスティン
田淵兼子:川村エミコ

一平くん・信彦:松村優
どんぴさん:越村友一
小田ヨウコ:遠藤瑠美
駒村さん:若林元太

徳田慎太郎:ダンカン

星野謙作:宅間孝行
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なかのZERO笑いと健康フェスティバル2019「柳家喬太郎 春風亭百栄 withロケット団」

2019年10月05日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




キョンキョン&モモエ、
井戸の茶碗と、英雄たちのその後。
二人ともそれなりにエッジは効かせていたけど、
「ぶっ飛び!」は全くなく、手堅かった。
昼公演だからかな。
キョンキョンの短いマクラも聞いたことがあった。

全太郎は身体の使い方が良かった。

ロケット団は面白かった!
「タピオカがインスタ映え?
 泥水にウサギの糞でしょう」
すごく納得。
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ひげ太夫第43回公演『マドロス豹十郎』

2019年09月26日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




過去にいろいろあったさすらいの若者が
王国の存亡に関わる陰謀や企て
私利私欲にまみれる悪人と衝突。
みんなの笑顔を守るため、
彼は冒険の旅に出る。
そこで出会うのは女神様。

といった本筋は毎回同じなんだけど
細かいところは違うし、
大風呂敷の広げ方も違うので
見飽きることはなく、
いつもドキドキしながら見ています。
最後は大団円とわかっていても
しんみりしたり、ホロっときたり。
つねに新鮮な感動です。

ここの芝居はいつも無駄な場面がないけど、
さらに今回は再演だからか
いつも以上に展開がシャープでスピーディ。
あっという間の2時間弱でした。

本当に悪い人がいなくて、
最後はみんな幸せになって大団円。
お約束かもしれないけれど、
それがいいの。
主役の恋の勝率は低めだけどね。
今回は新しい恋の予感でエンド。

お約束といえば、女神様もね!
「ここは、オレがーっ!」からワクワク!
ダブルボディのバレバレさも楽しいんだ-!

話のコテコテさが昭和的なのも好き。
機械類は最近のトレンドを取り入れていて
拡大縮小機能に大笑い。

皆さん台詞が明瞭で
聴きやすい声なのも楽しい要因。
一人数役の演じ分けもクリアで
見ていてこんがらがることもない。
その辺が説明台詞ではなく
芝居で表しているのがいいのよね。

そして!
劇中歌の歌詞がいちいち面白い。
ヤバイ、ヤバイ、大笑い。

組体操バリエーションも増えるばかり。
4段は大迫力でした。
見なきゃ損!


事前の公演説明で今回の飯ネタはカレーとわかり
会場に行く前にカレーを食べました。

「curry草枕」のチキントマトカレー。
ご飯少なめ、豆トッピング、辛さ5倍。
食べて臨んで正解!
舞台からカレースパイスの香りを感じたけど
乗り切れました。

しかし、やっぱり飯テロ芝居、
カレーだけじゃ終わりません。
お茶!甘いチャイ!飲みたい!が
頭の中をグルグル。
終演後に劇場ほぼ隣の「ディー・カッツェ 」へ。
猫がいるお店です。
猫型の焼き菓子もあります。

いつもは紅茶にはガムシロップは入れないんですが
今回のスパイスティーにはたっぷり入れて飲みました。
ほんとねー、ひげ太夫は楽しいんだけどね-、
芝居に出てきた食べ物が猛烈に食べたくなって
終演後に金がかかるのよねー。
楽しいんだけど!


ロビーには今までの公演チラシが掲示されていました。



私は2012年の「雷神ウツボ」からです。
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「文治 喬太郎 桃太郎 三人会」@日本橋公会堂

2019年08月01日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)





昔昔亭全太郎「新聞記事」
ご隠居から聞いた気の利いた話を
自分でも誰かに披露したくなった間抜けな男。
落語ではよくあるパターン。
なぜ真似するかねえ、あなたが、
上手く行くわけないじゃない、
だが、それをわからない間抜け振りが楽しいのだ。
全太郎は声も間も良かった。


桂鷹治「りちとてちん」
知ったかぶりの男がやり込められる。
嫌味だけど憎々しくはない、
絶妙の加減だから大笑いできる。
お世辞男と嫌味男、どちらの作りも上手い。


昔昔亭桃太郎「春雨宿」
大昔の自分の漫談を枕に
雨に降られた男と、
男が雨宿りで入った店の女店主との
微妙に合わない会話。
実に面白かった。

途中でロカビリーを歌い出すと
他の出演者4人が着物でツイストを踊る。
なんとシュール!


柳家喬太郎「頓馬の使者」
かみさんが亡くなったことを
亭主に伝える役目の男。
亭主の気の弱さに、ずばりなこと言えず
外堀から、そろりそろりと話していく。

亭主のダメっぷりにkyon2節炸裂。


桂文治「幽霊の辻」
道に迷った男が茶店で道を聞く。
その先は怪奇話だらけの場所だった。

オチは「お化け屋敷」。
怖いけど、可笑しい。


中入り後は3人のトークショー。
桃太郎が芸協について
赤裸々トークで、
キョンキョンがたじたじ。
超フリーダムに話していたのに
「もう9時5分じゃん」と
唐突に切り上げた桃太郎でした。

前座を含めすごくクオリティが高い落語会だったのに!
トークショーで全部持って行かれたよ・・・。
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「黒白珠」

2019年06月15日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


私は身内が誤って人を殺したら、
罪に問われないように逃亡させて一生会えないより、
自首させて留置場で定期的に接見できる方がいいと思うので、
父親の理屈がわからなかった。
なにもなかったかのように
ヘラヘラ生きられるものか?
腹が立つぐらい。

兄弟の相剋が、現代の双子と、父親世代とが重なる、
そういう話だと思うけど、
父親の罪が他の不幸を呼びまくって、
でも父親はなにもしないし、
話の作りとしては仕方がないけど、
そういう人にコメディパートを入れるのが、
私にはどうにもダメだった。

コメディパート自体もなあ。
平田さんは好きなんだけど。
作りとしては緩急をつけるとかなんだろうけど、
私は集中力が削がれる。

松下さんが、2役めが凄みがあって良かった。

「ファントム」のキャリエールは
都合の悪いことから逃げ
見て見ぬふりをしていたけど、
最後に息子を手にかけ、
自分の罪をちゃんと背負った。
自分が罪人だと自覚した。
こちらの父は罪から逃げ
結果的に子供達に尻拭いさせる。
自覚が無いのが腹立たしい。
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チョン・ミン指揮 イタリア交響楽団

2019年06月05日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
出演 指揮:チョン・ミン
ピアノ:イヴァン・クルパン

演奏曲
・イタリア交響楽団 曲目 モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』 K.492 序曲
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
・ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
・ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ」序曲
・メンデルスゾーン:交響曲第4番 Op.90 「イタリア」より第4楽章


「ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団」
という名称が正しいそうです。


素人なので、美しい音だった、としか言えません。
ここがこうでとか、指揮者や楽団ならではの個性は
私にはわかりません。ごめんなさい。


太鼓奏者真横ぐらいだったので
指揮者が良く見えた。
指揮者の中の音楽が、
奏者を操っているかんじ。

ピアノはふくよかな音色でした。

あらかじめ発表されている曲以外の
アンコールの繋げ方とか、
お約束ごとがいまいちわからず。


太鼓の残響はああやって消すのか、とか
叩く棒を使い分けているけど
音程なのか音量なのか、とか
太鼓奏者の演奏方法に見入っていました。
銀髪の髭の方で、演奏待ちの時の背筋が
ピシッとして美しかったです。
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舞台「銀河英雄伝説 Die Neue These ~第二章 それぞれの星~」

2019年05月31日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




第二章ということで。
開演前にキャスト顔写真と役名が何度も投影され、
開幕直前には第一章のダイジェスト版が流れる親切設計でした。

お話しはイゼルローン攻略前後。
よくわからず行ったけど、
新版アニメとの連動企画のようで、
艦隊戦は新版アニメの映像を使っていました。

役者さんは概ね滑舌が良く
台詞の通りもいい。

男性陣は軍服での立ち姿や敬礼は良い。
ラインハルトは歩き方が
もう少し美しければ。

ヤンが良かった。
自然体に見えて、
思考の中は冷酷に近い冷静な計算が
含まれているかんじがした。

シェーンコップは不遜でふてぶてしくて、
声は高めだけど、イメージに合う。

女性陣がいまひとつかなあ。
アンネローゼは庶民。
貴族っぽいところはない。
まあ、皇帝はそこが良かったんだろうけど。
フレデリカは子供すぎ。
カリンの方が合いそう。

汐月しゅうちゃんは映像で出演。
男役顔だ!

ムライをはじめ年配の男優さんが
芝居を締めていました。

役者名がわからず、失礼。

全体的に、旧版アニメに影響を受けまくりの
新版アニメの舞台再現みたいなかんじかなあ。
旧版アニメの影響から抜け出すのは難しいのかな。
舞台のオーベルシュタインが、
決して役者さんが真似したり芝居をなぞっているわけじゃないんだけど、
台詞が塩沢さんの声に変換される。
いや、旧版に囚われているのはたんに私の方で、
初見ならそうは思わないか?

そんなことを考えるとイケコはよくやった。
あえて舞台化するなら
あれぐらい新解釈があるべきだな、
とすら思いました。

会場を見渡したかんじ、
松坂くん主演の時のような、
原作小説リアタイ世代は殆ど見かけず、
若手役者さんのファンが多いかんじがした。
さすがに古参はもう追いきれないかなあ。
新版アニメが絵の美しさ以外はいまひとつだったし。

終演後にアフタートークがあったんだけど、
年寄りからすると、役者がたんにふざけて、
一人をいじって笑いを取ってて、
私はもう少しきちんと芝居の話を聞きたかったんだけど、
きっと役者さんのファンはこういう方が素が見えていいんだろうな。

今回見て思ったこと。

「キルヒアイスという姓は詩的だ」って、ジーク父にも同じことを言ってみろー!!

と。

後宮に入らなくても、
姉上はいずれ父親に
下級貴族か裕福な庶民に売り飛ばされただろうな。

と。いまさら。


【キャスト&スタッフ】
ラインハルト・フォン・ローエングラム:永田誠一朗
ジークフリード・キルヒアイス:加藤将
オスカー・フォン・ロイエンタール:畠山遼
ウォルフガング・ミッターマイヤー:釣本南
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト:杉本有美
パウル・フォン・オーベルシュタイン:藤原祐規

ヤン・ウェンリー:小早川俊輔
アレックス・キャゼルヌ:米原幸佑
ダスティ・アッテンボロー:伊勢大貴
ユリアン・ミンツ:小西成弥
ワルター・フォン・シェーンコップ:大高雄一郎
フレデリカ・グリーンヒル:福永マリカ

ジェシカ・エドワーズ:汐月しゅう(映像出演)

ムライ:稲田恵司
ハンス・ディートリッヒ・フォン・ゼークト:海部剛史
トーマ・フォン・シュトックハウゼン:川上和之
ドワイト・グリーンヒル:堤匡孝
アレクサンドル・ビュコック:中川香果
アンドリュー・フォーク:谷戸亮太
シドニー・シトレ:大力
エドウィン・フィッシャー:中村哲人
アドリアン・ルビンスキー:冨田佳孝

大城智哉
中田章人
山田祐也
宇多海音
佐藤良唯
利川純一
池田紫陽

ナレーション:下山吉光


演出:大岩美智子
構成・監修:高木登
脚本:米内山陽子


東京公演会場はお台場のzepp。
入口に進撃のなにかがあったり




ガンダムがいたり。
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桃月庵白酒 独演会 「白酒むふふ~Vol.21」@板橋

2019年05月22日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




桃月庵あられ「道灌」
月曜日と同じく前座の道灌。
実践からが少し弱いかな。


桃月庵白酒「お化け長屋」
自分が住んでいたアパート事情のマクラから
「お化け長屋」へ。
あの手この手が面白い。


坂田明「SAX演奏とお喋り」
素晴らしいサックス演奏と
オチの無い漫談。


桃月庵白酒「鰻の幇間」
幇間がたかられる。
無理矢理なお世辞は、
よくぞここまで言えるな、と。


軽妙な芸風が楽しい。
「お化け長屋」の方がたっぷりだったように思う。
会場都合で後半は巻いたのかな。
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「レ・ミゼラブル 2019年版」(バルジャン:吉原、ジャベール:川口)

2019年05月21日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


ミツオの本質は悪人なバルジャンはやっぱり好き~。
前から思っていて、今回も思ったけど、
ミツバルって妹の子のために
パンを盗んで投獄されなかったら
絶対に人を殺しているよね。
神さまはちゃんとモロモロ
阻止してあげている気がするよー!

歌はメリハリがあって、
娘には優しい父親だわ。

召された後、
プクバルは司教様と握手して
肩を叩かれたていたような?
ミツバルは深々と司教様にお辞儀して、
「ああ、彼は辿り着いたんだなあ」と思った。
神の試練の旅を終えて安息の地に行けたんだ。

川口さんの声楽歌唱は
ジャベールの高潔さに繋がっている。
二人の体格差もいいよ!
ジャベールが肉弾戦で負けるのが大納得!

ファンテの二宮さんは芝居が薄い。
歌も役より本人が出ちゃうかんじ。
バルジャンを迎えに来るとき、
たっちんは聖母で濱めぐは純化さた母性で、
それに比べると二宮さんは普通の母親で、
最初は物足りなく思ったけど、
バルジャンが召されたあたり、
「だからいいんだ」と思いました。
同じぐらい普通の人間同士なんだな。

三浦マリウスは声量が足りなく歌声も細い。
歌詞が聴き取り辛い。
大劇場向きじゃないかな。
音域も狭めだね。
海宝くんを見た後だと
芝居を歌に乗せるのがまだまだ。
歌の語尾が無駄にビブラートで、
なんだか、かしげちゃんを思い出したよ!

尾比久エポは昆ちゃんよりさらに小さくて、
舞台映えはあまりしないけど、
底辺の女の子が精一杯生きているかんじがして良いわ。
見せ場のソロは個人リサイタルにシフト。

二人はそれぞれ芝居しているかんじ。
あまり芝居が噛み合ってないからように思います。

熊谷コゼは高音がキンキンするけど、
太陽のような明るさがあって、
マリウスが惹かれたのも
エポニーヌが絶望するのもわかる。

この二人だとコゼットは
マリウスを連れてきたのが
むかし一緒に暮らしていたエポニーヌなのが
わかっている気がする。

バッチは去年よりカツラが合っているよね。
去年は前頭部が浮いていたわよね。
今年はカツラもリーダーシップも歌もばっちり!

駒田さんのテナルディエは
作品的には一番の正解なんだろうけど、
2017年のの橋本じゅんさんの
階級を上がって最後はブルジョワも好きだったな。
学生たちが望んだ世界を、
結果的に彼が作っていくんだなあ、と。


終演が21時過ぎなので
カテコの子攫いは無し。

実はいまだにエポニーヌが死ぬ場面で、
「諸君、エポニーヌの死を無駄にしてはならない」
の幻聴が聞こえてしまう。
フランス、ばん、、ざ、、、、い、、、、、。


【配役】
ジャン・ バルジャン:吉原光夫
ジャベール:川口竜也
ファンテーヌ:二宮 愛
エポニーヌ:屋比久知奈
マリウス:三浦宏規
コゼット:熊谷彩春
テナルディエ:駒田 一
マダム・テナルディエ:鈴木ほのか
アンジョルラス:相葉裕樹
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第七回栗好みの会「柳亭市馬 柳家喬太郎 二人会」@日本橋公会堂

2019年05月20日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


柳亭市坊「道灌」
「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき」
真似っこ失敗話。
つい笑っちゃうけど、
いまだにこの31文字を正確に覚えていない私。
無理の無い話運びでした。


柳亭市馬「七段目」
芝居台詞がついつい出ちゃうところ、
オタクには他人事とは思えません。
名台詞で会話しちゃうよねー。ねー。
台詞に合わせて口調も性別も変える。
市馬の七変化。


柳家喬太郎「首ったけ」
つれない花魁。
マクラはバス停吉原。


柳家喬太郎「抜け雀」
衝立に描かれた5羽の雀が
外に飛び出て、また帰る。
愛らしい雀の飛んでいる姿が目に浮かぶ。


柳亭市馬「らくだ」
「らくだ」が来るとは思わなかった。
兄貴と屑屋の逆転は市馬らしく
地味に静かに着実に。
ターンが変わりました!より
今回のようなジワジワ系の方が好き!


後半は会場都合なのか
マクラはほぼ無しで21時に終わりました。

kyon2がどっかで
「ゲームオブスローンズ」って言ってたような。

日本橋公会堂の2階席は
身体が斜めになる椅子で
とっても辛かった。
肩がすごく痛い。
腰より肩!
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「レ・ミゼラブル 2019年版」(バルジャン:福井、ジャベール:伊礼)

2019年05月04日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




プクは高音が厳しい。
BHHは安定していた。
本質的に善人で普通の人が神の試練に振り回される。
これも真実に至る道。
めぐはさすがだわ、芝居も歌も。
子コゼに対し少し年齢が高めだけど。
ラストはコゼット母の母性に溢れていた。
たっちんの聖母の方が好みではあるけど、
めぐがここまで母親になるとは思わなかった。
「工場長を殴って終わり」を
想像させる系を少し予想していたんだけど、
全くそんなことはなく、
ひたすら娘のために生き、死んだ母だった。

伊礼ジャベは芝居が平坦だけど大音量で押し切る。
嫌いじゃないよ。
2幕の台詞は怒鳴りモードで、歌も台詞寄りだった。
もう少し丁寧に台詞を聞かせて欲しかったな。

唯月エポはいじらしい。
小南コゼは声量弱めで息継ぎ強めで、キャピキャピ。
海宝マリは安定の素晴らしさ。
バッチはかなりミュージカル歌唱ができるようになったので
歌声の軽さがだいぶなくなった。
良くなった。
朴さんのマダムは声色を使い分けているのはさすがだけど、
やっぱり声量的にはもう少しかなあ。
駒田さんが相手だとその辺は気になる。
駒田さんも超安定の下衆。


【配役】
ジャン・ バルジャン:福井晶一
ジャベール:伊礼彼方
ファンテーヌ:濱田めぐみエポニーヌ:唯月ふうか
マリウス:海宝直人
コゼット:小南満佑子
テナルディエ:駒田 一
マダム・テナルディエ:朴 璐美
アンジョルラス:相葉裕樹
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「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」

2019年04月23日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


敵側ボスが高橋チーフだった!
全く知らなかったので驚いた!

たくさん登場人物が死ぬんだけど、
退場の仕方が虚淵ではなく谷正純。
夢や理想を語ってから死ぬ、が、
泣きポイントかつ個人の見せ場。

話はスピンオフというか、
一期のネタを少し使いつつも、
なんでしょう、やっぱり出てくる反シビュラ組織とか、
斜め上行く話を畳むには都合の良いシビュラの考えとか、
まあ、うまくまとまっていたというか。
シビュラって、話を作る上でも便利なシステムだなあ。
舞台にする意味はあるのかは考えないでおこうというか。

鈴木くんはスーツだと身体の細さが際立つな。
(多忙で痩せている???)
「補正して見栄え良く」はリアル男子はやらないんだよな。
残念。
アクションはのキレは良かったよー。
和田くんの芝居が上手かったなー。
高橋チーフはアクションを含め、
舞台での見せ方が上手かった。
身体能力ではなく、芝居として見せていた。

ああ、それにしても内海先生!
あなたの発明は4月28日の渋谷を救ったばかりではなく、
いまから100年後の鎖国している日本でも使われていますよー!(違)

PSYCHO-PASSの一期はキャラ配置もだけど、
ありがちな(ありきたりな)ネタの組み合わせ加減が絶妙で、
虚淵氏をはじめとする製作陣のセンスが良かったから、
他とは違うまさに「オリジナル」な作品になった。
一部のパーツだけもってきて作ると、
どこにでもある話になっちゃうね。
というのが今日の感想。
一期からの制作陣が加わっても、
やっぱり微妙に、意外性はない話。
ほんとに、ちょっとした部分なんだよね。
「リベリオン」も基本は
「社会全体のために個人の感情を廃した」ありきたり話なのに、
豆氏とか女が出てきても恋バナじゃないとかワンコとかガン=カタとか、
ちょっとの味付けを変えただけなのに忘れ得ぬ作品になっている。
正塚でいくか、サイトーで振り切るか、なら面白そうだけど、
小柳ちゃんが手堅くまとめたな、ってかんじよ、舞台版コパス。
ニッチすぎるたとえですみません。

まあ、でも、イケコの微妙に外したSFじゃないから。
そこまでじゃないから。


1階にチケ出しが無いのも、
客席2階のトイレが男子トイレのままなのも、
とても新鮮な日本青年館でした。
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かめあり亭 第41弾「新作落語の会~今は新作!いつかは古典!~ 夜噺編」

2019年04月19日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




白鳥弟子のぐんまは群馬県ご当地ネタ。
ぴっかりは新米看護師のうっかり話。
kyon2は友人のトラウマの正体。
彦いちは女柔道家の純愛。
白鳥は平成が終わるいまだからの某家の話。

前が長く話しすぎて
トリの持ち時間が一番短くなる珍事態。
みな好き勝手に話して、
綺麗に落として去りました。

kyon2ネタ、りりあホールのエレベーターは確かに使いづらい。
ダイソーは広くて楽しい。
(私は買物してから上がりました。)
彦いちは体を張った芸。さすが林家。
白鳥は期待通りのヤバさ満載ネタでした。

前半のぴっかりとkyon2で超ぶっ飛ばしていたので
中入りで
「このあとが彦いちと白鳥なんだよ。どうなるんだ。
 恐怖としか、、、」
と、思っていましたが、まあ、そのとおりでした。

めも。
西武新宿線のラッキーおじさんは十代目文治?

涙が止まらないほど笑い続けた2時間半でした。
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