きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

友人宅のネコと最近読んだマンガ

2005年04月20日 | 漫画・小説・雑誌
 友人から飼っているネコの写真が届きました。アデちゃんです。もともとは4匹いたので、アデ・リー・ペン・ギンと名付けられていたのが、2匹去り、今いるのはアデちゃんとペンちゃんのみ。ペンちゃんは写真を撮られるのが嫌いみたい。


 
 

 
 

 
 
 さて、最近読んだマンガ2作の話。どちらもエッセイ系。まずは吾妻ひでおの「失踪日記」。

失踪日記

最近お名前をあまり聞かないなあ、と思っていたら失踪していたんですね。ビックリ、と思いつつも、なんか、「わかる」って気もしたりして。失踪中のホームレス生活とか、ガス配管会社で働いて資格を取ったとか、アル中で強制入院させられたとか、そんな話が描かれているのですが、本当にあった話なのに、自虐に酔うことなく、どこか冷めている作風は、やっぱり相変わらずウマイです。絵も、ちょっと線が細くなった気もしますが、それ以外は、小さいコマの中に、人物は顔のアップより全身図の方が多く、背景もたくさん描き込み、トーンはあまり使わない、という昔ながらの画面構成は変わっていず、ちょっとホッとしました。この先も書き続けてくれるといいのですが。
 もうひとつは安野モヨコ「監督不行届」。

監督不行届

日本おたく四天王の一人といわれる庵野秀明氏と結婚した漫画家安野モヨコ氏による、二人の日常生活を綴った作品。どこかで読んだ評では「オタク夫に合うように、一般人がオタク嫁になる修行の日々」みたいなことが書いてあったけど、そんなことはありませんでした。安野モヨコさんは
モトからオタクでした
「四天王に及ぶほどではないオタクが、四天王の話についていける程度のオタクになるべく修行している話」でしたね。30歳過ぎて「『ザブングル』ではブルメが好き」なんて言葉は一般人は吐きませんて(←だいたいブルメってあたりがマニアだよなあ。私はビエル様でした。などと反射的に思うワタクシも勿論オタクです)。とにかくオタク話満載なので、知っている人は大爆笑で、知らない人は全然わからない世界でしょう(この対談について行けない人は理解できないかも)。私は安野さんの作品は初めて読んだのですが、話作りが非常にウマイですね。「ネタ」ではなく、ちゃんと「作品」として読ませています。で、趣味も微妙に似ているかも・・・。銀河×風を3つとも見ているんだもんねえ。
コメント
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