私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

朝日に石破長官の自閉隊発言を批判出来るか

2004年03月17日 21時30分34秒 | 偏向マスコミ
 石破防衛庁長官が、16日、東京都内のホテルで開かれた自民党議員のパーティーで「自衛隊は今まで、揶揄(やゆ)的に『自閉隊』と言われていた」「自閉症の子供の自閉と書いて自閉隊。分かってくれなくたっていいんだ、自分たちがやればいいんだということで、積極的にPRしてこなかったかも知れない」と語ったことに、朝日新聞は「自閉症の子供を例にひくこと自体が不適切ではないか、病気に対する認識不足ではないか、とする批判も上がっている」と批判をしている。

 自閉症の子供やその親、関係団体などから本当に批判があったのか。あるいは朝日だけが批判しているのか。また批判の声を上げて欲しいとの煽り記事なのか分からないが、朝日に石破長官の発言を批判する資格はあるのか。石破長官は「自閉隊」の「自閉」と話しただけでは、どのような字を書くか分からないので、「自閉症の子供の自閉」と言った訳であり、何も自閉症という病気に対する認識が不足していた訳でも、差別した発言でもあるまい。

 朝日新聞が今日まで反戦団体や、自衛隊廃止を主張する政党などと協力して反自衛隊キャンペーンを継続して行ってきた過去があり、自衛隊に対して言われなき批判を繰り返し、自衛隊の士気を喪失させて、自衛隊を文字通りの自閉隊にさせて来たではないか。しかし自衛隊は、「自分達の任務は誰も評価してくれないかもしれないが、何時かは分かってくれる時期が来る」として、そのような批判に耐えながら、黙々と任務に励んできた経緯があることをどう考えているのか。

 それなのに朝日は、自衛隊をそんな目に会わせてきた責任を何ら感ずることなく、石破長官の自閉隊発言を批判しているのですから話にならない。また石破長官のこの発言に対して「自衛隊に対して失礼ではないか」と言う人がいるかも知れないが、石破長官は自衛隊内部で言われていることを紹介しただけではないだろうか。それは、石破長官の「分かってくれなくたっていいんだ、自分たちがやればいいんだということで、積極的にPRしてこなかったかも知れない」との発言からして「これでは自衛隊ではなく自閉隊だなあ」と言いながらも自衛隊の方は、それでも任務を遂行したきたことを話したかったのではなかろうか。
(2004/03/17)

この記事は「今日のコラム」
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