私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

米イージス艦日本海常駐に反対するマスコミ

2004年03月23日 22時14分25秒 | 偏向マスコミ
 米海軍のイングランド長官は22日、ワシントンで講演し、今年9月に広範囲のレーダー探索能力を持つイージス艦1隻を日本海に常駐配備する方針と表明したことが報道されている。これは、北朝鮮のノドン、テポドンなど弾道ミサイルの発射探知や追尾などが目的と見られ、イングランド長官は、「この配備によって、我々は瞬時に、この地域からの迎撃目標に関する情報を共有し、防衛態勢を取ることができる」と述べている。

 この報道について産経と読売は、配備の事実だけを伝えているが、朝日は「北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の展開にも微妙な影響を与えそうだ。」とし、毎日は「北朝鮮などの反発が予想される。」と書いており、この配備は北朝鮮の反発や6カ国協議(朝日はなぜか6カ国協議とは言わず、6者協議と言っている)に影響を与えて好ましくないとの論調である。

 日本海へ米海軍がイージス艦を常駐させることは、北朝鮮の弾道ミサイルの発射探知や追尾などが明らかになり、日本の安全にも貢献すると思うが、朝日や毎日が主張する「北朝鮮が気分を悪くするのでは」との趣旨の報道は理解出来ない。先ほど午後7時からのNHKニュースでも、この件を報道していたが、そのニュースの中で、どこの社か分からないが「(イージス艦常駐は)北朝鮮を刺激するのでは」と福田官房長官に質問しており、福田長官は「前から決まっていたこと」と答弁していたが、そのようにNHKが新聞記者と福田長官のやりとりを音声入りで放送することは、NHKも日本海へ米海軍がイージス艦を常駐には反対との思惑があるからであろうか。

 北朝鮮は「日本を火の海にするぞ」と恫喝しており、日本本土まで届く弾道ミサイルを保有し、現に日本本土を飛び越え三陸沖に着弾させる実験を行っている。そのような状況であるにも関わらず朝日や毎日、それとNHKは日本海への米海軍がイージス艦常駐は「北朝鮮を刺激するので中止を求める」と政府は米側に伝えて欲しいと思っているのであろうか。

 このように偏向マスコミは、北朝鮮からの恫喝の屈して、刺激することはせず、日本も米もおとなしくしていた方が良いと言っているのと同然である。今後の6カ国協議で北朝鮮に譲歩を求めるには、このような米海軍のイージス艦の常駐や日本として経済制裁と特定船舶入港禁止を行うことを申し向けることではないか。朝日や毎日、それとNHKには北朝鮮と対話を続ければいつかは拉致問題も解決するとの良い方策でも持っているのであろうか。あるなら、それを是非教えて欲しいものである。
(2004/03/23) 

この記事は「今日のコラム」
「米イージス艦日本海常駐に反対するマスコミ」
としてHPに掲載されていたものです。