きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「眠れる森の美女(マラーホフ版)」東京バレエ団(2日目)

2006年02月19日 | バレエ・ダンス


 さすがに「眠り」を2回続けて、というのは厳しいらしく、主役二人とも、昨日に比べるとちょっと不安定かも。マラーホフの踊りはちょっと重め。美佳さんのローズ・アダージオ。ラストは4人の王子に支えられて一回転づつするよね。私の記憶違いかな。ここが、支え無しでバランスを保つ時間を長くして、その代わり3人と回るだけになっていたように思うのは気のせいかしら?まあ、こういう見せ方もあるということで。私の記憶違いならすいませんです。
 他は踊り慣れてきたのか、だんだん良くなっている気がします。女性ソリストがイキイキと踊っていますよね。宝石とかオーロラの友人が、いつもよりずっと良く見えるのは、もしかして衣装のせいもあるのかしら。チュチュって、やっぱり重たくて踊りづらいのかなあ。妖精の上半身がスーツ仕様ってのは、結構体型がカバーされるのかも。西洋人と日本人のバレリーナって、首の長さとか、顎のあたりから肩にかけてのラインが違いすぎて、従来の肩を出すチュチュだとそれが目立っちゃうけど、こういったスーツ系だと、案外目立たないわね。基本が紫で見分けにくいけど、もともと役柄としてハッキリ区別する必要があるかと言えば、ま、しなくてもいいんだしな。

 求婚者の王子&シンデレラの王子に予定されていた後藤さんは今日も降板。怪我でないことを祈る。求婚者の王子は長瀬さん、シンデレラの王子は木村さん、と、昨日と同じ。求婚者の衣装が地味、というネタについて。マラーホフが
自分以外の
王子はイラネ

と、思っているからでは?とは、マラーホフファンの友人談。シンデレラの王子は仕方なく、ってカンジかしら。(なんちゃって)

 今日は5階L2列から観ましたが、ライトが綺麗に入っていました。「バヤ」の時は、「手元の2つのスイッチで操作」ぐらいの単純な照明でしたが、こちらは数少ない舞台装置を華やかに見せていましたね。色合いも綺麗。でも、どの舞台備え付けの照明程度で表現できそうで。まさに「全ツ向き」だね。セットもわりと好きかも。「バヤ」の時は一点豪華主義だったためスカスカ感の方が先に立っちゃったけど、こっちは華やかな色合いで、少ないセットの割りにはどこもかしこも埋まっているので、観ていて楽しい。セットの輸送のノウハウも東バと共同開発なのかしら、とか、余計なことを考えてみたり。

 それにしても。この版で、マラーホフ以外の王子というのはありえるのだろうか。自分が踊りたい部分を踊りたい振付で踊っているマラーホフ。彼以外の王子って想像しにくいなあ。東バだと・・・・・・・・、あ、現在は王子不在だわね。強いて言えば後藤さん?このまま、マラーホフ版を上演し続けるのなら、マチュー君などが踊っちゃったりするのかしら?観たいような、なんというか。

 フロリナは、小出さんの方が踊り慣れているかな。でも、高村さんも可愛いよ。青い鳥の中島君は飛べているけど、古川君の方が「鳥」っぽいかな。メイクは誰がやってもデーモン木暮閣下なのね。猫は、、、どこが良い悪いとか、わかりづらいなあ。水香ちゃんは、マラーホフと踊ると「姫キャラ」が入っちゃうね。もっと「王子を導く」カンジが出るといいなあ。


 そうそう。舞台とは関係ないんですが。幕間で席を前方に移動する人って、どうして前のめりになる人が多いのでしょうか。もっと前で観たい!って欲求から(無断で、高い席に)移動するんだから、身体も自然と前のめりになっちゃうのかしら。そして、そういう人って、なんでか私の目の前でなく、3席向こうぐらいの、前のめりになられると舞台が半分見えなくなるというのに私からは微妙に距離があって注意できない場所に座るんですよね。なんででしょう。4、5階のL・Rの1列目に座られる方は、どうか前のめりにならないで下さいね。2列目に座っている人の視界をかなり塞いじゃいますので。特に席を移動する人!自分の席じゃないんだから、邪魔しないで下さいよ!!!頼みます。(こういう人は、ちゃんとお金を出して正面席に座って欲しいわよう。貧乏人の邪魔をしないでくれよう。)
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「仮面ライダー カブト」第4話

2006年02月19日 | TV番組など(配信含む)
見慣れてきたのか、
または、
製作側が1~3話放映の手応えで変えてきたのか、
ちょっと面白くなってきたよ。
今週は名前で呼ぼう>登場人物。
天道は口先だけの男じゃなくなっていく予感。
ヘタレな加賀美も、自分の弱さを見つめ、
番組終了時には強くなりそうだわ。
そして、ひより。
電波な
不思議ちゃん
から
無愛想で
強気な姉ちゃん
にジョブチェンジ。
これなら見られるぞい。

天道は待つだけの男ではなかった。
松輪サバを加賀美宛て着払いで送りおった。
行動する男なのだな。抜け目ない。
加賀美にかけた言葉も良い。
「愛すると人は弱くなるけれど、
 自分の弱さを認識しないと強くなれない」
だっけ。
こんな内容だったと思うけど。
人が弱い、というのを、
ちゃんと認められる人なんだなあ、と。
ちょっと感心した。
加賀美に「決断させた」のもエライなあ。
加賀美弟が怪しいと思い、
それをZECTに確かめさせるってのも
頭の回転がよい証拠だな。
だんだん頼もしく見えてきたぞ。

加賀美の弱さもしっかり描かれいたなあ。
自分では弟(に擬態したワーム)を撃つことができず
カブトに頼む。
自分の欠点と、天道の優れている点を
彼は理解できたと思うし、視聴者にも明示された。
彼の成長物語として見ても面白くなりそうだ。

ひよりは、このままでいてくれればいいんだけどなあ。
予告を見ると、またまた不思議ちゃんに戻りそうだ・・・。
元気な樹花ちゃんがイイなあ。
彼女の明るい笑顔は、天道が支えているんだよなあ。
兄妹で「ボウケンジャー」を見ている姿は微笑ましいぞ。

しかし、ライダーキックは、相変わらず
地面に片脚をつけたままの回し蹴りだった。
跳び蹴りになるのはいつの日か。
クロックアップは・・・・むうううう・・・・・・。
「『今回のクロックアップ』を作る」ってのが
毎週の課題なんだろうけどさ。
はいはい、今日はこれネ、みたいな。
ここに頭を振り絞りすぎていないか?
そのわりに雨の降り方が不自然よ。

ゼクトルーパーの下っ端って
ショッカー手下みたよね。

 
次回予告。
本田博太郎さんが加賀美の父なのだろうか。
そうだとしたら、あまりにも強すぎる「七光り」だ!
加賀美がヘタレになっても仕方がないよな。
んで、津上翔一<本物>が、
(小川敦史さん。すいません、シャンゼリオンは未見なの)
また出てくるのかな?
おっさん好き対策にハマりそうな予感。。。
コメント (2)
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今週のボウケンジャー(第1話「魔神の心臓」)*後半のみ

2006年02月19日 | TV番組など(配信含む)
マジに続いて日曜7時半からは毎週録画を設定してるので
朝寝を楽しもう・・・・・と思ったら
出かける寸前の母に叩き起こされました。
「今日の夕飯は、いるの?いらないの?」
今日はいるって言ってあるじゃん・・・・・・。
仕方なく起きてTVを見たら・・・
録画されていない・・・。
そうだ!今朝は子パンダ「網網(ワンワン)」の
幼稚園入園式の様子が流れるかもって、
「おはよう日本」の録画予約を入れちゃったんだ!

  となりのこぱんだ

うっかりしていたよ。重なっていたんだ・・・。

ということで、後半15分のみを見ました。
今回は、赤、黒、青、黄、桃なのですね(順不同)。
途中登場の6番目が「緑」なのかな?
赤と黒は1回目から対立。
ってか、黒が勝手にライバル心を燃やしている?
赤はちょっと気負い過ぎかなあ。
4話ぐらいで、もうちょっと力が抜けるといいかもね。
黄の女の子はロリ層狙い?
昔見た「くりーむれもん」だか「れもんぴーぷる」だかに
似たようなビジュアルの子がいたなあ・・・。
桃・青はまだよくわからんです。

お話は宝探しよね。
トレジャー・ハンダー。
大昔には、家族で遺跡を壊しまくる家族がいたなあ・・・(遠い目)
「依頼を受けてお仕事」はヒビキからこっちに移ったのかしら。
リーダーもちょっと大人???

おやっさんは斉木さんなのね。
きたろうさんに続いてシティボーイズから特撮出演なのね、と。

大神官ガジャは、普通のおじさんが顔を塗っただけみたいだな。
もうちょっとキレてもいいかもなあ。


と、15分しか見ていないので、こんなもんです。
しばらくは見ます。
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「TAKI 183」

2006年02月18日 | 映画
 先月のトークショーで、みつ君が「見てね」と言っていたので、見に行きましたよ。

 トミーは仲間達と渋谷の壁に絵を描いてきたが、ある日、描く「意味」を見失ってしまう。2年間、それを見出せなかったが、自分の絵が描かれた壁が明日取り壊しになると知り、そこに絵を描き直すことにした。かつての仲間も集まり絵を描くトミー。タイムリミットは夜明けまでの数時間。

 壁にスプレー画とかヒップホップとかが主題のようなので、私の嫌いなジャンルだと思っていました。青春のモヤモヤとか、出口のない閉塞感、それが若さ!みたいな作品かと。そしたらば、意外にも(失礼)面白かったです。それはなぜかと思うに、作品の主題が「青春」というよりは、「なにかを表現したい欲求・クリエイティブな衝動」の方に重点が置かれていたからでしょう。年齢、にも関係するかもしれないけれど、「若い」から、こういう行動に出るのではなく、「描きたいから」描く、そんなカンジ。なんか、知っているのよ、この衝動は。誰が読まなくても、全然上手なわけでもないけれど、描きたくてたまらなかったことが私にもあったもんなあ。だから、わかる。わかるような気がする。身体の中に湧き上がった「なにか」を、外に出したい衝動が。
 描き手が、「一応」ではあるけれど、プーではなく、働いている、でもないけれど、それなりに自分の居場所があるのも良かったな。そういった「日常」があって、「迎えたくない明日」があるのに、「今日」が来てしまう。その辺のドラマも良かったです。それに対比するように、「若者ではない」男性が、「明日を迎えたい」のに、「今日」で終わってしまう、そのドラマも、さりげないのに、印象深いエピソードでした。

 みつ君は役者志望の男の子。稽古でずっとスター俳優の代役をしていて、その中には憧れの女優さんとのキスシーンもある。けど、舞台には立てない。本番で舞台に立つのは、毎日練習をしている自分ではなく、殆ど練習に来ない役者の方。女優を手に入れているのも彼の方。そんな鬱屈した毎日に、声を上げて反抗したいけど、できない。その気持ちが「描くこと」に向かわせるのかな。憧れの女優さんに「芝居の稽古」でキスされてドギマギしている表情が可愛かったよ。妄想の中ではスター俳優を殴れるけど、実際にはできない。ああ、童子なら一発なのに・・・とウッカリ思う。
 川口さんは、アフロというより、爆発ヘアー。台詞もいくつかあるので絶対に見逃しません。トドロキ調の芝居でした。「地」なのか?でもトークショーを思えば、これは「演技」か?スター俳優が松田悟志なんじゃないかと思うんだけど・・・。出ているときはみつ君を見ていたので気が付かなかったんだけど(すいません)、エンディングロールの位置から考えると、そうかなあ、と。友よ、見るのならその辺を要チェックで。
 「中年男」の西村さんの愛人役は秋山奈津子さん。「キレイ」のカスミお嬢様です。すごく良かったです。なんと表現すればいいのか・・・。ウマイ、とだけでは言い表せない。
 あと、カン(という役。忍成修吾)が営業したオカマ。「45歳でオカマで無職で行き詰まり」って、なんちゅうか・・・作品中一番自分に近いかも・・・・。もうちょっと若いしオカマではないけどさ。若い頃の閉塞感は方向転換でなんとか変えられるけど、若くないとねえ、、、行き詰まるしかないよねえ・・・。私も45歳でリストラされたらさあ、、、とか考えると、彼(彼女)を笑うことなんかできないよさ。カンちゃん、初めての経験・・・のところ。オカマと寝るってことはタチ役だよな。それならそんなにショックを受けなくても。。。女にも尻の穴があるから試してみればと、ちょっと下品なことを考えちゃいました。すんませんん。

 期待以上に面白い作品でした。だからといって、ウチの壁にスプレーで落書きしたら
ブチ殺すけどな。
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「フライトプラン」

2006年02月18日 | 映画
 いろんなところで「つまらない」と評判の作品でしたが、タイトルの「and Sean Bean」を見たくて行ってしまいました。

 ドイツで暮らす飛行機設計技師のアメリカ人女性が、夫が転落事故で死亡したので、埋葬のため故郷へ棺を運ぶことになった。娘と共に飛行機に乗り、機内で一眠りした彼女が目覚めたとき、娘の姿は消えていた。密室ともいえる飛行機内のどこを捜しても娘は見つからない。やがて、地上と交信した乗務員から「娘はすでに死亡している」との連絡を受ける。夫と娘を亡くした女性の妄想なのか、それとも・・・。

 いや、噂通り
クソつまんない
ブログタイトルに「ネタバレ」って入れてるから書いちゃうけどさ~~、
いろんなところでそれはないだろう~~~~、ってネタ満載なのよ。
 ・娘が乗ったかどうか、「乗員名簿」で確認
  EU内ならともかく、ドイツ→アメリカなんだから、
  出入国管理されているだろう。
  なんでイミグレーションに問い合わせしないんだ?
  パスポートナンバーが登録されているはずよ。
 ・機内での座席移動は乗務員に断ってから、が基本だろう。
  乗務員もそれをチェックしているはずよ。
 ・X線を通さない「棺」が必要だったからってさ。
  故郷ではなくドイツで埋葬する可能性だってあるだろうに。
  散骨希望だったらどうするんだ?
  米国に帰る妻の利用便を特定した方法は?
  共犯の乗務員が常にチェックしていた?
  それでも、同じ便に乗り合わせるのはかなり難しそうよ!
と、いろいろ疑問、ってか、あきらかに脚本上の「穴」が目立ちすぎ。
いまどき日本のテレビの2時間ドラマでもやらないだろう、ってぐらいの
設定ミスですなあ。

ジョディーは、まあ、頑張っちゃいるけどさ。
ネタがネタだから、どうしようもない。
ショーンは、いつもにも増して「間抜け」系なんだけど、
機長さんのコスプレが見られたから、もういいや~~。

製作スタッフは、似たようなネタの「バルカン超特急」を
あと100回見て感想文を書くぐらいの罰ゲームが必要だと思うわ。
バルカン超特急
ヒッチコックは偉大だなあ。
ついでに「ガス燈」も見ておけ!
ガス燈 コレクターズ・エディション
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「眠れる森の美女(マラーホフ版)」東京バレエ団(初日)

2006年02月18日 | バレエ・ダンス


 古典改訂とはいえ、一応「初演」なのに、なんでこんなに緊張感がないのでしょうか。いや、ダンサー自体は皆さん素晴らしいパフォーマンスだったんですよ。なのに
眠い
なぜだか、眠い。テンションが上がりきらない。やっぱ、演出のせいなのかな~~。

 昨年秋にベルリンで初演されたマラーホフ版を東京バレエ団が日本で初めての上演。従来の古典と違うところは
 ・オーロラが眠りに付くキッカケは糸車ではなく薔薇のトゲ
 ・オーロラ誕生場面で妖精の群舞無し
 ・狩猟の場面無し
 ・パノラマの群舞無し
 ・幻影の場面はかろうじてあり
 ・結婚式に招かれるのは、フロリナ&青い鳥、、牡猫と子猫、
  シンデレラとフォーチュン王子、赤ずきん(狼無し)
って、あたり?短縮版と言われた東バ版より、さらに短く、オーロラ誕生から眠るまでが1幕60分、25分の休憩を挟み、王子が城に迷い込む(?)から結婚式までが70分。従来の古典版に比べると、結婚式までをかなり端折ったので、結婚式が異様に長く感じられました。
全体を見て感じたのは、「いかにも群舞経験無しのプリンシパルが作った舞台」。あ~、彼にとっては群舞とかその辺はあんまり興味がないのね~~、と。いや、向こうの群舞の実力に合わせたのか?とかも思ったり。少ないセット、変わった色遣いの衣装・舞台美術、最小限の群舞、見せ場のあるソリスト、と、ある意味、海外公演仕様ですね。それにしても盛り上げ方がよろしくない。あくまでも、観客が「眠り」を見たことがあるのを前提に、見せたい場面だけ見せ、踊りたいところだけ踊った、みたいな、そんな印象です。やっぱ植田巨匠に弟子入りした方が良いな。

 話題になった衣装・舞台美術は、3階正面から見ると、そんなに「ヘンテコリン」ではなかったです。細かい柄は生地に溶け込んで、そんなに目立たないしさ。ただ、幕開け。薔薇の花たくさんとか、紫とピンクが氾濫する衣装とか、いかにも
マラーホフが好きそう・・・
ってな絵面だったので、心の中で (´,_ゝ`)プッ
(これで緊張感が途切れたのかも・・・)。
なんちゅーーーか、マラーホフの頭の中を覗いた気分でした。友人とは別の席(ってか席種)だったんで、声は出せませんでしたが、並んで座っていたら絶対声に出して笑っていたよ!フリルやヒラヒラ多様で、もーねーーー、フフフ、ってカンジよ。求婚者4人の衣装が地味だったので、見ている瞬間はウ~~ン、と思いましたが、フリルが使えない貧乏な国の王子だからこそ金持ち国の姫の婿になりたいんだと脳内補完しましたわい。

 美佳さんは、完璧と言ってもいいんじゃないかな。技術的には安定し、1幕では可愛く、2幕では美しく。1幕登場直前に舞台中央を覗き込む姿は実に少女らしかったです。小顔でマラーホフとも合っているし。でも、やっぱり、ピンクを着て欲しいよなあ。それはダンサーの責任じゃないんだけどね。
 マラーホフは、(最近にしては)踊りのキレも良く、ガンガン跳んでブンブン回っていました。ここまで「ダンサー」だったのは久しぶりじゃないかなあ。最近はずっと「営業部長」だったから。演技はねえ、、、もう「地」が王子様だからさあ・・・・・・。
 リラは上野さん。スーツっぽい上半身に大きいスカートの衣装がよく似合っています。化粧もナチュラルで良いのでは。ただ、演技面は・・・。暖かみとか包容力とかは皆無。もう演技することは止めたのかな?振付られたステップを真摯に踊っています、って風情。いかなる時も。
 カラボスのは芝岡さん特出。良かったよ~~。衣装もよく似合っていたし、やりすぎ寸前ぐらいの演技は、リラをも良く見せていました。これは男性の役ですね。最後までネチネチとオーロラを呪うのイイですね。
 井脇さんシンデレラと木村さんフォーチュン王子は、二人とも好きなので、踊ってくれること自体はすごく嬉しいのですが、構成的にはいらないよねえ。衣装もそんな派手でもないし、音楽も地味め。素直に赤ずきん&狼でよかったんじゃないかな。でも、こういったタイプのソリストを踊らせる部分を作りたかったんだね、きっと、と、これまた脳内補完。 フロリナ&青い鳥、牡猫&子猫、は、いつもの衣装の方がいいよ~~、の気持ちが先に立つので集中できず。ダンサー自体は良いのですが。
 他の妖精ちゃん達は、衣装は違えどメンバーは前版と似たようなもんなので割愛。4人の王子は高岸、木村、後藤、平野、と、なっていたけど、後藤さんじゃなかったような気がする(2/20訂正 長瀬さんでした)。
 特筆すべきは、「妖精のお付きの騎士」。妖精のサポート役ですが、この衣装がカッコイイんだわ!求婚者達よりずっと素敵に見えるのだ。特に大嶋さんが似合っていました~。うっとり~~。もしかして王子よりこっちの方が踊っていたかな。

 とりあえず初日はこんなところ。正直言うと、演出面では旧東バ版の方が良いです。「群舞」という、ある意味無駄な部分があってこそ、グランド・バレエなんですわ。背景の幕だけでも変えてくれれば、マラーホフ版より上演する価値はあると思います。それが正直な感想です。
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「キャッツ」劇団四季

2006年02月17日 | 劇団四季
芝さんがタガーに入って、
見たい、見たい、見たい、見たい~~~、と叫んでいましたら
友人が前予で取ってくれました。
ありがとう!

芝さんは、もう、ノリノリでした。
ってか、ハイ・テンション?
腰を振っているし。
舌をベロベロ出しているし。
いつもうねっているし。
メス猫にちょっかい出しているし。
メス猫からちょっかいを出されているし。
 ・お客さんをダンスに誘うところ。
  お客さんの衿が茶色のファーだったので
  お揃い、お揃い!と、自分の衿を引っ張ってアピール
  もちろんデコチュー 付きだ!
 ・ミストへの拍手喝采の客席降りの時、
  6列53番のお客さんの上着を着て去ろうとした
 ・何回目かのアンコールで捌けるとき
  客席に向かって投げキッス!
 ・「電気を消す」は、ヒモを引っ張る、でした。
声も伸びて艶やか~~~
歌声も素敵~~~
踊りもいいんじゃ・・・ないかな・・・・・
ピルエットはあまり見えない位置だったのでわからんっす。
でも、足があがるとかなんとかじゃなくって、
どこをとっても「タガー」の動きでしたよ!
グロール・タイガー手下の時は頼りなくて可愛い
誰かが真ん中にいるとき、オーブンの上で斜めに見て、
俺にはあんまり関係ないし~~って雰囲気が猫っぽいね。
去年の夏前?くらいに見たときより身体は絞れているけど
スカスカじゃない。筋肉はしっかりついていて
丁度いいくらいなんじゃないかい。
とにかく、芝タガーが見られて、
とってもとっても幸せよ。
ありがとう、友よ!!!
やっぱ、歌って欲しいよね~~。

ミストの蔡さんの踊りは、いつ見てもいいなあ。
ナッツクラッカーとか踊ってくれないかなあ。
純クラシックの動きなんだよなあ。
踊っているときも好きなんだけど
「大丈夫かな、うまくいくかな、ドキドキ」って演技がねえ、
可愛いんだよねえ。
タガーともすごく仲が良さそうよ!
小さめの可愛い黒猫ちゃんなのよね~~。
なでなでしたいよう。

マンカストラップは趙宇さん。
う~ん、ちょっと台詞のイントネーションというか
強弱のつけ方が、ちょっと苦手かも。
鼻にかかり気味の声も。
頼れる兄貴、というより、冷静なリーダー系かな。
とか言いつつ、無理矢理握手をしてもらいました。へへへ。

ヴィクトリアの動きはバレエ系じゃなかった。
バレエ系に限定される役じゃないかもしれないんだけど。
蔡さんの動きとは、全然違っていたわ。
なんでしょ?ジャズ系とか?
タントミールの動きはバレエ系でした。綺麗。

グリザベラは早水さん。
歌、イイ。すごくイイ。
わずかな出番だけど、
グリザベラが選ばれた理由がわかる気がする。

ジェリーロラム=グリドルボーンは井上さん。
結構、井上さんを見ているなあ、わたし。
コケティッシュね。
芝さんと並ぶと「チェとエヴァが・・・」と思うよね。

泥棒カップルは百々さんと磯谷さん。
いつもながら、あんな動きをしながら
よく歌えるなあ、と、感心しました。
なんで~~~。不思議です。
二人とも笑顔がいいですねえ。

芝さん、井上さん、蔡さんぐらいしかチェックせずに
1幕を見ていたのですが、
幕間にキャスト表を見たら、
カッサンドラが井藤さんでした。
ヅカ的に言うと、キリヤン姉です。
なるほど、動きが似ているかも。
2幕冒頭に見せ場がありますが
美しい動きでした。小顔ですよね。
 

約半年ぶりのキャッツでした。
浜松町や汐留に行くとき、
うっかり大崎or五反田に行きそうになっていましたが
今日は本当に、キャッツシアターに行けたんですよ!
嬉しいわあ。
あっという間の2時間半でした。
楽しかったです。
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ニーナ、2月14日に女児出産

2006年02月17日 | バレエ・ダンス
ロシアの名花、ボリショイ・バレエ団のプリマ・バレリーナの
ニーナ・アナニアシヴィリが
2月14日に女児を出産しました。

  公式サイト

赤ちゃんは3000グラム(6.6ポンド)・52cm(20.5インチ)で、
母子ともに健康状態は良好。
名前はHelene Vashadze。

舞台復帰は2007年を予定。



おめでとう!
ニーナ!!!
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すぺさぁるう~~

2006年02月16日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
考えるだけ、と言いながらも、
着々と詰まっていく「神戸-××-横浜」の三都物語。
早く始まって早く終わればと思っていた熊本ライブは
開演時間が19時に決定したようです。
博多に出るのが遅くはなりますが、
逆に熊本で夕食を食べていけるのはありがたいかも。
なにごともポジティブ・シンキングです。

19時開演を受け、
「体力大消耗プラン」を改訂しました。
目的地から近くにある××××、
東京から見たら(目的地の)とっても近くにあるけれど
乗り合わせの都合で行けないと思っていた場所に
もしかしたら行けるかもしれません。
ちょっとタイトになりますが、
行けるものなら行きたいです。
観光地から、「ホテルでいったん休憩」無しで
夕食→ライブハウス直行になりそうなこのプラン。
名付けて「体力大消耗プラン・すぺさぁる」。
さあ、行けるのでしょうか。
友人達の承認待ちです。
・・・塩を持って行くかのう・・・。
(吉野では、甘い物が食べたいを通り越し、
 塩気のある物が食べたいまで行きましたので)

私も熊本に泊まることができれば
すごい楽なんだけどねえ。
博多に出て泊まって翌日7時台の飛行機(スカイマーク)で帰る方が
1万5千円くらい安いのよ。
往路と復路が違うから。
 
 
【追記】
とある方から、
サイコロの旅?
と言われました。
かなり、近いです・・・。
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最近買ったDVD(愛と喝采の日々、チャーリーとチョコレート工場、ベルベットレイン)

2006年02月16日 | 映画
「愛と喝采の日々」
愛と喝采の日々
うほーーーーー!さすがDVD!!
画面がキレイ!美しい!!
持っているビデオは繰り替えし見ているので
画像がもうボロボロなのです。
「眠り」のシブレーの肩のストラップが
こんなにクッキリ見えるなんて!
(私のビデオデは、すでに肌と同化しています)
踊り部分のカットはありません。
ハイデの太腿が実に肉感的。
最近亡くなったブフォネスもバッチリです。
そして、ミーシャの踊りも!!!!!!!
クリアな画面ですよ~~。
嬉しいっす!
ミーシャの踊りを何回も見直しても
もう画像は劣化しないのね~~~~~っっっっ!
難点を言えば、吹き替えかな。
もしかしたら、もとの台詞に近いのかもしれないんだけど。
(英語がわからないもんでね)
フレディとエマがジゼルから外されたとき、
吹き替えだと
 それじゃ私たち、お給料を貰えないわね
なんですが、字幕だと
 今シーズンのギャラは出演料制なのよ
なんですよ。(メモしてないので正確ではないのですが)
後者の方がわかりやすい気がするんだけどなあ。
ま、目当ては踊りの場面だから
どっちでもいいけどさ。


「チャーリーとチョコレート工場(特別版)」
チャーリーとチョコレート工場 特別版
従来DVDにつく特典映像って、
映画撮影時・公開時のインタビューだったりして
すでに製作済みの映像が多いと思うけど、
これは違いました。
ウンパ・ルンパが
また(まだ?)
働かせられている!

すごいぞ、ディープ・ロイ。
ウンパ・ルンパ・ファンは必見。
ダンスの「フォーエバー(←エンドレスが正しい気がする)」も
延々繰り替えしみちゃいました。
パソコンでしか見られない特典映像は、
もうちょいしたら見ます。楽しみ。
インタビューに答えているジョニー様は
ごくごく普通の人でした。


「ベルベットレイン」
ベルベット・レイン
これはまだ見ていないんだけど。
妹が韓国ドラマが好きでして。
この前うちに来たときに
「香港ドラマはどうなのよ?」と聞いてみたら
「好きだよ~~」と言ったので、
ちょうどその日に届いたこのDVDを掲げて
「じゃ、これは~~?アンディ・ラウ~~ 」と言いましたら
そういうのは、
ちょっと・・・

と、言われました。
そういうのって、
どういうのよっっ!

アンディのビジュアルに心臓がバクバクして
字幕を追い切れなかった部分を
DVDで補完するために買いました。
もうちょっと時間の余裕ができたら
ゆっくり見る予定です。
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ひとりごと

2006年02月15日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
地元最新情報を見た。。。

普通は市内観光だよね。
日本三名城は外さないよね。
一度行ったからとはいえ、
「体力大消耗プラン」を考えるのは
私たちだけだよね。

あとの二人(←増えそうなのよ!)は
終業後の飛行機で前泊だけど、
私は10時間の夜行バスなんだよね、
「体力大消耗」の前に、すでに大消耗。

最後がユカリューシャの「ジゼル」だから
考えちゃうんだよねえ。
アレは寝ようがないから。

ちょっとまだ踏ん切りがつかないけれど
とりあえず押さえるべき所は押さえましょう。
熊本のライブに向けて、
神戸観光プランを考えるのか。
ものすごく間違っている気がする。
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湖月わたる、退団後は大学受験

2006年02月14日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
サンケイ・スポーツ(ENAK)からです。

http://www.sankei.co.jp/enak/sumirestyle/2006/feb/kiji/14watarukaiken.html

「宝塚を受験するときからの父との約束でもあります。
 何をしたいかは合格してからのことなので言いませんが、
 大学入学資格検定(大検)の準備も進めていてラストスパートの段階。
 結婚の予定もありません。女優に転身するのもまだピンとこないし、
 勉強に専念して来春に向けて歩み出したいと思っています」



えらいな~~。
女子大生になるのかあ。
 
 
 
おまけ。梅芸「コパカバーナ」。
http://www.umegei.com/m2006/copacabana.html
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湖月わたる退団決定

2006年02月13日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
ENAKに出ました。



http://www.sankei.co.jp/enak/sumirestyle/2006/feb/kiji/13wataru.html

11月12日の「愛するには短すぎる」「ネオ・ダンディズム」東京公演千秋楽で

星組トップスター 湖月わたる 退団へ

2月13日(月) by ENAK


宝塚歌劇団星組トップスター、湖月わたるがことし11月12日の「愛するには短すぎる」「ネオ・ダンディズム」東京公演千秋楽で退団することが13日、分かった。

湖月が14日、大阪市内で記者会見する。



スケジュールからして、そうだろうな、と思っていたので、
それほどショックではありません。
いろいろ見に行ったし!!
それよりENAKのページのhtmlタイトル(IEだと左上の青いバーに出る)が
月組トップ湖月わたる」になっているのが気になります。
さえちゃんの記事のページを元にしたんでしょうね。

次期は順当にとうこちゃんかな。
そうだとすれば、学年下のかしげが宙1になったのもわかるよね。


追記
公式にも出ました。
 → http://kageki.hankyu.co.jp/kageki-bin/kageki/news/view.cgi?no=11398171048999&genre=star
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「あかねさす紫の花/REVUE OF DREAMS」宝塚月組(中日劇場)

2006年02月12日 | 宝塚(月組)
あかねさす 紫野行き標野行き
野守は見ずや 君が袖振る

紫草の にほへる妹を 憎くあらば
人妻ゆゑに われ恋秘めやも



 芝居の方は、ある年齢以上の日本人なら誰でも知っているお話です。額田女王を巡る中大兄皇子と大海人皇子の物語。芝居の最後は、酔って(?)弟が宮廷に乱入して、兄に「オレの女を返せ!」と迫る。槍を持って迫るが、肝心の女に止められ絶望して座り込む(なのかな?かなみんの最後の台詞が聞き取れなかったので自信がないっす。額田がよろめいた後に大海人が座り込んだのでそう思ったけど、兄に怒られたら??)。そこでいきなり幕が降りるので、えええええっっ!ここで終わり?続きは?このあとどうなるの~~~。と、一瞬置いてけぼりでしたが、まあ、史実に基づいたお話ですからね。このあとは
壬申の乱ですね。
柴田先生の名作らしく、中身がしっかりある作品でした。

 今回の主役は、かなみんでしたね。かなみんの額田を中心に話が回っています。よよよ・・・、と崩れ落ちるポーズがなかなかよろしいです。綺麗です。衣装もよく似合っています。少女時代はロリロリよん。可愛いよん。それが人妻の色気に変わるのよね。昼メロみたい。というより、こっちが昼メロの元祖よね。ちょっと台詞が聞き取りづらいかなあ。語尾が消えていくのよね。だから、クライマックスでなにを言ってるのか聞き取れなかったのよ。残念。

 彼女を愛する男達。本来は、「女性一人に対し、異なるタイプの男性二人」に見えるべきのですが、それにしては男性のタイプが書き分けられていないなあ、と。「選べない二つの異なる愛」が、片方しか見えてこないんだな。あさこの大海人が一途に額田にラブラブってのはわかりますし、兄ちゃんに取り上げられちゃっても、従うしかない(兄弟愛とか政治を改革した同士愛とか主君への服従とか、いろいろ混じっている)のも、わかります。しかし逆の、キリヤン・中大兄皇子→額田が見えづらい。それにも増して、その逆が見えないんですわな。額田は中大兄皇子の何処が良かったんだろう。トップ、二番手の役を振り分けた結果だと思うのですが、キリヤンが兄には見えないんだよなあ。せっかくあさこが「弟」を作っても、やっぱ、ビジュアル的にキリヤンは「兄」じゃないよなあ。それに加えて、国を先導する英雄、ってあたりが、額田が惚れた要素じゃないかと思うんですが、そういったスケールの大きさが感じられないので、う~ん、ただの我が儘男、たんなる障害、みたいな。ワタル君なら似合いそうなんだけどねえ。難しいよねえ。

 三人が己の立場を言いながら、立ち位置を徐々に変えていき、最終的に政治的な組み合わせのカップルになる構図は面白かった。そして「あかねさす」の歌を詠む場面。かなみんの1人芝居なんだけど、大海人が馬で駆けてくるのがわかります。自由劇場の誰かさんとは大違いさ!その返歌を詠む男。押さえきれない感情が伝わってきました。ちょっと泣けたわ。

 エリちゃんの鎌足は、冷徹で主君思いなんだけど、あーちゃん鏡女王には親切にしていそうよ。心の底では優しい人なんじゃないかと邪推できる人に仕上げていました。あーちゃんも「お姉さん」キャラに順当にシフト中ね。よく似合っています。額田に横恋慕のやさぐれ仏師・天比古はひろみちゃん。3番手だよん。ソロがあったわ。泣きの演技にさららんを思い出したけど、さららんほど魂を持って行かれなかったわ。ちょっと、どころか、全然足りないなあ。二人の姫の父は越リュウ。押さえた演技でした。逆に浮かれた演技はマチオ。酔っぱらいだよ。ほほほ。いいぞ、マチオ。温泉宿の主人(違うか)も演ってました。二役。マチオがたくさん見られて嬉しいよん。たまこちゃんはプロローグの歌手の他、うの野皇女。役としての出番は少なかったけど、気品があって印象に残りました。斉明天皇の京三紗さんは、さすがの迫力。短い出番ながらも場を締めていました。新公エリザのねねちゃんは小月で(娘役の中では)出番も台詞もたくさん。使われているなあ。有間皇子の美翔さん&大友皇子の彩星さんは芝居がうまい。まだまだ下級生だと思うんだけど、悲劇の皇子と時の権力者の息子、その対比がうまく出ていました。特に美翔さんは「悲劇を予兆させる」表情でしたね。


 ショーの方はね。へへへ。
越リュウでしょう
これがあるから、全ツ系は止められないのじゃ。越リュウがねえ、美味しいところに入ってくれんだよね。芝居で押さえていた分、ショーでは大爆発さ!「フォーエバー」だっけ?あそこのシャドーがいいっすよね。「いらっしゃーーーい」みたいなカンジで。怪しさ大爆発。素敵すぎますぜ!ここの青服はひろみちゃん。やっぱ、こういう配分が良いですよね。ゆーひの青服にさららんのシャドーは、やっぱアレだよねえ。あと、マギーっすよ。芝居でも、台詞だけでなく、衣装替えまであったのが、ショーではトリオのもりえちゃん代理のポジションですよ。大活躍。「黒」の場面では、越リュウの髪逆立てにならってか、前髪立て。越リュウに師事しているのかしら。師匠と弟子か~~。勝手に断定して申し訳ないけど、絵になる師弟だよな~~~。うほっ!そして、その並びにマチオがいるのがさらにうほっ!なのだ。オチのようで楽しいぞう。ロケット・ボーイでのウィンクも様になってきたよねえ。このまま伸びて欲しいっす。みゆちゃんは、ショー前半まで、ちょっと動きが重かったかなあ。体調が悪いのかしら。ドキドキ。ショー後半は持ち直してきたけど。越リュウと踊ったりマチオと踊ったりマギーの横に立ったり。ワタシ的に、とっても美味しかったです。エンカレが楽しみ。エトワールはオトキチ。美声でした。
 あさこ、かなみん、キリヤンも、もちろん良かったですよ。でも、本公演でも同じ位置の人より、全ツ系ならではのポジションにいる人達を見ちゃいますよねえ。いいなあ。越リュウ。ふほほ!それにしても、ゆーひがいないと寂しいなあ。ほっくんの歌唱力が欠けているのも辛いっす。
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「仮面ライダー カブト」第3話

2006年02月12日 | TV番組など(配信含む)
パイロット版、というか、お試しプロモーション版の
第3話まで(←勝手な決めつけ)が終了しました。
秘密組織「ゼクト」の片鱗がわかりましたが
(っても、誰もが想像できたけど)
正直、魅力に欠けるなあ。
なんちゅうか。
「仮面ライダーネタ」を使っているドラマであって、
「仮面ライダー」そのものではないような。
響鬼はそれなりの世界観を確立したけど、
こっちは使い古されたネタだよねえ。

・バイクを盗まれたことを報告するパシリ君。
 「バイト代で返します」と言ったら殴られる。
 当たり前だ。
 民間組織とはいえ、軍事機密みたいなもんだろう。
 金で買えるもんじゃないよ。
 考え、甘過ぎ。

・そしてパシリ君はバイト先へ。
 厨房の絵からすると、仕込みは「ボク」任せなのか。
 先週の客へのお詫びが一切無い件といい、
 ここのオーナー、責任感なさ過ぎ。
 厨房一杯に材料を広げているあたり
 「ボク」の段取りは悪そうだ。

・ニート君登場。
 タダ飯を喰らう。
 ビストロ(洋食屋?)でも鯖は常に入荷しているのか。
 賄いというのは、その辺にある材料の残りを使って
 短時間で作り短時間で食べるものだと思ったけど
 ここの店は違うようだ。
 この、無駄な賄い食用の材料費が、客に出される料理に上乗せされるんだな。
 けっっ!

・ニート君の「今日の手料理」はフルーツタルトとハーブティー。
 現在は「黄金の鯖」待ちなんだとさ。
 ばーちゃんの遺産(←勝手な想像)があるのなら
 自分で買えばいいのに。
 なんで他人が買ってくるのを待っているのだ。
 待つな!動け!!

・留置所から容疑者を出せない、警察に借りは作れない・・・・
 とか、言っているけど、
 なんの罪もないのに、ターゲットの真ん前の部屋に入るのも、
 相当なワザがいるのでは?
 これが女性隊員だったと、かなりあとになって気が付いた。
 まだ顔の判別ができないんだからコスプレさせるな。
 ふぁん・さーびすなら夏の水着まで待て。
 いま出されても嬉しかないぞ。

・で、ニート君。
 それは立派な犯罪よ・・・。

・「世界は自分を中心に回っている」
 高校時代の地学の先生が鹿児島県出身でして。
 「教科書や学説では地球は地軸を中心に回っていることになっているが、
  俺は薩摩を中心に回っていると思っている」
 と、授業中に言っていたのを思い出しました。

・今週の戦闘場所は東武動物公園。
 なんで?と思ったけど、
 ここはキャラクターショーもやっているところだよね。
 タイアップか。
 
  大雨の東武動物公園(動物中心)

「レジーナ」を使った場面は面白かった。
 けど、
「クロックアップ」は
そろそろ飽きた。


・「ライダーキックは跳び蹴り」に限定すべきだな。


ってな、あたりでしょうか。
一般人のブログだけでなく、
週刊文春のコラムでも「ニートは働け!」と書かれた天道くん。
世間の声に負けてビストロで働くようになるのかな。
そしてパシリ君と「ボク」を争うのか・・・?
うわ~、見たくねえっっっ
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