それは、最初にイージス艦のインド洋派遣のことを言った後、政府が空中給油機を導入したことについて、「…(自衛隊の)戦闘機の離着陸の回数が減り、基地周辺住民の騒音の軽減の役立つなどと説明している。」としてから次がおかしくなってくる。「本当にこのような説明で国民は納得しているのだろうか。政府が戦闘機の騒音軽減を本気で考えているなら、民間機のようにシュミレーターで離着陸訓練を行えばいい。そうすれば、基地周辺の騒音軽減になるばかりか、費用も大幅に減る。」(中略)「…有事法制は国民を守るために必要とのことだが、これが本当の理由とはとても思えない。政府は国民は対して常に真実を知らせるべきだ。」と言うのである。
国際線機長という職業の人が、旅客機と戦闘機の離着陸も同じようなものだとは呆れ返ってしまうが、戦闘機のパイロットは常に実機による離着陸訓練を行っていないと勘が狂ってしまうそうで、それをシュミレーターでやれと言うこの人の頭の中の構造はどうなっているのあろう。離着陸訓練をゲーム感覚で考えているとは返すべき言葉が見つからない。
また有事法制について、何を言いたいのかさっぱりわからない。政府が国民を守るために必要と言うが、法制化する理由は別にあるのではと言っているようだが、それでは、この山口氏は、政府が法制化をすすめる有事法制は、何々のためではないかと具体的にその反対意見を言うべきだろう。反日日本人は政府の説明に納得することは絶対あり得ないないからして、ほっとけば良いが、このような訳の分からない投稿を嬉しそうに掲載する朝日新聞はほっとけないので批判はこれかも徹底的に行いたい。
ところで私の身内で以前から朝日新聞を購読しているのがいたが、最近購読をやめたそうだ。理由は左翼偏向に憤慨したからだそうで、私は「もっと早くやめれば良かったのに大事なお金をドブに棄てるようなものだよ」と言ってやった。
(2003/01/31)
この記事は「今日のコラム」
「シュミレーターで戦闘機の離着陸訓練?」
としてHPに掲載されていたものです。