今年初めの「白鳥」は国際フォーラムでございます。大嫌いな会場なんですが、ステパノワの白鳥が観たくて行ってきました。セゾンカード貸切なんでチケ代が安かったし。ほぼ半額だったかな。私はB席3000円で1階45列センター。舞台からの距離はと申しますと、オーチャードホール3階3列でのオペラ・グラスの照準がそのまま使えました、と言えば想像していただけますでしょうか?思ったより見やすかったです。前方席より箱庭感を感じないかも。1階はほぼ満員でした(2階は不明)。お客さんはバレエを見慣れない方が多いようで、1幕前半は「なんで白鳥が出てこないんだろ~~」って雰囲気が会場に漂っていたような。喋るようなマナーの悪い人はいなかったけどね。
ステパノワの白鳥は美しかったです~~。彼女は「赤」とか「黒」のイメージが強い人だけど、昨年のミルタが綺麗だったので、案外「白」もイケるな、と期待したら、その通りでした。自身のイメージではないためか、かえって丁寧に作り込んでいるように思いました。腕の先まで繊細です。そりゃ、少々ガタイが良すぎるかもしれませんが、まあ、それはおいといて。音楽を充分に使った踊りで、わりと好きかも~~。彼女とプハチョフならハッピー・エンド版の方が似合いそうだなあ。黒鳥は得意分野だけあって生き生きしていましたが、白鳥とのバランスが崩れるほどではありません。32回転も決まっていました。
王子のプハチョフ。長身なので舞台映えがします。身体のラインが綺麗ですよね。もうちょっとメランコリックだといいんだけどなあ。意志の強い王様になれそうなのに、なにを悩んでいるんだろう、とか思っちゃったり。ロットバルトに負けるのが不思議。
ロットバルトはミャスニコフ。また新しい役だ。黒いモジャモジャの鬘付き。こちらも長身で踊り的にはOKなんだけど、ちょい地味かなあ。なんでいるの?みたいな?濃い人を見慣れすぎたのかしら???
パ・ド・トロワは若手トリオ。ロマチェンコワ、ミリツェワは安定しています。プローム君は品があり、ジャンプも綺麗なんだけど、最後はちょっとスタミナ切れかも。
白鳥の群舞は、普通に見れば良いんだろうけど、このバレエ団としてはイマイチかなあ。もっと揃うと思っていたんだけどなあ。大きい白鳥にはミリツェワも。働かせ過ぎなのでは?ヴィジェニナは相変わらず美人。エフセーエワはほっそりして最初はわからなかったよ!白い肌で見分けをつけたくらい。背中が綺麗。
各国の踊り。スペインの男性。白は王子様系の顔。長めの金髪を黒いヒモ(リボン)でうしろで括っていましたが、踊りは優雅すぎてキレが甘い。黒は「ハッ!」って掛け声が聞こえてきそうな濃い踊り。これくらいはやってきれなきゃね。女性陣は両方とも良い。ハンガリーのヴェンシコフ、化粧がちょっと良くなった。マズルカの男性陣は豪華だねえ。ハンサム揃いよ、ほっほっほ!マラーホフの脚のラインがイカスのだ!
4幕の二羽の白鳥にコチュビラちゃん。顔から肩にかけてが特に美しい。彼女のオディールも見てみたいなあ。ロバノワもいいっすよ。
ナタリア・エゴロワさんはいつもの場所。2幕は白鳥勢揃いの頂点とか、3幕は花嫁候補下手から3番目とか、4幕は白鳥が上手・下手一列ずつになったときの上手側最前列とか。
指揮はアニハーノフさん。髪の毛は大きすぎず小さすぎず。弦が綺麗。ポーランドのソロの金管もしっかりしている。ホリコフさんの時はヘロヘロなんだよね~。指揮者の力量なのか、演奏者がそもそも別人なのか。いつも謎。
う~ん、他にも書くことがあったような気がするけれど、眠いのでわかりません。思い出したら書きます。明日はルジだ!
【配役】
オデット&オディール:ステパノワ
ジークフリード:プハチョフ
ロットバルト:ミャスニコフ
王妃:マルチナ
家庭教師:ブレクバーゼ
パ・ド・トロワ:ロマチェンコワ、ミリツェワ、プローム
スペイン:モストヴァヤ、カミロワ、チェスノコフ、アルヒプツェオフ
ハンガリー:オシポワ、ヴェンシコフ
マズルカ:
タマラ・エフセーエワ、ロパティナ、フィラトワ、フィルソワ
マスロボエフ、A.マラーホフ、リャブコフ、アルジャエフ
大きい白鳥:E.エフセーエワ、バルエワ、ミリツェワ、ヴィジェニナ
小さい白鳥:ニキフォロワ、リィコワ、ソロヴィエワ、ニコラエワ
二羽の白鳥:コチュビラ、ロバノワ
指揮:アンドレイ・アニハーノフ
ステパノワの白鳥は美しかったです~~。彼女は「赤」とか「黒」のイメージが強い人だけど、昨年のミルタが綺麗だったので、案外「白」もイケるな、と期待したら、その通りでした。自身のイメージではないためか、かえって丁寧に作り込んでいるように思いました。腕の先まで繊細です。そりゃ、少々ガタイが良すぎるかもしれませんが、まあ、それはおいといて。音楽を充分に使った踊りで、わりと好きかも~~。彼女とプハチョフならハッピー・エンド版の方が似合いそうだなあ。黒鳥は得意分野だけあって生き生きしていましたが、白鳥とのバランスが崩れるほどではありません。32回転も決まっていました。
王子のプハチョフ。長身なので舞台映えがします。身体のラインが綺麗ですよね。もうちょっとメランコリックだといいんだけどなあ。意志の強い王様になれそうなのに、なにを悩んでいるんだろう、とか思っちゃったり。ロットバルトに負けるのが不思議。
ロットバルトはミャスニコフ。また新しい役だ。黒いモジャモジャの鬘付き。こちらも長身で踊り的にはOKなんだけど、ちょい地味かなあ。なんでいるの?みたいな?濃い人を見慣れすぎたのかしら???
パ・ド・トロワは若手トリオ。ロマチェンコワ、ミリツェワは安定しています。プローム君は品があり、ジャンプも綺麗なんだけど、最後はちょっとスタミナ切れかも。
白鳥の群舞は、普通に見れば良いんだろうけど、このバレエ団としてはイマイチかなあ。もっと揃うと思っていたんだけどなあ。大きい白鳥にはミリツェワも。働かせ過ぎなのでは?ヴィジェニナは相変わらず美人。エフセーエワはほっそりして最初はわからなかったよ!白い肌で見分けをつけたくらい。背中が綺麗。
各国の踊り。スペインの男性。白は王子様系の顔。長めの金髪を黒いヒモ(リボン)でうしろで括っていましたが、踊りは優雅すぎてキレが甘い。黒は「ハッ!」って掛け声が聞こえてきそうな濃い踊り。これくらいはやってきれなきゃね。女性陣は両方とも良い。ハンガリーのヴェンシコフ、化粧がちょっと良くなった。マズルカの男性陣は豪華だねえ。ハンサム揃いよ、ほっほっほ!マラーホフの脚のラインがイカスのだ!
4幕の二羽の白鳥にコチュビラちゃん。顔から肩にかけてが特に美しい。彼女のオディールも見てみたいなあ。ロバノワもいいっすよ。
ナタリア・エゴロワさんはいつもの場所。2幕は白鳥勢揃いの頂点とか、3幕は花嫁候補下手から3番目とか、4幕は白鳥が上手・下手一列ずつになったときの上手側最前列とか。
指揮はアニハーノフさん。髪の毛は大きすぎず小さすぎず。弦が綺麗。ポーランドのソロの金管もしっかりしている。ホリコフさんの時はヘロヘロなんだよね~。指揮者の力量なのか、演奏者がそもそも別人なのか。いつも謎。
う~ん、他にも書くことがあったような気がするけれど、眠いのでわかりません。思い出したら書きます。明日はルジだ!
【配役】
オデット&オディール:ステパノワ
ジークフリード:プハチョフ
ロットバルト:ミャスニコフ
王妃:マルチナ
家庭教師:ブレクバーゼ
パ・ド・トロワ:ロマチェンコワ、ミリツェワ、プローム
スペイン:モストヴァヤ、カミロワ、チェスノコフ、アルヒプツェオフ
ハンガリー:オシポワ、ヴェンシコフ
マズルカ:
タマラ・エフセーエワ、ロパティナ、フィラトワ、フィルソワ
マスロボエフ、A.マラーホフ、リャブコフ、アルジャエフ
大きい白鳥:E.エフセーエワ、バルエワ、ミリツェワ、ヴィジェニナ
小さい白鳥:ニキフォロワ、リィコワ、ソロヴィエワ、ニコラエワ
二羽の白鳥:コチュビラ、ロバノワ
指揮:アンドレイ・アニハーノフ