死刑執行は国民議論を経て、結論出るまで停止を
2016/03/26
死刑囚に対し、25日、刑が執行されたのを受け、死刑制度に反対している社会民主党は「死刑制度に関し、存廃や死刑に代わる措置など刑罰の在り方について、より開かれた国民的な議論を尽くし、(結論がでるまでの)その間は死刑執行を停止すべき」との談話を発表した。
死刑は大阪と福岡の拘置所で執行された。社民党は「第3次安倍政権下では3度目、2012年12月の自公政権発足からは9度目、計16人目という異例のハイペースで大量執行が続いている」としたうえで「政権交代前の慎重な議論の積み重ねを全く顧みず、死刑制度の維持・正当化を狙う安倍政権の偏向した姿勢の表われに他ならない」と懸念を示した。
また「昨年12月の前回からわずか3ヵ月しかたっていない中で執行に踏み切った岩城光英法相は強い批判を免れない」とした。
社民党は、国民の議論を経た結論が出るまでの死刑執行の停止とともに「政府および法務大臣は早急に国際人権基準に沿った法改正への道筋をつける」ようにも求めた。
死刑については目には目をと刑罰の考えを「応報主義」として受け取り、犯罪抑止効果を重視する考え方と、犯罪者が罪を悔い改め社会復帰できるようにするものだとする「教育刑」の考え方で、肯定派と否定派に意見が2分している。(編集担当:森高龍二)
(Economic News)
(引用終了)
ことわざの「憎まれっ子世にはばかる」とは、人から憎まれるような者ほど、逆に世間では威勢をふるうものだとの意味だが、威勢が良いことから長生きする傾向があり、憎まれたり、嫌われたりする者ほど早く死んで欲しいと願っているが、反対に誰からも慕われてる良い人ほど早死してしまうようである。
世間には「あいつ早く死なないかな」と陰で言われている嫌われ者がいるが、テレビなどに出演して偉そうなことを言っている連中の中にもいるし、わが家の近所にもおり、そいつの顔を見る度に「まだ生きているのか」と、聞こえないように言っている。憎まれたり、嫌われたりする者であれば、親しい方はいないであろうと思っていたら、そうではないようで、同じように憎まれたり、嫌われたりする者同士で仲が良いようで、サヨクの仲間はサヨクしかいないのと同じであろう。
生きていれば世間に迷惑を掛けるだけだから出来れば死んで欲しいと思う人は存在するし、そう思ったとしても自殺を強要する訳にはいかない。だが、その者が殺人など死刑相当の罪を犯して、裁判で死刑判決が確定して刑が執行されれば、これで二度と世間に迷惑を掛けることはなくなるのだから、社会秩序が守られることになるからである。だから死んで罪を償う死刑囚は可哀想だとは思わず、可哀想なのは殺された被害者なのだが、そう思わない連中がいるのだから驚く他はない。
Economic Newsによれば、25日、死刑囚に対して刑が執行されたことに関して、死刑制度に反対している社会民主党は「死刑制度に関し、存廃や死刑に代わる措置など刑罰の在り方について、より開かれた国民的な議論を尽くし、(結論がでるまでの)その間は死刑執行を停止すべき」との談話を発表し、安倍政権下で異例のハイペースで大量執行が続いていると懸念を示したそうである。
社民党の言うことで正しかったことはないし、死刑制度に関しては肯定派が圧倒的に多いとの結論が既に出ており、だから国民議論は出尽くしているにも関わらず、死刑制度に反対しているから、死刑執行を停止すべきでは何のための裁判であり、まさに司法制度を否定するものだと言わざるを得ない。
死刑制度に関して再び議論をしたとしても、社民党が考えている結論が出ない場合もあるだろうから、もし死刑制度は現行のままとなれば、まだ論議が足りないと言うだろうし、自分らにとって気に入る結論が出るまで、議論を続けるとなれば、死刑が執行されない死刑囚があふれることになり、社会秩序は崩壊し、凶悪犯罪が増えるであろう。
社民党が死刑制度に反対ならば、刑法を改正すれば出来るので、国民の支持を受けて、衆参両院で過半数を獲得するしかないし、その前に死刑制度を廃止することで、どのようなメリットがあるか明らかにして欲しいものだ。犯罪者にとってメリットになるだけで他に思いつくことはないし、死刑になるほどの犯罪者を再び社会復帰させる必要はないし、平穏な社会を維持するための、世間から一日でも早く刑が執行されることが望まれているのであり、聞く所によると死刑囚には社民党の仲間の朝鮮人が多いようだが、だから死刑制度に反対しているのではなかろうか。
(2016/03/29)