推理作家と奇術師コンビに少年貴族が混じっての大冒険!
たまに推理作家の頭の中に巣食う男が表に出る、
ってかんじかな。
8割り方コメディです。
尊大な男が実は純情で
イライラな男もピュアで
死人が出て、オチは子供、
と、わりと王道パターン。
1幕の盛り上げに対して
2幕の「そうだったかーーーっ!」の衝撃は薄め。
だけど、暖かいほっこりしたオチでした。
主旋律がピアノなので、
楽器の音に台詞が遮られることはありません。
とにかく、オサリカにウハハウキキよ。
オサちゃんの男役、いいよー!
リカちゃんもステキ。
やっぱり2番手の役どころが合う。
少年役の風ちゃんが上手い!
凛とした声に威厳と気品があり貴族でした。
朴さんが金髪短髪で男役なビジュアル。
芝居は声(発声)の揺れがないベニみたいなかんじ。
出番待ちの時、
風ちゃんは頑張って脚を開いて座っているのが少年らしくて可愛かった。
オサちゃんは脚を閉じて座っていて、立つと肩幅程度に脚を開く。
リカちゃんは踏ん反り返るように脚を高く組んで座り、
立てばしっかり仁王立ち。
朴さんのはモニター奥でその辺はわからなかった。
喋っているときの動きは一番激しかった。
リカちゃんと平田さんが同じ役なので表現の違いが楽しみ~、
と思ったけど、ちょっと想像がつくような気がする。
リカちゃんのフーディーニ、
ものすごく省略して説明すると
「気障りまくりのプガチョフ」です。
見てて聞いててメロメロになります。
今回の組み合わせも勿論素晴らしかったのですが、
昔の月ファンとしては、
コナン・ドイル:マミちゃん
ホームズ:ガイチ
クロフト:檀吉
を、ちょっとドリーム。