きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ジゼル」草刈民代&シヴァコフ/レニングラード国立バレエ団

2009年01月31日 | バレエ・ダンス
草刈さんのジゼルは、
踊りがいろんな部分が省略されていたけれど
「ジゼル」という役を表現するには充分でした。
可憐で清楚なジゼルでした。
狂乱の場面も、ガラス細工が壊れていく、のではなく
砂糖菓子が崩れていくというか。
落雁が溶けていくようなかんじというか。
サラサラサラ~と崩れていくんだけど、
砂よりも、もっと情緒的というか。
わけわかんない表現ですねー、すいません。
弱い女性だから、ショックで死に至るのは
わかるような気がしました。
2幕は、儚げで、ふんわりしていました。
それでもアルブレヒトへの愛は残っていて。
朝の鐘も、アルブレヒトとの別れではなく
アルブレヒトの命が保たれた喜びの音。
その演技はとても素晴らしかったのですが・・・

ミルタがシェスタコワだったから・・・

光藍社さんか芸監か、
誰が彼女をキャスティングしたかは不明です。
草刈さんの最後の「ジゼル」に
ベストキャストで花を添えてくれようとしてくれたのかもしれません。
でも、、、
でも、、、
今季はちょっと不調といえども
ダンサーとしては脂が乗っているシェスタコワの後に
草刈さんが踊ると
いろんな部分が浮き彫りになっちゃいます。
たとえば、ウィリ達がハンスをいたぶる場面。
ハンスのペトゥホフとシェスタコワのミルタ、
そしてウィリちゃん達の演技がものすごく噛み合って
それはそれは緊迫した場面でした。
その後だと・・・・・・
む・・・・。
役としての草刈さんのジゼルは
わりと好みだったんですけどね。
むう・・・。
カーテンコールはたくさん。
後半はバレエのレヴェランスではなく
日本風なお辞儀でした。
それも彼女に合っていると思いました。
踊り自体は、好みではない部分もありましたが
「興業」という面では牽引してくれた部分があったと思います。
TVや映画で名前を知っている人を見に行く、
そういう、「バレエを見に行く最初のきっかけ」を
たくさん作ってくれた人だと思います。
大感謝。
「エスプリ」も楽しみにしています。

シヴァコフのアルベルトは、
意外に合っていた。(ごめん)
貴族、ではないかもしれない。
顔を覆う仕草も「あちゃー」ってかんじで
「気のいい兄ちゃん」の部分が強い。
ジゼルとの恋は、まあ、目の前の恋に夢中になっちゃって、
でも、いろいろ言い訳すれば許されると思っていて。
その許されるが、彼女との結婚、とか
そんな具体的なことは考えなくて。
バチルドにバレたときも
「あいややや!」ってかんじかな。
コルプに近いけど、コルプより子供っぽい。
そういった彼がジゼルの死によって成長していく。
えーと。
「ひとつのことをやり遂げる」を学んだのかな。
そして少年は大人になる、か。
でも、外見は「少年」を完全に卒業。
背が伸びたのかと思ったけど、
いまさらそれはないよね。
姿勢とか立ち方とかが変わったのかな。
雰囲気が「大人の男性」だった。
ちょっと寂しい。
ガラで見たときは鬱陶しかった長めの髪も
アルベルトにはぴったりでした。
踊りは綺麗でした。
ソロは、のびのび踊っていました。
彼のアルベルトはまた見たいな。
もうちょっと大人になったら
もうちょっと違うアルベルトになりそうだ。
草刈さんとの演技はしっかり噛み合っていました。

ハンスはペトゥホフ。
見かけはごついけど、
気持ちは純朴。
ジゼルへの気持ちは空回り気味。
だけど、悪い人じゃないよね。
オマールに足りなかったのは
「舞台空間を埋める力」だったんだわ。
舞台に一人でいる時の芝居が
ペトゥホフは自然で、間が保てる。
オマールは、誰かに対しての演技はなかなかいいと思うけど
一人で立つのはまだ難しいということなのかな。
と、今日の従者を見て思った。
ウィリが出てくるかも、の演技は
もうちょっと押さえた方がイイかも。
そこはアルベルトが中心の場面だから。

でー。
でーーー。
ミルタがシェスタコワなんですよ。
これは、一種の反則ですよね。
クナコワのミルタとか、テレホワのミルタとか、ムッサンのミルタとか、
主役を張れる人のミルタなんて。
豪華すぎ。
静かに静かに、でも、とっても恐いミルタでした。
美しいから恐い。
可愛いから恐い。
チェルノブロフキナのミルタを思い出しました。
少女のまま死んだから、少女の外見。
それで女王の威厳があると、
どれだけ長く魂が彷徨っているんだか、と思うのですよね。
とにかく、場の支配力がすごすぎる。
ミルタはこう来て、こう歩いているんだ、と
普段別なところを見ているのでわからないところが、
彼女が出てくると目が吸い付けられるので
すべてわかっちゃいましたよ、ってかんじです。
マイムひとつひとつが丁寧で意味があり
踊りも完璧です。
今季一番いいんじゃないかな。
そして、目!目線!
目線で人間なんか簡単に殺せそう。
そんな迫力のある視線は3階席まで届きました。
群舞も、彼女が統率しているせいか
大迫力でした。
無言の迫力。
ドゥ・ウィリの二人も
美しいラインでした。

ペザントもとても素晴らしかったです。
この二人は今季の大収穫。
来年はもっと主演があるかな。

ベルタのクズネツォーワはちょい弱い。
もうちょっと強い演技でもいい。

公爵様ご一行なんですが・・・
たぶんヴェンシコフだと思うのですが(たぶん)
紫の服の男性貴族が、
紫のドレスを着た女性にちょっかいを出しつつ登場。
女性は笑って受け流しつつも、ちょっとイヤーン。
その後に登場した公爵様が男性をたしなめつつ
(肩を叩きつつ)登場しました。
いつもこうでしたっけ?
あんまり自信がないから書かないけど
よく見る顔が大集合していたように思います。
いつも濃いところだけど、
今日はなおさら濃い演技でした、みなさん。
モストヴァーヤは美人で高貴なお姫様。
ジゼルにネックレスをあげると周りの人達の
「さすがうちの姫様!」みたいな気持ちが
ビシビシ伝わってきました。
前提として、「よくできた人」ってのを
周囲の人達も良くわかっているというか。
シヴァコフよりは、ちょっと年上そうだったけどね。

オケはかなりダンサーに合っていました。
指揮者やオケが慣れてきたのか、
ダンサーとのコミュニケーションが成立し始めたのか、
リハーサル時間が多いのかは不明。

モロゾフ、コリパエフはタンバリン隊。

ミリツェワ、コシェレワは
いつもは「少し休ませてやれよ!」と思うのですが
二人揃っていないと寂しいです。
勝手でゴメンです。

うーん。
書き足りないかな。どうかな。
とりあえず。

【配役】
ジゼル:草刈民代
アルベルト:ミハイル・シヴァコフ
ミルタ:オクサーナ・シェスタコワ
森番ハンス:ロマン・ぺトゥホフ
ぺザント・パ・ド・ドゥ:サビーナ・ヤパーロワ、アンドレイ・ヤフニューク
ベルタ(ジゼルの母):ヤニーナ・クズネツォーワ
バチルド(アルベルトの婚約者):エレーナ・モストヴァーヤ
公爵:アンドレイ・ブレグバーゼ
アルベルトの従者:アレクサンドル・オマール
ドゥ・ウィリ:ユリア・カミロワ、マリア・グルホワ

指揮:カレン・ドゥルガリヤン
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団


今季は結果的にはオマール祭りでした。
準シェスタコワ祭り。
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どうぶつの森の新住人と、DS版幻水!

2009年01月31日 | ゲーム(どうぶつの森など)
カンガルーのアップリケさんが
パーム村を去りました。

新しく来たのは
ゾウのサリーです。



やっぱりインドゾウなんでしょうか。

どう森の映画にも出てきた子ですよね。

エレフィンちゃんとヒュージくんがいるので
ゾウ率が高いパーム村です。
(サル率も高いけど)


DS版幻水は、1周目が終わりました。
かなり攻略サイトを見ずに進めていたら
期間限定キャラを集められずに
108人に満たない状態で終わっちゃいました。
DS版はデータセーブは2個だけで、
その2つのデータより前の時でないと集められない人がいたので
現在2周目をはじめからプレイ中です。
目が痛いです。
幻水としては、話はまあ良かったかな。
2周目にそれほどストレスを感じません。
2周目の主人公はエミリオです。
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「ライモンダ」シェスタコワ&シェミウノフ/レニングラード国立バレエ団

2009年01月30日 | バレエ・ダンス
ブレグバーゼはロン毛金髪のヅラがとっても似合っていた。
ちょっと、ときめいた。

ってのを、先に書いておいて。

1幕の途中までは、なんだかノリが悪かったけど
1幕後半の「夢の場面」で盛り上がり始め
2幕はわけわかんない異国情緒たっぷりで
3幕はなし崩しのハッピーエンドで大盛り上がり。
こういうラストは、マールイに似合うよね。
これでいいのだ!
妙に納得しちゃうんだな。
最後は、ほんとに、暖かい雰囲気なのよ。
良かったねー、とみんなに祝福されるのよね。
「眠り」と違って、「おとぎ話」じゃないから
客席までが結婚式の招待客みたいで
お客さんが若い二人の前途を祝している気分になりますよね。

ライモンダ役は、とにかく出ずっぱり。
耐久レースみたいだ。
衣装も変え、踊りのトーンも変える。
大変だー。
シェスタコワは、
華やかではあるけれど、貞節さも感じる
品のあるお姫様でした。
例年ほどは調子が良くはなさそうで
前半は細かい部分で「?」と思うときがあったけど
後半は良かった。終わりよければすべてよし。
カーテンコールに、彼女にしては珍しい投げキッスあり。
満足のいく舞台だったんだろうなあ。

シェミウノフ君は、長身を生かした演技。
2幕の衣装が特によく似合った。
アブデラフマンを倒すのに剣はいるの。
グーで殴れば一発じゃないか。
踊りもかなり良くなった。
もうちょっとシャープさが出れば、と思うけど。
ここはなんで彼を鍛えなかったのかなあ。
ちょっと勿体ない。

アブデラフマンはオマール。
濃く濃く横恋慕男を演じていました。
ライモンダは美しいから
恋しちゃうのは仕方がないよね。
この版だと「ちょっと口説いたぐらい」な気がする。
婚約者がいる異教徒を口説くのはよくないけど
ここまでされなきゃダメなのかな、と
ちょっぴり同情。
「海賊」でも濃く、こういった演技は的確なんだな。
それならあのハンスはなんだったんだろう。
ハンスもこれくらいやっちゃえば良かったのに。

ライモンダの友人のミリツェワとコシェレワ。
1幕は赤いドレス。
チュチュじゃない二人は珍しいので
ちょっとテンションが上がったよ。
この気持ちってなに?萌?
男性陣はモロゾフとマスロボエフ。
二人とも、友人といるときはにこやかなんだけど、
アブデラフマンからライモンダを守るときはキリっとして
騎士らしかったです。

サラセンの踊り、クズメンコも上手いんだけど
クズネツォフの身体能力についていけないかんじ。
クズネツォフの動き、速すぎ!
パナデロスもいい雰囲気。
カシャネンコのスペインが見たかったなあ。

で、3幕は怒濤のチャルダッシュ。
真ん中はフィールソワ&ペトゥホフでした。
大迫力でした。
チーカのバリエーションも良かったよ。

3幕のライモンダの踊りで
手を強く打つのはキーロフ仕様なのね。
クナコワ、マハリナは音がしたと思う。
ステパネンコはしなかったよね。たぶん。


【配役】
ライモンダ:オクサーナ・シェスタコワ
騎士ジャン・ド・ブリエンヌ:マラト・シェミウノフ
アブデラフマン:アレクサンドル・オマール
伯爵夫人シビラ・ド・ドリス:アンナ・ノヴォショーロワ
ハンガリー王アンドレイ二世:アンドレイ・ブレクバーゼ
侍従:パーヴェル・シャルシャコフ
ライモンダの友人:
 クレメンス:タチアナ・ミリツェワ
 ヘンリエット:イリーナ・コシェレワ
 ベランジェ:デニス・モロゾフ
 ベルナール:アンドレイ・マスロボエフ
夢の場面ヴァリエーション:マリア・ドミトリエンコ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ
サラセンの踊り:ナタリア・クズメンコ、アレクセイ・クズネツォフ
パナデロス:エレーナ・モストヴァーヤ、アンドレイ・カシャネンコ
ハンガリーの踊り:エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
3幕ヴァリエーション:ユリア・チーカ

指揮:ミハイル・パブージン
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
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「“Circle Game:Stage 10” 」

2009年01月28日 | 小山卓治
バンドメンバーによる長めの前奏から開始。
舞台の幕が開き、アロブラ新アレンジの「DOWN」が始まる。
挑むような、睨みつけるような、厳しいまなざしの卓治。
こういうふうに、挑戦的に始まるとは思っていなかったので
ちょっとドキドキ。
客席に切り込んでくるような鋭さで
今年の一発目のライブ開演。

続いては
「Natural Woman」
「祭りの季節」
このあたりでは、一転して笑顔で歌う。
「気をつけた方がいいぜ」
このツアーでは、「勇気を叩きおこすため」で胸を叩くとか
アクションが多くなっている。
体すべてで表現していて、いいな。
「路傍のロック」
「ジオラマ」
「ジオラマ」はアロブラ新挑戦。アレンジがかっこよかった。

MC。
「あけましておめでとう、かな」等。

続いては、このバンドでは初めての「FILM GIRL」。
これがまた、しびれるくらいにカッコイイ。
マーシーのギターの低い音に
ジャックのシンバルが入り、
スマイリーのサックスが加わる。
音が増えていく前奏から、曲へ。
ここでもきつい眼差しの卓治。

曲が終わり
「立ち話もなんだ。座ってくれよ」と卓治が言い
客が座る。
MC。札幌の話。
ロマンチックなホワイトイルミネーション。
終演後、飲みに行き、
若者たちはプリンセス●功に似た女性を口説いたが撃沈したらしい。
(その後、マーシーは別行動だったらしい)
「俺の隣の部屋でなにやってんだか」
と言いつつ
「俺も誘ってくれよ」という卓治。
「年寄りは無理をしない」
って言ったのも卓治だっけか。客のツッコミだっけか。

ここからはマーシーと二人の舞台。
「プロポーズ」
次の「オリオンのティアラ」で
途中から、舞台後方から客席に向けたライトが強くなった。
演出なのか、なんなのか。(まぶしかった)

マーシーが捌け、卓治一人になる。
「ある夜の電話」。
これが良かった。
強い強い後悔がかんじられた。
後悔は、彼女が行ってしまったことではなく、
彼女を傷つけてしまったことの自責とか、そちらね。

MC。「428」の話。
ゲーマーってわけじゃないけど、
正月はゲーム三昧。
軽く腱鞘炎になりそうなくらいだった。
出演者全員の脚本を持っていたので
楽々最後まで行けると考えていたけど
思わぬところで詰まった。
ゲーム画面を見ていると、
あの時はこうだった、
画面には映っていないけど、ここはああだった、など
いろいろな思い出がよみがえった。
カナン役のティギーは撮影時14歳。
ってことは2年前まではランドセル背負った小学生!
ラストシーンは「ムービーで後日アフレコ」の予定もあったけど
結局スチールになった。
「428」はアニメ化もされる。
  → 「CANAAN」
それ前にやれよ!!
卓治自身のプロモーションは終了しているにもかかわらず
一生懸命宣伝していました。
(でも、客席の反応は薄い・・・。もったいない・・・・)

続いて「Midnight Primadonna」。
う~ん、今日はなんだか、違うぞ。
これ系の歌が、なんというのか
「心を絞り切るような」とでもいうのか、
なんとも言えない切なさがある。
それを表現するのはとても難しい。
つまりは、とってもいい、ってことなんだけど。
さらにソロが続く。「週末は嫌い」。
時間をもてあます状態はよくでているんだけどね。
ね。

歌が終わり、卓治は客席下手側に設置されたピアノに移動し
再登場したスマイリーが横に立つ。
「芝居するの?」客席からツッコミ。
「しねえよっっ!」速攻で返す卓治。
昨年末の芝居はいろいろ思うところはあるけれど
黒歴史にはせず、今年も果敢に挑戦して欲しいなあ。
スマイリーとの掛け合い漫才のネタは
「スマイリーがPCを買った」こと。
卓治がメアドを送ったら
3日後にスマイリーからFAXでメアドを知らせてきた。
(サックスにはマイクがついているけれど
 スマイリーのMC用のマイクはなかったため
 「生声で」
 「生声だと芝居みたい」
 追い打ちの声が客席から出る)
現在、スマイリーがメールをやりとりするのは卓治だけ。
漢字を一時消そうとして、一行消えたことがあった。
卓治のマネージャーさんからはファイル(音声ファイル)が届いたけど
クリックするのが怖くてあけられない。
そんなスマイリーをネットの世界に引きずり込むには
どうしたらいいか。
そりゃ、アレですな。
若者たちも加わり、さらに、どういう画像なら
スマイリーが探す努力をするのか、の協議の結論は
「GORO掲載の水沢アキの写真」だそうです。
いろいろ四苦八苦のスマイリー。
卓治がスマイリー宅に行って教えるって話になり
「それならメールいらないじゃん」。
このメールはウィルスです、って送ってやろうかと言う卓治だけど
その意味すらわからないスマイリーは、
PCで音楽を聴く、の説明の時も
うっかり「レコードに針を置く」動作をしちゃうのでした。
さらに、昨年末の話。
打ち上げでしこたま飲み、
気がついたら12月31日の12時半。
友人の事務所で目が覚めた。
隣には眠るジャック。
せっかくの誕生日の半分は、それで過ぎてしまった。
人生は後悔と懺悔です
深いお言葉から、曲へ。
「結晶」。
これも痺れるぐらい良かった。

二人が舞台に戻り、
卓治が新ライブCD(&DVD)の宣伝をしている間に
若者たちも再登場。
「天国のドアノブ」。
亡くなった父の誕生日が近いせいか、
いつもよりさらに泣けた。

ここからは後半戦。
「カーニバル」の後は、
アロブラ初の「ついてねえや」。
ものすごくいい!楽しい!!
「Hustler」「Night Walker」は
アロブラのレパートリーだけど
なんだか音が違うみたい。気のせい。
どこかでマーシーが前に来て演奏した。どこだっけか。
ここで本編終了。

アンコール。
まずは今後のライブの宣伝。
卓治としては新記録の37曲ライブを3月末にやる。
でも、、、
泉谷しげるさんは60歳で60曲。
ジュリーは60歳で東京ドームで80曲。
「一歩づつ行こうよ」という卓治に
「東京ドームに?」と客席からツッコミ。ナイスです。
それから、東京以外で。
土佐清水米子でライブ予定あり。
土佐清水、って昨年行ったところだよねー。ねー。

そして「アスピリン」。
Dr.スマイリーの胸にはピンクのIDカード。
芸が細かい。
Dr.のお言葉はなんだっけなあ。
メールがどうとかこうとか。
最後は
「下から2番目の男」。
「おっさん」役のスマイリー、いつもの倍ぐらい殴られる。


全員捌ける。
アンコールがかかる。
卓治だけでなく、アロブラのメンバーにも。
スマイリーに対しては
「メール、送っちゃうぞ!!」の声も上がる。
全員再登場。
スマイリーからは「メールは送らないでね」。

最後の最後は、卓治だけピアノに行き
「Yellow Center Line」。
こんなに希望に溢れているのは初めてだと思う。
ほんとうにいい時が必ず来る。
そう思った。

卓治は表情が実に豊か。
「428」で鍛えられたのかな。
(無理矢理繋げてみました)
若者たちの演奏も、ものすごく良くなりました。
「プロの音」になってきたと思います。
実戦あるのみだよね。
できればマーシーだけでなく
卓治&ヤマト、とか
卓治&ジャック、とかも
見て(聞いて)みたいけど
いろいろ事情もあるだろうからなあ。

卓治は、焦げ茶っぽいシャツ。
厚みのある、光沢のある生地。
革っぽく見えた。
スマイリーはネクタイ付き。
マーシーとヤマトは、ちょっとブリティッシュテイスト。
ジャックは模様のある白T。
今日はお着替えなしだったかな。

卓治の声は良く出ていたけど
マイクの調子がイマイチな時があった。

とりあえず。
言葉でうまく書けないけど、
すごく良かったよ。
記憶違いは許してケロ。
コメント

「忘れ雪」宝塚雪組

2009年01月27日 | 宝塚(雪組)
日本青年館での平日夜公演の開演時間が変更になりました。
なんとか行ける時間、のハズが、
仕事の都合で5分ぐらい遅刻しちゃいました。惜しい!

原作も痛いけど、舞台も痛かった、
という感想を聞いていましたが
まさにその通りでした。

高校生の時から7年後って、
その時の約束って覚えているよね。
具体的に何年何月何時何分を忘れてしまっても
「そういう約束をした」っていうのは
覚えていると思うんだけどなー。
あまりにも桜木先生がすっぱり忘れているので
記憶喪失ネタが入るかと思ったよ。
やけのやんぱちで婚約しちゃった深雪ちゃんも
わからなくはないけど、
留学の資金はどこからだーい。
静香さんも怖い人だなー。
何年でも待ちます、って
振り向く以外の選択肢を与えないんだなー。
ま、だから、最後はアレか。

証拠品は、第一発見者が持ち込むまなくていいの?
第3者が「落ちていたそうです」って持って行って
証拠になるのかな。

深雪さんが、桜木さんに会えない、
っ話になったとき、
先の「醜い蛇」になった話になぞらえるなら
「顔に醜い傷を負ったのかな」と思いました。
で、それなら
「『針』ですよ、桜木さん!(By春琴抄)」と
うっかり思ってしまいました。ごめんなさい。
ついでに、深雪さんと言われると
時々「ヒットエンドラーーン」が頭に甦りました。ごめなさい。

ラストといい、話としては「なんだかなー」
と思う部分がたくさんあり
見ていてちょっと辛かったです。
2幕が長かったなあ。
これを宝塚で、って誰がOKを出したのかな。

とはいえ。
児玉っちにしては、脚本とか舞台の作りとかは
うまいと思いました。
映像多様とかはバウ作品ならでのセットとうまく噛み合っていました。
最後にショーをつけない代わりに
劇中でショー的な部分がたくさんあったのも
バランス的には良かったかも。
「動物」が話のキモで、それをどう表現するかは難しいと思うけど
その処理も良かったです。

キムちゃんは、男らしさが増しました。
歌は前から良かったけど、芝居も深くなったのでは。
テルは濃くて暑いなー。
チエテルも暑苦しいだろうなあ。ふふふ。
歌もだいぶ上達したと思います。
ヒロインのみみちゃんは研2?
芝居心がある子ですよね。
声がちょっと高めだけど、それはこれからなんとでもなるし。
台詞が明瞭なのがいいです。
可愛いよね。
静香の愛原さんも、難しい役をうまく表現していました。
せしるくんは、まだまだ若くて男役には遠いけど
華はあるかな。
キタロウがなかなかいい味を出していたわ。ふふふ。
マヤさんは流石でした。
コメント

ウメちゃんも退団

2009年01月26日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
タニちゃんに続き、
ウメちゃんの退団も発表されました。

 → 宙組主演娘役 陽月華 退団のお知らせ(宝塚歌劇団)

やっぱりなあ、というのが
素直な感想。
ウメちゃんはタニちゃんとだけ組んで欲しかったし。
(続投希望の方がいたらごめんね)

同時退団なんだから
発表も同時で・・・とも思うけど
バラだからこそ、
ウメちゃんが一人でインタビューを受けるんだよね。
その方がいいよね。
コメント

「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」

2009年01月24日 | 映画
役者ファンというほどではなく、
時間的に丁度よかったので見たのですが・・・

重い。
というか、
キツイ。

「あなたの人生、それでいいですか?」を
ものすごくダイレクトに聞いてくる映画です。

すれ違い夫婦の話かと思ったけど
全然違いました。

「自分の人生」
「自分が生きられる場所」
それを見つけるのは、なんと難しいことか。

いくつかの選択肢がある中、
選び取って行ければいいけれど、
いろんな障害が発生して
道が塞がれていくこともある。
進みたい道は消え、
どんどん選択肢が消えていく。

自分の人生はこうじゃない、
自分は人とは違う、
それは誰でも持つ感情で、
夫婦は二人ともそう思っていた。
けど、夫は「現在の場所」に居所を見つけられたけど
妻はそうではなかった。
妻は夫に自由に生きて欲しいと言っていたけど
それを本当に望んでいたのは妻の方だった。
男は、そんなことは露ほども考えていない。
自分が「自分だけの人生」を模索することがあっても
他人も、特に配偶者も、同じだとは考えない。
男は夢を求め出て行きたがるもの
女は家の中に夢を求めるもの
と歌っている人に見て欲しいねえ


いまなら離婚とか別居とか
いろんな選択肢があると思うけど
1950年代の女性には、
どうにもすることができなかった。

「言葉」というのは
簡単にすれ違い、
人を傷つけていく。

主演二人、特にウィンスレットの演技が素晴らしい。
なにかの主演女優賞にノミネートされたのも頷ける。

自分(たち)が「特別」だと思わなければ
生きていけない時が人生にはかならずある。
自分が「特別」ではない、と
どの段階で見切るべきなのか。

その特別感は、他人と関わることでも生まれる。
不動産屋の女性は、「特別な夫婦」と関わった自分は特別であり、
「変わった夫婦」と見下せる自分を一段高く思っている。

終映後、たぶん主演どちらかのファンだと思われる若い女の子達が
真剣に話し合っていた。
どうすれば、彼らは幸せになれたのか。
無謀ともいえる夢に賭ける方が幸せだったのか。
結論は出ないようだったけど
それらについて、よく考えてみるのはいいことだ。
それこそが映画の主題だと思う。
「自分の人生、どう生きますか?」が。

見て良かったわ。

ただ、上記の若い子達は、
後半の「妻の行動」の部分がわからなかったみたい。
(初日にネタバレ過ぎはマズいので、以下反転で)
当時は、堕胎(中絶)は法的には禁止だったんじゃないかな。
禁止とまではいかなくても、
少なくとも日本みたいに簡単にはできなかった。(と思う)
なので、「自分で処理」する人もいたんですわ。
素人がやることなので危険が多く
映画のように、出血多量になったり、感染症になったり、
命に関わる場合もあったようです。
私は「ヴェラ・ドレイク」を見てたからわかったけど、
(以下反転)
ゴム容器で子宮にせっけん水を入れると
胎児が外に排出されるそうです。

説明無しでわかるかなー。

最後に、不動産屋の夫は補聴器の音量を下げる。
雑音を聞かないようにするのは自衛なのか、
それとも、「関わらず楽をしたい」を暗示しているのか。

いろいろ考えさせられる映画でした。
コメント

「007/慰めの報酬」

2009年01月24日 | 映画
前作を見たときは、
「映画としては面白いけど007?」と思いました。
今回はオープニングの画像の
「イアン・フレミング」の名前を見た瞬間に
「なにをこだわっているんだろう。
 原作は50年前に書かれた小説で
 映画も、その時代に合わせた作品なんだ。
 いままでと違おうと、ボンドがMI6であるとか
 ごくごくわずかなことが合っていれば
 それは「いまの007」ってことでいいじゃんかー」
と閃きました。
それで、「007はこうあらねばならない」を
捨てて見られたので
とっても面白かった。
展開が実にスピーディー。
次から次へいろいろおこるけど
動きもアクションも話も、
しっかり確認できる早さで進むので、
ついていけない!と思うところもないし、
詰め込みすぎお腹一杯!ってこともありません。
時間内に盛りだくさん!でも適度な濃さで
とってもとっても楽しめます。
派手派手派手にいろいろと
壊れ砕け燃えます。
いやはやー、諜報部員って、
「ツラの皮」が厚くなきゃダメなのね。
文字通りの意味で。
そういう、映画ならではの
アクションシーンがたくさんありますが
同時に、ボンドの内面(の変化)もうまく描いていて
内容が濃い作品となっています。
ボンドガールもタイプが違う女性が2名。
その他にもボンドが落とす女性が出てきます。
そうして画面に花を添えつつも、
美味しいのは、おっさん(マティアス)と並ぶボンドだな。
うひひ。
あと、Mとの関係も、なかなかいいよ。
最終的には信頼し合っているんだよね。
前作は「ボンドが007になるまでの話」のさらに「序章」で
今回が「~なるまでの話」だね。
最後の最後で、いわゆる「007」って雰囲気になってきました。
苦い経験があるから、「007」は大人なんだね。
ダニエル・クレイグは、写真で見るより
大画面で動いているのを見る方が魅力的だよ。
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「20世紀少年 第1章」

2009年01月24日 | 映画
久々に予定が入っていない土日です。
それなら、どちらかで映画三昧でしょう。
夜遅くなるのなら、土曜日に集中だよね。
(そのように考えた後に、
 姪のランドセル購入に付き合うことになりました@日曜日)

こういう時は、新宿ピカデリーです。
歌舞伎会カードで1本いつでも千円です。
それでも「有料鑑賞」扱いでポイントが溜まります。
11時半頃映画館に着いて、
3本の座席指定を受けてから昼ご飯に行きました。
効率的よね。




第2章公開直前の復習上映。
ロードショーで見逃していたので
ここで見ておこうと思いまして。
面白くないとはいえないけれど
長い原作のエピソードを
かなり頑張って入れたんだろうな、ってのが
素直な感想。
流れ的には「序章」の部分だと思うので
評価はできないよね。
唐沢さんの演技があまりにもマンガ的だけど
こういう作品だから、これでいいんだよね。
うーんとね。
<あの俳優さん>が、
あれだけの出番で終わるはずがないと思うんだけど。
彼が「ともだち」?
それとも、ただの無駄遣い?
幼女時代のカンナちゃんが可愛かった。
後半のロボットが通るところが
よく知っている場所のあたりなんだけど
とてもリアルだったので、恐かったわ。
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今日の美味しいもの

2009年01月24日 | 美味しいもの
玄古のつけ麺。プラス味玉。850円

「やすべえ」のことがあったので
普通盛りにしたけど、大盛りでもいけたな。
ちょい甘めのタレに、かつお節の粉が加わり美味しい。
味玉も美味しかった。
新宿文化センターの帰りにも使えるね。

映画の合間に伊勢丹に行きました。
催事場で物産展でもやってないかしらー、と思って。
やっていたのは「サロン・デュ・ショコラ」でした。
チョコスキーな私はフラフラ入場。
フランスを中心とした各国のチョコレート大集合。
パティシエも来ていて、サインとか
メッセージカードに名入れとかしていました。
金が有れば端から買うのになーーー。
見るだけでも美しいチョコがたくさんありました。
イートインもいくつかあったけど
時間がないので、アイスクリームだけ食べました。

どこのだったかなー。
キャラメルとナッツ類の味が濃厚でした。
525円。高いけど、めったにないことだし。
(そのかわり夕食代は抑えたよ
 「満点星」とか考えていたんだけどねー)

マルコリーニのエクレアも売っていたの!!

1本約600円なので、我が家(3人)用に2本入り一個、
明日会う妹家族(4人)用にも2本入りを一個買いました。
実のところ、一人で4本食べちゃいたいんですが、、、
我慢します。
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どうぶつの森の新住人

2009年01月24日 | ゲーム(どうぶつの森など)
ヒツジのトロワさんが
パーム村を去りました。

新しく来たのは・・・

カエルのサムです・・・



ついに来ちゃいました。

引越は引きとめないぞ。
さっさと放流するぞ。
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星組次期トップコンビと組替え発表

2009年01月22日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
星組の次期トップが決定しました。
レオン君とねねちゃんです。

 → 次期星組主演男役・娘役について(宝塚歌劇団)

順当に昇格で良かったわ。

組替えの発表もありました。

【雪組】
凰稀 かなめ・・・4月14日付で星組へ

【宙組】
早霧 せいな・・・2月24日付で雪組へ
天咲 千華・・・2月24日付で花組へ

テルは星組で2番手、ってことかな。
もう1回ぐらい組替えがあるかな。
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「ミハイロフスキー劇場ガラ」

2009年01月21日 | バレエ・ダンス
ルジのアリもビックリだったけど
メドゥーラの衣装が3着なのもビックリだった。
あれはシェスタコワ仕様じゃなくて
バレエ団仕様なんだな。


第1部
「眠りの森の美女」よりローズ・アダージョ
音楽:P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ
イリーナ・コシェレワ、コリパエフ、モロゾフ、カシャネンコ、ヴェンシコフ

コシェレワは縦ロール付き。
彼女の温かみのある踊りはオーロラに合うかも。
意外とバランスは苦手?
ガラでの見せ場となる部分で
支えの手を充分に離しきれなかったのが惜しい。
モロゾフとヴェンシコフがここだけなのも惜しい。
「草原の歌」とか「スポーツのワルツ」とか
男性ニコイチのなにかを押し込んじゃえば良かったのに。

「人形の精」より
音楽:J.バイヤー  振付:S.レガート、N.レガート
サビーナ・ヤパーロワ、ヴャチェスラフ・チュチューキン、マクシム・ポドショーノフ

マールイのお家芸。
デカイ青いカツラを被ってもカワイイヤパーロワ。
(でも胸の谷間にドキドキ)
男性陣の細かい演技も楽しかった。
昨夏は男性陣が違う個性を押し出していたけど
今回は合わせ鏡のような部分があり
それもそれで楽しいわ。

「ロミオとジュリエット」よりバルコニーの場面
音楽:S.プロコフィエフ 振付:O.ヴィノグラードフ
イリーナ・ペレン、アンドレイ・マスロボエフ

マスロボエフがすっかり大人の顔つきになっているわ。
二人とも瑞々しい。
オケがヤバヤバ。
振り付けは・・・ちょっと忙しないような。

「せむしの仔馬」より“海と真珠の踊り”
音楽:C.プーニ 振付:M.メッセレル
アンナ・クリギナ、ユリア・チーカ、アンドレイ・ヤフニューク

ヤフニュークは、ほんと「正統派」だと思うわ。
この衣装をコルプが着たら恐いことになってたな。
女性陣も可愛かった。
もうちょっと踊りがそろうと面白いんだけど。

「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:L.ミンクス 振付:M.プティパ
オクサーナ・シェスタコワ、ミハイル・シヴァコフ
ヴァリエーション:タチアナ・ミリツェワ

やっと来てくれたよ、シヴァコフが。
髪は切った方がいいんじゃないかー。かーーーー。(エコー)
来日したばかりで本調子では無いかもしれないけれど
華やかだったなあ。
シェスタコワもちょっとお疲れかもしれないけれど
二人が揃うと「マールイ」ってカンジだ。いいね。


第2部
「ムーア人のパヴァーヌ」
音楽:H.パーセル 振付:J.リモン
ファルフ・ルジマトフ、イリーナ・ペレン
アンナ・ノボショーロワ、アンドレイ・カシャネンコ

カシャネンコ&ノボショーロワは
演技も存在感も、充分ルジと拮抗していた。
カシャネンコは若いのかしら。額がアレなんだけど。
ルジに対しては「白人のエリート士官」って風貌で
合っているかも。
*そーいえば、ドルグーシン以外ではジュド様で見た気がするよ。
オテロをそそのかし、追いつめ、陥れる。
いい演技だった。
オテロは繊細だったな。
最初から死の影があった。
「やはり」自分は愛されていなかった、と思うオテロだった。


第3部
「エスメラルダ」より
音楽:C.プーニ 振付:M.プティパ
エカテリーナ・ボルチェンコ、ニコライ・コリパエフ
レニングラード国立バレエ

ボルチェンコは、「白鳥」の時よりは良い踊り。
背中が固いのかな。首は短いよね。
コリパエフ君は、やっぱ群舞の人だ。アンサンブルの人だ。
4人のお嬢さん方に自然に混じってるよね。

「スパルタクス」よりアダージョ
音楽:A.ハチャトゥリアン 振付:G.コフトゥン
イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフ

昨夏かなんかに見た振付よりは良かった。
でもグリゴ・・・・・・・、いや、まあ、なんだ。
二人の息がとても合っていて
難しいリフト等も決まっていました。

「アダージェット」
音楽:G.マーラー 振付:N.ドルグーシン
ファルフ・ルジマトフ

「アダージェット」は、
会場中が固唾を飲んで、ルジの一挙手一投足を見ていました。
緊張感に近いけど、もっと違うもの。
コルプが神々しいなら、これは神だな。
ドゥルガリヤンもやればできるじゃんか!
ダンサーを踊らせる音楽、ってこのことだよ。
ルジが指揮者さえも支配しているってことなの?

「海賊」第3幕より花園の場&第2幕より
音楽:R.ドリゴ他 振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ
メドーラ:オクサーナ・シェスタコワ、ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・ボルチェンコ
アリ:アントン・プローム、ヴャチェスラフ・チュチューキン、アレクサンドル・オマール
ギュリナーラ:タチアナ・ミリツェワ
レニングラード国立バレエ

最初は3幕の「花園」。
ミリツェワ、シェスタコワのソロあり。
それから2幕のパ・ド・ドゥ。
エリマコワ&プロームで始まる。
アリの第一バリエーションの途中で、
赤系のハーレムパンツのチュチューキンと交代。
メドーラの第一バリエーションはシェスタコワ。
アリの第2バリエーション(ジャンプ)。
オマールから始まる。
オマールはハンサムだけど、
「技を見せる踊り」はちょっと弱いかしら・・・
と思っていたところでルジ登場。
跳んでるよ!
最後の着地から立ち上がるところでよろけ、
会場中からどよめきの声。
その間にも舞台中央でフェッテ合戦。
上手からエリマコワ、ボルチェンコ、シェスタコワ、かしら?
3人とも同じ衣装
多人数で32回転は、ガラではありがちだけど
みんな同じ衣装は初めてだ。ビックリだ。
コーダはアリ3人で回る。(ものすごくバラバラだけどいいじゃないか)
パンツの水色は同じ色。
最後は水色3組に、チュチューキンが額づいて終了。

指揮:カレン・ドゥルガリヤン
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団


カーテンコールは先生方が舞台にたくさん出てきました。
うん、うん、先生がいるから団員がいるんだよね。
ものすごい勢いで金の紙吹雪が落ちてきたし
(降ってきたというより落ちてきた)
アットホームな終わり方で楽しかった。
プハチョフがいないのが寂しい。
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「奇才コルプの世界」

2009年01月20日 | バレエ・ダンス
なんだかマールイの一連の公演と思って行くことにしたけど、
実はそうじゃないし、私も彼の大ファンってほどじゃないし
チケットを買うほどのことはなかったんじゃないかいな、
と、仕事で煮詰まるこの時期、開演前にチラッと思いましたが
結果的には、行って大正解でした。
世界にはいろんなダンサーがいるんだなあ。

第1部
「白鳥」 
イーゴリ・コルプ
音楽:C.サン=サーンス 振付:R.パクリタル

これが噂の「白鳥」か。
コルプの怪しげなビジュアルと相反して(ごめんね)
繊細で美しい魂が表現されていた。
身体も綺麗に動くなあ。
まさに白鳥だよ。

「カシミールの色」
エリサ・カリッロ・カブレラ/ミハイル・カニスキン
音楽:D.ショスタコーヴィチ 振付:M.ビゴシゼッチ

現代抽象画家の、残した絵の色とかイメージとかを
表現しているとのこと。
男性は短パンのみ、
女性は短パンにスポーツブラみたいな衣装。
こういう衣装だと、「筋肉美」で終わることが多いけど
これはちゃんとバレエになっていた。
水彩絵の具がついた筆を水に浸すと
絵の具が水の中に広がっていくでしょ?
そんなイメージでした。
色がふわっとふくらみ流れていくようなイメージ。
最初見た瞬間のイメージより面白かった。
ちょっと長かったけど。
二人の踊りも美しかった。

「デュエット」 
ヴィクトリア・クテポワ/イーゴリ・コルプ
音楽:A.コレッリ 振付:D.ピモノフ

クテポワは美人なんだけどねー。
コルプが出てるのに、ぜんぜんドラマチックにならないのが
ある意味すごいよねー。
まー、なにー、
男女が寄り添い別れる、とかそんなかんじー。

「道」 
ナタリヤ・マツァーク
音楽:J.マスネ 振付:D.クリャービン

「バレリーナの誕生と、その一歩」だそうだ。
舞台に立てば美しく華やかなバレリーナも
その裏には苦難も苦悩も抱えている。
芸術をその身体で生み出すのは
とてつもない困難な道なのだ。
マツァークの踊りは素晴らしい。
上体の柔らかさ、腕のしなやかさ。
彼女が「白鳥」を踊るのなら
絶対「買い」ですよ!!

「Something to say」
オウルジャン・ボロヴァ
音楽:クリント・マルセル 振付:セルゲイ・セルゲイエフ

口に黒いガムテープを貼ったまま踊る。
言いたくても言えないのか、
言えないのはなぜなのか。
現代社会の抑圧の中、
個人の声などなんの意味もないのか。
だが、彼はついにガムテープを剥がし
叫び出す。
ってかんじ?
ああ、なんだか、知ってるこのかんじ。
たとえていうなら70年代のSF。
たとえていうなら「リベリオン」。
途中からクラリック(ジョン・プレストン)に見えてきたよ。

「レダと白鳥」 
草刈 民代/イーゴリ・コルプ
音楽:J.S.バッハ 振付:R.プティ

いやーー。。。。。。。
白鳥が美しくて涙が出てきたのは
プリセツカヤ以来ですよ。
最初の「白鳥」とは違うコルプの「白鳥」。
神々しく、かつ、白鳥そのもの。
ひたすらに美しいです。
草刈さんは、いい意味で肉感的。
神と人間の恋、って気がしました。


第2部
「眠りの森の美女」よりグラン・パ・ド・ドゥ
ヴィクトリア・クテポワ/ヴィクトル・イシュク
音楽:P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ

嫁枠を作るのなら、
本人に踊って欲しいよ。
本人が白いチュチュ着て踊る方が
よっぽどマシなんじゃないか。(冗談ではなく)
嫁と踊らないだけ、よしとすべきなのか。
イシュクはキラキラした王子様。
立っているだけでキラキラってのが
王子役には必要なんだよね。
手を差し伸べる、そのちょっとした動きもキラキラ。
いいわ~。
白い衣装も似合っています。
昨年夏に見たんだっけ?
その時は、「ゴパック」で「迫力のジャンプ」の人だった。
こういう引き出しを持っているなんて予想外でした。
ブラボー。

「グラン・パ・クラシック」
ナタリヤ・マツァーク/ミハイル・カニスキン
音楽:D.オーベール 振付:V.グゾフスキー

とにかくマツァークがすごかった。
さきほどとはうってかわって、
ピキっとした踊り。
キメポーズがとっても堂々としていて
見ていて気持ちがいい。
バランスもしっかり揺るぎなく
上半身黒の長袖、チュチュは白で層の一番上に黒いレースの飾り。
かつてのギエムを思い出す衣装で踊るマツァークは
筋肉も強いけど、それは前面に出ず
あくまでも「バレエ」になっています。
えーと、、、
彼女の出る演目すべては「買い」ということですね。
カニスキンも細かいステップが綺麗に決まっていました。

「海賊」よりパ・ド・ドゥ
オクサーナ・シェスタコワ/オウルジャン・ボロヴァ
音楽:R.ドリゴ 振付:M.プティパ/V.チャブキアーニ

アウェーのシェスタコワは、いつもの水色の衣装。
ボロヴァも悪くはないんだけど、
少々荒いところがあり、
シェスタコワはそれに引きずられちゃったかな。
32回転は、先日の「海賊」と同じ大技にしようとして
失敗しちゃった気がする。
それでも、音楽にふわっと乗る、という点においては
ピカイチだったなあ。
ボロヴァも、ガラだから、
これくらい勢いがあってもいいとは思う。
でも、コルプのアリを見たばかりだからさあ・・・。

「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」
エリサ・カリッロ・カブレラ/イーゴリ・コルプ
音楽:G.ロッシーニ 振付:C.シュプック

ひっひっひっひっひ!
コルプすごい。面白い。
これくらい作り込むのが似合っているのかしら。
カブレラもバランスのキープがものすごいのに
茶目っ気タップリで。
最後、バックから紙吹雪と巻笛を出して
ビックリしたよ。

(これの1本版ね)
やってくれるじゃないか!

第3部
「シーソーゲーム~ブランコのふたり~」
ユリア・マハリナ/イーゴリ・コルプ
音楽:J.S.バッハ/C.ヴァルガス 振付:R.パクリタル

いろいろ説明には書いてあったけど、
つまりはグダグダな痴話喧嘩かなあ。
マハリナの女優振りは良かったし、
コルプの、白ワイシャツ&縦縞ズボン&サスペンダーのビジュアルは
素晴らしく良かったんだけど、
テーマ的に私はパスだな。
この二人なら「若者と死」が似合いそうだなあ、
と思いながら見ていました。
素直に「シェヘラザード」でもいいんだけどね。

アンコールはタンゴ!
女性はおおむね黒のドレス、
シェスタコワは紺のドレス(同系色のピンヒール)。
各々オシャレにタンゴを踊る中、
コルプがソロでタンゴっぽい踊り。
ルジの「タンゴ」とはまた違う。
「タンゴ」と聞いてまっさきに思い浮かぶあの曲で
楽しくエロく怪しく(決して「妖しく」ではないんだな)踊るコルプは
とってもステキ。
ここだけでもチケ代のもとが取れるよ。
さいごは、舞台後方に月の映像が映し出され
(たぶん「ルジのフラメンコ」の時に使ったヤツ)
脚立に昇るコルプの手が月に届きそう?と思ったとき
宙吊りで上がっていきました。
どこまでも反則技を使う人だわー。

さらなるアンコールは、
タンゴっぽい踊り再び。


なんだか、すごく楽しかったわ。
ありがとう、コルプ!
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カシャネンコ!

2009年01月20日 | バレエ・ダンス
明日の「ミハイロフスキー劇場ガラ」の
演目とキャストが発表になりました。
いろいろ思うところはあるけれど
いちばんのビックリは
「ムーア人のパヴァーヌ」のカシャネンコです。
ルジのオテロに対し、
誰がイアーゴか、
コルプが出ないのならプハチョフか、
とか考えていたのですが
カシャネンコです。
いいわるいではなく、そう来たか!というか
彼ってばそういう位置なのか!というか。
だってだって、かつて
ドルグーシンが踊った役ですよ!!
ドルグーシンがものすごく色濃く踊ったイアーゴですよ!
ルジのオテロを追いつめるってか陥れるイアーゴですよ!
よほどの存在感がないと踊れないよなー、
(いっそブレグバーゼだよな)
と思っていたイアーゴがカシャネンコ。
さてさて、どうなることか。
楽しみです。

プハチョフの名が無いのが寂しいなあ。
「海賊」でコンラッド役で出たりするのかしら。
ボルチェンコとコリパエフの組み合わせは、どうなの。
マイナスとマイナスを足せばプラスってやつ?
コシェレワのローズアダージオはちょっと嬉しい。
普段見られない役だからね。
んでもって、シヴァコフ。
ようやく「あけましておめでとう!」だ。
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