私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

尖閣諸島を守った航空自衛隊

2002年05月31日 22時22分31秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
~毅然として対応した南西航空混成団~

 昭和46年に沖縄が日本に復帰してからもう30年が経過した。沖縄は先の大戦中、唯一の地上戦が行われ、多くの住民が被害にあい、軍に対しては、特別な感情を持っている人の声が大きいようで、復帰後、移駐した自衛隊員の住民登録、子弟の学校への入学や、成人式への参加拒否など、多くの嫌がらせを受けたとのことである。しかし、現在では離島からの急患輸送、不発弾の処理など、自衛隊は沖縄県民のために汗を流しており、以前ほどの反対運動はなくなったそうである。

 ところで、産経新聞に沖縄復帰30年の特集として「最南端の防人たち」が連載されていたが、その中で、沖縄県石垣市に属する尖閣諸島を巡る、緊迫した事態があったことが紹介されている。

 それは、平成8年10月7日に、日本の政治結社が尖閣諸島の北小島に灯台を建設したことに反発する台湾、マカオなどの活動家が40隻の漁船で尖閣海域に侵入し、尖閣諸島の一つである魚釣島の岩礁に4人が登り、中国と台湾の国旗を立てたことに刺激された台湾空軍のOBが、ヘリコプターで魚釣島上空に侵入して、国旗の投下を計画していることが明らかになったことから始まったそうである。

 尖閣諸島は、歴史的にも日本の領土であることは間違いないが、付近の海域で有望な海底資源があることが分かると、中国や台湾が急に領有権を主張し始めてから、この島を巡る紛争が起こっている。

 そのような情報が、那覇市に指令部を置く航空自衛隊南西航空混成団に入ると、当時の佐藤守司令(空将)は、即座に対領空侵犯阻止に向け、青森県三沢基地から非常呼集したE-2C(早期警戒管制機)5機と航空自衛隊那覇基地所属のF-4戦闘機で、常時、尖閣諸島周辺空域を警戒する対処方針を決定し、実施したとのことで、そのため台湾空軍のOBの計画は実現せず、事態は沈静化に向かったとのことである。

 当時の橋本首相は、靖国神社を参拝したことで、中国から抗議を受けていたことから、尖閣問題で中国を刺激するのは得策ではないとの思惑から、この航空自衛隊の戦闘機の行動は公表されることはなかったとのことである。

 私は、この記事の中にある、航空自衛隊南西航空混成団の佐藤守司令の名前を見て、やはり信念を持ち、骨のある人はやることが違うと思ったのである。佐藤守司令は、すでに退任されているそうだが、昭和60年8月12日に発生した日航機が群馬県上野村の御巣鷹山に墜落した時に、自衛隊の救助活動が遅いと批判するマスコミに、痛烈な批判をする論文を、防衛庁航空幕僚監部広報室長という現職自衛官でありながらミニコミ誌に反論をされる覚悟で投稿した勇気ある方であったからである。私はその論文を読んでいるが、マスコミのあまりにも無知で、裏をとらない記事に呆れかえってしまったが、マスコミは反論もせず無責任にも沈黙してしまった。

 その論文の中で、昭和46年7月30日に岩手県雫石上空で起こった全日空機と航空自衛隊の戦闘機との空中衝突事故の件が述べられており、佐藤氏は、全日空機側が訓練空域に侵入して、前方の見張りを怠っていた全日空機が、戦闘機に追突したと述べているが、その論文を読んで、日航機事故では、反論することができなかったのか、早速噛みついたのが当時の田岡俊次・朝日新聞編集委員であった。

 田岡氏は今でも、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」などに軍事評論家気取りで時々出ているが、その田岡氏が現職自衛官である佐藤氏に、「なぜあんなことを書いた、訂正文をどう書くか教えてやる。お前を飛ばすのは簡単だ」と暴言をはいたと言う。この件は、昭和61年の「文芸春秋・新年特別号」に大久保昭三氏による「日航事故・ある自衛官の涙と殺意」に詳しく書かれている。

 田岡氏のことなど、無視をし、尖閣諸島の件に話を戻すが、佐藤氏は、上部機関である航空総隊からの指示が、「1、武器は一切使ってはいけない」「2、戦闘機は尖閣諸島に近づこうとするヘリなどに近づきすぎてはいけない」との条件が付けられたことに、「誰がそんな寝言を言っているのか」と隊員の生命にもかかわる指示に憤慨して、声を荒らげ、毅然として戦闘機による示威飛行を行い事態を沈静化させたとのことである。  佐藤司令は、その指示が、当時の橋本首相周辺から出たものであることが後から知ることになるが、政府には自分の国や身を自分で守るという気概や戦略がないことにおそらく愕然としたことであろう。いまでも尖閣諸島周辺海域で領海侵犯をした中国や台湾の漁船があっても、抗議するだけで、政府は実力行使による対処を控えている。

 もし、将来、同じような事態が起こった場合、瀋陽の日本総領事館の亡命者連行事件での政府の煮え切らない、お粗末な対応や、中国を刺激するなと考える外務省のチャイナスクールの妨害により、それが抑止出来るか、まことにもって不安である。

 その後も中国は、日本は抗議するだけで、それ以上のことはしないと思い、わが方の出方を探りながら、海洋調査船が日中中間線を越えて、勝手に沖縄近海で海洋資源の調査をしている。中国人民解放軍はすでに尖閣諸島周辺で日本の海上防衛ライン突破を想定した本格的な机上シミュレーション(想定戦)を実施しており、であるから沖縄近海で海洋資源の調査と言っても、将来の軍事行動に備えた準備であると思われる。わが国の主権を侵害する行為は中国であれどこの国であれ、毅然とした対応をしなければ、韓国に竹島を占領されたように、今度は尖閣諸島が危ないと言わざるを得ない。
(2002/05/31)          

この記事は「私の主張」第116号
「尖閣諸島を守った航空自衛隊」
~毅然として対応した南西航空混成団~
としてHPに掲載されていたものです。

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映画「突入せよ!あさま山荘事件」を鑑賞して

2002年05月25日 20時30分52秒 | 書評・映画評
~治安の礎となられた殉職者を悼む~

   5月11日から公開されている、佐々淳行著の「連合赤軍あさま山荘事件」を原作にした原田眞人監督、役所広司主演の映画「突入せよ!あさま山荘事件」を観賞してきた。最初は、酪農家の納屋を検索中の警察官が、中に潜んでいた連合赤軍を発見して銃撃戦となるシ-ンで始まり、最後は殉職した警察官の葬儀の場面で終わった。

 約2時間ほどの長い映画だが、まず連合赤軍という極左暴力集団がなぜ生まれ、どのような組織で、どのような反社会的な活動をしていたのか、まったく描かれておらず、警察庁、警視庁と長野県警との縄張り争いを面白おかしく描いていることが中心となっており、殉職した警察官の葬儀の場面は、佐々氏の回想シーンで数秒間出て来るだけである。

 これでは、なぜ警察は2名の殉職者や多くの負傷者出しながら、10日以上もかけて無名の主婦を救出したのか分からないし、殉職者の遺族の方、また、すでに退職されておられる方が多いと思うが、当時の機動隊員や関係者の方々がこの映画を鑑賞しても、極左暴力集団に命を掛けて立ち向かったことへの誇りをうち砕くような流れになっていることである。  

 この映画を作った目的は、このような事件が30年前にあったことを多くの方に知って欲しかったからであろうが、それならば、その時代の背景や、このような極左暴力集団に同調した論調を繰りかえしていたマスコミ、またその後、発覚した仲間へのせい惨なリンチ事件などにも触れておく必要があり、そうすれば、さらに良い映画になったであろう。

 山荘への突入が決まった時、人質になっている妻の安否を心配し泣き崩れる山荘管理人に機動隊員が「俺が助けてやるから」と話す場面や、命を落とすかもしれないのに「俺が行かなければ、誰が行く」と自ら志願して突入する機動隊員がいたり、佐々氏から「指揮官標示を外せ」との指示を受けながら「士気にかかわります。このままでやります。死ぬなら私が一番先ですね」と言って現場に赴き、狙い撃ちをされ、殉職してしまう警視庁の機動隊長などの場面では思わず涙がこみあげて来る。

 当時の時代考証、警察の装備や、無線交信の方法、突入シーンなどは違和感はなく、良く再現されていると思う。また、映画を見た方はお気づきになったと思うが、この映画の原作者の佐々淳行氏が、一瞬だけ顔を出す場面がある。この映画を鑑賞された小泉首相が、同席した佐々氏に殉職者の慰霊祭への参列を約束したとのことであり、どこの国でも国のため、社会のために殉じた人を最大限の敬意をもってお慰めすることは当然であると思う。

 映画「突入せよ!あさま山荘事件」が、治安の礎となられた殉職者の御霊を慰め、今日、平和を享受する私たちが鎮魂を込めておくるようなものになっておらず、警察内部のごたごたを中心に描いた単なる娯楽映画になってしまっていることは残念でたまらない。
(2002/05/25)  

この記事は「私の主張」第115号
「 映画『突入せよ!あさま山荘事件』を鑑賞して」
~治安の礎となられた殉職者を悼む~
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中国・瀋陽の日本総領事館内亡命者連行事件について

2002年05月19日 20時43分34秒 | 支那関連
~中国になめられた日本政府のお粗末~   

 5月8日、中国・瀋陽の日本総領事館で起きた、亡命を求める北朝鮮住民5人を中国の武装警察官が身柄拘束をした問題は、その住民5人が5月22日に中国を出国し、フィリピンのマニラ経由で、23日にも韓国入りする予定であるとのことで、日本政府が求めた住民5人の身柄引き渡しや事情聴取、治外法権の場所であるで総領事館への武装警察官の無断立ち入りによる日本の主権が侵害された問題は、なんら解決しないまま、中国ペ-スで進んでしまった。このような世界に恥をさらした政府、外務省、総領事館の対応については、まことにお粗末で、中国に完全になめられており面子丸潰れと言って良いであろう。

 このような結果になったのは、普段からの政府、外務省が、在外公館にこのような亡命者が侵入した場合の措置についての対応策がなされていなかったことと、今回の場合、阿南駐中国大使の「亡命者が侵入しても追い返せ」と、厄介なことは関わりたくないと総領事館員に指示していたことが、大きく影響していると言っても過言ではないであろう。

 北朝鮮から自由を求めて、中国に脱出して、現在中国に潜伏している人は約10万人と言われている。その人達が、各国の在外公館に命がけで亡命を求めて駆け込んでいる状況は今に始まったことではないし、日本の在外公館で、このようなことが起きたらどうするか、対応方法を考えず、ただ「追い返せ」では、外交官として失格だと言わざるを得ない。政府、外務省からの指示がなくても、総領事館員は、総領事館内に駆け込み亡命を求める者は、人道上、わが国の領土に入った者として、これを保護して事情を聞き、わが国の主権を守るべきであろう。これでは政府が普段から言っている人権外交が泣くと言うものである。

 命がけで亡命を求めている人であっても、阿南駐中国大使は「見捨てろ」と言ったと同然で、総領事館員から、「阿南駐中国大使の指示はおかしい」との疑問の声が出たとのことであるが当然である。このように、亡命者に対する対応に腰が座っていないから、武装警察官の無断立ち入りを許し、また総領事館内に入った亡命者が拉致されて日本の主権が侵害されてしまう訳であり、何ともおめでたい話しである。

 テレビで公開され、世界中に発信されたようだが、総領事館前で、武装警察官に、泣き叫ぶ子供を背負い亡命を求める女性が取り押さえられるシ-ンは何度見ても胸が締め付けられる。

 特に、亡命と言うことが、どのようなことか良く理解しているとは思えない、まだ2歳位であろうか、幼い子供の悲しそうな顔は亡命が失敗し、今まで努力が水泡に帰したことの全てを物語っている。それにひきかえ、武装警察官の散乱している帽子などを拾ってやる副総領事の何とも緊張感のない姿に同じ日本人として恥ずかしいと思った。今回の事件は、阿南駐中国大使の指示とおりに、総領事館員は従って行動したと言えるであろう。また、普段から、このような亡命者に対する、対応策を作っておかなかった政府・外務省にも責任があると言わざるを得ない。

 外務省の中には、日中友好を大事にし、中国を刺激してはいけないと考える、日本の国益より、中国の国益を大事にし、中国に気に入られことばかりを考えるチャイナスク-ルというグ-ルプが存在しているという。このようなグル-プの存在が、わが国の対中外交を歪め、今日まで毅然とした対応をとれなかったつけがきているのである。

 中国を刺激してはいけないと言うべきことを言わず、頭を下げることばかりでは、ますます中国は付け上がる。米国などの総領事館に亡命者があっても中国の官憲は入らないし、阻止しないそうだが、中国は日本だけに対し強引なやり方をするし、日本の内政問題であるべき首相の靖国神社参拝や教科書採択に平気に介入して来る。中国は日本のことは独立国ではなく属国と思っているのではなかろうか。今回の事件は中国の日本に対する姿勢が明らかになり、日中友好がまぼろしであることを裏付けたと思わざるを得ない。
(2002/05/19) 

この記事は「私の主張」第114号
「中国・瀋陽の日本総領事館内亡命者連行事件」
~中国になめられた日本政府のお粗末~
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有害図書の指定された「親日派のための弁明」

2002年05月13日 20時56分43秒 | 韓国関連
~歴史認識に異説を認めない韓国政府~  

 韓国で発売された評論集「親日派のための弁明」(金完燮著)が、韓国当局によって「青少年有害図書」に指定されたとの新聞報道がなされていた。ポルノ雑誌でもないにも関わらず、日本の韓国統治を評価した評論集が、このような処分を受けるとは、韓国にとって「出版の自由とは何か」と首をひねざるを得ない。

 この評論集は、過去の日本の韓国支配に対す評価を肯定的にとらえていて、「日本統治時代はわれわれにとって祝福だった」「日本の政策は搾取ではなく共存共栄だった」など「日本は良いこともした論」とのことである。

 わが国でも千葉県のある図書館で、保守系の著者の本が大量に破棄される事件があった。それは左翼イデオロギ-を持った館員の行為であった訳だが、それはすでに出版され、一般に広く販売されている本とは言え、それでも大きな問題となった。また新しい歴史教科書の採択を巡り、左翼の連中は、この教科書を採択させない陰湿な運動を全国で繰り広げた。しかし、わが国では一部の左翼集団が行っているこのような出版、表現の自由に対する侵害行為を、韓国では政府が行うとは驚きを禁じ得ない。

 今回の決定は、韓国政府は、明らかに日韓の過去の歴史について異説は認めないとの姿勢を示しており、思想、表現、出版の自由の侵害と言わざるを得ない。韓国では「青少年有害図書」に指定されると、ポルノ雑誌と同じにビニ-ルで梱包され有害の表示をしなければならないので、一般書店では手に入らなくなるとのことである。韓国政府は、北朝鮮の左翼思想についての出版物をほとんど自由化しているとのことであるが、歴史評価にすぎない、この評論集を出版禁止同然の規制をして国民の目に触れさせないようにする意図は何であろうか。

 韓国の歴史教科書は、日本を悪者としてとらえ、徹底した反日教育が行われているという。最近、韓国で作ったばかりの橋が落ちるという事故があったそうだが、日本統治時代を知っている人は「日本統治時代に作られた橋はまだ何でもないのに、どうゆう訳だ」と憤慨すると、日本統治時代を知らない人は「日本統治時代がなかったら、丈夫な橋を作れた。だから日本が悪い」と言うそうであり、なんでも日本に責任があるという訳で、まさに、反日教育が徹底的に行われていることを示している。この著者は、まだ30代の若い評論家だそうだが、その著書の中で「歴史歪曲しているのは日本ではなく韓国がしている」とも書いているそうであり、7月に翻訳されて出版されるとのことで、是非読んでみたいと思う。

 日本の韓国統治は本当に悪い事しかしなかったのか。この著書の通り「日本は良いこともした論」が誤りかどうか、「日本は韓国を植民地として搾取の対象としたのではなく、投資や開発や教育を並行し、共栄共存の政策を行った」ことが本当であるか、調べればすぐ分かることではないか。韓国よ!いい加減に日本悪人論はやめてもらいたいと言いたい。日韓間の歴史について冷静に検証して、その認識を改める必要があると自国政府を批判したこの若い著者の勇気を讃えたいと思う。

 それにしても、日本人でありながら、日本の過去をすべて否定的にとらえ、日本がなんでも悪かった論を振り回す、反日思想に固まった反日日本人と言われる左翼や進歩的な人達には、この著書を是非とも読んでもらいたいものである。
(2002/05/13)

この記事は「私の主張」第113号
「有害図書の指定された『親日派のための弁明』」
~歴史認識に異説を認めない韓国政府 ~
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決壊間近?の北朝鮮の金剛山ダム

2002年05月10日 21時07分30秒 | 北朝鮮関連
~国際法を無視して構築された砂と土の原始的な大型ダム~  

 北朝鮮の金剛山ダムに決壊跡があり、ダムからの泥水が韓国側にすでに流出しているとの記事が産経新聞に掲載されていた。このダムのことは、私の主張、NO.76 「国際法を無視した北朝鮮のダム工事」(昭和61年11月)に書いているが、その懸念が現実になってしまった。

  国際法では、2国以上に渡り流れる川にダムを作る場合には、その関係国間で協議が必要だが、北朝鮮はその協議を行わず、ダム工事を強行して、完成させていたようである。報道によると、そのダムは高さ60メ-トル、幅94メ-トルと大型であるが、土と砂で出来た原始的な建造物であるそうで、土と砂で出来ているとは農業用の溜め池ではあるまいし、北朝鮮が、そのようないい加減な大型のダムを作った目的はなんであろうか。

 北朝鮮がダムに貯めた水を何にに利用していたか不明であるが、北朝鮮は、堅牢なダムを作るだけの資金がなかったのか。いやそうではあるまい。最初から決壊させることを目的に土と砂で建設したのでないかと思う。決壊しても被害に合うのは韓国側であり、であるから、このダムは韓国側を人工的な洪水に陥れる目的で建設したと言っての過言ではないであろう。

 金剛山ダムは朝鮮半島を南北に流れる漢江の上流にあり、漢江は軍事境界線を越え、南に向かい、ソウル市内を経由して、黄海に流れているそうであるが、このダムの水を多量に放流すれば韓国を洪水状態に陥れることができることから、韓国は1980年代にその下流に「平和のダム」を建設して、それに備えてきたという。

 その金剛山ダムに決壊の跡があることが、米国の偵察衛星が撮影した写真で明らかになったとのことであるが、韓国政府は、「北朝鮮を刺激しかねない」との理由で、異常を把握していたにも関わらず、「保安」を理由に公表を控えてきたとの事であるが、国民が直接被害にあう恐れがある事態を何故ひた隠しにしていたのであろう。

 5月の下旬から6月にかけては日韓共催によるワールドカップ大会が開かれるが、その影響を考えたからであろうか。韓国は間もなく、梅雨の時期を迎えるが、もし、北朝鮮がダムの決壊跡の補修に失敗し、さらに多量に泥水が流れ出したら、ソウル市内は洪水状態となり、ワールドカップ大会の開催が出来ない事態となりかねない。
(2002/05/10)

  この記事は「私の主張」第112号
「決壊間近?の北朝鮮の金剛山ダム」
~国際法を無視して構築された砂と土の原始的な大型ダム~
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日米間の信頼を損なうイージス艦の派遣見送り

2002年05月07日 21時41分58秒 | 政治
~政府は速やかにイージス艦の派遣を決断をせよ~

  政府は、テロ対策特別措置法によって、インド洋に派遣されている海上自衛隊の艦艇が現在の3隻態勢から、あと2隻を追加配備して、5隻態勢に増強する方針を決め、交代の艦艇を5月中にも出港させるとのことで、米国が希望しているイージス艦の派遣は見送るとのことである。

 昨年11月にも、最新鋭の防空システムを備えたイージス艦の派遣が、検討されたが、「イージス艦が得た情報を米軍と共有し交換することは集団的自衛権行使とみなされ、憲法に抵触するおそれがある」などとの政府与党内に慎重論があったことから見送られた過去がある。

 米軍がいまだアルカーイダの追跡・掃討作戦を継続中であり、米国防総省からの派遣要請を2度も日本政府は断った訳であり、アルカーイダがイージス艦を持っている訳ではないから、派遣は必要ないとの意見もあるが、相手は航空機をハイジャックして、自爆テロを行った組織で、何をするか分からない訳であり、洋上での警戒・監視活動には、普通の護衛艦より、最新鋭の防空システムを備えたイージス艦の方が、作戦を遂行する米海軍兵士や海上自衛隊員の安全が高まることは間違いない。

 要するに、わが国政府は、海上自衛隊に「最新鋭の装備は持っていくな。古い装備で仕事をしてくれ」と言っていることと同じで、危険海域で警戒・監視活動する、わが同胞である海上自衛隊員の安全のことなど考えておらず、「集団的自衛権に抵触し、憲法違反だ」などと、左翼や一部マスコミから批判を浴びたくないからであろうが、まさに「宝の持ち腐れ」とは、このようなことを言うのであろう。情報を米軍と共有し、交換することが、なぜ集団的自衛権行使となるであろうか。そのようなことは、普段からとっくにやっているのではなかろうか。

 ところで、防衛庁も米国防省も否定しているそうだが、海幕が米国に対しイージス艦の派遣の裏工作をしたという記事が朝日新聞に出ていた。裏工作とは、悪いことをして、当事者同士でばれないように色々と画策することをいうのではないのか。朝日新聞は事実でない、でたらめな記事を載せても、イージス艦の派遣を止めさせたいのであろう。なんともいやらしい朝日新聞の見出しである。

 この記事の内容が、かりに事実であったとしても、海幕の行ったことが、何故批判され、新聞のトップページに掲載されるような重大な問題なのか。派遣するかしないかは確かにシビリアンである政府が決めることであるが、海幕が米国防省に対し、派遣可能な艦艇を伝えておくことが、なぜ裏工作なのだろうか。

 派遣が決まった場合は、防衛庁・自衛隊は隊員の安全を最大限考慮して、所持する武器や、艦艇を選定して政府に報告し、承認を求めれば良いと思う。以前、PKO活動に赴く自衛隊が装備する武器を、「機関銃は1丁か2丁か」などと、政府や国会内でもめたことがあるが、これでは、有事の際も出動する戦車を74式か90式かまで政府が決めるのであろうか。考えただけでも滑稽な話である。

 米国からのイージス艦の派遣要請を2度も断ったことで日米の信頼関係が損なわれたことは間違いなく、小泉首相は、海上自衛隊員の安全と日米の信頼関係の構築のために、派遣見送るのではなく、速やかにイージス艦の派遣を決断され、インド洋に向かうイージス艦の出航行事に参列して、是非、海上自衛隊の皆さんを激励され、出航を見送って頂きたいと思う。
(2002/05/07)    

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「日米間の信頼を損なうイージス艦の派遣見送り 」
~政府は速やかにイージス艦の派遣を決断をせよ~
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結婚詐欺が同然の豹変する中国人女性

2002年05月05日 17時06分58秒 | 支那関連
~日本人から金を巻き上げることなど当然と思っている~

  新聞に日本人と中国人女性との偽装結婚を斡旋したとして、公正証書原本不実記載・同行使などの疑いで日本人男性3人と中国人女性3人が逮捕されたとの記事が載っていたが、それとはケ-スは違うが、やはり中国人女性と結婚した日本人男性のことで、最近、その両親から聞いた信じられない酷い話しを紹介したい。

 その両親の話しとは、なかなか結婚相手が見つからない息子のために、「中国人の女性を紹介します」との広告を見て申し込んだところ、その斡旋業者から、「まず、見合いをしましょう」とのことで、写真が送られて来たが、なかなか可愛い女性であったので、父親と息子は、中国の上海に向かい、見合いの会場に行ったところ、会場に来たのは、写真の女性ではなく、別の女性であったとのこと。

 日本では考えられないことだが、その時点で、おかしいと思い、やめれば良かったが、会場に来た女性も、写真の女性と同じように中々可愛い女性であったので、父親と息子はすっかり舞い上がってしまい結婚することになったそうである。見合いの際の会食費などは、すべて、こちらで負担し、中国人女性側は1円も出さなかったとのこと。

 一時帰国した後、再び結婚式と披露宴のために上海に行ったが、費用は約800万円かかったそうで、日本なら、普通は掛かった費用を両家で折半するであろうが、中国人女性側は、この費用も1円たりとも出さなかったとのこと。

 日本でさえ約800万円もかけた結婚式をしたら、大変豪華なものだろうが、中国での貨幣価値で約800万円といったら、おそらく家が何軒か新築出来るくらいではなかろうか。

 日本側の両親と、その息子さんは、嫁となり妻となる中国人女性が、さぞ凄い支度で日本に来るであろうと思っていたら、何とトランク1個で来たそうで、中には換え下着が2枚だけしか入っておらず、あとは着ているみすぼらしい服だけであったそうである。こちらの両親は、すぐにデパ-トに本人を連れて行き、着替えの服などを買い与えたとのことで、このことも日本ならとても考えられないことだ。

 その後、1年位は、普通の新婚生活を送っていたそうだが、中国に国際電話を頻繁に掛けるので電話料金がかさみ、パ-トに行っていて収入があるにもかかわらず、車の免許をとる費用も出させ、自らの収入を家計のために出すことはしなかったとのこと。

 それでも、両親とその息子さんは我慢をしていた。すると、その中国人女性は1年後に豹変し、小遣いをあからさまに要求するようになり、小遣いを与えないと台所にある包丁を持ち出して脅迫したり、物を壊すなど、手を付けられない状態になったそうである。

 そのように精神に異常をきたしたのではないかと思われる言動や行動があるものの、車を運転して仕事には普通に行っており、小遣いを渡すと急にニコニコ顔となることなどから、精神異常者を装っているしか考えられないと両親とその息子さんは思っていたとのこと。

 そのうち、同じ中国人の友人の家に、その女性は転がり込み、家には帰って来なくなってしまったので、これでは結婚生活を続けることは無理と思い、その女性を紹介してくれた業者の人を介して、離婚の話しをしたそうである。すると、その女性は「200万くれなけば別れない」と言ってゴネたので、その両親は何とか要求するお金を準備して、ようやく離婚届に署名をもらうことが出来たとのこと。

 以上が、その両親から伺った話しであるが、なんとも酷い話しではないか。だが、これは、すべて真実である。中国人女性を妻にこれから迎えようとする方は気をつけて欲しい。

 であるから、その中国人女性は日本人と結婚生活を続けることなど最初から考えておらず、日本人からお金を巻き上げることのみを目的にして結婚し、すぐ精神異常を装って離婚して、またお金を要求するなど、要するにお金のことしか目がないのである。騙される日本人も悪いと言えば、そうかもしれないが、本人はもとより、おそらく家族ぐるみで日本人を騙す手口のしたたかさは、結婚詐欺同然と言って良いであろう。

 その両親は「もう中国人はこりごりだ。見合いの際に別の人が来たので、これはおかしいなと思いやめておけば良かった」と言っている。その中国人女性とその家族は、今頃日本人から巻き上げた約1000万円のお金で優雅な生活をして「日本人て馬鹿だな」と高笑いをしていることであろう。そして次にカモにする日本人を物色しているに違いない。
(2002/05//05)

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「結婚詐欺が同然の豹変する中国人女性 」
~日本人から金を巻き上げることなど当然と思っている~
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美しい日本の叙情曲

2002年05月04日 17時36分56秒 | 伝統・文化・歴史
~失われつつある日本の心~   

 私は、車に乗っている時や、パソコンの前にいる時のBGMは、ほとんど日本の叙情曲を流している。赤とんぼ、故郷、夕焼小焼、花、七つの子など、季節を問わず色々な叙情曲を聞いているが、何度聞いても飽きないし、美しい旋律は、いつも心を癒してくれる。

 田舎に故郷のある人は、幼いころ遊んだ野山の情景や、若かった学生時代や父母との思い出が蘇り、また都会で生まれ育った人でも、目を閉じて、このような曲を聴いていると、曲の中に、あたかも自分の故郷を見つけたような気持ちになり、日本人であれば、思わず感涙することもあるだろう。  数年前に「オーケストラで綴る抒情名曲アルバム」という8枚組のCDを買ったが、曲の歌詞集が付いており、その中にダ-ク・ダックスの皆さんの話が紹介されている。

 ダ-ク・ダックスの皆さんは世界各地に公演に行かれるそうで、外人相手のコンサートを開いても、その国に住む大勢の在留邦人の方が来られるとのこと。そこで、日本人の心の歌と言っても過言ではない、日本の叙情曲の代表ともいえる、赤とんぼ、故郷などを歌うそうである。すると歌っているうちに、ほとんど全部の在留邦人の方が涙を流されるとのこと。

 遥か異国の地で日本の心とも言える叙情曲を聴き、わが故郷、わが祖国日本に思いを巡らせるからであろうか。涙の中に心の安らぎが広がって行くのか分かるそうで、なんとも言えない感動的な場面だと思う。

 また、私の山歩きの仲間になっている女性の話であるが、数年前、山登りに行くために、その仲間達と一緒に車に乗っている時でした。私が、いつものように日本の叙情曲を流していると、その女性が涙を流しているのがル-ムミラ-に写ったので、私が「どうされました」と尋ねると、「病気で寝たきり母を数年間、看病をしている時、枕元で、このような叙情曲をいつも聴かせていました。母も大変喜んでくれましたので、その事を思い出してしまいました」とお話になったので、私は、何と返事をしたら良いか一瞬迷ったが「それは良かったですね」と答えたところ「涙なんか流して、申し訳けありませんでした。でも、日本の叙情曲は良いですね」とお話になり、後は言葉にならなかった。

 ところで、このような素晴らしい日本の心とも言える叙情曲が少しづつ教科書から消えようとしている。一つの文化とも言える叙情曲が消滅することは許しがたいことである。思想的に偏向した歴史教科書に憂いた人々が、新しい歴史教科書を作り、それが文部科学省の検定に合格すると、左翼に連中は、あらゆる手を使い、全国各地で採択反対運動を展開し、教育委員会に圧力を掛け、その教科書の出版会社に放火する事件を起こしている。自らの思想に反することは、どんな手を使ってのも阻止するという左翼の手口は絶対に許す事はできない。

 子供達が、このような日本の古くから親しまれている叙情曲を歌い、また聴くことにより、日本人としての誇りや、喜びなどを持つようになるだろう。歌詞が古いとか意味が不明とか、今の時代に合わないとかの理由で、このような美しく、また素晴らしい感動を呼ぶ叙情曲を教科書から消そうとする勢力の策謀を許してはならない。
(2002/05/04) 

この記事は「私の主張」第109号
「美しい日本の叙情曲 」
~失われつつある日本の心 ~
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東シナ海不審船事件について

2002年05月01日 17時49分07秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
~引き揚げに慎重な国会議員と奇妙な中国の態度~

 昨年12月に鹿児島県奄美大島沖の東シナ海で、海上保安庁の巡視船と交戦して沈没した不審船の引き揚げに向けた潜水調査が始まったようである。平成11年(1999年)3月24日に能登半島沖で発見された不審船については、自衛隊に対し、わが国最初の海上警備行動が発令され、自衛艦による警告射撃、P3C対潜哨戒機による爆弾投下が行われたが、当時は停戦命令を無視する不審船であっても船体射撃が出来る法律がなかったことから、みすみす取り逃がすという情けない結果に終わってしまった。

 その後、船体射撃が出来るように法改正の後、最初に発見された今回の不審船に、海上保安庁は、「今度こそは逃がさないぞ」との意気込みがあったことであろう。 テレビでも公開されたが、不審船からの機関銃による銃撃や、対戦車ロケットによる攻撃に対し、海上保安庁の巡視船は反撃を加え、不審船は自沈するという結末になった。対戦車ロケットまで使用した、このような不審船からの攻撃に対して、シャブ中毒者がピストルで撃ってきたから、撃ち返したというような警察行動みたいな正当防衛による射撃ではなく、わが国に対する武力攻撃とみなして、政府は自衛権を行使して、反撃したと解釈し、発表すべきあったと思う。

 ところで、非武装こそわが国がとるべく正しい道と考えている社民党の連中は、今回の件はどう考えているのであろうか。社民党の主張が正しければ、海上保安庁の巡視船が機関砲などを装備していなくとも「止まって下さい」との停船命令を無視しないで不審船は止まったかも知れない。その場合は巡視船の海上保安官は全員射殺されることであろうから、それこそ、今回のように2人の負傷者で済むとは思えない。不審船に乗り組んでいる工作員と思われる者は捕まることは想定しておらず、相手を殺すか、捕まりそうになったら自殺し、証拠を隠すために船を沈める訓練し、その装備を持っていることは間違ないであろう。

 この不審船の引き揚げについて、私がとても理解できないことが二つある。一つは政府内に、不審船が中国の排他的経済水域に沈没していることから、「日中国交回復30周年に水を差す」とか「北朝鮮を刺激しない方が良い」との慎重論があることである。このような事を言っている国会議員がいまだいるのかと、思わず「わが国の主権が侵害されて悔しくないのか。不審船は引き揚げて徹底的に調査するのは当然だ」と声をあげたくなる。

 海上保安庁の巡視船の乗り組み員に負傷者が出ていることや、わが国に対する武力攻撃というべく、不審船からの攻撃があったのに、どうしてそんな発言が出来るのか疑問に思う。中国には、不審船を引き揚げを通告するだけで良く、理解を求める必要などないと思う。

 また、北朝鮮に媚びを売るように「刺激しない方が良い」との発言も可笑しい。不審船の調査も引き揚げもしなければ、北朝鮮はわが国の恩義を感じ、急に友好的になるとは思えない。今まで、刺激的な行動や言動を繰り返し、わが同胞を拉致し、弾道ミサイルを飛ばしたのは、どこの国かと言いたい。 こんな発言をする国会議員は、わが国の国益より、北朝鮮の国益を重視しているとしか思えない。

 あと一つの私がとても理解できないことは、中国の態度である。中国の海洋調査船が、沖縄や奄美大島沖で日本の排他的経済水域(EEZ)に入り込み、海上保安庁の巡視船の警告を無視して勝手に資源や海流などの調査をしているが、国際海洋法条約によれば、いずれの国も自国のEEZにおいて、水産業や鉱物などの経済的権利に関して管轄権があり、中国は「特に問題はない」と言っているが、事前通告制度も無視して、調査を継続していることは許し難い。

 同条約によると継続追跡権により、不審船を他国のEEZ内まで追跡したとしても何ら問題はない。中国は、国際海洋法条約に違反して日本のEEZで海洋調査をすることは「特に問題はない」と言いながら、自国のEEZに沈んでいる日本の主権を侵害した不審船の調査に難癖を付け、海上保安庁の巡視船を監視し、調査の状況と結果を報告することを要求している。では、中国の海洋調査船が国際海洋法条約に違反して日本のEEZで調査した状況と結果の報告を逆に求めたいものである。

 不審船の調査は、中国のEEZ内とはいえ、国際海洋法条約上問題なく、資源や海流などの調査をする訳でないのに、中国の態度は奇妙なものと言わざるを得ない。この不審船は米国に偵察衛星の解析から中国の港に寄港したことが分かっているが、これでは、沈没した不審船の船内に中国にとってまずいものでも積載してあるのかと勘ぐりたくもなる。

 引き揚げの際は、北朝鮮からの妨害が予想されるが、米軍の協力と、海上自衛隊に海上警備行動を発令して万全の体制で行い、是非とも船内の積載物を公開し、わが同胞を拉致した北朝鮮の野望を明らかにすべきであると思う。
(2002/05/01) 

この記事は「私の主張」第108号
「東シナ海不審船事件について」
~引き揚げに慎重な国会議員と奇妙な中国の態度 ~
としてHPに掲載されていたものです。

 
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