私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

自衛隊の活動に批判的なNGO代表

2004年03月21日 22時03分21秒 | 反日・極左団体
 3月20日は米英軍のイラク攻撃開始から1年を迎え、全国では「イラク占領反対」や「自衛隊撤退」を訴える集会とデモ行進が行われたようだ。東京・日比谷公園でも主催者発表で3万人以上が集まり真冬並みの気温と雨の中、寒さに震えながら反戦を訴える様子が報道されていた。参加された方は、普段は心がけが良い方ばかりであろうからして、どうして、あいにくの氷雨の日になってしまったのか。こような悪天候の日の抗議行動では風邪などひいてしまった方もおられるのではないだろうか。だが信念を持って運動されている方達ならば、このような冷たい雨など何ともないであろう。

 さて、米英軍のイラク攻撃開始の前に攻撃を止めさせようと「人間の盾」となってイラクに赴いた方がいたが、攻撃前に逃げ出したり、また攻撃開始後、日本政府に安全確保を要請して笑い者になった。死ぬ気でイラクに行ったのだから最後の最後まで踏みとどまって欲しかったが、さすがに怖くなったのあろうか。

 その「人間の盾」となっていた方で、NGO(非政府組織)の一つに「ピースオン」の代表の相澤恭行氏(32)が、バグダッド中心部の「アル・アマル聴覚障害者施設」へ中古のワゴン車を寄付したと報道されている。相澤氏は人間の盾になった時のことを「バグダッド郊外の浄水場に泊まり込んで攻撃中止を訴えた。死の恐怖に震えたこともある」と述べて、「危険だからこそ支援が必要。草の根でできることは限られているが、そこでしか育てられないことがある。イラク人と友だちになった。ほっとけない」としてワゴン車の寄付を思い立ったようである。

 ところで、この相澤氏に限らず、NGOの人は全部とは言えないが自衛隊の活動には批判的だと言っては偏った見方であろうか。ですから、自衛隊に活動の場を与えてはならないとの目的で組織されたNGOもあるのではないかと思うのはやはり考え過ぎだろうか。この相澤氏も「自衛隊員1人に支払われる1カ月分の危険手当でスクールバスが1台買える。人々との交流の中で積み重ねるのが本当の支援だと思う」と話しているというが、では自衛隊員に危険手当は支給せずスクールバスを買えと言うことなのか。あるいは、自衛隊派遣の費用をNGOの方に廻して貰えば、もっと支援が出来ると言うのであろうか。

 すでに我が陸上自衛隊の精鋭はイラクのサマーワに入り、市民と交流して、復興支援活動に当たる準備をしており、今のところ何らトラブルなどなく、自衛隊員はサマーワ市民から歓迎されているそうではないか。しかしこの相澤氏は、自衛隊の支援はイラクの人々との交流もなく、真の支援ではないとでも言いたいのであろうか。また相澤氏は「危険だからこそ支援が必要。草の根でできることは限られているが…」と言っているが、だからこそ、自衛隊が派遣されNGOにはできない活動をしているのではないだろうか。
(2004/03/21)

この記事は「今日のコラム」
「自衛隊の活動に批判的なNGO代表」
としてHPに掲載されていたものです。