「小刻みな上下震動」中国版パクリ新幹線、メディアに公開 北京-上海間、時速300キロ
2011.6.27 11:38
中国政府は27日、北京と上海を結ぶ高速鉄道のメディア向け試乗会を開催、高速鉄道に投入される中国版新幹線「和諧号」を内外にアピールした。30日の開業を前に開かれた試乗会で、報道陣は和諧号のうち、ドイツのシーメンス社の技術を導入して製造した車両に乗車。列車は北京南駅を出発後、およそ10分後には時速300キロに達した。不快とは言えないが、小刻みな上下振動を感じる。
初めて導入されたビジネスクラスは運賃1750元(約2万2千円)と航空券並み。1列3席で、足を伸ばしても前の座席につかないほどゆったりしたスペースを確保した。運賃555元(約7千円)の2等席は1列5席だが、日本の新幹線より座席の幅が狭く、少し窮屈だ。この車両は1月の試験走行で、営業運転する列車としては世界最速の最高時速487・3キロを達成したが、安全面への配慮などから鉄道省は当面、最高時速300キロで営業運転する。
(共同・産経新聞)
(引用終了)
昭和39年10月、東京オリンピックの開幕に合わせて東海道新幹線が開通した訳だが、それ以来、人身事故は一度もなく、安心して乗車出来るのは、車体の構造が優れていることや、安全かつ正確な運行システム、軌道の整備が十分になされていることなどからであって、世界の高速鉄道で新幹線を越えるものはないと言って良いであろう。
かって、ある地方のローカル線に乗った時のことだが、車体が縦や横に大きく揺れ「さすがローカル線だな」と思って、運転手の横から前方を見ると、線路が波をうったように曲がっているのが肉眼でも分かったので、「これでは揺れる訳だ」として、それもローカル線の楽しみかも知れないと妙に納得した記憶がある。
鉄道は軌道が命と言われており、常に点検と整備を行っていないと、事故の原因となる訳で、新幹線で終電の後などに点検の車両が移動や停止を繰り返しながら、何かの作業しているのを何度も見たことがある。従事されている方は深夜の仕事となることから、大変苦労をされている訳だが、そのような方がおられるからこそ、新幹線の安全性が確保されていることを知るべきであろう。
その新幹線が台湾と支那に輸出されており、台湾の場合は運行システムを含んでいることや軌道の整備にも日本が関与しているが、支那の場合は車体だけとなると、事故の不安は払拭できないし、あの支那のことゆえ、手抜き工事は当たり前であろうから、関わった技術者たちが「怖くて乗れない」と言っているのが本当だとすれば笑わせる。
報道によれば、27日、北京と上海を結ぶ高速鉄道のメディア向け試乗会が開催されたそうだが、新幹線とは言わず高速鉄道と言っているのは日本の技術が導入されていることを隠したいからであろう。試乗会では不快とは言えないが、小刻みな上下振動を感じるとのことで、この原因はレールの敷設方法に問題があるか、レール自体に車体の重さに十分耐えうるものではないかも知れず、さらに車輪などに歪みがある可能性が高いだろう。
この高速鉄道は支那が自主開発したことになっているそうだが、ならば、事故があっても日本の責任だと言えないであろうし、おそらく、近いうちに事故る可能性が高いので、そのように言わせておけば良いであろう。しかし、外国から技術を導入し、それを自主開発した 技術だとして、平然と嘘を付き、外国に輸出しようとするのだからパクリ国家と言われているのであり、支那に技術開発能力があるならば、外国から輸入したものではない技術がある筈だが、技術は盗むものだと思っている限り、世界は支那を「厄介な国」として警戒することであろう。
(2011/06/27)
写真:支那のパクリ新幹線「和諧号」