【ハノイ時事】中国が石油掘削を始めた南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島海域で26日、ベトナムの漁船が中国の漁船から体当たりされて沈没した。漁民10人は他のベトナムの漁船が救出した。複数の地元メディアが伝えた。
5月に入ってからのベトナム船と中国船の問題で、沈没という事態は初めて。これを受けて対中関係はさらに緊張する可能性がある。
報道によると、沈没した漁船は、掘削施設から南南西約31キロの海域で中国の漁船約40隻に囲まれ、体当たりされた。ベトナム沿岸警備隊当局者は「現場は非常に緊迫した状況だ」と述べた。また、ベトナムの漁業監視船1隻も中国船10隻から囲まれて妨害行為を受け「重大な被害」を受けたという。(2014/05/26-23:12)
(時事通信)
(引用終了)
かっての戦争で、米国の犯した過ちとは日本と戦ったことであり、日本を降伏させて戦勝国になったものの、数年後には朝鮮戦争が勃発し、日本に駐留する米軍を国連軍として派遣せざるを得なくなり、その結果、多くの将兵を失うことになった訳で、東京裁判でA級戦犯として処刑された東條秀樹は「日本を潰したことで、米国は後悔することになるだろう」と語っていたことは正しかったのである。
米国にとって真の敵とは日本ではなく、悪魔のイデオロギーと言われる共産主義の台頭を防ぐことであったにも関わらず、戦争末期になって、ようやくそれに気づくものの、ソ連(当時)と言う共産主義国の侵略を許し、また支那共産党独裁国家を戦後とは言え建国させてしまったからであり、その後、米国と冷戦を戦ったソ連は崩壊し、ロシアと言う大統領制の連邦共和制国家となったが、支那共産党独裁国家はそのままで、今や世界中に迷惑を掛ける国にまでなっており、その侵略性は全世界を支配下にするまで止まることはないと言われている。
戦後の日本の犯した過ちの中で、最たるものは、支那に様々な援助をし強大な国にしてしまったことであり、もし、それをしなければ、支那は未だに東洋の貧しい国であったかも知れないし、今や周辺国すべてと問題を作りだして、やりたい放題の支那だが、共産党独裁国家との友好などあり得ないのに、あるかのように、要求に応じて援助をしてきたため、東南アジア諸国は、その脅威に晒されているのである。
国会において、集団的自衛権を行使するとかしないとか、憲法解釈の変更だとか、ゴタゴタしているが、支那の脅威は日本だけでなく、東南アジア諸国などにも迫っているにも関わらず、未だに行使に反対とか言っている連中は、支那の侵略を待ち望んでいるとしか思えない。
時事通信によれば、南シナ海のパラセル諸島海域で26日、ベトナムの漁船が、支那の漁船から体当たりされて沈没し、漁民10人は他のベトナムの漁船が救出したとのことで、現場は支那が石油掘削を始めた施設から南南西約31キロの海域で支那の漁船約40隻に囲まれ、体当たりされたようである。
確か支那政府はベトナム漁船から500回も体当たりされたとか言っていたが、ならば支那の漁船は10隻くらい沈没していても良さそうだが、まったく無事であれば、体当たりされているのではなく、体当たりをした回数が500回ではないのか。またベトナム側は体当たりされている様子の動画を公開しているが、なぜか支那は500回も体当たりされながら動画として記録していないのは不可解の何者でもない。
尖閣沖で支那漁船が海保の巡視船に体当たりをした時にも、支那は巡視船が支那漁船に体当たりしているイラストを公開し、日本を批判したが、当時の民主党政権はなぜかその動画を非公開としたことから、支那の批判があたかも正しいかのように思われたが、海上保安官の職を賭しての勇気ある行動であり、ネットに動画が公開されために支那の嘘が明るみになった訳である。
ベトナムの漁船を沈没させてまで、実効支配をしようとする支那だが、500回も体当たりされたなどと主張しても、それを信用する者はいないし、共産主義者であり、中華思想を持つ支那人とは平然と嘘をつく民族であり、そもそも嘘しかつけないので、決して信用してはならない。
支那は世界からどのような批判を浴びようとも、やると言ったことは様々な手段を講じてもやるだろうから、今日のベトナムは明日の尖閣だとして、備えが必要であり、未だに集団的自衛権の行使に反対している連中は尖閣を支那に奪われも良いと思っているのであろうか。これからの日本は軍事力の増強は急務であり、また集団的自衛権の行使を東南アジア諸国は待ち望んでいると確信している。
(2014/05/29)