きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「エリザベート」宝塚月組

2005年04月14日 | 宝塚(月組)
 本日の観劇予定をすっかり忘れていて、15時半ぐらいに予定表を見直して思い出しました。幸い母が在宅していたので席番を確認してもらって、お忘れ券で入場。入れて良かった!そんなワケで、今回はオペラグラス無しで1階後方上手端寄りからの観劇です。オペラがあるとウッカリみゆちゃんとかを見てしまうのですが、無いと全体を観られて良い・・・、なんてことはなく、上手端の人の動きばっかり観ちゃうんだよな、コレが。裁判の白い仮面の子達の踊りってこうだったんだ~~、としみじみ観ちゃったり。あと、アレ!親露派のシュヴァルツェンヴェルクがリキ入れてが「この機会に領土拡大!!!」と進言しているときに、親英派のグリュンネに、ヒューブナーとケンペンが「なにをアホなことを言ってるんだか」みたいなことを語りかけているようなところがツボでした。本当に小芝居が多いよな~。ショーの階段群舞も、好きな人を追うのではなく、できるだけ全体を追うように観ました。ムラの時より揃ってきたかな。ムラの初日は笑っちゃうぐらい揃ってなくって、さすが月組じゃの~、と思ったものでした。そして全体を観ていると目立つ白塗りちゃん達。黒天使ちゃん達、化粧を直せないもんね~。う~ん、トランプマンだ。
 さえちゃんは、10日に観たときより熱くなっていたかな?冷たいトートのもいいけど、とんでもなく熱いトートも観てみたいなあ。あさこはやっぱり後半がイイ。低い声の時代の方が、より孤独感を感じる。で、男役だから雄々しさがあって、それも史実のエリザベートのイメージに合っているんだけど、さらに、その「強そうな人」が、トートの前ではヨロヨロになるのがね、なんとも色っぽいですな。いつも強く見えるからこそ、弱さが際だつというか。ガイチは、もう・・・(涙)。シシィを愛しているからこそ、苦しむ。苦しいけど、愛し続ける。そんな思いが伝わってきます。ルドルフに対する絶望の深さもね、泣けるよね。
 デュエット・ダンスのあさこの髪は、後ろがちょっとクルクルにカール?ピチッとはしてなくて、踊ると後ろ髪も一緒に動いていました。カワイイ。さえちゃんを誘う表情がいいよね。リフトも微笑ましいよね。
コメント
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