ありがたいことに、ぴあで当たったので行ってきました!
ダルタニアンが剣術指導を任命されるところから始まる。
あとは群舞をバッサリとカット。
歌も少し減ってたかな。
約2時間の休憩無しは少々辛いけど、
テンポ良く話が進んだ。
技術面で拙い部分がややあるものの、
全体的に皆さん役をしっかり作っていて
見応えがありました。
レンコンは主演にして新公の長。
真っ直ぐな正義感が伝わる堂々とした芝居だった。
話をぐいぐい引っ張っていた。
衣装の着こなしも殺陣も、
カテコ挨拶もしっかりしていた。
かれんちゃんは可愛い!
女の子が頑張って男を演じている必死さ切なさが良い。
歌をもう少し頑張って!
あちちゃんアラミスは芝居が上手い。
気障っちい部分が嫌味なく自然で華やかだった。
ギリちゃんアトスは髭が似合ってカッコよかった!
長身が舞台に良く映え、
銃士隊を率いる風格もバッチリ!
ぱるちゃんポルトスは体格よく、
筋肉バカがすごく合っていた。褒めてます!
おだちんベルナルドは芸達者。
笑いもしっかり取れていた。
黒い衣装もよく似合う。
ありちゃんマザランは若いけど、
しっかりした存在感があった。
さすが場数が違う。
くらげモンパンシェも、
本公演主要キャストはやっぱりレベルが全然違うな、と。
全てが物凄く上手い。
コマちゃんが男役で演じている部分も
振り切って楽しそうに演じていた。
しかも小顔。
うーちゃんフィリップは間の良い芝居で
気品あるギャグキャラ。
さくらちゃんマリア・テレサは
スペイン語混じりのフランス語的な
ヘンなイントネーションが実に可笑しく上手かった。
泉里アンヌも若いながら母親役を頑張った。
あと印象に残っているのは小雪ちゃんの可愛さかな。
と、レイピアの殺陣!迫力!
総じて、レベルの高い新公だったと思います。
新公の演出は指田珠子先生。
どんどん若手が出てくるね。
全部が成功しているわけではないものの、
演出助手新人公演演出別箱(小ホール)公演演出を経て大劇場公演演出と、
役者だけでなく、演出家も段階を踏めるのは良いシステムだよね。