コンビニ強盗に失敗した伊藤は
不思議な男・轟に連れられ
江戸時代末期から
外部との交流を断っている荻島へ逃げる。
その島には不思議な人々がいた。
人の話を適当にしか聞かない日比野。
嘘ばかり言う園山。
殺人を許されている男・桜。
脚の悪い田中。
その他、自分の心臓の鼓動を聞こうと
地面に耳を付ける少女、
ものすごく太った女性とその夫、
郵便配達とその妻、
謎めいた双子の女性。
そして、案山子の優午。
優午は話すことができるばかりではなく
未来を予知する。
たぶん、原作の小説を
文字で読むと面白いんだろうなあ、と思った。
謎めいた島に謎めいた人々。
案山子は決まった未来は告げるが
悪い未来を避けるための助言は一切しない。
幸福も不幸も、やってくることを
ただ告げるだけ。
不思議な世界、に見えたけど
ひとつのことが、もうひとつのことに繋がり、
意外にも、普通のミステリーへと収束しているのが
とても面白かった。
含蓄がある言葉、
含蓄がありそうな言葉、
いっけんデタラメに思える言葉の群れが
ちゃんと世界を構築している。
ただ、舞台は、その言葉を起こしただけにも思えた。
この言葉を処理するのは難しいと思うけど
言葉の先に、もうちょっとなにかが欲しかった。
簡易なセットで
案山子を視覚化したのはすごいと思うけど。
役者陣はみな良かった。
筒井くんは、舞台でもあんなかんじなんだな。
不思議な男・轟に連れられ
江戸時代末期から
外部との交流を断っている荻島へ逃げる。
その島には不思議な人々がいた。
人の話を適当にしか聞かない日比野。
嘘ばかり言う園山。
殺人を許されている男・桜。
脚の悪い田中。
その他、自分の心臓の鼓動を聞こうと
地面に耳を付ける少女、
ものすごく太った女性とその夫、
郵便配達とその妻、
謎めいた双子の女性。
そして、案山子の優午。
優午は話すことができるばかりではなく
未来を予知する。
たぶん、原作の小説を
文字で読むと面白いんだろうなあ、と思った。
謎めいた島に謎めいた人々。
案山子は決まった未来は告げるが
悪い未来を避けるための助言は一切しない。
幸福も不幸も、やってくることを
ただ告げるだけ。
不思議な世界、に見えたけど
ひとつのことが、もうひとつのことに繋がり、
意外にも、普通のミステリーへと収束しているのが
とても面白かった。
含蓄がある言葉、
含蓄がありそうな言葉、
いっけんデタラメに思える言葉の群れが
ちゃんと世界を構築している。
ただ、舞台は、その言葉を起こしただけにも思えた。
この言葉を処理するのは難しいと思うけど
言葉の先に、もうちょっとなにかが欲しかった。
簡易なセットで
案山子を視覚化したのはすごいと思うけど。
役者陣はみな良かった。
筒井くんは、舞台でもあんなかんじなんだな。