きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「三度目の殺人」

2017年09月23日 | 映画
私にはテンポがまるで合わずイライラしどおしでダメダメだった。
サスペンス、と思っちゃいけないにしても
話の積み重ね方、ネタのばらし方がどうしようもなくタルくて、
睡魔が何度も来て跳ね除けてたけど
終盤はバッチリ熟睡した。
なんで邦画は思わせぶりに引っ張るんだろう。

むかしの2時間ドラマは、
「断崖で告白」とかいろいろ言われるけど、
CM込み2時間の尺でサクサク話が展開してたのよね
。あれを見慣れていると邦画のだらしなさにイライラしちゃう。
客に話を見せる気があるのかねー。
なんで見ちゃったかね、私は。

満島くんとすずちゃんの芝居は良かったよ!
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「アメイジング・ジャーニー 神の小屋より」

2017年09月23日 | 映画
幸せな家族。
だが末娘が誘拐、殺害され
家族の心はバラバラとなる。

父親には過去に辛い経験があった。
そんな彼の元に「神」からの招待状が届く。


「赦し」とはなにか。
特にキリスト教においての「赦し」とは。

それを美しい映像で丹念に描いていた。

一つ一つの過程を経て、
父親は赦す気持ちを持ち、
家族との穏やかな日々を取り戻す。


他人を赦すには
まず自分を赦さなくてはならず、
そのためには、
自分の罪と向き合わなければならない。

娘を失った父親役のワーシントン、
全知全能の神役のスペンサーの演技だった。

見る前には知らなかったけど
すみれも出ていた。
彼女は日本語はヘンだけど
英語台詞の芝居は良かった。


美しい世界に神の試練と赦しはいつもなら心に響くんだろうけど、
兄を消して許さないと誓う今の私には向かない作品だった。
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「トリュフォーの思春期」(午前十時の映画祭8)

2017年09月23日 | 映画
大人になりかけている子供たちの日常。

仏映画は話が繋がりがありそうで無くて
イライラするけど、
こちらは最初から超短編連作とわかっているので
スッキリ見られた。

どの家にも事情があり
子供たちも固有の視点を持つ。
個人的には、お気に入りのぬいぐるみと出掛けられなくて
籠城した子にシンパシーを感じた。
絶対に譲れないことは子供でもあるよね。

最後に教師が語る言葉が
子供たちの糧になるといいね。

当時のフランスの風俗も興味深かった。
子供たちの下着がカラフルなのは映画用だとしても、
身体検査が突然始まってみな服を脱ぐとか、
朗読?の授業があるとか。

虐待されていた子は、
日本のいろんな漫画でモデルになったかな。
大人にならざるを得なかった子供。
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