きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ヒトラー暗殺、13分の誤算」

2015年10月23日 | 映画
史実に基づいたヒトラー暗殺未遂実行者の半生を描く。
ドイツ映画なので話は淡々と進む。
ネタ的には「反ナチの英雄物語の掘り起こし」なのかな。
普通の人間が暗殺計画を実行する、
その過程と理由は興味深いが、
恋愛パートは必要だったか?

ある意味「イミテーションゲーム」に
通じるところもあるのかな?
「国益のために少数の犠牲は仕方がない」
と決め込む一般人みたいな?
それはエゴにしか過ぎず、
その発想こそ独裁者と同類だよね。

それよりも「ナチだけど良い人」役のビジュアルって、
なんか固定されている?
後に処刑されるネーベは
「これは良い人」と一目でわかった。
これがドイツ人の嗜好?
ナチが全員極悪人ではないんですよ、
と言い訳したくなるのは日本と同じね。
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「探検隊の栄光」

2015年10月23日 | 映画
川口浩が記憶にあるので冒頭は面白かった。

しかし、

「馬鹿なことを真面目にやって、突き抜けて真に至る」

の、図式の、「馬鹿」のレベルが低すぎてげんなり。

確かに川口さん達の探検はやらせもあっただろう。
(大人になった今ならそれは認める)

しかし1ドル360円の時代の海外ロケは
現代では想像できない困難があっただろう。
その辺のリスペクト皆無で、
「安易な絵を取ろうとする安易な考えの製作陣」を作ろうとする
安易な考えが画面中に充満していてげんなりする。
映画を作っている人たちは
これが真面目に「受ける」と思っているのが伝わって、
んなことねーよ!としか思えない。

よくあることではあるけど
映画は高尚 > テレビ番組はくだらない
の意識も充満していたように思う。

もっとネタを活かす作り方もあっただろうに。
腹立たしい。



というわけで、
今日からTOHOフリーパス月間開始です。
普段見ない分野も積極的に!
と選んだ作品は大失敗でした。
まあ、こんなこともあるわな。
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