中国、靖国参拝に「強烈な不満」を表明
2021/08/15
【北京=三塚聖平】菅義偉首相が終戦の日の15日に靖国神社に玉串料を奉納し、閣僚の一部や安倍晋三前首相が参拝したことを受け、中国外務省は15日、「日本の侵略の歴史に対する誤った態度を反映している」と反発する報道官談話を発表した。既に外交ルートを通じて日本側に厳正な申し入れを行い、「強烈な不満と断固とした反対」を表明したと明らかにした。
中国外務省は、靖国神社に関する日本側の動きに対し「歴史的な正義への冒涜(ぼうとく)であり、中国を含むアジアの被害国人民の感情を深刻に傷つける」と非難した。
また、在日本中国大使館も15日に発表した報道官談話で、靖国神社について「日本の軍国主義が対外侵略戦争を発動した精神的な道具であり象徴だ」と主張。その上で「日本は歴史の教訓を深く汲み取り、侵略の歴史を適切に正視、反省するよう求める」と強調した。
(産経新聞)
写真:「終戦の日」に靖国神社を参拝した安倍晋三前首相=15日午前、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
(引用終了)
8月15日の終戦の日となれば、普段は暇な偏向メディアが一番忙しい日になるようで、なぜならば、政治家の誰が靖国神社を参拝したかを速報し、それを支那や韓国に逐一連絡しなければならないからで、当然ながら支那や韓国は反発することから、それを報道することが恒例となっており、だから日本のメディアなのか、支那や韓国のためのメディアなのか分からないと言われている。
政治家の靖国神社参拝を最初に問題にしたのは朝日新聞であり、だから朝日新聞が靖国神社問題として報道しなければ、今でも天皇皇后両陛下のご親拝や政治家の参拝は穏やかに行われていたであろうし、そう思うと朝日新聞が報道の名で、日本の国益を損ねた責任は重大であり、今やマスコミと言われず、マスゴミと言われて、社会に存在する必要がない仕事の一つになっているのは当然ではなかろうか。
政治家であろうがなかろうが、自国のために一つしかない命を捧げた先人たちに追悼の意を表すのは自然なことで、それを日本に限ってはダメだと言って来るのは支那と韓国だけであり、かっての戦争で英霊となった方は支那や韓国にもいる筈だが、そのような方への慰霊の仕方に関して外国が文句を言ってきたらどう反応するのか教えて欲しいものだ。
さて、本年も前述したように政治家による靖国神社への参拝が行われ、安倍前総理は「終戦の日にあたり参拝した。先の大戦において、祖国のために母や父、友や子、愛する人を残し、祖国の行く末を案じながら散華(さんげ)され、尊い命を犠牲にされたご英霊に尊崇の念を表し、御霊安かれとお祈りした」と語り、また岸防衛相は「先の大戦で国のために戦って命を落とされた方々に対して、尊崇の念を表すとともに、哀悼の誠をささげた」とし「不戦の誓い、国民の命と平和な暮らしを守り抜く決意を新たにした」と述べているが、参拝した他の政治家も同じ気持ちであろう。
それでも支那は参拝が気に食わないようで、産経新聞によれば支那外務省は「日本の侵略の歴史に対する誤った態度を反映している」とか「歴史的な正義への冒涜(ぼうとく)」などと言っていつものように批判しているのは、恒例の行事のようで、安倍前総理や岸防衛相が参拝した理由を読んでいれば、とても出来ない批判ではないか。
過去の戦争については様々な認識があることは理解出来るとしても、英霊となられた先人たちを慰霊する義務が、その国にあるのであり、もし慰霊が許されないとなれば、誰がしてくれるのか。今あるのは先祖のお陰だとして墓参りをするようなものだし、どこの国でも、国を代表する者が行っているではないか。
靖国神社参拝した政治家がいると即反応して批判するのは世界では支那と韓国だけであり、明らかな内政干渉だが、今までの日本は十分な反論もしなかったことから、付け上がるようになってしまった訳で、それほど日本が気にくわないならば、無視して欲しいもので、それより靖国神社には軍人や政治家だけでなく、自決した民間人も多数合祀されていることを知るべきである。
ところで偏向メディアが報じるのは、靖国神社参拝した政治家に関するもので、参拝しなかった政治家の中では総理が玉串料を奉納した場合は報じるものの、他の参拝しない多数の政治家のことを報じたことは過去に一度もないのは不可解で、なぜかと言うと良識ある国民は参拝しない理由を知って、選挙の際に投票行動の参考にしたいからだ。これも報道しない自由があるとして、参拝しない多数の政治家の名と、その理由を伏せている訳だが、参拝しない政治家全員なくとも特に支那や韓国との関係が良好な政治家だけで良いので是非とも報じて欲しいと思っている。
(2021/08/18)