医療従事者を空から激励 ブルーインパルスの快挙にSNS大反響
2020/05/30
航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」6機が29日、東京都心で披露した編隊飛行。新型コロナウイルスと戦う医療従事者に感謝の意を示す目的で、五輪絡み以外での都心飛行は初めてだった。街頭では大勢の人たちが写真に収め、会員制交流サイト(SNS)で賛辞が相次ぐなど異例の試みは大きな反響を呼んだ。
ブルーインパルスは昼過ぎに20分間、上空1千メートル前後を時速500~600キロで飛びながら各機が白いスモークを噴射し、青空に6本線を描いた。二百数十人の新型コロナ患者を受け入れてきた自衛隊中央病院(世田谷区)では医師、看護師らスタッフが外に出て空を見上げ、編隊が現れると約300人が「ありがとう」と手を振った。
(以下有料記事のため略・産経新聞)
写真上:新型コロナウイルス感染症への対応にあたる医療従事者への感謝を表すため、都心を飛行したブルーインパルス。多くの人たちがブルーインパルスを見ようとJR東京駅前に集まった=29日午後
写真下:ブルーインパルスの勇姿に喜び表す医療従事者
(引用終了)
5月28日の産経新聞の正論は、ジャーナリストである井上和彦氏による「新型コロナと戦う自衛隊の医療」であった。井上氏は感染者が出ていた横浜港に停泊中のクルーズ船内における自衛隊医官らによる様々な活動において、また多くの感染者を受け入れた自衛隊中央病院にあっても、自衛隊員には感染者を出していないことを紹介していた。
感染者を受け入れた病院の中には院内感染を出している所もあるのに、なぜ自衛隊だけは武漢肺炎ウイルス(新型コロナ)に立ち向かえることが出来たかと言えば、高度な防護能力を持っているからで、それを現場で徹底して実施したに他ならず、防護服一つとってみてもサリンなどの生物化学兵器にも対応出来るものだからではなかろうか。
朝食後に、いつものコーヒーを飲みながら、井上氏のこの正論を読んでいて、「クルーズ船や自衛隊中央病院において武漢肺炎ウイルスに感染した自衛隊員は皆無であったのか」と思わず声を出したところとあり、目の前にいた女房が「全然報道されていないね」と言うので、私が「偏向メディアには自衛隊の活躍を報道しない決まりでもあるようだな」と答えておいた。
自衛隊の武漢肺炎ウイルスの感染者に対する支援活動はまさに称賛すべきものだが、産経新聞によれば29日、航空自衛隊の「ブルーインパルス」6機が都心の上空を編隊飛行したそうであり、その感染者を受け入れ、戦っている医療従事者に感謝の意を示す目的とのことで、編隊が現れると何度も飛び跳ねて喜び表す方もいたようである。
「ブルーインパルス」の編隊飛行に関して批判的な見方もあるようだが、医療従事者だけでなく、武漢肺炎ウイルスのために外出もままならなかった国民に勇気と希望を与えたことは確かであろう。また都心の上空を編隊飛行したとなれば、都民の中には「ブルーインパルス」の勇姿を初めて見た方もいた筈だ。
反日サヨクと仲が良い偏向メディアの手に掛かるとなぜか批判されることが多い自衛隊だが、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います」との服務の宣誓をし、国家国民を守るために命を捧げる覚悟を持っている自衛隊員に常に感謝と敬意を示すことは常識だと思う日本国民が増えて欲しいものである。
(2020/06/01)
参考コラム:
ブルーインパルスと心に残る感謝の手紙(2003/02/11)