きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

【新人公演】「All for One ~ダルタニアンと太陽王~」宝塚月組

2017年09月14日 | 宝塚(月組)


ありがたいことに、ぴあで当たったので行ってきました!

ダルタニアンが剣術指導を任命されるところから始まる。
あとは群舞をバッサリとカット。
歌も少し減ってたかな。
約2時間の休憩無しは少々辛いけど、
テンポ良く話が進んだ。

技術面で拙い部分がややあるものの、
全体的に皆さん役をしっかり作っていて
見応えがありました。

レンコンは主演にして新公の長。
真っ直ぐな正義感が伝わる堂々とした芝居だった。
話をぐいぐい引っ張っていた。
衣装の着こなしも殺陣も、
カテコ挨拶もしっかりしていた。

かれんちゃんは可愛い!
女の子が頑張って男を演じている必死さ切なさが良い。
歌をもう少し頑張って!

あちちゃんアラミスは芝居が上手い。
気障っちい部分が嫌味なく自然で華やかだった。
ギリちゃんアトスは髭が似合ってカッコよかった!
長身が舞台に良く映え、
銃士隊を率いる風格もバッチリ!
ぱるちゃんポルトスは体格よく、
筋肉バカがすごく合っていた。褒めてます!

おだちんベルナルドは芸達者。
笑いもしっかり取れていた。
黒い衣装もよく似合う。
ありちゃんマザランは若いけど、
しっかりした存在感があった。
さすが場数が違う。

くらげモンパンシェも、
本公演主要キャストはやっぱりレベルが全然違うな、と。
全てが物凄く上手い。
コマちゃんが男役で演じている部分も
振り切って楽しそうに演じていた。
しかも小顔。

うーちゃんフィリップは間の良い芝居で
気品あるギャグキャラ。

さくらちゃんマリア・テレサは
スペイン語混じりのフランス語的な
ヘンなイントネーションが実に可笑しく上手かった。
泉里アンヌも若いながら母親役を頑張った。

あと印象に残っているのは小雪ちゃんの可愛さかな。
と、レイピアの殺陣!迫力!

総じて、レベルの高い新公だったと思います。


新公の演出は指田珠子先生。
どんどん若手が出てくるね。
全部が成功しているわけではないものの、
演出助手新人公演演出別箱(小ホール)公演演出を経て大劇場公演演出と、
役者だけでなく、演出家も段階を踏めるのは良いシステムだよね。
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「琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!」(宝塚雪組)@松戸

2017年09月12日 | 宝塚(雪組)


芝居。
ウエクミは人妻属性の寝取られ話で、
柴田先生も訳あり美女との恋や不倫だけど、
主役は寝とる方なんだな。
私は柴田先生の方がロマンを感じるかな。

三角関係、を通り越して四角五角だけど、
ハッピーエンドとはいえないけど、
やっぱりお洒落な古典はいいわ。

それを踏まえて敢えて言うけど、
クロードはルイとくっつけよ。

ショー。
ブライアント先生振付スーツ部分は
翔ちゃんメインの銀ピカスーツダンス。
次のパリはだいきほのまま。
中詰後が新コンビの歌デュエット。
緑衣装の旅立ちは新トップコンビは白、
他はピンクのジャケットに中は黒の衣装で、
だいもんが「雪の道を皆と進む」的歌詞を歌う。

雪の道(私が勝手に命名)は、
新生雪組を祝う素晴らしい場面でしたが、
月担としましては、
若手に混じって踊っているミトさんに目が釘付けでした。
貴重だよ!

雪組は歌の組のイメージがあって、
いまもそのとおりでもあるけど、
コム水あたりでダンサーが増えた印象。

中村B総踊りは人数が減っても舞台映えする。


だいもんはすでに10年ぐらいトップをやっているような安定感。
すでに真ん中であることを知っている気もするけど、
大劇場公演のアナウンスを聞いたらきっと泣く。
やっぱりアップテンポの歌は苦手なのかな。
オラオラ系ラテンが似合わないのに
無理感のあるハイテンションが可愛い。

きほちゃんは可愛らしい歌声だし、
凛としたダンスはキレがあって良いんだけど、
化粧、特に眉毛の角度が悪く、
かなりキツイ顔立ちに見えちゃうのが残念。
だいもんがどっしりしているから、
寄り添い系に見えるけど。

翔ちゃんは芝居では抜群の存在感。
台詞の声もしっかりした安定感。
ショーはね、歌いだすまではかっこいいんだけどな。
でも華やかだよ!
3番手はカリちゃんなのかな。
とても頑張っていた。

皆さん「21世紀(梨)」とか「松戸」を
連呼してくれて嬉しかったよ!
やっぱ地元公演は楽しい。
休暇を取って良かった!
101期の日和ちゃんは
松戸市出身なんだね。
応援するよ!!
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「スキップ・トレース」

2017年09月12日 | 映画
ジャッキーがもう若くないので、
ノリはいつものジャッキー映画だけど、
アクションがちょっと物足りない。
しかし本人だからこそ、
このスピードだと思えばありがたいか。

中国紀行は本国の宣伝かと思うけど
美しい、実に美しい!

モスクワからモンゴル経由で香港まで、
あんなに寄り道あんな移動手段で
2日は無理だよね~。

それにしても!
ジャッキーだからとりあえず見るか、
と軽い気で行ったら
エリック・ツァンが出てきて驚いた、嬉しかった!
シネマートや武蔵野館以外でお目にかかれるとは!

恒例NG集も楽しかった!
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「20世紀の傑作バレエ」東京バレエ団(3日目)

2017年09月10日 | バレエ・ダンス
「小さな死」
振付:イリ・キリアン 音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

沖香菜子、金子仁美、三雲友里加、川島麻実子、崔 美実、奈良春夏
杉山優一、岡崎隼也、入戸野伊織、柄本 弾、ブラウリオ・アルバレス、秋元康臣


初日より雄弁だった。
官能要素が増したかな。


「アルルの女」
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー

フレデリ:ロベルト・ボッレ
ヴィヴェット:上野水香

女性:波多野渚砂、上田実歩、髙浦由美子、中島理子、
   榊優美枝、菊池彩美、柿崎佑奈、酒井伽純

男性:永田雄大、和田康佑、宮崎大樹、竹本悠一郎、
   山田眞央、安楽 葵、岡本壮太、岡﨑 司


こちらも初日よりグレードアップし、ドラマティック。
水香ちゃんのプライドの高さから来る高慢な執着は、
これはこれでありだよね。
だからこそ力一杯振り切るボッレに説得力。
今日も迫力のファランドールでした。


「春の祭典」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

生贄:岸本秀雄
2人のリーダー:ブラウリオ・アルバレス、和田康佑
2人の若い男:岡崎隼也、杉山優一

生贄:渡辺理恵
4人の若い娘:二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、崔 美実


渡辺さんが素晴らしかった!
彼女にこんなキリッ!とした力強さがあるとは思わなかった。
三人の中で一番女性らしい、そんな彼女がリーダーシップを取る。
求心力があった。

昨日一昨日は、「些細な失敗で一生を棒にするのか」や、
「女は男に蹂躙されるしかないのか」なども感じた。
今日はもっと、生物の根源的なエネルギーを感じた。

なんかねー、異文化の衝突みたいだったよ。
一番弱いものが死の危険がある斥候を押し付けられる、
あるいは一番強いものが志願する。
衝突して混じり合う。そんなかんじ。


「小さな死」も「アルルの女」も、
全幕はピシッと全てのピースが嵌った完璧感がある。
のに、ここから一部を取り出して、
ガラ用のパ・ド・ドゥに再構築し、
見応えのある作品にするんだから、
キリアンもプティも天才すぎるよ!


◆上演時間◆
「小さな死」  14:00~14:20
 休憩       20分
「アルルの女」 14:40~15:15
 休憩       15分
「春の祭典」  15:30~16:05
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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦」

2017年09月09日 | 映画


この2作ぐらいが良かったから期待してたんだけど、
今回はイマイチだった。
ドズルのギャグパートとハモンの歌が無駄。
尺が無いのに!

コロニー落としも「そこに住む一般人」を書きたいのはわかるけど、
一人だけ息が長いとか、ちょっと昭和すぎる展開だった。

コロニー落としの流れがわかったのは興味深かったけど。
セイラさんはあんなに躊躇いなく人を殺すのね。

タイトルから今回かと期待した
「黒い三連星がレビルを捕虜に」と
「三倍のスピードの赤い彗星」が
次回だとわかって肩透かし。

次回は「ジオンに兵無し」も入るかな。

いつまでやるんだろう。
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「TIGER & BUNNY『JUSTICE FESTIVAL in ナンジャタウン」(1回目)

2017年09月09日 | タイバニ
ナンジャタウンでジャスティスフェスティバル開催です。
シュテルン市民が続々帰省中。

会場は・・・


進撃の時、数人で協力してプレイするゲームがあったところかな。

ジャス子!








うっひゃー!
ありがたや!

ダブルチェイサーは召還中。


ミニゲームは2種。
どちらも1回500円。
ひとつは会場内を巡る系。

私の景品は企業ロゴの栞。

もうひとつは間違い電話を取る。だけ。

商品の出方としては回さないガチャポンだけど
録り下ろし(たぶん)の台詞が聞けるのは嬉しいよ!
私の商品はステッカーでした。

3回券を買うと、ヒーローとの握手会の
参加抽選券がもらえます。

さ、では、食べよう。
バーナビーの「ワインはロゼを選ぶ」アイス&ゼリー



風船付き。
とりあえずネコに付ける。

ステッカー。


ジャスティスフェスティバル女神伝説シェイク



ネットでの感想を見ると、ジャス子がどんどん沈むらしいので
頑張って早く飲みました。

ジャスティスフェスティバル特製カニクリームコロッケプレート





敷紙もカニ!
カニを食べて罰があたったのに
懲りずに蟹を食べる人間さ!
宇都宮餃子も付けたよ。

〆はアポロントリオのカクテル風フロートからライアンを。




今日はここまで!
帰りにアニオンでもらったフェスチケを
入口で見せましたら
入国スタンプと企業ロゴステッカーをいただきました。

次は19日!
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「20世紀の傑作バレエ」東京バレエ団(2日目)

2017年09月09日 | バレエ・ダンス


今日はいわゆるセカンドキャストだけれど、
どの作品でも、出演しているダンサーはそれぞれの振付家の言語を習得していた。
東バの裾野がグンと広がったように感じた。

「小さな死」
振付:イリ・キリアン 音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

榊優美枝、岸本夏未、二瓶加奈子、吉川留衣、崔 美実、伝田陽美
安楽 葵、海田一成、樋口祐輝、宮川新大、ブラウリオ・アルバレス、岸本秀雄


特に吉川さんが良かった。
彼女のビジュアルは古典向きに思えるけど
古典だと少々インパクトに欠けて物足りなく思う。
しかし、カブキとかは良いし、
今回もとても面白味がある踊りだった。
私の語彙では上手く説明できないけど、
すごくエキサイティングだった。

宮川さんがリーダー格かな。
場数の経験か、真ん中がすごく自然だった。

全体的には、昨日の方がキリキリした緊張感があったかな。
メンツか、初日だからか。
今日はもっと柔らかい空気で
愛が充満していた。


「アルルの女」
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー

フレデリ:柄本 弾
ヴィヴェット:川島麻実子

女性:加藤くるみ、秋山 瑛、安西くるみ、最上奈々、
   足立真里亜、菊池彩美、柿崎佑奈、瓜生遥花

男性:永田雄大、後藤健太朗、宮崎大樹、竹本悠一郎、
   山田眞央、鳥海 創、岡本壮太、岡﨑 司


予想外に川島さんが初々しかった。
白い衣装が良く似合っていた。
水香ちゃんはもう少しベージュだったような。
川島さんの愛は執着ではなく、
恋人が離れていく不安?それよりはもう少し弱い気持ち?
「なぜ?」に固まる前の漠然な不安かな。
男はそこから離れるかんじ?
水香ちゃんだと「あなたが愛しているのは私でしょ!」
とばかりに自分に強く向かせようとして、
男は強引に振り切るかんじ。
今日のペアは日常から男が徐々に流されて外に出ちゃうかんじかな。
弾くんはとても良かった!
情熱的だった!エネルギーを燃やす踊りだった。
リアルな若さが役にリンクしていた。
ただ、昨日ボッレを見ちゃったから、
技術的な部分がちょっと残念な気持ちも。
ボッレは往年ほどじゃないのに、
それでもまだまだ跳べるんだなあ。
しかし、弾くんの死に飛び込む姿に、
ルグリで不燃焼だった気持ちが浄化できたわ。ありがとう!


「春の祭典」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

生贄:入戸野伊織
2人のリーダー:ブラウリオ・アルバレス、和田康佑
2人の若い男:高橋慈生、樋口祐輝

生贄:伝田陽美
4人の若い娘:沖香菜子、吉川留衣、岸本夏未、金子仁美


今日は通常の弱い男と強い女。
伝田さん、お強い!
入戸野くんはちょっと綺麗すぎる部分もあったけど、
まあ、生贄だし。

なんかもう、生物の原始的なエネルギーが渦巻いていた。
ベジャールはやはり天才。


三作品共通テーマがあるけど、
違いを敢えて言うなら、
「小さな死」は人間の生命の流れ、
「アルルの女」は男女の愛、
「春の祭典」は動植物のエネルギー、かな。
プティが古典の枠組の近くにいるのは
脚フェチを活かす踊りのためなのかな~。


川島さんの脚にプティらしさが少し足りないものの、
プティ作品もベジャール作品も、
ちゃんと継承できていたと思う。

明日も行くよ!


◆上演時間◆
「小さな死」  14:00~14:20
 休憩       20分
「アルルの女」 14:40~15:15
 休憩       15分
「春の祭典」  15:30~16:05
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「20世紀の傑作バレエ」東京バレエ団(初日)

2017年09月08日 | バレエ・ダンス



「小さな死」
振付:イリ・キリアン 音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

沖香菜子、金子仁美、三雲友里加、川島麻実子、崔 美実、奈良春夏
杉山優一、岡崎隼也、入戸野伊織、柄本 弾、ブラウリオ・アルバレス、秋元康臣


全幕は初見。
オーレリーとルグリなどの抜粋で見る官能的要素は薄く、
「死」は比喩ではなく、
社会的政治的肉体的を問わず
死の近くでギリギリに生きている若者達のようだった。
束の間の愛は官能より暖かみを感じた。

キリアンの動きが身体に入りきるのはもう少しかな。
たぶんキャスト表の順番通りの組み合わせだよね?
沖&杉山、みたいな。
今日は全体的な流れの把握だったので
ダンサー単体は明後日しっかり見ます。

キリアンの流れるようなムーブメントは実に美しい!


「アルルの女」
振付:ローラン・プティ 音楽:ジョルジュ・ビゼー

フレデリ:ロベルト・ボッレ
ヴィヴェット:上野水香

女性:波多野渚砂、上田実歩、髙浦由美子、中島理子、
   榊優美枝、菊池彩美、柿崎佑奈、酒井伽純

男性:永田雄大、和田康佑、宮崎大樹、竹本悠一郎、
   山田眞央、安楽 葵、岡本壮太、岡﨑 司


全幕は初見。
群舞が入るとこうなのか!
抜粋よりわかりやすい!
魂がどっかに行きかけちゃうフレデリは酷い男だけど、
引き戻そうとするヴィヴェットの執念もちょい怖かった。
水香ちゃんだからの役作りかな。
群舞のフォーメーションが面白かった。
そして、ボッレ!
脱いでもやっぱり凄かった!
幻に囚われては現実に戻り、
しかしついには向こう側に行ってしまう。
反復の繊細な表現もいいけど、怒涛のラストが素晴らしい。
スタミナを持続したまま、
踊りもスピードも感情もどんどん高まる!
こうでなければ!

先日見たゲラン&ルグリは肩透かしだったので、今日は大満足。
そりゃプティは文学的芸術的ではあるけれど、
この作品は技術と体力があるダンサーが踊るべきだよね。

ボッレも水香ちゃんもプティに直接指導された経験があるから、
プティ独特の動きも自然だった。


「春の祭典」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

生贄:岸本秀雄
2人のリーダー:ブラウリオ・アルバレス、和田康佑
2人の若い男:岡崎隼也、杉山優一

生贄:奈良春夏
4人の若い娘:二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、崔 美実


「春の祭典」、最初に「小さな死」を見たせいか、
生贄は、なんというか、
性衝動のスイッチを入れる存在のように思えた。
生殖の先にあるのが死ならば、
真っ先に番いになる彼等は一番早く死ぬ、
そういった意味で「生贄」なのかも。
周囲に生と死を撒き散らす存在?


キリアン、プティ、ベジャール、みんな偉大だ!
抜粋じゃなく、全部、というのが素晴らしいよね。

いいプログラムでした。


◆上演時間◆
「小さな死」  19:00~19:20
 休憩       20分
「アルルの女」 19:40~20:15
 休憩       15分
「春の祭典」  20:30~21:05
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「HERO'S BEER GARDEN(ヒーローズ ビアガーデン)in アニON STATION」(5回目)

2017年09月07日 | タイバニ
すけきよみち再会記念!
こちらではまだ詳しく書いていませんが
うちのすけきよが二度と手が届かないところに行きかけましたが
無事生還しました。
記念のすけきよみちはタイバニビアガーデンのMy楽で。

きよみちが来る前に始めちゃってます。

入場特典のポストカードはバディ!!!
嬉しい!!
入店証はキッドちゃんで。
ドリンクは「アポロントリオのトロピカルソーダ」です。
果物もトリオです。
(キウイ、ベリー、マンゴー)

スリーブはワイルドタイガーでした。

きよみち(と友人)が遅れて到着。
さっそく撮影会です。
















すけきよのアップ


きよみちの後頭部


ごはん
紅茶鴨の炙り焼きカルパッチョ

マスクが見えない方から撮ると、ただのクマ!

サマンサおばさんのパウンドケーキ

マスクが入るとファントムベア。
2人揃って
すけきよみち!


Tigerチャーハン


特別映像はバニーちゃん。
なんと、友人が勝ち抜きました。
キュー出しは
「僕はバニーじゃない」
「バーナビーです」




乾杯の語挨拶は今まで聞いたことがないパターン。
何パターンあったんだろう。

ちゃんと乾杯時にも専用画像が出ていたのね。
最後に気付いて良かった!


とても楽しかった!
またどこかで復活するといいなあ。
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「VOICARION(ヴォイサリオン)II GHOST CLUB」

2017年09月07日 | 紫吹淳(リカちゃん)


この組み合わせは3回目なので
(私が見たのは、うち2回)
それぞれ芝居が深くなっていました。

ホームズのシニカルな物言いの裏にある優しさ、
フーディーニの奇術師のプライド、
ドイルの妻への愛、
クロフト卿の健気さ、
全てが強く伝わってきた。

前回より噛むのも少なかった。

どの組み合わせが好きか、となると
やっぱり好きな役者さんが出ている回でしょう。
特に今回のリカちゃんは、
まさに「リカちゃん!」って役だったので
話に入りつつも、内心はムフムフでした。
藤沢さんの朗読劇は、男役だけの回と、
女役も入る回があるけど、
男役だけの回の方が好きかなあ。
話としても好きだし、
女役だとどうしても男役より声が細くなっちゃうし。


カテコ挨拶。
朴さんがリカちゃんに
「あれ、やっちゃおう、ほら、さっき言ってたやつ」と呼びかけ
リカちゃんが客席の文翁さんを舞台に呼び出す。
「仕込み無しのサプライズが本当にあるとは!」
と文翁さんマジで驚き。
劇中に出て来る青い人影は舞浜でも見るけど、
資料が全くない状態で作ったそうです。
19世紀のテクノロジーですって。
声優、宝塚は日本固有の文化。
それぞれのトップによるコラボレーションができて良かった。
などのお話も。


千秋楽特典の演奏もありました。

ダブルカテコはスタオベ。
ひとりずつ挨拶の時、
スタンドのマイクで話すか
マイクを外すか、少々迷いの時間があり。
最年少からだったので、
風ちゃんがスタンドの前に行ったとき
別なスタンドのマイクを
朴&リカ組が外したのですが
「風ちゃん、外れたよ」の朴さんの声が
後輩への自然な自然な呼びかけで
ああ、可愛がられているんだなあ、って
ちょっと感動しました。

マイクを外した状態だと
スタンドより客席に近いところで挨拶ができます。

風ちゃん。
初めての朗読劇で興奮。

オサちゃん。
自分も朗読劇は初で、
おっとりな私が、とかなんとか。

朴さん。
華麗な宝塚に混じるとか聞いたときは、
おのれ文翁、東宝だったけど、
みんなで素敵な世界を作れた的な?

リカちゃん。
封印した男役だけど、
文翁さんにまた役の引き出しを作ってもらった、
テレビの私しか知らない皆さん、
私すごく頑張っているんですよ、
朴さんのファンやオサちゃん風ちゃんのファンと出会えて良かった、など。

キャリアは朴さんが長いけど〆の挨拶はリカちゃんが慣れているので、
その部分を頼る朴さん。
リカちゃんが振って話を始める朴さん、
見つめるリカちゃんに「そんな目で見ないで~」と。
朴さんもリカちゃんに落ちる?

カテコ引き際に宝塚組は投げキッス。
リカちゃんは見慣れているけど、
オサちゃん、風ちゃんは新鮮!

オサちゃんをこんな近くで見るとはなあ。
オサちゃんは女性役より男役の方が芝居が深い気がする。
風ちゃんは声優として声がかからないかなあ。
凛としたよく通る声だった。
昨日の皆川さんに比べるとオタ受け要素が薄いかな。
隙が無いかんじなんだよね。
(芝居という意味ではなく)
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「おしゃれ泥棒」(午前十時の映画祭8)

2017年09月07日 | 映画
ヘップバーン特集の最終回かな?

贋作画家の父を心配する娘。
父は自身の贋作を競売で売るだけでなく、
祖父が作った彫像を名品だとして美術館に貸し出す。

娘は止めようと四苦八苦。
あるとき父娘の家に忍び込んだ男がいた。
娘は彼の協力を得て
鑑定家が来る前に美術館から彫像を盗もうと計画する。


正直なところ、サリーちゃんのパパのような髪型の父の
嘘をついても、世間を欺いても、へっちゃら!
というのは理解できないけど、
ジバンシーの衣装を着たオードリーは美しいし、
顔が長いオトゥールもチャーミングだし、
盗む場面はドキドキの緊張感だし、
恋バナパートはロマンチックだし、
映画としては、やっぱり楽しいね!

「おしゃれ泥棒」とは
いい邦題だよね。
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「VOICARION(ヴォイサリオン)II GHOST CLUB」

2017年09月06日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


昨日とは違うキャストで3人が声優さん。


平田フーディーニは威厳があるけど
尊大というほどでは無く、色気はあまり無い。
山口ドイルは神経質で偏屈。英国人らしい。
渡辺ホームズは強い意志と
ドイルを包み込むような暖かさ。
ドイルが削り落としてきた部分を補完するよう。
皆川クロフトは少年らしさが強く、貴族色は薄め。

昨日とはそれぞれ違うけど、
楽しいハーモニー。

出番待ち、一幕の平田さんは落ち着かないのおじさん。
二幕は落ち着いたおじさん。

昨日はリカちゃん出演回だったので
フーディーニ視点で聞いて(見て)いたけど
今日はドイル視点で話を捉えた。
ドイルパートに泣かせポイントが多かったんだな。
役者が変わると見る面も違ってくるね。
そこが楽しい。

今回は、昨日ほどコメディでは無かった。
お客さんが遠慮して笑わないのではなく
掛け合いによるコメディ色が
それほど強く出ない芝居になっているというのかな。

カテコ挨拶で。
平田さん
「紳士淑女の皆様、そして全国8千万人の子猫ちゃん達、
 足元のクソ悪い中ご来場いただきありがとうございました。」
終盤噛んだのを渡辺さんに指摘され、
次の山口さんが挨拶に入るとき「噛め噛め」とプレッシャーをかける。

山口さんは2幕冒頭に噛んだからもう大丈夫と受け流す。
皆川さんは平田さんを受け「全国1億人(少し増えた)の子猫ちゃんたち」
「足元のクソ悪い中」を織り込み挨拶。
渡辺さんは、帰宅したら友人ご家族に
「渡辺徹は思っていたより細かったよ」と言ってね、と。

昨日と明日が宝塚回、今日楽屋に入ったら良い匂いの残り香が(渡辺)
では明日は我々の加齢臭が残り香、、、(平田)
とも。


山口さんやオサがどうということではなく、
兼オタとしては、
平田さんのコナン・ドイルに
リカちゃんのフーディーニが見たいなあ。
ホームズは、えーと、えーと、、、、
キリヤンかな。蘭とむでも、、、。
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「VOICARION(ヴォイサリオン)II GHOST CLUB」

2017年09月05日 | 紫吹淳(リカちゃん)




推理作家と奇術師コンビに少年貴族が混じっての大冒険!
たまに推理作家の頭の中に巣食う男が表に出る、
ってかんじかな。
8割り方コメディです。
尊大な男が実は純情で
イライラな男もピュアで
死人が出て、オチは子供、
と、わりと王道パターン。
1幕の盛り上げに対して
2幕の「そうだったかーーーっ!」の衝撃は薄め。
だけど、暖かいほっこりしたオチでした。

主旋律がピアノなので、
楽器の音に台詞が遮られることはありません。

とにかく、オサリカにウハハウキキよ。
オサちゃんの男役、いいよー!
リカちゃんもステキ。
やっぱり2番手の役どころが合う。
少年役の風ちゃんが上手い!
凛とした声に威厳と気品があり貴族でした。
朴さんが金髪短髪で男役なビジュアル。
芝居は声(発声)の揺れがないベニみたいなかんじ。

出番待ちの時、
風ちゃんは頑張って脚を開いて座っているのが少年らしくて可愛かった。
オサちゃんは脚を閉じて座っていて、立つと肩幅程度に脚を開く。
リカちゃんは踏ん反り返るように脚を高く組んで座り、
立てばしっかり仁王立ち。
朴さんのはモニター奥でその辺はわからなかった。
喋っているときの動きは一番激しかった。

リカちゃんと平田さんが同じ役なので表現の違いが楽しみ~、
と思ったけど、ちょっと想像がつくような気がする。

リカちゃんのフーディーニ、
ものすごく省略して説明すると
「気障りまくりのプガチョフ」です。
見てて聞いててメロメロになります。

今回の組み合わせも勿論素晴らしかったのですが、
昔の月ファンとしては、

 コナン・ドイル:マミちゃん
 ホームズ:ガイチ
 クロフト:檀吉
を、ちょっとドリーム。
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「All for One ~ダルタニアンと太陽王~(1回目)」宝塚月組

2017年09月03日 | 宝塚(月組)


超豪華なファミリーミュージカルってかんじ。
ご都合主義もツッコミも多々あるけど、
それを振り切って、単純だけど楽しい!
話の深みは無くとも迫力はある!
くだらない小ネタが可笑しすぎる!
担当の役者が自然に笑わせられる技量がある。

とにかく、イケコの役の割り振りが上手い。
渋いとしちゃん、色気垂れ流しのみやちゃん、元気なありちゃん、
真面目にやるほど間抜けなれいこ、
品の良いバカ息子ゆりちゃん、
いちいち場をかっさらうコマちゃん。
みんな合っているしバランスも良い。

その真ん中にいるのが自然なたまきち。
田舎者の頑固さと揺るぎない正義と信念が強く伝わってきた。

ちゃぴの二役も見事で、
ひたむきさがたまきちの熱さと合っていた。

レイピアの殺陣も迫力。
スピード感もある。

宝塚らしい団体の迫力を堪能。
ネモ後だとすべてが素晴らしい。

あとヒロさんのマザラン!!
見事な悪役ぶりにウハウハだよーっ!!

スミスも二役で、歌のソロもあった。
嬉しい。
群舞では意外にセンター寄りなので、
あちょう探しのクセで端から探すと時間がかかる。

最近気になるギリちゃんもダンス枠でセンター寄り多し。
大柄で、気持ちの良い踊りは見ていて楽しい。

ボーフォール公爵のチェス、
「チェックメイト」に後ろの席から「早っ!」という声がした。
私が声を出したのかと思うぐらい同意!

としちゃんの低い声が渋くて素敵なだけに、
変装の時のカツラが、、、


公演デザート。
「All for One ~ダルタニアンと太陽王~」宝塚月組 2017-09-03
「ダルタニ杏 ~たべたいよう」(410円)
杏仁豆腐にレモンゼリーをのせ、
フルーツカクテル、アプリコット、
チェリーをトッピング。

太陽のようにキラキラした、
爽やかな杏仁豆腐をお楽しみください。


見た目どおりの味で美味い。
さっぱりめ。
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「レビュー夏のおどり」

2017年09月02日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


OSK、夏の新橋演舞場公演は和物ショーと洋物ショーの二本立て。

第一部は「桜鏡 ~夢幻義経譚~」で作・演出・振付は尾上菊之丞。 
桐生さんが弁慶で、甲冑姿を見たいけど
、体格的に弁慶は桐生さん一択だよなあ、仕方なし。
合戦の場面はもう少しスピード感が欲しいかな。

どこぞの企業さんの団体の隣だったんだけど、
チョンパで歓声をあげていた。ふふふ。

民謡場面は箸休めかな、と思ったら、
平泉と歌詞にあり、
奥州に落ちたことに絡めていたんだ、
話は続いていたんだ、と納得。
このメリハリは上手い。

第二部は「Brilliant Wave ~100年への鼓動~」で中村Bが作・演出。
中村B作品の中詰めでよく使われるラテンの曲がオープニング。
白いヒラヒラの後はスーツ、
オープニングがラテンだったから中詰めはどうするかと思ったら再びのラテン、
部族の対立はすっ飛ばして白い場面へ、
ラインダンス、娘役ダンス、黒燕尾服、デュエダン、
途中に若手歌い継ぎ場面有り、という、正統派中村Bでした。
OSKだと総踊りがもったいないと思う時もあるけど、
数があるからこそは今回だからだしね。

芝居の演出より、ショーの構成の方が
作家の個性が出るのかなあ。
OSKでも清々しいほど中村B印だった。
オギーのショーも見たかったなあ。
家庭の事情で見られなかったのが残念。

私は高世さんのスーツ姿でのキザりが好きなので、
ウハウハでしたよ!
中村B、やっぱり最近のスーツ場面のセンスはいいなあ。

デュエダンは娘役さんが同格で踊るのが楽しい。
宝塚は宝塚で楽しいし、
こちらはこちはの良さがある。

娘役で真ん中で踊っている恋羽みうさんが超ダンサーだった。
技術も高いけど、なにより動きが美しかった!

桐生さんは相変わらずイケメンで、
楊さんは歌に踊りに大活躍でした。


次の新橋演舞場公演は来年7月だそうです。
コメント (2)
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