きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「アルカンシェル ~パリに架かる虹~」宝塚花組

2024年04月23日 | 宝塚(花組)


ご縁があって花組観劇。

セットが少ない。
衣装も少なめ。
どこかにすごくお金がかかっていそうな部分も見当たらない。
なぜに?

話自体はイケコのトンチキがほぼ無く(脱出のアレぐらい)、
傑作良作ではないけど、悪くない。
サヨナラにしては当たりの方。
(宝塚なぜかサヨナラは駄作になりがち)

冒頭にドイツ軍内訳説明があり、
「国防軍はナチスじゃないよ」と言い含められる。

カレーの頬がげっそり。
ショースターだからといって踊らせ過ぎでは。
デュエダン後のソロも嬉しいけど、
いやもう、休んで、という気持ちも。

確かに星組に比べると取り調べが手緩い。
殴るだけかい、とかとか。(ごめん)

マルセルもカトリーヌも信念があり、
ブレ無いのが良い。

フリッツは悪運強し。
ソ連から生きて帰った。
アネットと幸せになって。

コンラート、
鍵をかけたのに、、、
2回も、、、
(間抜け)

あすかちゃんは誰とも絡まないんだ。

パレードのまゆぽんゆりちゃんの並びにウハーッ。


公演デザート
「アルカンシェル ~パリに架かる虹~」宝塚花組 2024-04-23
「柚アル感ジャム」~ケーキにかかる柚子~(500円)
ヨーグルトプリンの上にマスカルポーネホイップ、
バスクチーズケーキをのせ、
柚子ジャムをかけました。
すっきりとした味わいのデザートです。


柚がいいかんじに効いて美味い。
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「陰陽師0」

2024年04月23日 | 映画


設定等の目立った改変はなく
解釈自体は同じなのに、
映画としての表現がどうにも子供っぽい。
質のレベルではなく、
対象年齢を低くしているような?
昔のアニメ映画併映のアイドル主演映画みたいな印象。
角川版よりもっと漫画的。

その漫画も、劇画ではなく
縦読みスクロール系で、
場面ごとの見た目は派手で目を引くけど、
作品全体の強弱は弱いというのかな。
物足りないではないけど、
そうかあ、、、みたいなかんじ。

キングダムや金カムが作品世界を映画化したのに慣れすぎたね。
「ビジュアルを映画化」のタイプでした。

役者の芝居はすごく良い。
特に染谷くんはやはり上手い。
山﨑くんも正論を吐くミステリアスなかんじが良い。
ポスターのロン毛の方が若い子には受けるの?
結っている方が私は好きだなあ。

それよりも!
この時点で晴明は学生なんですが、
博士(教師)の中に!
嶋田久作が!
加藤保憲が!!
ラスボスは彼かと思っちゃったよ!!

晴明が生まれたのは921年。
作中で27歳と言っていたような。
とすると、948年。
将門の討死は940年だから、、、
可能?
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「異人たち」

2024年04月23日 | 映画


微ホラー微サスペンスなのかもだけど、
主人公の埋めようのない孤独と、
死んだ親が残した子を思う気持ちに
涙腺決壊鼻水ダラダラでした。
細かい理屈はどうでもいいんだ!

そうか、彼も、、、

前半に男性同士の接触があり、
山田太一原作だからだと思ってきた人は驚くかも。
その設定いるか?と言われたら、
深い孤独を表すには、あっても良いと思うよ。

そんなあたりとは別に、
ジェイミー・ベルが髭の父親役で驚いたよ。
「リトル・ダンサー」の、あの男の子が、、、
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「ジーザス・クライスト=スーパースター」[エルサレム・バージョン](2024年版 京都1回目)

2024年04月21日 | 劇団四季


順不同で。

JCS京都、本日はかみさく。
ジーザスとユダの距離が3月23日より縮まっている。
しかもジーザスから詰めている。
京都でキャス変がなければ神永ジーザスもユダを抱きしめるかもしれない。

ただ神永さんは喉の調子が、
不調というわけじゃ全然無いけど、
少し辛そうな?
ロングトーンもいつもより短め。
得意の音域は張りがありスコーンと出るけど、
そこ以外とか、台詞だと、少し辛めなような。
しかしそれが苦境のジーザスと合っている。
前から鞭打ちで悲鳴が出てた?
今日はかなり前方席だったので生の悲鳴が、、、。
辛い。
でも、ふはーっ、な気持ちも。
ごめんなさい。

なんか、今日の神永さんは、ユダをよく見てた。
群衆へは諦めの視線を満遍なく、
それは誰も見ていない、ということなんだけど、
ユダについては、彼個人を見ている。
どこだっけかな、ここも見てる、と思った。
ユダが彼を見るより強い視線だった。

ゲッセマネの後、捕らえられるジーザス。
兵士の棒を掴み反射的に抗いかけて、でも手を離す。
全て捨て去る彼の最後の執着がユダなのかな、とか。
なんだ両思いじゃん。
ユダの方が魅入られたのか。

冒頭から群衆は「救い主と奇跡」を見ている。
群衆は見たい映像を見ている。
マリアはジーザス個人を見ているけど目がハート過ぎて。
その点、ユダは最初からジーザス本人を正確に見てる。
同じ光景なのに、見る側によって受け取り方が違うんだな。

冒頭、うなだれているユダがいつからジーザスを見るか、
タイミングはさまざまで。
「ありがとうマリア」あたりで振り返るのがわりと多いと思うけど、
今日は「どうぞ冷たい水」でマリアを見たよ。
俺のジーザスに触れるな、って。
しかし、それを見越して、
マリアが自分に触れるのを許すジーザスに見えたよ。
ユダを挑発している。
目がハート😍のマリアを煽ってユダを翻弄するジーザス?
今日はそう見えた。
ユダはジーザスに壊されたんだよ。

「この人に罪はない」のところだっけか、
ピラト様がカヤパとアンナスから
無言の圧力をゴリゴリかけられて気の毒だった。

司祭の真田さんかな、
去るユダを追う視線のとき、嘲笑っていたよ。

佐久間さんはエモいのは、
狂気が少ないからかな。
キヨミチは勝手に壊れるじゃん。
佐久間ユダはある意味純粋。
そこがスンラさんと似ているのかも。
やなスンラは矢印は双方向でも、愛の内容は違ってた。
今日のかみさくは、なんというか、共犯関係だよね。

スパスタの山をはアレンジなし。

カテコのユダを回るソウルガールの1人が
2回バランスを崩しかけてドッキリだった。


【配役】
ジーザス・クライスト 神永 東吾
イスカリオテのユダ 佐久間 仁
マグダラのマリア 守山 ちひろ
カヤパ(大司教) 高井 治
アンナス(カヤパの義父) 吉賀 陶馬ワイス
司祭1 佐野 正幸
司祭2 中橋 耕平
司祭3 真田 司
シモン(使徒) 大森 瑞樹
ペテロ(使徒) 辻 雄飛
ピラト(ローマの総督) 山田 充人
ヘロデ王 劉 昌明

【男性アンサンブル】
鈴木 貴雅
田口 暉
磯江 拓也
姜 大舜
佐々木 玲旺
永瀬 俊秀
鈴木 智之
松尾 篤
安斎 恵太
愛染 洸一
武藤 洸次
寺内 淳

【女性アンサンブル】
坂井 菜穂
黒田 果穂
川田 菜々子
高倉 恵美
安宅 小百合
廣本 則子
片倉 あかり
濵嶋 紗穂里
山田 志保
佐田 遥香
古森 麻由
立花 梨奈
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「パスト ライブス/再会」

2024年04月14日 | 映画


早起きのため途中はかなりウトウト。
それでもラストはジンと来た。
これが正しい、と言うのか、これで良いのだ、というか。
2人が共にいた時間、
彼が愛した少女は確かに存在していた。

交わすのはハグなんだよね。
例えば、「オネーギン」ラストのような葛藤とは違う。

彼女が泣いたのは、心の奥底に存在し続けた愛を振り切った、
などという単純な話ではない。
もっと大きくて、たくさんで複雑な気持ちが動いたから、
泣くという自然現象になった、そんなかんじ。
取捨選択をしていまの自分がいる。
捨てたことは後悔していなくても、
それらが愛おしいのも事実。かな。
いまとなっては、捨てた、より
過ぎ去った、だね。

愛が再燃したり、
いまでも愛している、
なんて流れにならないのがいい。
それぞれが、最終的に「現在」を選ぶ。

タクシーまでの2人の
普通を保とうという空気感とか、
2人が自分にわからない言葉で会話をしているときの
嫉妬などとは違うんだけど
なんとも手持ち無沙汰的な夫の雰囲気とか
細かいところが良かったなあ。

「Past Lives」は「前世」という意味らしい。
いろんな解釈があると思うけど
私には「生まれ変わりなかにはいろんな距離感があるけど
いまの人生はこれでいい」という意味かな、と思います。
結ばれない2人、とかではなく。
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「落下の解剖学」

2024年04月13日 | 映画


サスペンスではなく法廷劇。
ロジックの積み上げ方が
仏映画のバサバサとエピソードを切り替えていく作風に合あっていた。

2時間半で腰が痛くなったけど、キリキリしどおしで
見応えがあった。
オスカー脚本賞は大納得!

私は絶対フランスでは法を犯さないと誓う。
いや、どの国でも法は守るけど。
あんなにギチギチに責められるのはしんどい。

あちらも法服を着るんだ。
私服を出さないのが世界のルールなのかな。

裁判長をはじめ女性が多いなあ。
だからといって「女性ならではの」は特になく
粛々と職務を進めていく。
邦画にこういうタイプの女性が出るのはいつの日か。

女性が、夫のために故郷を離れたのに、
夫は自分の理想に届かなくて、
成功している妻に当たって、
は世界共通なのか。

このあたりは「映画だから」
「殺人事件かもしれないから」
とかは関係なく、すごく身近でリアルだった。

主役側の弁護士は、
佐々木蔵之介か十市くんに似てるかな。

犬は無事だった!

最後の息子の証言が偽証かもと疑って悪かった。
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4/6めも

2024年04月06日 | 小山卓治


星組RRR千秋楽中継を錦糸町で見てから
大急ぎで阿佐ヶ谷へ。
ギリギリ開演時間に間に合いました。

今日は熊本応援ライブ。
小山さんのソロは「○○全曲」とか特に企画は無いけど
家族が題材の優しい歌が多い印象。

今回もファンとのセッションあり。
ファンの方々はMCにもあったように
確かに「濃い」選曲。
ライブ1本でこれらが揃うのもあまりないね。
小山さんソロは穏やかな曲が多めなのは
「衝撃に備えろ」だったのかな。

定番の傷天から先は、別方向に進むのが
それぞれの個性が見えていいね。

小山さんソロの「冒険が始まる」は、
最初に聞いたときは、違和感、というより、
唐突なかんじがしたけど、
揉まれた今だと、
希望がキラキラしていてスッと入る。
「祭りの季節」も。
幸せになってもいいんだよ。ね。
妥協で、諦めて、ではなくて
いままで戦ってきた結果の幸せなんだと思うよ。

かといって、
「いつか河を越えて」など過去の曲ではない。
変わっていない。
ジリジリとした、焦燥感かな、そんな感情と
届かない場所へ手を伸ばし続ける戦いと。
まだ、それらは捨ててない。
根っこは変わらないんだ。

今年は喉の調子が良さそう。


夕食はタッチパネル注文になった「おさかな食堂」へ。
私はムツの煮付け。
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