きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「フライトプラン」

2006年02月18日 | 映画
 いろんなところで「つまらない」と評判の作品でしたが、タイトルの「and Sean Bean」を見たくて行ってしまいました。

 ドイツで暮らす飛行機設計技師のアメリカ人女性が、夫が転落事故で死亡したので、埋葬のため故郷へ棺を運ぶことになった。娘と共に飛行機に乗り、機内で一眠りした彼女が目覚めたとき、娘の姿は消えていた。密室ともいえる飛行機内のどこを捜しても娘は見つからない。やがて、地上と交信した乗務員から「娘はすでに死亡している」との連絡を受ける。夫と娘を亡くした女性の妄想なのか、それとも・・・。

 いや、噂通り
クソつまんない
ブログタイトルに「ネタバレ」って入れてるから書いちゃうけどさ~~、
いろんなところでそれはないだろう~~~~、ってネタ満載なのよ。
 ・娘が乗ったかどうか、「乗員名簿」で確認
  EU内ならともかく、ドイツ→アメリカなんだから、
  出入国管理されているだろう。
  なんでイミグレーションに問い合わせしないんだ?
  パスポートナンバーが登録されているはずよ。
 ・機内での座席移動は乗務員に断ってから、が基本だろう。
  乗務員もそれをチェックしているはずよ。
 ・X線を通さない「棺」が必要だったからってさ。
  故郷ではなくドイツで埋葬する可能性だってあるだろうに。
  散骨希望だったらどうするんだ?
  米国に帰る妻の利用便を特定した方法は?
  共犯の乗務員が常にチェックしていた?
  それでも、同じ便に乗り合わせるのはかなり難しそうよ!
と、いろいろ疑問、ってか、あきらかに脚本上の「穴」が目立ちすぎ。
いまどき日本のテレビの2時間ドラマでもやらないだろう、ってぐらいの
設定ミスですなあ。

ジョディーは、まあ、頑張っちゃいるけどさ。
ネタがネタだから、どうしようもない。
ショーンは、いつもにも増して「間抜け」系なんだけど、
機長さんのコスプレが見られたから、もういいや~~。

製作スタッフは、似たようなネタの「バルカン超特急」を
あと100回見て感想文を書くぐらいの罰ゲームが必要だと思うわ。
バルカン超特急
ヒッチコックは偉大だなあ。
ついでに「ガス燈」も見ておけ!
ガス燈 コレクターズ・エディション
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