3回目です。今回は1階前方下手側。ここに座って初めて!フレムシェンが後半衣装替えをしていたのを発見!なんでわからなかったんだーーーっ。似たような色の似たようなデザインのドレスだからだと思うけどさ。替えるなら、もっとわかりやすくしてーーー。
役者さんは、ますますヒートアップ。プライジングは変態に、フレムシェンはぷりちーーに。男爵の言い訳が、「最初は口からでまかせ」感が増したように思います。そして、「踊ることに命を賭けているダンサー」と知り合ったことにより、自分が「なんとなく」時間を消化するような人生を過ごしていることを自覚し、これからはちゃんと「生きたい」と思う、って流れがわかりました。ダンサーとしての「命」がつきかける女と知り合ったことにより、「生」を自覚する男、その男の情熱に女は「命」を再燃させる。繋がっているんだよねえ。だから、「人生が蓄積された」顔を持つダンサーを愛するんだよな。男爵が意識した初めての「人」なのかもね。「女の子なら数人」のあとに、「男の子はたくさん」と続くのでは?と思った私を許してケロ。だって、ねえ・・・。
あ、あと、フレムシェンが、親切な若い男が「男爵」だと知ったときに顔も良かったわあ。「男爵・・・男爵ですって・・・」って形に口が動いています。ここでものすごく期待しているのがわかると、後の「残念賞」も生きてきますよね。ガードルはフリルたっぷりでした。
ラファエラも、「禁断の愛」なんてレベルは超えたよねえ。漠然と「頼られること」を夢見ていたけど、ホテルをチェックアウトしたあとは、生涯支え続けていくんだろうなあ、と。それがラファエラの「生」なんだろうなあ。これも男爵の「死」によって産まれたんだよねえ。
回転扉から掃き出される生と死。昨日も今日も、そして明日も変わらず、人々が行き交う「グランド・ホテル」。止まることなく流れていく「時間」を感じました。本当に、良い芝居でした。
役者さんは、ますますヒートアップ。プライジングは変態に、フレムシェンはぷりちーーに。男爵の言い訳が、「最初は口からでまかせ」感が増したように思います。そして、「踊ることに命を賭けているダンサー」と知り合ったことにより、自分が「なんとなく」時間を消化するような人生を過ごしていることを自覚し、これからはちゃんと「生きたい」と思う、って流れがわかりました。ダンサーとしての「命」がつきかける女と知り合ったことにより、「生」を自覚する男、その男の情熱に女は「命」を再燃させる。繋がっているんだよねえ。だから、「人生が蓄積された」顔を持つダンサーを愛するんだよな。男爵が意識した初めての「人」なのかもね。「女の子なら数人」のあとに、「男の子はたくさん」と続くのでは?と思った私を許してケロ。だって、ねえ・・・。
あ、あと、フレムシェンが、親切な若い男が「男爵」だと知ったときに顔も良かったわあ。「男爵・・・男爵ですって・・・」って形に口が動いています。ここでものすごく期待しているのがわかると、後の「残念賞」も生きてきますよね。ガードルはフリルたっぷりでした。
ラファエラも、「禁断の愛」なんてレベルは超えたよねえ。漠然と「頼られること」を夢見ていたけど、ホテルをチェックアウトしたあとは、生涯支え続けていくんだろうなあ、と。それがラファエラの「生」なんだろうなあ。これも男爵の「死」によって産まれたんだよねえ。
回転扉から掃き出される生と死。昨日も今日も、そして明日も変わらず、人々が行き交う「グランド・ホテル」。止まることなく流れていく「時間」を感じました。本当に、良い芝居でした。