きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「第39回 たけふレビュー ~GERSHWIN NIGHT(ガーシュイン ナイト)~」@越前市文化センター

2018年10月20日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)








小山さんの鯖江ライブとかけて行ってきました。
桐生さんのプレお披露目?お披露目?

タイトルどおりガーシュインの曲がメイン。
「アイ・ガット・リズム」などの
耳馴染みの曲がたくさん。

上島先生の踊りはシャープなライン。
桐生さんはじめ、出演者皆さんが
シュッとした、キリッとした踊り。

桜花さん時代から見始めた私には
若手時代を知っている初めてのトップさん。
立派になって・・・、という部分と、
変わらぬ爽やかさと、2つの面を堪能。
赤い衣装の時は華やかに、
苦しい恋の場面もあり、
虹架さん、華月さんとのMCでは
観客を巻き込み笑いを誘う。

虹架さん、華月さんは、
キリリよりまだ可愛い系だけど
芝居と踊りはしっかししています。
頼もしいです。

娘役は城月さん、麗羅さん、穂香さん(越前市出身)の3人がメイン。
声質が違う3人なので
特に歌では個性がはっきりで
場面転換の良いアクセントになっていた。

私には、若手筆頭だった人がトップになり
いまの若手を率いている、
フレッシュ感溢れる舞台だわ~~、
と思っていましたが
初OSKの友人は、
桐生さんに圧倒的存在感を感じたようで
「皇帝みたい」と言い、
「皇帝がピンクの傘を回すのはどうか」とも言ってました。
そう思うのか!
新鮮!
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「第133回江戸川落語会~新作も古典もノリノリの会~」

2018年06月11日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




総武線が遅れたため前座の途中で入場。

本編は新作2本と古典2本。

粋歌は声が聞きやすく、演じ分けも上手い。
展開も面白いが、オチがちょっと弱い。

兼好は安定した巧さ。
オチもきっちり。
泥棒なのにお金を巻き上げられる、
切なくも可笑しい話がなぜか納得。

Kyon2は、やっぱり鋭い。
スパーッッと落ちる。
擬宝珠はウルトラマンネタから。
新作は海外に行っていたネタから。
(だからハワイの雪かと思ったけど
 そんなありきたりじゃなかったよ。)
新作の方は泣きそうになった。

マクラでは日大ネタも。
内田元監督と似ているので肩身が狭い。
(を受けて、兼好はコーチ似と言ったり)

Kyon2へのリクエスト。



一票作品の多さよ!
せっかく票を集めても
すでにこの江戸川落語会でやってしまったか
持ちネタではないか。
次回もアンケートがあるのだろうか。
結果を見るのは楽しいけど!
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「1789 バスティーユの恋人たち」(2018年版)

2018年05月10日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)

本日のキャストは、龍&加藤&神田。

ラマール様の「生前は」アドリブ。
「話題のミュージカルだからなんとなくチケットを取ったら
 てんとう虫の仮装をしたおじさんが目の前に出てきて
 『お待たせ』なんて言われたけど待ってないし、
 でもちょっと可愛かも、と思った。」

前回とキャスト違い。6人全員見ました。
ロナン&オランプはそれぞれ苦手な音域等の違いはあるけど
あくまで個性で好みの範疇。
芝居的には加藤&夢咲、小池&神田が合うと思うけど
身長差萌え、または、身長差無し萌えができる
今年見た組み合わせも美味しい。

まさおアントワネットは、
テルに比べれば歌になっているので
それだけで素晴らしいと思うけど、
期待したほどのパワーはあんまりなかったな。
もっと歌い上げるかと思ったけど、
ソツなく歌っている、ぐらい。
芝居は前半後半はほぼ変わらずずっと子供。
テルは母性と家族への愛情を感じられたんだけどな。
残念。
まあ、初めての外部での女役と、
すでに演じたことあり、を比べる必要はないんだけど。
1幕前半では「ああ、まさお、頑張ってドキドキ」
と親心になっている自分にびっくり。
王太子葬儀の場面でまさお節が出たので
このまま突っ走ると期待したのになあ。

三浦くんのロビペの熱がいい。
前版とは役者レベルでなく、演出が変わったそうだけど、
一片の曇りもない情熱とエネルギーだからこそ、
恐怖政治で国を支配できたんだと納得。
続きは「ひかりふる路」で。

広瀬くんがさらに良くなっていた。
所作が綺麗。


ヅカファンだと、「一部の軍隊が民衆に合流」の台詞ひとつで
「シトワイヤン、ゆこーっ!」から「バスティーユに白旗が!」まで、
髪を切ったアントワネットを見た瞬間
「さようなら、フランス!」から断頭台まで、
が、走馬灯ぐるぐるなんだけど、
見たことがない人はどう感じるのかな。


悲しみの報いとして 人は夢を見る権利を得る

苦しみの報いとして 人は赦す心を持つ

イケコらしい歌詞だけど
元もこんなかんじなのかな。
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「お月さまへようこそ」

2018年04月27日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


聞いたことがあるタイトルだと思ったら再演だった。
芝居の途中で思い出した。

シブゲキはこの戯曲に対して広い気がするけど、
ゲスト有りだと客席数が必要なのかな。

この中なら人魚の話が気に入っていたはず、
と自分の記録を読み直したら、
都会の閉塞感の中で生きる女とどこにでも行ける男の
「カウボーイ」が気に入っていたみたい。
演者が変わると印象も変わるね。

前回よりは役者のレベルが高かったので
物語としては楽しめたけど
でもやっぱりちょっとわかりにくいかなあ。


作:ジョン・パトリック・シャンリィ
演出:吉原光夫

​​​出演:海宝直人、宮澤エマ、西川大貴、
   吉田沙良、中村翼、畠中洋


シブゲキは元映画館だけあって
トイレの個室が少ない。
女性用は5個。
そして、元映画館だけあって寒い。
ロビーから寒かった。
椅子はふかふかで
(響人公演は辛い椅子が多いし・・・)
配置や角度も良くて見やすかったです。
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「メリー・ポピンズ」

2018年04月26日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




すごく良かった、すごく楽しかった!

映画ではアニメと融合する場面も
カラフルで上手く翻案していた。

濱めぐのドSポピンズがたまらなく魅力的!
子役が二人とも上手かった。

思い合って、仲良く。
その流れがいいよね。

有給も財布も無理したけど、
これは行くべき観るべきでした!
決断した過去の私、えらい!!

名曲たくさん!
歌もダンスもたくさん!

鞄からいろいろ出てきて、知っていてもワクワク。

施しを受けるのではなく、
仕事をしているバードウーマンの姿に涙。
私もプライドを捨てずに生きられるかな。

長い言葉のアレは
スーパーとドーシャスしか言えない。
寿限無と長助しか言えないのと同じね。

映画「ウォルト・ディズニーの約束」を
ちょっと思い出した。
原作とは違う部分に怒りながらも
「凧をあげよう」で思わず踊っちゃったトラヴァースさん。
その流れが納得できる名曲よね。
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「三遊亭右京・神田陽子 二人会」

2018年04月23日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


美味しい和食が食べたいな、という気分の時に
新橋演舞場地下の食堂で
お食事付きの東寄席のご案内をいただきました。
食事に落語に講談。なんてお得!
行くしかないでしょ!

番組表。

これは撮ったけど、演目(名)は
控えるのを忘れちゃった。

現在唯一の前座の講談師、神田桜子は
短歌の得意な少女の話。
ハキハキした声が聞きやすく、
テンポも良い。

三遊亭右京は「宙返り」、だけど
マクラの方が長かったかな。
新橋演舞場の由来、
むかしの銀座、新橋、築地の様子や
新橋花柳界の車夫の頃のお話しが
とても面白く勉強になりました。

神田陽子は客席を巻き込むのが上手く
聞いていて笑いっぱなし。
歌舞伎ネタでした。
入門した頃は「女が高座に上がるとは!不浄だ!」
と言われることもあったらしいのですが
そんなことを言った人達は
(年齢的な部分も含め)死に絶え、
いまや講談師の半分強は女性だそうです。


で!
お食事!!

基本は和食ですが、
鶏肉はタンドリーチキンですよ!
どれもが手が込んでいて美味しい!
この会のお食事は伝統野菜を入れるのもテーマらしく
今回は先付けにしんとり菜でした。

先付け:しんとり菜の煮浸し
八寸:玉子焼、肉団子黒酢和え、ホタルイカ・若布・葱のぬた和え、タンドリーチキン、福紗焼、白滝真砂子和え、茄子そぼろ餡かけ、真いかの雲丹明太子和え、胡瓜・大根・人参の甘酢漬け、オクラ海老すり身詰め揚げ、切り干し大根、蕗、高野豆腐、蒟蒻、人参、ブロッコリー
向付:鮪、鯛焼霜

主菜:からすがれいの煮付け


御飯:五目御飯
留椀:筍真丈、若布、三つ葉、柚子


デザートはオレンジとキウイ。

甘い!

そして、協賛、なのかな。
鹽竈神社の御神酒酒屋
浦霞醸造元 株式会社佐浦の
お酒4種飲み比べ!


(お酒は買えるほどは飲めないので
 会場で買えなかったお詫びに赤太字で宣伝します)
酒があまり飲めない私でも
味の違いがわかりました。
同テーブルの人達は
「花は咲く 蔵の華 純米吟醸 浦霞」が良いと言ってましたが
私は最後に出た「大吟醸 浦霞 槽掛け雫酒」が一番好きかな~。
お求めは こちら → http://www.urakasumi.com/

楽しくて美味しかったです~。

私は高座の金屏風に反射する照明が苦手で
寄席ではない、会館ホールだと照明がきつすぎて
演者を見るのがとても辛いときがあるんですが
こちらは食堂利用で照明が柔らかいので
じっくりと見ることができました。
また行きたいかな~。
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サモ・アリナンズ「ホームズ」

2018年04月22日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


とある貴族が死んだ。
彼の遺言はレコードに吹き込まれている。
レコードを巡って連続殺人事件がおこる。


楽しかった、面白かった、大笑いした!
どこまでが台詞でどこまでがアドリブなのか。

こういうサイズの劇場の公演のコメディって
ただのコントの羅列か内輪受けになりがちだけど
サモアリなのできっちり「コメディ芝居」でした。
計算をして、笑わせる。
筋をちゃんと提示する。
そのプラスアルファがグダグダなアドリブ。
濃密な2時間でした。

出演者皆さん芸達者なんだけど、
特に平田さんの芝居の勘の鋭さが素晴らしかった。
受けて、誘導する。実にシャープ。

千秋楽特典?のすぺさるゲストは
荒川良々くんでした。
カロリーメイト!
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「1789 バスティーユの恋人たち」(2018年版)

2018年04月20日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)



本日のキャストは、小池、夢咲、凰稀。


テルは歌はかなりダメで、
ルーレットの歌は高音は壊滅。
しかし、王族の生まれ持っての驕慢さや
王妃の務めを悟るところ、
オランプの解放の芝居はとても素直で見ていて納得。
小顔なのでどのカツラも輪っかのドレスも似合う。
一人で舞台にいるときの華や存在感はやっぱりすごいな。

徹平くんはミュージカル歌唱でないことより
高い歌声が少々違和感だけど熱血で良かった。
ねねちゃんは王妃様に匹敵するような姫芝居だけど、
やっぱり可愛いわ。
徹平くんと向き合うと背が低くなるマジックを堪能した。

岡さんは前回よりダミ声混じりになり迫力が増した!
凄みがあった!
広瀬くんも身のこなしが美しくなった。
サカケン芸達者。
あきちゃんは地味だけど、
去り際の扇ポンとか、
細かい芝居が上手いな、と。
新ロビペの三浦くんも良かったよ。
子役の芝居がイマイチ。

ただ、革命のヒリヒリした空気は、
宝塚の方が強かったかなあ。
こちらは歌が盛り上がって終わっての繰り返しで、
時代のうねりがちょい薄いような。
曲はいいよね。
衣装も豪華。


ロナンを兄弟と言ったり、
仲の良い革命家3人だけど、
そのうち1人が、
あとの2人をギロチンにかけるんだよねー。
リシュルも。
ねー。
まあ、残った1人もギロチンだけど。
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「江戸は燃えているか」

2018年03月21日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)



(かなり前方席だったのよ、うふふ)

江戸に迫る東征軍を率いる西郷と
迎え撃つ幕府軍の勝海舟。
降伏か徹底抗戦か。
勝の家族の意見も二つに分かれる。

正式会見の前に密かに西郷は勝家に来るが。


笑いっぱなし、ドキドキしっぱなし!
噛み合わない会話の噛み合う芝居がすごく面白かった!

劇場の幕を見るまで気付かなかったけど
タイトルの元ネタは
「パリは燃えているか」だったのね。
首都が燃えるか否かの駆け引きの物語。
お互いに義も意地もある。
どこを引くか、どこを押し通すか。
江戸が燃えないのを知っていても
どこに話が落ちるか、最後までわかりませんでした。

ネタ的にはシリアスを織り交ぜつつ。
偽西郷と偽勝海舟と本物達が
入れ替わり立ち替わり騙し騙され。
単純なようで複雑な構成で
でもテンポ良く、わかりやすく。
セットが1つだから
ワンシチュエーションに近いのに
話が拡がり膨らみ、各自の見せ場もあり
とても充実したお芝居でした。


獅童くんへ「萬屋!」と掛け声を入れた方が
同じイントネーションで松岡くんに
「TOKIO!」と掛け声を入れてくださいました。
ありがとうございました!
(思い返すと、冒頭の掛け声から伏線だった?)

アドリブ合戦で松岡茉優ちゃんが笑ってしまったら
獅童くんが
「なにを笑っているんだ、
 みんなに心配をかけて!」とツッコミ、
茉優ちゃんが客席に頭を下げ、
笑いに転化してました。

獅童くんはスケベで軽快で、
でも終盤のキメは流石の迫力。
マボは色男でした。モテモテ!
ムーミン好きの坂本さんこと飯尾さんは山岡鉄舟でした。
高田聖子さんがやっぱり上手い!
風ちゃんは潔く突っ走ってチャーミング。
歌もありました。
田中圭くんは振り回れて汗だくだく。

「西郷隆盛を演じるために身体を作ると元に戻らない」
というジンクスが芸能界にはあるらしく、
藤本さんもエリザや「坂の上の雲」広瀬の時は普通体型だったのに
「JIN」のあとは西郷体型のままで、
どうなるかと思ったら、舞台で西郷とは!
この手があったか!
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「HEADS UP!/ヘッズ・アップ!」

2018年03月10日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)

名優の名舞台、記念すべき上演1000回で
終了したはずだった。
しかし名優は1001回目をやると宣言。
助手から初めて舞台監督を務める若者、
制作、衣装、美術、さまざまな人が
名優に振り回される。
果たして、幕は開くのか。


役者だけでは舞台は成り立たないし、
幕が降りた後でも仕事は続く。
舞台と制作スタッフに対する深い愛は伝わってくるが、
それにしても二幕が冗長。
群像劇にしても少々まとまりに欠けた。
ダーイシならもっと上手く料理できそう。

哀川さんの生の「ソイヤッ!」は嬉しかった。


ゆーひの女役に見覚えを感じたが、
アレだよ!フローレンス!

今さんが素晴らしく芸達者だった。


中川あっきーも
流暢な台詞回しに説得力ある芝居に
感情がこもった歌、とすべてが良かった。

橋本じゅんさん、青木さやかをはじめ
出演者はみな役に合っていた。
それだけに、長すぎる話の盛り上がりポイントが
狙い通りになっていないのが勿体ない。
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ひげ太夫第42回公演『天竺ダイヤモンド』

2018年02月01日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




今回も大団円でした。
機械(メカ)は少なめかな。
奇天烈に見えて、
実はわりと正統派ヒロイックファンタジー。
旅人がいて、悪人がいて、困っている人がいて、
お宝を探す旅に出て、全部無事解決する。
一人が何役も演じるけど
すべて難なく見分けがつく。
素晴らしい脚本に、素晴らしい演技。

ほんと、無駄が無いのよ。
話も動きも。

いつもの飯テロも来るよ。
誰か作って!

女神場面のダブルボディがすごく好き。

どどーんな見せ場は天井を突き刺すごとく。


【配役】
編三郎、水源:吉村やよひ
食堂のじいさん、先生:成田みわ子
すずかけ、カササギ伯爵:伊藤貴子
ブラック・シャーク、カムジャタール王国の国王:タケウチヤスコ
シャギ男の部下、朝露姫、ナツメ:平石祥子
シャモの姉、アマリリス:やまくろなな
レイヤード・シャギ男:石川リサ
シャギ男の部下、みかわ屋の女将:安田公美
シャモ、ゲンゴロー:北古賀栞
ザリガニ、お坊さん、しずく:安西オサム
マダム・ジュエル:嶋田あや
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「ハンガリー国立ブダペストオペレッタ&ミュージカル劇場 ニューイヤーガラコンサート」@かつしかシンフォニーヒルズ

2018年01月06日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


セトリ。
休憩20分込みで2時間。


プログラムを買ってないので
合っているかはわからないけど
指揮者+オーケストラ、
オペラ歌手男女1名ずつ
ミュージカル歌手男女1名ずつ
ダンサー男女2名ずつ。
ゲストに日本人テノール歌手、子供の合唱団。

オケの楽器の音が強すぎて、生歌だと聴き辛い。

「最後のダンス」はハンガリー語。
だが残念なことに歌手のビジュアルはトートよりルキーニだ。
「美女と野獣」もハンガリー語だった。

第2部はハンガリー系の曲多し。
最初からシュトラウスの「ハンガリー万歳」で
ハンガリアンのリアル「エーヤン」を聞いたよ。
ミュージカル部門の歌手コンビか
男女なのにスペシャルすぎるリフトや回転を繰り出し
客席降りもあり、最後は大盛り上がりでした。

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「危険な関係」

2017年10月19日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


ヴァルモンがトゥールベルを真実愛してしまったのに
自分ではそれを認められなくて、
メルトゥイユに指摘されて怒ってトゥールベルを捨てる、
の流れの描き込みが甘かった。
役者の演技ではなく、演出面で。
ここはキリキリするぐらい傷つけ合って欲しかったな。
そこが好きなので。

高嶺版が一番キリキリしてた。
ぺ版も良かった。
ドンゴン版はその次ぐらい。
そういった意味では今回はマルコヴィッチ版に近いかな。
話の流れが出来レース的で、
盛り上がりポイントが私とは違うかんじ。
ヴァルモンがトゥールベルに「愛していない」という時の、
心と裏腹な表情を見たかったのよ~。
そのときのトゥールベルの天国から地獄への絶望も
すごくすごく大事なのに、
こちらの舞台ではあっさりめだった。
物足りない。

メルトゥイユとダンスニーの関係がヴァルモンにバレるところ、
ヴァルモンとセシルの関係がダンスニーにバレるところ、
そこから決闘への流れが早すぎ、
というか、描かれてなくて、
もう少しなんかならなかったかな。
いくつもの三角関係の重ね方が
いまひとつピリッとしてないような。

オチも弱いよね-。
メルトゥイユへの打撃が弱すぎる。

トゥールベルも気が強すぎかなー。


玉木くんはエロいけど、
高嶺ゆきちゃんのような冷徹さは薄いわ。
鈴木京香は体格が良く舞台映えがするけど、
ハナちゃんのような可憐な容姿の裏ではなく、真っ直ぐ策略家。
比べちゃいけないんだけどねー。
すみ花ちゃんはちょいとメルトゥイユが入ってるかも。
千葉くん可愛い。
お辞儀をするとちょっとつむじが大きめで、将来がドキドキ。
事務所コードかな?
あんまりエロいことはさせてもらえないかんじのような気がした。
高橋惠子が凛として美しかった。


和洋折衷な舞台美術はすごく良かった。
昭和初期の日本家屋の豪邸の洋室みたいなかんじ。
シンプルで凝っている。

今回の舞台は私が期待したより
演出面での切り込みが薄かったんだけど、
それはそれとして、日本人の俳優さんだと、
冷酷冷徹に徹しきれないのかな。
演技力ということではなく、本人の、なんだろう、雰囲気?
宝塚はいろんなことを振り切っているから、
逆に、冷酷な男でも魅力的なんだろうな。
(そして、だから、私は宝塚が好き、と。
 私が魅力に思う役は宝塚なら成立する)

外国が舞台の話をTVや映画で
日本人が演じるのは無理だけど、
舞台なら違和感なく見られる。
玉木、鈴木の掛け合いも良く、
発声が多少舞台向けではないものの、
こういう役を二人で見られるのは
エキサイティングかつありがたい。
それだけに、エグ味が足りないのが残念。

休憩込み2時間半でも描き込みがたりないことを思うと、
歌やダンスを入れて1時間40分にまとめ、
オチを格調高く変えた柴田先生は偉大。


私が見た回にはカレー(ダンスニー)と
べーちゃん(トゥールベル)も来てた。
遠目だとカレーは可愛らしい女の子だった。


【配役】
ヴァルモン子爵:玉木宏
メルトゥイユ侯爵夫人:鈴木京香
トゥルヴェル法院長夫人:野々すみ花
ダンスニー騎士:千葉雄大
セシル・ヴォランジュ:青山美郷
アゾラン:佐藤永典
エミリー:土井ケイト
ロズモンド夫人:新橋耐子
ヴォランジュ夫人:高橋惠子
家令、召使:冨岡弘
女中:黒田こらん
コメント

「レディ・ベス」(2017年版)

2017年10月16日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)








改訂され、新曲が入り、
話の流れは良くなったものの、
やっぱり「駆け足で見る世界史」的で、
「なぜそうなった」「なぜそう思う」の描き込みは弱い。

レディと詩人はいつそんなラブに?

とは言うものの、
曲はいいし歌ウマは多い。
席に着く前はボロボロに疲れていたけど
一幕終了後に回復した気がする。
ドーピングか。

ラストに、同じ父から生まれた姉妹、
幼くして母たちを奪い取られた同じ境遇、
と認めあって和解するけどさー、
姉があんなに頼んだカトリック擁護をしないどころか
プロテスタントの盟主として
スペインと戦うんだもんなー。
エリザベス、ひどすぎないか?

ハナちゃんはやはり姫役者で、
設定年齢にしては子供すぎる役作りではあるものの
のちの女王の風格を漂わせていた。
育三郎は事務所を映って仕事の幅が広がったためか
優等生の枠を破って濃くなっていた。いいね。
山口さん、涼風さんは、難しい曲を
すごくサラッと歌っていた。
吉野さんは芝居は重厚でいいんだけどね。
歌が今回のビジュアルについていってないかなー。
古川君は歌どころか台詞声も頼りないけど
今回の役には合っていた。

でー。
やっぱりー!!
ハマコがメインだよねー。
ハマコ、少しほっそりしたかな。
歌も芝居も迫力だったよ!!


終演後は主演者挨拶あり。
グダグダ気味の育三郎に対し
挨拶経験豊富なハナちゃんは
さすがにしっかりしてました。
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「VOICARION(ヴォイサリオン)II GHOST CLUB」

2017年09月06日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


昨日とは違うキャストで3人が声優さん。


平田フーディーニは威厳があるけど
尊大というほどでは無く、色気はあまり無い。
山口ドイルは神経質で偏屈。英国人らしい。
渡辺ホームズは強い意志と
ドイルを包み込むような暖かさ。
ドイルが削り落としてきた部分を補完するよう。
皆川クロフトは少年らしさが強く、貴族色は薄め。

昨日とはそれぞれ違うけど、
楽しいハーモニー。

出番待ち、一幕の平田さんは落ち着かないのおじさん。
二幕は落ち着いたおじさん。

昨日はリカちゃん出演回だったので
フーディーニ視点で聞いて(見て)いたけど
今日はドイル視点で話を捉えた。
ドイルパートに泣かせポイントが多かったんだな。
役者が変わると見る面も違ってくるね。
そこが楽しい。

今回は、昨日ほどコメディでは無かった。
お客さんが遠慮して笑わないのではなく
掛け合いによるコメディ色が
それほど強く出ない芝居になっているというのかな。

カテコ挨拶で。
平田さん
「紳士淑女の皆様、そして全国8千万人の子猫ちゃん達、
 足元のクソ悪い中ご来場いただきありがとうございました。」
終盤噛んだのを渡辺さんに指摘され、
次の山口さんが挨拶に入るとき「噛め噛め」とプレッシャーをかける。

山口さんは2幕冒頭に噛んだからもう大丈夫と受け流す。
皆川さんは平田さんを受け「全国1億人(少し増えた)の子猫ちゃんたち」
「足元のクソ悪い中」を織り込み挨拶。
渡辺さんは、帰宅したら友人ご家族に
「渡辺徹は思っていたより細かったよ」と言ってね、と。

昨日と明日が宝塚回、今日楽屋に入ったら良い匂いの残り香が(渡辺)
では明日は我々の加齢臭が残り香、、、(平田)
とも。


山口さんやオサがどうということではなく、
兼オタとしては、
平田さんのコナン・ドイルに
リカちゃんのフーディーニが見たいなあ。
ホームズは、えーと、えーと、、、、
キリヤンかな。蘭とむでも、、、。
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