私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

戦時中に慰安婦はいたが「従軍慰安婦」はいなかったが

2021年09月11日 20時52分47秒 | 教科書問題

「従軍慰安婦」などの記述削除 教科書会社5社、閣議決定で―文科省

2021/09/08

文部科学省は8日、「従軍慰安婦」や「強制連行」という表現は不適切だとする閣議決定を受け、教科書会社5社が6月末までに、高校の歴史教科書など計29点について、記述を削除するなどの訂正を申請したと発表した。文科省は申請を承認したという。

 政府は4月、「従軍慰安婦」ではなく「慰安婦」、「強制連行」ではなく「徴用」を用いることが適切だとする答弁書を閣議決定。これを受け、文科省は5月、教科書会社を対象に異例の説明会を開き、6月末までの訂正申請を求めていた。
 高校の地理歴史、公民などの検定基準は2014年に改定され、政府の統一見解を踏まえた記述とするよう定めている。 
(時事通信)

写真:文部科学省などが入る中央合同庁舎第7号館=東京都千代田区 

(引用終了)


 教科書に偏向した記述が増えた原因は日本共産党が、児童生徒を革命戦士するために都合の良い教科書で学ばすために、執筆者を共産主義思想を持った者にしたり、教科書会社にも同じような思想を持った者を送り込んだためである。私の子供が中学生の時に「教科書に自衛隊は憲法違反だと書いてあるが本当なの」と聞かれたことがあるが、「自衛のための戦力の保持は認められており、また自衛隊法が国会で成立しているので憲法違反ではなく合法だ」と答えた記憶がある。
 
 共産主義思想を持った者が教科書の編集に携わっても、まともな教科書が出来る訳はなく、本来ならば児童生徒たちに教えるべき歴史や偉人たちの話を共産革命のためには教えない方が良いとして、敢えて避けてきたのであり、だから、良識ある人々によって「教科書が教えない歴史」が出版され、その驚くべき偏向性が明らかになったのは記憶に新しい。
 
 教科書に間違った記述があってはならないが、それを今まで許してきたのは前述したように日本共産党による謀略活動があったからであり、他の例として、日本学術会議の会員の多くが共産主義思想を持っているのはそのような思想を持った仲間を次々と引き込んでいるに他ならず、税金が投入され、年数百万円の手当を貰いながら支那のためになっても日本のためにならないことをしているのだから日本学術会議は廃止すべきである。
 
 さて教科書と言えば、時事通信が文部科学省は8日、「従軍慰安婦」や「強制連行」という表現は不適切だとする閣議決定を受け、教科書会社5社が6月末までに、高校の歴史教科書など計29点について、記述を削除するなどの訂正を申請したと発表したことを報じている。ようやくと言った感があり、確か教科書会社に対してはかなり前に訂正を要求していた記憶があるが、今まで抵抗して訂正に応じなかったことで、児童生徒たちは誤った認識を持っている訳で、だから訂正するだけなく、執筆者と教科書会社は詫びる必要があり、今後は間違った記述はしないために共産主義思想を持った者を排除するしかないだろう。
  
 戦時中に慰安婦はいたが「従軍慰安婦」はいなかったが、戦後になってから、ただ慰安婦では旧日本軍関係者を相手にした慰安婦と認識されないとして、反日サヨク学者が造語である「従軍慰安婦」の呼称が正しいとか言い出したのが始まりで、それを朝日新聞などが好んで使うようになり、教科書にまで掲載されたのは、何でも日本は悪かったとするには「従軍慰安婦」の方が良いからである。
 
 そもそも教育の現場で、慰安婦のことを教える必要はないし、生徒などから「慰安婦とは何をしていた人ですか」と問われた教師は何と答えているのであろうか。また「強制連行」も造語であり、連行そのものが強制なのだからで、わざわざ頭に強制を付ける必要はなく、だから捜査員が容疑者を発見して確保した場合に、逮捕状を執行して警察署などに連れて行くことは連行であり「強制連行」とは言わないが、なぜか慰安婦に対して「強制連行」と言っているのは不可解で、また日本軍による慰安婦の強制連行があったとする証拠など見たことも聞いたこともないが、韓国にはその証拠とやらがあるらしいので是非とも開示して欲しいものだ。
(2021/09/11)


「横浜教科書訴訟」で高島教授の敗訴は当然

2005年12月01日 10時04分53秒 | 教科書問題
   高島伸欣・琉球大教授が執筆した高校の現代社会の教科書が検定を受けたことを巡り、「検定で表現の自由を侵害された」として、国を相手に100万円の賠償を求めた「横浜教科書訴訟」の判決公判が最高裁第1小法廷で行われ、横尾和子裁判長は、「検定意見はいずれも適法」と述べ、2審・東京高裁の請求棄却の判決を支持して、上告を棄却し、高島教授の敗訴が確定したと報道されている。

 高島教授は「判決理由が薄っぺらで、説明責任を全く果たしていない。到底承服できない」と話しているそうだが、訴訟を起こせば必ず勝訴するとは限らないのであるから「到底承服できない」と批判しても、どうなるものではあるまい。

 サヨクが絡んだ裁判の良く見かける光景だが、判決の後に「完全勝訴」とか「不当判決」などと書かれた垂れ幕を持った支援者とおぼしき者が法廷から飛び出してきて、裁判所前に集まっている仲間の前で、それを高々と掲げる映像が報道されることがある。その垂れ幕は事前に準備しておいたものであろうが、そうであれば「勝訴」関連の垂れ幕だけを準備し、「不当判決」の方は準備しておかないのではと思うが、実際は憮然とした表情で「不当判決」の垂れ幕を掲げているからして、判決内容によって掲げる垂れ幕が異なることになる訳で、そうなると、それを貸し出す業者があらかじめ待機しているのかと思ってしまう。

 今回の「横浜教科書訴訟」の判決公判でも最高裁の前で「不当判決」の垂れ幕が掲げられたかも知れない。しかし、今回の上告棄却で高島教授の敗訴が確定したのであるから、「不当判決だ」と叫んで抗議をするのはまさに不当の何者でもなく、「主張が認められなかったのは残念である」と話す程度にすべきであろう。

 高島教授が執筆した記述のうち、<1>海上自衛隊の掃海艇派遣に対するアジア諸国の反発<2>福沢諭吉の「脱亜論」や勝海舟の「氷川清話」の引用<3>昭和天皇崩御の際のマスコミ報道<4>湾岸戦争で多国籍軍が行った情報操作――の4か所が検定で修正や削除を求められたことから、検定の違法性を争ったものであるそうだが、最高裁は検定制度は初めて合憲と判断し、いずれの検定意見についても「裁量権の逸脱はない」としたとのことである。

 サヨクの連中は教科書の検定制度そのものを批判し、憲法違反とか言っていた記憶があるが、思想的に偏向した者が現代社会の教科書などを執筆をしたら、支那や韓国でも十分使用出来る凄まじいものが出来てしまう可能性があり、だから検定制度によって修正や削除を求めて是正を図っている訳で、今回の最高裁判決は、検定を行う国側に幅広い裁量権を認めることになったことからして妥当ものであり高く評価できる。

 「検定制度をなくせ」と主張していたサヨクだが、扶桑社の「新しい歴史教科書」が検定合格すると、今度は「こんな教科書を検定合格させるな」と叫んでいた覚えがあるが、「検定制度はある方が良いのか。ない方が良いのか。どっちなんだ」と言いたくなる。まだまだ高島教授のようなサヨクが教科書の執筆者となるようでは、検定制度の維持は必要であろう。
(2005/12/01) 

この記事は「今日のコラム」
「「横浜教科書訴訟」で高島教授の敗訴は当然」
としてHPに掲載されていたものです。


教育長の車を取り囲んだ人は普通の住民なのか

2005年07月14日 21時21分39秒 | 教科書問題
   来年度から市立中学校で使われる歴史、公民教科書について、栃木県大田原市の教育委員会は13日に、「新しい歴史教科書をつくる会」の会員らが執筆している扶桑社が発行する教科書を全会一致で採択したと報道されている。検定に合格している教科書の採択を巡り、扶桑社以外の教科書は何ら話題にもなっていないのに、何故か扶桑社が発行する教科書だけが、集中攻撃され、国内のマスコミだけでなく、支那や韓国からも抗議が来るのは何とも奇妙なことである。

 支那や韓国は「このような教科書が使われるのは許されない」として、扶桑社の教科書は「日本は侵略の歴史を美化している」とか「間違った歴史と事実を学んで育つことになれば、再び侵略の歴史を繰り返さないとも言い切れない。」とか言っているようだが、その教科書の何ページ目のどの部分が間違っているのか指摘して頂かないと反論も出来ないし、もし間違いがあれば訂正しなければならないであろうから、それをせずして、ただ「歴史を歪曲した教科書の採択を許すな」と騒いでいるだけでは話にならない。

 しかし、マスコミは「扶桑社が発行する教科書が採択された」として、なぜ、重大ニュースのような報道をするのか。今回は栃木県大田原市だったが、これが全国が波及したら、その都度、採択に反対するプロ市民の動向をわざわざ報道し、支那や韓国に「実は、また採択されたので」とご注進し、批判するコメントを頂き、報道するのあろう。もし、そのようなことをしたとしたら、マスコミとは敢えて社会を混乱させ、支那や韓国からの恫喝を呼び込むための存在であると言われても仕方ないであろう。

 朝日新聞の報道によれば、「教育委員会が開かれた会場の前では、採択に反対する住民ら約30人が抗議集会を開いた。会見後に会場を出ようとした教育長の公用車を取り囲み、『考え直してください』と訴えた」と書いているが、この「住民」とは大田原市に居住し、中学生の子を持つ、普通の住民なのであろうか。教育長の公用車を取り囲むような行動をするような人が、普通の住民である訳はなく、いわゆる採択反対派のプロ市民だろう。マスコミは右翼団体とか政治団体とか書くが、左翼団体とは絶対に書かず、市民団体とか住民と書いて、あたかも普通の人がやむにやまれず行動を起こしているかのような報道をして国民を欺いている訳である。

 教育長の公用車を取り囲んだプロ市民らが「考え直してください」と詰め寄ったとされており、聞いた訳ではないので何とも言えないが、そんな穏やかな言葉遣いだったのか。詰め寄った位だから、もっと他の言い方であったのではと想像がつくが、さすがに朝日新聞であり、あくまでも普通の住民の行動であるとしなければならないから、敢えて穏やかな言葉遣いであったとしたのであろう。

 日本の教育現場で使用される教科書を巡り、外国から特定の教科書に狙いを定めて採択を妨害し、その内容は誤っているとガタガタ言われる筋合いはない。それも一つの国定教科書しかなく歴史捏造がお得意の国や、共産党独裁国家で、すべての責任を他国に転嫁し、都合の良いことは自らの手柄としてしまうような国なら尚のことである。

 日本との友好を叫びながら、やることは全く正反対で、日本国民を苛立たせており、「支那や韓国に親しみを感じる」と考える人は確実に減少し、嫌悪感を覚えるまでになって来たのは明らかである。日本が支那や韓国の言いがかりを聞かなくなってきたとの焦りがあるとはいえ、真の友好を望むならば、教科書の採択は純粋な内政問題であるから口を出さないでもらいたい。
(2005/07/14)

この記事は「今日のコラム」
「教育長の車を取り囲んだ人は普通の住民なのか」
としてHPに掲載されていたものです。


都教委の扶桑社版歴史教科書採択に賛同する

2004年08月27日 13時14分07秒 | 教科書問題
~朝日が心配するような教科書なら安心して採択できる~  

 来年の春に開校する予定の都立初の中高一貫校となる白鴎高校付属中学校(仮称、台東区)で「新しい歴史教科書をつくる会」の主導で編集された歴史教科書(中学生用・扶桑社版)が、26日に開かれた東京都教育委員会で採択されたことが報道されている。同校は「日本の伝統文化の教育に力を入れる」ことを特色としていることからして、北朝鮮による拉致問題の扱いや、神話、日本文化や伝統について他社の教科書と比較した結果、6人の委員のうち5人が推薦したとのことである。

 扶桑社が出版している「新しい歴史教科書」については、採択に反対するサヨク達は勿論のこと、支那や韓国までが、文部科学省の検定に合格した教科書であるにも関わらず、わが国政府に対し採択させないように圧力を掛けているのはご存じの通りであり、今回の採択を受けて韓国の東亜日報には韓国政府が「東京都教育委が自国中心的な史観に基づいて過去の過ちを合理化している、扶桑社の教科書を採択したことについて遺憾に思う」と表明した事を報じており、また韓国外交通商部の申鳳吉(シン・ボンギル)報道官の話として「これは(日本の)若い世代に誤った歴史観を与えかねないもので、ひいては過去史の反省に向けて、真なる善隣友好の関係を築こうとしている努力にも支障をきたすものと懸念される」「韓国は、日本が自らの過去史を直視し、歴史認識問題を解決するための知恵を見いだす努力をさらに強めていく必要があることを、繰り返し強調したい」と紹介されているが、歴史のわい曲やねつ造の名人の韓国が言っても説得力はない。

 さらに中央日報には、「新しい歴史教科書を作る会」を極右団体と断定し、石原慎太郎東京都知事も極右人物として、「最近自民党が日本社会の右傾化のスキを突き『作る会』の教科書を全面支持している」「01年にはわずかの差で扶桑社の教科書採用が見送られた地域が多かったが、今回の都の決定で雰囲気が変わるおそれがある」と憂慮していると言う「子供と教科書全国ネット21」の俵義文事務局長の話や、「歴史をわい曲しようという嘆かわしい動きに対抗し、全国的な市民キャンペーンを展開する」という76の市民団体で構成された「作る会教科書阻止東京ネットワーク」の活動などを紹介している。韓国にとっては、扶桑社の「新しい歴史教科書」が採択されないように頑張っているこのような日本のサヨク団体の行動は本当に嬉しいことであろう。

 さて今日(27日)の産経新聞には、この採択に反対するサヨク団体の行動について疑問を呈する報道がなされている。都教委によると採択に反対の意見などが多く寄せられ、その意見の大半は「戦争を賛美するような扶桑社の教科書を採択しないように」「開校後に生徒や教職員の意見を聞いて教科書を決めるように」などだったと言うが、市販されている扶桑社の「新しい歴史教科書」を読んだことがあるが、どこを読んでも戦争を賛美するような記載はなかった。

 教育委員会の国分正明委員(元文部事務次官)の話として「私のところにも多くの要請か反対か分からないものが来るが、99%が同じ文言。この人たちは教科書を読んでいるのか」「扶桑社の教科書は、例えば日中戦争について批判的に書いているし、コラムで見開きで戦争の悲惨さについても書いている。何でこの教科書が戦争に導くものなのか分からない」と述べているとのことだが、99%が同じ文言ということは、同じ人が抗議しているか、あるいは抗議文の見本が配布され、それを丸写しにして、サヨク団体に属する者が上からの指示によって組織的に行っているからとしか考えられない。要するに教科書など何も読んでいないのであり、「戦争を賛美するとんでもない教科書」と言われているから、そうだろうと錯覚して抗議文の見本を見ながらせっせと書いて、そのまま送っているだけであろう。

 この扶桑社の教科書を以前から目の敵にしていた朝日だが、今日(27日)に「教科書採択??東京の教育が心配だ」との社説をさっそく掲げて今回の採択に反対し、「東京の教育が心配だ」と懸念を表しているが、朝日にとっては今までの自虐的な教科書の方が安心であったのであろう。だが子供達に日本国民として誇りを持たせまいとする内容の教科書が正しい訳はなく、そのことを憂い心配した人が「新しい歴史教科書をつくる会」を結成し、出来たのが「新しい歴史教科書」であった訳であり、ようやく心配な教科書から安心出来る教科書が採択された訳である。

 その朝日の社説を読むと、まず「8社の教科書の中から、なぜこれ(扶桑社の教科書)を選ぶのか。残念ながら、説得力のある意見は聞けなかった。」と書くが、これでは教科書の内容について朝日やその支持する者に対し、説明して理解が得られなければ採択するなと言っているようである。

 次は「私たちは、この教科書について、バランスを欠いており、教室で使うにはふさわしくないと主張してきた。」なのだが、朝日は今までの歴史教科書の方がバランスがあったと思っている訳である。今までの教科書は社民党や共産党の機関誌になったかのような自虐史観で執筆されたとしか思えないもので、凄まじい偏向教科書であった訳であり、このような教科書の執筆者は前の選挙で何党に投票し、次の選挙で何党に投票するのか是非聞きたいものである。

 社説の最後の方は「(国歌斉唱の際に起立しなかった)教員を処分で脅し、生徒の内心の自由も認めない。国が決めたのだから、なにがなんでも従わせようとする。そのような考え方と同じ線上で、『つくる会』の教科書を選んだのではないか。そんな教育方針で、生徒がみずから学び、みずから考える力をつけることができるだろうか。世界の人々と交流し、互いの歴史や伝統を大切にする若者が育っていくとはとても思えない。」なのだが、国旗の掲揚、国歌の斉唱は国民として当たり前で、つくる会の教科書が正しいと思っている生徒の内心の自由はないのか。偏向教師が生徒に自らの価値観に従わせようとする方がよほど問題であろう。つくる会の教科書に反対している生徒もいるかもしれないが、これは教師達に言われているに過ぎないと思う。

 そして朝日が「歴史や伝統を大切にする」と言っても説得力はないが、今までの朝日の主張を検証してみても、わが国のそれらを否定するかのようなものであり、また今までの教科書は「歴史や伝統を大切にする」ものであったとはとても思えないのである。ともかく朝日は扶桑社の教科書採択を心配しているようだが、朝日と、その同調者が心配し反対することは、安心し、賛成する方が正しいと言えるだろう。
(2004/08/27)   

この記事は「私の主張」第216号
  都教委の扶桑社版歴史教科書採択に賛同する
~ 朝日が心配するような教科書なら安心して採択できる~
としてHPに掲載されていたものです。


歴史教科書採択を妨害する在日韓国青年会

2004年07月24日 23時40分17秒 | 教科書問題
  アーミテージ米国務副長官からの憲法改正を求める声を内政干渉と受け止めても、例えば支那や韓国から教科書採択に関して妨害を受けても何ら内政干渉とは思わないのがサヨクの特徴であろうか。と言うことは来年の春から使用される歴史教科書に関して在日韓国青年会が「新しい歴史教科書をつくる会」(つくる会・以下同じ)が主導した歴史教科書(扶桑社発行)が3年前に検定を通過していていることを受けて、この教科書を採択しないように全国的に運動を展開するそうである。

 これこそまさに内政干渉ではないか。日本政府が支那や韓国に対して、その国内で使用される教科書一つ一つに対して、使用して良いものか、良くないかについて、その是非を申し入れることなど出来る訳ない。だが支那や韓国はそれを日本に対してやってきて内政干渉とはこれっぽっちも思わないから始末におえない。

 つくる会編の歴史教科書は歴史が歪曲記述されていると言うが、日本と韓国の歴史認識が一致する訳なく、その記述が韓国から歪曲と言われても日本にとっては正しい訳で、その記述を韓国の歴史認識の合わせたら日本の教科書ではなくなってしまう。

 3年前のつくる会編の歴史教科書の採択率は0・03%という結果に終わったことについて在日韓国青年会は日本の良識ある多くの市民団体が、「歴史の改ざんを許さない」とする声を挙げた結果だと言うが、ただ声を挙げただけではないだろう。脅迫や放火など犯罪まで行う凄まじい採択妨害をしたことは良く知られており、単なる言論活動だけで採択率が0・03%に落ち込んだ訳ではない。そのような犯罪行為までして妨害した団体が日本の良識ある市民団体とは笑わせる。

 在日韓国青年会は来年春に開校予定の都立初の中高一貫校に「つくる会編」の歴史教科書が採択される可能性があることに一番危機感を感じているようであり、それは同校は「日本の伝統文化理解」を学校の特色に掲げていることや、それを推進する校長への提言機関の委員に「つくる会」の支援者がいることをあげており、同青年会では同校の教科書として「つくる会編」の歴史教科書を採択しないよう求める申し入れ書を都教育委員会あてに提出する予定だと言う。

 日本人があくまでも言論活動を通じて歴史教科書の採択に関して運動をするならまだしも、在日韓国人が日本人の教育用に使われる教科書について、特定の教科書を名指しして、「採択するな」とか。反対に「これを採択せよ」とか教育委員会などに圧力をかけることなど許されるであろうか。同青年会や日本の良識ある(ある訳ないが)多くの市民団体は「つくる会編」の歴史教科書のどこが歪曲記述をしているのか具体的の示して欲しい。歴史は国によって統一された評価や認識などが異なることが多いのは当然であり、であるから、日本の歴史をなぜ韓国の歴史に合致させなければならないのか。日本人が使用する歴史教科書に韓国人が口を挟むことはまさに内政干渉と言えるだろう。
(2004/07/24)

この記事は「今日のコラム」
「歴史教科書採択を妨害する在日韓国青年会」
としてHPに掲載されていたものです。


教科書検定委員の国会報告法制化に賛成

2003年04月17日 13時33分59秒 | 教科書問題
  4月9日の産経新聞に、検定をパスしたという高校教科書のすさまじい内容が掲載されていたが、本当にこれが高校で使われるかと思うと暗澹たる思いがする。教科書を執筆する人が左翼思想に染まった人ばかりだからこんな教科書が出来る訳だが、そのような偏向教科書の検定に携わる検定委員はどこに目を付けて検定をしていて、なんでこんな偏向教科書を検定に合格させてしまうのであろうか。教科書の執筆者もダメなら検定委員もダメでは、これからも教科書が反日的なトーンで執筆され、合格するという状態は続く訳である。

 このような事態に危機感を抱いた「歴史教科書問題を考える超党派の会」という有志の国会議員で作る会は、4月16日国会内で総会を開き、高校教科書には偏向部分が多いとして、検定委員の選任に国会の同意を義務化とする議員立法を検討する方針とのことである。確かに教科書の検定委員が、どのような経緯で選定されるのか私も知らないが、このような教科書検定意見しかつけられず合格させてしまうような検定委員では困るので、その選任方法を公開し、委員名を事前に国会報告することを義務づける法整備を図ることは必要で、私も大賛成である。

 今回、検定をパスしたという高校教科書には、扶桑社の「新しい歴史教科書」という中学歴史教科書を批判しているものがあり、「歴史教科書問題を考える超党派の会」の総会において、有志の国会議員の質問に答えて、文部科学省の片山教科書課長は「最初はもっとひどい扶桑社批判だった。それに『扶桑社本には反対運動だけではなく賛成運動もある』と検定意見をつけてこういう結果になった」と述べたとのことである。

 しかし、4月9日に産経新聞に掲載された扶桑社の「新しい歴史教科書」に関する各出版社の記述には、どこにも「(扶桑社の新しい歴史教科書について)賛成運動もあると検定意見をつけた」と思われるものは見あたらず「侵略戦争を正当化している。アジア諸国から批判を受けた。人権意識が低い。従軍慰安婦や日本の侵略は事実なのに自虐的と非難している」と言った扶桑社の新しい歴史教科書を批判していている反対運動だけを記述しているのである。

 ただ、実教育出版・日本史Bの中には「…その採択の是非をめぐって大きな市民運動がおこった。その教科書は、ほとんどの中学校で採択されなかった」との記述があり、「その採択の是非をめぐって」と採択しようという運動があったことは認めているが、最後に「ほとんどの中学校で採択されなかった」との記述があることから、この採択しようという運動は潰されたと思える印象を与えてしまい、これをもって扶桑社の「新しい歴史教科書」について「賛成運動もあるという検定意見をつけ訂正させた」と言えるだろうか。片山教科書課長は「最初はもっとひどい扶桑社批判だった」と述べているので、検定前のひどい扶桑社批判を公開して欲しいものである。
(2003/04/17) 

この記事は「今日のコラム」
「教科書検定委員の国会報告法制化に賛成」
としてHPに掲載されていたものです。


教科書を批判する教科書が検定合格

2003年04月09日 09時56分45秒 | 教科書問題
~社民党や共産党の機関誌となった歴史教科書~  

 来年の春から高等学校で使用される教科書の検定結果が、文部科学省から発表されたとのことである。歴史に関して自虐的な記述をする執筆者が多いと以前から批判されていたが、今回の検定を通過したという教科書にも、それが顕著であり、いわゆる南京事件といわれるものは支那側の主張をそのまま載せている。また、慰安婦の件では、強制連行をしたなどとの記録がないことがすでに明らかになっているにも関わらず「強制連行説」を未だに記述していており、これが検定を通過したとは驚きを禁じ得ない。

 この検定結果は4月9日の産経新聞に掲載されていたので、ざっと目を通してみたが、このような反日自虐的教科書を執筆している人は本当に日本人なのかと疑ってしまう。例えば、国際法を無視して行われた東京裁判史観に立った記述が多く、また支那で使われている反日教科書ではないかと見まちがえるような記述もあり、さらには社民党や共産党、極左暴力集団が使っている用語をそのまま使うなど、これでは、教科書とは言えず、社民党や共産党の機関誌と言えるのではないであろうか。このような教科書を執筆している人は、前の選挙で何党に投票し、次の選挙では何党に投票するつもりがあり、また普段は何党の政策を支持しているのか是非聞いて見たいものである。

 社民党や共産党が推進し、すでに問題ありとされている男らしさ女らしさを否定するジェンダーについて記述があるが、驚くべきことに昨年、日本中が拉致被害者の死亡という余りもむごい結果に震撼した北朝鮮による拉致事件に関する記述が1冊もないのである。これは執筆者は未だに、国家主権が侵され、同胞の命が奪われたことに対する認識が欠如していると言わざるを得ない。

 執筆者が、敢えて北朝鮮による拉致事件の記述を避けたのは、この事件により、国民の心が一つになって国を守る、国民を守るとは何かと考えるようになり、その気概が国民の中に湧き上がってきたことは良くないことであり、拉致事件をきっかけに国を愛する心などが高まっては困るとの思惑があるからに他ならない。

 このような執筆者は、教科書に、日本を貶め、世界で一番日本が悪く、このような残虐な国民はないとの記述をして、高校生を社民党、共産党、極左暴力集団の主張と同じような思想にさせようとしているのではなかろうか。

 今回検定を通過したという教科書には、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーが執筆陣に加わっている中学歴史教科書に関して、「近代史の見直しは人権意識の低さ」とか「その採択をめぐり大きな市民運動が起きたが、その教科書は採択されなかった」との記述があり、教科書が教科書を批判しているのである。

 教科書を出している出版社は何社あるか分からないが、サヨク勢力が、そのような出版社に深く浸透しているからであろう。であるから執筆者もサヨク思想の染まった者だけになるのは当然と言える。検定に合格した教科書でさえこんな有様であり、もし検定制度がなかったとしたら、どのような教科書が現れるであろうか。おそらく歴史教科書を執筆する人はいなくなり、支那で使用されている反日教科書の日本語訳版がそのまま使われるのでなかろうか。
(2003/04/09) 

この記事は「私の主張」第167号
  教科書を批判する教科書が検定合格
~社民党や共産党の機関誌となった歴史教科書~
としてHPに掲載されていたものです。

      

教科書への思想浸透を憂う

2002年03月28日 15時00分40秒 | 教科書問題
 教育にたずさわる教師が特定の政党を支持したり、イデオロギ-に凝り固まった考えを持ち授業を行えば、それの生徒に与える影響を考えると大変な恐ろしさを感ずる。

 わが国には日教組という左翼イデオロギ-に毒された団体があり、他の左翼団体に比べて運動方針が過激なものらしく、現に活動費の殆どは逮捕されたり、捜索を受けたときに組合員に支払われる見舞金などであるそうで、違法行為を行なわなければ、このような予算をあらかじめに組む必要などないのに教師の組合が、このようなことでは誠に困った事である。

 教師が偏向した考えを持っているとなれば困ったことだが、学校で使用する教科書も、特定のイデオロギ-に偏してしまっても困る問題である。ところが最近の学校で使用されている教科書には、ソ連のモスクワ放送と同じ主張が書れてあるなど、わが国はソ連によって教科書までも思想的な侵略を受けている恐るべき事態に陥っている。

 このようなソ連の巧みな教科書への思想浸透を憂いて、福井工業大学教授の森本真章氏などが「告発・ウソで固められた日本の教科書」等の本で、その分析を行ったり、「日本を守る国民会議」(加瀬俊一議長)が編さんした高校用歴史教科書「新偏日本史」を採択する学校があるなど大変喜ばしい事である。  

 ところが文部省が実態調査を行ったところ、日教組は「新偏日本史」を採択した学校に対して、さまざまな妨害をして、その採択を中止させたり、変更させたりしていると言う。まったく不当なものと言わざるを得ない。  

 日教組に言わせれば「新偏日本史」は偏向している言うかも知れないが、自らの主張と相反するものは、すべて悪いと決め付け、これを排除する事などは、わが国では絶対に許されない暴挙である。教科書の採択は、採択権を有する者の責任において行われるべきで、日教組など外部からの圧力によって変更される事のないように望む。
(1988/06) 

この記事は「私の主張」第80号
「教科書への思想浸透を憂う」
としてHPに掲載されていたものです。
なお、かなり前に書いたものであるため、作成日の記録が見
つからず、作成年月のみの記載となります。またアーカイブ
として作成年で登録するとエラーとなるため暫定的に2002年
3月に作成したものとして登録しています。