液晶パネルの合弁解消へ ソニー、サムスンと交渉
2011.10.30 10:39
ソニーが、韓国サムスン電子と手掛けているテレビ用液晶パネル生産の合弁 事業の解消に向けて交渉を進めていることが30日、明らかになった。約半分 を出資する韓国の合弁会社「S-LCD」の持ち株をサムスンに売却する方向 で、年内にも合意したい考えだ。
ソニーのテレビ事業は2012年3月期で8年連続の赤字になるのが確実。 液晶パネルの価格下落が続く中で、台湾などのメーカーから低価格のパネル調 達を増やして採算改善を目指す。
S-LCDは04年に設立。05年から製造を始め、液晶テレビの需要拡大 に伴って製造設備を拡大してきた。ソニーは出資比率に応じて液晶パネルの約 半分を引き取っているが、近年はパネルの価格が下落する中で「コストを下げ にくい圧迫要因になっていた」(ソニー関係者)という。
(産経新聞)
(引用終了)
数年前に、私の友人が「パソコンを始めたい」と言うので、近くのパソコン ショップで待ち合わせて、ソニーのデスクトップ型パソコンを購入したが、1 年もしないうちに起動しなくなり、修理に出したところ、OSの再インストー ルとマザーボードを交換して何とか起動するようになったが、私がソニーはチ ョニーと言われ、韓国サムスン電子と合弁事業を展開していることから今後は 購入せず他社製品にした方が良いと忠告した記憶がある。
だが、その友人は、マイクロソフト社が新OSを出したことから、今度はデ ィスプレイと本体が一体となったパソコンが欲しいとして、私の忠告を無視し て同じソニーのものを購入してしまったので、また故障するのではないかと思 っていたが、おもったとおり半年でディスプレイに縦筋が入るいわゆるドット 抜けが発生し、またもや起動しなくなったとのことである。その時は保証期間 内であったので、ディスプレイとマザーボードを交換することで起動するよう になったが、今年夏に再び起動しなくなり、修理に出したところ、今度はハー ドディスクの交換などでかなりの修理代がかかったようだ。
「ソニーはもうこりごりだ」と友人は言っており、再び故障するのでないか とヒヤヒヤしている毎日を過ごしているとのことで、今度は他社のものにする であろうが、ともかく安定して動くパソコンが欲しと言う訳である。
その友人は、最初に購入したソニーのデスクトップ型パソコンは不要になっ たからと言うので、貰ってきたが、起動はするものの旧型のパソコンであるか ら、どうするか思案していたが、身内にパソコンを自作するなどしてパソコン に詳しい者がいるので、まだ使えるかどうか点検して貰ったところ、本体内部 に埃がたまり、かなり錆びているとのことであった。
埃はある程度仕方ないとしても、錆がひどいのは、よほど条件が悪い所に置 いていたか、製品の質が悪いとしか考えられないとして、国産のものであれば 、このような錆は出ることはなく、だから韓国などで製造されたものではない かと言っていた。またディスプレイに縦筋が入るいわゆるドット抜けに関して も、国産ではありえず、これも韓国製ではないかとのことで、特にディスプレ イに関しては、細かい文字を見ることから、価格が高くとも国産のものにした 方が良いとして、特に支那や韓国製のものは目を悪くするから避けた方が良い だろうとのことであった。
さて、その評判の良くないソニーだが、韓国サムスン電子とのテレビ用液晶 パネル生産の合弁事業を解消する方向で交渉を進めているとの報道がなされて いるが、「世界のソニー」「技術のソニー」とか言われていたのに、韓国と組 んだことが没落の始まりだった訳であり、この合弁により技術は盗まれ、シェ アを奪われ、安いサムスン製の液晶パネルに押されて倒産した日本の液晶メー カーがあるなど、ソニーの行ったことは日本にとって、良いことは何もなかっ た と言えるだろう。
ソニーは「技術のソニー」と言われているように技術で成功してきた会社で あった筈であり、にも関わらず、韓国と組むと必ず負けると言う法則が発動す ることを知らないばかりか、技術者を切り、技術を垂れ流しているようなこと をすれば企業としては終わったと言うべきである。
私の身内のパソコンに詳しい者は、今回のソニーとサムスン電子との合弁事 業の解消交渉が進められているとの報道がなされる前に、ソニーはサムスンと 組み続けたら倒産するだろうと言っていた記憶がある。合弁事業を早期に解消 したとしてもソニーに逆法則が働くのはしばらく先になるであろうし、ソニー がサムスン製の液晶パネルを使っていたとなれば韓国が嫌いな日本人は購入す る訳はないだろう。
(2011/10/31)