きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

すけきよみち@名古屋(ちょっぴり黒猫)

2015年10月03日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
ついに!
ついに!!
芝ファントムがデビューしました。
これは観に行かないと!
彼の名前が由来のクマと共に行ってきました!

<「すけきよみち」とは>
白いマスクが私の「すけきよ」
銀のマスクがけ。ちゃんの「きよみち」
(「彼」が怪人にキャスティングされるよう、願いを込めて。)
二人あわせて「すけきよみち」
2005年6月21日ユニット結成。
主な活動は、時々会って撮影会をすること。


11時20分頃名古屋駅到着。
まずは「ぴよりん」を買いに行きます。

ぴより~ん!


エチカ地下の「海老どて食堂」へ。


じゃじゃん!!
35cmの海老フライ!!




ハサミで切っていただきますよ。

中身もぎっちりです。

もひとつ「どて煮セット」を頼み、2人でシェア。

串揚げに、卵を溶いた八丁味噌のたれをつけていただきます。


35cmの海老フライは、意外にすんなりお腹にIN。
どて煮のフライの衣の油が地味に攻撃力が高いです。
女性二人なら35cmに串揚げを減らすか、
手羽先数本とご飯セットとかの方がいいかも。
でも、どて煮も美味かったよーーー!

劇場に移動。




劇場ロビーにはクリスティーヌの楽屋再現。






キャスボーーーー!


アップで!!


幕間に外に出て、
ぴよりんのハロウィンバージョンをいただきます。






大休憩中は近場のホテルでお茶。
店内のお花の前で。


アイスカフェラテ。


不安定なので後ろはこんなかんじです。


け。ちゃん&きよみちとはここでお別れ。
私は夜公演観劇。

夕食も名古屋めしで決めたかったけど
寿がきやも鈴波もラストオーダー時間過ぎ。
幸いホテル前に猿Cafeを発見。
考えなくセットで頼んだら
名古屋サイズで驚きました。




楽しい1日でした!
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「オペラ座の怪人」劇団四季(2015年10月)

2015年10月03日 | 劇団四季


芝ファントムの喉がやられないうちに
さっさと観に行かねば!と思い
名古屋に行ってきました。

以下はマチソワ2回分の感想です。
支離滅裂ですいません。


芝ファントムは偏執さや孤高さや狂気はあまりなく、
ただただ熱愛。
「ダメだ」と自制していたのに、
ラウルの出現でクリスティーヌ側に
一歩踏み出しちゃったゆえの葛藤や後悔が良かったです。
今まで教師として接してきたのに、
途中で理性を失うかんじ。
地下の芝ファントムはジーザスを手に入れちゃったユダ?

外見が醜くなければクリスティーヌと恋に落ちることが可能な域なので、
ラウルとの三角関係がクリア。
他の怪人のときは、クリスティーヌが惹かれるのは
芸術面は怪人で、リアルな恋愛はラウル、ってかんじに別れていた。
でも、今日の関係もありなんじゃ?
確かにジェラルド・バトラーの映画に近い。
セクスィー路線。

ラストの、クリスティーヌのキスからの、
彼女の気持ちを汲み取ってからの、
二人して出て行け!の慟哭はグーッと胸に来ました。

昼公演はまだまだ手探りに部分が見えたけど
夜公演は熱くなっていました。

一幕のクリスティーヌは、掌返しにちょっと思えた。
地下で仮面を返した時はファントムの気持ちを汲んでいるようだったのに、
そのあとすぐ若い金持ちにすぐ乗り換えて、
過去を隠すために元カレを悪く言って、
自分は被害者と言い張っているように見えた。

でも2幕に入ってから「死」の影がちらついてきたので
クリスティーヌがファントムを拒否したのは
彼が自分への愛にのめり込むと
彼が死に近づくのが無意識に悟って、
彼を死なせないために、
彼から距離を取ろうと考えたのではないかと思った。
欲目グラスで見える光景で
どんどん話を組み替える私。

そして、誰からも拒否されてきて、
誰かから愛されることを願ったファントムだったけど、
クリスティーヌから愛することを教えられ、
他人を思いやることを教えられた。
闇の中で絶望と共に生きてきた彼にとって
それは煌めく光で、
生まれて初めて穏やかな気持ちになったのでは?
そんな気持ちを持てたことで、
彼は生まれてきて良かったと思ったのでは?

高井さんや村さんは、
なにもかもなくなり絶望の淵に取り残されるけど
芝ファントムは光を与えられた満足感、
じゃないか、充足感のようなものを感じられた。

去って行く二人を見るの背中が優しすぎる。

ファントムの前半生は考えると全く不明で、
マダムが見たのが彼とは限らないとか謎は多いけど、
「ハンニバル」以降の三重唱のための作品なんだから、
細かいことは気にしちゃダメ!

高音はちょい厳しい。
スコーンっと抜けないので嫌いな人もいるだろうな。
夜公演ではMOTNの最高音が出なくて、
しかも伸ばせなかった。
低音は聞き惚れる。
特にPONOの音域はキヨミチの音域にバッチリ合います。
感動しつつ、ムハムハします!

芝ファントムの良いところ、
それはラウルの縄を飛ばずに切れること。

私は芝ファントムは好きだし、
ありだと思うけど、
ダメ・落第点・ありえない・嫌い、
という人がわかるのもよくわかるよー、ごめんねー、
ってこの気持ちは、
サイトーくんのショーを見た時の気持ちに近いかもー。

例えばだけど、
それこそパリオペラ座バレエの来日公演、
ヌレエフ版「シンデレラ」なんか、
演出どころか振付も同じなのに
ジローはフェミニンで甘々な少女の夢物語で、
ムッサンは薄幸の少女が不安まじりに幸せを手に入れていた。
私は演者によってカラーが変わる舞台の方が好き。
でも、作品重視の人がいるのもわかります。

山本さんは、顔が丸くて華やかさはあまりないけれど、
ファントムの熱愛に対応できるリアルな感情を感じられるので、
組み合わせとしてはありなんじゃないかな。

気のせいかもしれないけど、
夜公演のカテコの方が山本さんのウルウル度が高かった。
私が2回めで見慣れたせいかもしれないけど、
ファントムとクリスティーヌの距離感が決まったかんじがした。
これからどんどん深まってきそうな予感。
あとはキヨミチの喉がもつのを祈るばかり。

ラウルはなー。
石丸さんの印象が強いからー。
ごめん。

メグはアニメ声枠だと思っていたけど
今回は澄んだソプラノ系だった。
聞きやすいけど、ファントムがメグを選ぶ可能性があったかもと思っちゃう。
マダム・ジリーがマスカレードでキビキビ踊りまくり。
元ダンサーだったんでしょうな。
ファントムからはバレエはダメと言われてたけどー。

クリスティーヌとメグがとても仲良さげだった。
コーラスガール達もクリスティーヌの成功を心から喜んでいたな。
抜擢された仲間に優しいのね。


1幕の影絵で、マキャビティ!と思っちゃいました


墓場の線香花火はショボすぎるからやめた方がいいと思うな。

バレエ枠は昔よりスタイルが良くなったし踊りも良くなったな、
と思ったところでバランスを崩していた。
一時期は東バを退団した長谷川さんもいたんだよなあ。
ツェザリさんは基本がしっかり入っている。
でもポルーニンを見ちゃっているので
もう少し手足が伸びればなあ、とも思う。

ペテロだった賀山さんは
もう若者枠じゃないんだなあ。


いろいろ書いたけど、つまるところ
芝ファンなら
メロメロになるの確実だから
一刻も早く観に行こう!

ってことです。はい。


<配役>
オペラ座の怪人:芝 清道
クリスティーヌ・ダーエ:山本紗衣
ラウル・シャニュイ子爵:鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ:河村 彩
メグ・ジリー:小川美緒
マダム・ジリー:早水小夜子
ムッシュー・アンドレ:賀山祐介
ムッシュー・フィルマン:平良交一
ウバルド・ピアンジ:永井崇多宏
ムッシュー・レイエ:林 和男
ムッシュー・:ルフェーブル:青山 裕次
ブケー:佐藤圭一

【男性アンサンブル】
真田 司
飯泉佳一
見付祐一
吉田侍史
新井 克
ツェザリ・モゼレフスキー
杉浦 洸

【女性アンサンブル】
大岡 紋
干場綾子
時枝里好
辻 奈々
本井亜弥
盧 エリ
簱本千都
松岡ゆめ
羽田沙織
石野寛子
黒柳安奈
榊山玲子



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